JP2860577B2 - 二重印字防止機能付きタイムレコーダ - Google Patents

二重印字防止機能付きタイムレコーダ

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JP2860577B2 JP2021212A JP2121290A JP2860577B2 JP 2860577 B2 JP2860577 B2 JP 2860577B2 JP 2021212 A JP2021212 A JP 2021212A JP 2121290 A JP2121290 A JP 2121290A JP 2860577 B2 JP2860577 B2 JP 2860577B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印字を終えたタイムカードを、本人又は他
人が間違えて再びタイムレコーダに挿入してしまった場
合、即ち、誤挿入した場合に発生する二重印字を防止す
ることができる機能を備えたタイムレコーダに関する。
〔従来の技術〕
タイムカードの誤挿入によって発生する二重印字を防
止するための装置として、従来より、印字を終えた印字
欄毎にパンチを穿孔し、このパンチの有無を検出して印
字の可否を判定するパンチ方式と、印字した各人のデー
タを各人のファイルに記録し、タイムカードが誤挿入さ
れた場合には、このファイルをリードして参照装置CPU
に印字の可否を判断させて二重印字を防止するデータ式
の各二重印字防止装置が存在する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記パンチ式二重印字防止装置の場合は、印
字欄にパンチを穿孔するパンチ機と、このパンチを検知
するためのセンサと、これ等パンチ機とセンサの制御装
置が必要なため、構造が著しく複雑化してコスト高を招
く問題があり、また、上記データ式二重印字防止装置の
場合は、タイムカードが挿入される度に、各人のメモリ
ファイルから印字データを呼出して照合し、印字の可否
を判断しなくてはならないから、この可否を判断するた
めに照合装置、即ち、CPUの機能を拡大する必要がある
ため、CPUを含む制御装置全体の複雑化(大型化)を招
いて、コストアップしてしまう問題があった。
従って本発明の技術的課題は、構成が頗る簡単で、且
つ、低コストで製造することが可能なタイムレコーダ用
二重印字防止装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本発明に構じた手
段は以下の如くである。
プリンタを予め印字欄の手前位置に待機させる一方、
タイムカードを差込むと、送りローラがタイムカードを
所定の印字段位置迄自動的に引込み、且つ、上記プリン
タを印字欄に移動して印字を行うように構成したタイム
レコーダに於いて、 (1) 上記のプリンタに、プリンタヘッドよりも上方
で而も1欄先行させた位置に、上記印字欄の印字の有無
を検出ことができるセンサを取付けて、センサが印字の
存在を検出できない場合は、上記の送りローラがタイム
カードを印字段位置に引込んだ後、プリンタが上記の印
字欄に印字を行うように構成する一方、センサが印字の
存在を検出した場合は、プリンタによる印字は行わずに
上記の送りローラを逆転してタイムカードを送り戻すよ
うに構成すること。
(2) 上記プリンタに取付けられるセンサが、印字欄
の印字の有無を検出できる光センサであること。
(3) 上記プリンタに取付けられたセンサが、磁性イ
ンクを用いて印字された印字の有無を検出できる磁気セ
ンサであること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、プリンタによる印字に先行し
て、センサがタイムカードの印字欄を調べて印字の有無
を検出し、印字が存在する場合はプリンタによる印字を
停止してタイムカードを送り戻し、印字がない場合にの
みプリンタを作動して印字を行うようにしたから、プリ
ンタにセンサを取付けるだけの極めて簡単な方法によっ
て、二重印字を完全に防止できると共に、プリンタは予
め印字欄の手前位置に待機しており、而かも、センサは
プリンタヘッドよりも上方で横に1欄先行した位置で印
字の有無を出するため、その結果、タイムカードが送り
込まれて来るや否や印字の有無を判定することができる
から、印字の可否を極めて短時間のうちに速やかに判定
することを可能とする。
上記(2)の要素は、低コストで入手可能な光セン
サを用いて、印字欄に印字された文字の陰影を検知する
ことにより、印字の有無を判定するため、判定が正確で
二重印字の防止をより完全に達成することを可能にす
る。
上記(3)の要素は、磁性インクを使用して印字さ
れた文字を磁気センサで検知することにより、印字の有
無を判定するため、判定をより正確に行って二重印字を
防止することを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した
技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消
することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本発明に係る二重印字防止機能付き
タイムレコーダの好適な実施例を添付した図面と共に詳
細に説明する。
第1図と第2図は、本発明のタイムレコーダと、この
タイムレコーダによって印字されるタイムカードとを関
連的に記載した側面図と平面図であって、図中、1は電
子式タイムレコーダのプリンタで、1aはそのヘッド、2
はプリンタ1を搭載したキャリヤ、3はモータ3Mによっ
て回転してキャリヤ2をプリンタ1と共に軸方向に移動
するカム軸、4は印字リボンカセット、5は上記の各部
材を取付けたブロック体を示す。
また、8は印字用のプラテンで、Pはプリンタヘッド
1aとプラテン8の間に差込自在に構成したタイムカー
ド、10はカード送り用ローラを示す。
上述したプリンタ1と、プリンタ1を移動するための
モータ3Mと、ローラ10を回転するためのカード送り用モ
ータ10M並びにタイムレコーダの標準時刻信号を発信す
る時計装置12は、第3図に示したブロック図に示すよう
にCPUとROM(いずれも図示せず)を用いて構成した制御
装置11、即ち、マイクロコンピュータに接続されてい
て、ROMに格納されたシステムプログラムに従って、プ
リンタ移動用のモータ3Mは、常時プリンタ1をタイムカ
ードPの予め決定又は選択された印字欄PAの1欄手前位
置に待機(直前待機)させる一方、カード送り用モータ
10Mは同じくROMに格納されたシステムプログラムに従っ
て、差込まれたタイムカードPをローラ10を回転して所
定の印字段(図面では11日の印字段)迄引込む仕組に成
っている。
また、6は取付アーム7を用いてプリンタ1の右斜め
上方方向位置、即ち、具体的にはプリンタヘッド1aに対
して右横に1欄だけ先行させた距離Tで、而も、上方に
2段上昇させた距離Lの位置に取付けたセンサで、この
センサ6も前記の制御装置11に接続されていて、ローラ
10によって送り込まれて来るタイムカードPのこれから
印字を行う印字欄PAの部分に、印字が存在するか否かを
検出する仕組に成っている。
上記の制御装置11は、上記のセンサ6が印字欄PAに印
字が存在することを検出した場合、プリンタ1の印字作
動を停止し、且つ、カード送り用モータ10Mを逆転して
タイムカードPを送り戻す一方、レコーダ本体柄に取付
けたランプとかブザーは、或は、音声発生装置と云った
警報装置13を作動して、印字の中止又は印字欄の再選択
を促すように構成されている。
尚、図中PBはセンサ6が印字欄PAを検出している場合
に、実際にプリンタヘッド1aが位置している印字欄部分
であって、上記センサ6による検知をより正確に行うた
めに、ローラ10によるタイムカードPの引込みを、プリ
ンタヘッド1aが印字欄PBに合った位置、即ち、センサ6
が実際の印字欄PAに合った位置で一旦停止させ、検知後
に、再度ローラ10を回転して距離Lの送り込みを行うよ
うにしてもよい。
本発明に係る二重印字防止機能付きタイムレコーダは
以上述べた構成であるから、タイムカードPを差込む
と、ローラ10がタイムカードPを引込んで、直前待機し
ているプリンタ1に取付けたセンサ6がこれから印字を
行う印字欄PAに印字が存在するか否かを検出し、印字が
ない場合には、ローラ10によるタイムカードPの段送り
を引続いて2段分、即ち、距離L分だけ段送りし、次い
で、モータ3Mがカム軸3を回転してプリンタヘッド1aを
印字欄PAに向けて1欄分、即ち、距離T分だけ横移動し
て就業データ(図示の場合は退社時刻)を印字し、印字
終了後はローラ10が逆転してタイムカードPを送り戻す
ことができる。
一方、センサ6が印字欄PAに印字を検出した場合に
は、プリンタ1による印字を行わずに直ちにローラ10を
逆転してタイムカードPを送り戻すと共に、警報装置13
を作動して印字中止又は印字欄の変更を促し、二重印字
を防止する。
尚、センサ6としては印字欄PAに印字された文字の陰
影を検知して、印字の有無を判定する光センサ、又は、
磁性インク(インクリボン)を用いて印字された文字が
印字欄PAに存在するか否かを検知して、印字の有無を判
定する磁気センサが使用される。
〔効果〕
本発明に係る二重印字防止機能付きタイムレコーダは
以上述べた如くであるから、タイムカードへの二重印字
を防止して、就業データの印字と集計を正確に行うこと
を可能にするが、本発明では特に、パンチ装置とか、印
字の可否を判断する大容量の照合装置と云った複雑で高
価格な装置類を使用せずに、プリンタに1つのセンサを
取付けて、このセンサからの検知信号を処理するだけで
二重印字を防止できるように構成したから、装置全体を
頗る簡単に、且つ、低コストにて造ることができる経済
性を発揮できると共に、印字の可否とその処理を極めて
短時間のうちに済ませることができる機能性を発揮でき
るものであって、既存のタイムレコーダにも容易に取付
けて実施できる利点を備える点と相俟って、洵に便利な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る二重印字防止機能付きタイムレコ
ーダの要部とタイムカードとを関連的に示した側面図で
あって、第2図はその平面図、第3図は電気的構成を示
したブロック図である。 1はプリンタ、1aはプリンタヘッド、3はカム軸、3Mは
プリンタ移動用モータ、6はセンサ、10はローラ、10M
はカード送り用モータ、Pはタイムカード、PAは印字
欄。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタを予め印字欄の手前位置に待機さ
    せる一方、タイムカードを差込むと、送りローラがタイ
    ムカードを所定の印字段位置迄自動的に引込み、且つ、
    上記プリンタを印字欄に移動して印字を行うように構成
    したタイムレコーダに於いて、 上記のプリンタに、プリンタヘッドよりも上方で而も横
    に1欄先行させた位置に、上記印字欄の印字の有無を検
    出することができるセンサを取付けて、センサが印字の
    存在を検出できない場合は、上記の送りローラがタイム
    カードを印字段位置に引込んだ後、プリンタが上記の印
    字欄に印字を行うように構成する一方、センサが印字の
    存在を検出した場合は、プリンタによる印字は行わずに
    上記の送りローラを逆転してタイムカードを送り戻すよ
    うに構成したことを特徴とする二重印字防止機能付きタ
    イムレコーダ。
  2. 【請求項2】上記プリンタに取付けられるセンサが、印
    字欄の印字の有無を検出できる光センサであることを特
    徴とする請求項(1)記載の二重印字防止機能付きタイ
    ムレコーダ。
  3. 【請求項3】上記プリンタに取付けられたセンサが、磁
    性インクを用いて印字された印字の有無を検出できる磁
    気センサであることを特徴とする請求項(1)記載の二
    重印字防止機能付きタイムレコーダ。
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