JP2000264488A - 印字媒体の搬送位置補正方法とその装置 - Google Patents

印字媒体の搬送位置補正方法とその装置

Info

Publication number
JP2000264488A
JP2000264488A JP7360199A JP7360199A JP2000264488A JP 2000264488 A JP2000264488 A JP 2000264488A JP 7360199 A JP7360199 A JP 7360199A JP 7360199 A JP7360199 A JP 7360199A JP 2000264488 A JP2000264488 A JP 2000264488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
print medium
steps
sensor
correction coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7360199A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Matsushima
和也 松嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP7360199A priority Critical patent/JP2000264488A/ja
Publication of JP2000264488A publication Critical patent/JP2000264488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融機関で使用する通帳取扱装置などのプリ
ンタにおいて、長期間使用することにより発生する搬送
ローラの摩耗及びゴミの付着等による通帳の印字の位置
ずれを補正する。 【解決手段】 補正係数計算処理と、搬送制御処理とを
行う。補正係数計算処理は、通帳を搬送用モータで駆動
しつつ搬送方向の前後に予め設定された二つの通過地点
間を印字媒体が通過する時の搬送用モータのステップ数
を計算し、その計算値を理論上の二つの通過地点間の距
離と比較して補正係数を計算する処理であり、搬送制御
処理は、特定の基準位置から目的とする移動位置までの
移動ステップ数に、補正係数計算処理で得られた補正係
数を乗算して移動ステップ数を補正し、補正後のステッ
プ数を用いて通帳を印字位置まで搬送する処理である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関に設置さ
れた通帳取扱装置等のプリンタの印字位置に、通帳その
他の印字媒体を搬送する印字媒体の搬送方法と、その装
置、特に印字媒体の搬送位置補正方法と、その装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】金融機関等に設置された通帳のプリンタ
の印字位置に、通帳を搬送するに際し、通帳の搬送位置
の位置ずれの補正する方法として、例えば、特開平7−
246744号公報(先行例1)には、通帳の紙厚を検
出する紙厚検出部と、通帳の紙厚に応じた複数の搬送補
正量を予め設定した補正量設定テーブルを備えるROM
とから構成された搬送位置ずれ補正システムが開示され
ている。
【0003】このような先行例1によれば、通帳の搬送
位置の位置ずれは、以下の要領で行われる。すなわち、
搬送されてきた通帳の先端部をセンサが検出すると、一
旦通帳の搬送を停止し、紙厚検出部にて通帳の紙厚を検
出する。
【0004】そして、この紙厚に応じて印字ヘッドと通
帳の印字面とのギャップ調整を行うとともに、この紙厚
に対応した搬送補正量をROMから読み出し、この搬送
補正量に基づき、搬送送りを制御しつつ通帳を定位置ま
で追加搬送する。
【0005】その後、定位置に送り込まれた通帳のペー
ジに対し、その印字開始位置から印字が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先行例1のよ
うな通帳の搬送位置の位置ずれ補正方法による時には、
以下に述べるような問題点がある。
【0007】第1の問題点は、通帳を搬送する搬送ロー
ラの汚れや劣化により、搬送位置の正確な補正を行うこ
とができなくなるという点である。その理由は、補正量
が予めROMに記憶されているためであって、現実に用
いられている搬送ローラの汚れや劣化に伴う搬送送りの
送り量に基づいて補正が行われているわけではないから
である。
【0008】第2の問題点は、搬送位置までの通帳の送
り量の制御は、通帳しか適用することができない点であ
る。その理由は、ROMに記憶されている補正量が通帳
に対応したものであって、通帳以外の印字媒体には、適
用できるようにはできていないからである。
【0009】通帳プリンタに挿入された通帳の位置を検
出し、通帳を記帳位置にセットして取り引き情報を記帳
する他の方法として、特開平9−134197号公報
(先行例2)には、通帳下端が位置センサを通過する前
に通帳上端が通過する位置に位置センサを設置し、位置
センサを通帳上端が通過後の通帳の搬送量を計数し、搬
送途中で読み取ったページマーク情報を記憶し、通帳下
端が位置センサを通過した時に搬送を停止して磁気スト
ライブ情報を読み取り、上位装置に報告し、次にページ
マーク情報の読み取りが指示された際は、前記ページマ
ーク情報を送出し、前記送出量と、印字行情報とから通
帳を記帳位置にセットするための補正量を算出する、と
いう方法が紹介されている。
【0010】先行例2は、現実に挿入された通帳の位置
をセンサで検知し、得られた位置情報をもとに補正量を
算出する方法ではあるが、補正量の算出に関しては、搬
送ローラの状況が考慮されているわけではないので、搬
送ローラの摩耗及びゴミの付着等による通帳の搬送位置
のずれが補正されるわけではない。
【0011】本発明の目的は、金融機関で使用する通帳
取扱装置などのプリンタにおいて、長期間使用すること
により発生する搬送ローラの摩耗及びゴミの付着等によ
る搬送位置ずれを補正する印字媒体の搬送位置補正補正
方法とその装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による印字媒体の搬送位置補正方法において
は、補正係数計算処理と、搬送制御処理とを有する印字
媒体の搬送位置補正方法であって、補正係数計算処理
は、通帳などの印字媒体を搬送用モータで駆動しつつ搬
送方向の前後に予め設定された二つの通過地点間を印字
媒体が通過する時の搬送用モータのステップ数を計算
し、その計算値を理論上の二つの通過地点間の距離と比
較して補正係数を計算する処理であり、搬送制御処理
は、特定の基準位置から目的とする移動位置までの移動
ステップ数に、補正係数計算処理で得られた補正係数を
乗算して移動ステップ数を補正し、補正後のステップ数
を用いて媒体を搬送する処理である。
【0013】また、印字媒体の搬送方向の前後に予め設
定された第1のセンサと、第2のセンサとによって、印
字媒体の二つの通過地点の検知を行い、補正係数計算処
理は、搬送途中の印字媒体を第1のセンサが検知したと
きにカウントNを始め、搬送用モータのパルス切り替え
ごとに第2のセンサを監視し、印字媒体を検知しない時
には、カウントNを加算し、検知した時にカウントを停
止し、その時点のカウント値Nを保存し、本来の両セン
サ間の通過ステップ数をX、第1のセンサA、第2のセ
ンサBの取り付け位置補正量をYとして、補正係数α=
(N+Y/X)を計算する処理を含み、搬送制御処理
は、目的の印字開始位置間での理論ステップ数を算出
し、この理論ステップに補正係数αを乗算し、実際に搬
送すべきステップ数を算出し、最後に、この算出された
ステップで媒体搬送を行い、目的の搬送位置への搬送位
置決めを行う処理を含むものである。
【0014】また、本発明による印字媒体の搬送位置補
正装置においては、プリンタと、プログラム制御により
動作するプリンタ制御装置とを有する印字媒体の搬送位
置補正装置であって、プリンタは、挿入口から挿し込ま
れた印字媒体を搬送ラインに沿って搬送する搬送用モー
タを有し、搬送ラインに、一定間隔を置いて第1のセン
サと、第2のセンサとが前後に設置され、第1のセンサ
と、第2のセンサは、搬送ラインに沿って搬送される印
字媒体の通過を検知してプリンタ制御装置に検知信号を
出力するものであり、プリンタ制御装置は、測定手段
と、演算手段と、位置制御手段と、補助記憶装置とを有
し、測定手段は、第1及び第2のセンサからの検知信号
に基づき、印字媒体が第1のセンサと、第2のセンサ間
を通過する搬送用モータのステップ数を測定し、その測
定値を補助記憶装置に保存するものであり、演算手段
は、補助記憶装置に保存してあるステップ数より、補正
係数を演算し、その値を補助記憶装置に保存するもので
あり、位置制御手段は、補助記憶装置に保存してある補
正係数に基づいて、印字媒体を目的の搬送位置に移動す
るための移動量を計算し、その計算値にしたがって、印
字媒体を目的の位置に搬送するものであり、補助記憶装
置は、測定手段による測定結果、演算手段により演算結
果を保存し、測定結果を演算手段に出力し、演算結果を
位置制御装置に出力するものである。
【0015】本発明においては、プリンタの挿入口から
通帳等の印字媒体を搬送ラインにそって搬送し、第1の
センサAと第2のセンサBとの間を印字媒体が通過する
ときの搬送用モータのステップ数を測定し、その値を理
論上のセンサ間距離と比較し、補正係数を計算する。
【0016】そして、目的の搬送位置に搬送するとき
は、特定の基準位置から目的の移動位置への移動ステッ
プ数に補正係数を乗算し、補正後のステップ数を用いて
印字媒体を搬送する。このようにして、印字媒体の搬送
位置補正を可能にする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による搬送位置補
正システムの一実施形態を図によって説明する。
【0018】図1は、通帳取扱装置の通帳プリンタ1を
示す。通帳プリンタ1は、挿入口2から挿し込まれた通
帳Mの搬送ラインに沿って、搬送方向の前後に、一定間
隔を置いて第1のセンサAと、第2のセンサBとが設置
されている。
【0019】センサには、例えば投光器と、受光器との
組合わせを用い、搬送されてきた通帳Mを光学的に検知
して検知信号を出力する。
【0020】通帳Mは、搬送用モータ3の回転駆動によ
って搬送されるが、通帳Mの搬送ラインには、搬送ロー
ラ4,4が前後に設置され、各搬送ローラ4は、搬送用
モータ3によって同方向に回転駆動される。図2におい
て、本発明の方法を実施する搬送位置補正装置は、通帳
のプリンタ1とプログラム制御により動作する通帳のプ
リンタ制御装置20とから構成されるものである。
【0021】プリンタ制御装置20は、測定手段21
と、演算手段22と、位置制御手段23と、補助記憶装
置24を有している。補助記憶装置24は、測定手段2
1による測定結果、演算手段22により演算結果を保存
し、測定結果を演算手段22に出力するためのものであ
る。これらの手段はそれぞれ次のように動作する。
【0022】すなわち、測定手段21は、印字媒体とし
ての通帳Mの搬送を行い、通帳Mが第1のセンサAと、
第2のセンサB間を通過するステップ数を測定し、その
測定値を補助記憶装置24に保存する。
【0023】演算手段22は、補助記憶装置24に保存
してあるステップ数より、補正係数を演算し、その値を
補助記憶装置24に保存する。位置制御手段23は、補
助記憶装置24に保存してある補正係数に基づいて、媒
体を目的の搬送位置に移動するための移動量を計算し、
その計算値にしたがって、通帳Mを目的の位置に搬送す
る。
【0024】したがって、本発明による印字媒体の搬送
位置補正方法においては、補正係数計算処理と、搬送制
御処理とを順に行って、通帳の搬送位置の位置ずれを補
償するものである。
【0025】補正係数計算処理は、通帳を搬送用モータ
3で駆動しつつ搬送方向の前後に予め設定された第1の
センサAと、第2のセンサBとの二つの通過地点間を通
帳Mが通過する時の搬送用モータのステップ数を測定手
段21にて計算し、演算手段22にてその計算値を理論
上の二つの通過地点間の距離と比較して補正係数を計算
する処理を含むものである。
【0026】また、搬送制御処理は、位置制御手段23
にて行う処理であり、特定の基準位置から目的とする移
動位置までの移動ステップ数に、補正係数計算処理で得
られた補正係数を乗算して移動ステップ数が補正され、
通帳Mは、補正後のステップ数を用いて搬送される。
【0027】次に、図2を参照して図3のフローチャー
トにしたがい、本発明の実施形態の全体の動作について
詳細に説明する。
【0028】オペレータが、通帳をプリンタ1に挿入す
ると、プリンタ1内に設定された搬送ラインに沿って、
通帳Mの搬送が開始される(ステップA1)。
【0029】通帳Mの搬送中に図1に示す第1のセンサ
Aを監視し、第1のセンサAが通帳Mを検知するまで待
つ。通帳MがセンサAの正面に達するまでは、投光器か
らの光は、受光器に導光しているが、通帳Mが第1のセ
ンサAの正面に達したときに受光器への光が遮光されて
センサAの受光器側から検知信号が出力される(ステッ
プA2)。
【0030】搬送途中の通帳Mを第1のセンサAが検知
したときにカウントNを始める(ステップA3)。搬送
用モータ3のパルス切り替えごとに第2のセンサBを監
視し(ステップA4)、通光ならばカウントNを加算
し、遮光したらカウントを停止し、その時点のカウント
値Nを補助記憶装置24に保存する(ステップA5)。
【0031】本来のセンサA−B間の通過ステップ数を
X、第1のセンサA、第2のセンサBの取り付け位置補
正量をYとし、補正係数α=(N+Y/X)を計算し、
その計算値を補助記憶装置24に保存する(ステップA
6)。通帳Mは、そのまま搬送を続け、補正基準位置ま
で搬送する(ステップA7)。次に目的の印字開始位置
間での理論ステップ数を算出する(ステップA8)。
【0032】この理論ステップに補正係数αを乗算し、
実際に搬送すべきステップ数を算出し(ステップA
9)、最後に、この算出されたステップで媒体搬送を行
い、目的の搬送位置への搬送位置決めを行う(ステップ
A10)。
【0033】次に、具体例を用いて説明する。図4は、
本発明のシステムに印字媒体として使用する通帳であ
る。この例では、通帳は、改行ピッチが5行/インチで
7行目まで印字済みとなっており、次の印字を行うため
には、8行目の搬送位置へ印字媒体を搬送する。
【0034】なお、補正の基準位置は、1行目搬送位置
とする。図1における第1のセンサA−第2のセンサ2
間の理論上の距離は、搬送用モータの移動ステップX=
100ステップであり、センサの取り付け位置のずれY
は、Y=5ステップとする。
【0035】この通帳Mの搬送を行い、第1のセンサA
−第2のセンサB間のステップ数の測定を行う。本来な
ら測定結果は、理論上のステップと同じになるはずであ
るが、搬送ローラ径のばらつき及び長期間の使用による
ローラ等の汚れにより、測定結果が異なる値になる。こ
の結果を105ステップとする(ステップA1〜A
5)。
【0036】この例の様な装置の場合、理論上の搬送ス
テップよりも多めに搬送を行わないと、目的の位置に搬
送できないことになる。このときの補正係数αを求める
とα=(105+5)/100=1.1となる(ステッ
プA6)。
【0037】通帳を基準位置に搬送後、印字開始位置へ
の理論ステップを算出する。目的の搬送位置は、8行目
なので、基準位置を1行目とし、1行分の改行ステップ
を36ステップとすると、理論ステップは(8−1)×
36=252ステップとなる(ステップA8)。この順
に補正係数を乗算すると、252×1.1=277ステ
ップとなる(ステップA9)。このステップで目的の搬
送位置に搬送を行うことにより、正しい搬送位置に印字
を行うことが可能となる。
【0038】なお、通帳のプリンタは、印字機構以外に
も通帳の磁気ストライプ読みとり、書き込み機構や、ペ
ージマーク読みとり機構、伝票イメージデータ読みとり
機構、通帳ページめくり機構等、様々な機構で構成され
ており、それらのすべてが、特定の位置からの移動によ
って目的の位置へ搬送するような制御を行っている。
【0039】先の実施形態で算出した補正係数は、その
装置全体の搬送制御で有効であり、各機構毎に補正を行
う基準の位置を決めて、その位置からの理論上の移動量
に補正係数を乗算して、実際の搬送量を求めて搬送制御
処理を行うことにより、すべての機構で目的の位置に正
確に印字媒体の搬送を行うことが可能になる。
【0040】以上、実施形態においては、印字媒体が通
帳である場合を説明したが、本発明によれば、印字媒体
は、通帳に限らず、伝票、カードの類であっても適用す
ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によるときには、
搬送する印字媒体毎に、センサ間の移動ステップ数を測
定し、その測定量に基づいて目的の位置へ搬送するよう
な制御を行うため、印字媒体搬送を搬送するローラ径の
違い及び長期間使用によるローラの汚れや劣化の影響が
あっても、印字媒体を目的の位置に正確に搬送できる。
また、本発明によるときには、通帳の搬送のみならず、
伝票その他の印字媒体についても同様に適用することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】通帳取扱装置のプリンタにおける通帳の搬送機
構部分を示す図である。
【図2】本発明の方法を実施する搬送位置補正装置の構
成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すフローチャート図で
ある。
【図4】通帳の印字箇所を示す図である。
【符号の説明】
1 通帳のプリンタ 2 挿入口 3 搬送用モータ 4 搬送ローラ 20 プリンタ制御装置 21 測定手段 22 演算手段 23 位置制御装置 24 補助記憶装置 A,B センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 19/00 G07D 9/00 436A 3F049 G07D 9/00 436 G06F 15/30 K 5B055 Fターム(参考) 2C058 AB15 AD07 AE05 AE09 AF20 GA02 GB05 GB09 GB14 GB20 GB25 GB30 GB42 GB47 2C059 FF03 FF09 FF17 2C480 CA02 CA41 CA44 CB31 CB44 EC04 EC14 3E040 AA07 BA16 DA08 FG11 FK05 3F048 AA05 AA06 AB04 BA05 BA20 BB05 CA04 CB09 DA06 DB04 DB07 DB11 DB16 DC13 3F049 DA12 EA22 LA07 LB03 5B055 CB13 DD01 GG10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補正係数計算処理と、搬送制御処理とを
    有する印字媒体の搬送位置補正方法であって、 補正係数計算処理は、通帳などの印字媒体を搬送用モー
    タで駆動しつつ搬送方向の前後に予め設定された二つの
    通過地点間を印字媒体が通過する時の搬送用モータのス
    テップ数を計算し、その計算値を理論上の二つの通過地
    点間の距離と比較して補正係数を計算する処理であり、 搬送制御処理は、特定の基準位置から目的とする移動位
    置までの移動ステップ数に、補正係数計算処理で得られ
    た補正係数を乗算して移動ステップ数を補正し、補正後
    のステップ数を用いて印字媒体を搬送する処理であるこ
    とを特徴とする印字媒体の搬送位置補正方法。
  2. 【請求項2】 印字媒体の搬送方向の前後に予め設定さ
    れた第1のセンサと、第2のセンサとによって、印字媒
    体の二つの通過地点の検知を行い、 補正係数計算処理は、搬送途中の印字媒体を第1のセン
    サが検知したときにカウントNを始め、搬送用モータの
    パルス切り替えごとに第2のセンサを監視し、印字媒体
    を検知しない時には、カウントNを加算し、検知した時
    にカウントを停止し、その時点のカウント値Nを保存
    し、本来の両センサ間の通過ステップ数をX、第1のセ
    ンサA、第2のセンサBの取り付け位置補正量をYとし
    て、補正係数α=(N+Y/X)を計算する処理を含
    み、 搬送制御処理は、目的の印字開始位置間での理論ステッ
    プ数を算出し、この理論ステップに補正係数αを乗算
    し、実際に搬送すべきステップ数を算出し、最後に、こ
    の算出されたステップで媒体搬送を行い、目的の搬送位
    置への搬送位置決めを行う処理を含むものであることを
    特徴とする請求項1に記載の印字媒体の搬送位置補正方
    法。
  3. 【請求項3】 プリンタと、プログラム制御により動作
    するプリンタ制御装置とを有する印字媒体の搬送位置補
    正装置であって、 プリンタは、挿入口から挿し込まれた印字媒体を搬送ラ
    インに沿って搬送する搬送用モータを有し、搬送ライン
    に、一定間隔を置いて第1のセンサと、第2のセンサと
    が前後に設置され、 第1のセンサと、第2のセンサは、搬送ラインに沿って
    搬送される印字媒体の通過を検知してプリンタ制御装置
    に検知信号を出力するものであり、 プリンタ制御装置は、測定手段と、演算手段と、位置制
    御手段と、補助記憶装置とを有し、 測定手段は、第1及び第2のセンサからの検知信号に基
    づき、印字媒体が第1のセンサと、第2のセンサ間を通
    過する搬送用モータのステップ数を測定し、その測定値
    を補助記憶装置に保存するものであり、 演算手段は、補助記憶装置に保存してあるステップ数よ
    り、補正係数を演算し、その値を補助記憶装置に保存す
    るものであり、 位置制御手段は、補助記憶装置に保存してある補正係数
    に基づいて、印字媒体を目的の搬送位置に移動するため
    の移動量を計算し、その計算値にしたがって、印字媒体
    を目的の位置に搬送するものであり、 補助記憶装置は、測定手段による測定結果、演算手段に
    より演算結果を保存し、測定結果を演算手段に出力し、
    演算結果を位置制御装置に出力するものであることを特
    徴とする印字媒体の搬送位置補正装置。
JP7360199A 1999-03-18 1999-03-18 印字媒体の搬送位置補正方法とその装置 Pending JP2000264488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7360199A JP2000264488A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 印字媒体の搬送位置補正方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7360199A JP2000264488A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 印字媒体の搬送位置補正方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000264488A true JP2000264488A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13523021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7360199A Pending JP2000264488A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 印字媒体の搬送位置補正方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000264488A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168154A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷方法、及び印刷システム
CN111645431A (zh) * 2020-05-25 2020-09-11 厦门墨逦标识科技有限公司 基于格雷码的打印机控制方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168154A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷方法、及び印刷システム
CN111645431A (zh) * 2020-05-25 2020-09-11 厦门墨逦标识科技有限公司 基于格雷码的打印机控制方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4886373B2 (ja) 記録装置
JP2000264488A (ja) 印字媒体の搬送位置補正方法とその装置
JP2000001033A (ja) 印字媒体端検知装置およびそれを使用する印字装置
JPH06191684A (ja) インサータ式プリンタ
JP2000168180A (ja) ラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙
JP2003136794A (ja) 印刷装置
JP2000040125A (ja) カード処理装置及びカード処理方法
JP2001233506A (ja) 帳票類スキュー補正装置および補正方法
WO2023100534A1 (ja) プリンタ、プリンタの制御方法及びプログラム
US7267217B2 (en) Apparatus and method for detecting removal of conveyed work
JPH0797133A (ja) 長尺紙印刷装置における印刷位置検出方法
JP2638031B2 (ja) 通帳プリンタ
JP2875012B2 (ja) 印字行位置付け方法
JP4473682B2 (ja) 印字装置
JP2000168181A (ja) ラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙
JP2578920B2 (ja) プリンタの印字位置決め機構
JPH0397576A (ja) 通帳類取扱い装置
JP4702065B2 (ja) 搬送対象物の取り出しを検出する装置及び方法
JPH04163180A (ja) 媒体印字装置
JP2775318B2 (ja) 印字媒体の重送検出装置
JPH0986715A (ja) 紙送り装置
JPH01241469A (ja) 通帳プリンタ
JPH096928A (ja) 印字機能付き磁気カードリーダライタ
JP2000335064A (ja) プリンタ
JP2000351486A (ja) 給紙装置