JP2000001033A - 印字媒体端検知装置およびそれを使用する印字装置 - Google Patents
印字媒体端検知装置およびそれを使用する印字装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】印字媒体端が検知不可である箇所を持つ印字媒
体に対して、正しい印字媒体端を検知する印字媒体端検
知装置を提供する。 【解決手段】この印字媒体端検知装置は、プラテン１６
とこのプラテン１６に装着された印字媒体６とを色判別
可能な光センサ１１と、この光センサ１１と印字ヘッド
１２とを搭載したキャリッジ１３をプラテン１６に沿っ
て移動させる印字ヘッド駆動部２と、印字媒体６を縦方
向（Ｙ方向）に移動する印字媒体搬送部３とを備える。
また、光センサ１１の出力信号ＳＳおよびキャリッジ１
３の位置により印字媒体６の位置を検知する印字媒体検
知部１と、キャリッジ１３を印字ヘッド駆動部２により
横方向（Ｘ方向）に移動し、必要に応じて印字媒体６を
印字媒体搬送部３により縦方向に移動することにより、
印字媒体端ａおよびｂを検出する印字媒体端解析部４と
を備える。
体に対して、正しい印字媒体端を検知する印字媒体端検
知装置を提供する。 【解決手段】この印字媒体端検知装置は、プラテン１６
とこのプラテン１６に装着された印字媒体６とを色判別
可能な光センサ１１と、この光センサ１１と印字ヘッド
１２とを搭載したキャリッジ１３をプラテン１６に沿っ
て移動させる印字ヘッド駆動部２と、印字媒体６を縦方
向（Ｙ方向）に移動する印字媒体搬送部３とを備える。
また、光センサ１１の出力信号ＳＳおよびキャリッジ１
３の位置により印字媒体６の位置を検知する印字媒体検
知部１と、キャリッジ１３を印字ヘッド駆動部２により
横方向（Ｘ方向）に移動し、必要に応じて印字媒体６を
印字媒体搬送部３により縦方向に移動することにより、
印字媒体端ａおよびｂを検出する印字媒体端解析部４と
を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は印字媒体端検知装置
およびそれを使用する印字装置に関し、特に印字媒体端
および印字媒体先端が検知不可である箇所を持つ印字媒
体に対しても全ての印字行で印字媒体端および印字媒体
先端からの印字桁位置および印字行位置を正しい位置に
印字することのできる印字媒体端検知装置およびそれを
使用する印字装置に関する。
およびそれを使用する印字装置に関し、特に印字媒体端
および印字媒体先端が検知不可である箇所を持つ印字媒
体に対しても全ての印字行で印字媒体端および印字媒体
先端からの印字桁位置および印字行位置を正しい位置に
印字することのできる印字媒体端検知装置およびそれを
使用する印字装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の印字装置は、たとえば特
開平６−３２０３２号公報に示されるように、印字済み
印字媒体の「黒」部分を印字媒体端と誤検出することな
く、確実に印字媒体の左右端位置を検出して印字媒体幅
を計算する装置が提案されている。
開平６−３２０３２号公報に示されるように、印字済み
印字媒体の「黒」部分を印字媒体端と誤検出することな
く、確実に印字媒体の左右端位置を検出して印字媒体幅
を計算する装置が提案されている。
【０００３】この従来の印字装置の構成をブロックで示
す図４を参照すると、この従来の印字装置は、キャリッ
ジ１３を基準位置Ａから右端Ｂに向かってステップ移動
しながら光センサ１１による検出を行い、検出信号ＳＳ
が最初にＨになった時のキャリッジ１３の位置を左端レ
ジスタＰＬに記憶し、その後、検出信号ＳＳがＨからＬ
に変化する度にその時のキャリッジ１３の位置を右端レ
ジスタＰＲに記憶し、キャリッジ１３が右端Ｂに達した
ときにＰＲとＰＬの差を計算して用紙の幅を決定する。
す図４を参照すると、この従来の印字装置は、キャリッ
ジ１３を基準位置Ａから右端Ｂに向かってステップ移動
しながら光センサ１１による検出を行い、検出信号ＳＳ
が最初にＨになった時のキャリッジ１３の位置を左端レ
ジスタＰＬに記憶し、その後、検出信号ＳＳがＨからＬ
に変化する度にその時のキャリッジ１３の位置を右端レ
ジスタＰＲに記憶し、キャリッジ１３が右端Ｂに達した
ときにＰＲとＰＬの差を計算して用紙の幅を決定する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の印字装置に
おける問題点は、図２に示すような印字媒体６の用紙端
部６１が黒色である場合、正確な用紙端を検出できな
い、ということである。その理由は、プラテン１６が黒
色の場合（一般には、プラテンは黒色である）印字媒体
６の用紙端部６１が黒色であると、光センサが用紙端を
正確には検出できないからである。
おける問題点は、図２に示すような印字媒体６の用紙端
部６１が黒色である場合、正確な用紙端を検出できな
い、ということである。その理由は、プラテン１６が黒
色の場合（一般には、プラテンは黒色である）印字媒体
６の用紙端部６１が黒色であると、光センサが用紙端を
正確には検出できないからである。
【０００５】本発明の目的は、印字媒体端が検知不可で
ある箇所を持つ印字媒体に対しても、自動的に異なる箇
所で印字媒体端を検知する制御を行うことで、印字媒体
端が検知不可である箇所を持つ印字媒体に対しても、全
ての印字行で印字媒体端からの印字桁位置を正しい位置
に印字することのできる印字装置を提供することにあ
る。
ある箇所を持つ印字媒体に対しても、自動的に異なる箇
所で印字媒体端を検知する制御を行うことで、印字媒体
端が検知不可である箇所を持つ印字媒体に対しても、全
ての印字行で印字媒体端からの印字桁位置を正しい位置
に印字することのできる印字装置を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の印字媒体端検知
装置は、プラテンとこのプラテンに装着された印字媒体
とを色判別可能なセンサと、このセンサと印字ヘッドと
を搭載したキャリッジを前記プラテンに沿って移動させ
る印字ヘッド駆動手段と、前記印字媒体を縦方向（Ｙ方
向）に移動する印字媒体搬送手段と、前記センサの出力
信号および前記キャリッジの位置により前記印字媒体の
位置を検知する印字媒体検知手段と、前記キャリッジを
前記印字ヘッド駆動手段により横方向（Ｘ方向）に移動
し必要に応じて前記印字媒体を前記印字媒体搬送手段に
より縦方向に移動することにより印字媒体端を検出する
印字媒体端解析手段とを備える。
装置は、プラテンとこのプラテンに装着された印字媒体
とを色判別可能なセンサと、このセンサと印字ヘッドと
を搭載したキャリッジを前記プラテンに沿って移動させ
る印字ヘッド駆動手段と、前記印字媒体を縦方向（Ｙ方
向）に移動する印字媒体搬送手段と、前記センサの出力
信号および前記キャリッジの位置により前記印字媒体の
位置を検知する印字媒体検知手段と、前記キャリッジを
前記印字ヘッド駆動手段により横方向（Ｘ方向）に移動
し必要に応じて前記印字媒体を前記印字媒体搬送手段に
より縦方向に移動することにより印字媒体端を検出する
印字媒体端解析手段とを備える。
【０００７】また、本発明の印字装置は、プラテンとこ
のプラテンに装着された印字媒体とを色判別可能なセン
サと、このセンサと印字ヘッドとを搭載したキャリッジ
を前記プラテンに沿って移動させる印字ヘッド駆動手段
と、前記印字媒体を縦方向（Ｙ方向）に移動する印字媒
体搬送手段と、前記センサの出力信号および前記キャリ
ッジの位置により前記印字媒体の位置を検知する印字媒
体検知手段と、前記キャリッジを前記印字ヘッド駆動手
段により横方向（Ｘ方向）に移動し必要に応じて前記印
字媒体を前記印字媒体搬送手段により縦方向に移動する
ことにより印字媒体端を検出する印字媒体端解析手段と
から成る印字媒体端検知装置を備える。
のプラテンに装着された印字媒体とを色判別可能なセン
サと、このセンサと印字ヘッドとを搭載したキャリッジ
を前記プラテンに沿って移動させる印字ヘッド駆動手段
と、前記印字媒体を縦方向（Ｙ方向）に移動する印字媒
体搬送手段と、前記センサの出力信号および前記キャリ
ッジの位置により前記印字媒体の位置を検知する印字媒
体検知手段と、前記キャリッジを前記印字ヘッド駆動手
段により横方向（Ｘ方向）に移動し必要に応じて前記印
字媒体を前記印字媒体搬送手段により縦方向に移動する
ことにより印字媒体端を検出する印字媒体端解析手段と
から成る印字媒体端検知装置を備える。
【０００８】さらに、本発明の印字媒体端検知装置は、
プラテンとこのプラテンに装着された印字媒体とを色判
別可能なセンサと、このセンサと印字ヘッドとを搭載し
たキャリッジを前記プラテンに沿って移動させる印字ヘ
ッド駆動手段と、前記印字媒体を縦方向（Ｙ方向）に移
動する印字媒体搬送手段と、前記センサの出力信号およ
び前記キャリッジの位置により前記印字媒体の位置を検
知する印字媒体検知手段と、前記印字媒体を前記印字媒
体搬送手段により縦方向（Ｙ方向）に移動し必要に応じ
て前記キャリッジを前記印字ヘッド駆動手段により横方
向（Ｘ方向）に移動することにより印字媒体先端を検出
する印字媒体端解析手段とを備える。
プラテンとこのプラテンに装着された印字媒体とを色判
別可能なセンサと、このセンサと印字ヘッドとを搭載し
たキャリッジを前記プラテンに沿って移動させる印字ヘ
ッド駆動手段と、前記印字媒体を縦方向（Ｙ方向）に移
動する印字媒体搬送手段と、前記センサの出力信号およ
び前記キャリッジの位置により前記印字媒体の位置を検
知する印字媒体検知手段と、前記印字媒体を前記印字媒
体搬送手段により縦方向（Ｙ方向）に移動し必要に応じ
て前記キャリッジを前記印字ヘッド駆動手段により横方
向（Ｘ方向）に移動することにより印字媒体先端を検出
する印字媒体端解析手段とを備える。
【０００９】さらに、本発明の印字装置は、プラテンと
このプラテンに装着された印字媒体とを色判別可能なセ
ンサと、このセンサと印字ヘッドとを搭載したキャリッ
ジを前記プラテンに沿って移動させる印字ヘッド駆動手
段と、前記印字媒体を縦方向（Ｙ方向）に移動する印字
媒体搬送手段と、前記センサの出力信号および前記キャ
リッジの位置により前記印字媒体の位置を検知する印字
媒体検知手段と、前記印字媒体を前記印字媒体搬送手段
により縦方向（Ｙ方向）に移動し必要に応じて前記キャ
リッジを前記印字ヘッド駆動手段により横方向（Ｘ方
向）に移動することにより印字媒体先端を検出する印字
媒体端解析手段とから成る印字媒体端検知装置を備え
る。
このプラテンに装着された印字媒体とを色判別可能なセ
ンサと、このセンサと印字ヘッドとを搭載したキャリッ
ジを前記プラテンに沿って移動させる印字ヘッド駆動手
段と、前記印字媒体を縦方向（Ｙ方向）に移動する印字
媒体搬送手段と、前記センサの出力信号および前記キャ
リッジの位置により前記印字媒体の位置を検知する印字
媒体検知手段と、前記印字媒体を前記印字媒体搬送手段
により縦方向（Ｙ方向）に移動し必要に応じて前記キャ
リッジを前記印字ヘッド駆動手段により横方向（Ｘ方
向）に移動することにより印字媒体先端を検出する印字
媒体端解析手段とから成る印字媒体端検知装置を備え
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【００１１】本発明の一実施の形態をブロックで示す図
１を参照すると、この実施の形態の印字媒体端検知装置
は、表面がゴム製で黒系統の色をしたプラテン１６の黒
とこのプラテン１６に装着された印字媒体６の白とを判
別可能な光センサ１１と、光センサ１１と印字ヘッド１
２とを搭載したキャリッジ１３をプラテン１６に沿って
移動させるＣＲモータ１４を駆動する印字ヘッド駆動部
２と、プラテン１６をＬＦモータ１５により回転させて
印字媒体６を縦方向（Ｙ方向）に移動する印字媒体搬送
部３と、光センサ１１の出力信号ＳＳおよびキャリッジ
１３の位置により印字媒体６の位置を検知する印字媒体
検知部１と、キャリッジ１３を印字ヘッド駆動部２によ
り横方向（Ｘ方向）に移動し必要に応じて印字媒体６を
印字媒体搬送部３により縦方向に移動することにより印
字媒体端を検出する印字媒体端解析部４と、各構成部を
制御する全体制御部５とから構成される。
１を参照すると、この実施の形態の印字媒体端検知装置
は、表面がゴム製で黒系統の色をしたプラテン１６の黒
とこのプラテン１６に装着された印字媒体６の白とを判
別可能な光センサ１１と、光センサ１１と印字ヘッド１
２とを搭載したキャリッジ１３をプラテン１６に沿って
移動させるＣＲモータ１４を駆動する印字ヘッド駆動部
２と、プラテン１６をＬＦモータ１５により回転させて
印字媒体６を縦方向（Ｙ方向）に移動する印字媒体搬送
部３と、光センサ１１の出力信号ＳＳおよびキャリッジ
１３の位置により印字媒体６の位置を検知する印字媒体
検知部１と、キャリッジ１３を印字ヘッド駆動部２によ
り横方向（Ｘ方向）に移動し必要に応じて印字媒体６を
印字媒体搬送部３により縦方向に移動することにより印
字媒体端を検出する印字媒体端解析部４と、各構成部を
制御する全体制御部５とから構成される。
【００１２】光センサ１１の構成をさらに詳細に説明す
る図３を参照すると、この光センサ１１は、発光源であ
る発光素子１１０と、発光素子１１０を駆動する素子駆
動回路１１１と、受光回路１１２とからなり、発光素子
１１０から発した光は点線で示す光路Ｒを進んでプラテ
ン１６または印字媒体６に当って反射し、その反射光が
受光回路１１２に入射する。この反射光は、黒系統の色
のプラテン１６からは弱く、白系統の色の印字媒体６か
らは十分に強く返るから、受光回路１１２は両者を判別
してそれぞれに対応したＬとＨの検出信号ＳＳを出力す
る構成である。
る図３を参照すると、この光センサ１１は、発光源であ
る発光素子１１０と、発光素子１１０を駆動する素子駆
動回路１１１と、受光回路１１２とからなり、発光素子
１１０から発した光は点線で示す光路Ｒを進んでプラテ
ン１６または印字媒体６に当って反射し、その反射光が
受光回路１１２に入射する。この反射光は、黒系統の色
のプラテン１６からは弱く、白系統の色の印字媒体６か
らは十分に強く返るから、受光回路１１２は両者を判別
してそれぞれに対応したＬとＨの検出信号ＳＳを出力す
る構成である。
【００１３】なお、この光センサ１１は、上述の発光素
子と受光回路との組み合わせによる光を利用したセンサ
以外に、検出する印字媒体６の材質に適合したものを使
用することができる。
子と受光回路との組み合わせによる光を利用したセンサ
以外に、検出する印字媒体６の材質に適合したものを使
用することができる。
【００１４】次に、図１および図２を参照して、この実
施の形態の動作を説明する。
施の形態の動作を説明する。
【００１５】まず、印字ヘッド駆動部２によって、光セ
ンサ１１および印字ヘッド１２を搭載したキャリッジ１
３を印字基準位置Ａまで移動する。次に、このキャリッ
ジ１３を横方向に印字ヘッド駆動部２により駆動する。
印字ヘッド駆動部２が動作するとともに、光センサ１１
の出力ＳＳが変化する位置を印字媒体検知部１に記憶す
る。キャリッジ１３が右端Ｂに達すると、印字媒体搬送
部３により、印字媒体６を縦方向に所定量移動させる。
次に、印字ヘッド駆動部２によりキャリッジ１３を横方
向に移動させて、光センサ１１の出力ＳＳが変化する位
置を印字媒体検知部１に記憶する。このような動作を繰
り返すことにより、光センサ１１下の印字媒体６の横方
向に対して垂直方向の印字媒体端ａおよびｂをおのおの
一本の線を構成する座標群として印字媒体検知部１に記
憶される。これらの座標群に基づいて、印字媒体端解析
部４によって解析を行い、印字基準位置Ａから印字媒体
端ａおよびｂまでの距離を計測し、目的の印字データを
印字するべき印字媒体端からの印字桁位置を確定する。
ンサ１１および印字ヘッド１２を搭載したキャリッジ１
３を印字基準位置Ａまで移動する。次に、このキャリッ
ジ１３を横方向に印字ヘッド駆動部２により駆動する。
印字ヘッド駆動部２が動作するとともに、光センサ１１
の出力ＳＳが変化する位置を印字媒体検知部１に記憶す
る。キャリッジ１３が右端Ｂに達すると、印字媒体搬送
部３により、印字媒体６を縦方向に所定量移動させる。
次に、印字ヘッド駆動部２によりキャリッジ１３を横方
向に移動させて、光センサ１１の出力ＳＳが変化する位
置を印字媒体検知部１に記憶する。このような動作を繰
り返すことにより、光センサ１１下の印字媒体６の横方
向に対して垂直方向の印字媒体端ａおよびｂをおのおの
一本の線を構成する座標群として印字媒体検知部１に記
憶される。これらの座標群に基づいて、印字媒体端解析
部４によって解析を行い、印字基準位置Ａから印字媒体
端ａおよびｂまでの距離を計測し、目的の印字データを
印字するべき印字媒体端からの印字桁位置を確定する。
【００１６】以上説明したように、本発明によれば、印
字媒体６の印字媒体端ａおよびｂを検知して横方向の印
字開始位置を決定する印字装置において、図２に示すよ
うに印字媒体端の一部６１が検知不可である印字媒体に
ついて複数箇所の印字媒体端検知をおこなうことで、印
字媒体端が検知不可となるような印字行に対しても横方
向に正しい位置に印字することを可能にできる。
字媒体６の印字媒体端ａおよびｂを検知して横方向の印
字開始位置を決定する印字装置において、図２に示すよ
うに印字媒体端の一部６１が検知不可である印字媒体に
ついて複数箇所の印字媒体端検知をおこなうことで、印
字媒体端が検知不可となるような印字行に対しても横方
向に正しい位置に印字することを可能にできる。
【００１７】次に、本発明の他の実施の形態について、
図１を参照して説明する。
図１を参照して説明する。
【００１８】前述の実施の形態では、縦方向の印字媒体
端ａおよびｂからの印字桁位置を確定する方式に適応し
たが、本発明は横方向の印字媒体先端ｄからの印字行位
置を確定する方式に適応することができる。
端ａおよびｂからの印字桁位置を確定する方式に適応し
たが、本発明は横方向の印字媒体先端ｄからの印字行位
置を確定する方式に適応することができる。
【００１９】図１を参照すると、印字媒体搬送部３によ
って基準位置Ｃにセットされた印字媒体６に対して、印
字媒体先端ｄからの印字行位置を検知するために、光セ
ンサ１１および印字ヘッド１２を搭載したキャリッジ１
３を印字基準位置Ａに移動し、印字媒体搬送部３によっ
て印字媒体６を縦方向（Ｙ方向）に所定量搬送させる。
次に、キャリッジ１３を横方向（Ｘ方向）に印字ヘッド
駆動部２により駆動する。キャリッジ１３に搭載してあ
る光センサ１１の出力ＳＳが変化する位置すなわち印字
媒体端ａに光センサ１１が達すると、次に、印字媒体搬
送部３は印字媒体６を光センサ１１の出力ＳＳが変化す
るまで縦方向に所定量搬送し、その位置を印字媒体検知
部１に記憶する。次に、キャリッジ１３を横方向（Ｘ方
向）に印字ヘッド駆動部２により駆動し、印字媒体搬送
部３により印字媒体６を光センサ１１の出力ＳＳが変化
するまで縦方向に所定量搬送し、その位置を印字媒体検
知部１に記憶する。このような動作を繰り返すことによ
り、印字媒体６の印字媒体先端ｄを一本の線を構成する
座標群として印字媒体検知部１に記憶される。これらの
座標群に基づいて、印字媒体端解析部４によって解析を
行い、基準位置Ｃから印字媒体先端ｄまでの距離を計測
し、目的の印字データを印字するべき印字媒体先端ｄか
らの印字行位置を確定する。
って基準位置Ｃにセットされた印字媒体６に対して、印
字媒体先端ｄからの印字行位置を検知するために、光セ
ンサ１１および印字ヘッド１２を搭載したキャリッジ１
３を印字基準位置Ａに移動し、印字媒体搬送部３によっ
て印字媒体６を縦方向（Ｙ方向）に所定量搬送させる。
次に、キャリッジ１３を横方向（Ｘ方向）に印字ヘッド
駆動部２により駆動する。キャリッジ１３に搭載してあ
る光センサ１１の出力ＳＳが変化する位置すなわち印字
媒体端ａに光センサ１１が達すると、次に、印字媒体搬
送部３は印字媒体６を光センサ１１の出力ＳＳが変化す
るまで縦方向に所定量搬送し、その位置を印字媒体検知
部１に記憶する。次に、キャリッジ１３を横方向（Ｘ方
向）に印字ヘッド駆動部２により駆動し、印字媒体搬送
部３により印字媒体６を光センサ１１の出力ＳＳが変化
するまで縦方向に所定量搬送し、その位置を印字媒体検
知部１に記憶する。このような動作を繰り返すことによ
り、印字媒体６の印字媒体先端ｄを一本の線を構成する
座標群として印字媒体検知部１に記憶される。これらの
座標群に基づいて、印字媒体端解析部４によって解析を
行い、基準位置Ｃから印字媒体先端ｄまでの距離を計測
し、目的の印字データを印字するべき印字媒体先端ｄか
らの印字行位置を確定する。
【００２０】以上説明したように、本発明によれば、印
字媒体６の印字媒体先端ｄを検知して縦方向の印字開始
位置を決定する印字装置において、図２に示すように印
字媒体先端の一部６１が検知不可である印字媒体６につ
いて複数箇所の印字媒体先端検知をおこなうことで、印
字媒体先端が検知不可となるような印字行に対しても縦
方向に正しい位置に印字することを可能にできる。
字媒体６の印字媒体先端ｄを検知して縦方向の印字開始
位置を決定する印字装置において、図２に示すように印
字媒体先端の一部６１が検知不可である印字媒体６につ
いて複数箇所の印字媒体先端検知をおこなうことで、印
字媒体先端が検知不可となるような印字行に対しても縦
方向に正しい位置に印字することを可能にできる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印字媒体端および印字媒体先端が検知不可である場合
に、センサを横方向に印字媒体を縦方向に搬送させ、印
字媒体端および印字媒体先端の検知動作を繰り返すこと
で、印字媒体端および印字媒体先端が検知不可である部
分を持つ印字媒体に対しても、全ての印字行について印
字媒体端および印字媒体先端からの印字桁位置を正しく
確定することができ、常に正しい印字桁位置および印字
行位置に印字することができるという効果が得られる。
印字媒体端および印字媒体先端が検知不可である場合
に、センサを横方向に印字媒体を縦方向に搬送させ、印
字媒体端および印字媒体先端の検知動作を繰り返すこと
で、印字媒体端および印字媒体先端が検知不可である部
分を持つ印字媒体に対しても、全ての印字行について印
字媒体端および印字媒体先端からの印字桁位置を正しく
確定することができ、常に正しい印字桁位置および印字
行位置に印字することができるという効果が得られる。
【図１】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】この実施の形態おける印字媒体端および印字媒
体先端の一部が検知不可である一例を示す図である。
体先端の一部が検知不可である一例を示す図である。
【図３】この実施の形態における光センサの構成図であ
る。
る。
【図４】従来例の構成を示すブロック図である。
１ 印字媒体検知部 ２ 印字ヘッド駆動部 ３ 印字媒体搬送部 ４ 印字媒体端解析部 ５ 全体制御部 ６ 印字媒体 １１ 光センサ １２ 印字ヘッド １３ キャリッジ １４ ＣＲモータ １５ ＬＦモータ １６ プラテン １１０ 発光素子 １１１ 素子駆動回路 １１２ 受光回路
Claims (6)
- 【請求項１】 プラテンとこのプラテンに装着された印
字媒体とを色判別可能なセンサと、このセンサと印字ヘ
ッドとを搭載したキャリッジを前記プラテンに沿って移
動させる印字ヘッド駆動手段と、前記印字媒体を縦方向
（Ｙ方向）に移動する印字媒体搬送手段と、前記センサ
の出力信号および前記キャリッジの位置により前記印字
媒体の位置を検知する印字媒体検知手段と、前記キャリ
ッジを前記印字ヘッド駆動手段により横方向（Ｘ方向）
に移動し必要に応じて前記印字媒体を前記印字媒体搬送
手段により縦方向に移動することにより印字媒体端を検
出する印字媒体端解析手段とを備えることを特徴とする
印字媒体端検知装置。 - 【請求項２】 プラテンとこのプラテンに装着された印
字媒体とを色判別可能なセンサと、このセンサと印字ヘ
ッドとを搭載したキャリッジを前記プラテンに沿って移
動させる印字ヘッド駆動手段と、前記印字媒体を縦方向
（Ｙ方向）に移動する印字媒体搬送手段と、前記センサ
の出力信号および前記キャリッジの位置により前記印字
媒体の位置を検知する印字媒体検知手段と、前記キャリ
ッジを前記印字ヘッド駆動手段により横方向（Ｘ方向）
に移動し必要に応じて前記印字媒体を前記印字媒体搬送
手段により縦方向に移動することにより印字媒体端を検
出する印字媒体端解析手段とから成る印字媒体端検知装
置を備えることを特徴とする印字装置。 - 【請求項３】 プラテンとこのプラテンに装着された印
字媒体とを色判別可能なセンサと、このセンサと印字ヘ
ッドとを搭載したキャリッジを前記プラテンに沿って移
動させる印字ヘッド駆動手段と、前記印字媒体を縦方向
（Ｙ方向）に移動する印字媒体搬送手段と、前記センサ
の出力信号および前記キャリッジの位置により前記印字
媒体の位置を検知する印字媒体検知手段と、前記印字媒
体を前記印字媒体搬送手段により縦方向（Ｙ方向）に移
動し必要に応じて前記キャリッジを前記印字ヘッド駆動
手段により横方向（Ｘ方向）に移動することにより印字
媒体先端を検出する印字媒体端解析手段とを備えること
を特徴とする印字媒体端検知装置。 - 【請求項４】 プラテンとこのプラテンに装着された印
字媒体とを色判別可能なセンサと、このセンサと印字ヘ
ッドとを搭載したキャリッジを前記プラテンに沿って移
動させる印字ヘッド駆動手段と、前記印字媒体を縦方向
（Ｙ方向）に移動する印字媒体搬送手段と、前記センサ
の出力信号および前記キャリッジの位置により前記印字
媒体の位置を検知する印字媒体検知手段と、前記印字媒
体を前記印字媒体搬送手段により縦方向（Ｙ方向）に移
動し必要に応じて前記キャリッジを前記印字ヘッド駆動
手段により横方向（Ｘ方向）に移動することにより印字
媒体先端を検出する印字媒体端解析手段とから成る印字
媒体端検知装置を備えることを特徴とする印字装置。 - 【請求項５】 発光源である発光素子と、この発光素子
を駆動する素子駆動回路と、前記発光素子の反射光を受
光する受光回路とからなる前記センサを備えることを特
徴とする請求項１または３記載の印字媒体端検知装置。 - 【請求項６】 発光源である発光素子と、この発光素子
を駆動する素子駆動回路と、前記発光素子の反射光を受
光する受光回路とからなる前記センサを備えることを特
徴とする請求項２または４記載の印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16529998A JP2000001033A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 印字媒体端検知装置およびそれを使用する印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16529998A JP2000001033A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 印字媒体端検知装置およびそれを使用する印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000001033A true JP2000001033A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15809701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16529998A Pending JP2000001033A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 印字媒体端検知装置およびそれを使用する印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000001033A (ja) |
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-
1998
- 1998-06-12 JP JP16529998A patent/JP2000001033A/ja active Pending
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