JP4216140B2 - 画像形成システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機にインサータ装置および後処理装置等のオプション装置を組み合わせてなる画像形成システム、並びに該画像形成システムに用いられるインサータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷装置本体に後処理装置、インサータ装置、および給紙装置等をオプション装置として装着してなる画像形成システムでは、各オプション装置に対する用紙搬送などのタイミングを印刷装置本体において管理し制御を行っている。
【0003】
このように、印刷装置本体にオプション装置を装着してなる画像システムとして、例えば、特許文献1に示す画像形成システムがある。上記画像形成システムでは、後処理装置とインサータ装置とが一体となったオプション装置が画像形成装置本体に装着されており、該システムにおいて合紙インサートやステープル処理を行う場合でも、画像形成装置がオプション装置に対して行う制御は統一されている。
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のように後処理装置とインサータ装置とが一体となったオプション装置では、後処理装置において具備される機能(例えばソート機能やステープル処理機能等)が必要であり、インサータ装置において具備される機能(合紙インサート機能)を必要としないユーザにとっては、システムの融通性が悪いといえる。
【0005】
また、後処理装置とインサータ装置とをそれぞれ別体のオプション装置として備え、画像形成装置と後処理装置とからなるシステム、あるいは画像形成装置と後処理装置とインサータ装置とからなるシステムの何れのシステムとして提供可能な画像形成システムもある。このような画像形成システムにおいて、後処理装置とインサータ装置とを両方装着したシステムを構築する場合には、画像形成装置本体と後処理装置との間にインサータ装置が配置される。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−21984号公報(公開日2003年1月24日)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に示すような後処理装置とインサータ装置とが一体となったオプション装置を備えるシステム(図10(a)参照)や、画像形成装置と後処理装置とからなるシステム(図10(b)参照)では、画像形成装置とオプション装置とを繋ぐ制御線は1系統のみでよい。
【0008】
ところが、上述のように後処理装置とインサータ装置とをそれぞれ別体のオプション装置として備える画像形成システムでは、画像形成装置本体において後処理装置およびインサータ装置の両方が管理・制御されるため、図10(c)に示すように、画像形成装置は2系統分の制御線を用意する必要がある。このため、制御系統に係る構成が複雑化するといった問題がある。
【0009】
また、インサータ装置を備える場合では、インサータ装置を備えない場合に比べ、本体から後処理装置までの搬送経路が該インサータ装置の分だけ延長される。このため、画像形成装置本体は、インサータ装置が装着されていない場合の後処理装置における制御(特にタイミング制御)と、インサータ装置が装着されている場合の後処理装置における制御との2通りの制御プログラムを用意する必要があり、画像形成装置における制御処理の負担が重くなるといった問題もある。
【0010】
さらに、インサータ装置の仕様が変わった場合などに、それに合わせて画像形成装置本体の制御プログラムを変更しなければならないと問題も生じる。
【0011】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、制御系統を簡略化でき、かつ画像形成装置における制御処理を軽減することができる画像形成システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成システムは、上記の課題を解決するために、画像形成装置にインサータ装置と後処理装置とを装着してなる画像形成システムにおいて、画像形成装置と後処理装置との間で通信される制御コマンドは、インサータ装置を介して送信されることを特徴としている。
【0013】
上記の構成によれば、画像形成装置と後処理装置との間で通信される制御コマンドがインサータ装置を介して送信されるため、画像形成装置はインサータ装置および後処理装置のそれぞれに対して制御系統を有する必要がなく、制御系統が1系統で済み、制御系統に係る構成を簡略化することができる。
【0014】
また、上記画像形成システムでは、画像形成装置および後処理装置は、発信する制御コマンドをインサータ装置での処理を考慮しないものとして生成し、インサータ装置は、画像形成装置から発行される制御コマンドを受信した時点で該制御コマンドの内容を判断し、該制御コマンドにおいてインサータ装置での処理を考慮する必要がある場合には、該制御コマンドの変換または該制御コマンドの出力タイミングの調整を行って該制御コマンドを転送する構成とすることが好ましい。
【0015】
上記の構成によれば、画像形成装置および後処理装置は、発信する制御コマンドをインサータ装置での処理を考慮しないものとして生成するため、インサータ装置を具備しないシステム構成としての使用を可能とする場合であっても、インサータ装置が存在する場合と存在しない場合とでその処理内容を異ならせる必要が無い。つまり、画像形成装置において、インサータ装置が存在する場合と存在しない場合との2通りの制御プログラムを必要とせず、画像形成装置の処理の負担を軽減することができる。
【0016】
尚、インサータ装置が装着されるシステム構成において、画像形成装置と後処理装置との間で通信される制御コマンドにおいてインサータ装置での処理を考慮する必要がある場合には、インサータ装置自信が該制御コマンドの変換または該制御コマンドの出力タイミングの調整を行って該制御コマンドを転送する。このため、画像形成システムに用いることのできるインサータ装置として複数の異なる仕様が考えられる場合であっても、画像形成装置および後処理装置はインサータ装置の仕様に合わせて異なる制御プログラムを用意する必要がない。
【0017】
また、上記画像形成システムでは、上記インサータ装置が上記画像形成装置から発行された出紙コマンドを受信した場合、上記インサータ装置は、出紙コマンドの受信によって画像形成装置から排出される用紙の中継搬送処理を開始し、インサータ装置から後処理装置に上記用紙を出紙するタイミング(例えば、インサータ装置に備えられる出紙センサにおいて用紙の先端が検出されるタイミング)で出紙コマンドを後処理装置に送信する構成とすることが好ましい。
【0018】
上記の構成によれば、画像形成装置は、発行する出紙コマンドを送信する際に、インサータ装置の有無を考慮しないコマンドを送信することができる。すなわち、インサータ装置が存在する場合は、画像形成装置から後処理装置に向けて搬送される用紙はインサータ装置を通過する分その搬送時間が長くなるが、該用紙に対する出紙コマンドはインサータ装置においてそのタイミングが用紙搬送と合わせられる。これにより、画像形成装置の処理の負担を軽減することができる。
【0019】
また、上記画像形成システムでは、上記インサータ装置が上記画像形成装置から発行された出紙完了コマンドを受信した場合、上記インサータ装置は、インサータ装置から後処理装置に上記用紙を出紙完了するタイミング(例えば、インサータ装置に備えられる出紙センサにおいて用紙の後端が検出されるタイミング)で出紙完了コマンドを後処理装置に送信する構成とすることが好ましい。
【0020】
上記の構成によれば、画像形成装置は、発行する出紙完了コマンドを送信する際に、出紙コマンドと同様にインサータ装置の有無を考慮しないコマンドを送信することができる。
【0021】
また、上記画像形成システムでは、上記インサータ装置が上記画像形成装置から合紙給紙コマンドを受信した場合、上記インサータ装置は、合紙給紙コマンドの受信によって合紙給紙処理を開始すると共に、出紙コマンドあるいは出紙完了コマンドを所定のタイミングで後処理装置に送信する構成とすることが好ましい。
【0022】
上記の構成によれば、画像形成装置は、インサータ装置に対して合紙給紙処理を行わせる場合、インサータ装置に合紙給紙コマンドを送信するのみでよい。すなわち、インサータ装置から後処理装置に向けて搬送される合紙に関して後処理装置へ送信されるべき出紙コマンドあるいは出紙完了コマンドはインサータ装置において生成され、その送信タイミングは合紙搬送と合わせられる。これにより、画像形成装置の処理の負担を軽減することができる。
【0023】
尚、ここで、出紙コマンドあるいは出紙完了コマンドを後処理装置に送信する所定のタイミングとは、出紙コマンドについてはインサータ装置から後処理装置に上記合紙を出紙するタイミング、出紙完了コマンドについてはその出紙が完了するタイミングであるとする。
【0024】
また、上記画像形成システムでは、上記インサータ装置が上記後処理装置から上記画像形成装置に向けて用紙の搬送タイミングを通知するコマンドを受信した場合、上記インサータ装置は、上記コマンドに含まれる搬送タイミングを、必要に応じてインサータ装置での用紙搬送時間を考慮した搬送タイミングに調整し、調整された搬送タイミングを含むコマンドを画像形成装置に転送する構成とすることが好ましい。
【0025】
上記画像形成システムにおいては、連続して排出される用紙の搬送間隔(用紙間隔)を短くしてシステム全体の処理効率の向上を図るため、後処理装置から上記画像形成装置に向けて用紙の搬送タイミングを通知するコマンドが送信されることがある。
【0026】
上記の構成では、後処理装置がこのような搬送タイミング通知コマンドを送信する際に、インサータ装置の有無を考慮しないコマンドとして送信することができる。すなわち、インサータ装置が存在する場合は、画像形成装置から後処理装置に向けて搬送される用紙はインサータ装置を通過する分その搬送時間が長くなるが、必要に応じてインサータ装置での用紙搬送時間を考慮した搬送タイミングに調整される。これにより、画像形成装置では適切な搬送タイミングを得ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0028】
図2に示すように、本実施の形態に係る画像形成システム51は、複写機52、シート供給装置53、インサータ54およびフィニッシャ55を含んでいる。
【0029】
複写機52は、画像情報をシート(印刷シート、記録材)に印刷するためのものである。複写機52は、概略的に、自動原稿搬送装置56、画像読取装置57、画像形成部58およびシート補給装置59を備えている。
【0030】
自動原稿搬送装置56と画像読取装置57とは、画像形成部58の上部に備えられており、原稿を読み取ってその画像情報を得る。また、シート補給装置59は画像形成部58の下部に備えられており、画像形成部58にシートを供給する。
【0031】
一方、シート供給装置53は、複写機52の側面に配置され、複写機52に装着されている。このシート供給装置53は、複写機52の画像形成部58にシートを供給するための、画像形成部58および複写機52とは別体に設けられる着脱自在の装置である。
【0032】
インサータ54は、例えば複写機52のような他の装置から連続して送られてくるシート群に対して、その任意の箇所に他の所望のシート(表紙や仕切り紙等)を挿入するために用いる装置である。ここで、例えば複写機52のみを上述のシート挿入を行おうとする場合には、複写機52の画像形成部58を介する必要のないシートについても、画像形成部58を介して挿入することになる。インサータ54を用いれば、複写機52の画像形成部58を介することなく、所望のシートの挿入が可能となる。
【0033】
上記インサータ54は、合紙給紙トレイ67を有している。この合紙給紙トレイ67に表紙用のシートや、例えばインクジェットプリンタのような別の画像形成装置で作成されたシート、すなわち挿入用のシートを載置しておく。インサータ54は、複写機52から送られてくるシートに対して、予め設定された順番で、合紙給紙トレイ67上のシートを適当なタイミングで挿入することができる。インサータ54は、シートをフィニッシャ55に搬送する。
【0034】
フィニッシャ55は、インサータ54から搬送されてきたシートに対して後処理を行う装置である。フィニッシャ55は、後処理として、例えばシートにパンチ穴を明けたり、ステープルしたり、ソートしたりする機能を有している。
【0035】
図1に画像形成システム51に係る制御系統の概略を示す。
【0036】
画像形成システム51を構成する複写機52、インサータ54、フィニッシャ55および給紙装置(シート補給装置59および大容量シート供給装置53)のそれぞれは、プリント制御部521、インサータ制御部541、フィニッシャ制御部551および給紙制御部591を備えている。
【0037】
また、複写機52は出紙センサ522を備えており、インサータ54は入紙センサ542および出紙センサ543を備えており、フィニッシャ55は入紙センサ552および出紙センサ553を備えている。
【0038】
プリント制御部521は、複写機52の各部の動作(例えば、画像形成部58における印字動作)を制御するとともに、画像形成システムのメイン制御部としても機能し、複写機2と他のオプション装置(インサータ54、フィニッシャ55および給紙装置)との関連動作を行わせるために、これらのオプション装置の制御部(インサータ制御部541、フィニッシャ制御部551および給紙制御部591)に制御コマンドを送信する。
【0039】
画像形成システム51においては、図10(d)に示すように、プリント制御部521からインサータ制御部541およびフィニッシャ制御部551に制御コマンドを送信するための制御系統は1系統のみである。すなわち、プリント制御部521からフィニッシャ制御部551に向けて出力される制御コマンドは、インサータ制御部541を介してフィニッシャ制御部551に送られる。また、インサータ54が設けられないシステム構成の場合は、プリント制御部521からフィニッシャ制御部551に向けて出力される制御コマンドは、フィニッシャ制御部551に対して直接送られる。
【0040】
上記画像形成システムにおいてジョブの印字を行う時には、プリンタ制御部521は、該ジョブの入力指示に基づいて搬送計画テーブルを作成する。図3に搬送計画テーブルの一例を示す。
【0041】
図3に示す搬送計画テーブルは、用紙ID、画像ID、画像処理情報、後処理情報、排出先情報、および給紙元情報からなっている。用紙IDは、ジョブとして排出される各シートに対して与えられるID番号である。画像IDは、各シートに印字される画像データのID番号である。画像IDは、両面印刷されるシートに対しては、1枚のシートに2つの画像IDが与えられる。画像処理情報は、各シートに対して施される印刷処理が片面印刷であるか両面印刷であるかを示す情報である。後処理情報は、各シートに対して施される後処理の種類を示す情報である。排出先情報は、各シートが排出される先のトレイを示す情報である。給紙元情報は、各シートの給紙元を示す情報である。
【0042】
図3に示す搬送計画テーブルにおいて例示されるジョブは、3枚のシートからなり、1枚目のシート(用紙IDが“1”のシート)がインサータ54から供給されるシート(例えば表紙)である。このため、1枚目のシートには複写機52による印刷処理は施されず、画像IDおよび画像処理情報は設定されていない。また、1枚目のシートの後処理情報におけるステープルSとは、ステープル処理される1群のシートの最初であることを示す。同様に、3枚目のシートの後処理情報におけるステープルEとは、ステープル処理される1群のシートの最後であることを示す。
【0043】
次に、上記画像形成システムの動作を説明する。
【0044】
図4,図5は、複写機52にて印刷処理されたシートをフィニッシャ55の排紙トレイに出力される場合(スルーモード)の動作を示すフローチャートである。
【0045】
図4に示される処理は、複写機52とフィニッシャ55との間にインサータ54が装着されていない場合の動作例を示している。最初に、複写機52におけるプリント制御部521は、印刷処理を実施しようとするシートに対して、そのシートにおける用紙IDをフィニッシャ制御部551に送信する。尚、図4は、複数枚のシートを連続して処理する場合の最初の2枚分の処理を示しており、プリント制御部521は、最初に2枚分の用紙ID(図ではID1,ID2)をフィニッシャ制御部551に送信している。
【0046】
フィニッシャ制御部551は、上記用紙IDの通知を受けて用紙間隔をプリント制御部521に送信する。用紙間隔とは、連続したシート搬送動作の中で先に搬送される用紙に対し次のシート搬送が可能になるまでの時間(間隔)を示すものであり、フィニッシャ55にいて指示されている後処理動作の種類等に基づいてフィニッシャ制御部551において算出される。
【0047】
プリント制御部521ではこの用紙間隔の通知を受け、1枚目のシート(用紙ID1)については用紙間隔TID1の通知を受けた時点から、通知された用紙間隔TID1の時間分だけ待機してから複写機52にシートの搬送処理を開始させる。但し、1枚目のシートの出力に関しては、実際の用紙間隔TID1は基本的に0であるため、用紙間隔の通知を受けるのとほぼ同時に1枚目のシートに係る搬送処理を開始することができる。尚、上記搬送処理の開始位置は特に限定されるものではないが、例えば、画像形成部58の手前(PSローラの位置)からとすることが好ましい。
【0048】
またこの時、2枚目のシート(用紙ID2)についての用紙間隔TID2も同時に通知されるが、この用紙間隔TID2はプリント制御部521にて一旦保持される。
【0049】
また、プリント制御部521は、複写機52内でのシート搬送処理が開始され、シートが複写機出口の出紙センサに入ると、フィニッシャ制御部551に対して出紙コマンドを送信する。そして、シートが該出紙センサを抜けると出紙完了コマンドをフィニッシャ制御部551に対して出紙完了コマンドを送信する。
【0050】
フィニッシャ制御部551は、出紙コマンドまたは出紙完了コマンドの受信後、複写機52から送られてきたシートに対して、フィニッシャ55が搬送処理および後処理を実行して排出するよう制御する。フィニッシャ55でのシートの排出が完了すると、フィニッシャ制御部551は排出完了コマンドをプリント制御部521に送信する。
【0051】
また、1枚目のシートにおける搬送処理が開始されると同時に、プリント制御部521は、保持していた用紙間隔TID2に基づいて2枚目のシートの待機状態に入り、この待機時間が終了した時点で2枚目のシートの搬送処理を開始する。これにより、2枚目のシートの搬送開始を1枚目のシートに係る排出完了コマンドの受信前とすることができ、連続して排出されるシートの搬送間隔(用紙間隔)を短くしてシステム全体の処理効率を上げることができる。
【0052】
また、上記図4は、連続する2枚のシートの処理を示しているが、3枚以上のシートの処理が連続する場合も同様で、n(n≧2)枚目のシートに関する用紙IDの通知は、(n−1)枚目のシートの搬送開始までの期間に行い、通知される用紙間隔TIDnに基づく待機状態へは(n−1)枚目のシートの搬送開始と同時に入ることが好ましい。
【0053】
次に、図5に示される処理は、複写機52とフィニッシャ55との間にインサータ54が装着されている場合の動作例を示している。尚、図5も、複数枚のシートを連続して処理する場合の最初の2枚分の処理を示している。
【0054】
先ず、複写機52におけるプリント制御部521は、印刷処理を実施しようとシートに対して、そのシートにおける用紙ID(図ではID1,ID2)をフィニッシャ制御部551に送信する。
【0055】
システム内にインサータ54が存在する構成では、プリント制御部521からインサータに送られる信号もフィニッシャ制御部551に送られる信号も、インサータ制御部541を介して送られる。この時、インサータ制御部541はコマンドの内容を確認し、インサータ54の動作に特に関係の無いコマンドについては、該コマンドをそのまま転送する。したがって上記用紙IDは、インサータ制御部541によってそのままフィニッシャ制御部551に転送される。
【0056】
フィニッシャ制御部551は、上記用紙IDの通知を受けて用紙間隔をプリント制御部521に送信する。この用紙間隔も、フィニッシャ制御部551からインサータ制御部541を介してプリント制御部521に送られる。インサータ制御部541は、この用紙間隔についてもインサータ54の動作に特に関係の無いコマンドであるため、該コマンドをそのままプリント制御部521に転送する。
【0057】
プリント制御部521では、この用紙間隔の通知を受けて複写機52にシートの搬送処理を開始させる。先ず、1枚目のシートの用紙間隔TID1に基づく待機後(実際には、1枚目のシートに係る用紙間隔TID1が0であるため、待機時間も0となる)、1枚目のシートの搬送処理を開始させる。また、プリント制御部521は、このシート搬送処理が開始後、搬送されるシートの先端が複写機52の出紙センサにて検知されることにより、インサータ制御部541に対して出紙コマンドを送信し、その後、シートが該出紙センサを抜けると出紙完了コマンドを送信する。この時、同時に用紙間隔TID2に基づき2枚目のシートの搬送待機状態となる。
【0058】
この出紙コマンドおよび出紙完了コマンドはインサータ制御部541を通過するが、インサータ制御部541ではこのコマンドがインサータ54の動作に関係するものであることを認識し、該コマンドの内容に応じて所定の処理を実行する。すなわち、出紙コマンドまたは出紙完了コマンドに対してはインサータ54においても複写機52から排出されたシートをフィニッシャ55に送りこむための中継搬送処理が必要となるため、インサータ制御部541は、出紙コマンドの受信によりインサータ54での搬送処理を開始させ、出紙完了コマンドの受信により、複写機52の出紙が完了したことを知る。
【0059】
また、インサータ制御部541は、プリント制御部521から受け取った出紙コマンドまたは出紙完了コマンドをフィニッシャ制御部551に転送するが、該コマンドをプリント制御部521から受け取ってすぐに転送すると、フィニッシャ55では該コマンドの受信と該コマンドに対応する用紙の搬入との間にタイミングのずれが生じる。もちろんこれは、複写機52とフィニッシャ55との間にインサータ54が装着されたことにより、シートの搬送経路が長くなってその搬送時間も長くなるためである。
【0060】
このため、インサータ制御部541は、プリント制御部521から受け取った出紙コマンドまたは出紙完了コマンドを一旦保持し、インサータ54からフィニッシャ55へのシートの出紙タイミングに合わせて該コマンドをフィニッシャ制御部551に転送する。このタイミング制御は、インサータ54の出紙センサの信号に基づいて行われる。
【0061】
フィニッシャ制御部551は、出紙コマンドの受信後、インサータ54から送られてきたシートに対して、フィニッシャ55が搬送処理および後処理を実行して排出するよう制御する。フィニッシャ55でのシートの排出が完了すると、フィニッシャ制御部551は排出完了コマンドをプリント制御部521に送信する。インサータ制御部541は、この排出完了通知についてもインサータ54の動作に特に関係の無いコマンドであるため、該コマンドをそのままプリント制御部521に転送する。
【0062】
また、プリント制御部521では、1枚目のシートに係る排出完了通知を受信する前に、用紙間隔TID2に基づく待機時間が経過し、2枚目のシートに対する搬送処理を開始する。この2枚目のシートに対する搬送処理は、1枚目のシートに対する搬送処理と同様の処理となる。ここでは、1枚目のシートに係る排出完了通知を受信する前に2枚目のシートに対する搬送処理を開始しているが、用紙間隔TID2に基づく待機時間によっては、1枚目のシートに係る排出完了通知を受信する後になる場合もある。
【0063】
また、上記図5においても、3枚以上のシートの処理が連続する場合には、n(n≧2)枚目のシートに関する用紙IDの通知を(n−1)枚目のシートの搬送開始までの期間に行い、通知される用紙間隔TIDnに基づく待機状態へは(n−1)枚目のシートの搬送開始と同時に入ることが好ましい。
【0064】
上記図4および図5の動作を比べると、プリント制御部521およびフィニッシャ制御部551の処理動作は、インサータ54が存在する場合と存在しない場合とでその処理内容が同じである。このため、複写機52のプリント制御部521において、インサータ54が存在する場合と存在しない場合との2通りの制御プログラムを必要とせず、プリント制御部521の処理の負担を軽減することができる。言い換えれば、プリント制御部521では、インサータ54が存在する場合であっても、該インサータ54での搬送時間を考慮した搬送タイミングの制御を行わなくてもよい。
【0065】
また、画像形成システムに用いることのできるインサータ54として複数の異なる仕様が考えられる場合(例えば、インサータの大きさによりインサータ内の搬送距離が異なるような場合)であっても、複写機52およびフィニッシャ55はインサータ54の仕様に合わせて異なる制御プログラムを用意する必要がない。
【0066】
また、プリント制御部521からフィニッシャ制御部551へのコマンド送信は、インサータ54が存在する場合にはインサータ制御部541を介して送信されるのでその制御系統も1系統でよく、制御系統に係る構成を簡略化できる。
【0067】
図6は、インサータ54の合紙給紙トレイ67上にセットされた合紙を、複写機52にて印刷処理されたシート中に挿入しながら排出する場合の一動作例(インサートモード1)を示すフローチャートである。このインサートモード1の動作では、1枚目(用紙ID:ID1)のシートが複写機52にて印刷処理されたものであり、2枚目のシート(用紙ID:ID2)がインサータ54により挿入される合紙であるとする。
【0068】
インサートモード1の動作では、プリント制御部521は、1枚目のシートに係る処理制御を完了した時点で2枚目のシートに係る処理制御を開始する。ここで、1枚目のシートに係る処理では、インサータ54はシートの中継搬送を行うのみであり、各制御部は図5にて説明したスルーモードの場合と同様の動作を行うものであるため、詳細な説明を省略する。
【0069】
2枚目のシートに係る処理では、プリント制御部521は、インサータ制御部541に対して合紙給紙コマンドを送信する。インサータ制御部541では、この合紙給紙コマンドの受信により、合紙給紙トレイ67上にセットされた合紙を搬送経路内に取り込む合紙給紙処理と給紙された合紙をフィニッシャ55へ搬送する搬送処理とをインサータ54に開始させ、インサータ54の出紙センサに合紙が入ると出紙コマンドを生成し、該出紙コマンドをフィニッシャ制御部551へ送信する。そして、出紙センサを合紙が抜けると出紙完了コマンドをフィニッシャ制御部551へ送信する。
【0070】
フィニッシャ制御部551は、出紙コマンド受信後、インサータ54から送られてきたシートに対して、フィニッシャ55が搬送処理および後処理を実行して排出するよう制御する。フィニッシャ55でのシートの排出が完了すると、フィニッシャ制御部551は排出完了コマンドをインサータ制御部541に送信する。インサータ制御部541は、この排出完了通知についてもインサータ54の動作に特に関係の無いコマンドであるため、該コマンドをそのままプリント制御部521に転送する。
【0071】
また、図6に示す処理では、合紙挿入処理の後、さらに複写機52にて印刷処理されたシートの排出が続く場合、図5にて説明したスルーモードの場合と同様の動作にて処理を行えばよい。
【0072】
図7および図8は、インサータ54の合紙給紙トレイ67上にセットされた合紙を、複写機52にて印刷処理されたシート中に挿入しながら排出する場合の図6とは別の動作例を示すフローチャートである。図7に示すインサートモード2の動作においては、1枚目(用紙ID:ID1)のシートが複写機52にて印刷処理されたものであり、2枚目のシート(用紙ID:ID2)がインサータ54により挿入される合紙であるとする。
【0073】
インサートモード2の動作では、プリント制御部521は、1枚目のシートに係る処理制御を完了する前に2枚目のシートに係る処理制御を開始する点でインサートモード1の動作とは異なっている。
【0074】
最初に、プリント制御部521は、インサータ制御部541に1枚目のシートの用紙IDを通知すると共に、2枚目のシートの合紙給紙コマンドを送信する。上記用紙IDおよび合紙給紙コマンドを受け取ったインサータ制御部541では、用紙ID(すなわち用紙ID1)についてはそのままフィニッシャ制御部551に転送し、合紙給紙コマンドである用紙ID(すなわち用紙ID2)については、ID2は合紙の出力であることをインサータ制御部541は認識し、該コマンドを保持し、フィニッシャ制御部551に転送する。
【0075】
フィニッシャ制御部551では、通知された用紙ID1,ID2のそれぞれについて用紙間隔を算出し、用紙ID1に係る用紙間隔をインサータ制御部541を介してプリント制御部521へ、用紙ID2に係る用紙間隔をインサータ制御部541へ送信する。インサータ制御部541では、用紙ID1に係る用紙間隔をそのままプリント制御部521へ転送し、用紙ID2に係る用紙間隔を保持する。
【0076】
尚、用紙ID1に係る用紙間隔は、図4等で示される用紙間隔と同様に算出される。一方、用紙ID2に係る用紙間隔は、1枚目の用紙の出紙コマンドがフィニッシャ制御部551で受領されてから(あるいは、インサータ54の排紙センサでシートの後端が検知されるか、フィニッシャ55の入紙センサでシートの先端が検知されてから)、次のシート排出が可能になるまでの時間間隔を示すものとなる。すなわち、用紙ID2に係る用紙間隔は、用紙ID1のシートに対して実行されるフィニッシャ55での搬送処理および後処理の内容に応じて算出される。
【0077】
プリント制御部521では、用紙ID1に係る用紙間隔を通知されると、この用紙間隔に基づいて必要に応じて待機を行った後、複写機52に用紙ID1のシートに係る搬送処理を開始させる。また、プリント制御部521は、この搬送処理の開始後、シートが複写機出口の出紙センサに入ると、インサータ制御部541に対して出紙コマンドを送信する。そして、シートが該出紙センサを抜けるとインサータ制御部541に対して出紙完了コマンドを送信する。
【0078】
インサータ制御部541では、プリント制御部521から出紙コマンドを受け取ると、複写機52から搬送されてくるシートをフィニッシャ55へ中継搬送するための搬送処理をインサータ54に開始させると共に、受け取った出紙コマンドまたは出紙完了コマンドをフィニッシャ制御部551に転送する。さらに、インサータ制御部541は、この出紙コマンドまたは出紙完了コマンドの受信時を起点とし、先に通知されていた用紙ID2に係る用紙間隔に基づいて待機動作に入り、この待機時間の経過後、インサータ54に合紙給紙処理および搬送処理を開始させる。この時、合紙給紙処理を待機する時間は、用紙間隔として通知された時間から合紙給紙処理に係る時間およびインサータ54からフィニッシャ55へのシート搬送時間を差し引いたものとすればよい。
【0079】
フィニッシャ制御部551は、出紙コマンドの受信後、インサータ54から送られてきたシートに対して、フィニッシャ55が搬送処理および後処理を実行して排出するよう制御する。フィニッシャ55でのシートの排出が完了すると、フィニッシャ制御部551は排出完了コマンドをインサータ制御部541に送信する。インサータ制御部541は、この排出完了通知をそのままプリント制御部521に転送する。
【0080】
また、インサータ制御部541では、上記待機時間の経過後、インサータ54に合紙給紙処理および給紙された合紙の搬送処理を開始させる。尚、この合紙給紙処理の開始は、用紙ID1に係る排出完了通知の後とは限らない。搬送処理開始後、インサータ54の出紙センサに合紙が入ると出紙コマンドを生成し、該出紙コマンドをフィニッシャ制御部551へ送信する。そして、出紙センサを合紙が抜けると出紙完了コマンドをフィニッシャ制御部551へ送信する。
【0081】
フィニッシャ制御部551は、出紙コマンドの受信後、インサータ54から送られてきたシート(すなわち合紙)に対して、フィニッシャ55が搬送処理および後処理を実行して排出するよう制御する。フィニッシャ55でのシートの排出が完了すると、フィニッシャ制御部551は排出完了コマンドをインサータ制御部541に送信する。インサータ制御部541は、この排出完了通知をそのままプリント制御部521に転送する。
【0082】
次に、図8に示すインサートモード3の動作においては、1枚目(用紙ID:ID2)のシートがインサータ54により挿入される合紙であり、2枚目のシート(用紙ID:ID3)が複写機52にて印刷処理されたものであるとする。
【0083】
最初に、プリント制御部521は、インサータ制御部541に1枚目のシート(合紙)の用紙IDコマンドを送信すると共に、2枚目のシートの用紙IDコマンドを送信する。上記用紙IDを受け取ったインサータ制御部541では、用紙IDコマンドID2は合紙の出力であることをインサータ制御部541は認識し、該コマンドを保持し、フィニッシャ制御部551に転送する。次の用紙ID(すなわち用紙ID3)についてはそのままフィニッシャ制御部551に転送する。
【0084】
フィニッシャ制御部551では、通知された用紙ID2,ID3のそれぞれについて用紙間隔を算出し、用紙ID2に係る用紙間隔をインサータ制御部541へ、用紙ID3に係る用紙間隔をインサータ制御部541を介してプリント制御部521へ送信する。用紙ID2,ID3に係る用紙間隔は、図7で示される用紙ID2,ID1に係る用紙間隔と同様に算出される。
【0085】
インサータ制御部541では、用紙ID2に係る用紙間隔を保持し、用紙ID3に係る用紙間隔をプリント制御部521へ転送するが、用紙ID3に係る用紙間隔についてはインサータ54での処理時間を加算してからプリント制御部521に転送する。
【0086】
すなわち、複写機52は通知された用紙間隔に基づく所定時間の待機後に搬送処理を開始するが、この搬送開始前にインサータ54での合紙挿入処理が入るため、複写機52の待機時間にはインサータ54での合紙挿入処理に係る時間を含ませる必要がある。フィニッシャ制御部551で算出される用紙ID3に係る用紙間隔(用紙間隔A)にはこのインサータ54での処理時間は含まれないため、インサータ制御部541はフィニッシャ制御部551から通知される用紙間隔Aにインサータ54での処理時間を加算し、用紙間隔A’としてプリント制御部521へ転送する。プリント制御部521は、用紙間隔A’の通知後すぐに待機動作に入る。
【0087】
また、インサータ制御部541でも、用紙ID2に係る用紙間隔を通知されると、この用紙間隔に基づいて必要に応じて待機を行った後、インサータ54に用紙ID2のシートに係る合紙給紙処理および合紙搬送処理を開始させる。また、インサータ制御部541は、この合紙給紙搬送処理を開始し、シートがインサータ54の出紙センサに入ると、フィニッシャ制御部551に対して出紙コマンドを送信する。そして、シートが該出紙センサを抜けると出紙完了コマンドをフィニッシャ制御部551に対して出紙完了コマンドを送信する。
【0088】
フィニッシャ制御部551は、出紙コマンドの受信後、インサータ54から送られてきたシート(すなわち合紙)に対して、フィニッシャ55が搬送処理および後処理を実行して排出するよう制御する。フィニッシャ55でのシートの排出が完了すると、フィニッシャ制御部551は排出完了コマンドをインサータ制御部541に送信する。インサータ制御部541は、この排出完了通知をそのままプリント制御部521に転送する。
【0089】
プリント制御部521では、上記用紙間隔A’に基づく待機時間の経過後、複写機52に用紙ID1のシートに係る搬送処理を開始させる。尚、この搬送処理の開始は、用紙ID2に係る排出完了通知の後とは限らない。また、プリント制御部521は、この搬送処理の開始と共に、出紙コマンドまたは出紙完了コマンドを出力する。
【0090】
インサータ制御部541では、プリント制御部521から出紙コマンドを受け取ると、インサータ54に複写機52から搬送されてくるシートをフィニッシャ55へ中継搬送するための搬送処理を開始させ、フィニッシャ55への出紙に伴い出紙コマンド、出紙完了コマンドをフィニッシャ制御部551に転送する。
【0091】
フィニッシャ制御部551は、出紙コマンドの受信後、インサータ54から送られてきたシートに対して、フィニッシャ55が搬送処理および後処理を実行して排出するよう制御する。フィニッシャ55でのシートの排出が完了すると、フィニッシャ制御部551は排出完了コマンドをインサータ制御部541に送信する。インサータ制御部541は、この排出完了通知をそのままプリント制御部521に転送する。
【0092】
複写機52から連続して出力されるシートの途中に、インサータ54で給紙される合紙を挿入する場合には、合紙挿入箇所において上記図7および図8で示した処理を用いることによって合紙挿入処理を実施することができる。
【0093】
但し、上記図7および図8は何れも、連続して処理される最初の2枚のシートに係る処理を示しているため、最初の用紙IDの通知および合紙給紙コマンドの送信をほぼ同時に行っている。3枚以上のシートの処理が連続する場合も同様で、n(n≧2)枚目のシートに関する用紙IDの通知(または合紙給紙コマンドの送信)は、(n−1)枚目のシートの搬送開始までの期間に行うようにすれば、3枚以上のシートの処理についても図7および図8に示す動作を適用することが可能である。尚、複写機52から出力されるシートの排出が連続する箇所では、図5に示す動作を行えばよい。
【0094】
上記図6ないし図8の各動作では、プリント制御部521およびフィニッシャ制御部551の処理動作は、インサータ54が存在する場合であっても、各コマンドの送信や用紙間隔の算出において、インサータ54での処理を考慮する必要は無い。すなわち、インサータ54の処理に係る制御や調整は、全てインサータ制御部541で行われる。このため、複写機52のプリント制御部521において、インサータ54が存在する場合と存在しない場合との2通りの制御プログラムを必要とせず、プリント制御部521の処理の負担を軽減することができる。
【0095】
また、画像形成システムに用いることのできるインサータ54として複数の異なる仕様が考えられる場合であっても、複写機52およびフィニッシャ55はインサータ54の仕様に合わせて異なる制御プログラムを用意する必要がない。
【0096】
また、プリント制御部521とフィニッシャ制御部551との間のコマンド送信は、インサータ制御部541を介して送信されるのでその制御系統も1系統でよく、制御系統に係る構成を簡略化できる。
【0097】
尚、上記図6に示した処理では、複写機52で印刷処理されるシートの間に合紙挿入処理が入る場合、この合紙挿入に係る処理は、その直前のシートの排出動作が一旦完了してから行われる。このため合紙挿入に係る制御は簡単となるが、合紙挿入が実施される箇所でシートの排出パフォーマンスが幾分低下する。
【0098】
一方、図7,図8に示した処理では、同様に複写機52で印刷処理されるシートの間に合紙挿入処理が入る場合、この合紙挿入に係る処理を含めて用紙間隔の適切な制御が実施される。このため制御は幾分複雑となるが、合紙挿入が実施される箇所でもシートの排出パフォーマンスが低下しない。
【0099】
図9は、フィニッシャ55でのイニシャル動作を含む場合の処理動作例を示すフローチャートである。尚、イニシャル動作とは、フィニッシャ55が最初に動作を開始するときの各部の予備運転やチェック動作等を指す。
【0100】
最初に、プリント制御部521は、フィニッシャ制御部551にシートの用紙IDを通知する。上記用紙IDを受け取ったインサータ制御部541では、この用紙IDをそのままフィニッシャ制御部551に転送する。
【0101】
上記用紙IDを通知されたフィニッシャ制御部551は、この通知に応じてフィニッシャ55にイニシャル動作を開始させると共に、用紙間隔(用紙間隔B)を算出してプリント制御部521へ送信する。ここで算出される用紙間隔Bは、フィニッシャ55でのイニシャル動作に要する時間である。インサータ制御部541は、この用紙間隔Bに対してインサータ54での搬送時間を減算してなる用紙間隔B’をプリント制御部521に送信する。ここで、インサータ制御部541が上記減算処理を行うのは以下の理由による。
【0102】
プリント制御部521では、用紙間隔B’を通知されると、この用紙間隔に基づいて必要に応じて待機を行った後、複写機52に用紙ID1のシートに係る搬送処理を開始させる。この時の待機する所定時間は、用紙間隔として通知された時間から複写機52での画像形成処理に係る時間および複写機52からフィニッシャ55へのシート搬送時間を差し引いたものとするが、複写機52からフィニッシャ55へのシート搬送時間は、インサータ54でのシート搬送時間を含まないものとする。
【0103】
このため、プリント制御部521に通知される用紙間隔として、フィニッシャ制御部551が算出する用紙間隔Bをそのまま用いると、インサータ54が間に存在する場合は、インサータ54での搬送時間分だけフィニッシャ55へのシート搬入に遅れが生じる。
【0104】
したがって、複写機52とフィニッシャ55との間にインサータ54が配置されるシステム構成では、インサータ制御部541において、フィニッシャ55から通知される用紙間隔Bからインサータ54での搬送時間を減算することで、プリント制御部521では、インサータ54での搬送時間が考慮された用紙間隔を得ることができるため、フィニッシャ55がイニシャライル動作を完了するタイミングでシートをフィニッシャに到達させることが出来、印刷パフォーマンスが向上する。
【0105】
また、プリント制御部521は、複写機52にてシートの搬送処理を開始させると共に、出紙コマンドまたは出紙完了コマンドを出力する。
【0106】
インサータ制御部541では、プリント制御部521から出紙コマンドを受け取ると、複写機52から搬送されてくるシートをフィニッシャ55へ中継搬送するための搬送処理をインサータ54に開始させ、シートがインサータ54の出紙センサに入ると、フィニッシャ制御部551に対して出紙コマンドを送信する。そして、シートが該出紙センサを抜けると出紙完了コマンドをフィニッシャ制御部551に対して送信する。
【0107】
フィニッシャ制御部551は、出紙コマンドの受信後、インサータ54から送られてきたシートに対して、フィニッシャ55が搬送処理および後処理を実行して排出するよう制御する。フィニッシャ55でのシートの排出が完了すると、フィニッシャ制御部551は排出完了コマンドをインサータ制御部541に送信する。インサータ制御部541は、この排出完了通知をそのままプリント制御部521に転送する。
【0108】
上記図9の動作では、プリント制御部521およびフィニッシャ制御部551の処理動作は、インサータ54が存在する場合であっても、各コマンドの送信や用紙間隔の算出において、インサータ54での処理を考慮する必要は無い。すなわち、インサータ54の処理に係る制御や調整は、全てインサータ制御部541で行われる。このため、複写機52のプリント制御部521において、インサータ54が存在する場合と存在しない場合との2通りの制御プログラムを必要とせず、プリント制御部521の処理の負担を軽減することができる。
【0109】
また、画像形成システムに用いることのできるインサータ54として複数の異なる仕様が考えられる場合であっても、複写機52およびフィニッシャ55はインサータ54の仕様に合わせて異なる制御プログラムを用意する必要がない。
【0110】
また、プリント制御部521とフィニッシャ制御部551との間のコマンド送信は、インサータ制御部541を介して送信されるのでその制御系統も1系統でよく、制御系統に係る構成を簡略化できる。
【0111】
以上のように、本実施の形態に係る画像形成システムは、画像形成装置にインサータ装置および後処理装置を装着するシステム構成において、インサータを経由した用紙搬送のタイミングは、インサータにより調整および制御が任されることになる。これにより、画像形成装置本体や後処理装置は、インサータを意識した用紙搬送制御プログラムを用意する必要が無い。
【0112】
尚、上記説明においては、複数頁の出力を連続して行う場合に、最初に2枚分の用紙IDを通知する例を示しているが、入力画像が出力できる形式の準備が整えば、例えば、印刷開始前に10枚準備できていれば、10枚分全ての用紙IDが印刷開始までにフィニッシャに対して発行されることも考えられる。
【0113】
すなわち、本機の仕様のもとで高速に印刷するには、(n−1)枚目の搬送開始までにn枚目の用紙間隔が戻ってくれば高速に印刷できる。
【0114】
【発明の効果】
本発明の画像形成システムは、以上のように、画像形成装置と後処理装置との間で通信される制御コマンドは、インサータ装置を介して送信される構成である。
【0115】
それゆえ、画像形成装置はインサータ装置および後処理装置のそれぞれに対して制御系統を有する必要がなく、制御系統が1系統で済み、制御系統に係る構成を簡略化することができるといった効果を奏する。
【0116】
また、上記画像形成システムでは、画像形成装置および後処理装置は、発信する制御コマンドをインサータ装置での処理を考慮しないものとして生成し、インサータ装置は、画像形成装置から発行される制御コマンドを受信した時点で該制御コマンドの内容を判断し、該制御コマンドにおいてインサータ装置での処理を考慮する必要がある場合には、該制御コマンドの変換または該制御コマンドの出力タイミングの調整を行って該制御コマンドを転送する構成とすることが好ましい。
【0117】
それゆえ、インサータ装置を具備しないシステム構成としての使用を可能とする場合であっても、画像形成装置において、インサータ装置が存在する場合と存在しない場合との2通りの制御プログラムを必要とせず、画像形成装置の処理の負担を軽減することができるといった効果を奏する。
【0118】
また、上記画像形成システムでは、上記インサータ装置が上記画像形成装置から発行された出紙コマンドを受信した場合、上記インサータ装置は、出紙コマンドの受信によって画像形成装置から排出される用紙の中継搬送処理を開始し、インサータ装置から後処理装置に上記用紙を出紙するタイミング(例えば、インサータ装置に備えられる出紙センサにおいて用紙の先端が検出されるタイミング)で出紙コマンドを後処理装置に送信する構成とすることが好ましい。
【0119】
それゆえ、画像形成装置は、後処理装置に向けての用紙に対する出紙コマンドを送信する際に、インサータ装置の有無を考慮しないコマンドを送信することができる。これにより、画像形成装置の処理の負担を軽減することができるといった効果を奏する。
【0120】
また、上記画像形成システムでは、上記画像形成システムでは、上記インサータ装置が上記画像形成装置から発行された出紙完了コマンドを受信した場合、上記インサータ装置は、インサータ装置から後処理装置に上記用紙を出紙完了するタイミング(例えば、インサータ装置に備えられる出紙センサにおいて用紙の後端が検出されるタイミング)で出紙完了コマンドを後処理装置に送信する構成とすることが好ましい。
【0121】
それゆえ、画像形成装置は、後処理装置に向けての用紙に対する出紙完了コマンドを送信する際に、インサータ装置の有無を考慮しないコマンドを送信することができる。これにより、画像形成装置の処理の負担を軽減することができるといった効果を奏する。
【0122】
また、上記画像形成システムでは、上記インサータ装置が上記画像形成装置から合紙給紙コマンドを受信した場合、上記インサータ装置は、合紙給紙コマンドの受信によって合紙給紙処理を開始すると共に、出紙コマンドあるいは出紙完了コマンドを所定のタイミングで後処理装置に送信する構成とすることが好ましい。
【0123】
それゆえ、画像形成装置は、インサータ装置に対して合紙給紙処理を行わせる場合、インサータ装置に合紙給紙コマンドを送信するのみでよく、画像形成装置の処理の負担を軽減することができるといった効果を奏する。
【0124】
また、上記画像形成システムでは、上記インサータ装置が上記後処理装置から上記画像形成装置に向けて用紙の搬送タイミングを通知するコマンドを受信した場合、上記インサータ装置は、上記コマンドに含まれる搬送タイミングを、必要に応じてインサータ装置での用紙搬送時間を考慮した搬送タイミングに調整し、調整された搬送タイミングを含むコマンドを画像形成装置に転送する構成とすることが好ましい。
【0125】
それゆえ、後処理装置が搬送タイミング通知コマンドを送信する際に、インサータ装置の有無を考慮しないコマンドとして送信することができ、画像形成装置では適切な搬送タイミングを得ることができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、複写機、インサータ、およびフィニッシャからなる画像形成システムにおける制御系統の概略構成を示すブロック図である。
【図2】上記画像形成システムの構成を示す断面図である。
【図3】上記画像形成システムにおいてジョブの印字を行う際に作成される搬送計画テーブルの一例を示す図である。
【図4】インサータが装着されないシステム構成において、複写機にて印刷処理されたシートをフィニッシャの排紙トレイに出力する場合(スルーモード)の動作を示すフローチャートである。
【図5】インサータが装着されたシステム構成において、複写機にて印刷処理されたシートをフィニッシャの排紙トレイに出力する場合(スルーモード)の動作を示すフローチャートである。
【図6】インサータの合紙給紙トレイ上にセットされた合紙を、複写機にて印刷処理されたシート中に挿入しながら排出する場合の一動作例を示すフローチャートである。
【図7】インサータの合紙給紙トレイ上にセットされた合紙を、複写機にて印刷処理されたシート中に挿入しながら排出する場合の図6とは別の動作例を示すフローチャートである。
【図8】インサータの合紙給紙トレイ上にセットされた合紙を、複写機にて印刷処理されたシート中に挿入しながら排出する場合の図6とは別の動作例を示すフローチャートである。
【図9】フィニッシャでのイニシャル動作を含む場合の処理動作例を示すフローチャートである。
【図10】図10(a)〜(d)は画像形成装置とオプション装置とからなる画像形成システムにおける制御系統を示すブロック図であり、図10(a)はインサータ装置と後処理装置とが一体化されたオプション装置を装着した場合、図10(b)はオプション装置として後処理装置のみを装着した場合、図10(c)はオプション装置としてインサータ装置と後処理装置とを装着した従来構成の場合、図10(d)はオプション装置としてインサータ装置と後処理装置とを装着した本実施の形態に係る構成の場合を示す。
【符号の説明】
51 画像形成システム
52 複写機(画像形成装置)
54 インサータ(インサータ装置)
55 フィニッシャ(後処理装置)
521 プリント制御部
541 インサータ制御部
551 フィニッシャ制御部
Claims (5)
- 画像形成装置にインサータ装置と後処理装置とを装着してなる画像形成システムにおいて、
画像形成装置と後処理装置との間で通信される制御コマンドは、インサータ装置を介して送信されるものであり、
インサータ装置は、画像形成装置から受信した制御コマンドの内容が該インサータ装置での用紙中継搬送を伴うものである場合には、画像形成装置から受信した制御コマンドを一旦保持し、インサータ装置から後処理装置への用紙の出紙タイミングに合わせて該制御コマンドを後処理装置に転送することを特徴とする画像形成システム。 - 上記インサータ装置が、上記画像形成装置から受信する制御コマンドとして、用紙が画像形成装置出口の出紙センサに入ったことを示す出紙コマンドを受信した場合、
上記インサータ装置は、上記出紙コマンドの受信によって画像形成装置から排出される用紙の中継搬送処理を開始し、インサータ装置から後処理装置に上記用紙を出紙するタイミングで、用紙がインサータ装置の出紙センサに入ったことを示す出紙コマンドを後処理装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - 上記インサータ装置が、上記画像形成装置から受信する制御コマンドとして、用紙が画像形成装置出口の出紙センサを抜けたことを示す出紙完了コマンドを受信した場合、
上記インサータ装置は、インサータ装置から後処理装置に上記用紙を出紙完了するタイミングで、用紙がインサータ装置出口の出紙センサを抜けたことを示す出紙完了コマンドを後処理装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。 - 上記インサータ装置が上記画像形成装置から合紙給紙コマンドを受信した場合、
上記インサータ装置は、合紙給紙コマンドの受信によって合紙給紙処理を開始すると共に、合紙がインサータ装置出口の出紙センサに入ったことを示す出紙コマンド、あるいは、合紙がインサータ装置出口の出紙センサを抜けたことを示す出紙完了コマンドを、所定のタイミングで後処理装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - 上記インサータ装置が、上記後処理装置から上記画像形成装置に向けて上記後処理装置に対して次の用紙排出が可能になるタイミングを通知するコマンドを受信し、かつ、後処理装置に対して排出される次の用紙がインサータ装置から給紙される合紙の後で処理される用紙である場合、
上記インサータ装置は、上記コマンドに含まれる搬送タイミングを、インサータ装置での合紙給紙処理にかかる時間を追加した搬送タイミングに調整し、調整された搬送タイミングを含むコマンドを画像形成装置に転送することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
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