JP2000278149A - 送信出力制御装置及びそれを用いた無線機器 - Google Patents

送信出力制御装置及びそれを用いた無線機器

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JP2000278149A
JP2000278149A JP11086111A JP8611199A JP2000278149A JP 2000278149 A JP2000278149 A JP 2000278149A JP 11086111 A JP11086111 A JP 11086111A JP 8611199 A JP8611199 A JP 8611199A JP 2000278149 A JP2000278149 A JP 2000278149A
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正樹 木村
Satoshi Ishino
聡 石野
Norio Nakajima
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    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/12Coupling devices having more than two ports
    • H01P5/16Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port
    • H01P5/18Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port consisting of two coupled guides, e.g. directional couplers
    • H01P5/184Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port consisting of two coupled guides, e.g. directional couplers the guides being strip lines or microstrips
    • H01P5/185Edge coupled lines

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な特性を備える小型の送信出力制御装置
及びそれを用いた無線機器を提供する。 【解決手段】 送信出力制御装置10は、複数の誘電体
層(図示せず)を積層してなる積層体11を備える。そ
して、積層体11の上面には、検波器2の検波ダイオー
ドD及び負荷抵抗R、並びに整合器3のインダクタL及
びコンデンサC2がそれぞれ搭載される。また、積層体
11の側面から下面に架けて、送信出力制御装置10の
第1〜第5の端子P1〜P5、グランド端子となる外部
端子T1〜T8が設けられる。さらに、図示していない
が、積層体11には、方向性結合器1の主線路1−1、
副線路1−2、及び検波器2の平滑コンデンサC2がそ
れぞれ内蔵される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信出力制御装置
及びそれを用いた無線機器に関し、特に、アンテナから
放射される送信信号を制御する送信出力制御装置及びそ
れを用いた無線機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話端末などの無線機器で
は、消費電力の節約や他の端末への干渉低減のために、
端末の送信信号の送信出力レベルを基地局の指示によっ
て多段階あるいは連続的に切り換えるようになってい
る。
【0003】図10は、このような送信出力制御を行う
携帯電話端末の送信部の基本構成を示すブロック図であ
る。送信出力制御装置50は、方向性結合器51、検波
器52を備える。
【0004】発振器53で生成された搬送波信号は増幅
器54などの各種処理回路を経て送信信号に変換されて
高出力増幅器55に入力される。この高出力増幅器55
で増幅された送信信号は、方向性結合器51を経てアン
テナ共用器56に入力され、アンテナ共用器56で不要
波が除去された後、アンテナ57から送信される。ま
た、アンテナ57が受信した受信信号は、アンテナ共用
器56で不要波が除去されて受信部Rxに入力される。
このような基地局からの受信信号に送信信号の送信出力
レベルの指示情報が含まれている。
【0005】方向性結合器51は主線路51−1及び副
線路51−2からなり、高出力増幅器55からの送信信
号の一部が分波、すなわち副線路51−2の一端から取
り出されて検波器52に入力される。なお、副線路51
−2の他端には終端抵抗R51が接続される。検波器5
2では、送信信号が検波ダイオードD51で整流された
後、平滑コンデンサC51及び負荷抵抗R52によって
平滑直流化されて検波信号となる。この検波信号は、実
際にアンテナ57から送信される送信信号の送信出力レ
ベルに対応したTSSI(Transmitting Signal Streng
th Indicator)信号として制御回路58に入力される。
【0006】制御部59は、図示しない基地局からの指
示にしたがって、所定の送信出力レベルを表わす制御信
号を制御回路58に与える。この制御部59からの制御
信号により、制御回路58はTSSI信号から認識され
る実際の送信出力レベルと目標の送信出力レベルとの差
を小さくするように作用する帰還(FB)信号を形成し
て、高出力増幅器55で実際の送信出力レベルを可変で
きる制御端子Tcに出力する。
【0007】以上のように、送信出力制御装置50が一
部を構成する送信出力制御システムは、フィードバック
ループとなり、実際の送信出力レベルが制御部59から
与えられた目標の送信出力レベルになるように送信出力
レベルを制御している。
【0008】また、近年、北米ではAMPS(Advanced
Mobile Phone Services:800MHz帯)とPCS
(Personal Communication Services:1900MHz
帯)とを1つの携帯電話端末で対応できるデュアルバン
ド型携帯電話端末が開発されている。
【0009】図11は、このようなデュアルバンド型携
帯電話端末の送信部の基本構成を示すブロック図であ
る。送信出力制御装置60は、第1及び第2の方向性結
合器61a,61b、検波器62を備える。そして、送
信出力制御装置60は、第1及び第2の高出力増幅器6
3a,63b、制御回路64、制御部65とともにフィ
ードバックループとなる送信出力制御システムを構成す
る。なお、送信出力制御装置60を含む送信出力制御シ
ステムの動作は、図10の送信出力制御装置50を含む
送信出力制御システムの場合と同様である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
の送信出力制御装置においては、方向性結合器、検波器
及び整合器を構成するディスクリート部品を回路基板上
にそれぞれ実装することにより形成しているため、送信
出力制御装置が大型化し、その結果、無線機器が大型化
するという問題があった。
【0011】また、送信出力制御装置の方向性結合器、
検波器及び整合器を構成する各ディスクリート部品を回
路基板上に設けられた配線により接続するため、その配
線による損失が大きくなり、送信出力制御装置の特性が
劣化するという問題もあった。
【0012】さらに、デュアルバンド型の場合には、複
数の方向性結合器間のアイソレーションを得るために、
各方向性結合器の間隔を取る必要があるが、それに伴
い、送信出力制御装置がさらに大型化し、その結果、無
線機器もさらに大型化するという問題もあった。
【0013】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、良好な特性を備える小型の送
信出力制御装置及びそれを用いた無線機器を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述する問題点を解決す
るため本発明の送信出力制御装置は、高出力増幅器で増
幅された送信信号の一部を分波する方向性結合器と、前
記分波された送信信号の一部を検波する検波器とを備え
る送信出力制御装置であって、前記方向性結合器及び前
記検波器を複数の誘電体層を積層してなる積層体に一体
化することを特徴とする。
【0015】また、前記方向性結合器が主線路及び副線
路、前記検波器が検波ダイオード、平滑コンデンサ及び
負荷抵抗をそれぞれ含み、前記検波器の検波ダイオード
及び負荷抵抗を前記積層体に搭載するとともに、前記方
向性結合器の主線路及び副線路を前記積層体の内部に設
けたストリップライン電極で構成し、前記検波器の平滑
コンデンサを前記積層体の内部に前記誘電体層を挟んで
互いに対向して設けたコンデンサ電極とグランド電極と
で構成することを特徴とする。
【0016】また、前記方向性結合器を複数備え、該複
数の方向性結合器が異なる周波数の送信信号に対応する
とともに、前記複数の誘電体層のうち、異なる誘電体層
上に形成されることを特徴とする。
【0017】本発明の無線機器は、上記の送信出力制御
装置を用いることを特徴とする。
【0018】本発明の送信出力制御装置によれば、送信
出力制御装置を構成する方向性結合器及び検波器を複数
の誘電体層を積層してなる積層体に一体化するため、方
向性結合器、検波器及び整合器の各配線を積層体の内部
に設けることができ、その結果、各配線での損失を低減
できる。
【0019】本発明の無線機器によれば、良好な特性の
送信出力制御装置を備えるため、良好な送信特性を備え
た無線機器を実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明の送信出力制御装置に
係る第1の実施例を用いた無線機器の送信部の基本構成
を示すブロック図である。送信部Txにおいて、送信出
力制御装置10は、主線路1−1及び副線路1−2から
なる方向性結合器1、検波ダイオードD、平滑コンデン
サC1及び負荷抵抗Rからなる検波器2、インダクタL
及びコンデンサC2からなる整合器3、並びに第1〜第
4の端子P1〜P5を備える。
【0021】方向性結合器1は高出力増幅器4で増幅さ
れた送信信号の一部を分波する役目、検波器2は方向性
結合器1で分波された送信信号の一部を検波する役目を
それぞれ担う。また、整合器3は方向性結合器1と検波
器2との間に配設され、方向性結合器1と検波器2との
間のインピーダンス整合する役目を担う。
【0022】なお、第1及び第2の端子P1,P2は方
向性結合器1の主線路1−1の両端に設けられる。ま
た、第3の端子P3は方向性結合器1の副線路1−2の
一端に設けられ、終端抵抗Roが接続される。さらに、
第4の端子P4は検波器2の出力端に設けられる。ま
た、第5の端子は方向性結合器1と整合器3と間に設け
られ、方向性結合器1のみの特性を評価する際に使用さ
れる。
【0023】発振器5で生成された搬送波信号は増幅器
6などの各種処理回路を経て送信信号に変換されて高出
力増幅器4に入力される。この高出力増幅器4で増幅さ
れた送信信号は、第1の端子P1、方向性結合器1及び
第2の端子P2を経てアンテナ共用器7に入力され、ア
ンテナ共用器7で不要波が除去された後、アンテナAN
Tから送信される。
【0024】また、アンテナANTが受信した受信信号
は、アンテナ共用器7で不要波が除去されて受信部Rx
に入力される。このような基地局からの受信信号に送信
信号の送信出力レベルの指示情報が含まれている。
【0025】高出力増幅器4からの送信信号の一部が方
向性結合器1で分波、すなわち副線路1−2の一端から
取り出されて整合器3を介して検波器2に入力される。
【0026】検波器2では、送信信号が検波ダイオード
Dで整流された後、平滑コンデンサC1及び負荷抵抗R
によって平滑直流化されて検波信号となる。この検波信
号は、実際にアンテナANTから送信される送信信号の
送信出力レベルに対応したTSSI信号として第4の端
子P4から出力され、制御回路8に入力される。
【0027】制御部9は、図示しない基地局からの指示
にしたがって、所定の送信出力レベルを表わす制御信号
を制御回路8に与える。この制御部9からの制御信号に
より、制御回路8はTSSI信号から認識される実際の
送信出力レベルと目標の送信出力レベルとの差を小さく
するように作用する帰還(FB)信号を形成して、高出
力増幅器4で実際の送信出力レベルを可変できる制御端
子Tcに出力する。
【0028】以上のように、送信出力制御装置10が一
部を構成する送信出力制御システムは、送信部Txにお
いてフィードバックループとなり、実際の送信出力レベ
ルが制御部9から与えられた目標の送信出力レベルにな
るように送信出力レベルを制御している。
【0029】図2は、図1の送信出力制御装置の一部分
解透視斜視図である。送信出力制御装置10は、複数の
誘電体層(図示せず)を積層してなる積層体11を備え
る。
【0030】そして、積層体11の上面には、検波器2
の検波ダイオードD及び負荷抵抗R、並びに整合器3の
インダクタL及びコンデンサC2がそれぞれ搭載され
る。
【0031】また、積層体11の側面から下面に架け
て、外部端子T1〜T8が設けられる。そのうち、外部
端子T7,T1,T3,T2,T5が送信出力制御装置
10の第1〜第5の端子P1〜P5(図1)、外部端子
T4,T6,T8がグランド端子となるる。
【0032】図3(a)〜図3(h)は、図2の送信出
力制御装置の積層体を構成する各誘電体層の上面図及び
下面図である。積層体11は例えば、850℃〜100
0℃の温度で焼成可能な酸化バリウム、酸化アルミニウ
ム、シリカを主成分とする低温焼成セラミッスからなる
第1〜第7の誘電体層11a〜11gを順次積層し、焼
成することによって形成される。
【0033】第1の誘電体層11aの上面には図1に示
した検波器2の検波ダイオードD及び負荷抵抗R、並び
に整合器3のインダクタL及びコンデンサC2をそれぞ
れ実装するためのランドLa1が形成される。また、第
2の誘電体層11bの上面には配線パターンLp1及び
グランド電極Gp11が形成される。
【0034】さらに、第3の誘電体層11cの上面には
コンデンサ電極Cp1が形成される。また、第4、第7
の誘電体層11d,11gの上面にはグランド電極Gp
12,Gp13がそれぞれ形成される。
【0035】さらに、第5、第6の誘電体層11e,1
1fの上面にはストリップライン電極ST11,ST1
2がそれぞれ形成される。また、第7の誘電体層の下面
(図3(h)中において、11guと符号を付す)には
外部端子T1〜T8が形成される。さらに、第1〜第6
の誘電体層11a〜11fには、各誘電体層11a〜1
1fを貫通するようにビアホール電極Vh1が形成され
る。
【0036】そして、ストリップライン電極ST11で
方向性結合器1の主線路1−1を、ストリップライン電
極ST12で方向性結合器1の副線路1−2をそれぞれ
構成する。
【0037】また、第2、第3の誘電体層11b,11
cを挟んで互いに対向しているコンデンサ電極Cp1と
グランド電極Gp11,Gp12とで検波器2の平滑コ
ンデンサC1を構成する。
【0038】さらに、方向性結合器1、検波器2及び整
合器3を構成する各素子は、積層体11の内部で配線パ
ターンLp1やビアホール電極Vh1によりそれぞれ接
続される。
【0039】図4は、図1の出力制御装置の変形例を示
す回路図である。送信出力制御装置10aは、図1の出
力制御装置10と比較して、検波器2が温度変動を補償
するための感温素子であるサーミスタ12を備え、整合
器3と検波器2との間に入力部バイアス回路13及び出
力リミッタ回路14を備える点で異なる。
【0040】入力部バイアス回路13は抵抗R1,R2
からなり、抵抗R1の一端と抵抗R2の一端との接続点
が検波器2のダイオードDのアノードに接続され、抵抗
R2の他端はグランドに接続される。
【0041】出力リミッタ回路14はダイオードD1及
び抵抗R3,R4からなり、抵抗R3の一端と抵抗R4
の一端との接続点と、検波器2の検波ダイオードDのカ
ソードとの間にダイオードD1が抵抗R3の一端と抵抗
R4の一端との接続点側がカソードになるように接続さ
れる。
【0042】また、抵抗R3の他端は入力部バイアス回
路13の抵抗R1の他端に接続されるとともに、ダイオ
ードD1のバイアスを印加する制御端子PBに接続され
る。さらに、抵抗R4の他端はグランドに接続される。
【0043】なお、サーミスタ12、入力部バイアス回
路13の抵抗R1,R2、出力リミッタ回路14のダイ
オードD1、抵抗R3,R4は、積層体11の上面に搭
載される。また、サーミスタ12からの信号を取り出す
検出端子PT、出力リミッタ回路13のダイオードDを
制御する制御端子PBはそれぞれ外部端子として、積層
体11の側面から下面に架けて設けられる。
【0044】上述の第1の実施例の送信出力制御装置に
よれば、送信出力制御装置を構成する方向性結合器、検
波器及び整合器を複数の誘電体層を積層してなる積層体
に一体化するため、方向性結合器、検波器及び整合器の
各配線を積層体の内部に設けることができ、その結果、
各配線での損失を低減できる。したがって、良好な特性
の送信出力制御装置を得ることができる。
【0045】また、方向性結合器の主線路及び副線路を
積層体の内部に設けたストリップライン電極で構成し、
検波器の平滑コンデンサを積層体の内部に誘電体層を挟
んで互いに対向して設けたコンデンサ電極とグランド電
極とで構成するため、送信出力制御装置の部品点数を削
減することができる。したがって、小型の送信出力制御
装置を得ることができるため、この送信出力制御装置を
搭載する無線機器において、送信出力制御装置の占有面
積を小さくすることできる。その結果、良好な送信特性
を保ちながら、小型の無線機器を実現することができ
る。
【0046】さらに、図4の変形例では、検波器が温度
変動を補償するための感温素子であるサーミスタを備え
るため、検波器の温度特性を管理することができ、温度
補償範囲の広い送信出力制御システムが構成されていて
も良好な送信出力制御を行うことができる。
【0047】また、入力部バイアス回路で送信出力制御
装置から制御回路へのTSSI信号の最小値を決定し、
出力リミッタ回路で送信出力制御装置から制御回路への
TSSI信号の最大値を決定する。したがって、TSS
I信号の範囲を制御することができ、その結果、この送
信出力制御装置を搭載する無線機器の送信特性を向上さ
せることができる。
【0048】図5は、本発明の送信出力制御装置に係る
第2の実施例を用いた無線装置の送信部の基本構成を示
すブロック図である。送信部Txにおいて、送信出力制
御装置20は、異なる周波数の送信信号に対応する主線
路1a−1及び共通の副線路1−2からなる第1の方向
性結合器1a、主線路1b−1及び共通の副線路1−2
からなる第2の方向性結合器1b、検波ダイオードD、
平滑コンデンサC1及び負荷抵抗Rからなる検波器2、
インダクタL及びコンデンサC2からなる整合器3、並
びに及び第1〜第7の端子P1〜P7を備える。
【0049】なお、第1及び第2の端子P1,P2は第
1の方向性結合器1aの主線路1a−1の両端に、第3
及び第4の端子P3,P4は第2の方向性結合器1bの
主線路1b−1の両端にそれぞれ設けられる。また、第
5の端子P5は第1及び第2の方向性結合器1a,1b
の共通の副線路1−2の一端に設けられ、終端抵抗Ro
が接続される。さらに、第6の端子P6は検波器2の出
力端に設けられる。また、第7の端子P7は第2の方向
性結合器1bと整合器3と間に設けられ、第1及び第2
の方向性結合器1a,1bの特性を評価する際に使用さ
れる。
【0050】送信出力制御装置20を用いた送信出力制
御システムは、2つの異なる周波数の無線システム、例
えば、AMPS(800MHz帯)とPCS(1900
MHz帯)とを1つの携帯電話端末で対応できるデュア
ルバンド型携帯電話端末に使用されるものであり、その
動作を800MHz帯側を例にとり説明する。
【0051】発振器5aで生成された搬送波信号は増幅
器6aなどの各種処理回路を経て800MHzの送信信
号に変換されて高出力増幅器4aに入力される。この高
出力増幅器4aで増幅された送信信号は、第1の端子P
1、方向性結合器1a及び第2の端子P2を経てアンテ
ナ共用器7に入力され、アンテナ共用器7で不要波が除
去された後、アンテナANTから送信される。
【0052】また、アンテナANTが受信した受信信号
は、アンテナ共用器7で不要波が除去されて受信部Rx
に入力される。このような基地局からの受信信号に送信
信号の送信出力レベルの指示情報が含まれている。
【0053】高出力増幅器4aからの送信信号の一部が
方向性結合器1aで分波、すなわち共通の副線路1−2
の一端から取り出されて整合器3を介して検波器2に入
力される。
【0054】検波器2では、送信信号が検波ダイオード
Dで整流された後、平滑コンデンサC1及び負荷抵抗R
によって平滑直流化されて検波信号となる。この検波信
号は、実際にアンテナANTから送信される送信信号の
送信出力レベルに対応したTSSI信号として第6の端
子P6から出力され、制御回路8に入力される。
【0055】制御部9は、図示しない基地局からの指示
にしたがって、所定の送信出力レベルを表わす制御信号
を制御回路8に与える。この制御部9からの制御信号に
より、制御回路8はTSSI信号から認識される実際の
送信出力レベルと目標の送信出力レベルとの差を小さく
するように作用する帰還(FB)信号を形成して、高出
力増幅器4aで実際の送信出力レベルを可変できる制御
端子Tcに出力する。
【0056】以上のように、送信出力制御装置20が一
部を構成する送信出力制御システムは、送信部Txにお
いてフィードバックループとなり、実際の送信出力レベ
ルが制御部9から与えられた目標の送信出力レベルにな
るように送信出力レベルを制御している。
【0057】図6は、図5の送信出力制御装置の一部分
解透視斜視図である。送信出力制御装置20は、複数の
誘電体層(図示せず)を積層してなる積層体21を備え
る。
【0058】そして、積層体21の上面には、検波器2
の検波ダイオードD及び負荷抵抗R、並びに整合器3の
インダクタL及びコンデンサC2が搭載される。
【0059】また、積層体21の側面から下面に架け
て、外部端子T1〜T10が設けられる。そのうち、外
部端子T1,T9,T5,T3,T8,T2,T6が送
信出力制御装置20の第1〜第7の端子P1〜P7(図
5)、外部端子T4,T7,T10がグランド端子とな
る。
【0060】図7(a)〜図7(h)及び図8(a)〜
図8(e)は、図6の送信出力制御装置の積層体を構成
する各誘電体層の上面図及び下面図である。積層体21
は例えば、850℃〜1000℃の温度で焼成可能な酸
化バリウム、酸化アルミニウム、シリカを主成分とする
低温焼成セラミッスからなる第1〜第10の誘電体層2
1a〜21jを順次積層し、焼成することによって形成
される。
【0061】第1の誘電体層21aの上面には図5に示
した検波器2の検波ダイオードD、及び負荷抵抗R、並
びに整合器3のインダクタL及びコンデンサC2をそれ
ぞれ実装するためのランドLa2が形成される。また、
第2の誘電体層21bの上面には配線パターンLp2及
びグランド電極Gp21がそれぞれ形成される。
【0062】さらに、第3の誘電体層21cの上面には
コンデンサ電極Cp2が形成される。また、第4、第
7、第10の誘電体層21d,21g,21jの上面に
はグランド電極Gp22〜Gp24が形成される。
【0063】さらに、第5、第6、第8、第9の誘電体
層21e,21f,21h,21iの上面にはストリッ
プライン電極ST21〜ST24が形成される。また、
第10の誘電体層の下面(図3(h)中において、21
juと符号を付す)には外部端子T1〜T10が形成さ
れる。さらに、第1〜第9の誘電体層21a〜21iに
は、各誘電体層21a〜21iを貫通するようにビアホ
ール電極Vh2が形成される。
【0064】そして、ストリップライン電極ST21で
第1の方向性結合器1aの主線路1a−1を、ストリッ
プライン電極ST24で第2の方向性結合器1bの主線
路1b−1をそれぞれ構成する。
【0065】また、ストリップライン電極ST22,S
T23で第1及び第2の方向性結合器1a,1bの共通
の副線路1−2を構成する。
【0066】さらに、第2、第3の誘電体層21b,2
1cを挟んで互いに対向しているコンデンサ電極Cp2
とグランド電極Gp21,Gp22とで検波器2の平滑
コンデンサC1を構成する。
【0067】さらに、第1及び第2の方向性結合器1
a,1b、検波器2、並びに整合器3を構成する各素子
は、積層体21の内部で配線パターンLp2やビアホー
ル電極Vh2によりそれぞれ接続される。
【0068】図9は、図5の出力制御装置の変形例を示
す回路図である。送信出力制御装置20aは、図5の出
力制御装置20と比較して、検波器2が温度変動を補償
するための感温素子であるサーミスタ22を備え、整合
器3と検波器2との間に入力部バイアス回路23及び出
力リミッタ回路24を備える点で異なる。
【0069】入力部バイアス回路23は抵抗R1,R2
からなり、抵抗R1の一端と抵抗R2の一端との接続点
が検波器2のダイオードDのアノードに接続され、抵抗
R2の他端はグランドに接続される。
【0070】出力リミッタ回路24はダイオードD1及
び抵抗R3,R4からなり、抵抗R3の一端と抵抗R4
の一端との接続点と、検波器2の検波ダイオードDのカ
ソードとの間にダイオードD1が抵抗R3の一端と抵抗
R4の一端との接続点側がカソードになるように接続さ
れる。
【0071】また、抵抗R3の他端は入力部バイアス回
路23の抵抗R1の他端に接続されるとともに、ダイオ
ードD1のバイアスを印加する制御端子PBに接続され
る。さらに、抵抗R4の他端はグランドに接続される。
【0072】なお、サーミスタ22、入力部バイアス回
路23の抵抗R1,R2、出力リミッタ回路24のダイ
オードD1、抵抗R3,R4は、積層体21の上面に搭
載される。また、サーミスタ22からの信号を取り出す
検出端子PT、出力リミッタ回路23のダイオードDを
制御する制御端子PBはそれぞれ外部端子として、積層
体21の側面から下面に架けて設けられる。
【0073】上述の第2の実施例の送信出力制御装置に
よれば、異なる周波数の送信信号に対応する2つの方向
性結合器を積層体の内部において異なる誘電体層上に形
成するため、2つの方向性結合器を誘電体層を介して配
設することができる。
【0074】したがって、第1の実施例の効果に加え
て、2つの方向性結合器間のアイソレーションを十分に
取ることができる。その結果、さらに良好な特性の送信
出力制御装置を得ることができる。
【0075】さらに、図9の変形例では、検波器が温度
変動を補償するための感温素子であるサーミスタを備え
るため、検波器の温度特性を管理することができ、温度
補償範囲の広い送信出力制御システムが構成されていて
も良好な送信出力制御を行うことができる。
【0076】また、入力部バイアス回路で送信出力制御
装置から制御回路へのTSSI信号の最小値を決定し、
出力リミッタ回路で送信出力制御装置から制御回路への
TSSI信号の最大値を決定する。したがって、TSS
I信号の範囲を制御することができ、その結果、この送
信出力制御装置を搭載する無線機器の送信特性を向上さ
せることができる。
【0077】なお、上述の第1及び第2の実施例の送信
出力制御装置では、整合器を備える場合について説明し
たが、整合器を備えていない場合においても同様の効果
が得られる。
【0078】また、検波器が1段の場合について説明し
たが、多段のn倍検波器でも同様の効果が得られる。
【0079】さらに、第1及び第2の実施例の変形例で
は、サーミスタを有する検波器、入力バイアス部、出力
リミッタ回路を備える場合について説明したが、いずれ
か1つあるいは2つを備える場合においても同様の効果
が得られる。
【0080】また、上述の第2の実施例の送信出力制御
装置では、2つの方向性結合器を備えたデュアルバンド
型について説明したが、方向性結合器を3つ以上備えて
いても同様の効果が得られる。
【0081】
【発明の効果】請求項1の送信出力制御装置によれば、
送信出力制御装置を構成する方向性結合器及び検波器を
複数の誘電体層を積層してなる積層体に一体化するた
め、方向性結合器及び検波器の各配線を積層体の内部に
設けることができる。
【0082】したがって、各配線での損失を低減できる
ため、良好な特性の送信出力制御装置を得ることができ
る。
【0083】請求項2の送信出力制御装置によれば、方
向性結合器の主線路及び副線路を積層体の内部に設けた
ストリップライン電極で構成し、検波器の平滑コンデン
サを積層体の内部に誘電体層を挟んで互いに対向して設
けたコンデンサ電極とグランド電極とで構成するため、
送信出力制御装置の部品点数を削減することができる。
【0084】したがって、小型の送信出力制御装置を得
ることができるため、この送信出力制御装置を搭載する
無線機器において、送信出力制御装置の占有面積を小さ
くすることできる。
【0085】請求項3の送信出力制御装置によれば、異
なる周波数の送信信号に対応する複数の方向性結合器を
積層体の内部において異なる誘電体層上に形成するた
め、複数の方向性結合器を誘電体層を介して配設するこ
とができる。
【0086】したがって、複数の方向性結合器間のアイ
ソレーションを十分に取ることができる。その結果、さ
らに良好な特性の送信出力制御装置を得ることができ
る。
【0087】請求項4の無線機器によれば、良好な特性
を備えた小型の送信出力制御装置を用いるため、良好な
送信特性を保ちながら、小型の無線機器を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信出力制御装置に係る第1の実施例
を用いた無線機器の送信部の基本構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の送信出力制御装置の一部分解透視斜視図
である。
【図3】図2の送信出力制御装置の積層体を構成する
(a)第1の誘電体層〜(g)第7の誘電体層の上面図
及び(h)第7の誘電体層の下面図である。
【図4】図1の送信出力制御装置の変形例の回路図であ
る。
【図5】本発明の送信出力制御装置に係る第2の実施例
を用いた無線機器の送信部の基本構成を示すブロック図
である。
【図6】図5の送信出力制御装置の一部分解透視斜視図
である。
【図7】図6の送信出力制御装置の積層体を構成する
(a)第1の誘電体層〜(f)第6の誘電体層の上面図
である。
【図8】図6の送信出力制御装置の積層体を構成する
(a)第7の誘電体層〜(d)第10の誘電体層の上面
図及び(e)第10の誘電体層の下面図である。
【図9】図5の送信出力制御装置の変形例の回路図であ
る。
【図10】一般的な携帯電話端末の送信部の基本構成を
示すブロック図である。
【図11】一般的なデュアルバンド型携帯電話端末の送
信部の基本構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,10a,20,20a 送信出力制御装置 11,21 積層体 11a〜11g,21a〜21j 誘電体層 1,1a,1b 方向性結合器 1−1,1a−1,1b−1 主線路 1−2,1a−2,1b−2 副線路 2 検波器 C1 平滑コンデンサ Cp1,Cp2 コンデンサ電極 D 検波ダイオード Gp11〜Gp14,Gp21〜Gp24 グラン
ド電極 R1 負荷抵抗 ST11,ST12,ST21〜ST24 ストリ
ップライン電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 規巨 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5K060 CC04 CC11 DD04 HH06 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06 JJ16 JJ19 LL01 LL07 LL24 5K067 AA42 BB02 EE02 GG08 GG09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高出力増幅器で増幅された送信信号の一
    部を分波する方向性結合器と、前記分波された送信信号
    の一部を検波する検波器とを備える送信出力制御装置で
    あって、 前記方向性結合器及び前記検波器を複数の誘電体層を積
    層してなる積層体に一体化することを特徴とする送信出
    力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記方向性結合器が主線路及び副線路、
    前記検波器が検波ダイオード、平滑コンデンサ及び負荷
    抵抗をそれぞれ含み、 前記検波器の検波ダイオード及び負荷抵抗を前記積層体
    に搭載するとともに、前記方向性結合器の主線路及び副
    線路を前記積層体の内部に設けたストリップライン電極
    で構成し、前記検波器の平滑コンデンサを前記積層体の
    内部に前記誘電体層を挟んで互いに対向して設けたコン
    デンサ電極とグランド電極とで構成することを特徴とす
    る請求項1に記載の送信出力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記方向性結合器を複数備え、該複数の
    方向性結合器が異なる周波数の送信信号に対応するとと
    もに、前記複数の誘電体層のうち、異なる誘電体層上に
    形成されることを特徴とする請求項1あるいは請求項2
    に記載の送信出力制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の送信出力制御装置を用いたことを特徴とする無線機
    器。
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