JP2008230760A - インサータ装置、印刷装置および印刷システム - Google Patents

Abstract

【課題】 印刷用紙に対して良好で短いインサート処理を可能にする。
【解決手段】 印刷装置Ａとインサータ装置Ｂを有する。印刷装置Ａは、印刷部１３と、印刷ジョブのスタートタイミング、インサート用紙の挿入位置を示すインサート頁および印刷用紙間隔からなるインサート情報を出力するインサート情報出力部９とを有する。インサータ装置Ｂは、印刷部１３からの印刷用紙の排紙搬送部１７と、印刷用紙の搬送枚数をカウントするカウント部１９と、インサート用紙をセットする給紙部２１と、給紙制御部２３とを有する。給紙制御部２３は、インサート情報出力部９からのインサート情報に基づき、カウント部１９のカウント値がインサート頁の１頁前に達してから、次の用紙間隔が経過する前のタイミングでインサート用紙を給紙制御する。
【選択図】 図１

Description

本発明はインサータ装置、印刷装置および印刷システムに係り、例えば複写機、ファクシミリ機又はこれらの複合機（ＭＦＰ：Multi Function Peripheral）等に用いられるインサータ装置、印刷装置および印刷システムの改良に関する。

近年、複写機、ファクシミリ機、複合機等においては、印刷されて排紙される印刷用紙の途中に印刷用紙とは別のインサータ用紙を自動的に挿入するインサータ部を備えたり、別個のインサータ装置を連結する構成が提案されている。

例えば、特開２００５−７００７８号公報（特許文献１）に示す画像形成システムおよびインサータ装置もこの種のものである。

すなわち、この特許文献１は、画像形成装置にインサータ装置と後処理装置とを装着してなる画像形成システムにおいて、画像形成装置と後処理装置との間で通信される制御コマンドをインサータ装置を介して送信する構成を有し、画像形成装置と後処理装置との間で通信される制御コマンドをインサータ装置を介して送信させることにより、制御系統を簡略化したものである。
特開２００５−７００７８号公報

しかしながら、上述した特許文献１では、画像形成装置と後処理装置との間の制御系統が簡略化されるものの、インサート用紙を良好な状態でインサートするには、給紙される給紙段からインサータまでの搬送距離、更には画像形成装置と後処理装置間の制御信号通信における通信ばらつきを考慮しなければならない難点がある。

そのため、画像形成装置の給紙段から給紙する用紙の搬送間隔には余裕をもたせて必要以上に広げ、用紙がジャムしないようにしていたから、印刷処理の生産性が低下し易くなっていた。

特に、印刷部数が増加すると、印刷に要する期間が極めて長くなるから、改善が望まれている。

本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、良好で短いインサート処理が可能で、インサート処理を含めた印刷完了までの期間の短縮化が可能なインサータ装置、印刷装置および印刷システムの提供を目的とする。

そのような課題を解決するために本発明に係るインサータ装置は、印刷部側から排紙された印刷用紙が搬送される排紙搬送部と、搬送される印刷用紙の搬送枚数をカウントするカウント部と、その排紙搬送部を搬送される印刷用紙に対してインサートされるインサート用紙がセットされる給紙部と、その印刷部側から指示されたインサート頁および隣合う印刷用紙の用紙間隔に基づき、そのカウント部のカウント値がインサート頁の１頁前に達したとき、次の用紙間隔が経過するよりもインサート用紙の給紙インサートするに要する期間分前にインサート用紙を給紙制御する給紙制御部とを具備している。

本発明に係る印刷装置は、印刷ジョブを実行して用紙に印刷した印刷用紙を排紙する印刷部と、その印刷ジョブのスタートタイミング、印刷用紙の途中にインサート用紙を挿入する位置を示すインサート頁および隣合う印刷用紙の用紙間隔を出力するインサート情報出力部と、その印刷部から排紙された印刷用紙が搬送される排紙搬送部と、搬送される印刷用紙の搬送枚数をカウントするカウント部と、その排紙搬送部を搬送される印刷用紙に対してインサートされるインサート用紙がセットされる給紙部と、そのインサート情報出力部から指示されたインサート頁および隣合う印刷用紙の用紙間隔に基づき、そのカウント部のカウント値がインサート頁の１頁前に達したとき、次の用紙間隔が経過するよりもインサート用紙の給紙インサートするに要する期間分前にインサート用紙を給紙制御する給紙制御部とを具備している。

さらに、本発明に係る印刷システムは、それら印刷装置とこれに連結されたインサータ装置からなっている。

本発明において、上記印刷部側から排紙される印刷用紙は、インサート用紙が挿入される頁分空けて排紙される構成も可能である。

本発明において、上記カウント部は、スタートタイミングに基づきカウントを開始する構成も可能である。

本発明において、上記排紙搬送部は、後処理部の前段に配置される構成も可能である。

このような本発明に係るインサータ装置、印刷装置および印刷システムでは、インサータ装置側でインサート制御するから、良好で短いインサート処理が可能で、インサート処理を含めた印刷完了までの期間の短縮化が容易である。

本発明において、上記印刷部側から排紙される印刷用紙がインサート用紙の挿入される頁分空けて排紙される構成では、確実かつ良好な状態でインサート用紙を挿入可能である。

本発明において、上記カウント部がスタートタイミングに基づきカウントを開始する構成では、確実なインサート用カウントが可能である。

本発明において、上記排紙搬送部は、後処理部の前段に配置される構成では、後処理も含めた処理期間の短縮化が可能である。

以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。

図１は本発明に係るインサータ装置、印刷装置を含む印刷システムの実施の一形態を示す概略ブロック図である。

図１において、本発明に係る印刷装置Ａは、印刷制御部１を中心にして画像読取部３、通信部５、記憶部７、インサート情報出力部９、操作パネル部１１、印刷部１３を有して構成されており、例えば複合機等の画像形成装置である。

印刷制御部１は、画像読取部３、通信部５、記憶部７、インサート情報出力部９、操作パネル部１１および印刷部１３を制御するものであるが、詳細は後述する。

画像読取部３は、例えば図２の印刷装置Ａにおいて、本体ケース１５の上部に配置され、印刷制御部１の制御の下、例えば印刷された複数頁の原稿から画像を光学的に読み込み、フィルタ処理、変倍処理および階調処理等をして電子的印刷データを印刷ジョブとして生成する公知のスキャナー等であり、生成した印刷データが原稿の頁毎に記憶部７に順次記憶されるようになっている。印刷装置Ａの内部構成については後述する。

通信部５は、印刷制御部１の制御の下、図示しないネットワークを介して所定のプロトコルで例えばファクシミリ通信するインターフェース部である。なお、ファクシミリ通信は、本発明の要部ではないから説明および図示を省略する。

記憶部７は、画像読取部３や通信部５からの印刷データに加えて、後述するインサート情報を格納する機能する他、印刷制御部１の動作プログラムを格納する例えばハードディスク（ＨＤＤ）である。

インサート情報出力部９は、印刷制御部１の制御の下、印刷ジョブのスタートタイミング、印刷用紙の途中にインサート用紙を挿入する位置を示すインサート頁および排紙された隣合う印刷用紙間隔等のパラメータを出力する機能を有し、インサータ装置Ｂに接続されている。

印刷ジョブのスタートタイミングは、印刷装置Ａにおいて印刷ジョブの開始指示であって例えば後述する給紙カセット２５からの給紙タイミングであり、印刷用紙の途中にインサート用紙を挿入する位置を示すインサート頁は、印刷ジョブにおいて予め指定された頁数であってインサート用紙が第何頁目（例えば４頁目）に挿入されるかを示す頁情報であり、隣合う印刷用紙の用紙間隔は、連続して排紙される隣合う印刷用紙の先端間の間隔を例えば１０００ｍｓｅｃといった搬送速度情報である。

印刷ジョブのスタートタイミングは、インサート機能が選択されていれば自動的に出力され、インサート頁および用紙間隔等のパラメータは例えば操作パネル１１から設定される。

操作パネル部１１は、例えば図２の印刷装置Ａの本体ケース１５の上部に配置された液晶表示部およびタッチスイッチ入力部を兼ねた液晶操作パネル等からなっている。

操作パネル部１１は、印刷する印刷媒体である印刷用紙の選択、印刷の実行又は中止、本発明に係るインサート処理機能に係るインサート情報であるインサート頁および用紙間隔の設定入力、その他従来公知の表示入力機能を有し、印刷制御部１によって制御される。

印刷部１３は、図２の印刷装置Ａの本体ケース１５内に配置され、搬送用紙に印刷データを印刷して排紙するものであり、白黒およびカラー印刷が可能になっている。

印刷制御部１は、ＣＰＵ、このＣＰＵの動作プログラムを格納したメモリ部、入出力インターフェース（いずれも図示せず。）を有し、上述した画像読取部３、通信部５、記憶部７、インサート情報出力９、操作パネル部１１、印刷部１３を制御するものであり、インサート情報出力９の一部の機能を担っている。

印刷制御部１は、インサート機能が選択されていれば、印刷部１３等を制御して、インサート用紙が挿入される頁分空けて排紙制御する機能を有している。すなわち、後述する図３に示すように、インサート用紙の挿入スペースを空けて搬送制御している。

インサータ装置Ｂは、印刷部１３からの印刷用紙排紙部に連結するようして印刷装置Ａの併設されたもので、排紙搬送部１７、カウント部１９、給紙部２１および給紙制御部２３を有して形成されており、印刷制御部１に接続されるとともに後処理装置Ｃにも接続されている。

排紙搬送部１７は、印刷部１３からの排紙印刷用紙を受けてインサート用に搬送する経路であり、給紙制御部２３によって搬送制御されている。

カウント部１９は、この排紙搬送部１７を搬送される印刷用紙の先端通過を検知するセンサを有し、上述したスタートタイミングに基づき搬送枚数をカウント開始してカウント値を給紙制御部２３に出力する機能を有している。

給紙部２１は、排紙搬送部１７を搬送する印刷用紙に対してインサートされるインサート用紙がセットされるとともに、後述する給紙タイミングによってインサート用紙を排紙搬送部１７に給紙搬送するものである。

インサート用紙を給紙部２１から給紙して排紙搬送部１７でインサートするまでの期間は、予め給紙制御部２５に設定されている。

給紙制御部２５は、ＣＰＵ、このＣＰＵの動作プログラムを格納したメモリ部、入出力インターフェース（いずれも図示せず。）を有し、インサート情報出力部９から指示された印刷ジョブのスタートタイミングや、インサート頁および隣合う印刷用紙間隔といったパラメータに基づき、カウント部１９からのカウント値がインサート頁の１頁前に達したとき、次の用紙間隔が経過するよりもインサート用紙の給紙インサートするに要する期間分だけ前のタイミング（Ｘ）で、給紙部２１を給紙制御する機能を有している。

すなわち、図３に示すように、カウント部１９からのカウント値がインサート頁の１頁前に達したとき、次の用紙間隔が経過するよりもインサート用紙を給紙部２１から給紙してインサートするに要する期間分だけ早いタイミング（Ｘ）で給紙スタートさせる訳である。

図２は、上述した印刷装置Ａ、インサータ装置Ｂおよび後処理装置Ｃの内部構成を示す概略図である。

図２において、印刷装置Ａの本体ケース１５の下部には、給紙カセット２５に加え、これらの給紙カセット２５から１次給紙された印刷用紙を２次給紙しながら印刷データの画像を転写定着する転写定着部２７からなる上述したモノクロおよびカラーの印刷部１３が配置されている。

なお、図２中の符号２９は、片面に画像が転写定着された印刷用紙を表裏反転させて転写定着部３１に戻す反転搬送部である。

本体ケース１５の上部には、上述した画像読取部３および操作パネル部１１が配置されており、印刷制御部１、通信部５、記憶部７およびインサート情報出力部９が、本体ケース１５内部の適当な位置に電子回路を形成して配置されている。

印刷部１３の排紙部側には、上述したようにインサート装置Ｂおよび後処理装置Ｃが連結するように併設されている。

インサータ装置Ｂは、印刷部１３から排紙された印刷用紙を搬送する排紙搬送部１７、搬送する印刷用紙の先端を検知カウントするカウント部１９、インサート用紙をセットして給紙する給紙部２１、インサート用紙を給紙制御する給紙制御部２３、印刷部１３からの印刷用紙と給紙部２１からのインサート用紙を給紙制御部２３の制御に基づき分岐する分岐レバー３１を有している。

後処理装置Ｃは、インサータ装置Ｂから排紙された印刷用紙を溜める排紙トレイ３３、分岐レバー３５、中間スタック部３７、折曲加工部３９を有している。

後処理装置Ｃ中の符号４１、４３は、中間スタック部３７や折曲加工部３９からの印刷用紙の排紙トレイである。

次に、本発明の印刷装置システムの動作を説明する。

例えば、図３に示すように、１０００ｍｓｅｃの速度間隔で搬送された印刷用紙の４頁目にインサート用紙を挿入する場合を説明する。

インサート印刷指示がなされると、印刷制御部１が給紙カセット２５を制御するから、用紙が給紙カセット２５から印刷部１３に搬送されて白黒又はカラー印刷されて排紙される。

インサート印刷指示に基づき、インサート情報出力部９が印刷ジョブのスタートタイミング、インサート頁および用紙間隔のインサート情報をインサート装置Ｂのカウント部１９および給紙制御部２３に出力する。

これを受けたインサータ装置Ｂでは、例えば図４のフローチャートで示すように動作する。

給紙制御部２３では、ステップＳ１のように予め給紙スタートを待っており、給紙カセット２５が給紙スタートするとステップＳ２にてカウント部１９で印刷用紙を検知したか判別され、印刷用紙が判別されるまでステップＳ２を繰返す。

印刷用紙が検知されてステップＳ２がＹＥＳになると、ステップＳ３で印刷用紙の通過枚数がカウントアップされてステップＳ４に移り、印刷用紙の間隔情報（給紙コマンド）の受付けの有無が判別される。

受付けられておらずにステップＳ４がＮＯであればステップＳ２に戻り、受付けられていてステップＳ４がＹＥＳあれば、ステップＳ５にてカウント値が設定値（インサート頁の１頁前）と一致するか否か判別される。

カウント値が設定値に至らずに一致しないときにはステップＳ５がＮＯとなってステップＳ２の戻り、一致してステップＳ５がＹＥＳあれば、ステップＳ６にてカウント部１９によるインサート頁の印刷用紙の先端の検知の有無を判別する。ステップＳ６はインサート用紙の給紙タイミングを検出するステップである。

インサート頁の１頁前の印刷用紙の先端が検知されずにステップＳ６がＮＯであれば、検知されるまでステップＳ６を繰返し、１頁前の印刷用紙の先端を検知してステップＳ６がＹＥＳであれば、ステップＳ７にて１頁前の印刷用紙の先端検知タイミングから期間（Ｘ）後に給紙部２１の給紙をスタート処理してステップＳ２に戻る。

これでインサート用紙が４頁目に挿入される訳であるが、インサート箇所が複数ある場合、上述したステップを繰返す。

その後、印刷用紙は、排紙トレー３３に送られたり、中間スタック部３７に搬送されてステイプル処理されたり、折曲加工部３９に搬送されて折り重ね等の後処理が行われ、排紙トレイ４１、４３へ排紙される。

このように本発明に係る印刷システムでは、印刷装置Ａおよびこれに連結されたインサータ装置Ｂから形成されている。

しかも、印刷装置Ａは、印刷ジョブを実行して用紙に画像を印刷した印刷用紙を排紙する印刷部１３と、印刷ジョブのスタートタイミング、印刷用紙の途中にインサート用紙を挿入する位置を示すインサート頁および隣合う印刷用紙の用紙間隔を出力するインサート情報出力部９とを具備し、インサータ装置Ｂは、印刷部１３から排紙された印刷用紙が搬送される排紙搬送部１７と、この排紙搬送部１７を搬送される印刷用紙の搬送枚数をカウントするカウント部１９と、排紙搬送部１７を搬送される印刷用紙に対してインサートされるインサート用紙がセットされる給紙部２１と、インサート情報出力部９から指示されたインサート頁および隣合う印刷用紙の用紙間隔に基づき、カウント部１９のカウント値がインサート頁の１頁前に達したとき、用紙間隔が経過するよりもインサート用紙を給紙してインサートするに要する期間前にインサート用紙を給紙制御する給紙制御部２３とを具備している。

そのため、インサート用紙前後の用紙間隔を必要以上に広げなくとも最適な制御を行うことが可能で、インサート処理効率が向上する。

しかも、インサート用紙の挿入処理制御をインサータ装置Ｂ内のカウント部２１や給紙制御部２３で行なうため、印刷用紙の搬送ばらつきや印刷装置Ａとインサータ装置Ｂ間の情報伝達のばらつきによる連なりジャム等の不具合の発生を抑えて、良好なインサート処理が可能で信頼性が向上する。

さらに、印刷部１３側から排紙される印刷用紙は、インサート用紙の挿入される頁分空けて排紙されるから、良好な状態でインサート用紙を挿入可能であるし、カウント部１９が印刷開始情報に基づきカウントを開始するから、印刷用紙のカウントも正確となり、目的とするインサート頁にインサート用紙を正確に挿入可能である。

また、後処理を実施する場合でも、後処理を含めた印刷処理の完了期間の短縮化に寄与する。

ところで、上述した構成は印刷装置Ａおよびインサータ装置Ｂを含む印刷システムであったが、上述したインサータ装置Ｂは、排紙搬送部１７、カウント部１９、給紙部２１および給紙制御部２３を有して独立した本発明を構成可能であり、インサート用紙前後の用紙間隔に関して最適な制御を行うことが可能で、インサート処理効率を向上させる効果を有する。

さらに、印刷装置Ａにおいて上述したインサータ装置Ｂの構成を内蔵させ、インサート機能を有する印刷装置Ａを構成することも可能であり、同様に、インサート処理効率を向上させる効果を有する。

そして、本発明において、カウント部１９の配置位置は、必ずしも排紙搬送部１７に限定されるものではなく、例えば後処理装置Ｃの入力部や、印刷装置Ａの排紙部であっても良い。

なお、本発明の実施に使用する用紙は、紙媒体に限らず合成樹脂シートその他の印刷媒体で実施可能である。

本発明に係る印刷装置およびインサータ装置を含む印刷システムの実施の一形態を示す概略ブロック図である。 図１の印刷システムを印刷装置およびインサータ装置とともに示す概略構成図である。 本発明のインサート処理を説明する図である。 本発明のインサート処理を説明するフローチャートである。

符号の説明

１ 印刷制御部
３ 画像読取部
５ 通信部
７ 記憶部
９ インサート情報出力部
１１ 操作パネル部
１３ 印刷部
１５ 本体ケース
１７ 排紙搬送部
１９ カウント部
２１ 給紙部
２３ 給紙制御部
２５ 給紙カセット
２７ 転写定着部
２９ 反転搬送部
３１、３５ 分岐レバー
３３、４１、４３ 排紙トレイ
３７ 中間スタック部
３９ 折曲加工部
Ａ 印刷装置（画像形成装置）
Ｂ インサータ装置
Ｃ 後処理装置

Claims (12)

1. 印刷部側から排紙された印刷用紙が搬送される排紙搬送部と、
   搬送される前記印刷用紙の搬送枚数をカウントするカウント部と、
   前記排紙搬送部を搬送される前記印刷用紙に対してインサートされるインサート用紙がセットされる給紙部と、
   前記印刷部側から指示されたインサート頁および隣合う前記印刷用紙の用紙間隔に基づき、前記カウント部のカウント値が前記インサート頁の１頁前に達したとき、次の用紙間隔が経過するよりも前記インサート用紙の給紙インサートするに要する期間分前に前記インサート用紙を給紙制御する給紙制御部と、
   を具備することを特徴とするインサータ装置。
2. 前記印刷部側から排紙される前記印刷用紙は、インサート用紙が挿入される頁分空けて排紙される請求項１記載のインサータ装置。
3. 前記カウント部は、前記印刷部側の印刷開始情報に基づきカウントを開始する請求項１又は２記載のインサータ装置。
4. 前記排紙搬送部は、後処理部の前段に配置されてなる請求項１〜３いずれか１記載のインサータ装置。
5. 印刷ジョブを実行して用紙に印刷した印刷用紙を排紙する印刷部と、
   前記印刷ジョブのスタートタイミング、前記印刷用紙の途中にインサート用紙を挿入する位置を示すインサート頁および隣合う前記印刷用紙の用紙間隔を出力するインサート情報出力部と、
   前記印刷部から排紙された印刷用紙が搬送される排紙搬送部と、
   搬送される前記印刷用紙の搬送枚数をカウントするカウント部と、
   前記排紙搬送部を搬送される前記印刷用紙に対してインサートされるインサート用紙がセットされる給紙部と、
   前記インサート情報出力部から指示されたインサート頁および隣合う前記印刷用紙の用紙間隔に基づき、前記カウント部のカウント値が前記インサート頁の１頁前に達したとき、次の用紙間隔が経過するよりも前記インサート用紙の給紙インサートするに要する期間分前に前記インサート用紙を給紙制御する給紙制御部と、
   を具備することを特徴とする印刷装置。
6. 前記印刷部側から排紙される前記印刷用紙は、インサート用紙が挿入される頁分空けて排紙される請求項５記載の印刷装置。
7. 前記カウント部は、前記スタートタイミングに基づきカウントを開始する請求項５又は６記載の印刷装置。
8. 前記排紙搬送部は、後処理部の前段に配置されてなる請求項５〜７いずれか１記載の印刷装置。
9. 印刷部を有する印刷装置とこれに連結されたインサータ装置からなる印刷システムであり、
   前記印刷装置は、
   印刷ジョブを実行して用紙に印刷した印刷用紙を排紙する印刷部と、
   前記印刷ジョブのスタートタイミング、前記印刷用紙の途中にインサート用紙を挿入する位置を示すインサート頁および隣合う前記印刷用紙の用紙間隔を出力するインサート情報出力部と、
   を有し、
   前記インサータ装置は、
   印刷部から排紙された印刷用紙が搬送される排紙搬送部と、
   この排紙搬送部を搬送される前記印刷用紙の搬送枚数をカウントするカウント部と、
   搬送される前記印刷用紙に対してインサートされるインサート用紙がセットされる給紙部と、
   前記インサート情報出力部から指示されたインサート頁および隣合う前記印刷用紙の用紙間隔に基づき、前記カウント部のカウント値が前記インサート頁の１頁前に達したとき、次の用紙間隔が経過するよりも前記インサート用紙の給紙インサートするに要する期間分前に前記インサート用紙を給紙制御する給紙制御部と、
   を具備することを特徴とする印刷システム。
10. 前記印刷部側から排紙される前記印刷用紙は、インサート用紙が挿入される頁分空けて排紙される請求項９記載の印刷システム。
11. 前記カウント部は、前記スタートタイミングに基づきカウントを開始する請求項９又は１０記載の印刷システム。
12. 前記排紙搬送部は、後処理部の前段に配置されてなる請求項９〜１１いずれか１記載の印刷システム。

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