JP2003291050A - 加工機械の温度制御方法及び装置 - Google Patents

加工機械の温度制御方法及び装置

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JP2003291050A JP2002092315A JP2002092315A JP2003291050A JP 2003291050 A JP2003291050 A JP 2003291050A JP 2002092315 A JP2002092315 A JP 2002092315A JP 2002092315 A JP2002092315 A JP 2002092315A JP 2003291050 A JP2003291050 A JP 2003291050A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工機械の全体を覆うカバー内部の温度制御
を精度よく安定して効率的に行う。 【解決手段】 ベッド上に工具を支持する工具支持装置
とワークを保持するワーク保持装置とを装架し、工具支
持装置とワーク保持装置とを相対的に移動させて工具に
よりワークを加工する加工機械の温度制御方法におい
て、加工機械の全体をカバーで覆い、カバーの内部を工
具がワークを加工する加工エリアと加工エリア以外の後
部エリアに区分し、加工エリアと後部エリアに温度調節
された送風エアを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、加工機械の温度を制御
する方法及びその方法を実施する装置に関するものであ
る。
【0001】
【従来の技術】従来、加工機械が、加工による発熱、駆
動モータの発熱及び設置場所の温度変化などにより熱変
形して加工精度が低下するのを防止するために、機械全
体をカバーで覆い、該カバーの内部にフロン等の冷媒を
使用した空調装置で温度調整した送風エアを供給するも
のがあった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、工
具がワークを加工して発熱量が多い加工エリアと加工エ
リア以外の後部エリアとを一つのカバーで覆っているの
で、温度変化が大きい加工エリアに温度調節された大量
の送風エアを供給し、容積は大きいが温度変化の小さい
後部エリアには小量の送風エアを供給しても送風エアは
両エリアを流通するため、カバー内の温度を目標温度に
効率的に制御することができなかった。また、主軸及び
可動部を駆動する駆動モータなども全体カバーで覆って
いたので、駆動モータから発生した熱を除去するために
大量の送風エアを供給しなければならない不具合があっ
た。さらに、送風エアの温度を制御する空調装置の冷媒
は気体で熱容量が小さいので、送風エアの温度制御が頻
繁に行なわれ、カバー内の温度が安定せず、且つ温度分
布が不均一になり、送風エアが当る部分が局部的に冷や
され、又は暖められ、機械温度が安定しない問題があっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ベッド上に
工具を支持する工具支持装置とワークを保持するワーク
保持装置とを装架し、前記工具支持装置と前記ワーク保
持装置とを相対的に移動させて工具によりワークを加工
する加工機械の温度制御方法において、前記加工機械の
全体をカバーで覆い、該カバーの内部を工具がワークを
加工する加工エリアと加工エリア以外の後部エリアに区
分し、該加工エリアと後部エリアに温度調節された送風
エアを供給することである。
【0004】請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載の加工機械の温度制御方法において、前記
温度調節された前記送風エアの流量は、前記加工エリア
の発熱部の発熱量に基づいて決められた加工エリア流量
と、前記後部エリアの発熱部の発熱量に基づいて決めら
れた後部エリア流量とからなる前記送風エアの流量であ
ることである。
【0005】請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請
求項2に記載の加工機械の温度制御方法において、前記
加工エリア流量と前記後部エリア流量を満たすために、
夫々の流速が前記加工エリアと前記後部エリアとで略等
しくなるよう決められた夫々の送風開口部断面積である
ことである。
【0006】請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請
求項3に記載の加工機械の温度制御方法において、前記
加工エリア流量と前記後部エリア流量を満たすための夫
々の流速は0.3m/s〜1.0m/sの範囲にある流
速のうちの略等しい流速であることである。
【0007】請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至4のいずれかに記載の加工機械の温度制御方
法において、前記温度調節された送風エアを前記加工エ
リアでは天井から供給するとともに前記工具支持装置に
向けて吹き付け、前記後部エリアでは天井から供給する
ことである。
【0008】請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至5のいずれかに記載の加工機械の温度制御方
法において、前記送風エアの温度調節をヒータ及び冷凍
機により温度制御された冷温水を冷媒とする空調機で行
なうことである。
【0009】請求項7に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至6のいずれかに記載の加工機械の温度制御方
法において、基準温度ブロックを前記ベッドの設置場所
と同じ条件の前記カバー外部の場所に設置し、該基準ブ
ロックの温度に基づいて前記送風エアを温度調節するこ
とである。
【0010】請求項8に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1乃至7のいずれかに記載の加工機械の温度制御方
法において、前記加工機械の可動部を駆動するモータを
取り囲んでカバー内部から隔離し、該モータが発生する
熱をカバー外部に排熱させるモータ隔離部をカバーに設
けたことである。
【0011】請求項9に係る発明の構成上の特徴は、ベ
ッド上に工具を支持する工具支持装置とワークを保持す
るワーク保持装置とを装架し、前記工具支持装置と前記
ワーク保持装置とを相対的に移動させて工具によりワー
クを加工する加工機械の温度制御装置において、前記加
工機械の全体をカバーで覆い、該カバーの内部を工具が
ワークを加工する加工エリアと加工エリア以外の後部エ
リアとに区分し、温度調節された送風エアを供給するエ
ア供給装置を設け、該エア供給装置を前記加工エリアと
後部エリアに夫々接続したことである。
【0012】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、工具によりワークを加工する加工
機械の温度制御方法において、加工機械全体を覆うカバ
ーの内部を工具がワークを加工する加工エリアと加工エ
リア以外の後部エリアとに区分し、加工エリアと後部エ
リアに温度調節された送風エアを必要な量だけ夫々供給
するようにしたので、各エリアに夫々必要な量の送風エ
アを供給することにより、加工機械の温度制御を精度よ
く安定して効率的に行うことができる。
【0013】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、温度調節された送風エアの流量を、加工エ
リアの発熱部の発熱量に基づいて決められた加工エリア
流量と、後部エリアの発熱部の発熱量に基づいて決めら
れた後部エリア流量としたので、加工エリア及び後部エ
リアの温度を略等しく制御することができる。
【0014】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、加工エリアと後部エリアに夫々必要な加工
エリア流量と後部エリア流量を満たし、且つ夫々の流速
が略等しくなるように、夫々の送風開口部断面積を決め
たので、簡単な構成により加工エリアと後部エリアとに
必要な流量の温度調節された送風エアを略等しい流速で
供給することができ、加工エリアと後部エリアに夫々位
置する機械部位の温度を略等しく制御することができ
る。
【0015】上記のように構成した請求項4に係る発明
においては、加工エリア流量と後部エリア流量を満たす
ための夫々の流速を、0.3m/s〜1.0m/sの範
囲の略等しい流速としたので、送風エアが乱流になる程
度を抑えることができ、各エリアの温度ムラを抑えて機
械温度が局部的に低下することを防止できる。
【0016】上記のように構成した請求項5に係る発明
においては、温度調節された送風エアを加工エリアでは
天井から供給するとともに工具支持装置に向けて吹き付
け、後部エリアでは天井から供給しているので、温度調
節された送風エアを各エリアに満遍なく供給し、加工熱
が工具を支持する工具支持装置に与える影響を除去し
て、加工熱による加工精度の低下を防止することができ
る。
【0017】上記のように構成した請求項6に係る発明
においては、加工エリアと後部エリアに夫々供給される
送風エアの温度をヒータ及び冷凍機により温度制御され
た冷温水を冷媒とする空調機で調節している。冷温水は
熱容量が大きいので、送風エアの温度変化を緩やかにし
てカバー内の温度分布を均一にし、機械の熱変位を小さ
くすることができる。
【0018】上記のように構成した請求項7に係る発明
においては、基準温度ブロックを加工機械のベッドの設
置場所と同じ条件のカバー外部の場所に設置し、この基
準ブロックの温度に基づいて前記送風エアの温度を調節
している。基準ブロックは加工による発熱及び駆動モー
タの発熱などの影響を受けることがなく、ベッドを設置
場所に放置した場合と略同じ温度になる。基準ブロック
の温度に基づいて温度調節された送風エアをカバー内部
に供給して機械の温度制御を行なっているので、ベッド
に対する機械各部の熱変位を小さくして加工精度を向上
することができる。
【0019】上記のように構成した請求項8に係る発明
においては、加工機械の可動部を駆動するモータをカバ
ーに設けたモータ隔離部で取り囲んでカバー内部から隔
離し、モータが発生する熱をカバーの外部に排熱してい
るので、モータの発熱の影響を受けることなく加工機械
の温度を高精度に制御することができる。特に、カバー
内を送風エアで冷房して加工機械の温度を制御する場合
は、加工機械の温度制御を効率的に行うことができる。
【0020】上記のように構成した請求項9に係る発明
においては、工具によりワークを加工する加工機械の温
度制御装置において、加工機械全体を覆うカバーの内部
を工具がワークを加工する加工エリアと加工エリア以外
の後部エリアとに区分し、加工エリアと後部エリアに温
度調節された送風エアを夫々供給するので、各エリアの
夫々必要な量の送風エアを供給することにより、加工機
械の温度制御を精度よく安定して効率的に行うことがで
きる。
【0021】
【実施の形態】以下、本発明に係る加工機械の温度制御
方法を実施する加工機械の温度制御装置の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1乃至3において、工場の
床面に掘られたピット1内に設置された加工機械である
マシニングセンタ2のベッド3上にはコラム4が水平面
内でZ軸方向に移動可能に支承され、ベッド3に回転可
能に軸承された送りネジ5を有する送りネジ機構及び送
りネジ5を回転駆動するサーボモータ6によりZ軸方向
に往復移動される。コラム4には、工具を支持する工具
支持装置としての主軸台7が上下のY軸方向に移動可能
に支承され、一対のサーボモータ8及び図略の送りネジ
機構によりY軸方向に移動される。主軸台7には先端に
工具Tが着脱自在に装着される主軸9がZ軸方向に軸承
され、主軸モータ19により回転駆動される。
【0022】ベッド3にはテーブル10がコラム4と対
向してX軸方向に水平面内で移動可能に装架され、一対
のサーボモータ11及び図略の送りネジ機構によりX軸
方向に往復移動されるようになっている。テーブル10
上にはチルトテーブル12がX軸と平行なA軸回りに回
動可能に支承され、サーボモータ13により旋回駆動さ
れる。チルトテーブル12上には、ワークを保持するワ
ーク保持装置としての回転テーブル14が回転可能に支
承され、サーボモータによりB軸回りに割出し回転され
るようになっている。回転テーブル14にはワークWが
取付けられるパレットPが着脱可能に装着され、回転テ
ーブル14と主軸台7とのX,Y,Z軸方向の相対移動
及びA,B軸回りの回転によりワークWが主軸9に装着
された工具Tにより加工される。
【0023】15はベッド3の前側にピット1内に設置
されたパレットチェンジャで、2個のパレット搬入出台
15a,15bがX軸方向に並んで設けられている。ワ
ークWの加工が完了すると、テーブル10がX軸方向に
移動され、A,B軸回りに原位置に割り出された回転テ
ーブル14を一方のパレット搬入出位置と整列する位置
に位置決めし、図略の搬入出装置が加工完了したワーク
Wを載置したパレットPを空のパレット搬入出位置に搬
出し、その後、テーブル10はX軸方向に移動されて回
転テーブル14を他方のパレットPが搬入出位置と整列
する位置に位置決めし、搬入出装置が次に加工するワー
クWを載置したパレットPを回転テーブル14上に搬入
する。
【0024】16は複数の工具Tを着脱可能に収納する
工具マガジンで、工具マガジン16は、図2に示すよう
に、ピット1内にコラム3の側方に設置されている。1
7はコラム3の上方に装着された工具交換装置で、コラ
ム3が工具マガジン16と整列する後退位置に後退さ
れ、工具ヘッド6が上方の工具交換位置に上昇されたと
き、次に使用する工具Tを工具マガジン16から取り出
し、使用済みの工具Tを主軸9から抜き出して両工具を
交換するようになっている。
【0025】20はマシニングセンタ2の全体を覆うカ
バーで、工具TがワークWを加工する加工エリア21と
加工エリア21以外の後部エリア22とに内部が区分さ
れている。即ち、カバー20の両側壁からコラム4の両
側壁に向かって前後仕切り板23a,23bが、ベッド
3の下端からコラム4の工具交換装置17の下方位置ま
で延在されている。前後仕切り板23a,23bの各内
縁はコラム4の両側面に夫々微少隙間を有して対向し、
後退端に位置するコラム4の前側が僅かに加工エリア2
1に露出する位置に設けられている。
【0026】前後仕切り板23a,23bの上端から上
下仕切り板24がテーブル10側に向けて水平方向に延
在され、上方に屈曲されてカバー20の天井に接続され
ている。上下仕切り板24の両端はカバー20の両側壁
に接続されている。上下仕切り板24にはコラム4が前
進するときに侵入する矩形穴25が前後仕切り板23
a,23bの内縁から連続して前方に形成されている。
コラム14の前面には矩形穴25の一部を閉鎖する庇板
26が、上下仕切り板24の上方に微小隙間を有して突
設されている。上下仕切り板24の上方には、庇板26
に当接して矩形穴25を閉鎖する開閉板27が装架さ
れ、開閉板27はカバー20の天井に固定されたシリン
ダ28のピストンロッドに連結されてシリンダ28に内
臓された圧縮スプリングのばね力により後方に付勢さ
れ、庇板26に当接されて矩形穴25を常時は閉鎖して
いる。開閉板27は、コラム4が後退端に位置したと
き、シリンダ28により前方に移動されて庇板26から
開離して矩形穴25を開放し、工具交換装置17による
工具交換を可能にしている。上下仕切り板24は開閉板
27の前方への移動を許容するために一部がテーブル1
0中央部分まで延在して上方に屈曲され、カバー20の
天井に接続されている。これによりカバー20の内部
は、前後仕切り板23a,23bより前方で、且つ上下
仕切り板24より下方の加工エリア21と、加工エリア
21以外の後部エリア22とに区分される。
【0027】カバー20の加工エリア21及び後部エリ
ア22に夫々対応する天井には、温度調節された送風エ
アを供給する開度を調整可能な各一対のポート30,3
1が両側に夫々開口されている。矩形穴25の両側縁の
下方には、矩形穴25内に侵入したコラム4の側面に上
方から下方に向けて送風エアを吹き付けるために多数の
エア穴が斜め下方に向けて開口された吹出しダクト32
が夫々配置され、各吹出しダクト32は前後仕切り板2
3a,23bに後端部を固定され、パイプによりカバー
20の天井に設けられた開度を調整可能なポート33に
接続されている。カバー20の天井の一方側に設けられ
たポート30,31,33はパイプ34により所定流量
の送風エアを送出する空調機35に接続され、他方側に
設けられたポート30,31,33はパイプ36により
空調機35に接続されている。
【0028】ポート30及び33の各開口部断面積は、
合計断面積が両ポート30,33から加工エリア21に
供給される送風エアの流量が加工エリア21の発熱部の
発熱量に基づいて決められた加工エリア流量を満たすと
ともに、ポート30,33の各開口部での流速が0.3
m/s〜1.0m/s、好ましくは0.4m/s〜0.
5m/sとなるように決められている。ポート31の開
口部断面積は、ポート31から後部エリア22に供給さ
れる送風エアの流量が後部エリア22の発熱部の発熱量
に基づいて決められた後部エリア流量を満たすととも
に、開口部での流速が0.3m/s〜1.0m/s、好
ましくは0.4m/s〜0.5m/sとなるように決め
られている。さらに、ポート30,31,33の各開口
部断面積は、夫々の開口部での流速が略等しくなるよう
に決められている。
【0029】カバー20には、コラム4及びテーブル1
0を駆動するサーボモータ6,11を夫々取り囲むトン
ネル状のモータ隔離部40,41が設けられ、サーボモ
ータ6,11が発生する熱をサーボモータ6,11の後
端部に設けられたファンによってカバー20の外部に排
熱するようになっている。42は主軸台7を駆動するサ
ーボモータ8を取り囲み、且つ主軸7を回転駆動する主
軸モータ19が発生する熱を収集するようにコラム4上
方を覆う排熱カバーで、カバー20の天井にZ軸方向に
穿設された長穴43を覆う巻取り式カバー44を貫通し
てカバー外部に開口している。巻取り式カバー44の中
央部分は排熱カバー42の周囲に気密を保って固定さ
れ、両端は長穴43のZ軸方向の両端部に装着された巻
取り装置45に巻き取られ、コラム4の移動に伴う排熱
カバー42のZ方向移動に追従して移動する。
【0030】46は基準温度ブロックで、マシニングセ
ンタ2のベッド3が設置されているピット1のカバー2
0の外部に設置されている。これにより基準ブロック4
6の設置場所はカバー20の内部であるか外部であるか
の違い以外の点では、ベッド3の設定場所と同じ条件で
ある。基準ブロック46の内部温度は温度計47により
測定され、その内部温度に基づいてカバー20に供給さ
れる送風エアの温度が調節される。基準ブロック46は
加工による発熱及び駆動モータの発熱などの影響を受け
ることがなく、ベッド3をピット1内に放置した場合と
略同じ温度になる。
【0031】50はカバー20の天井に加工エリア21
の前方両側の設けられたポートで、バキュームポンプ5
1にパイプ52で接続され、クーラントミスト、切粉等
の粉塵を含んだ加工エリア21内のエアをバキュームポ
ンプ51で吸い出してフィルタにより濾過してカバー2
0の外部に排出する。カバー20の前面には、パレット
Pをテーブル10とパレットチェンジャ15との間で搬
入出するための搬入出口53が設けられ、開閉カバー5
4により開閉されるようになっている。55は工具Tに
よるワークWの加工によって生じる切粉をクーラントと
分離して回収する切粉回収装置である。切粉はテーブル
10の下方でベッド1に設けられたスクリュウコンベア
により切粉回収装置55に排出される。
【0032】カバー20内に供給される送風エアを温度
調節する空調機35は、図4に示すように、冷温水を冷
媒とする熱交換器60により送風エアを冷却又は加熱し
て温度調節し、温度調節された所定流量の送風エアを送
風機66によりパイプ34,36に送出するエア温度調
節部61及び熱交換器60を循環する冷温水の温度を制
御する冷温水温度調節部62及び制御装置68を含んで
いる。冷温水温度調節部62は、冷温水を収容するタン
ク63、タンク63内の冷温水を冷却する冷凍機64、
過熱する電気ヒータ65を有する。タンク63内で温度
制御された冷温水はポンプ65により汲み上げられて熱
交換器60に送られ、空調機35内の送風エアを温度調
節してタンク63に戻る。タンクとポンプ65との間に
は熱交換器60に送出される水量を調整する流量制御弁
67が介在されている。
【0033】制御回路68には、温度計47により測定
された基準ブロック46の内部温度Ts及び工場内の温度
Trが温度計47,70により夫々測定されて入力され、
制御回路68は、基準ブロック46の内部温度Tsをエア
目標温度Tatとし、エア目標温度Tatと工場内温度Trとに
基づいて熱交換器60を循環する冷温水の冷温水目標温
度Twtを算出する。タンク63内の冷温水の温度Twが温
度計71により測定されて制御回路68に入力され、冷
温水目標温度Twtと冷温水実測温度Twとの差に基づいて
冷凍機64、電気ヒータ65をオンオフ制御して冷温水
の温度を目標温度Twtに制御する。制御装置68にはエ
ア温度調節部61から送風機66により送出された送風
エアの温度Taが温度計69により測定されて入力され、
制御装置68はエア実測温度Taとエア目標温度Tatとの
差に応じて流量調整弁67の開度を制御し、熱交換器6
0を循環する冷温水の流量を制御してカバー20内に供
給する送風エアの温度を目標温度Tatに調節する。
【0034】次に、本発明に係る工作機械の温度制御方
法の実施形態を上述の装置の実施形態の作動とともに説
明する。回転テーブル14上にクランプされたパレット
Pに取り付けられたワークWと主軸9に装着された工具
Tとは、サーボモータ6,8,11によるコラム4、主
軸台7、テーブル10のX,Y,Z軸方向の移動、サー
ボモータ13によるチルトテーブル12の旋回及び図略
のサーボモータによる回転テーブル14の回転により相
対的に移動され、工作物Wが工具Tにより加工される。
加工エリア21及び後部エリア22には、空調機35に
より温度調整された送風エアがパイプ34,36を通っ
てポート30,31から夫々供給される。温度調整され
た送風エアはパイプ34,36を通ってポート33を経
て各吹出しダクト32からコラム4の両側面に向けて吹
き付けられる。加工エリア21内のクーラントミスト、
切粉等の粉塵を含んだエアはバキュームポンプ51で吸
い出され、フィルタにより濾過されてカバー20の外部
に排出される。
【0035】基準ブロック46の内部温度が温度計47
により測定されて目標温度Tatとして制御回路68に入
力され、空調機35のエア温度調節部61から送出され
た送風エアの温度Taが温度計69により測定されて制御
回路68に入力される。制御回路68は目標温度Tatと
エア実測温度Taとの差に基づいて流量制御弁67を開閉
し、熱交換器60を循環する水量を制御してエア実測温
度Taがエア目標温度Tatになるように制御する。エア目
標温度Tatに調節された送風エアが加工エリア21、後
部エリア22にポート30,31から供給され、両エリ
ア21,22内の温度がTatに維持されてマシニングセ
ンタ2のコラム4、テーブル10などの機械温度がTat
になる。機械温度Tmはコラム4等に取り付けられた温度
計48により測定され、機械温度Tmとエア目標温度Tat
との差が設定値以下になると制御装置68は加工準備完
了信号を図略の数値制御装置に送出する。
【0036】工場内温度Tr及び基準温度Tsが、一例とし
て図5に示すように変化した場合、上記工作機械の温度
制御方法により目標温度Tatに制御された送風エアを加
工エリア流量及び後部エリア流量づつ加工エリア21及
び後部エリア22に夫々供給した結果、頭書は基準温度
Tsから乖離していた加工エリア21及び後部エリア22
内の温度延いては機械温度Tmが時間の経過とともに基準
温度Tsに良好に追従し、マシニングセンタ2のベッド
3、コラム4、テーブル10等の各部位の温度が基準温
度Tsと略等しくなって熱変形が減少し、加工精度が極め
て向上した。そして、各ポート30,31,33の開口
部での送風エアの流速を0.3m/s〜1.0m/sの
範囲にある流速のうちの略等しい流速として、送風エア
が乱流になる程度を抑えるとともに、送風エアによる機
械各部位の冷却態様を同様にしたので、加工エリア21
及び後部エリア22内の温度ムラを抑えることができて
機械温度が局部的に低下することを防止できる。特に、
各ポート30,31,33の開口部での送風エアの流速
を0.4m/s〜0.5m/sの範囲内で略等しくする
と、加工エリア21及び後部エリア22内の各所での温
度ムラを極めて小さくすることができた。
【0037】機械温度Tmを基準ブロック46の内部温度
に早く近づけるために、カバーに供給される送風エアの
目標温度を、基準ブロック46の内部温度が工場内温度
Trより低い場合は、エア目標温度Tatを基準ブロック4
6の内部温度より若干低く、高い場合は若干高く設定し
てもよい。
【0038】空調機35から送出される送風エアの量を
ウォームアップ時は多く、定常状態時には少なくするよ
うに制御してもよい。また、加工エリア21及び後部エ
リア22の各天井に開口されたポート30,31に流量
制御弁を設け、この流量制御弁を手動又は自動で開度を
調整して各エリア21,22に供給される送風エアの量
を調整するようにしてもよい。
【0039】研削盤、旋盤、フライス盤等の工作機械及
びレーザ加工機などに本発明に係る加工機械の温度制御
装置を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る工作機械の温度制御装置の実施
形態の側面断面図。
【図2】 図1のA−A断面図。
【図3】 工作機械の温度制御装置の外観斜視図。
【図4】 空調機を説明する図。
【図5】 各所の温度変化の実測値を示すグラフ。
【符号の説明】
1・・・ピット、2・・・マシニングセンタ、3・・・
ベッド、4・・・コラム、6,8,11・・・サーボモ
ータ、7・・・主軸台、9・・・主軸、10・・・テー
ブル、15・・・パレットチェンジャ、19・・・主軸
モータ、20・・・カバー、21・・・加工エリア、2
2・・・後部エリア、32・・・吹出しダクト、35・
・・空調機、34,36・・・パイプ、35・・・空調
機、40,41・・・モータ隔離部、42・・・排熱カ
バー、46・・・基準温度ブロック、47,69,7
0,71・・・温度計、61・・・エア温度調節部、6
2・・・冷温水温度調節部、64・・・冷凍機、65・
・・電気ヒータ、67・・・流量制御弁、68・・・制
御装置、W・・・ワーク、T・・・工具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯松 睦雄 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド上に工具を支持する工具支持装置
    とワークを保持するワーク保持装置とを装架し、前記工
    具支持装置と前記ワーク保持装置とを相対的に移動させ
    て工具によりワークを加工する加工機械の温度制御方法
    において、前記加工機械の全体をカバーで覆い、該カバ
    ーの内部を工具がワークを加工する加工エリアと加工エ
    リア以外の後部エリアに区分し、該加工エリアと後部エ
    リアに温度調節された送風エアを供給することを特徴と
    する加工機械の温度制御方法。
  2. 【請求項2】 前記温度調節された前記送風エアの流量
    は、前記加工エリアの発熱部の発熱量に基づいて決めら
    れた加工エリア流量と、前記後部エリアの発熱部の発熱
    量に基づいて決められた後部エリア流量とからなる前記
    送風エアの流量であることを特徴とする請求項1に記載
    の加工機械の温度制御方法。
  3. 【請求項3】 前記加工エリア流量と前記後部エリア流
    量を満たすために、夫々の流速が前記加工エリアと前記
    後部エリアとで略等しくなるよう決められた夫々の送風
    開口部断面積であることを特徴とする請求項2に記載の
    加工機械の温度制御方法。
  4. 【請求項4】 前記加工エリア流量と前記後部エリア流
    量を満たすための夫々の流速は0.3m/s〜1.0m
    /sの範囲にある流速のうちの略等しい流速であること
    を特徴とする請求項3に記載の加工機械の温度制御方
    法。
  5. 【請求項5】 前記温度調節された送風エアを前記加工
    エリアでは天井から供給するとともに前記工具支持装置
    に向けて吹き付け、前記後部エリアでは天井から供給す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    加工機械の温度制御方法。
  6. 【請求項6】 前記送風エアの温度調節をヒータ及び冷
    凍機により温度制御された冷温水を冷媒とする空調機で
    行なうことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
    載の加工機械の温度制御方法。
  7. 【請求項7】 基準温度ブロックを前記ベッドの設置場
    所と同じ条件の前記カバー外部の場所に設置し、該基準
    ブロックの温度に基づいて前記送風エアを温度調節する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の加
    工機械の温度制御方法。
  8. 【請求項8】 前記加工機械の可動部を駆動するモータ
    を取り囲んでカバー内部から隔離し、該モータが発生す
    る熱をカバー外部に排熱させるモータ隔離部をカバーに
    設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記
    載の加工機械の温度制御方法。
  9. 【請求項9】 ベッド上に工具を支持する工具支持装置
    とワークを保持するワーク保持装置とを装架し、前記工
    具支持装置と前記ワーク保持装置とを相対的に移動させ
    て工具によりワークを加工する加工機械の温度制御装置
    において、前記加工機械の全体をカバーで覆い、該カバ
    ーの内部を工具がワークを加工する加工エリアと加工エ
    リア以外の後部エリアとに区分し、温度調節された送風
    エアを供給するエア供給装置を設け、該エア供給装置を
    前記加工エリアと後部エリアに夫々接続したことを特徴
    とする加工機械の温度制御装置。 【発明の属する技術分野】
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