JP2003136794A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2003136794A
JP2003136794A JP2001335133A JP2001335133A JP2003136794A JP 2003136794 A JP2003136794 A JP 2003136794A JP 2001335133 A JP2001335133 A JP 2001335133A JP 2001335133 A JP2001335133 A JP 2001335133A JP 2003136794 A JP2003136794 A JP 2003136794A
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Norio Sakamoto
範夫 坂本
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷媒体の送り精度を向上させ、送り精度が
低下した場合でも、印刷開始位置のずれを最小限に抑え
ることのできる印刷装置を提供する。 【解決手段】 印刷媒体30上に設けられた先端マーク
33と、先端マークから所定の間隔を開けて印刷媒体上
に配置された距離測定用マーク38とを検出する検出手
段231と、予め先端マークと距離測定用マークとの間
の距離を記憶する記憶手段253と、印刷媒体を搬送す
る搬送手段220と、搬送手段によって搬送された印刷
媒体の検出手段による先端マークと距離測定用マークの
検出タイミングに基づいて先端マークと距離測定用マー
クとの間の距離を算出する演算手段252と、演算手段
による先端マークと距離測定用マークとの間の距離の算
出値と、記憶手段に記憶された距離データとを比較し、
比較結果に基づいて以後の動作を決定する制御手段25
1とを備える印刷装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等の印刷
装置に関し、特に、印刷媒体上に記されたマークを検出
し、任意の行から印刷を行う追記型の印刷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送ローラによって媒体を搬送
し、印刷媒体上に配置されたマークを読み取る技術で
は、印刷媒体の送り精度は、搬送ローラの直径の精度に
依存し、実際に搬送された距離と理論上の距離の比較は
行われていないことが多い。また、従来の印刷装置で
は、印刷媒体の先端部または後端部を検出することによ
って正常に搬送されたか否かを判断することができる
が、用紙自体の寸法誤差がA4縦方向で最大±2mm程
度存在するため、正確な情報としては利用されていなか
った。
【0003】一方、上記のような追記型の印刷装置とし
て、例えば、特許第2892960号公報に記載された
構成が知られている。
【0004】この特許にかかる印刷装置は、医療で使用
されるカルテを例に採って説明されている。カルテに
は、医師が患者の症状、薬剤等の処方の他にもコンピュ
ータ上のデータを記入したい場合がある。そこで、医師
が自筆でカルテに記入した後、コンピュータからのデー
タを印刷するには、印刷開始位置を明示的に指定する必
要がある。そのための手段として、印刷媒体(ここで
は、カルテ用紙)の全行に設けられた印刷行指定マーキ
ング枠と、既印刷行認識マーキング枠と、前記印刷行指
定マーキング枠及び既印刷行認識マーキング枠に記録さ
れたマークを検出する手段及び制御手段と、印刷及び搬
送手段とを有する構成が提示されている。
【0005】ここで、印刷行指定マーキング枠と、既印
刷行認識マーキング枠とに記入された印刷開始行マーク
(以下、「Aマーク」と呼ぶ)及び既印刷行認識マーク
(以下、「Bマーク」と呼ぶ)を検出する検出部は、印
刷装置内の印字ヘッド近傍に配置され、これら2つのマ
ーキング部を1ライン毎に検査し、マーキングの有無に
より改行動作を行うか、印刷動作を行うかの判断を行っ
て処理を進めていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の印
刷装置においては、印刷媒体に記録された印刷開始位置
マークを読み取り、マークに従って印刷するにあたっ
て、搬送ローラ等を利用した摩擦搬送によって印刷媒体
を搬送すると、搬送ローラの摩擦力の低下によるスリッ
プや、摩耗によるローラ径の減少によって、ローラを所
定の回転数で回転しても所望の距離を搬送することがで
きない場合があり、このような印刷媒体の搬送不良が発
生すると、印刷開始位置情報マークの読取精度が低下
し、印刷開始位置がずれるおそれがあるという問題があ
った。
【0007】そこで、本発明は、上記従来の印刷装置に
おける問題点に鑑みてなされたものであって、印刷媒体
の送り精度を向上させるとともに、送り精度が低下した
場合でも、印刷媒体の搬送不良を補正して印刷開始位置
情報マークの読取精度を向上させ、印刷開始位置のずれ
を最小限に抑えることのできる印刷装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、印刷装置であって、印刷媒
体上に設けられた先端マークと、該先端マークから該印
刷媒体の搬送方向に所定の間隔を開けて該印刷媒体上に
配置された距離測定用マークとを検出する検出手段と、
予め前記先端マークと前記距離測定用マークとの間の距
離を記憶する記憶手段と、印刷媒体を搬送する搬送手段
と、前記搬送手段によって搬送された印刷媒体の前記検
出手段による前記先端マークと前記距離測定用マークの
検出タイミングに基づいて前記先端マークと前記距離測
定用マークとの間の距離を算出する演算手段と、該演算
手段による前記先端マークと前記距離測定用マークとの
間の距離の算出値と、前記記憶手段に記憶された距離デ
ータとを比較し、該比較結果に基づいて以後の動作を決
定する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】そして、請求項1記載の発明によれば、制
御手段によって、演算手段による両マーク間の距離の算
出値と、予め記憶手段に記憶された距離データとを比較
した結果に基づいて以後の動作を決定することができる
ため、例えば、搬送手段としての搬送ローラの摩擦力の
低下によるスリップや、摩耗によるローラ径の減少によ
ってローラを所定の回転数で回転しても所望の距離で搬
送されない場合等には、搬送不良を容易に検出すること
ができ、搬送不良に対して容易に対応することができ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の印
刷装置において、前記演算手段による前記先端マークと
前記距離測定用マークとの間の距離の算出値と、前記記
憶手段に記憶された距離データとの差が所定の値以上の
場合には、前記制御手段は、該印刷媒体に印刷を行うこ
となく、印刷の再試行を促す表示を行うようにすること
を特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明によれば、演算手段に
よる両マーク間の距離の算出値と、予め記憶手段に記憶
された距離データとを比較した結果、両者の差が大きい
場合には、印刷媒体に印刷を行うことなく、印刷の再試
行を促す表示を行うことにより、印刷開始位置のずれを
未然に防止することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の印刷装置において、前記演算手段による前記先端
マークと前記距離測定用マークとの間の距離の算出値
と、前記記憶手段に記憶された距離データとの差が所定
の値以下の場合には、前記制御手段は、該印刷媒体に印
刷を行う印刷位置を決定する際に、印刷開始位置情報値
に、(前記演算手段による算出値/前記記憶手段に記憶
された距離データ)を乗じた値を補正された印刷開始位
置情報値として印刷を行うようにすることを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明によれば、演算手段に
よる両マーク間の距離の算出値と、予め記憶手段に記憶
された距離データとを比較した結果、両者の差が一定値
以下の場合には、印刷開始位置情報値に、(前記演算手
段による算出値/前記記憶手段に記憶された距離デー
タ)を乗じた値を補正して印刷開始位置情報値として印
刷を行うようにしたたため、印刷開始位置のずれを最小
限に抑えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる印刷装置の
実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明にかかる印刷装置の一実施
例の概略構成を示すブロック図である。この印刷装置
は、大別して、印刷部100と、追記位置読取部200
と、印刷イメージ作成部300とで構成され、印刷イメ
ージ作成部300は、一般に、プリンタドライバとも呼
ばれ、上位装置としてのホストコンピュータ310のメ
モリー上で動作する。図2に示すように、印刷部100
は、追記位置読取部200の上方に設置される。
【0016】図1に示すように、印刷装置とホストコン
ピュータとの接続にあたって、通常、印刷部100に
は、一ヶ所のデータ入力インターフェース部しか設けら
れていないため、後述する追記位置読取部200に配置
された制御部250上にホストコンピュータ310から
の入力インターフェース254と、印刷装置への出力イ
ンターフェース255とを配置して制御部250を中継
して接続される。
【0017】制御部250には、演算及び制御を行うC
PU251と、記憶手段としてのRAM252及びRO
M253と、前記入力インターフェース254とが配置
される。
【0018】RAM252には、記憶領域としての後述
する積算カウンタ256が設けられ、ROM253に
は、記憶領域として後述する先端マークとしての頭出し
マーク33と距離測定用マークとしての後端マーク38
の距離Lに相当する理論値257が記憶される。
【0019】図3に示すように、追記用紙30には、印
刷行指定マーキング枠31と、既印刷行認識マーキング
枠32とが印刷面の左側に配置されている。
【0020】既印刷行認識マーキング枠32の上方には
頭出しマーク33が印刷され、下方には所定の距離Lだ
け離れた位置に、後端マーク38が印刷される。頭出し
マーク33と、後端マーク38とは、後述するマーク検
出センサ230によって検出可能な状態とするため、黒
色にて塗り潰し印刷されている。
【0021】印刷行指定マーキング枠31に記入される
印刷行指定マーク(以下、「Aマーク」と呼ぶ)は、操
作者によって記入され、既印刷行認識マーキング枠32
に記入される既印刷行認識マーク(以下「Bマーク」と
呼ぶ)は、プリンタドライバによって作成された印刷イ
メージに従って、印刷部100によって印刷される。
【0022】尚、本実施例では、既印刷行認識マーキン
グ枠32、頭出しマーク33及び後端マーク38は、各
々同じ直線上に配置することで、同じ検出用センサを使
用することができ、部品点数の低減を計っている。
【0023】図2に示すように、印刷部100は、下部
にホッパー部130を備え、ホッパー部130内に積載
用紙131が積載される。また、図示しない用紙持ち上
げ機構によって、積載用紙131は、搬送ローラ120
に押し付けられ、積載用紙131の最上部の用紙が搬送
ローラ120との摩擦搬送力によって搬送される。搬送
ローラ120は、用紙の補給動作と、用紙の搬送方向を
反転する機能を有する。
【0024】印刷ヘッド110は、図示しない駆動機構
によって、印刷装置の左右方向に移動する印字キャリア
111に脱着可能に取り付けられている。スタッカ部1
40、141には印刷された用紙が積載される。
【0025】追記位置読取部200は、後方に制御部2
50を、前方に読取部210を備える。読取部210に
は、用紙走行面211及び用紙ガイド212が配置さ
れ、追記用紙30を後述する搬送ローラ220へ搬送す
る際の走行面として機能する。
【0026】搬送ローラ220は、図1に示す駆動モー
タ221、図示しない伝達ギヤ及び駆動伝達制御のため
の電磁クラッチ223によって駆動され、搬送ローラ1
20によって追記用紙30を摩擦搬送する。ここで、駆
動モータ221にステッピングモータを使用することで
駆動するステップ数を積算し、伝達ギヤと搬送ローラ2
20の直径によって追記用紙30の搬送距離を算出す
る。
【0027】用紙有無センサ231は、搬送ローラ22
0の用紙挿入側に配置される。用紙有無センサ231
は、追記用紙30が用紙走行面211上に置かれた場合
にこれを検出し、前記電磁クラッチ223の制御始動信
号として制御部250へ信号を伝達する。
【0028】マーク検出センサ230は、用紙の搬送方
向に対して、用紙有無センサ231と搬送ローラ220
との中間に配置される。また、印刷部100の印刷面
は、装置上では上面となるが、用紙搬送経路が搬送ロー
ラ120で反転しているため、読取部210では印刷面
が下となる。そのためにマーク検出センサ230は、用
紙走行面211に対して下側に配置される。
【0029】マーク検出センサ230は、用紙の幅方向
において、前記追記用紙30に配置された印刷行指定マ
ーキング枠31と、既印刷行認識マーキング枠32との
2ヶ所に対応する位置に配置され、本実施例の場合には
印刷行指定マーキング枠31の検出用センサをAマーク
検出センサ230a、既印刷行認識マーキング枠32の
検出用センサをBマーク検出センサ230bとしてい
る。
【0030】次に、上記構成を有する印刷装置の動作に
ついて詳細に説明する。
【0031】まず、図4に示した用紙有無センサ231
の信号変化により、用紙有りと判断すると、図1の電磁
クラッチ223に通電して搬送ローラ220を回転可能
とし、所定時間後に駆動モータ221を用紙挿入方向に
回転する。
【0032】例えば、図3の追記用紙30を挿入した場
合のように、図1のBマーク検出センサ230bが頭出
しマーク33を検出すると、検出した時点を用紙搬送量
の基準位置として、RAM252の記憶領域に配置され
た積算カウンタ256の値と、追記位置情報とを初期化
する。以降、駆動モータ221のステップ動作毎に積算
カウンタ256を加算する。
【0033】その後、駆動モータ221を駆動して追記
用紙30を搬送していくが、Aマーク検出センサ230
aは、駆動モータ221のステップ駆動毎に印刷行指定
マーキング枠31を検査する。Aマーク検出センサ23
0aによってAマーク36aが検出されると、Bマーク
検出センサ230bによって同じ行を検査してBマーク
37aの有無を調べる。その結果、Bマーク37aが存
在しない場合には、追記位置候補として積算カウンタ2
56の値を追記位置情報として記憶する。一方、Bマー
ク37aが記入されていた場合には、RAM252への
記録は行わない。
【0034】引き続き、追記用紙30は搬送され、図3
で示された追記用紙30の場合では、Aマーク36bの
検出後、Bマーク37bが検出されるために、RAM2
52への記録は行わない。さらに追記用紙30を搬送し
て、Aマーク36cが検出されるが、Bマーク37cが
記録されないため、この位置を追記位置候補として積算
カウンタ256の値をRAM252の記憶領域に記憶す
る。
【0035】上記の動作は、搬送ローラ220、伝達ギ
ヤの減速比、駆動モータ221の回転解像度と、追記用
紙30上の印刷行指定マーキング枠の長さによって算出
された駆動モータ221の駆動ステップ数と積算カウン
タ256の値が一致するまで繰り返されて追記位置の読
取動作が終了する。
【0036】その後、さらに駆動モータ221が後端マ
ーク38が検出されるまで駆動されて、積算カウンタも
加算されて行く。そして、後端マーク38が検出された
時点でCPU251によって、積算カウンタ256の値
と搬送ローラ220の径と減速比によって算出された算
出値と、頭出しマーク33と後端マーク38の間隔Lの
理論値257とが比較される。
【0037】ここで、仮に搬送ローラ220の直径をφ
16.17±0.03mmとし、追記用紙30がA4サ
イズ相当(縦送り方向の寸法297mm)とすると、搬
送ローラ220は5.8回転することになり、搬送ロー
ラ220の寸法公差によって送り量に約±0.54mm
の誤差が発生する。
【0038】また、搬送ローラ220は、通常ゴム製で
あるため、使用して行くに従って直径が減少し、搬送量
も減少する方向に働いてしまう。さらに、追記用紙30
を用紙挿入口から挿入する場合に、用紙を手で押さえて
しまっていた場合等では、正常に用紙が搬送されずスリ
ップが発生する場合もある。すなわち、これらの現象
は、搬送される送り量が減少する方向に働く。
【0039】以上のような条件を考慮して、積算カウン
タ256による算出値と間隔Lとの差が、例えば1mm
未満の場合には、正常に搬送されたものとして処理を継
続し、積算カウンタ256による算出値と間隔Lとの差
が、例えば1mm以上の場合には、搬送中にスリップ等
の障害が発生したものとしてエラー処理とし再試行を促
すような表示を行なう。
【0040】次に、ホストコンピュータからデータを印
刷する場合には、まず追加記入位置情報の要求がホスト
コンピュータから追記位置読取部200へ行われる。ホ
ストコンピュータからの問い合わせに対し、追記位置読
取部200から最後にAマークだけが検出された位置を
通知する。
【0041】印刷イメージ作成部300では、追記位置
情報から印刷位置を特定するとともに、既印刷行認識マ
ーキング枠32に既印刷行マークすなわちBマークが追
加された印刷イメージを作成する。印刷イメージが作成
された後に印刷部100へは追記位置読取部200を経
由して転送される。その後、印刷部100に配置された
図示しない用紙持ち上げ機構を駆動して積載用紙131
の最上位に積載された追記用紙30を搬送ローラ120
に押し付けて用紙搬送が開始される。搬送された追記用
紙30は、用紙ガイド122を経て印字ヘッドによって
印刷され、スタッカ部140、141に排出される。
【0042】尚、上記実施例においては、積算カウンタ
256による算出値と間隔Lとの差が、例えば1mm未
満または1mm以上かによって、正常に搬送されたもの
として処理を継続するか、再試行を促すような表示を行
なっていたが、積算カウンタによる算出値と間隔Lとの
差が、例えば3mm以上の場合には、搬送中にスリップ
等の障害が発生したものとしてエラー処理とし再試行を
促すような表示を行なうが、例えば3mm未満の場合に
は、追記位置読込み装置によって読み取られた追加位置
情報値に、(積算カウンタからの算出値/間隔L)を乗
数として掛けた値を補正された追加位置情報値とするこ
とによって、誤差マージンを拡大するとともに、比率計
算によって算出された追加位置情報値を使用することで
より精度を上げることもできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷媒体の送り精度を向上させるとともに、送り精度が
低下した場合でも、印刷媒体の搬送不良を補正して印刷
開始位置情報マークの読取精度を向上させ、印刷開始位
置のずれを最小限に抑えることのできる印刷装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる印刷装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明にかかる印刷装置の一実施例を示す断面
図である。
【図3】本発明にかかる印刷装置に使用する用紙の一例
を示す平面図である。
【図4】図2の印刷装置の拡大断面図である。
【符号の説明】
30 追記用紙 31 印刷行指定マーキング枠 32 既印刷行認識マーキング枠 33 頭出しマーク 35 印刷範囲 36a、b、c Aマーク 37a、b Bマーク 38 後端マーク 39 パンチ穴 100 印刷部 110 印字ヘッド 111 印字キャリア 120 搬送ローラ 121 搬送ローラ 122 用紙ガイド 130 ホッパ部 131 積載用紙 140 スタッカ部 141 スタッカ部 200 追記位置読取部 210 読取部 211 用紙走行面 212 用紙ガイド 213 読取部フレーム 214 用紙挿入口 215 位置検出センサ 220 搬送ローラ 221 駆動モータ 223 電磁クラッチ 230 マーク検出センサ 230a Aマーク検出センサ 230b Bマーク検出センサ 231 用紙有無センサ 250 制御部 251 CPU 252 RAM 253 ROM 254 入力インターフェース 255 出力インターフェース 256 積算カウンタ 257 理論値 300 印刷イメージ作成部 310 ホストコンピュータ(上位装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB15 AC11 AD01 AE02 AF17 AF55 GA02 GB03 GB12 GB15 GB36 GB47 GB53 GE03 GE24 2C061 AP01 AS02 HJ02 HK11 HK13 HV09 3F048 AA05 AB01 BB02 CA06 CB03 DA06 DC12 EB24 EB37 3F049 DA14 EA22 EA28 LA07 LB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体上に設けられた先端マークと、
    該先端マークから該印刷媒体の搬送方向に所定の間隔を
    開けて該印刷媒体上に配置された距離測定用マークとを
    検出する検出手段と、 予め前記先端マークと前記距離測定用マークとの間の距
    離を記憶する記憶手段と、 印刷媒体を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送された印刷媒体の前記検出手
    段による前記先端マークと前記距離測定用マークの検出
    タイミングに基づいて前記先端マークと前記距離測定用
    マークとの間の距離を算出する演算手段と、 該演算手段による前記先端マークと前記距離測定用マー
    クとの間の距離の算出値と、前記記憶手段に記憶された
    距離データとを比較し、該比較結果に基づいて以後の動
    作を決定する制御手段とを備えることを特徴とする印刷
    装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段による前記先端マークと前
    記距離測定用マークとの間の距離の算出値と、前記記憶
    手段に記憶された距離データとの差が所定の値以上の場
    合には、前記制御手段は、該印刷媒体に印刷を行うこと
    なく、印刷の再試行を促す表示を行うようにすることを
    特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段による前記先端マークと前
    記距離測定用マークとの間の距離の算出値と、前記記憶
    手段に記憶された距離データとの差が所定の値以下の場
    合には、前記制御手段は、該印刷媒体に印刷を行う印刷
    位置を決定する際に、印刷開始位置情報値に、(前記演
    算手段による算出値/前記記憶手段に記憶された距離デ
    ータ)を乗じた値を補正された印刷開始位置情報値とし
    て印刷を行うようにすることを特徴とする請求項1また
    は2記載の印刷装置。
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