JP2018037780A - 双方向性結合器 - Google Patents
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Abstract
【課題】双方向の検波を行うことが可能な双方向性結合器を提供する。
【解決手段】双方向性結合器は、一端が第1ポートと接続され、他端が第2ポートと接続された主線路と、主線路と電磁結合された副線路と、一端が接地される第1抵抗器と、一端が接地される第2抵抗器と、副線路の一端を、第1抵抗器の他端又は第3ポートに接続する第1スイッチと、副線路の他端を、第2抵抗器の他端又は第3ポートに接続する第2スイッチと、副線路の一端と第1スイッチとの間、又は、副線路の他端と第2スイッチとの間に設けられた第3抵抗器と、を備え、入力信号を検波する場合は、第1スイッチが副線路の一端を第1抵抗器の他端に電気的に接続し、第2スイッチが副線路の他端を第3ポートに電気的に接続し、反射信号を検波する場合は、第1スイッチが副線路の一端を第3ポートに電気的に接続し、第2スイッチが副線路の他端を第2抵抗器の他端に電気的に接続する。
【選択図】図1
【解決手段】双方向性結合器は、一端が第1ポートと接続され、他端が第2ポートと接続された主線路と、主線路と電磁結合された副線路と、一端が接地される第1抵抗器と、一端が接地される第2抵抗器と、副線路の一端を、第1抵抗器の他端又は第3ポートに接続する第1スイッチと、副線路の他端を、第2抵抗器の他端又は第3ポートに接続する第2スイッチと、副線路の一端と第1スイッチとの間、又は、副線路の他端と第2スイッチとの間に設けられた第3抵抗器と、を備え、入力信号を検波する場合は、第1スイッチが副線路の一端を第1抵抗器の他端に電気的に接続し、第2スイッチが副線路の他端を第3ポートに電気的に接続し、反射信号を検波する場合は、第1スイッチが副線路の一端を第3ポートに電気的に接続し、第2スイッチが副線路の他端を第2抵抗器の他端に電気的に接続する。
【選択図】図1
Description
本発明は、双方向性結合器に関する。
携帯電話等の無線通信装置においては、信号レベルを検出するために検波回路が用いられている。例えば、特許文献1には、無線LANモジュールからアンテナに出力される送信信号を検波するための方向性結合器が開示されている。
無線通信装置では、例えば、体の一部がアンテナに接触することなどによって、アンテナのインピーダンスが変化する。アンテナのインピーダンスが変化すると、アンテナからの反射信号のレベルも変化する。そのため、無線通信装置では、アンテナからの反射信号のレベルに応じて、送信信号の電力を制御することが求められている。特許文献1に開示されている方向性結合器は、無線LANモジュールからアンテナに出力される送信信号の検波を行うことはできるものの、アンテナからの反射信号の検波を行うことはできない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、双方向の検波を行うことが可能な双方向性結合器を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る双方向性結合器は、入力信号が入力される第1ポートと、入力信号が出力される第2ポートと、入力信号、又は、入力信号の反射信号の検波信号が出力される第3ポートと、一端が第1ポートと接続され、他端が第2ポートと接続された主線路と、主線路と電磁結合された副線路と、一端が接地される第1抵抗器と、 一端が接地される第2抵抗器と、副線路の一端を、第1抵抗器の他端又は第3ポートに接続する第1スイッチと、副線路の他端を、第2抵抗器の他端又は第3ポートに接続する第2スイッチと、副線路の一端と第1スイッチとの間、又は、前記副線路の他端と前記第2スイッチとの間に設けられた第3抵抗器と、を備え、入力信号を検波する場合は、第1スイッチが副線路の一端を第1抵抗器の他端に電気的に接続し、第2スイッチが副線路の他端を第3ポートに電気的に接続し、反射信号を検波する場合は、第1スイッチが副線路の一端を第3ポートに電気的に接続し、第2スイッチが副線路の他端を第2抵抗器の他端に電気的に接続する。
本発明によれば、双方向の検波を行うことが可能な双方向性結合器を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である双方向性結合器100Aの構成を示す図である。双方向性結合器100Aは、増幅回路AMPからアンテナANTに送信される送信信号を検波することができる(フォワード)。また、双方向性結合器100Aは、アンテナANTから増幅回路AMPへの反射信号を検波することができる(リバース)。
図1に示すように、双方向性結合器100Aは、入力ポートIN、出力ポートOUT、検波ポートDET、主線路ML、副線路SL、スイッチSW1,SW2、及び抵抗器Rf,Rr,Rsを備える。
主線路MLは、一端が入力ポートIN(第1ポート)に接続され、他端が出力ポートOUT(第2ポート)に接続されている。入力ポートINには、増幅回路AMPからの送信信号(入力信号)が供給される。この送信信号は、主線路ML1及び出力ポートOUTを通じてアンテナANTに供給される。また、出力ポートOUTには、この送信信号の反射信号が供給される。副線路SLは、主線路MLと電磁結合されている。副線路SLは、一端がスイッチSW1に接続され、他端がスイッチSW2に接続されている。
抵抗器Rf(第1抵抗器)は、一端が接地され他端がスイッチSW1に接続されている。抵抗器Rr(第2抵抗器)は、一端が接地され他端がスイッチSW2に接続されている。抵抗器Rsは、副線路SLとスイッチSW1との間に設けられている。検波ポートDET(第3ポート)は、スイッチSW1,SW2と接続されている。検波ポートDETからは、送信信号の検波信号、又は、反射信号の検波信号が出力される。抵抗器Rs(第3抵抗器)は、後述するように、フォワードの方向性のピークを高周波側にシフトするために設けられている。
スイッチSW1(第1スイッチ)は、外部から供給される制御信号に応じて、副線路SLの一端を抵抗器Rf又は検波ポートDETに電気的に接続する。スイッチSW2(第2スイッチ)は、制御信号に応じて、副線路SLの他端を抵抗器Rr又は検波ポートDETに電気的に接続する。具体的には、双方向性結合器100Aで送信信号の検波を行う場合(フォワード)、スイッチSW1は抵抗器Rf側に切り替えられ、スイッチSW2は検波ポートDET側に切り替えられる。また、双方向性結合器100Aで反射信号の検波を行う場合(リバース)、スイッチSW1は検波ポートDET側に切り替えられ、スイッチSW2は抵抗器Rr側に切り替えられる。
図2は、双方向性結合器100Aにおける端子配置の一例を示す図である。図2において、双方向性結合器100Aは、チップにより構成されている。図2には、このチップが備える端子が示されている。具体的には、双方向性結合器100Aは、チップの裏面200に、端子Tin,Tout,Tgnd,Tvcc,Tdet,Tcntを備えている。これらの端子は、例えば、フリップチップ接続によって基板に接続される。端子Tinは、入力ポートINに接続され、端子Toutは、出力ポートOUTに接続されている。また、端子Tgndは接地され、端子Tvccには電源電圧が供給される。端子Tdetは、検波ポートDETに接続され、端子TcntにはスイッチSW1,SW2を制御するための制御信号が供給される。
図2に示すように、端子Tin,Tgnd,Tdetは、辺210に沿って設けられている。また、端子Tout,Tvcc,Tcntは、辺210に対向する辺220に沿って設けられている。端子Tin,Tgnd,Tdetと端子Tout,Tvcc,Tcntとは、辺210,220に平行な中心線230を基準に略線対称に配置されている。しかしながら、端子Tgndは接地される一方、端子Vccには電源電圧が供給されるため、中心線230の左側と右側とで電位やインピーダンスのずれが生じてしまう。これにより、端子Tinから端子Toutへの送信信号を検波する場合(フォワード)と、端子Toutから端子Tinへの反射信号を検波する場合(リバース)とにおいて、方向性に非対称性が生じる可能性がある。
そこで、双方向性結合器100Aでは、方向性の非対称性を改善するために、抵抗器Rsが設けられている。シミュレーション結果を参照して、この点について説明する。
図3は、方向性のシミュレーション結果の一例を示す図である。図3において、横軸は周波数(GHz)、縦軸は方向性(dB)である。図3には、副線路SLとスイッチSW1との間に抵抗器Rsを設けた場合(図1:直列抵抗)、抵抗器Rsを設けない場合(抵抗なし)、及び抵抗器Rsを抵抗器Rfと並列に設けた場合(並列接続)における、リバースの方向性が示されている。図3に示すように、抵抗器Rsを副線路SLとスイッチSW1との間に設けることにより、リバースの方向性のピークを高周波側にシフトさせることができる。なお、抵抗器Rsを、副線路SLとスイッチSW1との間ではなく、副線路SLとスイッチSW2との間に設けた場合は、フォワードの方向性のピークを高周波側にシフトさせることができる。したがって、副線路SLとスイッチSW1との間、もしくは、副線路SLとスイッチSW2との間に抵抗器Rsを設けることにより、方向性の非対称性を改善することができる。なお、図2に示した端子配置は一例であり、端子配置はこれに限られない。また、端子と基板との接続は、フリップチップ接続に限られず、ワイヤボンディング等の任意の接続手法を用いることができる。
図4は、本発明の他の一実施形態である双方向性結合器100Bの構成を示す図である。なお、図1に示した双方向性結合器100Aと同一の要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
双方向性結合器100Bは、双方向性結合器100Aが備える要素に加えて、低域通過フィルタ(LPF)400を備える。低域通過フィルタ400は、スイッチSW1,SW2と検波ポートDETとの間に設けられている。したがって、スイッチSW1,SW2から出力される検波信号は、低域通過フィルタ400を通じて、検波ポートDETから出力される。
図5は、低域通過フィルタ400の構成例を示す図である。低域通過フィルタ400は、キャパシタC1,C2、インダクタL1、及び抵抗器R1を備える。キャパシタC1は、一端がスイッチSW1,SW2に接続され、他端が接地されている。キャパシタC2は、一端がスイッチSW1,SW2に接続され、他端が検波ポートDETに接続されている。インダクタL1及び抵抗器R1は直列接続され、一端がスイッチSW1,SW2に接続され、他端が検波ポートDETに接続されている。なお、図5では、インダクタL1がスイッチSW1,SW2側、抵抗器R1が検波ポートDET側に設けられているが、インダクタL1及び抵抗器R1の位置関係は逆でもよい。
低域通過フィルタ400は、結合度の周波数依存性を小さくするために設けられている。シミュレーション結果を参照して、この点について説明する。
図6は、低域通過フィルタ400を設けていない場合における、結合度の周波数特性のシミュレーション結果を示す図である。図6において、横軸は周波数(GHz)、縦軸は結合度(dB)である。図5に示すように、周波数が高くなるにつれて結合度が大きくなっている。例えば、700MHz〜2.7GHzの範囲において、結合度には約11dBの差が生じている。
図7は、低域通過フィルタ400のゲインの周波数特性のシミュレーション結果を示す図である。図7において、横軸は周波数(GHz)、縦軸はゲイン(dB)である。図7に示すように、低域通過フィルタ400は、周波数が高くなるにつれてゲインが小さくなる特性を有している。
図8は、低域通過フィルタ400を設けた場合における、結合度の周波数特性のシミュレーション結果を示す図である。図8に示すように、低域通過フィルタ400が追加されたことによって、結合度の周波数依存性が小さくなっている。具体的には、例えば、700MHz〜2.7GHzの範囲において、結合度の差は約4dBに改善されている。このように、双方向性結合器100Bでは、低域通過フィルタ400が設けられていることにより、結合度の周波数依存性を小さくすることができる。
図9は、本発明の他の一実施形態である双方向性結合器100Cの構成を示す図である。なお、図4に示した双方向性結合器100Bと同一の要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
双方向性結合器100Cは、双方向性結合器100Bが備える要素に加えて、整合回路(MN:Matching Network)900を備える。整合回路900は、低域通過フィルタ400と検波ポートDETとの間に設けられている。なお、低域通過フィルタ400を備えない構成であってもよい。
整合回路900は、例えば、低域通過フィルタ400と検波ポートDETとの間に直列に接続されたインダクタを含む。双方向性結合器100Cでは、整合回路900が設けられていることにより、検波ポートDETからの反射信号による損失を改善することが可能となる。
図10は、本発明の他の一実施形態である双方向性結合器100Dの構成を示す図である。なお、図9に示した双方向性結合器100Cと同一の要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
双方向性結合器100Dは、双方向性結合器100Cが備える要素に加えて、キャパシタCf,Crを備える。キャパシタCfは、一端が抵抗器RsとスイッチSW1との間に接続され、他端が接地される。キャパシタCrは、一端が副線路SL1とスイッチSW2との間に接続され、他端が接地される。なお、キャパシタCfの一端は、副線路SL1と抵抗器Rsとの間、又は、スイッチSW1と抵抗器Rfとの間に接続されてもよい。また、キャパシタCrの一端は、スイッチSW2と抵抗器Rrとの間に接続されてもよい。また、双方向性結合器100Dは、低域通過フィルタ400又は整合回路900を備えなくてもよい。
双方向性結合器100Dでは、抵抗器Rf,Rrに流れる電流は、磁界結合成分よりも電界結合成分が大きい。キャパシタCf,Crは、電界結合の寄与と磁界結合の寄与とが同等となるように機能する。これにより、双方向性結合器100Dでは、アイソレーションと方向性を改善することが可能となる。
以上、本発明の例示的な実施形態について説明した。双方向性結合器100A〜100Dによれば、副線路SLとスイッチSW1との間に抵抗器Rsが設けられていることにより、リバースの方向性のピークを高周波側にシフトさせることができる。なお、抵抗器Rsを、副線路SLとスイッチSW1との間ではなく、副線路SLとスイッチSW2との間に設けてもよい。この場合、フォワードの方向性のピークを高周波側にシフトさせることができる。このように、抵抗器Rsを設けることにより、リバース又はフォワードの一方の方向性のピークを高周波側にシフトさせ、方向性の非対称性を改善することができる。
また、双方向性結合器100B〜100Dによれば、スイッチSW1,SW2と検波ポートDETとの間に低域通過フィルタ400が設けられている。これにより、周波数が高くなるにつれて大きくなる結合度の影響(図6)を、結合度とは逆の特性を有する低域通過フィルタ400によって相殺し(図7)、結合度の周波数依存性を小さくすることができる。
また、双方向性結合器100C,100Dによれば、低域通過フィルタ400と検波ポートDETとの間に整合回路900が設けられている。これにより、検波ポートDETからの反射信号による損失を改善することが可能となる。
また、双方向性結合器100Dによれば、抵抗器Rf,Rrのそれぞれと並列に接続されるキャパシタCf,Crが設けられている。双方向性結合器100Dでは、キャパシタCf,Crが、電界結合の寄与と磁界結合の寄与とが同等となるように機能することにより、アイソレーションと方向性を改善することが可能となる。
以上説明した各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。即ち、各実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、各実施形態が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
100A 双方向性結合器
200 裏面
AMP 増幅回路
ANT アンテナ
IN 入力ポート
OUT 出力ポート
DET 検波ポート
ML 主線路
SL 副線路
SW1,SW2 スイッチ
Rf,Rr 抵抗器
Tin,Tout,Tgnd,Tvcc,Tdet,Tcnt 端子
200 裏面
AMP 増幅回路
ANT アンテナ
IN 入力ポート
OUT 出力ポート
DET 検波ポート
ML 主線路
SL 副線路
SW1,SW2 スイッチ
Rf,Rr 抵抗器
Tin,Tout,Tgnd,Tvcc,Tdet,Tcnt 端子
Claims (5)
- 入力信号が入力される第1ポートと、
前記入力信号が出力される第2ポートと、
前記入力信号の検波信号、又は、前記入力信号の反射信号の検波信号が出力される第3ポートと、
一端が前記第1ポートと接続され、他端が前記第2ポートと接続された主線路と、
前記主線路と電磁結合された副線路と、
一端が接地される第1抵抗器と、
一端が接地される第2抵抗器と、
前記副線路の一端を、前記第1抵抗器の他端又は前記第3ポートに接続する第1スイッチと、
前記副線路の他端を、前記第2抵抗器の他端又は前記第3ポートに接続する第2スイッチと、
前記副線路の一端と前記第1スイッチとの間、又は、前記副線路の他端と前記第2スイッチとの間に設けられた第3抵抗器と、
を備え、
前記入力信号を検波する場合は、前記第1スイッチが前記副線路の一端を前記第1抵抗器の他端に電気的に接続し、前記第2スイッチが前記副線路の他端を前記第3ポートに電気的に接続し、
前記反射信号を検波する場合は、前記第1スイッチが前記副線路の一端を前記第3ポートに電気的に接続し、前記第2スイッチが前記副線路の他端を前記第2抵抗器の他端に電気的に接続する、
双方向性結合器。 - 請求項1に記載の双方向性結合器であって、
前記第1及び第2スイッチと前記第3ポートとの間に設けられた整合回路をさらに備える、双方向性結合器。 - 請求項1に記載の双方向性結合器であって、
前記第1及び第2スイッチと前記第3ポートとの間に設けられた低域通過フィルタをさらに備える、双方向性結合器。 - 請求項3に記載の双方向性結合器であって、
前記低域通過フィルタと前記第3ポートとの間に設けられた整合回路をさらに備える、双方向性結合器。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の双方向性結合器であって、
一端が前記副線路の一端と接続され、他端が接地される第1キャパシタと、
一端が前記副線路の他端と接続され、他端が接地される第2キャパシタと、
をさらに備える、双方向性結合器。
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