JPH0573729A - 情報カード記録再生装置 - Google Patents

情報カード記録再生装置

Info

Publication number
JPH0573729A
JPH0573729A JP3236643A JP23664391A JPH0573729A JP H0573729 A JPH0573729 A JP H0573729A JP 3236643 A JP3236643 A JP 3236643A JP 23664391 A JP23664391 A JP 23664391A JP H0573729 A JPH0573729 A JP H0573729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
reproducing
sensor
information card
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3236643A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sano
貢一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP3236643A priority Critical patent/JPH0573729A/ja
Publication of JPH0573729A publication Critical patent/JPH0573729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】情報カードの位置決めを常に正確に行う。 【構成】磁気カードの先端通過を第1センサー33が検
出するとエンコーダ計数部41fがエンコーダパルスの
計数を開始する。再生時において磁気カードの先端通過
を第2センサ34が検出すると、そのときのエンコーダ
計数部の計数値n2 をRAMに格納し、その後エンコー
ダ計数部の計数値nに対して(n−n2 )の値が記録再
生開始設定値メモリ41aに設定された値、すなわち第
2センサから記録再生用磁気ヘッド26までの距離に対
応する計数値になると磁気ヘッド26に再生動作を開始
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカード等の
情報カードに対して価値データ等を記録、再生する情報
カード記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報カード記録再生装置としてエ
ンコーダパルスをカウントしてカード読取り開始の位置
決めを行うものがあるが、このようなものとしては例え
ば特開昭53−13317号公報に見られるものが知ら
れている。これは図4に示すように、モータ4が回転開
始すると、その回転がカード送り駆動機構2、カード送
り伝達機構1、カード送り被動機構3に伝えられ、モー
タ4の回転数がエンコーダ5により検出される。そして
エンコーダパルスがカウンタ7でカウントされ、そのカ
ウント値がカード読取回路8で読取られ、比較器9にお
いてカウント値と設定値が比較されモータ4が所定の回
転数だけ回転したことを検知してカード読取装置6が読
取りを開始するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのようにカー
ド送り機構2が動作を開始してカード送り被動機構3が
動作するとエンコーダ5でモータの回転数を検出してカ
ウンタで直ちにカウントを開始し、その後カウンタが設
定値までカウントするとカード読取りを開始するように
したのでは、カウンタがカウントを開始してからカード
読取り位置に到達するまでの間にカード送り機構におい
てカードにすべりが生じたり、温度変化等によって送り
機構内のローラ径に変化が生じるとカウント値とカード
搬送距離との間に大きなずれが生じ、その結果位置決め
が不正確となる問題があった。そこで本発明は、情報カ
ードの位置決めを常に正確にできる情報カード記録再生
装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも情
報カードに記録再生手段により価値データ等を記録、再
生する情報カード記録再生装置において、情報カードを
記録再生手段の設置部を介して搬送させる搬送機構と、
この搬送機構を駆動するモータと、このモータの回転数
に応じてエンコーダパルスを発生するエンコーダと、情
報カード挿入口側に設けられた第1センサと、この第1
センサが情報カードを検出するとエンコーダからのエン
コーダパルスのカウントを開始するカウンタと、記録再
生手段の手前近傍に設けられた第2センサと、情報カー
ドが第1センサで検出されてから第2センサで検出され
るまでのカウンタのカウント値をメモリに格納する手段
と、情報カードに対する記録、再生時、カウンタの現在
のカウント値からメモリに格納されたカウント値を減算
した値が予め設定された値になったとき記録再生手段に
よる記録、再生を開始させる記録再生制御手段を設けた
ものである。
【0005】
【作用】このような構成の本発明においては、カウンタ
は第1センサが情報カードを検出するとエンコーダから
のエンコーダパルスのカウントを開始する。そして情報
カードが第2センサで検出されるまでのカウンタのカウ
ント値がメモリに格納される。そしてカウンタの現在の
カウント値からメモリに格納されたカウント値を減算し
た値が予め設定された値になったとき記録、再生を開始
させる。従って情報カードが第1のセンサ位置から第2
のセンサ位置まで搬送されるまでの間にずれが生じても
そのずれは現在のカウント値からメモリに格納されたカ
ウント値を減算することによってキャンセルされる。す
なわち記録、再生開始の位置決めは第2センサからカウ
ンタがカウントするエンコーダパルス数によって決めら
れる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0007】図1に示すように、筐体1の一方側には情
報カード、例えば磁気カードの前方挿入排出口2を設け
るとともに他方側には磁気カードの後方挿入排出口3を
設けている。
【0008】前記筐体1内部の前方挿入排出口2側には
モータ4を設け、このモータ4の回転軸に固定された第
1プーリ5と第2プーリ6とに第1搬送ベルト7が架設
されている。前記第2プーリ6の回転軸には第3プーリ
8と第1搬送ローラ9が固定されている。
【0009】前記第3プーリ8から所定距離隔てた後方
挿入排出口3側には第4、第5プーリ10,11が設け
られ、さらに所定距離隔てた後方挿入排出口3側には第
6、第7プーリ12,13が設けられ、さらに所定距離
隔てた後方挿入排出口3側には第8プーリ14が設けら
れている。そして前記第3プーリ8と第4プーリ10と
に第2搬送ベルト15が架設され、前記第5プーリ11
と第6プーリ12とに第3搬送ベルト16が架設され、
前記第7プーリ13と第8プーリ14とに第4搬送ベル
ト17が架設されている。
【0010】前記第4、第5プーリ10,11の回転軸
にはプラテン18が固定され、前記第6、第7プーリ1
2,13の回転軸には磁気ヘッド押圧ローラ19及び第
2の搬送ローラ20が固定され、前記第8プーリ14の
回転軸には第3搬送ローラ21が固定されている。
【0011】前記第1搬送ローラ9には第1対向ローラ
22が対向配置され、前記第2搬送ローラ20には第2
対向ローラ23が対向配置され、前記第3搬送ローラ2
1には第3対向ローラ24が対向配置されている。
【0012】前記プラテン18には印字ヘッド25が対
向配置され、前記磁気ヘッド押圧ローラ19には記録再
生用磁気ヘッド26及び磁気バー再生用磁気ヘッド27
が並べて配置されている。前記印字ヘッド25はその後
端部が連結部材28の一端に回動自在に軸支され、その
連結部材28の他端には印字ヘッド駆動用ソレノイド2
9のプランジャ29aが回動自在に軸支されている。前
記連結部材28の中央部は前記筐体1に回動自在に軸支
されている。前記第2の搬送ローラ20と第3の搬送ロ
ーラ21との間にはパンチ孔を形成するパンチ孔形成手
段30が配置されている。
【0013】前記前方挿入排出口2の近傍の前記第1の
搬送ローラ9の手前にはカード挿入センサ31が配置さ
れ、前記後方挿入排出口3の近傍にはリミットセンサ3
2が配置されている。
【0014】前記前方挿入排出口2側に位置する前記第
1の搬送ローラ9の後方には第1センサ33が配置さ
れ、前記記録再生用磁気ヘッド26及び磁気バー再生用
磁気ヘッド27の手前近傍にはそれぞれ第2、第3セン
サ34,35が配置され、前記パンチ孔形成手段30の
手前近傍には第4センサ36が配置され、その第4セン
サ36の手前にはパンチ孔検出センサ37と第5センサ
38が配置され、前記印字ヘッド25の手前近傍には第
6センサ39が配置されている。磁気カードは前記前方
挿入排出口2から挿入されると前記後方挿入排出口3に
向かって図中二点鎖線で示すラインに沿って搬送される
ようになっている。
【0015】前記第1センサ33を基準にして前記記録
再生用磁気ヘッド26及び磁気バー再生用磁気ヘッド2
7までの距離がl10,前記パンチ孔形成手段30のパン
チ孔形成位置までの距離がl20,パンチ孔検出センサ3
7及び第5センサ38までの距離がl30,前記印字ヘッ
ド25までの距離がl40となっている。そして前記記録
再生用磁気ヘッド26及び磁気バー再生用磁気ヘッド2
7と第2、第3センサ34,35の距離がl11,前記パ
ンチ孔形成手段30のパンチ孔形成位置と第4センサ3
6の距離がl21,前記第1センサ33と第6センサ39
の距離がl41となっている。
【0016】図2は制御回路構成を示すブロック図で、
41は制御部である。この制御部41はCPU(中央演
算処理装置)、ROM(リード・オンリー・メモリ)、
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等で構成され、
前記RAM内に記録再生開始位置を設定した記録再生開
始設定値メモリ41a、磁気バー位置を設定した磁気バ
ー位置設定値メモリ41b、パンチ形成位置を設定した
パンチ形成位置設定値メモリ41c、パンチ検出位置を
設定したパンチ検出位置設定値メモリ41d、印字開始
位置を設定した印字開始位置設定値メモリ41e及びカ
ウンタとしてのエンコーダ計数部41fを形成してい
る。
【0017】前記制御部41には前記記録再生用磁気ヘ
ッド26を駆動する記録再生部42、前記磁気バー再生
用磁気ヘッド27を駆動する再生部43、前記パンチ孔
形成手段30を駆動するパンチ孔形成手段駆動回路4
4、前記パンチ孔検出センサ37を駆動する検出回路4
5、前記印字ヘッド25を駆動する印字ヘッド駆動部4
6、前記印字ヘッド駆動用ソレノイド29を駆動するソ
レノイド駆動部47、前記モータ4を駆動するモータ駆
動部48がそれぞれ接続されている。
【0018】そして前記制御部41から前記記録再生部
42に対して記録データを供給するとともに前記記録再
生部42から前記制御部41に対して再生データを供給
し、前記再生部43から前記制御部41に対して磁気バ
ー信号を供給し、前記制御部41から前記パンチ孔形成
手段駆動回路44に対してパンチ孔形成信号を供給し、
前記検出回路45から前記制御部41に対してパンチ孔
検出信号を供給し、前記制御部41から前記印字ヘッド
駆動部46に対して印字データを供給し、前記制御部4
1から前記ソレノイド駆動部47に対して印字ヘッド上
下信号を供給し、前記制御部41から前記モータ駆動部
48に対してオン/オフ信号、回転方向信号及びブレー
キオン/オフ信号を供給するようになっている。
【0019】また前記制御部41には前記モータ4の回
転数を検出するエンコーダ49を駆動するエンコーダ検
出部50、前記第1センサ33を駆動する検出回路5
1、前記第2センサ34を駆動する検出回路52、前記
第3センサ35を駆動する検出回路53、前記第4セン
サ36を駆動する検出回路54、前記第5センサ38を
駆動する検出回路55、前記第6センサ39を駆動する
検出回路56、前記カード挿入センサ31を駆動する検
出回路57、前記リミットセンサ32を駆動する検出回
路58がそれぞれ接続されている。前記エンコーダ検出
部50は発生するエンコーダパルスを前記制御部41及
び前記モータ駆動部48にそれぞれ供給している。
【0020】前記制御部41は、前記前方挿入排出口2
から磁気カードが挿入されその先端通過を前記カード挿
入センサー31が検出すると前記モータ駆動部48を制
御してモータ4の回転を開始させ、その後磁気カードの
先端通過を前記第1センサー33が検出すると前記エン
コーダ計数部41fに前記エンコーダ検出部50からの
エンコーダパルスの計数を開始させるようになってい
る。
【0021】そして再生時には、磁気カードの先端通過
を第2、第3センサ34,35が検出すると、そのとき
のエンコーダ計数部41fの計数値n2 をRAMに格納
し、その後エンコーダ計数部41fの計数値nからn2
を減算した値が前記記録再生開始設定値メモリ41aに
設定された値、すなわち距離l11に対応する計数値にな
ると記録再生部42を制御して記録再生用磁気ヘッド2
6に再生動作を開始させるようになっている。また磁気
バー再生用磁気ヘッド27が磁気カードから磁気バーを
再生したときの計数値nm をRAMに格納し、(nm −
n2 )が前記磁気バー位置設定値メモリ41bに設定さ
れている数種類の(l11+LMB)に対応する計数値のど
れに該当するかを判断するようになっている。ここでL
MBは図3に示すように磁気カードの先端から磁気バー
(複数ある)までの距離となっている。
【0022】さらに磁気カードが搬送され、磁気カード
の先端通過を第5センサ38が検出すると、そのときの
エンコーダ計数部41fの計数値n5 をRAMに格納
し、その後前記パンチ孔検出センサ37がパンチ孔を検
出したときのエンコーダ計数部41fの計数値np をR
AMに格納し、(np −n5 )が前記パンチ検出位置設
定値メモリ41dに設定されている数種類のLpuに対応
する計数値のどれに該当するかを判断するようになって
いる。ここでLpuは図3に示すように磁気カードの先端
からパンチ孔(複数ある)までの距離となっている。
【0023】その後磁気カードの先端通過をリミットセ
ンサ32が検出するとモータ4の回転を停止させ、カー
ド搬送を停止させる。続いてモータ4を逆回転させて磁
気カードを前方挿入排出口2側へ搬送させ、磁気カード
の後端通過を第1センサ33が検出するとモータ4の回
転を停止させ、カード搬送を停止させるようにしてい
る。また記録時には、磁気バー再生とパンチ孔検出が無
いだけでその他の動作は再生時と同様である。
【0024】またパンチ孔形成時には、前方挿入排出口
2からの磁気カード挿入によりモータ4の回転が開始さ
れ、磁気カードの先端通過を第1センサー33が検出す
るとエンコーダ計数部41fによるエンコーダパルスの
計数が開始される。そして磁気カードの先端通過を第4
センサ36が検出すると、そのときのエンコーダ計数部
41fの計数値n4 をRAMに格納し、その後エンコー
ダ計数部41fの計数値nからn4 を減算した値が前記
パンチ形成位置設定値メモリ41cに設定されたパンチ
孔形成位置に対応する計数値になるとカード搬送を停止
させて位置決めを行い、パンチ孔形成手段30を駆動し
て磁気カード上にパンチ孔を開けるようにしている。そ
してパンチ孔の形成が終了するとモータ4を逆回転させ
て磁気カードを前方挿入排出口2側へ搬送させ、磁気カ
ードの後端通過を第1センサ33が検出するとモータ4
の回転を停止させ、カード搬送を停止させるようにして
いる。
【0025】また印字時には、前方挿入排出口2からの
磁気カード挿入によりモータ4の回転が開始され、磁気
カードの先端通過を第1センサー33が検出するとエン
コーダ計数部41fによるエンコーダパルスの計数が開
始される。そして磁気カードの先端通過を第6センサ3
9が検出すると、そのときのエンコーダ計数部41fの
計数値n6 をRAMに格納し、その後エンコーダ計数部
41fの計数値nからn6 を減算した値が前記印字開始
位置設定値メモリ41eに設定された印字開始位置(l
41+Lpr)に対応する計数値になると印字ヘッド駆動用
ソレノイド29を動作して印字ヘッド25をプラテン1
8側に接触させ印字ヘッド25による印字動作を開始さ
せるようになっている。ここでLprは図3に示すように
磁気カードの先端から印字開始位置までの距離となって
いる。
【0026】そして印字が終了すると、モータ4を逆回
転させて磁気カードを前方挿入排出口2側へ搬送させ、
磁気カードの後端通過を第1センサ33が検出するとモ
ータ4の回転を停止させ、カード搬送を停止させるよう
にしている。
【0027】このような構成の本実施例においては、前
方挿入排出口2から磁気カードを挿入し、その先端がカ
ード挿入センサー31で検出されるとモータ4が回転
し、磁気カードは搬送を開始される。そして磁気カード
の先端が第1センサー33で検出されるとエンコーダ計
数部41fがエンコーダパルスの計数を開始する。
【0028】そして再生時には、磁気カードの先端を第
2、第3センサ34,35が検出すると、そのときのエ
ンコーダ計数部41fの計数値n2 がRAMに格納さ
れ、その後エンコーダ計数部41fの計数値nに対して
(n−n2)が距離l11に対応する計数値になると記録
再生部42を制御して記録再生用磁気ヘッド26に再生
動作を開始させる。また磁気バー再生用磁気ヘッド27
が磁気バーを再生したときの計数値nm がRAMに格納
され、(nm −n2 )が(l11+LMB)に対応する計数
値と一致するか否かが判断される。
【0029】さらに磁気カードの先端が第5センサ38
で検出されると、そのときのエンコーダ計数部41fの
計数値n5 がRAMに格納され、その後パンチ孔検出セ
ンサ37がパンチ孔を検出したときのエンコーダ計数部
41fの計数値np がRAMに格納され、(np −n5
)がLpuに対応する計数値と一致するか否かが判断さ
れる。
【0030】その後磁気カードの先端がリミットセンサ
32で検出されるとモータ4の回転が停止され、続いて
モータ4が逆回転されて磁気カードが前方挿入排出口2
側に搬送される。そして磁気カードの後端通過が第1セ
ンサ33で検出されるとモータ4の回転が停止されてカ
ード搬送が停止される。
【0031】このように再生時においては、磁気カード
が第1センサ33で検出された時点からエンコーダパル
スが計数されるが、(n−n2 )の処理によって記録再
生用磁気ヘッド26による再生動作の開始位置の位置決
めが第2センサ34からのエンコーダパルスの計数値に
よって行われることになる。また(nm −n2 )の処理
によって磁気バー再生用磁気ヘッド27による磁気バー
再生位置の判断も第2センサ34からのエンコーダパル
スの計数値によって行われることになる。
【0032】また(np −n5 )の処理によってパンチ
孔検出センサ37によるパンチ孔検出位置の判断も第5
センサ38からのエンコーダパルスの計数値によって行
われることになる。
【0033】このように位置決めや再生位置、検出位置
の判断の対象となる磁気カードの搬送距離がごく短くな
るので、たとえその間においてすべりや温度変化による
搬送距離のずれがあっても位置決めや再生位置、検出位
置の判断にほどんど支障を与えることはない。換言すれ
ば位置決めや再生位置、検出位置の判断を常に正確にで
きることになる。
【0034】以上は再生時の場合について述べたが、記
録時においても、パンチ孔形成時においても、印字時に
おいても同様である。すなわち記録時においては記録再
生用磁気ヘッド26による記録動作の開始位置の位置決
めが第2センサ34からのエンコーダパルスの計数値に
よって行われ、パンチ孔形成時においてはパンチ孔形成
手段30によるパンチ孔形成位置の位置決めが第4セン
サ36からのエンコーダパルスの計数値によって行わ
れ、印字時においては印字ヘッド25による印字開始位
置の位置決めが第6センサ39からのエンコーダパルス
の計数値によって行われ、位置決めのための対象となる
磁気カードの搬送距離がごく短くなり、この場合も位置
決めが常に正確にできることになる。
【0035】なお、前記実施例では記録再生用磁気ヘッ
ド26の他に、磁気バー再生用磁気ヘッド27、パンチ
孔形成手段30、印字ヘッド25を設けて、磁気カード
に対する磁気バー検出、パンチ孔形成、印字を行うもの
について述べたが必ずしもこれに限定されるものではな
く、磁気バー再生用磁気ヘッド27、パンチ孔形成手段
30、印字ヘッド25は全く無くても、また一部のみあ
るものであってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、情
報カードの位置決めを常に正確にできる情報カード記録
再生装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略構成図。
【図2】同実施例におけるブロック図。
【図3】同実施例の磁気カードにおけるパンチ孔位置、
印字位置、磁気バー位置までの距離を示す図。
【図4】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
4…モータ、9,20,21…搬送ローラ、26…記録
再生用磁気ヘッド、33…第1センサ、34…第2セン
サ、41…制御部、41a…記録再生開始設定値メモ
リ、41f…エンコーダ計数部、49…エンコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも情報カードに記録再生手段に
    より価値データ等を記録、再生する情報カード記録再生
    装置において、前記情報カードを前記記録再生手段の設
    置部を介して搬送させる搬送機構と、この搬送機構を駆
    動するモータと、このモータの回転数に応じてエンコー
    ダパルスを発生するエンコーダと、情報カード挿入口側
    に設けられた第1センサと、この第1センサが情報カー
    ドを検出すると前記エンコーダからのエンコーダパルス
    のカウントを開始するカウンタと、前記記録再生手段の
    手前近傍に設けられた第2センサと、前記情報カードが
    前記第1センサで検出されてから第2センサで検出され
    るまでの前記カウンタのカウント値をメモリに格納する
    手段と、前記情報カードに対する記録、再生時、前記カ
    ウンタの現在のカウント値から前記メモリに格納された
    カウント値を減算した値が予め設定された値になったと
    き前記記録再生手段による記録、再生を開始させる記録
    再生制御手段を設けたことを特徴とする情報カード記録
    再生装置。
JP3236643A 1991-09-17 1991-09-17 情報カード記録再生装置 Pending JPH0573729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3236643A JPH0573729A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 情報カード記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3236643A JPH0573729A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 情報カード記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0573729A true JPH0573729A (ja) 1993-03-26

Family

ID=17003665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3236643A Pending JPH0573729A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 情報カード記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0573729A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793486A (ja) * 1993-09-24 1995-04-07 Tamura Electric Works Ltd カードリーダ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793486A (ja) * 1993-09-24 1995-04-07 Tamura Electric Works Ltd カードリーダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920005841B1 (ko) 재료웨브의 공급방법
US5915864A (en) Method and apparatus to determine position and sense motion of linerless media
US5520383A (en) Apparatus for controlling transportation of printed materials
JPH10181962A (ja) 連続用紙記録装置及び連続用紙の給紙方法
JP2001522742A (ja) 前プリントされたウェブ形の記録担体をプリンタ内でページに合わせて搬送する方法及び装置
JP2819226B2 (ja) カード搬送装置
JPH0573729A (ja) 情報カード記録再生装置
US4982887A (en) Tag size differentiating system for continuous tag printing machines
JPH05143758A (ja) 情報カード記録再生装置
JPH11115270A (ja) プリンタの紙送り機構およびプリンタにおける記録紙の頭出し制御方法
JPH04241080A (ja) 情報カード記録再生装置
JP2853831B2 (ja) 印字装置
JP3317914B2 (ja) データ書き込み位置調整方法及びデータ記録装置
JP2860577B2 (ja) 二重印字防止機能付きタイムレコーダ
JPH03113588A (ja) 券発行機の連続紙装填装置
JPH029666A (ja) プリンタの印字媒体排出方法
JPH10177625A (ja) Icカードリーダ及びicカードの停止位置決め方法
JPS58127283A (ja) プリンタ付カ−ド書込/読出装置
JPH0234372A (ja) 伝票処理装置
JPH10188053A (ja) ロール紙の残量検出装置および券類発行装置
JP2000264488A (ja) 印字媒体の搬送位置補正方法とその装置
JPH05318858A (ja) 通帳等発行装置
JPH07300256A (ja) 記録媒体供給装置
JPH0986715A (ja) 紙送り装置
JPH07101122A (ja) 通帳処理装置