JP3317914B2 - データ書き込み位置調整方法及びデータ記録装置 - Google Patents
データ書き込み位置調整方法及びデータ記録装置Info
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Description
等の磁気記録媒体へのデータ書き込み位置を調整するた
めのデータ書き込み位置調整方法及びデータ記録装置に
関するものである。
搬送し所定位置にて磁気ヘッドにより磁気ストライプ上
を走査して磁気データの読み出しや書き込みを行う磁気
記録装置は磁気記録媒体を所定の位置まで搬送・停止さ
せる媒体搬送部と磁気ストライプに磁気データの読み出
し、書き込みを行う磁気読取書込部とからなる機構部と
制御部とで構成してある。磁気読取書込部の機能は、制
御信号にしたがって媒体搬送部が制御部のドライブ部に
より作動して、磁気記録媒体を規定の位置に固定すると
共に、磁気ストライプに沿って磁気ヘッドを往復走行さ
せて磁気記録・読み出しを行う。
は、図7に示すように磁気ヘッド4はマウント4Aに固
定されており、このマウント4Aは、モータ7にて回転
されるリードスクリュー8に螺合していると共に、この
リードスクリュー8と平行なシャフト9により移動可能
に保持されている。モータ7は装置全体の制御を行う制
御部である制御回路10に接続されており、また、制御
回路10には磁気ヘッド4により磁気記録媒体である通
帳1の磁気ストライプ2に対して磁気信号の記録と再生
を行わせる磁気信号記録再生回路(図示せず)も接続し
てある。
気記録、すなわち書込みの動作は、媒体搬送部が制御回
路10により作動されて通帳1を吸入し、この通帳1が
書き込み位置に停止した状態で、書き込み許可信号によ
り書き込み状態となり、モータ回転信号が出され、磁気
読取書込部のモータ7は回転し、磁気ヘッド4は直線運
動走行を始め、データ記録装置の記録ユニットが動作を
開始する。
のスリット数、すなわちオン/オフの数をカウントし始
めて、一定のカウント数(n)に達したら、磁気データ
の書き込みを開始する。そして、磁気ヘッド4が通帳1
の磁気ストライプ2から離れて書き込みが終了し、再
度、磁気ヘッド4が直線運動走行で書き込みの正常確認
が行われて、通帳1の排出が行われる。
ルユニットの部品精度のバラツキ、磁気記録装置のメカ
ニカルユニットの取付け精度のバラツキおよび通帳1の
停止位置のバラツキなどで装置毎に、図4に示す磁気ス
トライプ2の記録位置3の寸法Lが変わることがあっ
た。
3の寸法Lを調整する必要があるが、この調整には、図
8に示す動作フローチャートに示すように、通帳1を吸
入し、この通帳1が書き込み位置に停止して、上記した
ように磁気データの書き込みを行って、通帳1を排出し
た後(ステップT1、ステップT2、ステップT3)、
すなわち一度磁気データの書き込みが終わった通帳1の
磁気記録データを現像して(ステップT4)、記録位置
の寸法Lを測定する(ステップT5)。測定結果からず
れ量に対する補正値を算出して(ステップT6)、この
ずれ量に見合った補正値(調整値)を一定のカウント数
nに加算して、この補正値をキーボードから手動で制御
部に入力セットして(ステップT7)、制御部の記憶装
置にセットし(ステップT8)、装置の部品精度のバラ
ツキ等があっても規定位置から記録できるようにしてい
た。
データ記録装置にあっては、磁気ストライプ2の記録位
置3の寸法Lの調整を、一度磁気データの書き込みが終
わった通帳1の磁気記録データを現像して、記録位置3
の寸法Lを測定し、測定結果からずれ量に対する補正値
を算出して、このずれ量に見合った補正値(調整値)を
一定のカウント数nに加算して、キーボードから制御部
に手動で入力して規定位置から記録できるようにしてお
り、作業者が調整作業を行わなければならず、調整時間
が長くなるという問題点があった。
たものであって、その第1の目的とするところは、記録
媒体の記録位置の調整を自動的に行うことができて、調
整時間を短縮することを可能にするデータ書き込み位置
調整方法を提供することにある。
は、記録媒体の記録位置の調整を自動的に行うことがで
きて、調整時間を短縮することができるデータ記録装置
を提供することにある。
するために、本発明に係るデータ書き込み位置調整方法
は、データの書き込み、または読み出しを行う記録媒体
を所定の位置に搬送し、データの書き込み、または読み
出しを行う間、記録媒体を固定し、データの書き込み、
または読み出しを行うヘッド部を、記録媒体のデータの
書き込み開始位置に移動して記録を開始し、ヘッド部を
移動させながらデータの書き込みを行い、予め規定位置
に基準信号が記録された基準記録媒体を所定の位置に搬
送して固定し、ヘッド部が基準記録信号の読み出しを開
始した読み出し開始位置を測定し、測定された値から前
記ヘッド部の位置を補正する補正パルスを決定し、予め
定められた基準パルスと、補正パルスから書き込み位置
に前記ヘッド部を搬送するようにしたものである。
に、本発明に係るデータ記録装置は、データの書き込
み、または読み出しを行うヘッド部と、ヘッド部でデー
タの書き込み、または読み出しを行う記録媒体を所定位
置に搬送し、データの書き込み、または読み出しを行う
間、記録媒体を固定する記録媒体搬送手段と、ヘッド部
でデータの書き込み、または読み出しを行うヘッド部を
記録媒体の書き込み開始位置に移動させながらデータの
書き込みを行うヘッド部搬送手段と、予め規定位置に基
準信号が記録された基準記録媒体を所定の位置に搬送し
て固定した後、ヘッド部が基準記録信号の読み出しを開
始した読み出し位置を測定する測定手段と、測定手段に
よって測定された値からヘッド部の位置を補正する補正
パルスを決定し、予め定められた基準パルスと、補正パ
ルスでヘッド部搬送手段を制御する制御部とを備えたも
のである。
位置調整方法によれば、第1の記録媒体から基準信号が
読み出されるまでの時間(測定時間)を第2の記録媒体
の書き込み位置調整用の補正値として用いることができ
るために、第2の記録媒体の記録位置の調整を測定時間
を基に行うことができて、調整時間を短縮することがで
きる。
ば、記録媒体(例えば、通帳等)の記録位置の調整を自
動的に行うことができて、調整時間を短縮することがで
きる。
込み位置調整方法は、データの書き込み、または読み出
しを行う記録媒体を所定の位置に搬送し、データの書き
込み、または読み出しを行う間、記録媒体を固定し、デ
ータの書き込み、または読み出しを行うヘッド部を、記
録媒体のデータの書き込み開始位置に移動して記録を開
始し、ヘッド部を移動させながらデータの書き込みを行
い、予め規定位置に基準信号が記録された基準記録媒体
を所定の位置に搬送して固定し、ヘッド部が基準記録信
号の読み出しを開始した読み出し開始位置を測定し、測
定された値から前記ヘッド部の位置を補正する補正パル
スを決定し、予め定められた基準パルスと、補正パルス
から書き込み位置に前記ヘッド部を搬送するようにした
ものである。
が読み出されるまでの時間(測定時間)を第2の記録媒
体の書き込み位置調整用の補正値として用いることがで
きるために、第2の記録媒体の記録位置の調整を測定時
間を基に行うことができて、調整時間を短縮することが
できる。
置は、データの書き込み、または読み出しを行うヘッド
部と、ヘッド部でデータの書き込み、または読み出しを
行う記録媒体を所定位置に搬送し、データの書き込み、
または読み出しを行う間、記録媒体を固定する記録媒体
搬送手段と、ヘッド部でデータの書き込み、または読み
出しを行うヘッド部を記録媒体の書き込み開始位置に移
動させながらデータの書き込みを行うヘッド部搬送手段
と、予め規定位置に基準信号が記録された基準記録媒体
を所定の位置に搬送して固定した後、ヘッド部が基準記
録信号の読み出しを開始した読み出し位置を測定する測
定手段と、測定手段によって測定された値からヘッド部
の位置を補正する補正パルスを決定し、予め定められた
基準パルスと、補正パルスでヘッド部搬送手段を制御す
る制御部とを備えたものである。
録媒体が所定の位置にセットされ、基準信号が読み出さ
れるまでの時間を測定し、算出手段で、測定手段が測定
した測定時間から別の記録媒体にデータを書き込むタイ
ミング調整用の補正値を算出し、そして、補正値で調整
したタイミングで別の記録媒体にデータを書き込むこと
ができる。
自動的に行うことができる。このために、調整時間を短
縮することができる。
録媒体が所定の位置にセットされ、基準信号が読み出さ
れるまでの時間を測定し、算出手段で、測定手段が測定
した測定時間から別の記録媒体をセットする際のセット
位置調整用の補正値を算出し、補正値で補正したセット
位置に別の記録媒体をセットし、データを書き込むこと
ができる。
自動的に行うことができる。このために、調整時間を短
縮することができる。
に軸受部材(図示せず)を介して回転可能に取り付けら
れたリードスクリュー13と、機体フレーム12に保持
されてリードスクリュー13と平行にしてこのリードス
クリュー13の上、下方に配置された上、下側ガイドシ
ャフト14、15と、機体フレーム12に固設されたカ
ムプレート16とを有している。
このリードスクリュー13の後端部には従動プーリ17
が固着してあり、また、機体フレーム12の左側にはモ
ータ18が搭載してあり、このモータ18の出力軸18
aには駆動プーリ19が固着してあり、この駆動プーリ
19と従動プーリ17とのタイミングベルト20が掛け
てある。
トのヘッドキャリア21が移動可能に取り付けてあり、
このヘッドキャリア21には磁気ヘッド22が搭載して
あり、この磁気ヘッド22は上側ガイドシャフト14を
支点として上下方向に動くことができるようにしてあ
る。また、下側ガイドシャフト15にはガイドキャリア
23が移動可能に取り付けてあり、このガイドキャリア
23の上部はヘッドキャリア21に連結してある。そし
て、ガイドキャリア23にはリードナット24が固着し
てあり、このリードナット24はリードスクリュー13
に螺合している。
25が設けてあり、このカムローラ25がカムプレート
16のカム部16Aに接している。また、機体フレーム
12の前、後部にはホトセンサであるホームポジション
センサ26、リヤマージンセンサ27が配置してあり、
これらのホームポジションセンサ26、リヤマージンセ
ンサ27を、ヘッドキャリア21に設けたシャッター2
8が遮ることによって、ヘッドキャリア23の位置が検
出される。
スリット板29が固着してあり、機体フレーム12に
は、スリット板29のスリット数をカウントするクロッ
クセンサ30が設けてある。
であり、この制御部40のCPUには処理用プログラム
が格納されているROM、CPUで読み込んだデータを
一時的に格納するRAMであるメモリ部(記憶手段)4
2が接続してある。また、41はモータドライバであ
る。
が記録された基準通帳(基準の磁気記録媒体)(第1の
記録媒体)(調整用記録媒体)が所定の位置にセットさ
れ、基準信号が読み出されるまでの時間を測定する測定
手段と、この測定手段が測定した測定時間から通常の通
帳(通常の磁気記録媒体)(第2の記録媒体)(別の記
録媒体)にデータを書き込むタイミング調整用の補正値
を算出する算出手段とを有し、補正値で調整したタイミ
ングで通常の通帳にデータを書き込むようになる。
を説明する。
カルユニットのずれ量に見合った調整値(補正値)を制
御部40にセットする場合を、図2に示す自動補正時の
動作フローチャートを参照して説明する。
て、この基準通帳をデータ記録装置11の装置本体に吸
入し、この基準通帳が読取り位置に停止した状態からデ
ータ記録装置11の記録ユニットが読取り動作を開始す
る(ステップS1)、(ステップS2)。
ジションセンサオフの位置(HP位置)(シャッター2
8がホームポジションセンサ26から出る位置)からリ
ード信号がくるまでのパルス数をカウントする(ステッ
プS3)、(ステップS4)。すなわち、ホームポジシ
ョンセンサオフの位置(HP位置)でクロックセンサ2
0がスリット板19のスリット数(オン/オフの数)を
カウントし始めて、磁気データを検出しリード信号が来
たらカウントを停止してこのカウント数(カウントパル
ス数)を測定する(ステップS5)、(ステップS
6)。
ルス数と基準パルス数との差をその装置固有のずれ量と
して、このずれ量から補正値(基準パルス+カウントパ
ルス数)を自動的に算出し(ステップS7)、この補正
値を制御部40のメモリ部42に記憶させる(ステップ
S8)。そして、基準通帳は排出されて(ステップS
9)、補正が終了する(ステップS10)。
作を、図3に示す記録時の動作フローチャートを参照し
て説明する。
動されて第2の記録媒体(別の記録媒体)である通帳1
を吸入し、この通帳1が書き込み位置に停止した状態で
(ステップU1)、書き込み許可信号により書き込み状
態となり、モータ回転信号が出され、モータ18は回転
し、磁気ヘッド22が走行を始め、データ記録装置11
の記録ユニットが動作を開始する(ステップU2)。す
なわち、制御部40によりモータ18の回転方向が定め
られると、モータ回転信号が出され、モータドライバ4
1を介してモータ18が起動されて、駆動プーリ19、
タイミングベルト20及び従動プーリ17を介してリー
ドスクリュー13が回転して、ヘッドキャリア21はホ
ームポジションセンサオフの位置(HP位置)から動き
始める。
ンサオフの位置(HP位置)からクロックセンサ30が
スリット板29のスリット数、すなわちオン/オフの数
(パルス数)をカウントし始めて、書き込み開始パルス
数(書き込み開始基準パルスに補正値を加算したパルス
数)に達したら(ステップU3)、(ステップU4)、
磁気データの書き込みを開始する(ステップU5)。
ンサオフの位置(HP位置)から加速されて、定格速度
に達する。また、同時に、磁気ヘッド22も、カムプレ
ート16のカム部16Aにしたがって上昇し、一方の磁
気ヘッドup/down位置(カムプレート16により
磁気ヘッド22が押し上げられて、この磁気ヘッド22
が通帳1に接する位置)ハでテーブル(図示せず)上の
通帳1の磁気ストライプ2に接触する。磁気ヘッド22
の速度は電気回路によって等速に制御され、この間に、
通帳1の磁気ストライプ2に書き込み動作が行われる。
down位置ニに達すると、磁気ヘッド22は、カムプ
レート16のカム部16Aにしたがって下降し、通帳1
の磁気ストライプ2から離れて書き込みが終了し(ステ
ップU6)、再度の磁気ヘッド走行で、読取りで書き込
みが正常に行われたかの確認が行われて(ステップU
7)、この読取りの確認が完全になされたら(ステップ
U8)、通帳の排出が行われる(ステップU9)。な
お、ステップU7において読取りで書き込みに異常があ
った場合には、書込み動作が2回行われて(ステップU
10)、ステップU9に移行する。ステップU10で書
込み動作が2回行われない場合にはステップU3に移行
する。
タ18にブレーキがかかり、リヤマージン位置からオー
バランしてヘッドキャリア21は停止する。
媒体(別の記録媒体)である通常の通帳1の記録位置3
の調整を自動的に行うことができるし、このために、調
整時間を短縮することができる。
磁気ヘッド22がホームポジションからリヤマージン方
向に走行する場合であったが、ホームポジションからリ
ヤマージン側に走行する場合に読取り、逆走行の場合に
書込むといったデータ記録装置についても同様に自動補
正をすることが可能である。
書込みパルス数で記録位置の補正を行うものであるが、
磁気記録媒体の停止位置をコントロールすることで記録
位置の補正を行う場合もある。この場合、データ記録装
置11におけるCPUは、規定位置に磁気データが記録
された基準通帳(基準の磁気記録媒体)(第1の記録媒
体)(調整用記録媒体)が所定の位置にセットされ、基
準信号が読み出されるまでの時間を測定する測定手段
と、この測定手段が測定した測定時間から通常の通帳
(通常の磁気記録媒体)(第2の記録媒体)(別の記録
媒体)をセットする際のセット位置調整用の補正値を算
出する算出手段とを有し、補正値で補正したセット位置
に通常の通帳(第2の記録媒体)(別の記録媒体)をセ
ットし、データを書き込むようになる。
の動作を、図5の書込み位置の説明図及び図6に示す記
録時の動作フローチャートを参照して説明する。
動されて磁気記録媒体(第2の記録媒体)(別の記録媒
体)である通帳1を吸入すると(ステップV1)、この
通帳1が、図5に示すように通帳検出センサ50を離れ
て、この通帳検出センサ50がオフ状態になり(ステッ
プV2)、クロックセンサ30がスリット板29のスリ
ット数、すなわちオン/オフの数(パルス数)をカウン
トし始める。そして、通帳停止パルス数(通帳停止基準
パルスに補正値を加算したパルス数)に達したら(ステ
ップV3)、通帳1の吸入停止が行われる(ステップV
4)。
書き込み許可信号により書き込み状態となり、モータ回
転信号が出され、モータ18は回転し、磁気ヘッド22
が走行を始め、データ記録装置11の記録ユニットが動
作を開始する(ステップV5)。制御部40によりモー
タ18の回転方向が定められると、モータ回転信号が出
され、モータドライバ41を介してモータ18が起動さ
れて、駆動プーリ19、タイミングベルト20及び従動
プーリ17を介してリードスクリュー13が回転して、
ヘッドキャリア21はホームポジションセンサオフの位
置(HP位置)から動き始める。この場合、ホームポジ
ションセンサ26から書込み位置までのパルス数(基準
パルス)は一定で変化させない。
ンサオフの位置(HP位置)からクロックセンサ30が
スリット板29のスリット数、すなわちオン/オフの数
(パルス数)をカウントし始めて(ステップV6)、基
準パルスに達したら(ステップV7)、磁気データの書
き込みを開始する(ステップV8)。
ンサオフの位置(HP位置)から加速されて、定格速度
に達する。また、同時に、磁気ヘッド22も、カムプレ
ート16のカム部16Aにしたがって上昇し、一方の磁
気ヘッドup/down位置(カムプレート16により
磁気ヘッド22が押し上げられて、この磁気ヘッド22
が通帳1に接する位置)ハでテーブル(図示せず)上の
通帳1の磁気ストライプ2に接触する。磁気ヘッド22
の速度は電気回路によって等速に制御され、この間に、
通帳1の磁気ストライプ2に書き込み動作が行われる。
down位置ニに達すると、磁気ヘッド22は、カムプ
レート16のカム部16Aにしたがって下降し、通帳1
の磁気ストライプ2から離れて書き込みが終了し(ステ
ップV9)、再度の磁気ヘッド走行で、読取りで書き込
みが正常に行われたかの確認が行われて(ステップV1
0)、この読取りの確認が完全になされたら(ステップ
V11)、通帳の排出が行われる(ステップV12)。
なお、ステップV10において読取りで書き込みに異常
があった場合には、書込み動作が2回行われて(ステッ
プV13)、ステップV12に移行する。ステップV1
3で書込み動作が2回行われない場合にはステップV5
に移行する。
タ18にブレーキがかかり、リヤマージン位置からオー
バランしてヘッドキャリア21は停止する。
ールすることで記録位置の補正が可能になり、第2の記
録媒体(別の記録媒体)である通帳1の記録位置の調整
を自動的に行うことができる。このために、調整時間を
短縮することができる。
タ書き込み位置調整方法によれば、第1の記録媒体から
基準信号が読み出されるまでの時間(測定時間)を第2
の記録媒体の書き込み位置調整用の補正値として用いる
ことができるために、第2の記録媒体の記録位置の調整
を測定時間を基に行うことができて、調整時間を短縮す
ることができる。
ば、測定手段で、調整用記録媒体が所定の位置にセット
され、基準信号が読み出されるまでの時間を測定し、算
出手段で、測定手段が測定した測定時間から別の記録媒
体にデータを書き込むタイミング調整用の補正値を算出
し、そして、補正値で調整したタイミングで別の記録媒
体にデータを書き込むことができる。このように、記録
媒体の記録位置の調整を自動的に行うことができる。こ
のために、調整時間を短縮することができる。
ば、測定手段で、調整用記録媒体が所定の位置にセット
され、基準信号が読み出されるまでの時間を測定し、算
出手段で、測定手段が測定した測定時間から別の記録媒
体をセットする際のセット位置調整用の補正値を算出
し、補正値で補正したセット位置に別の記録媒体をセッ
トし、データを書き込むことができる。
ロールすることで記録位置の補正が可能になり、記録媒
体の記録位置の調整を自動的に行うことができる。この
ために、調整時間を短縮することができる。
録媒体) 2 磁気ストライプ 3 記録位置 11 データ記録装置 12 機体フレーム 13 リードスクリュー 14 上側ガイドシャフト 15 下側ガイドシャフト 16 カムプレート 18 モータ 21 ヘッドキャリア 22 磁気ヘッド 23 ガイドキャリア 24 リードナット 28 シャッター 40 制御部(測定手段、算出手段) 41 モータドライバ 42 メモリ部(記憶手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 データの書き込み、または読み出しを行
う記録媒体を所定の位置に搬送し、 前記データの書き込み、または読み出しを行う間、前記
記録媒体を固定し、 前記データの書き込み、または読み出しを行うヘッド部
を、前記記録媒体の前記データの書き込み開始位置に移
動して記録を開始し、前記ヘッド部を移動させながら前
記データの書き込みを行い、 予め規定位置に基準信号が記録された基準記録媒体を前
記所定の位置に搬送して固定し、 前記ヘッド部が前記基準記録信号の読み出しを開始した
読み出し開始位置を測定し、 測定された値から前記ヘッド部の位置を補正する補正パ
ルスを決定し、 予め定められた基準パルスと、前記補正パルスから前記
書き込み位置に前記ヘッド部を搬送するデータ書き込み
位置調整方法。 - 【請求項2】 データの書き込み、または読み出しを行
うヘッド部と、 前記ヘッド部でデータの書き込み、または読み出しを行
う記録媒体を所定位置に搬送し、前記データの書き込
み、または読み出しを行う間、前記記録媒体を固定する
記録媒体搬送手段と、 前記ヘッド部でデータの書き込み、または読み出しを行
う前記ヘッド部を前記記録媒体の書き込み開始位置に移
動させながら前記データの書き込みを行うヘッド部搬送
手段と、 予め規定位置に基準信号が記録された基準記録媒体を前
記所定の位置に搬送して固定した後、前記ヘッド部が前
記基準記録信号の読み出しを開始した読み出し位置を測
定する測定手段と、 前記測定手段によって測定された値から前記ヘッド部の
位置を補正する補正パルスを決定し、予め定められた基
準パルスと、前記補正パルスで前記ヘッド部搬送手段を
制御する制御部とを備えたデータ記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06666299A JP3317914B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | データ書き込み位置調整方法及びデータ記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06666299A JP3317914B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | データ書き込み位置調整方法及びデータ記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000268480A JP2000268480A (ja) | 2000-09-29 |
JP3317914B2 true JP3317914B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=13322348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP06666299A Expired - Lifetime JP3317914B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | データ書き込み位置調整方法及びデータ記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3317914B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4500021B2 (ja) * | 2003-07-24 | 2010-07-14 | 日本電産サンキョー株式会社 | 磁気情報書き込み読み取り装置の書き込み位置補正値算出方法および書き込み位置補正値算出プログラム |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP06666299A patent/JP3317914B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000268480A (ja) | 2000-09-29 |
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