JP3745020B2 - 文字画像認識印刷通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は文字読取機能、文字/パターン認識機能、印刷機能、および通信機能を一体として有する文字画像認識印刷通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の文字/パターン認識技術の進歩およびファクシミリ装置の普及と文字/画像情報の利用の拡大に伴い、ファクシミリ装置と文字認識装置の機能を備えた装置が提案されており、通信回線を介して受け取ったファクシミリデータを文字認識機能で認識して文字やデータとして編集する機能を有する装置や、編集機能に加え文書を読み取ってイメージデータに変換し文字/パターン認識機能で認識するといった多機能型の装置が考案されている。
【0003】
従来技術として、特公平6−93738号公報には文字認識機能とファクシミリ機能を備えた複合システム、すなわち、文書を走査してIDコードを付加した文字パターンおよび画像パターンからなる画像情報に変換する走査部と、通信回線を介して外部装置との間で画像情報の送受信を行う伝送制御部と、IDコードに対応して画像情報中の文字パターンが存在する領域情報を記憶したIDテーブルと、走査部または伝送制御部から得られる画像情報中のIDコードに対応した領域情報をIDテーブルから読み出して、領域情報で示されている領域に対して文字認識により文字パターンを文字コードに変換する認識部と、伝送制御部から伝送された画像情報,認識部を介して走査部から伝送された画像情報,認識部から得られる文字コード,および出力フォーマットを収容可能なファイル装置と、通信回線またはファイル装置から伝送された画像情報かファイル装置から伝送された文字コードのうち少なくとも一方を伝送制御部を介して記録出力する記録部と、外部装置から伝送された画像情報を伝送制御部を介してファイル装置に格納するモード,ファイル装置に格納された画像情報を読み出して、これを伝送制御部を介して認識部へ入力するモード,およびファイル装置に格納された画像情報から文字コードのうち少なくとも一方を伝送制御部を介して記録部から記録出力するモードを選択入力する入力手段と、ファイル装置に格納されている画像情報、文字コードおよび出力フォーマットを合成する編集処理を行うと共に、入力手段から入力されたモードを実行させるためにファイル装置に対して画像情報の読み出し、書込及び伝送制御部を制御するシステムコントローラを有する複合システムが開示されている。
【0004】
一方、文字認識技術、文字編集技術、および印刷装置の進歩に伴い、ワードプロセッサの普及に例を見るように文字処理技術が発達し、これにより通常文書のみならず、例えば行政機関等への提出文書のように、予め様式が定められた用紙(以下、規定用紙)の所定の位置に記入して提出する書類についてもコンピュータ装置を用いた文書処理により出力データ(文字,数値等)の印刷が行われるようになり、このため指定された位置に正確にデータの印刷を行う技術が提案されている。このような技術の例として特開平7ー244701号に開示の、帳票の所定位置に標記されている符号を読み取り、読み取った符号の帳票上での位置を基準として所定時間経過後の位置を文字データの印刷位置として決定する方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
帳票や通常文書のみならず、規定用紙の所定の位置に記入して提出する書類についてもファクシミリ装置と文字認識装置の機能を備えた多機能型装置により処理を行うことにより帳票および文書の処理効率が向上することが期待されるが、このためにはハードウエアおよびソフトウエア両面での一層の技術開発が必要であることはいうまでもない。
【0006】
多機能型装置により処理を行うことにより帳票および文書処理効率を向上させるためには、少なくとも伝送系からのデータのファイルへの格納、読み取った画像情報のデータのファイルへの格納、或いは印刷装置への文字パターン及び画像パターンの印刷を同時処理できるように構成することが望ましく、これに加え、装置を一体化して各機能(構成部分)をその中に搭載することによる装置の小型化、低コスト化が図られることが望ましいが、従来の複合システムではこれらの要請が実現されていなかった。
【0007】
例えば、前述の特公平6−93738号公報に開示の複合システムでは、一応ファクシミリ装置と文字認識装置の機能を備え、通信回線を介して受け取ったファクシミリデータを文字/パターン認識機能で認識して文字や画像として編集したり、文書を読み取って得た画像情報文字/パターン認識機能で認識するといった多機能型の装置として構成されているが、文書を読み取って得た画像情報については認識部で文字パターンについての認識処理を行って文字コードを得、文字パターン以外の画像情報については認識部を介してファイル装置に格納し、外部装置から伝送された画像情報についてはそのままファイル装置に格納してから認識部に入力して文字パターンの認識処理を取り出して認識処理を行って文字コードを得るよう構成しているので、外部装置から伝送されファイル装置に格納された画像情報の認識処理中は、読み取り部で文書を読み取って得た画像情報の認識処理を同時に実行できないので、結果として文書の読み取りを行うことができないという問題点がある。
【0008】
また、外部装置から伝送された画像情報をファイル装置に格納する場合、ファイル装置に格納された外部装置からの画像情報を読み出して認識部へ入力する場合、およびファイル装置に格納された画像情報から文字コードのうち少なくとも一方を記録出力する場合にいずれも伝送制御部を介しているのでこれらの処理を同時に行うためには複雑な制御プログラムを必要とするという問題点があり、特公平6−93738号公報に開示の複合システムではこれらの場合を選択モードとして入力手段から選択することで同時処理を回避している。
【0009】
規定用紙の所定の位置に記入して提出する書類についても印刷出力を行うには印刷位置の位置決定手段が必要であるが、上述の複合システムでは印刷出力については原稿から得た画像情報の内の文字パターンの認識結果である文字コードおよび文字パターン以外の画像情報を記録部から出力する構成をとっており、加工情報の出力については示唆がなく、特に、前述したような規定用紙上の所定の位置に処理結果である加工データ若しくは入力手段からのデータを出力する構成がないので規定用紙の所定の位置に印刷を行うことはできないという不都合があった。
【0010】
一方、特開平7−244701号に開示の装置では帳票の所定位置に標記されている符号を読み取り、読み取った符号の帳票上での位置を基準として文字データの印刷位置を決定できるが、読み取った符号の帳票上での位置を基準とし所定時間経過後に印刷するよう構成されているので、用紙の搬送速度が一定の場合には所定の印刷位置に印刷することができるが、実際には搬送時に生ずる用紙たるみを防止するために複数の搬送ローラの径が後段にいくほど大きくなるようにして後段の速度を早めているといった搬送路の構成を要因として用紙の搬送速度が観測点によって異なるので文字データの印刷位置がずれるという問題点がある。また、データ処理を行う装置(ホスト装置)と読み取り/印刷装置を物理的に独立した装置とし、接続ケーブルを介してデータを送っているので、互に重複した部分がありコスト高になるという問題点があり、更に、装置の用紙搬送系において文書や帳票の読取りと用紙上への印刷の動作を個別に行う条件のみを想定しているため、ユーザが文書や帳票を読み取るつもりで誤って印刷操作をしたり、所定位置にデータを印刷するべき規定用紙を読み取る文書と誤ってもそれら誤操作に対する保護機能を有していないという欠点があった。
【0011】
本発明は、上記要請に対応すると共に、上記要請に対する従来技術の問題点を解消し、伝送によるデータの授受および受け取ったデータの文字認識処理、帳票及び文書の読み取りと文字認識処理の同時処理の実現と、出力データの規定用紙上の所定位置への高精度な印刷等の同時処理を可能とし、更に、これらの処理機能を果す構成部分を一体として備えた複合システムとして構成した文字画像認識印刷通信装置の提供を第1の目的とする。
【0012】
また、第2の目的として印刷位置決めを高精度に行うと共にユーザの誤使用による読み取り/印刷ミスを防止し得る文字画像認識印刷通信装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の発明の文字画像認識印刷通信装置は、用紙上の文字又は画像を読みとってイメージデータに変換する読取り部と、読取り部および印刷部に共通の用紙搬送系と、外部装置と通信回線を介してデータの送受信を行う通信制御部と、読取り部及び通信制御部で取得したデータを保存記憶する保存記憶部と、保存記憶部に格納されたデータのうちイメージデータを認識処理して認識結果を出力する認識部と、データの転送順序を決定する転送順序決定手段と、転送順序決定手段により決定された各データの転送順序に基づいて時分割制御によりデータの転送を行うデータ転送手段と、読取り部で読み取った用紙上の所定の位置に記録されている情報が印刷位置補正マークである場合に、該印刷位置補正マークの読取りタイミングと直前に読み取った印刷位置補正マークの読取りタイミングから得るドットライン数を所与の補正情報で補正して印刷位置情報を決定し、印刷出力時に前記印刷部に対し該印刷位置情報を与える印刷位置補正手段と、データの認識結果および/または読取り部若しくは通信制御部で取得したデータを印刷位置補正手段から取得した印刷位置情報に基づいて用紙搬送系を共通とする読み取り部で読み取った用紙に印刷出力する印刷部と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
また、第2の発明は、上記第1の発明の文字画像認識印刷通信装置において、更に、読取り部で読み取った用紙上の所定の位置に記録されている印刷位置補正マークの読取りタイミングから得るドットライン数と各目印間の間隔から得る規定ドットライン数との差を検出して組立誤差として検出する組立誤差検出手段を備え、補正情報はこの組立誤差検出手段によって検出された組立誤差を用紙の種類毎に登録してなることを特徴とする
【0015】
また、第3の発明は、上記第1の発明の文字画像認識印刷通信装置において、更に、読取り部および印刷部に共通の用紙搬送系と、読取り部で読み取った用紙上の所定の位置に誤印刷防止マークが印刷されているか否かを判定する誤印刷判定手段と、誤印刷防止マークが印刷されていない場合には、用紙搬送系による当該用紙の搬送を停止するか、或いは当該用紙に対する印刷処理を行わないように用紙搬送系若しくは印刷部を制御する誤印刷防止手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
また、第4の発明は、上記第3の発明の文字画像認識印刷通信装置において、用紙搬送系は、用紙を供給する給紙機構と、用紙を所定の速度で搬送する搬送機構と、用紙を排出する排出機構と、給紙機構と前記読取り部の走査機構を印刷部の印刷機構より前段に位置付けた搬送機構と、給紙機構、搬送機構、および排出機構の駆動動作を制御する搬送系制御部と、を含むことを特徴とする。
【0017】
また、第5の発明は、上記第1乃至第4のいずれかの発明の文字画像認識印刷通信装置において、更に、帳票の種類毎に作成された帳票処理用プログラムを格納したプログラム格納手段と、帳票処理用プログラムを外プログラムの処理対象の帳票と対応付けた帳票識別情報を複数登録した帳票識別情報登録手段と、読取装置で読み取った帳票の所定位置に記録されている識別情報が帳票識別情報登録手段に登録されている帳票識別情報の中の一つと一致するとき、一致した帳票識別情報に対応する帳票識別用プログラムをプログラム格納手段から取り出して実行可能とするプログラム自動選択手段と、を備えたことを特徴 とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の文字画像認識印刷通信装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、文字画像認識印刷通信装置100は、主制御部1、ファイル装置部2、通信制御部3、入力手段としてのキーボード4、表示装置5、バッファ記憶部6、認識部7、読取り制御部8、印刷制御部9、イメージリーダ10、印刷機構11,搬送機構部14およびROM(図示せず)を有している。なお、主制御部1〜印刷制御部9、および搬送機構部14の動作を制御する搬送制御部(図示せず)はバス(bus)20に接続している。
【0019】
また、読取り制御部8およびイメージリーダ10は読取り部12を構成し、印刷制御部8および印刷機構9は印刷部13を構成する。
【0020】
主御部1〜印刷制御部9は電気回路およびそれに伴うファームウエアで構成され、ファイル装置部2〜印刷制御部9は全て主制御部1により制御される。なお、これらはプリント基板に搭載された形で構成されることが望ましい。
【0021】
また、ファイル装置部2,キーボード4,表示装置5は上記のプリント基板上の主制御部1,通信制御部3,バッファ記憶部6,認識部7,読取り制御部8,印刷制御部9とバス20を介して接続している。更に、イメージリーダー10および印刷機構11は搬送機構部14の搬送路に面して搬送路に対してイメージリーダー10を前段、印刷機構11を後段に位置付けて取り付けられ、それぞれ読取り制御部8、印刷制御部9に接続され、読取り制御部8、印刷制御部9を介して主制御部1により制御される。
【0022】
ファイル装置部2は磁気ディスク装置またはフロッピーディスク装置等の格納手段が相当し、制御プログラムやその下で動作する各種管理プログラム,通信制御プログラム,転送順序決定手段,応用プログラム自動選択手段,誤印刷防止手段,印刷位置補正手段,組立誤差検出手段等のプログラム(以下、制御プログラム等)の他、文字画像認識印刷通信装置100により処理される帳票および文書の種類毎に予め作成されている帳票・文書処理/編集/印刷用アプリケーションプログラムや設定用の各種パラメータ値および組立誤差補正テーブルや帳票に対するアプリケーションプログラムの対応テーブル等が格納されている。なお、上記プログラムのうち組立誤差検出手段は出荷段階での誤差調整テーブル作成時のみに用いるようにしてもよい。
【0023】
また、ファイル装置部2には通信制御部3を介して入力する画像データおよび読取り部12で得た画像データを格納することができるほか、認識された文字コードおよび画像パターンを格納できる。通信制御部3は所定の通信プロトコルに基づき外部通信回線を介して外部機器から伝送される画像データを取込みバス20を介してファイル装置部2に送る。また、通信制御部3はファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)に格納されている画像データがバス20を介して送られてきた場合に所定の通信プロトコルに基づき通信回線を介して所望の外部機器に伝送する。
【0024】
キーボード4は主に読取り部12で得た画像データの修正処理を行う場合の修正データの入力部として用いられる。表示装置5はメッセージの表示を行うほか、修正処理時には認識部7による画像データの認識処理後の文字コードおよび文字パターン以外の画像データの編集結果の表示等を行う。バッファ記憶部6は、文字画像認識印刷通信装置100の立ち上げ時にファイル装置部2から読み込まれる制御プログラムや転送順序決定手段,誤印刷防止手段,応用プログラム自動選択手段,印刷位置補正手段,組立誤差検出手段等のプログラムと、設定用の各種パラメータ値およびテーブル等の他、帳票や文書の種類が判別される毎にファイル装置部2から取り出されたアプリケーションプログラムを記憶するほか、アプリケーションプログラム用の編集用領域を有している。
【0025】
また、バッファ記憶部6には通信制御部3を介して入力する画像データおよび読取り部12で得た画像データを一時的に保存できる他、認識された文字コードおよび画像パターンを格納する。認識部7はファイル装置部2またはバッファ記憶部6に格納されている画像データを受け取ると画像データのうち文字(記号を含む)パターンについては認識処理を行って文字コード(記号コードを含む)を出力し、画像パターンについてはそのまま出力する。
【0026】
読取り部12は読取り制御部8,イメージリーダ10,およびイメージデータ用バッファ(図示せず)を有し、読取り制御部8はイメージリーダ10の走査動作の制御およびイメージリーダ10で変換されイメージデータ用バッファに記憶された画像データを主制御部1からのタイミング信号によりファイル装置2或いはバッファ記憶部6に送出する。イメージリーダ10は用紙搬送路上で印刷機構11の印刷ヘッドより前段に位置し、用紙上のイメージを光学的に読み取って電気信号に変換して画像データとしてイメージデータ用バッファに出力する。
【0027】
印刷部13は、印刷制御部9,印刷機構11,用紙センサ,および出力用バッファ(図示せず)を有している。印刷制御部9は主制御部1からのタイミング信号によりファイル装置部2またはバッファ記憶部6からデータを受け取って出力用バッファに記憶し、主制御部1からの出力制御信号により印刷機構11を制御し、出力バッファメモリーに記憶されているデータを用紙の印刷位置にドット(画素)出力する。
【0028】
搬送機構部14は、搬送制御部により駆動制御され、モータ(図示せず)、用紙供給機構、モータ及び複数の用紙搬送ローラ(図2の例参照)等の搬送系、用紙排出機構等を有し、読み取り用の原稿(帳票、文書)および出力情報の印刷媒体である用紙を取込み、所定の方向に搬送し、排出する。モータは搬送制御部からの駆動信号により駆動制御され、複数の用紙搬送ローラを動作させる。モータはモータ制御部から送られる1パルス毎に用紙を1ライン(主走査方向への1ドット分の幅をいう)分だけ搬送するように用紙搬送ローラを回転させる。搬送機構部14の構成例については後述する(図2参照)。
【0029】
転送順序決定手段は、通信制御部3とファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)の間の画像データ等の授受、読取り部12からのファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)への画像データの転送、ファイル装置2とバッファ記憶部6との間の画像データ,認識データ,出力データ,応用プログラム等の転送,ファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)からの認識部7への画像データの転送、認識部7からのファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)への認識結果の転送、バッファ記憶部6からの認識結果と印刷出力用データおよび出力フォーマット情報の転送タイミングを管理する手段であり、プログラムおよびプログラムにより参照される順位テーブルにより構成されており、主制御部1により制御プログラムの管理下で動作し、上記データの転送動作を管理する。なお、転送順序決定手段を、時分割用制御プログラムに含まれるマネジメントプログラムとして、主制御部1により上記データの転送を時分割制御するよう構成できる。
【0030】
図2は本発明の文字画像認識印刷通信装置100の機構部分の一実施例の断面図であり、搬送機構部14の用紙搬送路の前段には用紙供給口15,単票用紙供給口15、イメージリーダ10が、後段には印刷機構11、用紙排出口16が備えられている。
【0031】
搬送機構部14は図示しないモータによって駆動される複数の搬送ローラと対応の副ローラにより構成され、搬送ローラは用紙供給口15の用紙のセットが検知されると用紙を引き込み、所定速度で搬送し、用紙排出口16から排出する。用紙供給口15(および単票用紙供給口15)は読み取り用の用紙の供給口と印刷用の用紙の供給口を兼ねており、用紙のセット状態を検出する用紙供給センサを備えている。また、用紙排出口16も読み取り用の用紙の排出口と印刷用の用紙の排出口を兼ねている。なお、図2で示されている太い実線の矢印は用紙の搬送経路を示し、細い破線の矢印は矢印で示される構成部分の移動範囲を示す。
【0032】
図2で、a,bはシフトフィーダー開閉レバーの位置を示し、aは給紙時のシフトフィーダー開閉レバーの状態を示し、bは用紙セット時のシフトフィーダー開閉レバーの状態を示す。c,dは用紙を分離し紙の重送を防止するための用紙分離板の位置を示し、cは用紙がセットされていない場合の用紙分離板の状態を示し、dは用紙がセットされている場合の用紙分離板の状態を示す。e,fは内部に用紙が挿入されている状態のとき次の用紙が入らないようにするための単票用二重挿入防止レバーの位置を示し、eは用紙がセットされていない状態を、fは用紙がセットされている状態を示す。g,hは用紙排出口切換え用レバーの位置を示し、gは背面排出を選択した場合のレバーの状態、hは前面排出を選択した場合のレバーの状態を示す。i,jは排出トレイの位置を示し、iは印刷時の排出トレイの状態、jは用紙取り出し時の排出トレイの状態を示す。k,lは読み取り搬送系の位置を示し、kは通常状態の読み取り搬送系の位置、lはジャム用紙取り出し時の読み取り搬送系の位置を示す。
【0033】
図3は本発明の文字画像認識印刷通信装置の一実施例で用いた帳票用紙の例(概要フォーマット)であり、30は帳票用紙、31は誤印刷防止用マーク、32は帳票認識記号、33は印刷位置補正用マークである。誤印刷防止用マーク31、帳票認識記号マーク32,および印刷位置補正用マーク33については後述する。以下、文字画像認識印刷通信装置の100の文字認識処理動作、用紙搬送動作、および印刷処理動作について説明する。
【0034】
<1.文字認識処理動作>
読取り部12のイメージリーダ10によって読み取られた帳票(または文書)上の文字または画像は画像データ(文字パターンまたは画像パターン)としてイメージ化されイメージデータ用バッファに記憶され、主制御部1からの制御信号(タイミング信号)によりファイル装置部2またはバッファ記憶部6に一時的に保存される。同様に、通信回線を介して外部装置から伝送された画像データも主制御部1からの制御信号(タイミング信号)によりバス20を介してファイル装置部2またはバッファ記憶部6に一時的に保存される。これら一時的に保存された画像データは転送順序決定手段(後述)により認識処理の順序が決定され、認識処理のタイミングが到来するとファイル装置部2またはバッファ記憶部6から取り出されてバス20を介して認識部7に入力される。
【0035】
ファイル装置部2またはバッファ記憶部6のいずれに画像データまたは認識済データを格納(記憶)させるかはアプリケーションプログラムにより決定されるが、処理の当初に読み込む帳票(或いは文書)の量をみて使用者が指定できるように構成することもできる。
【0036】
また、バッファ記憶部6に画像データまたは認識済データを記憶させる場合にも、処理の中断等の場合には自動的にファイル部2にバッファ記憶部6の画像データまたは認識済データを退避できるように構成することが望ましい。
【0037】
読取り部12ではイメージ化された画像データを一時的に記憶するがイメージデータ用バッファが一杯になるか最後の画像データが記憶されると、主制御部1に転送要求信号を送出する。転送要求信号を受け取った主制御部1は制御プログラムによりファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)が書込可能かを調べ、更に、通信制御部3からの転送要求信号が出されていないかを調べ、両条件が満足される場合、または通信制御部3からの転送要求信号が出されていても転送順序決定手段により読取り部12の画像データの転送が優先順位と決定された場合に、転送許可信号(タイミング信号)を読取り制御部8に送る。転送許可信号を受け取った読取り制御部8はイメージデータ用バッファに記憶されている画像データを指定の装置(ファイル装置部2(またはバッファ記憶部6))に転送し、イメージデータ用バッファを初期化する。
【0038】
同様に、通信制御部3は通信回線を介して外部装置から伝送された画像データを受信用バッファ(図示せず)に一時的に記憶し、受信用バッファが一杯になるか最後の画像データが記憶されると、主制御部1に転送要求信号を送出する。転送要求信号を受け取った主制御部1は制御プログラムによりファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)が書込可能かを調べ、更に、読取り制御部8からの転送要求信号が出されていないかを調べ、両条件が満足される場合、または読取り制御部8からの転送要求信号が出されていても転送順序決定手段により通信制御部3が受け取った画像データの転送が優先順位と決定された場合に、転送許可信号(タイミング信号)を通信制御部3に送る。転送許可信号を受け取った通信制御部3は受信用バッファに記憶されている画像データを指定の装置(ファイル装置部2(またはバッファ記憶部6))に転送し、受信用バッファを初期化する。
【0039】
認識部7では画像データ中の文字パターン(記号パターンを含む)を認識して文字コード(および認識しない画像パターン)として出力し、ファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)にバス20を介して送出する。ファイル装置部2またはバッファ記憶部6では受け取った文字データ及び画像パターンを格納(或いは記憶)する。
【0040】
<2.用紙搬送動作>
用紙供給口15にセットされた帳票用紙は搬送機構部14により搬送され、搬送路に面して設けられているイメージリーダ10のイメージセンサにより帳票用紙上に印刷(若しくは、書いたり、描かれた)文字および画像を光学的に読み取って電気信号に変換し画像データとしてイメージデータ用バッファに記憶する。イメージデータ用バッファに記憶された画像データは前述したように主制御部1からのタイミング信号に基づき読取り制御部8によりファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)に転送される。搬送機構部14の用紙搬送制御は主制御部1で行われ、主制御部1は用紙供給口からの用紙取入れ動作の制御、イメージリーダ8による最適な読み取りを実現するための搬送速度の制御や、用紙排出口16への用紙排出動作を制御する。
【0041】
<3.印刷処理動作>
印刷部13は主制御部1からの出力タイミングの制御に基づき搬送機構部14により搬送される用紙の所定位置に印刷用バッファに記憶されたイメージデータを出力することにより文字及び/または画像の印刷を行う。印刷部13は用紙の先頭を検知する用紙センサを備えており、用紙センサが用紙の先頭を検知すると用紙検出信号を印刷制御部9を介して主制御部1に送出する。主制御部1は用紙検出信号を受け取ると、印刷ラインカウント手段によりバッファ記憶部6に確保された印刷ラインカウンタのカウントを開始する。
【0042】
規定用紙の所定の位置への出力データの印字は、図3に例示したような誤印刷防止用マーク31、帳票認識記号32、印刷位置補正用マーク33を予め印刷してある用紙(図2の例では帳票用紙30)を用いる。
【0043】
用紙供給口15にセットされた帳票用紙30は搬送機構部14によりイメージリーダ10の位置している部分を通過する際に先ずイメージセンサにより誤印刷防止用マーク31のある位置が読み取られる。読取り制御部8は主制御部1の転送許可を得てその部分の画像イメージを認識部7に送る。画像イメージを受け取った認識部8は画像イメージの認識を行い認識済信号を主制御部1に送ると共に、認識結果をバッファ記憶部6に保存する。認識済信号を受け取った主制御部1は図4のフローチャートに例示するように、誤印刷防止手段により認識結果が誤印刷防止用マークか否かを判定し(S1)、誤印刷防止用マークの場合は次の行の読み取り続行信号を読取り制御部8に送り(S2)、誤印刷防止用マークでない場合には読取り中止信号を読取り制御部8に、印刷中止信号を印刷部13に送ると共に(S3)、表示装置5に用紙が誤っている旨のメッセージの表示を行わせる(S4)。
【0044】
また、読取り制御部8は主制御部1からの制御信号が読取り動作の中止信号の場合には次の行の読取りをイメージリーダ10に指示することなく次の規定用紙が搬送路を通過するのを待ち、印刷部13は印刷処理を行わないので、誤りと判定された帳票用紙30はそのまま搬送路を通過し排出口16に排出される。
【0045】
主制御部1からの制御信号が読み取り続行信号である場合には、イメージセンサ10により帳票認識記号32のある位置が読み取られると読取り制御部8は主制御部1の転送許可を得てその部分の画像イメージを認識部7に送る。画像イメージを受け取った認識部7は画像イメージの認識を行い認識済信号を主制御部1に送ると共に、認識結果をバッファ記憶部6に保存する。
【0046】
認識済信号を受け取った主制御部1は応用プログラム自動選択手段により、帳票とアプリケーションプログラムとを対応づけた対応テーブルに基づいて、認識結果(帳票認識記号)に対応するアプリケーションプログラムの取り出しおよびバッファ記憶部6への転送をファイル装置部20に指示する。ファイル装置部20から対応のアプリケーションプログラムを受け取ったバッファ記憶部6はそれを記憶(メモリー展開)する。
【0047】
主制御部1はバッファ記憶部6に展開されたアプリケーションプログラムの実行制御を行い、また、アプリケーションプログラムの実行により得られる出力データを印刷部13に送る。印刷部13では出力データをイメージ展開して印刷データバッファに記憶する。
【0048】
読取り部12はその間も搬送される1枚分の帳票用紙30の読取りを続行し、帳票用紙30の両端に設けられている印刷位置補正用マーク33を読み取る毎に印刷位置確認信号を主制御部1に送出する。主制御部1は印刷位置確認信号を受け取ると印刷位置補正手段により前回の印刷位置補正用マーク33と今回の印刷位置補正用マーク33の間隔を算出して搬送機構部14での用紙の位置ずれや、搬送ずれを検出し、認識した印刷位置ライン(座標)を補正し、補正後の印刷位置ライン数が印刷部13の印刷ラインカウンタの値と一致したとき、印刷位置情報(ライン上のx座標)を印刷位置情報として印刷部13に送る。補正後の印刷位置情報を受け取った印刷制御部9は主制御部1から出力制御信号を受け取ったとき、印字機構11を駆動して印刷位置情報で示されるライン上の印字範囲に印刷バッファに記憶されているイメージデータを取り出し、印刷する。
【0049】
〈4.組立誤差検出手段〉
イメージリーダ付印刷装置の組立精度には機構部品やイメージリーダ10および印刷機構(特に、印刷ヘッド)の取り付け精度により読み取り認識率や印刷品位に大きな影響を及ぼすので高い精度が要求されるので、高精度で組立るためには高度な調整技術や部品精度が必要であり、装置のコスト低減への障壁になっているが、本発明の文字画像認識印刷通信装置100の組立に当っては組立誤差検出手段を実行することにより、組立精度を従来要求されているより低くして組立を行っても十分な認識/印刷精度を確保することができる。
【0050】
例えば、図3に示したような用紙30を調整用用紙として用紙供給口15にセットし、搬送機構部14により搬送する。イメージリーダ10により用紙30の両端に設けられている印字位置補正マーク33を読み取る毎に所定間隔で用紙30上に特定のマーク(目印)を印刷するとともにそのときのライン数Mをカウントし、カウント値M1,M2,・・・,Mnをそれぞれ保持しておく。
【0051】
上記操作で目印を印刷した用紙30を再び用紙供給口にセットし、用紙上30上に所定間隔で印刷されている目印を読み取り、そのライン数Nをカウントし、カウント値N1,N2,・・・,Nnを順次得て、保持されているカウント値M1,M2,・・・,Mnとの差ΔL1,ΔL2,・・・,ΔLnを算出し、組立誤差とすることができる。この組立誤差ΔL1,ΔL2,・・・,ΔLnを帳票の種類毎に得て、帳票の種類毎に組立誤差補正テーブル値としてファイル装置部2に格納しておく。
【0052】
従って、通常印刷時には印字位置補正手段により、読取り部13で読み取った印刷位置(印刷位置補正用マークのあるライン数)を、組立誤差補正テーブルから取り出した組立誤差ΔL1,ΔL2,・・・,ΔLnを用いて印刷時に補正して正しい印刷ライン数とすることができる。また、読取り時に読取り部13で読み取る毎に画像データの座標を組立誤差ΔL1,ΔL2,・・・,ΔLnで補正してファイル装置部2(またはバッファ記憶部6)に転送するように構成すれば、認識部12での認識時に組立誤差による影響が排除された正しいデータを認識できる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように第1の発明の文字画像認識印刷通信装置によれば、通信制御部が受信した画像データも、読取り部で得た画像データの転送等、各構成部間のデータの転送が集中制御でき、時分割制御によりデータを転送できる。
また、読取り部と印刷部が組立て誤差を生じやすい各機構からなる用紙搬送系を共有しているので、読取り部と印刷部が用紙搬送系を別個に備えている場合に比べ組立誤差が少ない。また、1回の搬送で読み取りと印刷ができるので搬送ずれが少なくなる。
更に、用紙搬送時に生ずる搬送ずれ等による誤差を補正情報を用いて補正し、補正後の印刷位置に印刷するので、決められた印刷位置に高精度で印刷することができる。
【0054】
また、第2の発明の文字画像認識印刷通信装置によれば、補正情報は用紙に印刷されている目印を読み取って得た印刷位置と目印の実際の位置との差から組立誤差を検出してなる組立誤差補正情報からなっているので、印刷部の印字機構や用紙搬送系の各機構等に組立て時の組立誤差があっても正しい位置に印刷が可能となり、組立誤差を吸収できる。
【0055】
また、第3の発明の文字画像認識印刷通信装置によれば、印刷用紙に誤印刷防止マークを印刷し、誤印刷防止マークを認識した用紙に対してのみ印刷するように構成されているので、例えば、原稿等のように印刷すべきでない用紙に印刷するというような誤印刷を防止できる。
【0056】
読取り部と印刷部が組立て誤差を生じやすい各機構からなる用紙搬送系を共有しているので、読取り部と印刷部が用紙搬送系を別個に備えている場合に比べ組立誤差が少ない。また、1回の搬送で読み取りと印刷ができるので搬送ずれが少なくなると共に、上記第2の発明による補正情報を1系統の用紙搬送系で検出して登録すればよいので、搬送ずれの補正がしやすい。
【0057】
また、第5の発明によれば、予めプログラム格納手段に格納したアプリケーションプログラムのうちから、帳票の種類が判別された時点でバッファ記憶部に対応のアプリケーションプログラムを展開して処理を実行できるので、帳票毎にアプリケーションプログラムを選んで実行させる必要がなくなり、帳票とアプリケーションプログラムの不一致等の不都合が生ずることなく、また、アプリケーションプログラムの選択、ロードの時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の文字画像認識印刷通信装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の文字画像認識印刷通信装置の機構部分の一実施例の断面図である。
【図3】 本発明の文字画像認識印刷通信装置の一実施例で用いた帳票用紙の例である。
【図4】 誤印刷防止手段の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部(転送順序決定手段、印刷位置補正手段、誤印刷防止手段、組立誤差検出手段、データ転送手段)
2 ファイル装置部(保存記憶部、プログラム格納手段)
3 通信制御部
4 キーボード(入力手段)
5 表示装置
7 認識部
11 印刷機構
12 読取り部
13 印刷部
14 搬送機構部(用紙搬送系)
31 誤印刷防止マーク
33 印刷位置補正マーク
100 文字画像認識印刷装置
Claims (5)
- 用紙上の文字又は画像を読みとってイメージデータに変換する読取り部と、
前記読取り部および印刷部に共通の用紙搬送系と、
外部装置と通信回線を介してデータの送受信を行う通信制御部と、
前記読取り部及び通信制御部で取得したデータを保存記憶する保存記憶部と、
前記保存記憶部に格納されたデータのうちイメージデータを認識処理して認識結果を出力する認識部と、
データの転送順序を決定する転送順序決定手段と、
前記転送順序決定手段により決定された各データの転送順序に基づいて時分割制御によりデータの転送を行うデータ転送手段と、
前記読取り部で読み取った用紙上の所定の位置に記録されている情報が印刷位置補正マークである場合に、該印刷位置補正マークの読取りタイミングと直前に読み取った印刷位置補正マークの読取りタイミングから得るドットライン数を所与の補正情報で補正して印刷位置情報を決定し、印刷出力時に前記印刷部に対し該印刷位置情報を与える印刷位置補正手段と、
前記データの認識結果および/または前記読取り部若しくは通信制御部で取得したデータを前記印刷位置補正手段から取得した印刷位置情報に基づいて前記用紙搬送系を共通とする読み取り部で読み取った用紙に印刷出力する印刷部と、
を備えたことを特徴とする文字画像認識印刷通信装置。 - 更に、前記読取り部で読み取った用紙上の所定の位置に記録されている印刷位置補正マークの読取りタイミングから得るドットライン数と各目印間の間隔から得る規定ドットライン数との差を検出して組立誤差として検出する組立誤差検出手段を備え、前記補正情報はこの組立誤差検出手段によって検出された組立誤差を用紙の種類毎に登録してなることを特徴とする請求項1に記載の文字画像認識印刷通信装置。
- 更に、前記読取り部で読み取った用紙上の所定の位置に誤印刷防止マークが印刷されているか否かを判定する誤印刷判定手段と、
前記誤印刷防止マークが印刷されていない場合には、前記用紙搬送系による当該用紙の搬送を停止するか、或いは当該用紙に対する印刷処理を行わないように前記用紙搬送系若しくは印刷部を制御する誤印刷防止手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の文字画像認識印刷通信装置。 - 前記用紙搬送系は、用紙を供給する給紙機構と、用紙を所定の速度で搬送する搬送機構と、用紙を排出する排出機構と、給紙機構と前記読取り部の走査機構を印刷部の印刷機構より前段に位置付けた搬送機構と、前記給紙機構、搬送機構、および排出機構の駆動動作を制御する搬送系制御部と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の文字画像認識印刷通信装置。
- 更に、帳票の種類毎に作成された帳票処理用プログラムを格納したプログラム格納手段と、
前記帳票処理用プログラムを該プログラムの処理対象の帳票と対応付けた帳票識別情報を複数登録した帳票識別情報登録手段と、
前記読取装置で読み取った帳票の所定位置に記録されている識別情報が前記帳票識別情報登録手段に登録されている帳票識別情報の中の一つと一致するとき、一致した帳票識別情報に対応する帳票識別用プログラムを前記プログラム格納手段から取り出して実行可能とするプログラム自動選択手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の文字画像認識印刷通信装置。
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