JP2000040125A - カード処理装置及びカード処理方法 - Google Patents

カード処理装置及びカード処理方法

Info

Publication number
JP2000040125A
JP2000040125A JP10206432A JP20643298A JP2000040125A JP 2000040125 A JP2000040125 A JP 2000040125A JP 10206432 A JP10206432 A JP 10206432A JP 20643298 A JP20643298 A JP 20643298A JP 2000040125 A JP2000040125 A JP 2000040125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
printing
transport
detected
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10206432A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Nakamura
慎吾 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10206432A priority Critical patent/JP2000040125A/ja
Publication of JP2000040125A publication Critical patent/JP2000040125A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードへの印刷位置精度を向上させることが
でき、また、多くの情報がカードに印刷可能となるカー
ド処理装置及びカード処理方法を提供する。 【解決手段】 カード1を搬送する搬送ローラ8aと、
搬送されるカード1を検出する第1の印刷光センサ9d
と、搬送されるカード1を、印刷光センサ9dによりカ
ード1が検出される位置よりも下流側で検出する第2の
印刷光センサ9eと、第1、第2の印刷光センサにより
それぞれ検出されたカード1に印字を行う印刷ヘッド4
と、カード1が第1、第2の印刷光センサによりそれぞ
れ検出されたときのカード1の各搬送位置に基づいて、
印刷ヘッド4による書込み位置とカード1上における所
望の印字位置とが一致するように、回転検出部8cにて
搬送モータ8bの回転を検出させつつ、搬送ローラ9a
によるカード1の搬送量を制御する制御部10とを具備
するカード処理装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリペイド
カードに印字処理等を施すカード処理装置及びカード処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、料金先払いのプリペイドカード
等を処理するカード処理装置は、カードに磁気情報の記
録及び印字等を行うものであり、処理されるカードは、
ステッピングモータで駆動される複数の搬送ローラによ
り、磁気ヘッドによる所定の磁気処理位置、及び印刷ヘ
ッドによる印字位置等へ搬送される。このようなカード
処理装置では、例えば印刷ヘッドの手前にカード検出用
の光センサが配置されており、この光センサによりカー
ドの搬送方向における先端又は後端を検出し、検出され
たカードの端部を基準に印刷ヘッドとカードとの位置出
しが行われている。つまり、ステッピングモータの回転
に伴って発生するパルス数をカウントしつつ搬送ローラ
を駆動してカードを搬送することにより、カードと印刷
ヘッドとの位置出しが行われる。さらに、このタイプの
カード処理装置では、理想の設計値に対しての印刷ヘッ
ドと光センサとの取付誤差により起こる印字位置のずれ
の修正も行っている。すなわち、光センサにてカードが
検出されてからのカードの送り量を決めるステッピング
モータのパルスのカウントを、初期設定値に対して増減
することにより印字位置の修正が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなカード処理装置は、光センサにより検出されたカー
ドの端部、つまりカードにおける任意の1個所だけを基
準に、搬送ローラを駆動するステッピングモータのパル
ス数を計数しつつ、カードを所定量だけ搬送し、印字位
置を決定しているため、例えばカード上における印字位
置が、全体の印字範囲に対して後半の行の印字位置とな
る場合は、カードと搬送ローラとの搬送時の滑りの影響
等を受け易く、この滑り等によるカード搬送量の誤差の
累積から、カード上における理想の印字位置に対してず
れが生じてしまうという問題があった。
【0004】また、このようなカードへの印字における
位置ずれにより例えば文字どうしが重なって印字される
恐れ等があり、1枚のカードに印字される行数を一定以
上に増加させることが困難であった。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、カードへの印刷位置精度を向上
させることができ、また、多くの情報をカードに印刷す
ることが可能となるカード処理装置及びカード処理方法
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカード処理装置は、請求項1に記載されて
いるように、カードを搬送する搬送手段と、前記搬送手
段により搬送されてくる前記カードから、該カードが印
刷処理された回数に応じて該カード上における印刷位置
をシフトさせるための印刷回数情報を読出し更新する処
理手段と、前記搬送手段により搬送されてくる前記カー
ドを、各々異なる搬送位置で検出する複数の検出手段
と、前記処理手段により前記印刷回数情報を読出され、
前記複数の検出手段によりそれぞれ検出された前記カー
ドに印刷処理を施す印刷手段と、前記処理手段により前
記カードから読出された前記印刷回数情報と、該カード
が前記複数の検出手段によりそれぞれ検出されたときの
該カードの搬送位置とに基づいて、前記印刷手段による
書込み位置と前記カード上における所望の印刷位置とが
一致するよう前記搬送手段による該カードの搬送を制御
する搬送制御手段とを具備することを特徴とする。
【0007】また、本発明のカード処理装置は、請求項
2に記載されているように、カードを搬送する搬送手段
と、前記搬送手段により搬送されてくる前記カードを検
出する第1の検出手段と、前記搬送手段により搬送され
てくる前記カードを、前記第1の検出手段により該カー
ドが検出される位置よりも下流側で検出する第2の検出
手段と、前記第1、第2の各検出手段によりそれぞれ検
出された前記カードに印刷処理を施す印刷手段と、前記
カードが前記第1、第2の各検出手段によりそれぞれ検
出されたときの該カードの搬送位置に基づいて、前記印
刷手段による書込み位置と前記カード上における所望の
印刷位置とが一致するよう前記搬送手段による該カード
の搬送を制御する搬送制御手段とを具備することを特徴
とする。
【0008】さらに、本発明のカード処理装置は、請求
項3に記載されているように、カードを搬送する搬送手
段と、前記搬送手段により搬送されてくる前記カードか
ら、該カードが印刷処理された回数に応じて該カード上
における印刷位置をシフトさせるための印刷回数情報を
読出し更新する処理手段と、前記搬送手段により搬送さ
れてくる前記カードを検出する第1の検出手段と、前記
搬送手段により搬送されてくる前記カードを、前記第1
の検出手段により該カードが検出される位置よりも下流
側で検出する第2の検出手段と、前記処理手段により前
記印刷回数情報を読出され、前記第1、第2の各検出手
段によりそれぞれ検出された前記カードに印刷処理を施
す印刷手段と、前記処理手段により前記カードから読出
された前記印刷回数情報と、前記カードが前記第1の検
出手段により検出されたときの該カードの搬送位置とに
基づいて、前記印刷手段による書込み位置と前記カード
上における所望の印刷位置とが一致するよう前記搬送手
段による該カードの搬送を制御する第1の搬送制御手段
と、前記処理手段により前記カードから読出された前記
印刷回数情報と、前記カードが前記第1、第2の各検出
手段によりそれぞれ検出されたときの該カードの搬送位
置とに基づいて、前記印刷手段による印刷位置と前記カ
ードにおける所望の印刷位置とが一致するよう前記搬送
手段による該カードの搬送を制御する第2の搬送制御手
段と、前記処理手段により前記カードから読出された前
記印刷回数情報に基づく印刷回数が、所定の印刷回数以
上であるか否かに応じて、前記第1の搬送制御手段又は
前記第2の搬送制御手段のいずれかを選択する選択手段
とを具備することを特徴とする。
【0009】また、本発明のカード処理装置は、請求項
4に記載されているように、カードを搬送する搬送手段
と、前記搬送手段により搬送されてくる前記カードか
ら、該カードが印字処理された回数に応じて該カード上
における印字行数位置をシフトさせるための印字回数情
報を読出し更新する磁気処理手段と、前記搬送手段によ
り搬送されてくる前記カードを検出する第1の検出手段
と、前記搬送手段により搬送される前記カードを、前記
第1の検出手段により該カードが検出される位置よりも
下流側で検出する第2の検出手段と、前記磁気処理手段
により前記印字回数情報を更新され、前記第1、第2の
各検出送手段によりそれぞれ検出された前記カードに印
字を行う印字手段と、前記磁気処理手段により前記カー
ドから読出された前記印字回数情報と、前記カードが前
記第1の検出手段により検出されたときの該カードの搬
送位置とに基づいて、前記印字手段による書込み位置と
前記カード上における所望の印字位置とが一致するよう
前記搬送手段による該カードの搬送を制御する第1の搬
送制御手段と、前記磁気処理手段により前記カードから
読出された前記印字回数情報と、前記カードが前記第
1、第2の各検出手段によりそれぞれ検出されたときの
該カードの搬送位置とに基づいて、前記印字手段による
書込み位置と前記カード上における所望の印字位置とが
一致するよう前記搬送手段による該カードの搬送を制御
する第2の搬送制御手段と、前記磁気処理手段により前
記カードから読出された前記印字回数情報に基づく印字
行数が、所定の印字行数以上であるか否かに応じて、前
記第1の搬送制御手段又は前記第2の搬送制御手段のい
ずれかを選択する選択手段とを具備することを特徴とす
る。
【0010】さらに、本発明のカード処理装置は、請求
項5に記載されているように、請求項4記載のカード処
理装置において、前記カード上における所望の印字位置
と、前記印字手段により前記カード上に実際に印字され
た印字位置との誤差に基づいて、前記搬送制御手段を通
じて制御される前記搬送手段の搬送量に補正を加える搬
送量補正手段をさらに具備することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明のカード処理装置は、請求
項6に記載されているように、請求項2乃至4記載のい
ずれかのカード処理装置において、前記搬送手段は、前
記カードを挟持しつつ搬送するローラ又はベルトと、前
記ローラ又はベルトを駆動するモータとを具備し、前記
搬送制御手段は、前記モータの回転数を検出しつつ該回
転数の制御を行う回転数制御手段を具備することを特徴
とする。
【0012】また、本発明のカード処理装置は、請求項
7に記載されているように、請求項6記載のカード処理
装置において、前記カードが前記第1の検出手段により
検出されてから前記第2の検出手段にて検出されるまで
の間に、前記回転数制御手段により検出された前記モー
タの回転数が、所定の回転数以上であったときに警告を
発生させる警告発生手段をさらに具備することを特徴と
する。
【0013】さらに、本発明のカード処理方法は、請求
項8に記載されているように、印刷ヘッドに向けてカー
ドを搬送し、搬送されてくる前記カードを各々異なる複
数の搬送位置で検出し、前記カードが検出されたときの
該カードの各搬送位置に基づいて、前記印刷ヘッドによ
る書込み位置と前記カード上における所望の印刷位置と
が一致するよう該カードの搬送を制御することを特徴と
する。
【0014】また、本発明のカード処理方法は、請求項
9に記載されているように、印刷ヘッドに向けてカード
を搬送し、搬送されてくる前記カードを第1の搬送位置
で検出し、搬送されてくる前記カードを、前記第1の搬
送位置よりも下流側の第2の搬送位置で検出し、前記カ
ードが検出された第1、第2の各搬送位置に基づいて、
前記印刷ヘッドによる書込み位置と前記カード上におけ
る所望の印刷位置とが一致するよう該カードの搬送を制
御することを特徴とする。
【0015】本発明のカード処理装置又はカード処理方
法によれば、搬送されるカードの位置を複数箇所で検出
することができ、この検出されたカードの各搬送位置
と、カードが印字処理された回数に応じて該カード上に
おける印字行数位置をシフトさせるための印字行数情報
等とに基づいて、印刷ヘッド等による書込み位置とカー
ド上における所望の印刷位置とが一致するようにカード
を搬送することが可能である。したがって、例えばカー
ド上における印字位置が、全体の印字範囲に対して後半
の行の印字位置となる場合であっても、印刷される全て
の印字をカード上の所定の位置に正確に印刷することが
できる。
【0016】また、このように印刷位置制度を向上させ
ることができるので、印字される文字どうしが重なる可
能性等が極めて低くなり、多くの情報をカードに印刷す
ることができる。さらに、本発明によれば、例えばカー
ドに印刷処理を施したときに、印刷された実際の印刷位
置とカード上における所望の印刷位置との誤差に基づい
て、搬送されるカードが複数の搬送位置でそれぞれ検出
されてからのカードの搬送量に補正を加えることができ
る。
【0017】また、本発明のカード処理装置は、カード
を搬送する手段がモータにより駆動されるローラ若しく
はベルトであって、カードの搬送を制御する手段がモー
タの回転数を制御する手段であることもある。この場
合、搬送されるカードが例えば第1の検出手段により検
出されてから第2の検出手段により検出されるまでのモ
ータの回転数を計数することができ、理想の設計に対
し、この計数されたモータの回転数が大きく異なるとき
等に、警告を発生させることもできる。これにより、例
えばローラの摩耗による直径減少等の原因で、ローラの
回転数に伴うカードの搬送量が、所望の搬送量に対して
減少してしまうこと等を事前に察知することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0019】図1は、本発明の実施形態にかかるカード
処理装置を概略的に示す図、図2はそのブロック図であ
る。
【0020】このカード処理装置は、電車、バス等の交
通機関の料金精算に用いられる料金先払いの、いわゆる
プリペイドカードを処理するためのものであり、図1及
び図2に示すように、カード1が印刷処理された回数に
応じてカード上における印字行数位置をシフトさせるた
めの印字回数情報を、磁気ヘッド2を介して、読出し、
処理回数を更新する磁気処理部3と、印刷ヘッド4によ
りカード1に印字を行う印刷処理部5と、カード挿入部
6より挿入されたカード1を、磁気処理部3及び印刷処
理部5を通過させつつカード排出口7まで搬送可能な搬
送機構部8と、搬送機構部8により搬送されるカード2
が印刷処理部3又は磁気処理部5等の処理位置に到達し
たことを検出するカード検出部9と、これら各部を統括
して制御する制御部10とから主に構成されている。
【0021】搬送機構部8には、カード1を挟持するか
たちで搬送する複数の搬送ローラ8aが設けられてお
り、これらの駆動ローラ8aはステッピングモータであ
る搬送モータ8bによって各々駆動される。この搬送モ
ータ8bには、該モータ8bの回転に伴って発生するパ
ルスを検出する回転検出部8cが設けられており、この
回転検出部8cにて検出されるパルスに基づいて、制御
部10により搬送モータ8bは回転を制御されている。
【0022】カード検出部9は、発光器及び受光器から
なる複数の光センサにより構成されており、カード1が
発光器と受光器との間を通過したときに、受光器の受光
量が明から暗に変化し、さらに暗から明に変化すること
を利用してカード1を検出するものとなっている。すな
わち、これらの光センサは、カード1の搬送方向におけ
る後端を検出するものであり、カード挿入部6より挿入
されたカード1を検出する挿入光センサ9aと、カード
排出部7へ排出されるカード1を検出する排出光センサ
9bと、カード1が磁気ヘッド2による磁気処理位置に
搬送されてきたことを検出する磁気記録光センサ9c
と、カード1が印刷ヘッド4による書込み位置の手前の
所定の位置に搬送されてきたことを検出するものであっ
て、印刷ヘッド4から遠い側に配置される第1の印刷光
センサ9d及び印刷ヘッド4に近い側に配置される第2
の印刷光センサ9eとがそれぞれ設けられている。
【0023】さらに、本実施形態のカード処理装置に
は、前述したカード検出部9にて検出されるカード1と
印刷ヘッド4との正確な位置出しを行うために、搬送モ
ータ8bの回転に関連するパルス数がオペレータより入
力される入力操作部11と、この入力操作部11より入
力されたパルス数、又は回転検出部8cにて検出される
搬送モータ8bの回転に伴うパルス数等を記憶する記憶
部12と、記憶部12から呼び出されたパルス数、又は
回転検出部8cにて検出されるパルス数等に基づいて演
算を行う演算部13と、例えば演算部13により算出さ
れたパルス数が設定したパルス数に対して許容範囲を超
えている場合等に警告音又は警告表示を発生させる警告
発生部14とが設けられている。
【0024】ここで、第1の印刷光センサ9d及び第2
の印刷光センサ9eにそれぞれ取付誤差が生じた場合、
例えば第1の印刷光センサ9dが理想の設計値に対して
印刷ヘッド4よりに離れる方向にずれ、第2の印刷光セ
ンサ9eが印刷ヘッド4に近づく方向にずれて設置され
た場合を例に採り、搬送されるカード1と印刷ヘッド4
との位置出しを行う印刷設定について図3に示す第1、
第2の各印刷光センサの取付状態、及び図4に示すフロ
ーチャートを用いて詳述する。
【0025】なお、本実施形態では、カード1の印字可
能行数が28行あり、1行目から14行目を前半印字行
数とし、15行目から28行目までを後半印字行数とす
る。また、1回の印字処理では印字可能行数28行のう
ちの若い行数番目から順に印字が施されるものとする。
さらに、センサ9d、9eが設計通りの理想の位置に取
り付けられている場合には、次のように印刷が実施され
るものとする。すなわち、搬送されてきたカード1の後
端が第1の印刷光センサ9dにより検出された後、搬送
モータ8bの回転に伴い予め設定された理想パルス数p
1が回転検出部8cによりカウントされたとき、印刷ヘ
ッド4の書込み位置に対応するカード1上の印字位置を
前半第1行目印字位置(印字可能行数の1行目)z1と
する。カード1の前半第2行目以降の印字位置は、磁気
ヘッド2によりカード1から読出された印字回数情報、
すなわち今回の印字位置は前半第1行目印字位置z1か
ら数えて何行目になるのかといった情報に基づき、さら
に搬送モータ8bを回転させ、この行数番目に対応した
パルス数がカウントされたときの印刷ヘッド4の書込み
位置に対応するカード1上の位置とする。
【0026】また、カード1をさらに搬送して行き、第
2の印刷光センサ9eによりカード1の後端が検出され
た後、前述した理想パルス数p1が回転検出部8cによ
りカウントされたとき、印刷ヘッド4の印字位置に対応
するカード1の位置を後半第1行目印字位置(印字可能
行数の15行目)k1とする。カード1の後半第2行目
の以降の印字位置は、磁気ヘッド2によりカード1から
読出された印字回数情報、すなわち今回の印字位置は後
半第1行目印字位置k1から数えて何行目になるのかと
いった情報に基づき、さらに搬送モータ8bを回転さ
せ、この行数番目に対応したパルス数がカウントされた
ときの印刷ヘッド4の書込み位置に対応するカード1上
の位置とする。
【0027】さらに、第1の印刷光センサ9dによりカ
ード1の後端が検出されてから、第2の印刷光センサ9
eによりカード1の後端が検出されるまでの間に搬送モ
ータ8bから発信されるパルス数を理論パルス数p2と
し、この理論パルス数p2と前述した理想パルス数p1
とを入力操作部11を介して記憶部12に記憶させてお
くものとする。
【0028】次に、前述したように、センサ9d、9e
が理想の設計に対してずれて配置されている場合、つま
り実際の印刷設定について、図3に示す第1、第2の各
印刷光センサの取付状態、及び図4に示すフローチャー
トを用いて説明する。
【0029】まず、カード1への印字行数位置が比較的
若い行数番目、つまりカード1の印字可能行数の1行目
から14行目のいずれかの行数番目になる場合に用いら
れ、印刷光センサ9dがカード1の検出の基準となる前
半印刷処理の設定について説明する。
【0030】第1の印刷光センサ9dが印刷ヘッド4か
ら離れる方向にずれているため、カード1に実際に印刷
された印字は理想の印字位置に対してカードの搬送方向
側に位置ズレを生じている。この位置ズレは、入力操作
部11を通じて理想パルス数p1に第1の補正パルス数
αを付加し前半搬送パルス数h1を設定することで修正
を行う。これにより、第1の印刷光センサ9dによるカ
ード1の後端の検知後、回転検出部8cにて前半搬送パ
ルス数h1がカウントされたとき、印刷ヘッド4による
書込み位置とカード1上における前半第1行目印字位置
z1とが一致するように設定した印刷処理であって、ま
た、前半第2行目以降の印字は、カード1の印字回数情
報に基づく印字行数番目に対応したパルス数がカウント
されたとき、印刷ヘッド4の書込み位置とカード1上の
所望の印字行数位置とが一致するように設定した印刷処
理である前半印刷処理が設定される。
【0031】次いで、カード1への印字行数位置が後半
の行数番目、つまりカード1の印字可能行数の14行目
から28行目のいずれかの行数番目になる場合に用いら
れ、印刷光センサ9eが主にカード1の検出の基準とな
る後半印刷処理について図4に示すフローチャートを用
いて説明する。
【0032】まず、カード挿入部6からカード1が挿入
されると(S1)、第1の印刷光センサ9dによりカー
ド1の後端が検出されてから第2の印刷光センサ9eに
よりカード1の後端が検出されるまでの間に搬送モータ
8bの発信するパルス数である印刷設定時実測パルス数
p3が、回転検出部8cを通じて抽出される(S2)。
この際、記憶部12に記憶されている理想パルス数p
2、及び第1の補正パルス数αが呼び出され(S3)、
これらのパルス数に基づいて、演算部13により第2の
印刷光センサ9eの取付誤差を補正するための第2の補
正値βが算出される。すなわち、印刷設定時実測パルス
数p3は、第1の印刷光センサ9dと第2の印刷光セン
サ9eとが共に理想の取付位置にある場合の理論パルス
数p2に、第1の印刷光センサ9d及び第2の印刷光セ
ンサ9eの第1の補正パルス数αと第2の補正パルス数
βとを加えたものに等しいので、 第2の補正パルス数β=実測パルス数p3−理論パルス
数p2−第1の補正パルス数α という式から第2の補正パルス数βが算出される。
【0033】これにより、第2の印刷光センサ9eが印
刷ヘッド4に近づく方向にずれていて、カード1に印刷
された印字は理想の印字位置に対してカードの搬送方向
と逆方向に位置ズレを生じていたが、この位置ズレは、
入力操作部11の確認釦等を通じて理想パルス数p1か
ら第2の補正パルス数βを減算し後半搬送パルス数h2
を設定することで修正を行う(S5)。以って、第2の
印刷光センサ9eによるカード1の後端の検知後、回転
検出部8cにて後半搬送パルス数h2がカウントされた
とき、印刷ヘッド4による印字位置とカード1の後半第
1行目印字位置k1とが一致するように設定した印刷処
理であって、また後半第2行目以降の印字は、カード1
の印字回数情報に基づく印字行数番目に対応したパルス
数がカウントされたとき、印刷ヘッド4の書込み位置と
カード1上の所望の印字行数位置とが一致するように設
定した印刷処理である後半印刷処理が設定される。この
後、記憶部13に印刷設定時実測パルス数p3及び第2
の補正パルス数βが記録されると(S6)、カード排出
部7へカード1が排出される(S7)。
【0034】次に、印刷設定を行ったことより、搬送さ
れるカード1と印刷ヘッド4との印字位置の修正が行わ
れたカード処理装置において、実際にカード1の印刷処
理が実行される場合について図5に示すフローチャート
により説明する。
【0035】カード1がカード挿入部6より挿入され、
(S1)、搬送ローラ8aにより、カード1が磁気ヘッ
ド2による磁気処理位置に搬送されてくると、カード1
から印字行数n、すなわち今回何行目に印字を行うのか
が読出され、読出された後、次回の印字行数位置を示す
情報となるn+1が磁気記録される。(S2)。磁気処
理を施されたカード1は、搬送ローラ8aにより、さら
に印刷ヘッド4側に搬送される。この際、第1の印刷光
センサ9dによりカード1の後端が検出されてから、第
2の印刷光センサ9eによりカード1の後端が同様に検
出されるまでの間に搬送モータ8bから発信されるパル
ス数、すなわち印刷処理時実測パルス数p4が回転検出
部8cによってカウントされる(S3)。さらに、この
印刷処理時実測パルス数p4と、印刷設定時に記憶部1
2に記憶された印刷設定時実測パルス数p3とが制御部
10により比較される。演算部13を通じて、印刷処理
時実測パルス数p4から設定時実測パルス数p3が引か
れたものが、予め設定しておいた比較パルス数γより大
きいときは(S4)、許容範囲を超えた印字ズレが発生
する可能性があると制御部10により判断され、警告発
生部14から、警告表示又は警告音が発生させられる
(S5)。これにより、例えば搬送ローラ8aの摩耗に
よる直径減少等の原因で、搬送ローラ8aを駆動する搬
送モータ8bの回転数に伴う実際のカード1の搬送量
が、所望の搬送量に対して減少してしまうこと等を事前
に察知することができる。
【0036】次に、カード1から読出された印字行数n
と、予め設定しておいた前後半印字切替行数δとが比較
され(S6)、印字行数nが前後半印字切替行数δより
小さい場合は前半印刷処理が(S7)、大きい場合は後
半印刷処理が行われる(S8)。これにより、前半印刷
処理においては、前半1行目に印字する場合、第1の印
刷光センサ9dによるカード1の後端の検知後、印刷ヘ
ッド4による書込み位置とカード1における前半第1行
目印字位置z1とが一致するように、回転検出部8cに
て前半搬送パルス数h1がカウントされたときに印字が
行われ、また2行目以降の印字の場合、印字行数nに対
応したパルス数がさらにカウントされたときに印字が行
われる。一方、後半印刷処理においては、第2の印刷光
センサ9eによるカード1の後端の検知後、印刷ヘッド
4による印字位置とカード1の後半第1行目印字位置k
1とが一致したときに印字を開始するように回転検出部
8cにて後半搬送パルス数h2がカウントされたときに
印字が行われ、また後半2行目以降印字する場合、印字
行数nから前半印字行数(前半14行)だけ減算して対
応したパルス数がさらにカウントされたときに印字が行
われる。この後、印字処理が完了するとカード排出部7
へカード1が排出される(S9)。
【0037】このように、本実施形態のカード処理装置
によれば、搬送されるカード1の搬送位置を第1、第2
の各印刷光センサで検出することができ、検出されたカ
ードの各搬送位置に基づいて、印刷ヘッド4による書込
み位置とカード1上における所望の印刷位置とが一致す
るようにカード1を搬送することが可能なので、カード
1に印刷される印字行数等が多い場合であっても、印刷
される全ての印字をカード1の所定の位置に正確に印刷
することができる。また、本実施形態のカード処理装置
は、このように印刷位置制度を向上させることができる
ので、印字される文字どうしが重なる可能性等が極めて
低くなり、多くの印字をカード1に印刷することが可能
となる。さらに、本実施形態のカード処理装置によれ
ば、カード1に印刷処理を施したときに、印刷された実
際の印字位置とカード1上における所望の印字位置との
誤差に基づいて、搬送されるカード1が第1、第2の各
印刷光センサにより、各々検出されてからのカード1の
搬送量に補正を加えることができる。
【0038】また、本発明のカード処理装置は、搬送モ
ータ8bが駆動源となる搬送ローラ8aにより搬送され
るカード1が、第1の印刷光センサ9dにより検出され
てから第2の印刷光センサ9eにより検出されるまでの
搬送モータ8bの回転数を計数することができ、理想の
設計に対し、この計数されたモータの回転数が大きく異
なるとき等に、警告音又は警告表示を発生させることが
できる。これにより、例えば搬送ローラ8aの摩耗によ
る直径減少等の原因で、搬送ローラ8aの回転数に伴う
カード1の搬送量が、所望の搬送量に対して減少してし
まうこと等を事前に察知することができる。
【0039】なお、本実施形態のカード処理装置では、
搬送されてくるカード1を検出するための印刷光センサ
が2箇所に設けられていたが、印字位置精度をより向上
させるために、印刷光センサを2箇所以上の多数箇所に
設置してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード処
理装置又はカード処理方法によれば、搬送されるカード
の位置を複数箇所で検出することができ、この検出され
たカードの各搬送位置と、カードが印字処理された回数
に応じて該カード上における印字行数位置をシフトさせ
るための印字行数情報等とに基づいて、印刷ヘッド等に
よる書込み位置とカード上における所望の印刷位置とが
一致するようにカードを搬送することが可能である。し
たがって、例えばカード上における印字位置が、全体の
印字範囲に対して後半の行の印字位置となる場合であっ
ても、印刷される全ての印字をカード上の所定の位置に
正確に印刷することができる。
【0041】また、このように印刷位置制度を向上させ
ることができるので、印字される文字どうしが重なる可
能性等が極めて低くなり、多くの情報をカードに印刷す
ることができる。さらに、本発明によれば、例えばカー
ドに印刷処理を施したときに、印刷された実際の印刷位
置とカード上における所望の印刷位置との誤差に基づい
て、搬送されるカードが複数の搬送位置でそれぞれ検出
されてからのカードの搬送量に補正を加えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるカード処理装置を概
略的に示す図
【図2】図1のカード処理装置を示すブロック図
【図3】図1のカード処理装置において、搬送されるカ
ードと第1、第2の各印刷光センサとの相対的な位置関
係を示す図
【図4】図1のカード処理装置において、後半印刷処理
の印刷設定が行われる際の手順を示すフローチャート
【図5】図1のカード処理装置において、実際にカード
に対し印刷処理が実行される際の手順を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1……カード 2……磁気ヘッド 3……磁気処理部 4……印刷ヘッド 5……印刷処理部 8……搬送機構部 8a……駆動ローラ 8b……搬送モータ 8c……回転検出部 9……カード検出部 9d……第1の印刷光センサ 9e……第2の印刷光センサ 10……制御部 11……入力操作部 12……記憶部 13……演算部 14……警告発生部 h1……前半搬送パルス数(p1+α) h2……後半搬送パルス数(p1−(p3−p2−
α)) k1……後半第1行目印字位置 n……印字行数 p1……理想パルス数 p2……理論パルス数 p3……印刷設定時実測パルス数 p4……印刷処理時実測パルス数 z1……前半第1行目印字位置 α……第1の補正パルス数 β……第2の補正パルス数(p3−p2−α) δ……前後半印字切替行数

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードから、該
    カードが印刷処理された回数に応じて該カード上におけ
    る印刷位置をシフトさせるための印刷回数情報を読出し
    更新する処理手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードを、各々
    異なる搬送位置で検出する複数の検出手段と、 前記処理手段により前記印刷回数情報を読出され、前記
    複数の検出手段によりそれぞれ検出された前記カードに
    印刷処理を施す印刷手段と、 前記処理手段により前記カードから読出された前記印刷
    回数情報と、該カードが前記複数の検出手段によりそれ
    ぞれ検出されたときの該カードの搬送位置とに基づい
    て、前記印刷手段による書込み位置と前記カード上にお
    ける所望の印刷位置とが一致するよう前記搬送手段によ
    る該カードの搬送を制御する搬送制御手段とを具備する
    ことを特徴とするカード処理装置。
  2. 【請求項2】 カードを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードを検出す
    る第1の検出手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードを、前記
    第1の検出手段により該カードが検出される位置よりも
    下流側で検出する第2の検出手段と、 前記第1、第2の各検出手段によりそれぞれ検出された
    前記カードに印刷処理を施す印刷手段と、 前記カードが前記第1、第2の各検出手段によりそれぞ
    れ検出されたときの該カードの搬送位置に基づいて、前
    記印刷手段による書込み位置と前記カード上における所
    望の印刷位置とが一致するよう前記搬送手段による該カ
    ードの搬送を制御する搬送制御手段とを具備することを
    特徴とするカード処理装置。
  3. 【請求項3】 カードを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードから、該
    カードが印刷処理された回数に応じて該カード上におけ
    る印刷位置をシフトさせるための印刷回数情報を読出し
    更新する処理手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードを検出す
    る第1の検出手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードを、前記
    第1の検出手段により該カードが検出される位置よりも
    下流側で検出する第2の検出手段と、 前記処理手段により前記印刷回数情報を読出され、前記
    第1、第2の各検出手段によりそれぞれ検出された前記
    カードに印刷処理を施す印刷手段と、 前記処理手段により前記カードから読出された前記印刷
    回数情報と、前記カードが前記第1の検出手段により検
    出されたときの該カードの搬送位置とに基づいて、前記
    印刷手段による書込み位置と前記カード上における所望
    の印刷位置とが一致するよう前記搬送手段による該カー
    ドの搬送を制御する第1の搬送制御手段と、 前記処理手段により前記カードから読出された前記印刷
    回数情報と、前記カードが前記第1、第2の各検出手段
    によりそれぞれ検出されたときの該カードの搬送位置と
    に基づいて、前記印刷手段による印刷位置と前記カード
    における所望の印刷位置とが一致するよう前記搬送手段
    による該カードの搬送を制御する第2の搬送制御手段
    と、 前記処理手段により前記カードから読出された前記印刷
    回数情報に基づく印刷回数が、所定の印刷回数以上であ
    るか否かに応じて、前記第1の搬送制御手段又は前記第
    2の搬送制御手段のいずれかを選択する選択手段とを具
    備することを特徴とするカード処理装置。
  4. 【請求項4】 カードを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードから、該
    カードが印字処理された回数に応じて該カード上におけ
    る印字行数位置をシフトさせるための印字回数情報を読
    出し更新する磁気処理手段と、 前記搬送手段により搬送されてくる前記カードを検出す
    る第1の検出手段と、 前記搬送手段により搬送される前記カードを、前記第1
    の検出手段により該カードが検出される位置よりも下流
    側で検出する第2の検出手段と、 前記磁気処理手段により前記印字回数情報を更新され、
    前記第1、第2の各検出送手段によりそれぞれ検出され
    た前記カードに印字を行う印字手段と、 前記磁気処理手段により前記カードから読出された前記
    印字回数情報と、前記カードが前記第1の検出手段によ
    り検出されたときの該カードの搬送位置とに基づいて、
    前記印字手段による書込み位置と前記カード上における
    所望の印字位置とが一致するよう前記搬送手段による該
    カードの搬送を制御する第1の搬送制御手段と、 前記磁気処理手段により前記カードから読出された前記
    印字回数情報と、前記カードが前記第1、第2の各検出
    手段によりそれぞれ検出されたときの該カードの搬送位
    置とに基づいて、前記印字手段による書込み位置と前記
    カード上における所望の印字位置とが一致するよう前記
    搬送手段による該カードの搬送を制御する第2の搬送制
    御手段と、 前記磁気処理手段により前記カードから読出された前記
    印字回数情報に基づく印字行数が、所定の印字行数以上
    であるか否かに応じて、前記第1の搬送制御手段又は前
    記第2の搬送制御手段のいずれかを選択する選択手段と
    を具備することを特徴とするカード処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のカード処理装置におい
    て、 前記カード上における所望の印字位置と、前記印字手段
    により前記カード上に実際に印字された印字位置との誤
    差に基づいて、前記搬送制御手段を通じて制御される前
    記搬送手段の搬送量に補正を加える搬送量補正手段をさ
    らに具備することを特徴とするカード処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至4記載のいずれかのカード
    処理装置において、 前記搬送手段は、 前記カードを挟持しつつ搬送するローラ又はベルトと、 前記ローラ又はベルトを駆動するモータとを具備し、 前記搬送制御手段は、 前記モータの回転数を検出しつつ該回転数の制御を行う
    回転数制御手段を具備することを特徴とするカード処理
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のカード処理装置におい
    て、 前記カードが前記第1の検出手段により検出されてから
    前記第2の検出手段にて検出されるまでの間に、前記回
    転数制御手段により検出された前記モータの回転数が、
    所定の回転数以上であったときに警告を発生させる警告
    発生手段をさらに具備することを特徴とするカード処理
    装置。
  8. 【請求項8】 印刷ヘッドに向けてカードを搬送し、 搬送されてくる前記カードを各々異なる複数の搬送位置
    で検出し、 前記カードが検出されたときの該カードの各搬送位置に
    基づいて、前記印刷ヘッドによる書込み位置と前記カー
    ド上における所望の印刷位置とが一致するよう該カード
    の搬送を制御することを特徴とするカード処理方法。
  9. 【請求項9】 印刷ヘッドに向けてカードを搬送し、 搬送されてくる前記カードを第1の搬送位置で検出し、 搬送されてくる前記カードを、前記第1の搬送位置より
    も下流側の第2の搬送位置で検出し、 前記カードが検出された第1、第2の各搬送位置に基づ
    いて、前記印刷ヘッドによる書込み位置と前記カード上
    における所望の印刷位置とが一致するよう該カードの搬
    送を制御することを特徴とするカード処理方法。
JP10206432A 1998-07-22 1998-07-22 カード処理装置及びカード処理方法 Withdrawn JP2000040125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206432A JP2000040125A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 カード処理装置及びカード処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206432A JP2000040125A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 カード処理装置及びカード処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000040125A true JP2000040125A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16523288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10206432A Withdrawn JP2000040125A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 カード処理装置及びカード処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000040125A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005041617A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Konica Minolta Holdings Inc 記録媒体搬送装置及び画像記録装置
JP2009169684A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Nidec Sankyo Corp カードリーダ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005041617A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Konica Minolta Holdings Inc 記録媒体搬送装置及び画像記録装置
JP2009169684A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Nidec Sankyo Corp カードリーダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7176649B2 (en) DC motor control apparatus and recording apparatus
CN102285222A (zh) 图像记录设备
JP2008105347A (ja) インクジェット記録装置およびその制御方法
JP2000040125A (ja) カード処理装置及びカード処理方法
JPH06255840A (ja) スキュー補正方法
JPH06191684A (ja) インサータ式プリンタ
JPH0820455A (ja) 通帳印字装置
JP2000264488A (ja) 印字媒体の搬送位置補正方法とその装置
JPH0825699A (ja) ラスタ式記録装置
JP2000038238A (ja) 用紙搬送機構
KR100524047B1 (ko) 스큐 검출기능을 구비한 프린터 및 그 제어방법
JP2775318B2 (ja) 印字媒体の重送検出装置
JPH1081432A (ja) 画像処理装置
JP3745020B2 (ja) 文字画像認識印刷通信装置
JPH0369380A (ja) 通帳プリンタ
JP2000335064A (ja) プリンタ
JP4473682B2 (ja) 印字装置
KR100382645B1 (ko) 인쇄기의 장착된 용지크기 산출장치 및 그 산출방법
KR100207735B1 (ko) 인쇄기기의 인쇄 공정 제어방법
WO2005053961A1 (en) Method for feeding sheets in a printing machine
JPS62105662A (ja) 通帳印字装置
JPH09198528A (ja) 発券装置
JPH0756282Y2 (ja) 冊子類のプリンタ装置
JPH096928A (ja) 印字機能付き磁気カードリーダライタ
JPH08329289A (ja) 券類印字装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051004