JPH04158078A

JPH04158078A - シリアルプリンタ

Info

Publication number: JPH04158078A
Application number: JP28455590A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Kasai; 宏之河西
Original assignee: Seikosha KK
Current assignee: Seikosha KK
Priority date: 1990-10-23
Filing date: 1990-10-23
Publication date: 1992-06-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はシリアルプリンタに関するものである。

（従来の技術）従来のシリアルプリンタでは、セットしである記録紙の
紙幅により、ヘッドによる印字範囲か決まっていること
により、または記録紙の紙幅が印字可能な範囲より狭い
時、記録紙のない部分に印字しないようにするために、
セットする記録紙により、その紙幅をプリンタの中央処
理装置へ入力する必要がある。

その紙幅の検知方法としては、ヘッドにセンサを搭載し
、ヘッドを左右に移動させ記録紙の両端をセンサにより
検知し、これにより紙幅を検知するもの（例えば特開昭
６１−７９６８６号、特開昭５７−４７８９号、特開昭
５４−１００１２号）等がある。

（解決しようとする課題）上記の従来技術によれば、記録紙の両端をセンサて検知
するために、ヘッドを記録紙の一方の端部から他方の端
部まで移動する必要があり、紙幅検知に時間がか−って
いた。

本発明の目的は、記録紙の紙幅を検知するためのヘット
の移動量を少くし、紙幅検知を迅速にすることにある。

（課題を解決するための手段）上記目的を解決するために第１の本発明によるシリアル
プリンタは、印字ヘッドを搭載し、左右に移動可能なキ
ャリッジを有し、キャリッジで移動方向に対し直角方向
に搬送される記録紙の中心を基準にして上記記録紙をガ
イドする１対のガイド板と、上記印字ヘッドを移動させ
るキャリッジモータを制御するプリンタ制御回路と、上
記印字ヘッドまたはキャリッジに設けてあり、上記記録
紙の有無を検知するセンサと、上記印字ヘッドが、基準
位置から上記センサが上記記録紙の一端部を検知するま
で移動する間に、上記プリンタ制御回路から上記キャリ
ッジモータに供給される第１の駆動パルス数を計−数す
るカウンタと、上記印字ヘッドが、上記基準位置から上
記センサが上記記録紙中央部に対向するまで移動する間
に、上記プリンタ制御回路から上記キャリッジモータに
供給される第２の駆動パルス数が予め記憶されている記
憶回路と、上記第１、第２のパルス数から、上記記録紙
の紙幅を算出する演算回路と、上記紙幅を記憶する紙幅
レジスタと、上記紙幅レジスタの出力を受けて上記プリ
ンタ制御回路を制御する中央処理装置とを有する。

また、第２の本発明によるシリアルプリンタは第１の本
発明によるシリアルプリンタの演算回路。

中央処理装置に代えて、第１、第２のパルス数から、上
記記録紙の紙幅を算出し、上記紙幅を紙幅レジスタに記
憶し、上記紙幅レジスタの出力を受けて上記プリンタ制
御回路を制御する中央処理装置を備えている以外は、第
１の本発明によるシリアルプリンタと同じ構成要件より
なる。

（作用）本発明によれば、印字ヘッドが基準位置から、センサか
記録紙の一方の端部を検知するまで移動するだけで、記
録紙の紙幅を検知することができ、ヘッドの移動量を少
くでき、紙幅検知を迅速に行える。

（実施例）以下、第１の本発明による一実施例を図面を参照して説
明する。

第２図のようにシリアルプリンタの端板１，１には１対
のガイド軸２．２か設けてあり、ガイド軸２．２には印
字へソト４かキャリッジ３，３を介して左右に移動自在
に設けである。印字ヘッド４には、図示しないキャリッ
ジモータに連結した１対のブーりに巻回されたタイミン
グベルトか取り付けてあり、キャリッジモータの回転に
より印字ヘット４は左右に移動する。印字ヘット４は、
ワイヤドツト式であり、印字ヘッド４前方に突出可能な
ワイヤ４ａか設けである。

印字ヘッド４の前面には記録紙５を検知するセンサ（反
射型のフォトセンサ）４ｂか設けである。

印字ヘッド４は左方の基準位置６に停止している。

図示しない給紙カセット内に収納された記録紙（力・７
８紙）５は図示しない給紙ローラにより給紙力セント内
より引き出され搬送手段７により、印字ヘッド４へ向け
て搬送される。すなわち記録紙５はガイド板（紙ガイド
）７ａ、７ａによりガイドされ、図示しない搬送ローラ
（搬送手段）により矢印Ｙ方向すなわち印字ヘッド４の
移動方向と直交する方向に移動可能である。紙力イト７
ａ。

７ａはプリンタ本体に設けられたビニオン７ｃに０１！
合するラック７ｂ、７ｂを有し、紙ガイド７ａ。

７ａを手動て左右にずらすことにより、その間隔を自由
に変えることかでき、異なった幅の記録紙をガイドする
ことができる。

この機構により、左右の紙ガイド７ａ、７ａの移動量は
同じであり、紙ガイド７ａ、７ａにガイドされる記録紙
の左右方向の中心位置は、記録紙の紙幅にか＼わらず不
変である。

印字ヘッド４前面には図示しないインクリボンが対向し
、また、第２図手前側には図示しないプラテンか記録紙
５を介して印字ヘッド４の前面と対向して設けである。

印字ヘッド４か右方へ移動するとき、印字ヘット４の前
面は、インクリボンを介して記録紙５の裏面と対向可能
である。

キャリッジモータの回転により、印字ヘッド４か基準位
置６から位置８つまりフォトセンサ４ｂか記録紙５の左
端に対向する位置まで移動するとき、その間に後述のプ
リンタ制御回路１１からキャリッジモータに供給された
駆動パルス数をＡ（第１の駆動パルス数）とする。

また、印字ヘッド４か基準位置６から位置９つまりフォ
トセンサ４ｂが記録紙５の中央部に対向する位置まで移
動するとき、その間にプリンタ制御回路１１からキャリ
ッジモータに供給された駆動パルス数をＢ（第２の駆動
パルス数）とする。

本発明によるシリアルプリンタは、第１図のようなブロ
ック図に示すようなシステムにより制御される。すなわ
ち、このシステムは印字ヘッド４を移動させるキャリッ
ジモータ１０および印字ヘッド４を制御するプリンタ制
御回路１１と、上述の反射型−７オドセンサ４ｂと、第
１の駆動パルス数Ａを計数するカウンタ１２と、第２の
駆動パルス数Ｂを記憶する記憶回路１３と、Ｂを記憶回
路］３に入力する入力装置１４と、Ａ、Ｂから記録紙５
０紙幅りを算出する演算回路１５と、紙幅りを記憶する
紙幅レジスタ〕６と、紙幅レジスタ］６の出力（紙幅Ｄ
）を受けて印字ヘッド４の印字範囲（領域）を決定し、
プリンタ制御回路１１を制御する中央処理装置１７とか
ら成る。

次に第３図示のフローチャートに沿って本発明の詳細な
説明する。

ます入力装置１４からパルス数Ｂを記憶回路１３に入力
し、記憶させる（ｂ）。

次に印字ヘッド４を基準位置６に移動させ、カウンタ１
２の計数値をＯにしくＣ）、印字ヘッド４を右方へ移動
開始しくｄ）、プリンタ制御回路］１からキャリッジモ
ータ１０へ供給されるパルス数をカウンタ１２により計
数開始し、またフォトセ〉す４ｂにより記録紙５の検出
を開始する（ｅ、ｆ）。センサ４ｂにより記録紙５を検
知しなかった場合は、印字ヘッド４の移動を停止しく１
）、紙幅検知を終了する。センサ４ｂにより記録紙５を
検知したときは、センサ４ｂは記録紙５の左端に対向し
ており、印字ヘッド４は第２図の位置８に位置している
。このとき、カウンタ１２により計数されたパルス数の
値はＡである。このときカウンタ１２から演算回路１５
ヘパルス数Ａを出力し、記憶回路１３から演算回路１５
ヘパルス数Ｂを出力し、演算回路１５により紙幅りを算
出する（ｇ）。

紙幅りの算出方法は以下のようである。すなわち、キャ
リッジモータ１０に供給される１パルス分の駆動パルス
でキャリッジ４が変位する量をａとすると、紙幅りは次
式で表される。

Ｄ−２×αｘ　（Ｂ−Ａ）次に演算回路１５により算出された紙幅りを紙幅レジス
タ１６に入力し記憶させる（ｈ）。そして印字ヘッド４
の移動を停止しくｉ）紙幅検知を終了する。

紙幅レジスタ１６は中央処理装置１７へ紙幅りを出力し
、中央処理装置１７はそれに基いて印字ヘッド４の印字
範囲を決定し、プリンタ制御回路１］を介してキャリッ
ジモータ１０を制御する。

以上のように本発明によれば印字ヘッド４が基準位ｒｉ
Ｌ６から、フォトセンサ４ｂか記録紙５の一端を検知す
るまで移動するだけて、記録紙５の紙幅を検知でき、印
字ヘッドの移動量を少くでき紙幅検知を迅速に行える。

以下、第２の本発明による一実施例を第４図を参照して
説明する。

第２の本発明は原理的には、中央処理装置］１７か演算
回路を含んでいる点景外は上述の第１の本発明と同じで
ある。

図面で上述の第１の本発明による実施例の各部に対応す
る部分には、上述の第１の本発明による実施例における
番号に１００を加えた番号を付しである。記憶回路１１
３としてパルス数Ｂを予め記憶しであるＲＯＭを設けて
いる。

カウンタ１１２．記憶回路１１３はそれぞれパルス数Ａ
、パルス数Ｂを中央処理装置１１７へ向けて出力し、中
央処理装置１１７は中央処理装置１１７内部の演算回路
により紙幅りを算出し、紙幅レジスタ１１６へ向けて出
力、記憶させる。

なお、上述の第１および第２の本発明による実施例は以
下のように種々の変更が可能である。

すなわち印字ヘッドの基準位置は上述の実施例に限られ
ず、例えば記録紙の右方てあってもよく、この場合は、
フォトセンサか記録紙の右端を検知したときのカウンタ
によるパルス数の計数値かＡとなる。

また、印字ヘッドの形状、印字方式は、上述の実施例に
限られず、例えばインクジェット方式のものでもよく、
またキャリッジモータにより印字ヘッド４を移動させる
機構および記憶回路も上述の実施例に限られない。

さらに、記録紙の左右方向の中心をそろえて搬送する搬
送手段は上述の実施例に限られず、例えば左右の紙ガイ
ドは連動せず、各々手動でその位置を変える構成でもよ
い。

また、記録紙の形状は、カット紙でも、連続紙であって
もよく、センサは上述の実施例のように印字ヘッド前面
に設けるものに限られず、印字ヘッドの他の部分または
キャリッジに設けてもよい。

（効果）本発明によれば、１対のガイド板は記録紙の中心を基準
にして記録紙をガイドしているから記録紙はそのサイズ
にかかわらず中心位置が一定であり、それにより、印字
ヘッドが基準位置から、センサが記録紙の一方の端部を
検知するまで移動するだけて、記録紙の紙幅を検知する
ことかでき、従って紙幅検知のためのヘッドの移動量を
少くてき、紙幅検知を迅速に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は第１の本発明による一実施例を示すも
ので、第１図はブロック図、第２図は正面図、第３図は
制御動作を示すフローチャート、第４図は第２の本発明
による一実施例を示すブロック図である。３．３・・・キャリッジ、４．１０４・・・印字ヘッド、４ｂ、１０４ｂ・・・センサ、５・・・記録紙、６・・・基準位置、７ａ、７ａ・・・ガイド板、１０．１１０・・・キャリッジモータ、１１．１１１・
・・プリンタ制御回路、１２．１１２・・・カウンタ、１３．１１３・・・記憶回路、１５・・・演算回路、１６．１．１６・紙幅レジスタ、１７，１１７・・・中央処理装置、Ａ、第１の駆動パルス数、Ｂ・第２の駆動パルス数。以　　上出願人　　株式会社　精　工　舎

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印字ヘッドを搭載し、左右に移動可能なキャリッ
ジを有するシリアルプリンタにおいて、キャリッジで移
動方向に対し直角方向に搬送される記録紙の中心を基準
にして上記記録紙をガイドする１対のガイド板と、上記印字ヘッドを移動させるキャリッジモータを制御す
るプリンタ制御回路と、上記印字ヘッドまたはキャリッジに設けてあり、上記記
録紙の有無を検知するセンサと、上記印字ヘッドが、基準位置から上記センサが上記記録
紙の一端部を検知するまで移動する間に、上記プリンタ
制御回路から上記キャリッジモータに供給される第１の
駆動パルス数を計数するカウンタと、上記印字ヘッドが、上記基準位置から上記センサが上記
記録紙中央部に対向するまで移動する間に、上記プリン
タ制御回路から上記キャリッジモータに供給される第２
の駆動パルス数が予め記憶されている記憶回路と、上記第１、第２のパルス数から、上記記録紙の紙幅を算
出する演算回路と、上記紙幅を記憶する紙幅レジスタと、上記紙幅レジスタの出力を受けて上記プリンタ制御回路
を制御する中央処理装置とを有することを特徴とするシリアルプリンタ。
（２）印字ヘッドを搭載し、左右に移動可能なキャリッ
ジを有するシリアルプリンタにおいて、キャリッジで移
動方向に対し直角方向に搬送される記録紙の中心を基準
にして上記記録紙をガイドする１対のガイド板と、上記印字ヘッドを移動させるキャリッジモータを制御す
るプリンタ制御回路と、上記印字ヘッドまたはキャリッジに設けてあり、上記記
録紙の有無を検知するセンサと、上記印字ヘッドが、基準位置から上記センサが上記記録
紙の一端部を検知するまで移動する間に、上記プリンタ
制御回路から上記キャリッジモータに供給される第１の
駆動パルス数を計数するカウンタと、上記印字ヘッドが、上記基準位置から上記センサが上記
記録紙中央部に対向するまで移動する間に、上記プリン
タ制御回路から上記キャリッジモータに供給される第２
の駆動パルス数が予め記憶されている記憶回路と、上記第１、第２のパルス数から、上記記録紙の紙幅を算
出し、上記紙幅を紙幅レジスタに記憶し、上記紙幅レジ
スタの出力を受けて上記プリンタ制御回路を制御する中
央処理装置とを有することを特徴とするシリアルプリンタ。