JP2900049B2 - 印字機能付きカード処理装置 - Google Patents
印字機能付きカード処理装置Info
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Description
身分証明カード等を取扱うカード処理装置に関し、さら
に詳しくはカードの印字処理性能を高めた印字機能付き
カード処理装置に関する。
4図に示すように、カード挿入口41に挿入されたカード
42を、内部の可逆搬送路43に沿って配設した第1〜第3
検知センサ44〜46で該カード42の搬送位置を検知しなが
ら、この可逆搬送路43上でカード42を繰返し進退動作さ
せ、この進退動作させる間に、磁気ヘッド47での磁気デ
ータ読取り処理、パンチユニット48でのパンチ穴処理、
磁気ヘッド47での磁気データ書込み処理、同ヘッド47で
の書込み確認処理、印字ヘッド49での表示データ印字処
理を順次実行し、これら一連のカード処理を施した後、
カード42を逆送して、カード挿入口41より返却してい
る。
49近傍位置の第3検知センサ46により、カード42の先端
を検知し、この検知位置を印字基準に印字始動してい
る。このため、印字ヘッド49と同位置に第3検知センサ
46を配置することが望まれるが、印字ヘッド49および印
字パッドローラ50を配設する関係上、第3検知センサ46
の配置位置を前後位置にずらさなければならず、この結
果、第5図に示すように、カード42の先端部分に印字エ
リア不可領域51が発生し、このカードの印字エリアを全
て有効に利用できなかった。
速でカード搬送するため、カード端部の印字エリアに印
字するような場合は、印字処理時間が長くかかる問題を
有していた。
印字エリアの有効利用を図り、しかもカードの印字処理
時間を短縮することができる印字機能付きカード処理装
置の提供を目的とする。
搬送する可逆搬送路の搬送路中に、カードに対してパン
チ処理するパンチ手段または磁気処理する磁気処理手段
と、印字処理する印字手段とを配設して、前記可逆搬送
路で可逆搬送制御されるカードに対してパンチ手段また
は磁気処理手段によりパンチ処理または磁気処理を実行
した後に印字手段による印字処理を実行する印字機能付
きカード処理装置であって、前記パンチ手段または磁気
処理手段と印字手段との配置を、前記カードの長さより
短い近接配置に設定し、前記カードの印字エリアをその
搬送方向に分割して、該分割印字エリアをカードの正逆
の搬送に対応させて分割印字するように前記印字手段を
制御する可逆印字制御手段を備えた印字機能付きカード
処理装置である。
は可逆印字制御手段により可逆搬送制御されると共に、
カードに対してパンチ手段または磁気処理手段によりパ
ンチ処理または磁気処理を実行した後に印字手段による
印字処理を実行し、この印字処理では印字位置でカード
を正方向あるいは逆方向の分割された印字エリア側に搬
送制御し、この搬送過程でカード面の分割印字エリア側
を印字する。
全域を搬送方向に分割し、この分割した一方を正送り時
に印字し、分割した他方を逆送り時に印字するため、カ
ード面の印字エリア全域を印字位置に対応させることが
でき、この結果、印字エリアの不可領域がなくなり、カ
ードの印字エリア全域を有効利用できると共に、印字エ
リアを分割することで、印字送り量も分割されて、カー
ド送り長さの短縮化が図れ、カードの印字処理時間を確
実に短縮することができる。
の配置を、カードの長さより短い近接配置に設定してい
るので、各処理に要するカードの送り長さが短縮され、
前述の分割印字処理のカード送り長さの短縮化とあいま
って、パンチ処理または磁気処理と印字処理とに要する
カード処理時間が短縮される。
おいて、この印字機能付きカード処理装置は、この装置
本体11の前面に装備されるカード挿入口(およびカード
放出口)12の内方に、カード13を水平状態で可逆搬送許
容する可逆搬送路14を配設して構成する。
側より終端側にかけて、第1〜第3駆動ローラ15〜17と
その各対応する対応ローラ18…とを水平方向に配設し、
これら駆動ローラ15〜17を、正逆転モータMを介して正
逆転駆動することにより、可逆搬送路14をカード挿入方
向と返却方向とに可逆制御し、カード13を各駆動ローラ
15〜17が順次受け継いで可逆搬送する。
には、第1〜第3検知センサS1〜S3を配設して、この可
逆搬送路14で挟持搬送されるカード13の搬送位置を検知
する。
には、始端側よりカード13にパンチ穴を形成するパンチ
ユニット19と、カード面に表示データを印字する印字ヘ
ッド20を配設し、また第2駆動ローラ16および第2検知
センサS2との同位置には、磁気ヘッド21を配設し、これ
らパンチユニット19、印字ヘッド20、磁気ヘッド21はカ
ード13の長さ内の近接位置に配置されている。
に取込む第1前進処理時A1に磁気ヘッド21での磁気デー
タ読取り処理を行ない、これより逆送する第1後退処理
時A2にパンチユニット19でのパンチ穴処理を行ない、こ
れより方向変換された第2前進処理時A3に磁気ヘッド21
での磁気データ書込み処理を行ない、方向変換させた第
2後退処理時A4に磁気ヘッド21での磁気データ書込み確
認処理を行ない、方向変換させた第3前進処理時A5に印
字ヘッド20での後部エリア印字処理を行なうか、あるい
は方向変換させた第3後退処理時A6に印字ヘッド20での
前部エリア印字処理を行なった後、カード13をカード挿
入口12より返却する。
S2で検知したカード検知位置の信号を印字基準に印字動
作させるものであって、このカード面への印字に際して
は、第2図に示すように、カード面の搬送方向始端部を
0行とし、終端部を11行とする横書きの印字エリア22を
有し、このうち0〜4行までを前部エリア23に設定し、
5〜11行を後部エリア24に設定して分割し、この分割し
た一方の後部エリア24を正送り時に印字し、分割した他
方の前部エリア23を逆送り時に印字するようにしてい
る。
20の位置に対応させて印字することができ、印字エリア
22の不可領域を解消することができる。
とで、印字送り量も分割され、可逆搬送路14の前部側に
印字位置を設定するような配置構成が可能となり、カー
ド13の送り長さ確実に短縮することができる。
27は駆動ベルト、28はフライホイール、29は磁気ストラ
イプである。
ック図を示し、CPU31はROM32に格納されたプログラムに
沿って各回路装置を制御し、その制御データをRAM33で
読出し可能に記憶する。
ード13の搬送位置を判定し、この判定結果により正逆転
モータMを駆動制御し、カード13を進退動作させる。こ
の進退動作させる間に、磁気データの記録更新、パンチ
穴形成および印字処理を実行すべく出力制御する。ま
た、印字処理時にあっては、印字処理にテープ適した低
速でカード13を搬送制御し、さらにカード13の印字位置
に対応する前部エリア23あるいは後部エリア24の一方を
特定して印字すべく、正逆転モータMのエンコーダのパ
ルス数をカウントして印字位置を判別する分割印字機能
を有している。
処理動作を、第1図に示すカード処理過程を参照して説
明する。
カード13は内部の可逆搬送路14に挟持搬送されて取込ま
れ、この取込まれる第1前進処理時A1に、該カード13の
磁気ストライプ29に記録された磁気データが磁気ヘッド
21の位置で読取られ、この磁気データの読取り処理に基
づいて、カード13は逆向きに搬送され、この逆向きの第
1後退処理時A2にパンチユニット19で必要に応じてパン
チ穴が施される。
動し、この第2前進処理時A3に磁気ヘッド21で磁気デー
タの書込み処理を行なう。その後、再び逆送りしてカー
ド13を後退させる第2後退処理時A4に磁気ヘッド21で磁
気データの書込み確認処理を行なう。
前進させ、後部エリア24を印字する場合であれば、この
第3前進処理時A5に印字ヘッド20で、5〜11行の指定行
に印字処理を行なう。
13を逆送りして後退させる第3後退処理時A6に印字ヘッ
ド20で、0〜4行の指定行に印字処理を行なう。
ド13はカード挿入口12の近傍位置に導かれ、この位置か
らカード挿入口12に直ちに返却される。
割し、この分割した一方を正送り時に印字し、分割した
他方を逆送り時に印字するため、カード面の印字エリア
全域を印字位置に対応させることができ、この結果、印
字エリアの不可領域がなくなり、カードの印字エリア全
域を有効利用できると共に、印字エリアを分割すること
で、印字送り量も分割されて、カード送り長さの短縮化
が図れ、カードの印字処理時間を確実に短縮することが
できる。
ヘッド21の配置を、カード13の長さより短い近接配置に
設定しているので、各処理に要するカード13の送り長さ
が短縮され、前述の分割印字処理のカード送り長さの短
縮化とあいまって、パンチ処理、磁気処理および印字処
理に要する処理時間が短縮される。
に対応し、 以下同様に、 磁気処理手段は、磁気ヘッド20に対応し、 印字手段は、印字ヘッド21に対応し、 分割印字エリアは、前部印字エリア23と、後部印字エ
リア24とに対応し、 可逆印字制御手段は、CPU31に対応するも、 この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定される
ものではない。
ク図、 第4図は従来の印字機能付きカード処理装置の動作説明
図、 第5図は従来のカードの概略説明図である。 12……カード挿入口、13……カード 14……可逆搬送路、19……パンチユニット 20……印字ヘッド、21……磁気ヘッド 22……印字エリア、23……前部エリア 24……後部エリア、31……CPU S1〜S3……検知センサ
Claims (1)
- 【請求項1】カード挿入口に挿入されたカードを可逆搬
送する可逆搬送路の搬送路中に、カードに対してパンチ
処理するパンチ手段または磁気処理する磁気処理手段
と、印字処理する印字手段とを配設して、前記可逆搬送
路で可逆搬送制御されるカードに対してパンチ手段また
は磁気処理手段によりパンチ処理または磁気処理を実行
した後に印字手段による印字処理を実行する印字機能付
きカード処理装置であって、 前記パンチ手段または磁気処理手段と印字手段との配置
を、前記カードの長さより短い近接配置に設定し、 前記カードの印字エリアをその搬送方向に分割して、該
分割印字エリアをカードの正逆の搬送に対応させて分割
印字するように前記印字手段を制御する可逆印字制御手
段を備えた 印字機能付きカード処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1339135A JP2900049B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 印字機能付きカード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1339135A JP2900049B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 印字機能付きカード処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03196392A JPH03196392A (ja) | 1991-08-27 |
JP2900049B2 true JP2900049B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18324574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1339135A Expired - Lifetime JP2900049B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 印字機能付きカード処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2900049B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1339135A patent/JP2900049B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03196392A (ja) | 1991-08-27 |
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