JP2000287410A - モ−タ−の冷却液温度管理方法 - Google Patents
モ−タ−の冷却液温度管理方法Info
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- JP2000287410A JP2000287410A JP11087325A JP8732599A JP2000287410A JP 2000287410 A JP2000287410 A JP 2000287410A JP 11087325 A JP11087325 A JP 11087325A JP 8732599 A JP8732599 A JP 8732599A JP 2000287410 A JP2000287410 A JP 2000287410A
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Abstract
温度調整する。 【解決手段】 電動モ−タ−のハウジングを冷却した冷
却液をタンク内に戻し、タンク内の冷却液の温度を温度
調整器により所望の温度域T℃から(To−t)℃に調
整し、これをポンプで再び電動モ−タ−に循環させる冷
却液の温度管理方法において、タンク内の冷却液の温度
調整器の加熱手段を常時作動状態とし、タンク内の研削
液の測定された温度Ti℃を測定し、該温度がToに達
した際は冷却液を冷却する温度調整器の冷却器を作動
(On)させて冷却液を冷却し、該温度が(To−t)
℃に達したら冷却器の作動を停止(Off)し、冷却液
が過冷却されるのを防ぐことを特徴とする、モ−タ−の
冷却液温度管理方法。
Description
研削盤、歯車研削板、4面直角出し研削盤、精密成形研
削盤、半導体製造に用いる研磨盤等において、ワ−クを
研削する際、あるいはワ−クを研磨する際のワ−ク寸法
精度をよくするために装置の温度管理がなされる際の電
動モ−タ−に循環して使用される冷却液の温度を管理す
る方法に関する。
砥石によりワ−クを研削する研削盤は知られている(特
開昭55−83567号、同59−59349号、同6
1−173851号、特開平4−13552号)。この
際、ワ−クの寸法精度を向上させるため、研削盤の各部
位において温度コントロ−ルが行なわれる。図4、図
5、図6、図7および図8で平面研削盤における温度コ
ントロ−ル方法を説明する。
ク、3は砥石、4は水平方向(X軸方向)に往復移動可
能なテ−ブル、5は作業台部、7は前後方向(Z軸方
向)に往復移動可能なサドル、8は操作盤、8bは砥石
上下切り込み手動パルス発生ハンドル、9はコラム、9
aはコラム内研削液取入口、9bはコラム内研削液取出
口、10は砥石頭、11は砥石軸、12は砥石3を垂直
方向(Y軸方向)に移動する昇降機構、13はモ−タ
−、14は螺合体、15は中空ネジ軸、17は安全保護
カバ−、18は研削液供給ノズル、19はフレ−ム、2
0'は研削液タンク、20aは研削液入り口、20bは
研削液出口、21はフィルタ−、22はポンプ、23は
砥石軸モ−タ−、24は砥石頭モ−タ−回転制御装置、
24a,24bは砥石頭前後送り中空ネジ、24a'は
中空ネジ研削液取入口、24b'は中空ネジ研削液出
口、25は油温度調整器、26は油圧装置、27はオイ
ルミスト潤滑エア−取入口、28は研削液高さ位置読取
窓、29は水冷チャック、30'は研削液温度調整器、
40は油圧タンク、41はポンプ、42はパイプ、50
は熱交換器、51はモ−タ−、52はポンプ、53はパ
イプである。
ため、再利用される。テ−ブル4上のミスト状態の研削
液、冷却した研削液はテ−ブルに設けられた孔を経てテ
−ブル下に設けられたフィルタ−21を通過し、タンク
20に貯えられ、温度調整器により所望の温度域(To
−t)℃に調整され、ポンプで再循環される。研削液
は、ワ−ク研削時の砥石の発熱、モ−タ−の発熱、テ−
ブルやコラムの移動による発熱を受けて温度が上昇する
ので、タンクに戻された段階で温度調整器で冷却し、所
望の温度域T℃から(To−t)℃に調整される。通
常、Toは研削盤が設置されている室温、tは1.0〜
2.0℃に設定される。研削液の温度をほぼ室温という
一定の温度域に保つ目的は、温度変化によるワ−クの熱
変位を防止し、高い研削精度を出すためである。
削するに先立ち、温度(To−t)℃の研削液wを研削
盤のコラムの両側面内、上下および前後送りネジ内、砥
石頭内の主軸回り、およびフレ−ム内を冷却するタンク
20'内の研削液をポンプ41を用いて循環させる。
においても、図9に示すように温度調整器を備えたタン
ク20'内の研磨剤スラリ−wをポンプ41を用いて研
磨パッド62を取付板61に貼付した研磨盤60の中空
スピンドル軸63内の研磨剤スラリ−供給管64に供給
し、パッド62の中央口64aよりワ−ク2面に供給
し、チャック4上のワ−クの研磨に供され、研磨に供さ
れたスラリ−は樋65に接続した管66を経てタンク2
0'に戻される(特開平7−52033号)。図9にお
いて、Mは電動モ−タ−、67は空気軸受、68はエア
−シリンダである。
寸法精度を出すために研削盤、研磨装置において、温度
調整された研削液、研磨剤スラリ−を装置の各部位に循
環させて装置の温度管理をなしている。しかし、装置の
中には、砥石や研磨パッドを回転させるスピンドル軸に
回転力を伝える電動モ−タ−23、Mも使用されてお
り、電動モ−タ−の駆動による発熱がスピンドル軸に伝
わらないように電動モ−タ−の温度管理もする必要があ
る。本発明は、研削盤、研磨装置等、電動モ−タ−を使
用する装置において、電動モ−タ−の温度調整方法を提
供する。
のハウジングを冷却した冷却液をタンク内に戻し、タン
ク内の冷却液の温度を温度調整器により所望の温度域T
℃から(To−t)℃に調整し、これをポンプで再び電
動モ−タ−に循環させる冷却液の温度管理方法におい
て、タンク内の冷却液の温度調整器の加熱手段を常時作
動状態とし、タンク内の研削液の測定された温度Ti℃
を測定し、該温度がToに達した際は冷却液を冷却する
温度調整器の冷却器を作動(On)させて冷却液を冷却
し、該温度が(To−t)℃に達したら冷却器の作動を
停止(Off)し、冷却液が過冷却されるのを防ぐこと
を特徴とする、モ−タ−の冷却液温度管理方法を提供す
るものである。
液を冷却するという観点から温度調整器の冷却器を常に
作動(On)状態とし、研削液の温度が(To−t)℃
になるとヒ−タ−を作動(On)させ、研削液の温度が
室温のTo℃に達するとヒ−タ−の作動を停止(Of
f)していた。しかしながら、従来の研削液の温度調整
方法では、研削液の温度が(To−t)℃になってヒ−
タ−を作動させてもしばらくの間は研削液の温度は低下
し、研削液の温度は設定した下限の温度(To−t)℃
よりもさらに2〜3℃低い温度に達してしまうことがし
ばしばあった。本発明は、モ−タ−の冷却液の温度調整
を上記のように冷却器が作動している状態でも常にヒ−
タ−を作動させるので、冷却液の温度が(To−t)℃
に達し、冷却器の作動が停止されてもヒ−タ−は作動し
ているので冷却液の温度が過冷却されることはなく、ワ
−クの超精密研削に適した温度調整システムが提供でき
た。
度調整も、研削液または研磨剤スラリ−をタンク内に戻
し、タンク内の液の温度を温度調整器30'により所望
の温度域T℃から(To−t)℃に調整し、この研削液
またはスラリ−をポンプで再びノズルまたは検波パッド
に循環させるに、タンク内の液の温度調整器の加熱手段
を常時作動状態とし、タンク内の液の測定された温度T
i℃を測定し、該温度がToに達した際は冷却液を冷却
する温度調整器の冷却器を作動(On)させて冷却液を
冷却し、該温度が(To−t)℃に達したら冷却器の作
動を停止(Off)し、冷却液が過冷却されるのを防ぐ
ようにすればより寸法精度の優れたワ−クが得られる。
明する。図1は別の態様の平面研削盤の平面図、図2は
その平面研削盤の電動モ−タ−部分の部分断面、図3は
温度調整器の断面図である。
研削装置、3は砥石、20は冷却液貯蔵タンク、23は
電動モ−タ−、231はハウジング、232は冷却液通
路、233は冷却液入口、234は冷却液出口、28は
研削液高さ位置読取窓、30は温度調整器である。
て、Rは冷却液、301は温度センサ、302はヒ−タ
−、303は温度スウィッチ、304は冷却器、305
は撹拌モ−タ−、306は撹拌翼、307はサ−ビスバ
ルブ、308はコンプレッサ−、309はモ−タ−、3
10はスウィッチ、311はコンデンサ、312はファ
ンモ−タ−、313はドライヤ−、314はソレノイド
バルブ、315はポンプである。
削するに先立ち、温度(To−t)℃の研削液wを研削
盤のコラムの両側面内、上下および前後送りネジ内、砥
石頭内の主軸回り、およびフレ−ム内を冷却するタンク
20内の研削液をポンプ41を用いて循環させる。タン
ク20'内の研削液は撹拌翼により撹拌される。同様に
電動モ−タ−23にタンク20内の冷却液をポンプ31
5で供給し、循環させる。温度T℃は室温、tは例えば
1.7℃とCPUに入力する。温度センサ301により
検出された温度が(To−t)℃域の温度を安定して示
すようになったら研削液をノズル18よりワ−ク表面に
供給しながらワ−クの研削を開始する。
ンサで読み取り、該センサ301より伝達315された
冷却液の温度TiがT℃に達するとスウィッチ310が
Onとなり、コンプレッサ−308のモ−タ−309を
稼動させ、冷却液Rは冷却器304で冷却され、温度は
下降する。冷却液の温度が下降し、センサ301より伝
達315された冷却液の温度が(To−t)℃に達する
とスウィッチ310がOffとなり、コンプレッサ−3
08のモ−タ−309の稼動が停止され、冷却器304
は作動しなくなり、冷却液の温度はヒ−タ−が常時On
となっていることと、電動モ−タ−を循環してきて若干
熱を帯びた冷却液がタンク内の冷却液に混合されること
により冷却液の温度は上昇に転じる。
と、スウィッチ310がOnとなり、コンプレッサ−3
08のモ−タ−309が稼動し、冷却液Rは冷却器30
4で冷却され、温度は下降する。以下、タンク20内の
冷却液の温度をセンサで計測し、上記の冷却器の作動の
Off、Onの操作を繰返して冷却液の温度TiをT℃
から(To−t)℃に保つ管理を行なう。同様にタンク
20'内の研削液の温度をセンサで計測し、上記の冷却
器の作動のOff、Onの操作を繰返して研削液の温度
をT℃から(To−t)℃に保つ管理を行なう。
削液wの温度の設定温度T℃は室温に設定した例を示し
たが、T℃はワ−クの種類により5℃の温度に設定して
もよいし、あるいは季節の室内変動温度差を考慮して室
温プラス1℃の温度に設定してもよい。
−ルとの混合溶液などが用いられる。
液の温度調整を、ワ−ク研削時、温度度調整器のヒ−タ
−を常時作動(On)させて加熱し、冷却器は冷却液の
温度が上昇し、設定上限のT℃に達すると作動(On)
し、冷却液の温度が低下して設定下限の(T−t)℃に
達すると冷却器の作動を停止(Off)させ、冷却液が
過冷却されないように温度管理するので、ワ−クの超精
密研削も可能である。
ット記載部分)が循環している部分を示す側面図であ
る。
ット記載部分)が循環している部分を示す上面図であ
る。
ット記載部分)が循環している部分を示す平面図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 電動モ−タ−のハウジングを冷却した冷
却液をタンク内に戻し、タンク内の冷却液の温度を温度
調整器により所望の温度域T℃から(To−t)℃に調
整し、これをポンプで再び電動モ−タ−に循環させる冷
却液の温度管理方法において、タンク内の冷却液の温度
調整器の加熱手段を常時作動状態とし、タンク内の研削
液の測定された温度Ti℃を測定し、該温度がToに達
した際は冷却液を冷却する温度調整器の冷却器を作動
(On)させて冷却液を冷却し、該温度が(To−t)
℃に達したら冷却器の作動を停止(Off)し、冷却液
が過冷却されるのを防ぐことを特徴とする、モ−タ−の
冷却液温度管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087325A JP2000287410A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | モ−タ−の冷却液温度管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087325A JP2000287410A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | モ−タ−の冷却液温度管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000287410A true JP2000287410A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13911721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11087325A Abandoned JP2000287410A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | モ−タ−の冷却液温度管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000287410A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-03-30 JP JP11087325A patent/JP2000287410A/ja not_active Abandoned
Cited By (12)
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JP7329535B2 (ja) | 2018-04-20 | 2023-08-18 | ルノー エス.ア.エス. | 電気機械を冷却するための装置およびそのような装置を備える電気機械 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A762 | Written abandonment of application |
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