JPH05138999A - 印字装置の用紙斜め検出方法 - Google Patents

印字装置の用紙斜め検出方法

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JPH05138999A
JPH05138999A JP3302125A JP30212591A JPH05138999A JP H05138999 A JPH05138999 A JP H05138999A JP 3302125 A JP3302125 A JP 3302125A JP 30212591 A JP30212591 A JP 30212591A JP H05138999 A JPH05138999 A JP H05138999A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
sensors
skew
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3302125A
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English (en)
Inventor
Shigeru Miyazawa
茂 宮沢
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の紙送り方向と同方向の用紙の端面位置
を、用紙の紙送り方向と垂直方向の異なる2つのセンサ
で検出することで、用紙の斜め度合いを検出する。 【構成】 用紙15の紙送り方向と同方向の用紙の端面
位置を、用紙の紙送り方向と垂直方向の異なる2つのセ
ンサ13,14で検出することが可能で用紙の紙送り速
度または用紙の紙送り量が制御可能な印字装置におい
て、用紙が挿入される場合にはセンサが用紙無しから用
紙有りとなるタイミングの差、用紙が排出される場合に
はセンサが用紙有りから用紙無しとなるタイミングの差
を2つのセンサで比較し、モータの用紙の紙送り速度ま
たは紙送り量を含めて計算することにより、用紙の斜め
度合いθを検出できることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字装置の用紙斜行の検
出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙斜め検出方法は、用紙の紙送
り方向と垂直方向の用紙の右端又は左端の位置を検出で
きる印字装置において、用紙の右端又は左端を基準の位
置からの距離として検出し、一定量用紙送りを実行しそ
の後また用紙の右端又は左端の位置を検出して、先に検
出した用紙の右端又は左端の位置との差と用紙送り量を
含めて計算することで、用紙の斜め度合いを検出するも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
用紙斜め検出方法では、用紙幅を検出するためには通常
1回で良いはずの用紙の右端または左端の検出動作を2
回行なわなければならず、印字開始から終了までの印字
時間に用紙の端面の読み込み動作が1回分余計に加えら
れていたため、通常の印字時間より長くなっていたこと
や、2回目の用紙端面の読み込み動作は印字が用紙の途
中まで行なわれてから実施されていたため、用紙の斜め
検出ができるまでに時間がかかっていた事、更に印字途
中で用紙の斜め検出ができ印字を止めても印字された用
紙が無駄になることや、今まで印字されてきた文章も途
中まで印字されて終わりになってしまうため、新たに文
章を最初から印字し直さなければならないという不具合
があった。
【0004】そこで本発明は、従来のこのような問題点
を解決するため、用紙の斜め検出が用紙の挿入直後に検
出できる用紙の斜め検出方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の用紙斜め検出方法は、用紙の紙送り方向と同方
向の用紙の端面位置を検出するために用紙の端面位置を
検出するセンサを用紙が挿入される用紙経路上に用紙の
紙送り方向と垂直方向に2つ搭載している印字装置にお
いて、用紙が挿入される場合にはセンサが用紙無しから
用紙有りとなるタイミングの差、用紙が排出される場合
にはセンサが用紙有りから用紙無しとなるタイミングの
差を2つのセンサで比較し、モータの用紙送り速度を含
めて計算することにより、用紙の斜め度合いを検出でき
ることを特徴とする。また、2つのセンサが用紙の紙送
り方向と垂直方向に移動可能で、挿入される用紙の紙幅
を検出する機構を備えた印字装置において、用紙の挿入
位置の関係で2つのセンサの両方又は片方が、用紙が挿
入される場合には用紙無しから用紙有りとならなかった
り、用紙が排出される場合には用紙有りから用紙無しに
ならなかった場合に用紙の幅を検出し、用紙挿入時には
2つのセンサが用紙無しから用紙有りに、用紙排出時に
は用紙有りから用紙無しになる位置に2つのセンサを用
紙の紙送り方向と垂直な方向に移動して、請求項1と同
じ処理を実行し用紙の斜め度合いを検出する。
【0006】
【作用】上記の様に構成された用紙斜め検出方法におい
て、2つのセンサ間の用紙の紙送り方向と垂直な方向の
距離と2つのセンサが用紙挿入時に用紙無しから用紙有
りとなるタイミングの差、又は用紙排紙時に用紙有りか
ら用紙無しとなるタイミングの差を用紙の紙送り速度ま
たは用紙の紙送り量を含めて計算・比較する事で用紙の
傾き角度が計算できる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に、本発明の実施例をプリンタ装置に応用し
た上面図を示す。用紙2はパルスモータにより駆動され
る回転円筒体のプラテン1によって図の上方に送られる
ため、用紙送り量が制御可能である。キャリッジ4はパ
ルスモータ6の駆動力がベルト8を介して伝達されるこ
とで駆動され、前記プラテン1と平行に配置されたガイ
ド軸9上を移動しながら、前記キャリッジ4に搭載され
た印字ヘッド5により用紙2に印字を行なう。前記キャ
リッジ4には印字ヘッド5の他にプラテンと紙面の光学
的反射率が異なることを利用して用紙の有無を検出でき
るフォトリフレクタセンサ3が前記キャリッジ4上のマ
スクホルダ7の左右に2個取り付けられており、用紙が
挿入および排出される際にこのセンサ上を用紙が通過す
ることで、用紙の上端位置または下端位置を検出できる
構造になっている。また、前記キャリッジ4は前記ガイ
ド軸9上を左右に移動できるようになっており、前記フ
ォトリフレクタセンサ3を用いることで用紙2の右端お
よび左端を検出することができ、これより用紙幅を検出
することができる。
【0008】図2に本発明の実施例における用紙斜め検
出の動作をあらわすフローチャートを示す。まず2つの
フォトリフレクタセンサが搭載されているキャリッジを
ホームポジションへ移動する。一定の速度で用紙を給紙
し、マスクホルダの左右に取り付けられている2つのフ
ォトリフレクタセンサが用紙無しから用紙有りになった
かを確認する。2つのセンサが両方とも用紙無しから用
紙有りになった場合には、2つのセンサ間の紙送り方向
と垂直方向の距離と、2つのセンサが用紙無しから用紙
有りになるタイミングの差を用紙の給紙速度または用紙
の紙送り量を含めて計算することで用紙の斜め度合いを
検出することができる。
【0009】一方、1つまたは2つのセンサが両方とも
用紙無しから用紙有りにならなかったならば、キャリッ
ジを用紙の紙送り方向と垂直方向に移動しセンサが用紙
無しから用紙有りに、または用紙有りから用紙無しにな
るタイミングから用紙の紙送り方向と垂直な方向の用紙
の両端面を検出し、用紙の幅を計算する。次に用紙を一
度逆送りし、用紙がセンサから外れる位置まで用紙を戻
した後、先に検出した用紙の幅から2つのセンサが両方
とも用紙無しから用紙有りになる位置にキャリッジを用
紙の紙送り方向と垂直方向に移動し、用紙を再度給紙す
る。2つのセンサが両方とも用紙無しから用紙有りにな
った場合には、前述した用紙の斜め度合いの検出処理を
行うことで、給紙された用紙の斜め度合いを検出するこ
とができる。もし、2つのセンサが両方とも用紙無しか
ら用紙有りにならなかった場合には、給紙された用紙の
幅が短すぎるとしてエラーとすれば良い。
【0010】また、2つのセンサ間の用紙の紙送り方向
と同方向の距離にズレがある場合、またはセンサの能力
のばらつきにより用紙無しから用紙有りになるタイミン
グにズレがある場合には、そのズレ量をあらかじめ測定
して既知の値としておくか、ズレ量がなくなるようにセ
ンサ位置を調整しておけば、用紙の斜め度合いの検出処
理を行なう際にこの内容を考慮することで、より正確な
用紙の斜め度合いを検出することができる。2つのセン
サ間の用紙の紙送り方向と垂直方向の距離のズレは、2
つのセンサ間の用紙の紙送り方向と垂直方向の距離を、
2つのセンサ間の用紙の紙送り方向と同方向の距離のズ
レに対して非常に大きくすることで、用紙の斜め検出の
計算の都合上無視できる範囲にとどめることができる。
【0011】図3に本発明の用紙斜め検出方法の詳細を
示す。マスクホルダ11にフォトリフレクタセンサ1
3とフォトリフレクタセンサ14が搭載されており、
このセンサにより用紙15が給紙方向に送られた場合に
用紙無しから用紙有りになり、用紙の紙送り方向と同方
向の端面位置を検出することができる。前記フォトリフ
レクタセンサ13が前記用紙15により用紙無しから
用紙有りになったタイミングが前記用紙15がAの場所
にあるときであり、同様に前記フォトリフレクタセンサ
14が前記用紙15により用紙無しから用紙有りにな
ったタイミングが前記用紙15がBの場所にある時で、
このタイミングの差と用紙の紙送り速度から計算した用
紙の紙送り方向と同方向の距離がxである。また、2つ
のセンサ間の用紙の紙送り方向と垂直方向の距離をyと
するとこのxとyより用紙の傾き角θを計算することが
できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の用紙斜め検
出方法では、用紙の紙送り方向と同方向の用紙の端面位
置を用紙の紙送り方向と垂直方向の異なる2つのセンサ
で検出することが可能で、用紙の紙送り速度または紙送
り量が制御可能な印字装置であれば、複雑な制御を必要
とせず、しかも用紙が給紙された瞬間に用紙の斜め度合
いを検出することが可能であり、これにより用紙が設定
値以上斜めに給紙された場合には用紙に印字を行わない
うちに印字の処理を停止することが可能になることをは
じめとして、用紙の無い部分への印字を防止したり、印
字自体を途中で中止することができ、印字装置の信頼性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をプリンタ装置に応用した上面図であ
る。
【図2】本発明の実施例における用紙斜め検出方法のフ
ローチャートである。
【図3】本発明の用紙斜め検出方法の詳細を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 プラテン 2 用紙 3 フォトリフレクタセンサ 4 キャリッジ 5 印字ヘッド 6 パルスモータ 7 マスクホルダ 8 ベルト 9 ガイド軸 11 マスクホルダ 12 リボンマスク 13 フォトリフレクタセンサ 14 フォトリフレクタセンサ 15 用紙 A フォトリフレクタセンサが用紙無しから用紙有
りになった用紙の位置 B フォトリフレクタセンサが用紙無しから用紙有
りになった用紙の位置 x 2つのセンサ間の用紙の紙送り方向と垂直方向の
距離 y 2つのセンサが両方とも用紙無しから用紙有りに
なるまでの差 θ 用紙の傾き角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の紙送り方向と同方向の用紙の端面
    位置を検出するために用紙の端面位置を検出するセンサ
    を用紙が挿入される用紙経路上に用紙の紙送り方向と垂
    直方向に2つ搭載している印字装置において、用紙が挿
    入される場合にはセンサが用紙無しから用紙有りとなる
    タイミングの差、用紙が排出される場合にはセンサが用
    紙有りから用紙無しとなるタイミングの差を2つのセン
    サで比較し、モータの用紙送り速度を含めて計算するこ
    とにより、用紙の斜め度合いを検出できることを特徴と
    する印字装置の用紙斜め検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の2つのセンサが用紙の紙送り
    方向と垂直方向に移動可能で、挿入される用紙の紙幅を
    検出する機構を備えた印字装置において、用紙の挿入位
    置などの関係で請求項1の2つのセンサの両方又は片方
    が、用紙が挿入される場合には用紙無しから用紙有りと
    ならなかったり、用紙が排出される場合には用紙有りか
    ら用紙無しにならなかった場合に用紙の幅を検出し、用
    紙挿入時には2つのセンサが用紙無しから用紙有りに、
    用紙排出時には用紙有りから用紙無しになる位置に2つ
    のセンサを用紙の紙送り方向と垂直な方向に移動し、請
    求項1と同じ処理を行うことで用紙の斜め度合いを検出
    できることを特徴とする印字装置の用紙斜め検出方法。
JP3302125A 1991-11-18 1991-11-18 印字装置の用紙斜め検出方法 Pending JPH05138999A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7086714B2 (en) 2002-10-02 2006-08-08 Seiko Epson Corporation Method for finding recording-start position
US7407245B2 (en) * 2002-02-21 2008-08-05 Seiko Epson Corporation Printing apparatus, printing method, computer program, and computer system for detecting skew of printing medium
KR20190105798A (ko) * 2018-03-06 2019-09-18 금오공과대학교 산학협력단 다품종 포장 종이용기 원지 이탈 검출 장치

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