JPH096928A - 印字機能付き磁気カードリーダライタ - Google Patents

印字機能付き磁気カードリーダライタ

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JPH096928A
JPH096928A JP7157540A JP15754095A JPH096928A JP H096928 A JPH096928 A JP H096928A JP 7157540 A JP7157540 A JP 7157540A JP 15754095 A JP15754095 A JP 15754095A JP H096928 A JPH096928 A JP H096928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic card
magnetic
printing
encoder
movement amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP7157540A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Maeda
茂樹 前田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH096928A publication Critical patent/JPH096928A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械間での印字位置のバラツキを解消して印
字位置精度の向上を図れる印字機能付き磁気カードリー
ダライタを提供することを目的とする。 【構成】 磁気カード1が、磁気ヘッド11を通過する
間に出力される磁気出力が、検出される間の磁気カード
搬送モータ9に取り付けられたエンコーダ10からの信
号cを積算し、求められた値と実際の磁気カード1の長
さの値を比較することで、エンコーダ10からの移動量
信号と実際の磁気カード1の移動量を補正できる。した
がって機械間での印字位置のバラツキをなくすることが
できると共に、磁気カード1の搬送に関わる部品の設計
上の公差をゆるめても、印字位置の精度を保つことが可
能となり、製品のコストダウンも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字位置精度の向上を
図れる印字機能付き磁気カードリーダライタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】印字機能付き磁気カードリーダライタに
おける印字位置決定手段としては、従来より磁気カード
搬送モータにエンコーダを取付け、モータの回転による
エンコーダからの信号と、磁気カードの移動量を対応さ
せ、予め設けられた磁気カード走行路上の印字位置決め
基準センサからの磁気カードの移動量を設定すること
で、磁気カード上の求められる位置に印字を行う方法が
とられている。
【0003】次に、従来の印字機能付き磁気カードリー
ダライタの印字位置決定方法について説明する。図4
は、従来の印字機能付き磁気カードリーダライタの機器
の構成及びマイコンで達成される機能実現手段のブロッ
ク図を示している。図4において、Aは機器、Bはマイ
コンで達成される機能実現手段である。磁気カード1は
磁気カード搬送路2の中を第一駆動ローラ3と第一従動
ローラ4及び第二駆動ローラ5と第2従動ローラ6に挟
まれ走行する。磁気カード1の表面に塗布された感熱剤
を発色させることで磁気カード1上に印字を行うライン
サーマルヘッド7はプラテンローラ8との間に磁気カー
ド1を挟持し、第二駆動ローラ5で磁気カード1を走行
させながら印字を行う。11は磁気カード1にデータ等
を記録したり再生したりする磁気ヘッドである。
【0004】また、第一駆動ローラ3,第二駆動ローラ
5及びプラテンローラ8は、磁気カード搬送モータ9に
より各々回転させられる。磁気カード搬送モータ9に
は、回転角を検出するためのエンコーダ10が設けられ
ている。実際の印字動作は、透過形光センサを用いた印
字位置決め基準センサ12により磁気カード1の磁気カ
ード挿入口13と反対側の端を検出し、その位置からの
磁気カード1の磁気カード挿入口13側への移動量を、
エンコーダ10からの信号を積算することで導く磁気カ
ード移動量検出手段14により得る。予め印字を行う位
置は求められているので、その位置までの磁気カード移
動量の計算値と磁気カード移動量検出手段14からの測
定値を比較し、一致したことを検出する印字位置決定手
段18を設けてその位置より印字ヘッド駆動手段19に
よりラインサーマルヘッド7にて印字を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、印字位置決め基準センサ12からの磁気カ
ード1の移動量は、磁気カード搬送モータ9に取り付け
られたエンコーダ10からの移動量信号によるものであ
るため、実際の磁気カード1の移動量とは異なる。
【0006】特に、印字機能付き磁気カードリーダライ
タでは、一枚の磁気カード1上に複数の機械により磁気
カード1上の異なる位置に印字を行うことが行われる。
この場合、エンコーダ10からの移動量信号と実際の磁
気カードの移動量が異なることは、機械間において目的
とする印字位置と実際の印字位置との差が発生すること
となる。このことは、磁気カード1上に行を決めて文字
を印字する場合、印字文字列の並びが不均一となりある
いは、行を変えて印字を行っているつもりが、印字する
機械が変わると文字が重なってしまうという問題が発生
することとなる。
【0007】この原因は、磁気カード搬送モータ9から
駆動ローラまでの伝達系及び、駆動ローラ,プラテンロ
ーラ8の直径のバラツキによるもので、機械間で差が発
生することはやむをえないことであった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、エンコーダからの移動量信号と実際の磁気カー
ドの移動量の違いを補正し、機械間での印字位置のバラ
ツキをなくした印字機能付き磁気カードリーダライタを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、磁気ヘッドの磁気出力検出手段と、磁気
カード走行方向に対する磁気カード移動量検出手段と、
前記磁気出力検出手段からの測定信号に基づき前記磁気
カード移動量検出手段からの移動量信号の積算を行う磁
気カード長さ検出手段と、この磁気カード長さ検出手段
から得られる磁気カード長さの測定値と実際の磁気カー
ド長さとを比較する磁気カード長さ比較手段と、この磁
気カード長さ比較手段より得られる比較値に基づき磁気
カード上の印字位置を設定する印字位置決定手段とを備
えたものである。
【0010】
【作用】したがって上記構成により、磁気カードが磁気
ヘッドを通過する間に出力される磁気出力が検出される
間の磁気カード搬送モータに取り付けられたエンコーダ
からの信号を積算し、求められた値と実際の磁気カード
の長さの値を比較することで、エンコーダからの移動量
信号と実際の磁気カードの移動量を補正し、機械間での
印字位置のバラツキをなくすることができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例における印字機能付き
磁気カードリーダライタの機器の構成及びマイコンで達
成される機能実現手段のブロック図を示している。図1
において、Aは機器、Bはマイコンで達成される機能実
現手段である。磁気カード1は磁気カード搬送路2の中
を第一駆動ローラ3と第一従動ローラ4及び第二駆動ロ
ーラ5と第二従動ローラ6に挟まれ走行する。磁気カー
ド1の表面に塗布された感熱剤を発色させることで磁気
カード1上に印字を行うラインサーマルヘッド7はプラ
テンローラ8との間に磁気カード1を挟持し、第二駆動
ローラ5で磁気カード1を走行させながら印字を行う。
また第一駆動ローラ3,第二駆動ローラ5及びプラテン
ローラ8は、磁気カード搬送モータ9により各々回転さ
せられる。磁気カード搬送モータ9には、回転角を検出
するためのエンコーダ10が設けられている。
【0012】エンコーダ10からの信号の分解能は、磁
気カード1への磁気データの記録密度を210BPI
(ビット/インチ)とすれば、機器の設計上は0.12
1mmがえられる。これは、磁気ヘッド11による磁気カ
ード1への磁気記録もエンコーダ10からの信号を基準
として行っているからである。
【0013】実際の印字動作は、透過形光センサを用い
た印字位置決め基準センサ12により磁気カード1の磁
気カード挿入口13と反対側の端を検出し、その位置か
らの磁気カード1の磁気カード挿入口13側への移動量
を、エンコーダ10からの信号を積算することで導く磁
気カード移動量検出手段14により得る。
【0014】図2は、本発明の一実施例における印字機
能付き磁気カードリーダライタの磁気出力の検出及び磁
気カード長さの検出の動作を示すタイミングチャートを
示している。図2において、aは磁気ヘッド11からの
出力信号であり、磁気出力検出手段15において波形整
形を行った出力が信号bである。この信号は、磁気カー
ド1を磁気カード挿入口13から挿入し、まず磁気カー
ド1に記録してある磁気データを最初に読み取る動作を
行う時に得られるものである。信号bは、磁気カード1
が磁気ヘッド11を通過する際に磁気カード1の先端か
ら後端まで、つまり磁気カード長さである通常85.6
mmの長さに対して出力されるものである。磁気カード1
の長さは、作成が金型で行われることからバラツキは非
常に少ない。そして、信号bが出力している間のエンコ
ーダ10の信号cを積算(カウント)し、エンコーダ1
0の分解能である0.121mmを掛けることで、エンコ
ーダ10の信号による磁気カード1の長さを得ることが
できる。これが、磁気カード長さ検出手段16を示して
いる。
【0015】しかしながら上述したように磁気カード1
の長さは金型作成のため実際にはバラツキ無く85.6
mmである。これから、機器の設計上でのエンコーダ10
の積算値Nは以下の通りである。
【0016】 N=85.6/0.121=707.4(カウント) 実際には、先のエンコーダ10の信号cの積算値nは異
なる場合がある。この差が、磁気カード搬送モータ9か
ら駆動ローラまでの伝達系及び、駆動ローラ,プラテン
ローラ8の直径のバラツキによるもので、機械間で異な
るnの値となる。ここで得られた2つの数値を基に比較
を行うのが、磁気カード長さ比較手段17である。
【0017】図3は、本発明の一実施例における印字機
能付き磁気カードリーダライタの印字動作部の上面より
見た概略図である。印字動作は、磁気カード1を図中の
矢印方向に移動させ、端面Sが印字位置決め基準センサ
12を横切る時点よりエンコーダ10の信号を積算し、
磁気カード移動量を求める。
【0018】予め印字を行う位置は求められているの
で、その位置までの磁気カード移動量の計算値と磁気カ
ード移動量検出手段14からの測定値を比較し、一致し
たことを検出する印字位置決定手段18を設けてその位
置より印字ヘッド駆動手段19により、ラインサーマル
ヘッド7にて印字を行う。例えば、印字位置決め基準セ
ンサ12とラインサーマルヘッド7間の距離をxとし、
磁気カード1の端面eからの印字文字列Pの下端までの
距離をyとすると、エンコーダ10の信号による磁気カ
ード1の必要移動量Yjは、以下の通りとなる。
【0019】Yj=(x−85.6)+y(mm) 次に印字位置決定手段18により、さきに求めたエンコ
ーダ10の信号cの積算値nと、機器の設計上でのエン
コーダ10の積算値Nと、印字位置の補正量Zとの関係
を次の式で求める。
【0020】 Z=(n−N)×Yj÷85.6×0.121(mm) つまり、印字位置の補正量Zの量だけ計算上の印字位置
をずらせた位置に印字を行うように設定し、印字ヘッド
駆動手段19により印字を行えば実際の磁気カード1上
の印字位置としては計算上の印字位置に正しく印字され
ることとなる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、磁気カードが磁気ヘッドを通
過する間に出力される磁気出力が、検出される間の磁気
カード搬送モータに取り付けられたエンコーダからの信
号を積算し、求められた値と実際の磁気カードの長さの
値を比較することで、エンコーダからの移動量信号と実
際の磁気カードの移動量を補正することができる。した
がって機械間での印字位置のバラツキをなくすることが
できると共に、磁気カード搬送モータから駆動ローラま
での伝達系及び、駆動ローラ,プラテンローラの直径の
バラツキの設計上の公差をゆるめても、印字位置の精度
を保つことが可能となり、製品のコストダウンも可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における印字機能付き磁気カ
ードリーダライタの機器の構成及びマイコンで達成され
る機能実現手段のブロック図
【図2】本発明の一実施例における印字機能付き磁気カ
ードリーダライタの磁気出力の検出及び磁気カード長さ
の検出の動作を示すタイミングチャート
【図3】本発明の一実施例における印字機能付き磁気カ
ードリーダライタの印字動作部の上面より見た概略図
【図4】従来の印字機能付き磁気カードリーダライタの
機器の構成及びマイコンで達成される機能実現手段のブ
ロック図
【符号の説明】
1 磁気カード 7 ラインサーマルヘッド 9 磁気カード搬送モータ 10 エンコーダ 11 磁気ヘッド 14 磁気カード移動量検出手段 16 磁気カード長さ検出手段 17 磁気カード長さ比較手段 18 印字位置決定手段 19 印字ヘッド駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドの磁気出力検出手段と、磁気カ
    ード走行方向に対する磁気カード移動量検出手段と、前
    記磁気出力手段からの測定信号に基づき前記磁気カード
    移動量検出手段からの移動量信号の積算を行う磁気カー
    ド長さ検出手段と、この磁気カード長さ検出手段から得
    られる磁気カード長さの測定値と実際の磁気カード長さ
    とを比較する磁気カード長さ比較手段と、この磁気カー
    ド長さ比較手段より得られる比較値に基づき磁気カード
    上の印字位置を設定する印字位置決定手段とを備えたこ
    とを特徴とする印字機能付き磁気カードリーダライタ。
JP7157540A 1995-06-23 1995-06-23 印字機能付き磁気カードリーダライタ Pending JPH096928A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7157540A JPH096928A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 印字機能付き磁気カードリーダライタ

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ID=15651919

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JP7157540A Pending JPH096928A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 印字機能付き磁気カードリーダライタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1519556A1 (en) * 2003-07-29 2005-03-30 Seiko Epson Corporation Image scanner and image scanning method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1519556A1 (en) * 2003-07-29 2005-03-30 Seiko Epson Corporation Image scanner and image scanning method
US7561313B2 (en) 2003-07-29 2009-07-14 Seiko Epson Corporation Image scanner and image scanning method

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