JP4689100B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿の第1の面上の画像情報を読み取る第1の読取手段と、原稿の第2の面の画像情報を読み取る第2の読取手段とを備える画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、両面原稿を読み取る画像読取装置として、内部に原稿反転機構を有する自動原稿給紙装置(以下、ADFという)を備えるものがある。この画像読取装置により両面原稿を読み取る際には、まずADFから原稿を給紙し、該原稿表面の画像を読み取り、この表面の画像の読取り終了後にADFの原稿反転機構により原稿を反転して給紙し、原稿裏面の画像を読み取る。
【0003】
しかし、上記構成の画像読取装置では、ADFにより原稿を反転する時間がデッドタイムとなり、スループットを低下させるとともに、原稿反転が原稿にダメージを与える場合がある。
【0004】
この問題に鑑み、近年、ADF内部に読取系を設け、このADF内部の読取系を用いて、1回の原稿搬送動作によって表面画像と裏面画像を読み取る1パス両面読取りが可能な画像読取装置が提案されている。
【0005】
1パス両面画読取りが可能な画像読取装置について図6および図7を参照しながら説明する。図6は1パス両面読取りが可能な画像読取装置の概略構成図、図7は図6のADF70の原稿載置台71を示す上面図である。
【0006】
この画像読取装置は、図6に示すように、複数枚の原稿を積載可能な原稿載置台71を有するADF70と、ADF70により搬送された原稿表面の画像を読み取る読取部200とを備える。
【0007】
ADF70の原稿載置台71には、図7に示すように、原稿が原稿ガイド31によって挟み込まれるようにして載置される。原稿ガイド31は、図中の矢印が示す方向に移動可能であり、原稿ガイド31の移動に連動してサイズセンサ(図示せず)が信号を発生する。このサイズセンサの信号により、ADF70は原稿載置台71に載置されている原稿のサイズを検知することができる。ADF70と画像読取装置とは、互いのステータスを送受するためのインターフェース(図示せず)を介して接続されており、このインターフェースを介して画像読取装置側でも原稿載置台71に載置された原稿のサイズを知ることができる。
【0008】
ADF70は、原稿載置台71に載置された複数枚の原稿を各分離ローラ72,73によって1枚ずつ分離し、分離された原稿を搬送ローラ75の矢印方向の回動に従って搬送ガイド74,77に沿って読取位置に搬送する。
【0009】
読取部200は、原稿が読取位置に搬送されるまでにシェーディング補正板211の直下に移動し、シェーディング補正板211を読み取ることによってシェーディング補正データを取得する。シェーディング補正データの取得が終了すると、読み取り部200は、流し読みウインドウ212の直下に移動し、原稿が搬送されてくるまで読取待機状態となる。
【0010】
原稿が流し読みウインドウ212の位置に搬送されると、この原稿の表面画像は読取部200により読み取られる。具体的には、読取部200内のランプ201で照明された原稿画像は、第1ミラー205、第2ミラー206、第3ミラー207およびレンズ208を介してCCD209に結像され、CCD209によりライン単位で主走査方向に読み取られる。そして、原稿は、搬送ローラ75により所定の速度で搬送され、原稿表面の画像に対する副走査方向の読取りが順次行われる。
【0011】
原稿表面の画像の読取りが進行するのに伴い原稿端部が等倍読取ボックス250の直下に搬送されると、等倍読取ボックス250によって原稿裏面の画像が読み取られる。等倍読取ボックス250の光学系は、セルフォックレンズ251、コンタクトセンサ252およびランプ253から構成され、ランプ253で照明された原稿裏面の画像はセルフォックレンズ251を介してコンタクトセンサ252上に結像される。コンタクトセンサ252に結像されたイメージは等倍のライン単位でのイメージである。そして、原稿は搬送ローラ75により所定の速度で搬送され、原稿裏面の画像に対する副走査方向の読取りが順次行われる。
【0012】
両面の読取りが終了した原稿は排紙トレイ部78に順次排紙される。
【0013】
このようにして読み取られた表面および裏面の画像データは、画像処理回路(図示せず)に送られて所定の画像処理が施された後に、画像読取装置に接続されたホストコンピュータやプリンタなどに出力される。
【0014】
一方、見開き本などのブックタイプの原稿を読み取る場合は、ADF70を開いて原稿ガラス203上に原稿を載置し、読取部200と第2ミラー206、第3ミラー207とを図6の右方向に走査させて原稿の画像を読み取る。
【0015】
このような画像読取装置においては、読み取った画像のレジスト調整が必要となる。即ち、光学系の組み立てには多少の組み立て精度のばらつきがあるため、例えば図6中のCCD209の全画素中、何画素目からが原稿画像の読取り開始位置であるかを機械毎に調整しなければならない。この調整が適切でない場合は、画像がずれて不要な余白が発生したり、画像が欠けたりする。
【0016】
このレジスト調整は、もちろん等倍読取ボックス250でも実施する必要がある。レジスト調整は、例えば特開2000―151910号公報で述べられているように特定のチャートを用いて特定チャート内の黒線を読み取り、読み取られた黒線の読取位置情報に従ってレジスト調整を実施する系が提案されている。
【0017】
また、特開平5―328052号公報には、黒原稿を用いてプラテンモードとADFモードの両方についてレジスト調整を行う方法が示されている。プラテンモードは、図6の例では読取部200の読取系のレジスト調整に、ADFモードは等倍読取ボックス250の読取系のレジスト調整に相当する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
レジスト調整が行われていても、原稿毎にレジストがずれることがある。例えば、ADF70と読取部200においては、予め大まかなレジスト調整が行われている場合がある。また原稿ガイド31で設定される原稿幅は、原稿がスムーズに搬送されるように厳密には実際の原稿幅よりも多少広く設定されている場合がある。また、載置される原稿は例えば一律A4サイズであったとしても、微妙に寸法が異なっている場合もある。
【0019】
本発明の目的は、画像ずれを軽減することができるとともに、読取りに関するパフォーマンスの向上を図ることができる画像読取装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、原稿の第1の面上の画像情報をライン単位で主走査方向に読み取る第1の読取手段と、前記原稿の第2の面の画像情報をライン単位で主走査方向に読み取る第2の読取手段とを備え、前記第1の読取手段により読み取られた画像情報を出力し、前記第2の読取手段により読み取られた画像情報を出力する画像読取装置であって、前記第1の読取手段の出力に基づき前記原稿の前記第1の面における前記主走査方向のエッジ部の位置を検出するエッジ検出手段と、前記エッジ検出手段により検出した前記原稿のエッジ部の位置に応じて、前記第1の読取手段から出力される画像情報の有効画像データの範囲を決定し、決定した前記第1の読取手段の有効画像データの範囲とあらかじめ計測した前記第1の読取手段と前記第2の読取手段の前記主走査方向の相対的なずれ量から、前記第2の読取手段から出力される画像情報の有効画像データの範囲を決定し、決定した各々の有効画像範囲を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0038】
図1は本発明の実施の一形態に係る画像読取装置における搬送ローラの周囲を模式的に拡大して示す図、図2は原稿とCCDとの相対的な位置関係およびCCDで読み取った各画素データを示す図である。ここで、図中、図6と同一の部材には同一の符号を付している。また、図1では、原稿先端がCCD209(図6のCCD209)に読み取られている原稿給紙状態を表している。
【0039】
原稿搬送ローラ75は、所定の濃度規格に準じた濃度で着色されている。原稿40の地色は通常白色の場合が多いので、CCD209(図示せず)の各画素で読み取る原稿先端のデータは、図2に示すように、黒データ(「■」で表されているもの)、白データ(「□」で表されているもの)が混在したデータである。図2のCCD209の読み取り状態から分かるように、原稿の端部(エッジ部)が画素Aおよび画素A'の位置にあることを検出するのは、一般的なエッジ強調などの画像データ処理によって容易に実現可能である。原稿が例えばA3原稿であれば、画素A〜画素A'間の画素数はA3原稿の短辺297mmに相当する画素数であるが、原稿のサイズは同じA3サイズであっても例えばメーカ毎に微妙に異なるものであり、場合によっては同じメーカのものであってもロットによって異なる場合も考えられる。
【0040】
ここで、画素Aの位置(エッジ部の位置に相当する)はCCD209における表面画像の有効画像開始位置であり、また画素A'の位置はコンタクトセンサ252(図6に示す)の裏面画像の有効画像開始位置である。
【0041】
CCD209とコンタクトセンサ252の相対的な位置関係は、もちろん機械毎に異なっているが、一旦ADF70を画像読取装置に組み込んで装着すれば、その相対的位置関係は固定される。この相対的位置関係について図3を参照しながら説明する。図3は原稿40とCCD209とコンタクトセンサ252の相対位置関係を示す図である。
【0042】
ADF70が画像読取装置に組み込まれて装着されると、図3に示すように、図中のCCD209の最終画素とコンタクトセンサ252の先端画素の相対的なずれ量が決定する(本図ではn画素と記載している)。例えば、読取装置としての分解解像度が600dpi、最大原稿サイズがA3とした場合、A3短辺297mmを読み取るためには、最低画素数として7016画素を必要とするので、この場合、CCD209およびコンタクトセンサ252には、有効総画素数として7500前後の画素数の画素が設けられている。
【0043】
このため、ADF70の取付けによるCCD209とコンタクトセンサ252との間の相対的な画素ずれ量nは最大でも(7500−7016)/2=242画素以下になるように設計されており、両面の画像を読み取れるように構成されている。
【0044】
画素ずれ量nは、ADF70が取り付けられた後、CCD209とコンタクトセンサ252の出力状態を測定して、画素ずれ量nの値を不揮発性バックアップ素子(図示せず)、例えばEEPROMに書き込み、装置の電源投入の度にこのバックアップ値を読み出す制御を行う。
【0045】
ここで、ADF70の取り付け後の相対画素ずれ量nが150画素であり、図3の画素AがCCD209の90番目画素であるとすると、本来A3短辺297mmは7016画素分に相当するので、画素A'は90+7016=7106画素になるはずであるが、原稿サイズのばらつきによって画素A'は7086番目画素である場合を想定する。
【0046】
CCD209とコンタクトセンサ252の有効画素数は7500画素なので、原稿先端部がコンタクトセンサ252に到達する前に、画素Xの位置は、
(7500−7086)−150=264
の単純な計算によって264画素目であることがわかるし、またX'=264+(7086−90)=7260であることも明白であるので、コンタクトセンサ252の有効画素範囲は264画素目から7260画素目までであることがわかる。よって、改めてコンタクトセンサ252における原稿先端部の位置検出を実施する必要がない。
【0047】
このようにCCD209の原稿先端読み取り状態によって、原稿40のエッジが検出された場合、CCD209の主走査同期信号HSYNC_CCDおよびコンタクトセンサ252の主走査同期信号HSYNC_CSの出力タイミングの変更が行われる。この変更について図4および図5を参照しながら説明する。図4はエッジが検出されたときのCCDの読取り状態に対する主走査同期信号HSYNC_CCD,HSYNC_CSの出力タイミングを示すタイミングチャート、図5はエッジの検出状態の変化に応じて主走査同期信号HSYNC_CCD,HSYNC_CSの出力タイミングを更新する場合の例を示すタイミングチャートである。
【0048】
CCD209の原稿先端読み取り状態によって、原稿40のエッジが検出された場合、図4に示すように、CCD209の主走査同期信号HSYNC_CCD(図4(a)を参照)とコンタクトセンサ252の主走査同期信号HSYNC_CS(図4(b)を参照)の出力タイミングを変更し、この主走査同期信号HSYNC_CCDおよび主走査同期信号HSYNC_CSを画像読取装置に接続されているホストコンピュータやプリンタのような外部機器に読み取った画像データとともに出力する。
【0049】
主走査同期信号HSYNC_CCD,HSYNC_CSとCCD209およびコンタクトセンサ252のそれぞれの画像データを受け取った外部機器は、主走査同期信号HSYNC_CCDまたはHSYNC_CSの立ち上がりタイミングで以降の画像データを有効画像データと認識し、有効画像データに従った画像再生を行う。
【0050】
1枚目の原稿の読取りが終了し、2枚目の原稿が給紙されると、上述したと同様に、この2枚目の原稿に対する読取りが行われる。ここで、2枚目の原稿に対する読取り状態が図5に示すような状態にあるときには、画素Aのタイミングを合わせていた主走査同期信号HSYNC_CCDの出力タイミングを画素Bのタイミングに変更し(図5(a)を参照)、画素Xにタイミングを合わせていた主走査同期信号HSYNC_CSの出力タイミングを画素Yのタイミングに変更し(図5(b)を参照)、各主走査同期信号HSYNC_CCD,HSYNC_CSを外部機器に送出する。
【0051】
このように同じサイズの原稿を給紙したにもかかわらず、CCD209における読取位置においては、画素A〜画素B間のずれが発生し、コンタクトセンサ252における読取位置においては、画素X〜画素Y間のずれが発生する場合でも、外部機器に対しては常に画像ずれのない画像データを送出することができる。
【0052】
以上より、本実施の形態では、原稿読取り毎に読み取られる原稿のエッジ部を検出し、このエッジ部が検出される毎にレジスト情報を更新するので、原稿載置台71の原稿ガイドの設定や原稿サイズの微妙な違いによる画像ずれをなくすことができる。また、本来はCCD209によって読み取られる表面原稿画像と、コンタクトセンサ252によって読み取られる裏面原稿画像それぞれについて、上記レジスト調整を実施する必要があるが、CCD209によって得られたレジスト情報によってコンタクトセンサ252によって読み取られる裏面原稿のレジスト情報を算出するので、裏面原稿のレジスト情報を得るための紙送り動作制御、および画像処理シーケンスを省くことができ、読取りに関するパフォーマンスの向上を図ることができる。
【0053】
上記説明においては、原稿のエッジ部が検出することができる場合を示したが、原稿の地色が原稿搬送ローラ75の濃度と近い色である場合、原稿端部まで画像が存在している場合などには、原稿のエッジを検出することができない場合がある。この場合は、主走査同期信号HSYNC_CCD,HSYNC_CSの出力タイミングを更新せずに、前回更新した主走査同期信号HSYNC_CCD,HSYNC_CSのタイミングで出力するように制御する。この場合、正確なレジスト調整は行われないが、おおよその調整はできているので、極端なレジストずれが発生することはない。
【0054】
また、本実施の形態では、原稿1枚毎にレジスト調整を行うことで、正確な調整を行う構成とした。原稿1枚毎にレジスト調整を行わないまでも、複数枚に1枚、あるいは、所定期間にレジスト調整を行うようにすることで、正確性と引き換えに、パフォーマンス性の向上を図る構成でも構わない。
【0056】
なお、本発明は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成され得る。
【0057】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0058】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、原稿の第1の面上の画像情報を読み取る第1の読取手段と、原稿の第2の面の画像情報を読み取る第2の読取手段とを備え、第1の読取手段により読み取られた画像情報を出力し、第2の読取手段により読み取られた画像情報を出力する場合に、原稿サイズの微妙な違いによる画像ずれをなくすことができるとともに、読取りに関するパフォーマンスの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像読取装置における搬送ローラの周囲を模式的に拡大して示す図である。
【図2】原稿とCCDとの相対的な位置関係およびCCDで読み取った各画素データを示す図である。
【図3】原稿とCCDとコンタクトセンサの相対位置関係を示す図である。
【図4】エッジが検出されたときのCCDの読取り状態に対する主走査同期信号HSYNC_CCD,HSYNC_CSの出力タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】エッジの検出状態の変化に応じて主走査同期信号HSYNC_CCD,HSYNC_CSの出力タイミングを更新する場合の例を示すタイミングチャートである。
【図6】1パス両面読取りが可能な画像読取装置の概略構成図である。
【図7】図6のADF70の原稿載置台71を示す上面図である。
【符号の説明】
40 原稿
70 ADF
71 原稿載置台
200 読取部
209 CCD
250 等倍読取ボックス
252 コンタクトセンサ
Claims (5)
- 原稿の第1の面上の画像情報をライン単位で主走査方向に読み取る第1の読取手段と、前記原稿の第2の面の画像情報をライン単位で主走査方向に読み取る第2の読取手段とを備え、前記第1の読取手段により読み取られた画像情報を出力し、前記第2の読取手段により読み取られた画像情報を出力する画像読取装置であって、
前記第1の読取手段の出力に基づき前記原稿の前記第1の面における前記主走査方向のエッジ部の位置を検出するエッジ検出手段と、
前記エッジ検出手段により検出した前記原稿のエッジ部の位置に応じて、前記第1の読取手段から出力される画像情報の有効画像データの範囲を決定し、決定した前記第1の読取手段の有効画像データの範囲とあらかじめ計測した前記第1の読取手段と前記第2の読取手段の前記主走査方向の相対的なずれ量から、前記第2の読取手段から出力される画像情報の有効画像データの範囲を決定し、決定した各々の有効画像範囲を制御する制御手段と
を有することを特徴とする画像読取装置。 - 前記制御手段は、前記エッジ検出手段により検出した前記原稿のエッジ部の位置に応じて、前記第1の読取手段の主走査同期信号のタイミングと前記第2の読取手段の主走査同期信号のタイミングとを制御することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、前記エッジ検出手段により検出した前記原稿のエッジ部の位置に応じて、前記第1の読取手段の主走査同期信号から有効画像データまでの画素数と、前記第2の読取手段の主走査同期信号から有効画像データまでの画素数とを制御することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 原稿を1枚ずつ供給する原稿給紙手段を更に有し、前記第2の読取手段は、前記原稿給紙手段に設けられ、前記第1の読取手段に対して副走査方向の下流側位置に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像読取装置。
- 原稿読取り毎に前記エッジ検出手段による前記原稿のエッジ部の検出および前記制御手段による前記有効画像データの範囲の制御を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像読取装置。
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