JPH11227274A - プリンタにおけるセンサ位置補正方法及び用紙位置制御方法 - Google Patents
プリンタにおけるセンサ位置補正方法及び用紙位置制御方法Info
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- JPH11227274A JPH11227274A JP3585198A JP3585198A JPH11227274A JP H11227274 A JPH11227274 A JP H11227274A JP 3585198 A JP3585198 A JP 3585198A JP 3585198 A JP3585198 A JP 3585198A JP H11227274 A JPH11227274 A JP H11227274A
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- paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷装置におけるセンサ位置補正方法及び用
紙位置制御方法に関し、用紙検出センサの設計位置と取
り付け位置とのずれ量を算出し、算出した値を補正値と
して用紙の制御に反映することができるようにすること
を目的とする。 【解決手段】 キャリッジに取り付けられた印字ヘッド
及び第1及び第2の用紙検出センサを基準位置に置き、
印字ヘッド及び第1及び第2の用紙検出センサを基準位
置から所定の方向に第3の距離動かし、該第3の距離動
かした位置において該印字ヘッドによって印字を行い、
第1及び第2の用紙検出センサによって該印字を検出
し、設計値である第1又は第2の距離と、検出値である
第3又は第4の距離と、第1又は第2の用紙検出センサ
による該印字の検出値とから、第1又は第2の用紙検出
センサの位置ずれ量を求める構成とする。
紙位置制御方法に関し、用紙検出センサの設計位置と取
り付け位置とのずれ量を算出し、算出した値を補正値と
して用紙の制御に反映することができるようにすること
を目的とする。 【解決手段】 キャリッジに取り付けられた印字ヘッド
及び第1及び第2の用紙検出センサを基準位置に置き、
印字ヘッド及び第1及び第2の用紙検出センサを基準位
置から所定の方向に第3の距離動かし、該第3の距離動
かした位置において該印字ヘッドによって印字を行い、
第1及び第2の用紙検出センサによって該印字を検出
し、設計値である第1又は第2の距離と、検出値である
第3又は第4の距離と、第1又は第2の用紙検出センサ
による該印字の検出値とから、第1又は第2の用紙検出
センサの位置ずれ量を求める構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタにおける用
紙センサ位置補正方法及び用紙位置制御方法に関する。
紙センサ位置補正方法及び用紙位置制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】キャリッジと、キャリッジとともに移動
可能な印字ヘッドと、キャリッジとともに移動可能な用
紙検出センサとを備えたプリンタは一般的に使用されて
いる。用紙検出センサは例えば搬送された用紙の先端を
検出し、この用紙検出センサの出力に基づいて用紙搬送
モータを制御して用紙の送り量を制御することが行われ
る。
可能な印字ヘッドと、キャリッジとともに移動可能な用
紙検出センサとを備えたプリンタは一般的に使用されて
いる。用紙検出センサは例えば搬送された用紙の先端を
検出し、この用紙検出センサの出力に基づいて用紙搬送
モータを制御して用紙の送り量を制御することが行われ
る。
【0003】公知のプリンタでは、2つの用紙検出セン
サが印字ヘッドの両側に配置され、これらの2つの用紙
検出センサによって、用紙の先端を検出し、あるいは用
紙の斜行を検出し、あるいは用紙の幅を検出することが
できるようになっている。従って、2つの用紙検出セン
サの出力に基づいて用紙の多様な制御を行うことができ
る。
サが印字ヘッドの両側に配置され、これらの2つの用紙
検出センサによって、用紙の先端を検出し、あるいは用
紙の斜行を検出し、あるいは用紙の幅を検出することが
できるようになっている。従って、2つの用紙検出セン
サの出力に基づいて用紙の多様な制御を行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】印刷媒体が多様化し、
様々なフォーマットで印刷する用紙が増えてきている。
また、線や枠を予め印刷した用紙を使用し、線や枠の中
にきれいに収まるように正確に文字を印字しなければな
らない場合もある。このように、最近ではますます印字
の精度が要求されるようになってきている。
様々なフォーマットで印刷する用紙が増えてきている。
また、線や枠を予め印刷した用紙を使用し、線や枠の中
にきれいに収まるように正確に文字を印字しなければな
らない場合もある。このように、最近ではますます印字
の精度が要求されるようになってきている。
【0005】しかし、プリンタの製造工程において、用
紙検出センサを文字通り設計通りに搭載することは難し
い。実際には2つの用紙検出センサ間の距離が設計通り
になっていなかったり、2つの用紙検出センサ同士が一
直線上に搭載されていなかったり、用紙検出センサの取
り付け位置のずれが生じている。現在そのような用紙検
出センサの取り付け位置のずれが問題となることはない
が、非常に高い印刷精度が要求されるようになると、用
紙検出センサの取り付け位置のずれが問題となる可能性
がある。また、用紙検出センサの取り付け位置のずれ量
は装置により異なる。
紙検出センサを文字通り設計通りに搭載することは難し
い。実際には2つの用紙検出センサ間の距離が設計通り
になっていなかったり、2つの用紙検出センサ同士が一
直線上に搭載されていなかったり、用紙検出センサの取
り付け位置のずれが生じている。現在そのような用紙検
出センサの取り付け位置のずれが問題となることはない
が、非常に高い印刷精度が要求されるようになると、用
紙検出センサの取り付け位置のずれが問題となる可能性
がある。また、用紙検出センサの取り付け位置のずれ量
は装置により異なる。
【0006】用紙制御に用いられる用紙検出センサの取
り付け位置がずれたままで用紙制御を行うと、正確な制
御ができなくなり、2つの用紙検出センサによって行っ
ている用紙の斜行状態や用紙幅を検出する制御の精度を
これ以上上げるのが難しくなる。また、用紙検出センサ
の取り付け位置のずれ量は装置により異なるため、用紙
制御の精度も装置により異なってしまうという問題があ
る。
り付け位置がずれたままで用紙制御を行うと、正確な制
御ができなくなり、2つの用紙検出センサによって行っ
ている用紙の斜行状態や用紙幅を検出する制御の精度を
これ以上上げるのが難しくなる。また、用紙検出センサ
の取り付け位置のずれ量は装置により異なるため、用紙
制御の精度も装置により異なってしまうという問題があ
る。
【0007】本発明の目的は搭載された用紙検出センサ
の取り付け位置が設計位置とはずれた場合であってもそ
のようなずれ量を算出し、よってその算出した値を補正
値として用紙の制御に反映して、用紙制御の精度を上
げ、かつ、装置毎の用紙の制御の精度のバラツキをなく
すことができるようにしたプリンタにおけるセンサ位置
補正方法及び用紙位置制御方法を提供することである。
の取り付け位置が設計位置とはずれた場合であってもそ
のようなずれ量を算出し、よってその算出した値を補正
値として用紙の制御に反映して、用紙制御の精度を上
げ、かつ、装置毎の用紙の制御の精度のバラツキをなく
すことができるようにしたプリンタにおけるセンサ位置
補正方法及び用紙位置制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるプリンタに
おけるセンサ位置補正方法は、キャリッジと、キャリッ
ジとともに移動可能な印字ヘッドと、該印字ヘッドから
第1の距離にある第1の位置に設けられ、キャリッジと
ともに移動可能な用紙検出センサとを備えたプリンタに
おいて、該用紙検出センサが該第1の位置に対してずれ
た第2の位置に取り付けられている場合に該用紙検出セ
ンサの該第1の位置と該第2の位置との間の位置ずれ量
を求めるためのセンサ位置補正方法であって、該印字ヘ
ッド及び該用紙検出センサを基準位置に置き、該印字ヘ
ッド及び該用紙検出センサを基準位置から所定の方向に
第2の距離動かし、該第2の距離動かした位置において
該印字ヘッドによって印字を行い、該用紙検出センサに
よって該印字を検出し、該第1の距離と、該第2の距離
と、該用紙検出センサによる該印字の検出値とから、該
用紙検出センサの位置ずれ量を求めることを特徴とする
ものである。
おけるセンサ位置補正方法は、キャリッジと、キャリッ
ジとともに移動可能な印字ヘッドと、該印字ヘッドから
第1の距離にある第1の位置に設けられ、キャリッジと
ともに移動可能な用紙検出センサとを備えたプリンタに
おいて、該用紙検出センサが該第1の位置に対してずれ
た第2の位置に取り付けられている場合に該用紙検出セ
ンサの該第1の位置と該第2の位置との間の位置ずれ量
を求めるためのセンサ位置補正方法であって、該印字ヘ
ッド及び該用紙検出センサを基準位置に置き、該印字ヘ
ッド及び該用紙検出センサを基準位置から所定の方向に
第2の距離動かし、該第2の距離動かした位置において
該印字ヘッドによって印字を行い、該用紙検出センサに
よって該印字を検出し、該第1の距離と、該第2の距離
と、該用紙検出センサによる該印字の検出値とから、該
用紙検出センサの位置ずれ量を求めることを特徴とする
ものである。
【0009】また、本発明によるプリンタにおけるセン
サ位置補正方法は、キャリッジと、キャリッジとともに
移動可能な印字ヘッドと、該印字ヘッドから第1の距離
及び第2の距離にある第1の位置及び第2の位置に設け
られ、キャリッジとともに移動可能な第1及び第2の用
紙検出センサとを備えたプリンタにおいて、該第1及び
第2の用紙検出センサが該第1及び第2の位置に対して
ずれた第3及び第4の位置に取り付けられている場合に
該第1の用紙検出センサの該第1の位置と該第3の位置
との間の位置ずれ量並びに該第2の用紙検出センサの該
第2の位置と該第4の位置との間の位置ずれ量を求める
ためのセンサ位置補正方法であって、該印字ヘッド及び
該第1及び第2の用紙検出センサを基準位置に置き、該
印字ヘッド及び該第1及び第2の用紙検出センサを基準
位置から所定の方向に第3の距離動かし、該第3の距離
動かした位置において該印字ヘッドによって印字を行
い、該第1及び第2の用紙検出センサによって該印字を
検出し、該第1の距離と、該第3の距離と、該第1の用
紙検出センサによる該印字の検出値とから、該第1の用
紙検出センサの位置ずれ量を求め、該第2の距離と、該
第4の距離と、該第2の用紙検出センサによる該印字の
検出値とから、該第2の用紙検出センサの位置ずれ量を
求めることを特徴とするものである。
サ位置補正方法は、キャリッジと、キャリッジとともに
移動可能な印字ヘッドと、該印字ヘッドから第1の距離
及び第2の距離にある第1の位置及び第2の位置に設け
られ、キャリッジとともに移動可能な第1及び第2の用
紙検出センサとを備えたプリンタにおいて、該第1及び
第2の用紙検出センサが該第1及び第2の位置に対して
ずれた第3及び第4の位置に取り付けられている場合に
該第1の用紙検出センサの該第1の位置と該第3の位置
との間の位置ずれ量並びに該第2の用紙検出センサの該
第2の位置と該第4の位置との間の位置ずれ量を求める
ためのセンサ位置補正方法であって、該印字ヘッド及び
該第1及び第2の用紙検出センサを基準位置に置き、該
印字ヘッド及び該第1及び第2の用紙検出センサを基準
位置から所定の方向に第3の距離動かし、該第3の距離
動かした位置において該印字ヘッドによって印字を行
い、該第1及び第2の用紙検出センサによって該印字を
検出し、該第1の距離と、該第3の距離と、該第1の用
紙検出センサによる該印字の検出値とから、該第1の用
紙検出センサの位置ずれ量を求め、該第2の距離と、該
第4の距離と、該第2の用紙検出センサによる該印字の
検出値とから、該第2の用紙検出センサの位置ずれ量を
求めることを特徴とするものである。
【0010】これらのセンサ位置補正方法においては、
用紙検出センサの位置の設計値と、用紙検出センサの位
置の検出値と、印字ヘッドによって印字された印字を用
紙検出センサによって検出した検出値とを用いて、用紙
検出センサの位置ずれ量を求めるようにしている。特
に、本発明の原理は、印字ヘッドによって印字された印
字を用紙検出センサによって検出した検出値を用いて、
用紙検出センサの位置の設計値と、用紙検出センサの位
置の検出値とを関係ずけることができることにある。
用紙検出センサの位置の設計値と、用紙検出センサの位
置の検出値と、印字ヘッドによって印字された印字を用
紙検出センサによって検出した検出値とを用いて、用紙
検出センサの位置ずれ量を求めるようにしている。特
に、本発明の原理は、印字ヘッドによって印字された印
字を用紙検出センサによって検出した検出値を用いて、
用紙検出センサの位置の設計値と、用紙検出センサの位
置の検出値とを関係ずけることができることにある。
【0011】好ましくは、第1及び第2の用紙検出セン
サは印字ヘッドの両側にある場合には、印字ヘッドによ
って印字された印字は第1の距離と第2の距離との和
(第1及び第2の用紙検出センサ間の距離)よりも長い
距離にわたって1列に印字されたものである。特には、
該印字ヘッドはほぼ1列に並んだ複数のピンを含み、該
印字ヘッドによって印字された印字はベタに1列に印字
されたものである。このようにして、第1及び第2の用
紙検出センサの位置を、用紙搬送方向に対して垂直及び
平行な成分に分けて算出することができる。
サは印字ヘッドの両側にある場合には、印字ヘッドによ
って印字された印字は第1の距離と第2の距離との和
(第1及び第2の用紙検出センサ間の距離)よりも長い
距離にわたって1列に印字されたものである。特には、
該印字ヘッドはほぼ1列に並んだ複数のピンを含み、該
印字ヘッドによって印字された印字はベタに1列に印字
されたものである。このようにして、第1及び第2の用
紙検出センサの位置を、用紙搬送方向に対して垂直及び
平行な成分に分けて算出することができる。
【0012】さらに、本発明によるプリンタにおける用
紙位置制御方法は、上記したプリンタにおけるセンサ位
置補正方法の特徴を利用し、すなわち、該用紙検出セン
サのずれ量又は該第1及び第2の用紙検出センサのずれ
量を補正値として用い、該用紙検出センサによって検出
される検出値又は該第1及び第2の用紙検出センサによ
って検出される検出値及び該補正値に基づいて印字され
るべき用紙の位置を制御することを特徴とするものであ
る。それによって、用紙検出センサの位置ずれ量がある
にもかかわらず、用紙の精密な制御を行うことができ
る。
紙位置制御方法は、上記したプリンタにおけるセンサ位
置補正方法の特徴を利用し、すなわち、該用紙検出セン
サのずれ量又は該第1及び第2の用紙検出センサのずれ
量を補正値として用い、該用紙検出センサによって検出
される検出値又は該第1及び第2の用紙検出センサによ
って検出される検出値及び該補正値に基づいて印字され
るべき用紙の位置を制御することを特徴とするものであ
る。それによって、用紙検出センサの位置ずれ量がある
にもかかわらず、用紙の精密な制御を行うことができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、プリンタ10
は、ケーシング12と、ケーシングの前部に設けられた
テーブル14とを有する。ケーシング12内のほぼ中央
には、印字ヘッド16と、印字ヘッド16と対向するプ
ラテン18とが配置されている。インクリボンカセット
20が印字ヘッド16の上方に配置される。印字ヘッド
16は例えば公知の圧電アクチュエータ(図示せず)に
より駆動される24本のピン(図示せず)を備えたイン
パクト式のものであり、圧電アクチュエータによってプ
ラテン18に向かって押し出されたピンがインクリボン
カセット20のインクリボンを介して用紙に印字する。
は、ケーシング12と、ケーシングの前部に設けられた
テーブル14とを有する。ケーシング12内のほぼ中央
には、印字ヘッド16と、印字ヘッド16と対向するプ
ラテン18とが配置されている。インクリボンカセット
20が印字ヘッド16の上方に配置される。印字ヘッド
16は例えば公知の圧電アクチュエータ(図示せず)に
より駆動される24本のピン(図示せず)を備えたイン
パクト式のものであり、圧電アクチュエータによってプ
ラテン18に向かって押し出されたピンがインクリボン
カセット20のインクリボンを介して用紙に印字する。
【0014】キャリッジ22は、印字ヘッド16とイン
クリボンカセット20を支持し、且つガイドシャフト2
4及びレール26に沿って横方向に移動可能に配置され
る。図2にも示されているように、キャリッジ22の一
部22aはプーリ28及びベルト29を介してモータ3
0により駆動される。このモータ30はパルスモータで
あり、キャリッジ22の運動はモータ30のステップ数
を制御することによって制御される。
クリボンカセット20を支持し、且つガイドシャフト2
4及びレール26に沿って横方向に移動可能に配置され
る。図2にも示されているように、キャリッジ22の一
部22aはプーリ28及びベルト29を介してモータ3
0により駆動される。このモータ30はパルスモータで
あり、キャリッジ22の運動はモータ30のステップ数
を制御することによって制御される。
【0015】図に示されるように、前フィードローラ3
2(及びニップローラ)がプラテン18の前側に配置さ
れ、後フィードローラ34(及びニップローラ)がプラ
テン18の後側に配置される。これらの前後フィードロ
ーラ32、34は、それぞれのシャフトに軸線方向に間
隔を開けて取り付けられた短い複数のローラ部分からな
り、圧入によりシャフトに強固に固定されている。前フ
ィードローラ32、後フィードローラ34、及びプラテ
ン18は、共通のパルスモータ(図示せず)によって歯
車列を介して駆動される。
2(及びニップローラ)がプラテン18の前側に配置さ
れ、後フィードローラ34(及びニップローラ)がプラ
テン18の後側に配置される。これらの前後フィードロ
ーラ32、34は、それぞれのシャフトに軸線方向に間
隔を開けて取り付けられた短い複数のローラ部分からな
り、圧入によりシャフトに強固に固定されている。前フ
ィードローラ32、後フィードローラ34、及びプラテ
ン18は、共通のパルスモータ(図示せず)によって歯
車列を介して駆動される。
【0016】前フィードローラ32と後フィードローラ
34は、同じ外径を有し、同じ速度で同一方向に駆動さ
れる。従って、少なくとも前フィードローラ32と後フ
ィードローラ34との間では、用紙はたるみなく安定し
て搬送されることができ、用紙がプラテン18上で安定
した状態で印字ヘッド16によって印字される。また、
前フィードローラ32と後フィードローラ34は第1の
回転方向及びそれとは逆の第2の回転方向の両方向に駆
動されることができ、よって、用紙をケーシング12の
前側から後側に搬送したり、ケーシング12の後側から
前側に搬送したりすることができる。
34は、同じ外径を有し、同じ速度で同一方向に駆動さ
れる。従って、少なくとも前フィードローラ32と後フ
ィードローラ34との間では、用紙はたるみなく安定し
て搬送されることができ、用紙がプラテン18上で安定
した状態で印字ヘッド16によって印字される。また、
前フィードローラ32と後フィードローラ34は第1の
回転方向及びそれとは逆の第2の回転方向の両方向に駆
動されることができ、よって、用紙をケーシング12の
前側から後側に搬送したり、ケーシング12の後側から
前側に搬送したりすることができる。
【0017】カットシートフィーダ36がプリンタ10
の後部に取り付けられている。さらに、前トラクタ38
がケーシング12内で前フィードローラ32の斜め下方
に配置され、且つ後トラクタ40がケーシング12内で
後フィードローラ34の斜め下方に配置されている。前
トラクタ38は前フィードローラ32に向かって連票用
紙を供給するように配置される。後トラクタ40は後フ
ィードローラ34に向かって連票用紙を供給し、あるい
は、後フィードローラ34とプラテン18の間を通って
プラテン18へ直接に連票用紙を供給するように配置さ
れる。なお、カットシートフィーダ36、前トラクタ3
8、後トラクタ40は全て常時装着されているものでは
なく、これらの装置のいずれかが選択的に取りつけられ
るようになっている。但し、ケーシング12はこれらの
全ての装置を取りつけ可能になっている。
の後部に取り付けられている。さらに、前トラクタ38
がケーシング12内で前フィードローラ32の斜め下方
に配置され、且つ後トラクタ40がケーシング12内で
後フィードローラ34の斜め下方に配置されている。前
トラクタ38は前フィードローラ32に向かって連票用
紙を供給するように配置される。後トラクタ40は後フ
ィードローラ34に向かって連票用紙を供給し、あるい
は、後フィードローラ34とプラテン18の間を通って
プラテン18へ直接に連票用紙を供給するように配置さ
れる。なお、カットシートフィーダ36、前トラクタ3
8、後トラクタ40は全て常時装着されているものでは
なく、これらの装置のいずれかが選択的に取りつけられ
るようになっている。但し、ケーシング12はこれらの
全ての装置を取りつけ可能になっている。
【0018】プリンタ10の前部に設けられている操作
パネル(図示せず)は種々の操作ボタン及び表示部を含
む。操作パネルは図示しないコンピュータ制御装置に接
続されており、例えば用紙選択ボタンを押すことによ
り、前連帳、後連帳、単票の操作モードを選択すること
ができるようになっている。単票モードを選択し且つカ
ットシートフィーダ36が使用されるものとすると、単
票用紙はカットシートフィーダ36からプリンタ内部へ
挿入され、後フィードローラ34及び前フィードローラ
32によって搬送され、プラテン上で印字ヘッド16に
より印字されてテーブル14上に排出される。この場
合、テーブル14がスタッカとして作用する。また、単
票用紙をテーブル14から手差しにより供給することが
選択されている場合、単票用紙はテーブル14から挿入
され、フィードローラ32、34によって搬送され、印
字ヘッド16によって印字された後でテーブル14上、
又はプリンタ10の後側にある排出部に排出される。ま
た、通帳をテーブル14から挿入することもできる。
パネル(図示せず)は種々の操作ボタン及び表示部を含
む。操作パネルは図示しないコンピュータ制御装置に接
続されており、例えば用紙選択ボタンを押すことによ
り、前連帳、後連帳、単票の操作モードを選択すること
ができるようになっている。単票モードを選択し且つカ
ットシートフィーダ36が使用されるものとすると、単
票用紙はカットシートフィーダ36からプリンタ内部へ
挿入され、後フィードローラ34及び前フィードローラ
32によって搬送され、プラテン上で印字ヘッド16に
より印字されてテーブル14上に排出される。この場
合、テーブル14がスタッカとして作用する。また、単
票用紙をテーブル14から手差しにより供給することが
選択されている場合、単票用紙はテーブル14から挿入
され、フィードローラ32、34によって搬送され、印
字ヘッド16によって印字された後でテーブル14上、
又はプリンタ10の後側にある排出部に排出される。ま
た、通帳をテーブル14から挿入することもできる。
【0019】後連帳モードを選択すると、プリンタ10
の後側に置かれた連票用紙は、後トラクタ40によりプ
ラテン18へ搬送され、プラテン18上で印字ヘッド1
6により印字され、前フィードローラ32及びニップロ
ーラ32aにより引っ張られてプリンタのテーブル14
上へ排出される。前連帳モードを選択すると、連票用紙
は前トラクタ38によりプラテン18へ供紙され、印字
ヘッド16により印字され、装置の後部へ排出される。
の後側に置かれた連票用紙は、後トラクタ40によりプ
ラテン18へ搬送され、プラテン18上で印字ヘッド1
6により印字され、前フィードローラ32及びニップロ
ーラ32aにより引っ張られてプリンタのテーブル14
上へ排出される。前連帳モードを選択すると、連票用紙
は前トラクタ38によりプラテン18へ供紙され、印字
ヘッド16により印字され、装置の後部へ排出される。
【0020】図1及び図2に示されるように、透明な用
紙ガイド42が印字ヘッド16の下方でキャリッジ22
に取り付けられている。用紙ガイド42はプラテン18
の上方にあり、用紙がプラテン18と用紙ガイド42と
の間でガイドされるようになっている。図3は用紙ガイ
ド42を拡大して示している。用紙ガイド42は印字ヘ
ッド16の取り付け部16a及び印字ヘッド16の印字
部(ピン)を通過させる穴16bを有する。
紙ガイド42が印字ヘッド16の下方でキャリッジ22
に取り付けられている。用紙ガイド42はプラテン18
の上方にあり、用紙がプラテン18と用紙ガイド42と
の間でガイドされるようになっている。図3は用紙ガイ
ド42を拡大して示している。用紙ガイド42は印字ヘ
ッド16の取り付け部16a及び印字ヘッド16の印字
部(ピン)を通過させる穴16bを有する。
【0021】2つの用紙検出センサ44L、44Rが印
字ヘッド16の両側で用紙ガイド42に取り付けられて
いる。各用紙検出センサ44L、44Rはケース46に
取り付けられ、ケース46がねじ48によって用紙ガイ
ド42に取り付けられている。各用紙検出センサ44
L、44Rは発光ダイオードLDとフォトダイオードP
Dとからなり、発光ダイオードLDから放射した光が用
紙で反射されるのをフォトダイオードPDで検出するこ
とにより用紙の有無を検出することができる。
字ヘッド16の両側で用紙ガイド42に取り付けられて
いる。各用紙検出センサ44L、44Rはケース46に
取り付けられ、ケース46がねじ48によって用紙ガイ
ド42に取り付けられている。各用紙検出センサ44
L、44Rは発光ダイオードLDとフォトダイオードP
Dとからなり、発光ダイオードLDから放射した光が用
紙で反射されるのをフォトダイオードPDで検出するこ
とにより用紙の有無を検出することができる。
【0022】図3においては、3つの線50、52、5
4が示されている。線50は用紙搬送方向と平行で、印
字ヘッド16の印字部の中心を通る線である。線52は
用紙搬送方向で平行で、用紙検出センサ44Lの中心を
通る線であり、線54は用紙搬送方向で平行で、用紙検
出センサ44Rの中心を通る線である。プリンタ10の
設計においては、線50と線52との間の距離aは、線
50と線54との間の距離bと等しくなるようにされて
いる。しかし、上記したように、ケース46の製造誤差
や、ねじ48を螺着するためのねじ穴の誤差等のため
に、用紙検出センサ44L、44Rは設計位置からずれ
て装着されることがあり、用紙検出センサ44L、44
Rの出力に基づいて用紙の制御を行う場合に制御の精度
を満足できなくなる可能性がある。従って、本発明で
は、下記に説明するように、用紙検出センサ44L、4
4Rの実際の装着位置の設計位置からの位置ずれ量を算
出して、位置ずれ量を補正しながら用紙の制御を精度よ
く行うことができるようにしている。
4が示されている。線50は用紙搬送方向と平行で、印
字ヘッド16の印字部の中心を通る線である。線52は
用紙搬送方向で平行で、用紙検出センサ44Lの中心を
通る線であり、線54は用紙搬送方向で平行で、用紙検
出センサ44Rの中心を通る線である。プリンタ10の
設計においては、線50と線52との間の距離aは、線
50と線54との間の距離bと等しくなるようにされて
いる。しかし、上記したように、ケース46の製造誤差
や、ねじ48を螺着するためのねじ穴の誤差等のため
に、用紙検出センサ44L、44Rは設計位置からずれ
て装着されることがあり、用紙検出センサ44L、44
Rの出力に基づいて用紙の制御を行う場合に制御の精度
を満足できなくなる可能性がある。従って、本発明で
は、下記に説明するように、用紙検出センサ44L、4
4Rの実際の装着位置の設計位置からの位置ずれ量を算
出して、位置ずれ量を補正しながら用紙の制御を精度よ
く行うことができるようにしている。
【0023】図4は用紙検出センサ44L、44Rの出
力に基づいて行う用紙の制御の例を示す図である。用紙
Pは例えばフィードローラ32によって搬送され、用紙
検出センサ44L、44Rの位置に達する。これによっ
て、用紙検出センサ44L、44Rは用紙Pの先端が印
字ヘッド10の印字位置に達したことを検出する。図示
しない制御装置は、フィードローラ32を駆動する用紙
搬送モータのステップ数を制御し、用紙Pの先端が検出
された時点から所定のステップ駆動した時点で印刷を開
始させる。これと同時に、キャリッジ駆動モータ30は
印字ヘッド16及び用紙検出センサ44L、44Rを用
紙搬送方向に対して横方向に移動させる。
力に基づいて行う用紙の制御の例を示す図である。用紙
Pは例えばフィードローラ32によって搬送され、用紙
検出センサ44L、44Rの位置に達する。これによっ
て、用紙検出センサ44L、44Rは用紙Pの先端が印
字ヘッド10の印字位置に達したことを検出する。図示
しない制御装置は、フィードローラ32を駆動する用紙
搬送モータのステップ数を制御し、用紙Pの先端が検出
された時点から所定のステップ駆動した時点で印刷を開
始させる。これと同時に、キャリッジ駆動モータ30は
印字ヘッド16及び用紙検出センサ44L、44Rを用
紙搬送方向に対して横方向に移動させる。
【0024】用紙検出センサ44L、44Rは用紙の先
端を検出するだけでなく、例えば用紙の斜行を検出した
り、用紙の幅を検出したりする。用紙の先端の検出は、
用紙検出センサ44L、44Rのうちの一方が用紙の先
端を検出した時点(ステップ数)と、他方の用紙検出セ
ンサが用紙の先端を検出した時点(ステップ数)とを比
較し、用紙の先端を検出した時点(ステップ数)の差が
所定の範囲内に入っていれば、用紙は正常に搬送された
と判断するが、その差が所定の範囲内に入っていなけれ
ば、用紙は斜めに搬送されたと判断し、その用紙を一旦
後退させて、斜行を補正した後で再挿入する。用紙の幅
の検出は、例えば図4にP′で示されるように、用紙P
の先端が用紙検出センサ44L、44Rを通過した後
で、用紙検出センサ44L、44Rを動かして、用紙
P′の左端を一方の用紙検出センサで検出し、それから
用紙P′の右端を一方の又は他方の)用紙検出センサで
検出することにより、実施される。用紙の幅を検出する
ことにより、印刷の左端位置や右端位置を決定すること
ができる。
端を検出するだけでなく、例えば用紙の斜行を検出した
り、用紙の幅を検出したりする。用紙の先端の検出は、
用紙検出センサ44L、44Rのうちの一方が用紙の先
端を検出した時点(ステップ数)と、他方の用紙検出セ
ンサが用紙の先端を検出した時点(ステップ数)とを比
較し、用紙の先端を検出した時点(ステップ数)の差が
所定の範囲内に入っていれば、用紙は正常に搬送された
と判断するが、その差が所定の範囲内に入っていなけれ
ば、用紙は斜めに搬送されたと判断し、その用紙を一旦
後退させて、斜行を補正した後で再挿入する。用紙の幅
の検出は、例えば図4にP′で示されるように、用紙P
の先端が用紙検出センサ44L、44Rを通過した後
で、用紙検出センサ44L、44Rを動かして、用紙
P′の左端を一方の用紙検出センサで検出し、それから
用紙P′の右端を一方の又は他方の)用紙検出センサで
検出することにより、実施される。用紙の幅を検出する
ことにより、印刷の左端位置や右端位置を決定すること
ができる。
【0025】しかしながら、用紙検出センサ44L、4
4Rによるそのような通常の検出を行う前に、すなわ
ち、プリンタ10が組み立てられた後でプリンタ10が
使用される前に、用紙検出センサ44L、44Rの位置
ずれ量の算出を行う。図5及び図6は用紙検出センサ4
4L、44Rの位置ずれ量の算出を行い、それを補正値
として記憶する処理を示すフローチャートである。図7
及び図8は位置ずれ量の算出を行う動作説明図である。
4Rによるそのような通常の検出を行う前に、すなわ
ち、プリンタ10が組み立てられた後でプリンタ10が
使用される前に、用紙検出センサ44L、44Rの位置
ずれ量の算出を行う。図5及び図6は用紙検出センサ4
4L、44Rの位置ずれ量の算出を行い、それを補正値
として記憶する処理を示すフローチャートである。図7
及び図8は位置ずれ量の算出を行う動作説明図である。
【0026】まず、図5のステップS1において、無地
の用紙を吸入する。ステップS1において、左端ホーム
位置から一定量(m)のヘッド移動を行い、その位置
に、キャリッジ22(に固定された用紙ガイド42)に
搭載された2つの用紙検出センサ44L、44R間の距
離以上の長さで、黒ベタを印字する。図7を参照する
と、(A)において、印字ヘッド16を左端ホーム位置
(LHP)に移動させ、(B)において、印字ヘッド1
6を左端ホーム位置から距離mだけ右側へ移動させる。
用紙はステップS1において印字ヘッド16を通過した
位置まで吸入されており、印字されることができる状態
になっている。そこで、印字ヘッド16を右側へ移動さ
せながら、用紙(図示せず)に印字60を行う。好まし
くは、印字60は図3に示した距離aと距離bとの和よ
りも長い距離にわたって1列に印字されたものである。
さらには、印字ヘッド16は図11に示されるようにほ
ぼ1列に並んだ24本のピンを含み、印字60は上記の
長さにわたって全てのピンによってベタに1列に印字さ
れたものである。つまり、印字60は24本のピンを使
用して横に長い棒状に印字される。
の用紙を吸入する。ステップS1において、左端ホーム
位置から一定量(m)のヘッド移動を行い、その位置
に、キャリッジ22(に固定された用紙ガイド42)に
搭載された2つの用紙検出センサ44L、44R間の距
離以上の長さで、黒ベタを印字する。図7を参照する
と、(A)において、印字ヘッド16を左端ホーム位置
(LHP)に移動させ、(B)において、印字ヘッド1
6を左端ホーム位置から距離mだけ右側へ移動させる。
用紙はステップS1において印字ヘッド16を通過した
位置まで吸入されており、印字されることができる状態
になっている。そこで、印字ヘッド16を右側へ移動さ
せながら、用紙(図示せず)に印字60を行う。好まし
くは、印字60は図3に示した距離aと距離bとの和よ
りも長い距離にわたって1列に印字されたものである。
さらには、印字ヘッド16は図11に示されるようにほ
ぼ1列に並んだ24本のピンを含み、印字60は上記の
長さにわたって全てのピンによってベタに1列に印字さ
れたものである。つまり、印字60は24本のピンを使
用して横に長い棒状に印字される。
【0027】次に、ステップS3において、印字ヘッド
16を左端ホーム位置まで戻す。これは図7の(C)に
示される。それから、ステップS4において、用紙検出
センサ44L、44Rを黒ベタを検出するまで移動させ
る。印字ヘッド16は用紙検出センサ44L、44Rと
ともにキャリッジ22(用紙ガイド42)に支持されて
いるので、印字ヘッド16は用紙検出センサ44L、4
4Rとともに移動するが、印字ヘッド16は特に機能し
ない。
16を左端ホーム位置まで戻す。これは図7の(C)に
示される。それから、ステップS4において、用紙検出
センサ44L、44Rを黒ベタを検出するまで移動させ
る。印字ヘッド16は用紙検出センサ44L、44Rと
ともにキャリッジ22(用紙ガイド42)に支持されて
いるので、印字ヘッド16は用紙検出センサ44L、4
4Rとともに移動するが、印字ヘッド16は特に機能し
ない。
【0028】この工程においては、図7の(D)に示さ
れるように、まず右側の用紙検出センサ44Rがベタの
印字60の左端を検出し、それから、(E)に示される
ように、左側の用紙検出センサ44Lがベタの印字60
の左端を検出する。従って、右側の用紙検出センサ44
Rは左端ホーム位置から距離y1 だけ移動してベタの印
字60の左端を検出し、左側の用紙検出センサ44Lは
左端ホーム位置から距離x1 だけ移動してベタの印字6
0の左端を検出する。
れるように、まず右側の用紙検出センサ44Rがベタの
印字60の左端を検出し、それから、(E)に示される
ように、左側の用紙検出センサ44Lがベタの印字60
の左端を検出する。従って、右側の用紙検出センサ44
Rは左端ホーム位置から距離y1 だけ移動してベタの印
字60の左端を検出し、左側の用紙検出センサ44Lは
左端ホーム位置から距離x1 だけ移動してベタの印字6
0の左端を検出する。
【0029】図9は以上の動作の間の各距離の関係をま
とめたものである。用紙検出センサ44L、44Rの設
計位置が破線で示され、用紙検出センサ44L、44R
の実際の搭載位置が実線で示されている。印字ヘッド1
6の中心と用紙検出センサ44L、44Rの設計位置と
の間の距離はそれぞれa、bである。用紙検出センサ4
4L、44Rの設計位置と用紙検出センサ44L、44
Rの実際の搭載位置との間の距離(位置ずれ量)はそれ
ぞれα1 、β1 である。なお、ステップS1からS7ま
で、及び図9は用紙検出センサ44L、44Rの位置ず
れ量の紙搬送方向に垂直な方向(キャリッジ22の移動
方向)の成分を求めるものである。この場合、距離の計
算はキャリッジ駆動モータ30のステップ数を使用して
いる。
とめたものである。用紙検出センサ44L、44Rの設
計位置が破線で示され、用紙検出センサ44L、44R
の実際の搭載位置が実線で示されている。印字ヘッド1
6の中心と用紙検出センサ44L、44Rの設計位置と
の間の距離はそれぞれa、bである。用紙検出センサ4
4L、44Rの設計位置と用紙検出センサ44L、44
Rの実際の搭載位置との間の距離(位置ずれ量)はそれ
ぞれα1 、β1 である。なお、ステップS1からS7ま
で、及び図9は用紙検出センサ44L、44Rの位置ず
れ量の紙搬送方向に垂直な方向(キャリッジ22の移動
方向)の成分を求めるものである。この場合、距離の計
算はキャリッジ駆動モータ30のステップ数を使用して
いる。
【0030】また、印字ヘッド16の中心と印字60の
左端との間の距離はmであり、右側の用紙検出センサ4
4Rが左端ホーム位置からベタの印字60の左端を検出
する距離はy1 であり、左側の用紙検出センサ44Lが
左端ホーム位置からベタの印字60の左端を検出する距
離はx1 である。図5のステップS6、S7において、
上記した各位置及び距離を用いて位置ずれ量α1 、β1
を算出する。位置ずれ量α1 、β1 は図9に示された関
係から次の式(1)、(2)を満足することは明らかで
ある。
左端との間の距離はmであり、右側の用紙検出センサ4
4Rが左端ホーム位置からベタの印字60の左端を検出
する距離はy1 であり、左側の用紙検出センサ44Lが
左端ホーム位置からベタの印字60の左端を検出する距
離はx1 である。図5のステップS6、S7において、
上記した各位置及び距離を用いて位置ずれ量α1 、β1
を算出する。位置ずれ量α1 、β1 は図9に示された関
係から次の式(1)、(2)を満足することは明らかで
ある。
【0031】 α1 =x1 −(m+a) (1) β1 =y1 −(m−b) (2) α1 が負の場合には、左側の用紙検出センサ44Lの取
り付け位置が設計位置に比べて印字ヘッド16寄りにあ
り、正の場合には、外寄りに取り付けられていることに
なる。同様に、β1 が負の場合には、右側の用紙検出セ
ンサ44Rの取り付け位置が設計位置に比べて印字ヘッ
ド16寄りにあり、正の場合には外寄りに、取り付けら
れていることになる。
り付け位置が設計位置に比べて印字ヘッド16寄りにあ
り、正の場合には、外寄りに取り付けられていることに
なる。同様に、β1 が負の場合には、右側の用紙検出セ
ンサ44Rの取り付け位置が設計位置に比べて印字ヘッ
ド16寄りにあり、正の場合には外寄りに、取り付けら
れていることになる。
【0032】次にステップS8において、用紙検出セン
サ44L、44Rの実際の搭載位置間の距離と、用紙検
出センサ44L、44Rの設計位置間の距離との差γ1
を次の式で求める。 γ1 =(x1 −y1 )−(a+b) (3) 次に図6のステップS9からS15に進んで、用紙検出
センサ44L、44Rの位置ずれ量の用紙搬送方向の成
分を求める。
サ44L、44Rの実際の搭載位置間の距離と、用紙検
出センサ44L、44Rの設計位置間の距離との差γ1
を次の式で求める。 γ1 =(x1 −y1 )−(a+b) (3) 次に図6のステップS9からS15に進んで、用紙検出
センサ44L、44Rの位置ずれ量の用紙搬送方向の成
分を求める。
【0033】図8はこの動作を説明する図であり、図1
0はこのときの各距離の関係を示す図である。図10に
おいては、用紙検出センサ44L、44Rの設計位置が
破線で示され、用紙検出センサ44L、44Rの実際に
搭載された位置が実線で示されている。用紙検出センサ
44L、44Rの設計位置と実際の搭載位置との関係
は、図9におけるそれらの関係とは異なっているが、こ
の違いは用紙搬送方向に対して垂直な方向(水平方向)
の成分と、用紙搬送方向(垂直方向)の成分とに分けて
算出することによるものである。
0はこのときの各距離の関係を示す図である。図10に
おいては、用紙検出センサ44L、44Rの設計位置が
破線で示され、用紙検出センサ44L、44Rの実際に
搭載された位置が実線で示されている。用紙検出センサ
44L、44Rの設計位置と実際の搭載位置との関係
は、図9におけるそれらの関係とは異なっているが、こ
の違いは用紙搬送方向に対して垂直な方向(水平方向)
の成分と、用紙搬送方向(垂直方向)の成分とに分けて
算出することによるものである。
【0034】用紙検出センサ44L、44Rの設計位置
と用紙検出センサ44L、44Rの実際の搭載位置との
間の距離(位置ずれ量)はそれぞれα2 、β2 である。
なお、この場合には用紙検出センサ44L、44Rの位
置ずれ量の用紙搬送方向の成分を求めるので、距離の計
算は用紙搬送モータのステップ数を使用する。図8の
(A)は図6の処理の開始の状態を示しており、印字ヘ
ッド16及び用紙検出センサ44L、44Rは図7の
(E)の状態からわずかに右へ移動され、2つの用紙検
出センサ44L、44Rがともに印字60の範囲内に含
まれるようにする。
と用紙検出センサ44L、44Rの実際の搭載位置との
間の距離(位置ずれ量)はそれぞれα2 、β2 である。
なお、この場合には用紙検出センサ44L、44Rの位
置ずれ量の用紙搬送方向の成分を求めるので、距離の計
算は用紙搬送モータのステップ数を使用する。図8の
(A)は図6の処理の開始の状態を示しており、印字ヘ
ッド16及び用紙検出センサ44L、44Rは図7の
(E)の状態からわずかに右へ移動され、2つの用紙検
出センサ44L、44Rがともに印字60の範囲内に含
まれるようにする。
【0035】ここで、図6のステップS9において、一
定量(n)の正改行を行う。正改行は、停止している印
字ヘッド16に対して、用紙(すなわち、印字60)を
用紙供給方向に進ませることである。図8の(B)はこ
の状態を示している。ここで、右側の用紙検出センサ4
4Rと印字60の下端との間の距離はy2 であり、左側
の用紙検出センサ44Lと印字60の下端との間の距離
はx2 である。印字60の下端と印字60の中心の間の
距離はhである。ここで、印字60は図11に示される
ように24ピンのベタ打ちで形成されているために、印
字60の下端と印字60の中心の間の距離hは1番ピン
と、12〜13番ピンの中間との間の距離となる。
定量(n)の正改行を行う。正改行は、停止している印
字ヘッド16に対して、用紙(すなわち、印字60)を
用紙供給方向に進ませることである。図8の(B)はこ
の状態を示している。ここで、右側の用紙検出センサ4
4Rと印字60の下端との間の距離はy2 であり、左側
の用紙検出センサ44Lと印字60の下端との間の距離
はx2 である。印字60の下端と印字60の中心の間の
距離はhである。ここで、印字60は図11に示される
ように24ピンのベタ打ちで形成されているために、印
字60の下端と印字60の中心の間の距離hは1番ピン
と、12〜13番ピンの中間との間の距離となる。
【0036】ステップS10において、用紙検出センサ
44L、44Rがそれぞれに印字60の下端を検出する
まで、用紙(印字60)を逆改行方向へ移動させる。こ
の状態が図8の(C)に示されている。ステップS11
において、用紙搬送モータのステップ数により、距離x
2 、y2 を求める。次にステップS12、S13におい
て、次の式(4)、(5)の関係から、用紙検出センサ
44L、44Rの垂直方向の取り付け位置ずれ量α2 、
β2 を算出する。α2 、β2 が、負の場合にはセンサ1
の取り付け位置が設定値に比べて用紙吸入方向と逆方向
寄りであり、正の場合は用紙吸入方向と同方向寄りに取
り付けられていることになる。
44L、44Rがそれぞれに印字60の下端を検出する
まで、用紙(印字60)を逆改行方向へ移動させる。こ
の状態が図8の(C)に示されている。ステップS11
において、用紙搬送モータのステップ数により、距離x
2 、y2 を求める。次にステップS12、S13におい
て、次の式(4)、(5)の関係から、用紙検出センサ
44L、44Rの垂直方向の取り付け位置ずれ量α2 、
β2 を算出する。α2 、β2 が、負の場合にはセンサ1
の取り付け位置が設定値に比べて用紙吸入方向と逆方向
寄りであり、正の場合は用紙吸入方向と同方向寄りに取
り付けられていることになる。
【0037】 α2 =(n−h)−x2 (4) β2 =(n−h)−y2 (5) さらに、用紙検出センサ44L、44Rの実際の搭載位
置間の距離と、用紙検出センサ44L、44Rの設計位
置間の距離との差γ2 を次の式で求める。 γ2 =(x2 −y2 ) (6) ステップS14においては、これまで算出した位置ずれ
量α1 、β1 、α2 、β2 、γ1 、γ2 を不揮発性メモ
リに記憶させ、センサの取り付け位置の補正値を算出す
る処理を終了する。
置間の距離と、用紙検出センサ44L、44Rの設計位
置間の距離との差γ2 を次の式で求める。 γ2 =(x2 −y2 ) (6) ステップS14においては、これまで算出した位置ずれ
量α1 、β1 、α2 、β2 、γ1 、γ2 を不揮発性メモ
リに記憶させ、センサの取り付け位置の補正値を算出す
る処理を終了する。
【0038】次に、センサの取り付け位置ずれ量α1 、
β1 、α2 、β2 、γ1 、γ2 を用紙の制御に反映させ
る。このような用紙の制御の例は図4を参照して説明し
た。例えば、用紙検出センサ44L、44Rを用紙上を
水平方向に移動させ、用紙検出センサ44Lで用紙の左
端を検出してから、用紙検出センサ44Rで用紙の右端
を検出するまでのパルスモータのステップ数により用紙
幅を測定した場合、測定した値がzとすると、用紙幅は
用紙検出センサ44L、44R間の距離を加えて、 用紙幅(W)=z+(a+b) (7) となる。この用紙幅を用いて印字制御を行うことによ
り、印字しようとしている用紙に対する正確な桁数での
印字が可能となる。
β1 、α2 、β2 、γ1 、γ2 を用紙の制御に反映させ
る。このような用紙の制御の例は図4を参照して説明し
た。例えば、用紙検出センサ44L、44Rを用紙上を
水平方向に移動させ、用紙検出センサ44Lで用紙の左
端を検出してから、用紙検出センサ44Rで用紙の右端
を検出するまでのパルスモータのステップ数により用紙
幅を測定した場合、測定した値がzとすると、用紙幅は
用紙検出センサ44L、44R間の距離を加えて、 用紙幅(W)=z+(a+b) (7) となる。この用紙幅を用いて印字制御を行うことによ
り、印字しようとしている用紙に対する正確な桁数での
印字が可能となる。
【0039】また、印字ヘッド16が左端ホーム位置セ
ンサを通過してから、用紙検出センサ44Lで用紙左端
を検出するまでの距離により、用紙左端位置を検出する
方法においては、検出した用紙左端位置にα1 を加味す
ることにより、正確な用紙左端位置を検出することがで
きる。また、印字ヘッド16が左端ホーム位置センサを
通過してから、用紙検出センサ44Rで用紙右端を検出
するまでの距離により、用紙右端位置を検出する方法に
おいては、検出した用紙右端位置にβ1 を加味すること
により、正確な用紙右端位置を検出することができる。
ンサを通過してから、用紙検出センサ44Lで用紙左端
を検出するまでの距離により、用紙左端位置を検出する
方法においては、検出した用紙左端位置にα1 を加味す
ることにより、正確な用紙左端位置を検出することがで
きる。また、印字ヘッド16が左端ホーム位置センサを
通過してから、用紙検出センサ44Rで用紙右端を検出
するまでの距離により、用紙右端位置を検出する方法に
おいては、検出した用紙右端位置にβ1 を加味すること
により、正確な用紙右端位置を検出することができる。
【0040】また、用紙検出センサ44L、44Rのそ
れぞれ用紙が通過した時点での用紙送り量の差により、
用紙吸入時の斜行状態を検出する場合、用紙検出センサ
44Lを用紙が通過した時点の用紙送り量を(S1 )、
用紙検出センサ44Rを用紙が通過した時点の用紙送り
量を(S2 )とすると、用紙の斜行は(S1 −S2 )と
なる。しかし、この値はセンサの取り付け位置ずれ量を
考慮しておらず、考慮した正確な斜行量は、用紙の斜行
は(S1 −S2 +α2 +β2 )となる。この斜行量を用
いて斜行状態検出制御を行うことにより、印字しようと
している用紙に対する正確な斜行状態の検出が可能とな
る。このようにして、用紙検出センサ44L、44Rの
装着位置の設計位置からの位置ずれ量を算出して、位置
ずれ量を補正しながら用紙の制御を精度よく行うことが
できるようになる。
れぞれ用紙が通過した時点での用紙送り量の差により、
用紙吸入時の斜行状態を検出する場合、用紙検出センサ
44Lを用紙が通過した時点の用紙送り量を(S1 )、
用紙検出センサ44Rを用紙が通過した時点の用紙送り
量を(S2 )とすると、用紙の斜行は(S1 −S2 )と
なる。しかし、この値はセンサの取り付け位置ずれ量を
考慮しておらず、考慮した正確な斜行量は、用紙の斜行
は(S1 −S2 +α2 +β2 )となる。この斜行量を用
いて斜行状態検出制御を行うことにより、印字しようと
している用紙に対する正確な斜行状態の検出が可能とな
る。このようにして、用紙検出センサ44L、44Rの
装着位置の設計位置からの位置ずれ量を算出して、位置
ずれ量を補正しながら用紙の制御を精度よく行うことが
できるようになる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラテンに沿って平行移動するキャリッジに取り付けら
れた用紙検出センサの取り付け位置のずれ量を算出し、
その値をセンサの取り付け位置の補正値として、用紙検
出センサの検出値に応じて実現している用紙の制御に反
映し、用紙制御の精度向上を図るととせに、装置毎の精
度のバラツキをなくすことができる。
プラテンに沿って平行移動するキャリッジに取り付けら
れた用紙検出センサの取り付け位置のずれ量を算出し、
その値をセンサの取り付け位置の補正値として、用紙検
出センサの検出値に応じて実現している用紙の制御に反
映し、用紙制御の精度向上を図るととせに、装置毎の精
度のバラツキをなくすことができる。
【図1】本発明の実施例のプリンタを示す概略断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のプリンタのキャリッジの駆動機構を示す
図である。
図である。
【図3】図1のプリンタのキャリッジに取り付けられた
用紙ガイドを示す図である。
用紙ガイドを示す図である。
【図4】用紙検出センサの出力に基づいて行う用紙の制
御の例を示す図である。
御の例を示す図である。
【図5】用紙検出センサの位置ずれ量の算出を行い、そ
れを補正値として記憶する処理を示すフローチャートで
ある。
れを補正値として記憶する処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】図5のフローチャートの続きの部分を示すフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図7】用紙搬送方向に垂直な方向の位置ずれ量の算出
を行う動作説明図である。
を行う動作説明図である。
【図8】用紙搬送方向の位置ずれ量の算出を行う動作説
明図である。
明図である。
【図9】用紙搬送方向に垂直な方向の位置ずれ量の算出
を行う場合の各距離の関係を説明する図である。
を行う場合の各距離の関係を説明する図である。
【図10】用紙搬送方向の位置ずれ量の算出を行う場合
の各距離の関係を説明する図である。
の各距離の関係を説明する図である。
【図11】24ピンをもった印字ヘッドのピンを示す図
である。
である。
10…プリンタ 12…ケーシング 14…テーブル 16…印字ヘッド 18…プラテン 22…キャリッジ 32、34…フィードローラ 42…用紙ガイド 44L、44R…用紙検出センサ
Claims (4)
- 【請求項1】 キャリッジと、キャリッジとともに移動
可能な印字ヘッドと、該印字ヘッドから第1の距離にあ
る第1の位置に設けられ、キャリッジとともに移動可能
な用紙検出センサとを備えたプリンタにおいて、該用紙
検出センサが該第1の位置に対してずれた第2の位置に
取り付けられている場合に該用紙検出センサの該第1の
位置と該第2の位置との間の位置ずれ量を求めるための
センサ位置補正方法であって、 該印字ヘッド及び該用紙検出センサを基準位置に置き、 該印字ヘッド及び該用紙検出センサを基準位置から所定
の方向に第2の距離動かし、 該第2の距離動かした位置において該印字ヘッドによっ
て印字を行い、 該用紙検出センサによって該印字を検出し、 該第1の距離と、該第2の距離と、該用紙検出センサに
よる該印字の検出値とから、該用紙検出センサの位置ず
れ量を求めることを特徴とするプリンタにおけるセンサ
位置補正方法。 - 【請求項2】 キャリッジと、キャリッジとともに移動
可能な印字ヘッドと、該印字ヘッドから第1の距離及び
第2の距離にある第1の位置及び第2の位置に設けら
れ、キャリッジとともに移動可能な第1及び第2の用紙
検出センサとを備えたプリンタにおいて、該第1及び第
2の用紙検出センサが該第1及び第2の位置に対してず
れた第3及び第4の位置に取り付けられている場合に該
第1の用紙検出センサの該第1の位置と該第3の位置と
の間の位置ずれ量並びに該第2の用紙検出センサの該第
2の位置と該第4の位置との間の位置ずれ量を求めるた
めのセンサ位置補正方法であって、 該印字ヘッド及び該第1及び第2の用紙検出センサを基
準位置に置き、 該印字ヘッド及び該第1及び第2の用紙検出センサを基
準位置から所定の方向に第3の距離動かし、 該第3の距離動かした位置において該印字ヘッドによっ
て印字を行い、 該第1及び第2の用紙検出センサによって該印字を検出
し、 該第1の距離と、該第3の距離と、該第1の用紙検出セ
ンサによる該印字の検出値とから、該第1の用紙検出セ
ンサの位置ずれ量を求め、該第2の距離と、該第4の距
離と、該第2の用紙検出センサによる該印字の検出値と
から、該第2の用紙検出センサの位置ずれ量を求めるこ
とを特徴とするプリンタにおけるセンサ位置補正方法。 - 【請求項3】 該第1及び第2の用紙検出センサは該印
字ヘッドの両側にあり、該印字ヘッドによって印字され
た印字は第1の距離と第2の距離との和よりも長い距離
にわたって1列に印字されたものであることを特徴とす
る請求項2に記載のプリンタにおけるセンサ位置補正方
法。 - 【請求項4】 該用紙検出センサのずれ量又は該第1及
び第2の用紙検出センサのずれ量を補正値として用い、
該用紙検出センサによって検出される検出値又は該第1
及び第2の用紙検出センサによって検出される検出値及
び該補正値に基づいて印字されるべき用紙の位置を制御
することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ
における用紙位置制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3585198A JPH11227274A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | プリンタにおけるセンサ位置補正方法及び用紙位置制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3585198A JPH11227274A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | プリンタにおけるセンサ位置補正方法及び用紙位置制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11227274A true JPH11227274A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12453506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3585198A Pending JPH11227274A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | プリンタにおけるセンサ位置補正方法及び用紙位置制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11227274A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001199596A (ja) * | 2000-01-19 | 2001-07-24 | Fujitsu Ltd | 記録装置 |
JP2003266827A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
JP2004042376A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Canon Inc | 記録装置 |
JP2006051795A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Hewlett-Packard Development Co Lp | 媒体位置決めセンサアセンブリ、媒体位置決めセンサアセンブリを有する画像形成装置および方法 |
JP2018065660A (ja) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP3585198A patent/JPH11227274A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001199596A (ja) * | 2000-01-19 | 2001-07-24 | Fujitsu Ltd | 記録装置 |
JP2003266827A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
JP2004042376A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Canon Inc | 記録装置 |
JP2006051795A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Hewlett-Packard Development Co Lp | 媒体位置決めセンサアセンブリ、媒体位置決めセンサアセンブリを有する画像形成装置および方法 |
JP2018065660A (ja) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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