JP2775318B2 - 印字媒体の重送検出装置 - Google Patents

印字媒体の重送検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は印字媒体の重送検出装置に関し、特にホッパ
付きプリンタに用いて好適なものである。
〈従来の技術〉 印字媒体を収納するホッパが複数個配設され、印字す
るときに指定されたサイズの印字媒体を自動的に取り出
して給紙するようにしたホッパ付きプリンタが知られて
いる。このように、印字媒体をホッパから自動的に取り
出すようにした場合、印字媒体を2枚以上取り出して送
り出してしまう(以下重送という)ことがある。そこ
で、この種のプリンタにおいては重送検知機構を設けて
印字媒体が重送されたことを検出し、例えば印字動作を
停止させるようにしている。第7図に従来のホッパ付き
プリンタの構成図を示す。このプリンタは搬送ローラ33
を駆動してホッパ31に収納されている印字媒体32を取り
出し、上記搬送ローラ33と連動する搬送ベルト34により
印字媒体走行路35に移動させる。このようにして取り出
した印字媒体32が1枚であるか、或は2枚以上の複数で
あるかを重送検知機構36で判別するとともに、印字ヘッ
ド37を駆動して印字する。この印字の際、印字媒体32の
厚さの違いによりプラテン39上の印字媒体32と印字ヘッ
ド37との間隙が変わらないようにする調整(以下単に自
動紙厚調整という)を行なっている。そして、印字した
印字媒体32を上記媒体走行路35を通してスタッカトレイ
38まで移動してそこに収納している。
〈発明が解決しようとする課題〉 このように、従来のプリンタは自動紙厚調整機構の他
に、重送検知機構36を設けて印字媒体の重送検出を行な
っていた。したがって、重送検知手段36を配設する分だ
け印字機構部を大きくしなければならなかったので、そ
の分だけプリンタ装置を小型化することができなかっ
た。また、重送検知機構36における重送検出時間の分だ
け印字処理時間が余計にかかるので、印字媒体の重送検
出を行なうようにすると印字処理速度が低下してしまう
不都合があった。
本発明は上述の問題点にかんがみ、機械的な重送検出
機構を設けることなく印字媒体の重送検出を行なうこと
ができるようにすることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の印字媒体の重送検出装置は、印字媒体を収納
するホッパが複数個設けられ、上記印字媒体を上記ホッ
パから自動的に取り出して印字位置に自動的に供給する
とともに、上記印字媒体と印字ヘッドとの間隙を一定に
調整する自動紙厚調整機構が設けられているプリンタに
おいて、上記印字ヘッドとプラテンとの初期間隙値を登
録する初期間隙値登録手段と、上記複数のホッパにそれ
ぞれ収納されている各印字媒体の厚さ情報を登録する媒
体情報登録手段と、上記自動紙厚調整機構によって検出
される上記印字ヘッドと上記印字媒体との間隙値を登録
する媒体間隙値登録手段と、上記初期間隙値登録手段か
ら与えられる印字ヘッドとプラテンとの間隙値から上記
媒体間隙値登録手段から与えられる印字ヘッドと印字媒
体との間隙値を減算する減算手段と、上記媒体情報登録
手段から与えられる印字媒体の厚さ情報と上記減算手算
から与えられる減算結果とを比較する比較手段とを具備
し、上記比較手段から得られる比較情報に基いて上記印
字媒体が1枚取り出されたか2枚以上取り出されたかを
検出する。
〈作用〉 ホッパから取り出して印字位置に移送する印字媒体の
厚さ情報を既設の自動紙厚調整機構から得るようにした
ので、印字媒体の厚さを検出するための機械的な機構部
を新たに設ける必要がない。したがって、ハードウエア
的には記録装置を増設するだけで重送検出を行なうこと
ができ、重送検出を行うことにより印字部の機構が大型
化することはほとんどない。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例を示す重送検出装置の構成
図、第2図は実施例の重送検出装置が設けられているプ
リンタの駆動を説明するための構成図である。
第1図に示すように、実施例の重送検出装置10はホッ
パ番号登録機構13、媒体情報登録機構14、媒体間隙値登
録機構15および初期間隙値登録機構16などの各登録機構
と、媒体間隙値登録機構15から与えられる間隙値情報S1
と初期間隙値登録機構16から与えられる間隙値情報S2
の差を検出する差検出手段17と、媒体情報登録機構14か
ら与えられる媒体の厚さ情報S3と差検出手段17から与え
られる間隙値情報S4とを比較して媒体枚数検出信号S5
出力する比較手段18とからなる。
すなわち、実施例の重送検出装置10は電気的な回路部
品のみにより構成され、印字媒体12の厚さを検出するた
めの機械的な機構部、すなわち、第7図に示した重送検
知手段36に相当する機構部が省略されている。したがっ
て、実施例の重送検出装置10はプリンタ駆動部の機構を
大きくすることなく配設することができ、プリンタを小
型化する際の妨げにならない。
実施例の重送検出装置10はプリンタ駆動部に設けられ
ている制御部1により制御されて媒体の重送検出を行な
う。この制御部1は印字を行なうための各機構部6〜9
の動作を制御するために設けられたもので、制御部1の
制御下で印字が行なわれる。すなわち、制御部1から紙
厚調整信号S6が与えられると自動紙厚駆動回路2は自動
紙厚調整機構6を駆動して印字ヘッド11に対する間隔調
整、すなわち、自動紙厚調整を行なう。これにより、プ
ラテン17と印字ヘッド11との間隙値A(第6図参照)が
検出され、間隙値の大きさをAとする間隙値検出信号S7
が媒体間隙値登録機構15に与えられて登録される。
一方、制御部1からスペーシング信号S8が与えられる
ことによりスペーシング回路3がスペーシング機構7を
駆動させ、印字ヘッド11に対してスペーシングを行な
う。同様に、印字信号S9および印字媒体走行信号S10
それぞれ制御部1から与えられることにより、ドットイ
ンパクト駆動回路4がドットインパクト機構8を駆動さ
せるとともに、印字媒体走行駆動回路5が印字媒体走行
機構9を駆動させる。これらの動作が行なわれることに
よりホッパ31から印字媒体12が取り出されて供給され、
印字ヘッド11によるドットインパクトが行なわれる。
次に、実施例の重送検出装置の動作を第3図の電源投
入時の動作を説明するフローチャート、第5図の重送検
出動作を説明するフローチャートに従って詳細に説明す
る。第3図に示すように、プリンタの駆動電源が投入さ
れると初期値設定動作が開始され、ステップP1において
第6図の間隙値説明図(A)に示すプラテン19と印字ヘ
ッド11との間隙値Aが検出され、初期間隙値登録機構16
に登録される。
次いでステップP2において、ホッパ番号に対応した印
字媒体の番号を示す媒体情報ケーブル20が媒体情報登録
機構14に登録されて電源投入時の動作が終了する。媒体
情報テーブル20は第4図のテーブル情報説明図に示すよ
うに、ホッパ番号H1,H2,H3…と、これらのホッパに収納
されている印字媒体の厚さ情報a,b,c…とからなってい
る。
電源投入時の動作が終了すると第5図に示す重送検出
動作が開始される。この重送検出動作が開始されると、
先ずステップP1においてどのホッパから印字媒体を取り
出すのか示すホッパ番号の登録が行なわれる。これによ
り、取り出されるべき印字媒体12が収納されているホッ
パ番号、例えばホッパ番号H1がホッパ番号登録機構13に
登録される。
ホッパ番号の登録が終了すると、ステップP2に進み、
登録されたホッパに収納されている印字媒体12の厚さ情
報S3が媒体情報登録機構14の媒体情報テーブル20から取
り出される。したがって、例えばホッパ番号H1に対応す
る厚さ情報aが取り出され、この情報aが厚さ情報信号
S3として比較手段18に与えられる。
次いで、ステップP3において印字ヘッド11と印字媒体
12との間隙値Xが媒体間隙値登録機構15に登録される。
上述したように、この間隙値Xは自動紙厚調整機構6に
よって検出され、間隙値検出信号S7として媒体間隙値登
録機構15に与えられるもので、次のようにして検出され
る。すなわち、第6図(B)において矢印21で示すよう
に印字ヘッド11は上下動可能に設けられ、上動位置22か
ら印字媒体12にぶつかるまでに得られるモータのパルス
数をカウントして検出される。このような状態において
印字媒体12の厚さを求める式、すなわち、 印字媒体の厚さ=A−X ・・・・・・・(1) を設定する。
次に、ステップP4のおいて、初期間隙値登録機構16か
ら得られる間隙値情報S1(その値はA)と媒体間隙値登
録機構15から得られる間隙値情報S2(その値はX)との
差を求める。このようにして求めた印字媒体の厚さが媒
体情報テーブル20で示された媒体の厚さと一致している
か否かをステップP5で判定する。したがって、第6図
(B),(D)に示すように印字媒体12が正常に取り出
されたときは、 印字媒体の厚さa=A−X ・・・・・・・(2) ただし、(X=A−a) 印字媒体の厚さb=A−X ・・・・・・・(3) ただし、(X=A−b) となり、上記(1)式は成立する。しかし、第6図
(C)で示すように印字媒体が重送されていれば、 印字媒体の厚さa≠A−X ・・・・・・・(4) ただし、(X=A−2a) となるので上記(1)式は成立せず、印字媒体12が重送
されたことがわかる。
ステップP5における判定の結果が正常であればステッ
プP6に進み、印字媒体の正常移送が行なわれていること
を示す正常移送検出信号S11を比較手段18から出力す
る。また、ステップP5における判定の結果が異常であれ
ばステップP7に進み、印字媒体が重送されていることを
示す重送検出信号S12を出力する。
実施例の印字媒体の重送検出装置は、このようにして
重送検出を行なうようにしたので、ハードウエア的には
記憶装置(メモリ)を増設するだけでよく、印字駆動部
の機構を大きくすることなく配置することができる。
(発明の効果) 本発明は上述したように、印字ヘッドとの初期間隙値
およびプラテン上に供給された印字媒体と上記印字ヘッ
ドとの間隙値などの間隙値情報をプリンタに既設されて
いる自動紙厚調整機構から受け、計算により上記プラテ
ン上に供給された印字媒体の厚さを求めるとともに、上
記計算値とホッパから取り出された印字媒体の厚さ情報
とに基いて印字媒体の重送を検出するようにしたので、
印字媒体の厚さを検出する機械的な機構を設けることな
く装置を構成することができる。したがって、ハード的
には記憶装置の記憶容量を増設するだけでよく、印字部
の機構を大型化することなく重送検出を行なうようにす
ることができる。また、重送検出装置による印字媒体の
厚さ検出を行なわなくてもよいので、重送検出を行なう
ようにしても印字媒体をホッパから取り出してから印字
を終了するまでに要する時間が増加する不都合がなく、
処理速度を高速化する要求に確実に応じることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す重送検出装置の構成
図、 第2図は、実施例の重送検出装置が設けられているプリ
ンタの構成図、 第3図は、電源投入時の動作を示すフローチャート、 第4図は、媒体情報登録機構に登録する媒体情報テーブ
ルの概念図、 第5図は、重送検出時の動作を示すフローチャート、 第6図は、間隙値を説明するための模式的な正面図、 第7図は、従来のホッパ付きプリンタの構成を説明する
ための機構図である。 1……制御部,6……自動紙厚調整機構, 10……重送検出装置,11……印字ヘッド, 12……印字媒体,13……ホッパ番号登録機構, 14……媒体情報登録機構, 15……媒体間隙値登録機構, 16……初期間隙値登録機構,17……差検出手段, 18……比較手段,20……媒体情報テーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字媒体を収納するホッパが複数個設けら
    れ、上記印字媒体を上記ホッパから自動的に取り出して
    印字位置に自動的に供給するとともに、上記印字媒体と
    印字ヘッドとの間隙を一定に調整する自動紙厚調整機構
    が設けらているプリンタにおいて、 上記印字ヘッドとプラテンとの初期間隙値を登録する初
    期間隙値登録手段と、 上記複数のホッパにそれぞれ収納されている各印字媒体
    の厚さ情報を登録する媒体情報登録手段と、 上記自動紙厚調整機構によって検出される上記印字ヘッ
    ドと上記印字媒体との間隙値を登録する媒体間隙値登録
    手段と、 上記初期間隙値登録手段から与えられる印字ヘッドとプ
    ラテンとの間隙値から上記媒体間隙値登録手段から与え
    られる印字ヘッドと印字媒体との間隙値を減算する減算
    手段と、 上記媒体情報登録手段から与えられる印字媒体の厚さ情
    報と上記減算手算から与えられる減算結果とを比較する
    比較手段とを具備し、 上記比較手段から得られる比較情報に基いて上記印字媒
    体が1枚取り出されたか2枚以上取り出されたかを検出
    するようにしたことを特徴とする印字媒体の重送検出装
    置。
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