JP3803511B2 - 局所カバーを備えた研削盤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、砥石車による工作物の研削部に供給したクーラントの飛散を防止するカバーをベッドに設けた研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の研削盤では、例えば実公昭63−34839号公報に示すように、クーラントの飛沫が機外に漏れないようにするために装置全体を覆う全体カバー方式を採用し、下方に流れるクーラントを受けて集める下部カバーはベッドの一部により形成している。またクーラントは、その温度変化によるベッドの熱変位を低減するために温度管理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような全体カバー方式の研削盤では、砥石台、主軸台などを含む装置全体がクーラントが飛散する環境にさらされ、多くの部分にクーラントの侵入を防止するためのシール機構を設ける必要があるので構造が複雑になる。また、ベッド全体にクーラントが流れるので、クーラントの全量が多くなるとともにこれを収容する収容槽35の容量も大きくなり、このクーラントはたとえ温度管理を行っていても加工熱を吸収して多少の温度変化はあり、これによりベッドの温度も変化するのでベッドに熱変位を生じて加工精度に悪影響を及ぼすおそれもある。本発明はこのような各問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明による局所カバーを備えた研削盤は、ベッド上に設けられ主軸モータにより回転駆動される主軸の先端に工作物を取り付けるチャックを設けた主軸台と、前記ベッド上に前記工作物に向かう方向に移動可能に案内支持されて送りモータにより往復駆動されると共に同工作物に向かって突出する突出部に砥石モータにより回転駆動される砥石車を支持する砥石台を備えてなり、前記砥石車による前記工作物の研削部をクーラントにより冷却してなる研削盤において、前記工作物と砥石車とこれらの支持部分を囲んで前記クーラントの飛散を防止する局所カバーを前記ベッド上の一部に取り付け、前記主軸台は前記主軸モータを前記局所カバーの外側に位置させると共に同主軸台の同局所カバーを貫通する部分には前記クーラントのもれを防止するシール構造を設け、前記砥石台はその案内支持部と往復駆動用の送りモータを前記局所カバーの外側に位置させると共に同砥石台の突出部は前記クーラントのもれを防止する摺動シール構造を通して同局所カバー内に挿入したことを特徴とするものである。局所カバーは工作物と砥石車とこれらの支持部分を囲んでベッド上の一部に設け、主軸台は主軸モータが、また砥石台はその案内支持部と往復駆動用の送りモータが局所カバーの外側に位置しているので、飛散する範囲が局所カバー内に限られる研削部からのクーラントの飛沫が、主軸モータや砥石台の案内支持部や送りモータ付近にまで達することはない。また局所カバー内に限られるクーラントが飛散される範囲は狭いので、クーラントの全量が少なくなると共にクーラントの温度変化に伴うベッドの温度変化も少なくなる。
【0005】
請求項1の発明は、請求項2の発明に示すように、局所カバーをベッド上に固定され使用されて下方に流れるクーラントを受けて集める下部カバーと、この下部カバーの上側を覆う上部カバーよりなるものとし、ベッドは必要最小限の位置において下部カバーを支持して同下部カバーとの接触面積を小さくするのがよい。このようにすれば、クーラントの温度がベッドに伝達されることが少なくなるので、クーラントの温度変化に伴うベッドの温度変化は一層少なくなる。
【0006】
請求項1及び請求項2の発明は、請求項3に示すように、砥石台及びそれより突出する突出部内に、砥石車の支持部及び砥石モータに必要な作動流体及び配線を通す孔を形成することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、本発明による局所カバーを備えた研削盤の1つの実施の形態を示す。この実施の形態のベッド10上には、工作物Wを取り付けるチャック21を先端に有する主軸台20と、工作物Wを研削加工する砥石車Gを先端に設けた砥石台15と、砥石車Gを整形するツルーイング装置25と、工作物Wを計測する定寸装置26が設けられ、また工作物Wを含む主軸台20の先端部と砥石車Gを含む砥石台15の先端部とツルーイング装置25と定寸装置26を囲む局所カバー30がベッド10上の一部に設けられている。
【0009】
図1に示すように、ベッド10上に設置された主軸台20は主軸モータにより回転駆動される水平な主軸(何れも図示省略)を有し、主軸の先端には軸承部20aより突出するチャック21が設けられている。この実施の形態の工作物Wは、軸部Waと2つのクランクピン部Wbよりなるロータリコンプレッサのクランクシャフトであり、その軸部Waはチャック21により主軸と同軸的に把持されている。
【0010】
砥石台15は、図1〜図3に示すように、固定ベース11及び中間ベース12を介して、主軸台20の主軸と直交する水平なX方向と主軸と平行なZ方向に往復動可能にベッド10上に支持されている。ベッド10上に固定された固定ベース11にZ方向往復動可能に案内支持された中間ベース12は、固定ベース11に回転のみ可能に支持されてサーボモータ14により回転駆動されるボールねじ13と、中間ベース12の下面に固定されてボールねじ13と螺合するボールナット13aにより往復動される。中間ベース12は、図3に示すようにX方向に延びる略U字断面形状で、その上側はモータ取り付けベース12aにより連結されている。中間ベース12の内面両側に形成された1対の案内溝12bには、砥石台15の両側から一体的に突出する1対のレール15aが摺動可能に係合され、これにより砥石台15はX方向に往復動可能に中間ベース12に案内支持される。案内溝12bとレール15aの間の上下及び両側の摺動面は、加圧された潤滑油が供給される静圧案内面である。
【0011】
主として図1及び図2に示すように、砥石台15には、主軸台20のチャック21に支持される工作物Wに向かって突出する突出部15bが一体的に形成され、この突出部15bの先端にはZ方向と平行な砥石軸(図示省略)を回転自在に支持する軸受部15cが固定されている。この砥石軸の一端に取り付けられた砥石車Gは工作物Wと対向する側を除きカバー22により覆われ、軸受部15cの反対側に取り付けられた砥石モータ19により回転駆動される。
【0012】
主として図2及び図3に示すように、砥石台15は、その上面に固定した2次モータ要素16bとモータ取り付けベース12aの下面に固定した1次モータ要素16aよりなるリニアモータ(送りモータ)16により、砥石車Gが工作物Wに当接してこれを研削加工する前進位置(実線参照)と砥石車Gが工作物Wから離隔する後退位置(二点鎖線Ga参照)の間で、中間ベース12に対しX方向に往復動される。1次モータ要素16aは電磁コイルであり、2次モータ要素16bは磁石板であり、X方向の長さは1次モータ要素16aの方が2次モータ要素16bよりも短い。この実施の形態では、砥石台15が最前進位置(図2の実線参照)にある状態では1次モータ要素16aはX方向の全長において2次モータ要素16bと対向しているが、砥石台15が最後退位置(図2の二点鎖線15d参照)にある状態では1次モータ要素16aの前部の一部が2次モータ要素16bから外れるようになっている。
【0013】
図3に示すように、砥石台15には長手方向(X方向)に貫通する複数の孔17a,17bが形成されている。大きい方の孔17aは砥石モータ19に給電するための配線を通すものであり、小さい方の複数の孔17bは砥石車Gを設けた砥石軸の軸受面及び中間ベース12と砥石台15の間の静圧案内面に潤滑油を供給する管路である。砥石台15の後端部は孔17bに潤滑油を供給するジョイント17cが設けられている。
【0014】
ベッド10上に設置したツルーイング装置25は、砥石台15をX方向及びZ方向に移動させて砥石車Gを二点鎖線Gbに示す位置とした状態で、回転駆動されるツルア25aにより砥石車Gの研削面を整形するものである。また定寸装置26は、ベッド10上に設置した支持台26aとこれにより進退可能に支持された検出ヘッド26bよりなり、砥石車Gにより研削加工された工作物Wのピン部Wbの外周面を間接定寸またはポストプロセスで計測するものである。
【0015】
局所カバー30は、図1及び図2に示すように、ベッド10上の一部に固定される下部カバー31とその上側を覆う上部カバー32よりなるもので、主軸台20は軸承部20aより先の部分だけが、また砥石台15は突出部15bの途中より先の部分だけが局所カバー30の内部に位置している。下部カバー31には、四周に上向きフランジ部31aが、また底面に排出筒部31b及び開口31cが形成されている。ベッド10は下部カバー31を支持する部分及び開口31cの周辺部を除き下部カバー31との間に隙間を設けて、下部カバー31との間の熱伝達を極力少なくしている。開口31cはツルーイング装置25及び定寸装置26をベッド10上に直接取り付けるためのものである。下部カバー31は研削部を冷却して下方に流れ落ちるクーラントを受けて集めるもので、その下側には排出筒部31bから排出されるクーラントを収容槽35に導く案内樋34が取り付けられている。
【0016】
上部カバー32は研削部に供給されたクーラントの飛沫が外部に飛散するのを防止するためのもので、その下縁は下部カバー31四周部のフランジ部31aの内側にはめ込まれている。主軸台20は、主軸を回転駆動する主軸モータ部分を局所カバー30の外側とし、軸承部20aより先の部分を上部カバー32に設けた開口より局所カバー30内に挿入して、上部カバー32を貫通する部分にはシール構造20bを設けてクーラントのもれを防止している。
【0017】
図1及び図2示すように、X方向に往復動する砥石台15の突出部15bは、中間ベース12の局所カバー30側に板部材18aを介して固定されたフランジ部材18bを液密かつ摺動自在に貫通しており、フランジ部材18bにはその軸線と直交する横長長方形の板状のスライドカバー33が固定されている。また、中間ベース12側となる局所カバー30の後面には、スライドカバー33よりは小さいが中間ベース12のZ方向往復動に伴うフランジ部材18bの往復動を許容する長さの長方形の開口30aが形成されている。開口30aの下縁は下部カバー31のフランジ部31aの上縁により形成され、また開口30aの上縁及び両側縁が形成される上部カバー32の後面は、フランジ部31aの内面との間にスライドカバー33の板厚分だけ隙間を設けてある。スライドカバー33は、下縁部がフランジ部31aの内面に、また上縁部及び両側縁部が上部カバー32の後面に、それぞれ摺動可能に当接され、中間ベース12及び砥石台15と共にZ方向に往復動した場合、そのストロークの全範囲において常に開口30aを閉じているような長さとなっている。これら板部材18a、フランジ部材18b、開口30a及びスライドカバー33は、砥石台15の突出部15bが局所カバー30内に挿入される挿通部からのクーラントのもれを防止する摺動シール構造Aを構成している。
【0018】
局所カバー30内には、ツルーイング装置25及び定寸装置26に対する配線並びに研削部に調温されたクーラントを供給する配管のために、下部カバー31から立ち上がる中空柱36が設けられている。
【0019】
加工待機状態では、砥石台15は図2の二点鎖線15dに示す最後退位置にある。研削盤の作動を制御する制御装置は、この状態からリニアモータ16により砥石台15をX方向に前進させ、主軸の先端に把持されて回転している工作物Wの一方のピン部Wbの外周面に回転している砥石車Gを当接し、主軸の回転と連動して砥石台15を往復動させて研削加工する。一方のピン部Wbを所定量研削加工した後、制御装置は砥石台15を一旦後退させ、主軸を所定の角度位置で停止させ、定寸装置26の検出ヘッド26bを前進させ、先端部のフィーラを研削されたピン部Wbの外周面に当接して寸法を計測する。そして、残りの研削残量を演算して再度研削加工を行い、クランクピン部を所定の精度に研削する。なお、この際の砥石台前進位置を記憶しておく。次に砥石台15を中間ベース12と共にZ方向に移動して砥石車Gが他方のピン部Wbと対向する位置とし、上記と同様に砥石台15をX方向に前進させて他方のピン部Wbの外周面を研削する。この際、一方のクランクピン部の研削完了時の砥石台位置にくるまで研削加工を行うことで、所定の精度に他方のクランクピン部を研削加工する。加工完了後、チャック21からその工作物Wを取り外して未加工の工作物Wを把持し、前述と同様にして研削加工を行う。なお、更に高精度な加工を実現するため、各ピンに対向した位置に定寸装置を設けてもよい。あるいは、加工箇所に応じて定寸装置をZ軸方向に移動するようにしてもよい。
【0020】
各ピン部Wbと砥石車Gの間の各研削部には、中空柱36から局所カバー30内に導入された2本の配管を介して調温されたクーラントを供給して、加工に伴う発熱による工作物W及び砥石車Gの温度上昇を防いでいる。このクーラントは、一部は砥石車Gにより局所カバー30内に飛散され、残りは下部カバー31上に流れ落ちる。飛散された飛沫は、比較的大粒のものは局所カバー30の上部カバー32により遮られ、その内面に沿って下部カバー31上に流れ落ち、主軸台20の軸承部20a及び砥石台15の突出部15bの局所カバー30内への挿入部はシール構造20b及び摺動シール構造Aによりシールされているので、局所カバー30の外部に漏れることはない。下部カバー31上に流れ落ちたクーラントは排出筒部31bから排出され、案内樋34を通って収容槽35内に戻されて収容され、クーラにより所定温度に冷却されて再び研削部に供給される。局所カバー30内に浮遊する微細な飛沫は、ダクトによりミストコレクタ(何れも図示省略)に吸入されて回収される。
【0021】
所定数の工作物Wの加工が終了する度に、砥石台15をX方向及びZ方向に移動させて砥石車Gを二点鎖線Gb(図1参照)の位置とし、ツルーイング装置25を作動させてツルア25aにより砥石車Gの研削面を整形する。
【0022】
上述した実施の形態によれば、主軸台20の主軸モータや砥石台15の案内支持部及び送りモータ16は局所カバー30の外側であり、クーラントの飛沫が達することはないので、特別なシール構造を設けなくてもこれらの部分にクーラントが侵入して悪影響を及ぼすおそれはなく、従ってこれらの部分の構造を簡略化することができる。また局所カバー30はベッド10の上の一部分に設けられるので、従来の全体カバーのものに比してクーラントの全量が少なくなり、それを収容する収容槽の容量も小さくなるので研削盤全体をコンパクトにすることができる。
【0023】
研削部に供給されるクーラントは調温されているとはいえ、下部カバー31内に集められるクーラントの温度は作動状態により変化する。しかし、局所カバー30が設けられるのはベッド10上の一部であり、しかも前述のようにベッド10は下部カバー31を支持する部分及び開口31cの周辺部を除き下部カバー31との間に隙間を設けて下部カバー31との間の熱伝達を極力少なくしているので、クーラントの温度変化に伴うベッド10の温度変化は少なく、従って熱変形による加工精度への悪影響は殆どない。
【0024】
またこの実施の形態では、突出部15bを含む砥石台15内に、砥石モータ19への給電用配線を通す孔17aと砥石軸の軸受面及び砥石台15の静圧案内面に潤滑油を供給する孔17bを形成したので、これらの配線及び配管はコンパクトにまとめられ、それらが局所カバーを通る部分に特別なシール構造が不要となる。
【0025】
なおこの実施の形態では、研削部である工作物Wの2つのクランクピン部Wbに対するクーラントの供給は、中空柱36を通る2本の配管の各先端に設けた吐出ノズルによりなされている。しかしながらこのクーラントの供給は、砥石台15に設けた孔17bの1つを通して行うようにしてもよく、その場合はクーラントの吐出ノズルは軸受部15cと共に移動するので、2つのクランクピン部Wbに対し1本で足りる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、主軸モータや砥石台の案内支持部及び送りモータ付近にまでクーラントの飛沫が達することはないので、特別なシール構造を設けなくてもこれらの部分にクーラントが侵入して悪影響を及ぼすことはなく、従って構造を簡略化することができる。またクーラントの全量が少なくなり、それを収容する収容槽の容量も小さくなるので研削盤全体をコンパクトにすることができ、更にベッドの温度変化も少なくなることにより熱変位も少なくなって加工精度も向上する。
【0027】
請求項2の発明によれば、クーラントの温度変化に伴うベッドの温度変化は一層少なくなるので、ベッドの熱変位が一層少なくなって加工精度も一層向上する。
【0028】
請求項3の発明によれば、砥石車の支持部に対する作動流体の供給及び砥石モータに対する電力の供給を砥石台の突出部内に形成した孔を通して行うことができるので、そのための配管及び配線をコンパクトにまとめられると共にそれらが局所カバーを通る部分に特別なシール構造が不要となるので構造も簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による局所カバーを備えた研削盤の一実施形態の全体平面図である。
【図2】 図1に示す実施形態のX方向に沿った断面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿った拡大断面図である。
【符号の説明】
10…ベッド、15…砥石台、15b…突出部、16…送りモータ、17a,17b…孔、19…砥石モータ、20…主軸台、20b…シール構造、21…チャック、30…局所カバー、31…下部カバー、32…上部カバー、A…摺動シール構造、G…砥石車、W…工作物。

Claims (3)

  1. ベッド上に設けられ主軸モータにより回転駆動される主軸の先端に工作物を取り付けるチャックを設けた主軸台と、前記ベッド上に前記工作物に向かう方向に移動可能に案内支持されて送りモータにより往復駆動されると共に同工作物に向かって突出する突出部に砥石モータにより回転駆動される砥石車を支持する砥石台を備えてなり、前記砥石車による前記工作物の研削部をクーラントにより冷却してなる研削盤において、前記工作物と砥石車とこれらの支持部分を囲んで前記クーラントの飛散を防止する局所カバーを前記ベッド上の一部に取り付け、前記主軸台は前記主軸モータを前記局所カバーの外側に位置させると共に同主軸台の同局所カバーを貫通する部分には前記クーラントのもれを防止するシール構造を設け、前記砥石台はその案内支持部と往復駆動用の送りモータを前記局所カバーの外側に位置させると共に同砥石台の突出部は前記クーラントのもれを防止する摺動シール構造を通して同局所カバー内に挿入したことを特徴とする局所カバーを備えた研削盤。
  2. 前記局所カバーは前記ベッド上に固定され使用されて下方に流れるクーラントを受けて集める下部カバーと、この下部カバーの上側を覆う上部カバーよりなり、前記ベッドは必要最小限の位置において前記下部カバーを支持して同下部カバーとの接触面積を小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の局所カバーを備えた研削盤。
  3. 前記砥石台及びそれより突出する突出部内には、前記砥石車の支持部及び前記砥石モータに必要な作動流体及び配線を通す孔を形成してなる請求項1または請求項2に記載の局所カバーを備えた研削盤。
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