JPS63144916A - 精密加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は治具ポーラ、治具グラインダ、マシニングセッ
タ、ワイヤｆｌｌ電加工機又は型彫放電加工機等により
形成される精密加工装置に関する。

〔従来技術及び問題点〕

従来ｔＩｌ電加工機等を恒温室に設置した精密加工装置
が知られている。これは室温を一定に維持することによ
り機械の熱変形を防ぎ、それによる加工精度を高く維持
しようとするものである。しかしながら室内の加工機械
は、鋳鉄或いは非鉄金属で作られ、空気とは比熱、熱容
量が１０００倍程麿も差異があり、このため室温をあす
御しても、機械の温度変化はすぐには現われず、加工機
械を一定温度に維持することは極めて困難で、機械の温
度変化を成る範囲で許容することになり、加工精度の低
下は免れなかった。

〔問題点の解決手段〕

本発明は前記従来の点に鑑みて提案されたもので、一定
温度を維持できるように形成された加工室内に設置され
た加工機械に温度制御Ｉ？Ｔｉを循環して温度ａｉｌ制
御する循ｔｍ装置を設け、該循環装置の制御液湿度、又
は前記加工機械の温度に近付けるよう前記加工室内を加
熱冷却する室温制御１］装置を設けたことにより機械と
室温を等温に制御することを特徴とするものである。又
循環装置に液温制御装置を設け、制御液の温度制御を行
なって機械を一定温度に維持制御することを特徴とする
。

〔実施例〕

以下図面の一実施例により本発明を説明する。

第１図に於て、１は一定温度を維持できるように形成さ
れた加工室で、壁面には断熱、防音材、必要に応じて電
波遮蔽材等で構成されている。２は室内に出入用の密閉
式扉、３は加工室内に設置された加工義賊で、例えばワ
イヤカット放電加工機である。４は加工液循環装置で機
械の加工部分に水加工液を噴流供給すると共に、機械３
のコラム、ヘッド等の構造部分に熱交換器の手段を設け
て循環冷却する。５は加工液循環装置の加工液温度制御
２０装置、６は加工室１の室内制御をするエアコン装置
、７は加工液循環装置４の液温により前記エアコン装置
６を制御し、室温が液温に近付くよう制御する温度制御
装置である。

ワイヤカット放電加工機に於ては水を加工液とし、これ
を加工部分に循環させるが、同時に機械の構造部分にも
循環して温度制御液として利用することができる。液体
は金属類と比熱、熱容量等が近似して、循環する制御液
と機械とは迅速にほぼ等温に制御することができる。循
環装置４によって機械３を循環する制御液はその温度を
温度υ制御装置７によって検出される。液温検出は温度
センサを循環装ｄ４に挿入してもよく、循環装置４の制
御液を温度制御装置７に循環させて液温検出するように
してもよい。澗度制′ａ装置７はメモリを有し、プリセ
ットした温度を記憶すると共に表示し、その設定温度に
制御液及び室温を制御するように作動する。循環装置４
から検出した制御液温度により、エアコン装置６を駆動
して加工室１の温度を前記制御液温度に近付けるよう制
御すると共に、制御液の温度を設定した温度と比較して
液；温制御装置５を制御し、循環装置４により循環され
る制御液が常に設定温度に維持されるよ・う温度制御す
る。

このようにして温度制御液によって温度制御される加工
機械３は制御液とほぼ等温に制（２ｉＩ帷持され、この
制御液温度を温度１ｉＩＪ御装置７が検出してエアコン
装置６を駆動し加工室温度を前記制御液温度に近付ける
よう制御するから、室温制御は容易で加工機械３は室温
と近似した温度を維持し熱変形を防止して高精度の精密
加工を行なうことができる。又、温度制御装置７に予定
する基準湿度をプリセットしておき、加工機械の制御液
温度を前記基準値と比較しながら制御液温度制御装置５
を駆動制御し制御液を設定温度に制御することによって
加工機械を所定温度に維持すると共に加工室内温度を所
定に維持することができる。

第２図は温度制御液の循環装置４を加工室１外に配欝し
た実施例で、第１図と同符号は同一部分示す。加工機械
３を循環する制御２ＩＩ液の液温は機械の流入、流出バ
イブ８．９から検出し、温度制御装置７により制御する
ようにしている。

第３図は、加工室内温度制御装置として、室内湿度調整
塔を設けた実施例である。１０が室温調整塔で、内部に
コイル状冷却ユニット１１を有し、これにポンプ１２で
循環装置４内の制御液を循環させ、塔の下方吸入ポート
から吸入した空気を冷やし上方の噴出口から噴出して空
白温度制御する。１３は循環装置４内の制御液の温度を
検出するセンサで、検出信号により液温制御装置５が作
動して循環装置５内冷却ユニツト１４により制御液の温
度制１２１１する。室内に設置した機械は研削盤を示し
、マグネットベースに固定した被加工物を主軸ヘッドに
支持した回転砥石により精密研削する。研削盤の主軸、
コラム、ベッド等には制御液を循環冷部する冷却ユニッ
トが設けてあり、これに循環装置４によって１Ｉｌｌ　
ｍＩ液を循環させて冷Ｗ、又は加熱する。

尚、温度制御液には研削加工液を兼用でき、又他の液を
利用することができる。

以上の装置によっても循環装置４内の制御液を液温ｔＴ
ＩＩＩＩ］装置５によって一定温度に制御し研削盤１５
を定温度制御でき、又制Ｏ１Ｉ液を室温調整塔１０に循
環させ、内部冷却ユニットに室内空気を接触させながら
吸入噴出させて加工室１内の温度１ＩＩＩ御を行なうか
ら研削盤温度を一定に、維持できると共に、その温度に
１Ｊロ工室内温度を近付けて一定に維持させることがで
きる。

尚、加工室内の温Ｍ制御する装置は、前記エアコン装置
６、空温調整塔の他に加工室内の壁面に加熱、冷却ユニ
ツ］・を設ける等の任意の装置を利用することができる
。又制御液の温度制御は液温を直接検出するものに限ら
ず、機械装置の温度を検出して制御液温度制御すること
ができる。又制御液は、機械の潤滑液、電気加工の加工
液、切削研削用の加工液、その他を用いることができ、
又加工液、切削液等と全く関係のない水、油笠の制御液
を利用することができる。

（発明の効果） 以上のように本発明は、一定温度を維持できるように形
成された加工室内に設置された加工機械を制御液を循環
して温度制御する循環装置を設け、該循環装置の制御液
温度又は前記加工機械の温度に近付けるよう前記加工室
内を加熱冷７Ｊ］する室温制ＯＩｌ装置を設けたもので
あるから、熱容量等が近似する制御液によって加工機械
は迅速に温度制御され、又加工室内は制御液の液温に近
付けるよう空温制御され、加工機械と加工室内温度は常
に接近し一定温度に容易に制御することができる。又温
度制りＩＩ液の循環装置に液温制ｒＪＤ装置を設け、制
御液をプリセットした基準温度に温度制御することによ
って、加工機械も加工室内温度も常に設定した一定温度
に制御することができ、これにより機械の熱変形を防ぎ
、機械の加工精度を高く維持した加工を行なうことがで
きる。従って本発明によれば、治具ポーラ、治具グライ
ンダ、マシニングセンタ、ワイヤカット放電加工機、型
彫放電加工機、レーザ加工機等の精密加工機械の加工精
度を向上することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例構成図、第２図及び第３図は
他の実施例構成図である。 １・・・・・・・・・加工室 ３・・・・・・・・・加工機械 ４・・・・・・・・・制御液循環装置 ５・・・・・・・・・制御液温度制御装置６・・・・・
・・・・エアコン装置 １・・・・・・・・・温度制御装置 一一 日へ へ 六

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）一定温度を維持できるように形成された加工室と
   、該加工室内に設置された加工機械と、該加工機械に温
   度制御液を循環して温度制御する循環装置と、該循環装
   置の制御液温度又は前記加工機械の温度に近付けるよう
   前記加工室内を加熱冷却する室温制御装置とを設けたこ
   とを特徴とする精密加工装置。
2. （２）液温制御装置を具備した制御液循環装置を設けた
   特許請求の範囲第１項に記載の精密加工装置。