JPH11314414A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH11314414A
JPH11314414A JP12507298A JP12507298A JPH11314414A JP H11314414 A JPH11314414 A JP H11314414A JP 12507298 A JP12507298 A JP 12507298A JP 12507298 A JP12507298 A JP 12507298A JP H11314414 A JPH11314414 A JP H11314414A
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JP
Japan
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continuous paper
image recording
sheet
protrusion
guide
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JP12507298A
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English (en)
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Akira Shimoda
明良 霜田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を簡単にすると共に、搬送ズレを防止す
る。 【解決手段】 単票紙はビン30a,30bから装置内
部に供給され、連続紙は給紙口35から装置内部に供給
され、単票紙又は連続紙は、いずれも搬送ローラ10等
によって下流側に搬送される。このように、単票紙及び
連続紙はいずれも共通の搬送手段によって搬送されるた
め、別々の搬送手段を設ける場合に比べて装置自体の構
造が簡単となる。一方、搬送ローラ10は不図示のLF
モータによって駆動され、連続紙の両端縁に形成されて
いる一定ピッチのガイド穴は光学式センサー5a,6a
にて検知される。ここで、連続紙の搬送量は、孔数のカ
ウントとLFモータの駆動信号数のカウント値によって
管理するが、このカウント値は、光学式センサー5a,
…から出力パルスを受ける毎にリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続紙及び単票紙
のいずれにも画像を記録できる画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像記録装置に用いるシート
材としては、ファンホールド紙のような連続紙が広く用
いられてきたが、近年、パーソナルコンピュータの各方
面への普及に伴い、連続紙のみならず、一定寸法の単票
紙(以下、“カットシート”とする)の使用が望まれて
いる。
【0003】したがって、双方の要求に応えるべく、連
続紙とカットシートの両方を使用できるタイプの画像記
録装置が提案されている。
【0004】図1は、その一例としてインクジェット画
像記録装置の構造を示す図であり、図2は、その断面図
である。
【0005】この画像記録装置K1は、複数枚のカット
シートを装置内部に順次供給する自動給紙ユニット(単
票紙供給手段。以下“ASF”とする)2を備えてい
る。このASF2は、装置本体に着脱自在に支持された
2つのビン30a,30bを有しており、各ビン30
a,30bは、バネによって付勢された押圧板31a,
31bを有して、種々のサイズのカットシートを収納す
るようになっている。また、装置の上方には手差し用ト
レイTが配置されており、いわゆる手差しによる給紙を
行うように構成されている。
【0006】また、各ビン30a,30bに対向する位
置にはピックアップローラ33a,33bが配置されて
おり、押圧板31a,31bにセットされてバネによっ
て押圧されたシート材を分離給送するようになってい
る。さらに、各ビン30a,30b及び手差し用トレイ
Tからは、カットシートの給送経路が形成されている
が、該経路中には搬送ローラ10及びレジストローラ1
1が配置されており、これらのローラ10,11によっ
てカットシートが搬送されるようになっている。
【0007】なお、これらのローラ10,11の間には
連続紙も搬送されるようになっているが(詳細は後
述)、レジストローラ11には不図示のリリースレバー
が取り付けられており、該ローラ11の位置を変更でき
るようになっている。具体的には、カットシートの場合
には該レバーを操作してレジストローラ11を搬送ロー
ラ10に付勢させ、連続紙の場合には該付勢を解除する
ように構成されている。また、このリリースレバーの作
動状態は電気的に検出されるようになっており、カット
シート搬送モードであるか連続紙搬送モードであるかを
判別できるように構成されている。
【0008】さらに、搬送ローラ10の左方にはインク
ジェット記録部(画像記録部)Iが配置されている。こ
の記録部Iは、搬送されてきたシート材(単票紙又は連
続紙)に種々の画像を記録印字するキャリッジ21を備
えており、このキャリッジ21は、インクタンク20t
と、該インクタンク20tのインクを吐出するインクジ
ェット記録ヘッド20jとによって構成されている。ま
た、このキャリッジ21は、図1に示すように、ガイド
軸25に移動自在に支持されており、ベルト23を介し
て伝達されるキャリッジモータ22の駆動力によって、
連続紙並びに単票紙の幅方向に走査されるようになって
いる。
【0009】上述した搬送ローラ10には、紙押さえ板
12が板バネの弾性力によって付勢されており、シート
材に搬送力を与えて、該シート材をインクジェット記録
ヘッド20jとプラテン24との間に送り出すように構
成されている。
【0010】また、記録部Iの上方には、不図示の駆動
手段によって回転駆動されるアシストローラ13及び排
紙ローラ14がそれぞれ配置されており、各ローラ13
及び14には拍車13a,14aが押圧されて、シート
材を装置外部に排出するように構成されている。
【0011】一方、装置の側面には給紙口(連続紙供給
口)35が形成されて、連続紙を装置内部に供給できる
ようになっている。また、この給紙口35の内方にはピ
ントラクター3が配置されており、このピントラクター
3を連続紙のガイド穴(端縁に沿って一定のピッチで形
成された多数の孔部)に係合させた上で駆動することに
より、連続紙の搬送を行なうようになっている。なお、
連続紙は、搬送ローラ10とレジストローラ11との間
を通って記録部Iへ搬送されるが、この搬送は、リリー
スレバーによってレジストローラ11の搬送ローラ10
への付勢を解除した上で行うようになっている。また、
連続紙の搬送量は、ピントラクター3の回転量を基にし
て求めるようになっている。
【0012】次に、カットシートを用いる場合の作用に
ついて説明する。
【0013】いま、ASF2によって自動給紙を行なう
場合には、予め各ビン30a,30bにサイズの異なる
カットシートをセットしておき、リリースレバー(不図
示)を操作してレジストローラ11を搬送ローラ10に
付勢させておく。
【0014】そして、所定の操作を行うと、ビン30
a,30bに収納されているカットシートは、適宜ピッ
クアップローラ33a又は33bにより1枚づつ分離さ
れながら順次装置内部に供給され、さらに搬送ローラ1
0によって記録部Iまで搬送される。
【0015】この記録部Iにおいては、キャリッジ21
が走査されて、カットシートに種々の情報が印字され
る。なお、記録動作中におけるシートの搬送は、インク
ジェット記録ヘッド20jが1走査される毎に間欠的に
行われ、その搬送量は、一般的にインクジェット記録ヘ
ッド20jに設けられた複数のインク吐出口の上記カッ
トシートの搬送方向における配列長さに対応したものと
される。
【0016】さらに、カットシートは、アシストローラ
13及び排紙ローラ14の回転及びこれらに押圧される
それぞれの拍車13a,14aによって装置上方に順次
搬送される。
【0017】次に、連続紙を用いる場合の作用について
説明する。
【0018】連続紙を用いる場合は、給紙口35から連
続紙を挿入する。すると、連続紙はピントラクター3に
よって記録部Iまで搬送される。なお、レジストローラ
11は上述のリリースレバーによってその搬送ローラ1
0への付勢は解かれているため、連続紙はピントラクタ
ー3のみによって搬送される。そして、連続紙は、上述
のカットシートの場合と同様に、インクジェット記録ヘ
ッド20jの1走査毎の間欠的な搬送によって順次装置
上方へ搬送されこの間に記録がなされていく。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例においては、カットシートの搬送を搬送ローラ10
等で行うと共に連続紙の搬送をピントラクター3によっ
て行うように構成され、搬送機構が別々となっていたた
め、構造が複雑化してコストアップを招いてしまうとい
う問題があった。
【0020】そこで、本発明は、構造が簡単でコストも
低減される画像記録装置を提供することを目的とするも
のである。
【0021】また、本発明は、印字位置のズレを防止す
る画像記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0022】さらに、本発明は、連続紙の斜行を低減す
る画像記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0023】またさらに、本発明は、種々のサイズの連
続紙の使用が可能な画像記録装置を提供することを目的
とするものである。
【0024】また、本発明は、操作が簡単な画像記録装
置を提供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、複数枚の単票紙を装置内部に
順次供給する単票紙供給手段と、端縁に沿って一定のピ
ッチで形成された多数の孔部を有する連続紙を装置内部
に供給するための連続紙供給口と、単票紙又は連続紙に
種々の画像を記録する画像記録部と、を備えた画像記録
装置において、単票紙及び連続紙を前記画像記録部に搬
送する搬送手段と、前記孔部を検知する孔部検知手段
と、前記孔部をカウントする孔部カウント手段と、前記
搬送手段の駆動信号数をカウントする駆動信号カウント
手段と、該駆動信号カウント手段がカウントしたカウン
ト値を前記孔部検知手段からの信号に基づきリセットす
ると共に、該孔部カウント手段と駆動信号カウント手段
のカウント値に基づき連続紙の搬送量を判断する、こと
を特徴とする。
【0026】また、本発明は、キャリッジの走査範囲に
第1突起部を形成し、前記キャリッジに、前記第1突起
部を検知する突起部検知手段を搭載し、かつ、前記キャ
リッジが基準位置にある場合に、前記突起部検知手段が
前記第1突起部を検知して信号を出力する、ことを特徴
とする。
【0027】なお、以上構成に基づき、単票紙供給手段
によって単票紙を装置内部に供給すると、該単票紙は搬
送手段によって画像記録部に搬送され、該単票紙には画
像記録部によって種々の画像が記録される。また、連続
紙供給口から連続紙を装置内部に供給すると、該連続紙
もまた前記搬送手段によって画像記録部に搬送され、該
連続紙には画像記録部によって種々の画像が記録され
る。このように連続紙が供給される場合、前記搬送手段
の駆動信号数は孔部カウント手段と駆動信号カウント手
段によってカウントされ、そのカウント値に基づき連続
紙の搬送量が判断される。ここで、駆動信号カウント手
段のカウント値は、孔部検知手段からの信号に基づきリ
セットされる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。なお、図1及び図2に示す
ものと同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0029】まず、本発明の第1の実施の形態につい
て、図3乃至図8に沿って説明する。
【0030】図3は本実施の形態に係る画像記録装置の
構造を示す断面図である。この画像記録装置K2は、従
来例にて説明したピントラクター3(図2参照)を備え
ておらず、連続紙のインクジェット記録部(画像記録
部)Iへの搬送は、ピントラクターによらずカットシー
トと同様に搬送ローラ(搬送手段)10及びレジストロ
ーラ(搬送手段)11によって行われるように構成され
ている。
【0031】そして、ピントラクター3の配置されてい
た位置には該トラクター3の替わりに一対の搬送ガイド
(ガイド手段)5,6が配置されている。ここで、搬送
ガイド5,6について説明する。
【0032】これらの搬送ガイド5及び6は、連続紙の
両縁をガイドしてその斜行を防止するように所定距離離
間して配置されている。そして、一方の搬送ガイド5は
固定されて、キャリッジ走査方向の印字開始基準位置を
規定しており、他方の搬送ガイド6は、移動自在に支持
されて、使用する連続紙の幅に応じてガイド位置を調整
し得るように構成されている。
【0033】ここで、搬送ガイド5及び6の形状につい
て、図4に沿って説明する。なお、これらの搬送ガイド
5及び6は、固定或は移動自在の差はあるものの、共に
同一の形状をしているため、ここでは一方の搬送ガイド
5についてのみ説明する。
【0034】搬送ガイド5は、上壁部53と下壁部54
と縦壁部55とによって略コ字状に形成されて、他方の
搬送ガイド6の側に開口するスリット51を有してお
り、このスリット51を連続紙が通過する際に、縦壁部
55にて連続紙の端縁の位置決めを行なうようになって
いる。なお、該スリット51の上下幅は、連続紙搬送方
向の上流側の方が広くなるように形成されている(同図
(b) 参照)。
【0035】一方、いずれの搬送ガイド5及び6にも、
透過型の光学式センサー(孔部検知手段)5a及び6a
が組み込まれている。この光学式センサー5aは、LE
D等の発光素子5a1と、この発光素子5a1に対向す
るように配置されたフォトトランジスタ等の受光素子5
a2とによって構成されており、搬送される連続紙の端
縁のガイド穴に対応するように、発光素子5a1が上壁
部53に埋め込まれると共に受光素子5a2が下壁部5
4に埋め込まれている。そして、この受光素子5a2
は、発光素子5a1からの光が連続紙によって遮られる
ことでオフし、該光を受けることでオンするようになっ
ており(図6の符号P1参照)、このオン・オフの回数
をカウントすることにより、ガイド穴の通過数すなわち
連続紙の搬送量を把握できるようになっている。
【0036】なお、同図(b) 中の突起52は、他方の搬
送ガイド6には設けられていない部材であり、搬送ガイ
ド5を画像記録装置本体側に移動可能に保持するための
部材である。
【0037】また、上述した移動側の搬送ガイド6に、
バネ等で付勢されて突出される突起部を設け、この突起
部と連続紙側のガイド穴とを一致させることによって正
確かつ容易な位置設定を行うようにしてもよい。すなわ
ち、センサー位置(搬送ガイド位置)調整時には突起部
を突出させて、ガイド穴と一致させやすくし、突起部と
ガイド穴とが一致して搬送ガイド6の位置決めがなされ
た場合には、突起部を引っ込めるように構成しても良
い。
【0038】ところで、本実施の形態においては、記録
装置K2は図5に示す制御回路100によって制御され
るようになっている。
【0039】この制御回路100は、本装置全体の制御
を司るMPU101と、MPU101の動作を補助する
論理回路から形成されるゲートアレイ102と、MPU
101の処理実行にあたって画像データの格納場所を含
むワークエリアとして用いられるRAM104と、MP
U101の基本動作をするための処理手順、及び受信デ
ータを印字データに展開する際に必要なイメージデータ
を格納したROM103と、を備えている。
【0040】また、制御回路100は、APモータドラ
イバ117、LFモータドライバ118及びキャリッジ
モータドライバ119を介して、APモータ26、LF
モータ115及びキャリッジモータ22に接続されてお
り、これらのモータを制御するように構成されている。
ここで、LFモータ115は搬送ローラ系を駆動するた
めのモータであり、APモータ26は、ピックアップロ
ーラ33a,33bの駆動及び、インクジェット記録ヘ
ッド20jのノズルつまりを防ぐためのポンプ動作を行
うためのモータである。また、このLFモータ115の
駆動信号は、図6に符号P3で示すような形状をしてい
る。但し、この図では駆動信号P3のパルス数は、便宜
上実際のパルス数よりも少なく描かれており、実際に
は、連続紙が1/360inch送られる毎に1つのパ
ルスが出力され、光学式センサー5aの出力パルス間
(1/2inch)においては約180個のパルスが出
力される。
【0041】さらに、制御回路100は、種々の操作キ
ーを有する操作パネル109に接続されている。またさ
らに、この制御回路100には電源ユニット106が接
続されて、電力が供給されるようになっている。
【0042】一方、図中の符号110は、シート材の搬
送経路中に配置される接触型の紙エンドセンサー(以
下、“PEセンサー”とする)であり、搬送経路中にお
けるシート材の有無、並びにシート材の残量を検知する
ようになっている。なお、このPEセンサー110は、
図6の符号P2で示すような信号を出力する。また、図
中の符号111は、PEセンサー110と同等の機構の
センサーであって、より紙幅の大きなシート材がセット
された際に動作するようになっている。
【0043】また一方、上述したゲートアレイ102
は、図7に詳示するように、光学式センサー5aのパル
ス出力をカウントするカウンター102gを有してお
り、また、LFモータ115の駆動信号数(搬送手段の
駆動信号数)をカウントするカウンター(駆動信号カウ
ント手段)102hや、光学式センサー6aのパルス出
力をカウントするカウンター102iを有している。さ
らに、光学式センサー5a及び6aは信号ライン102
c,102eを介してタイミング検出器102jに接続
されており、このタイミング検出器102jによって光
学式センサー5a、6aの信号タイミングずれを検出す
るようになっている。またさらに、ゲートアレイ102
はレジスタ102bを有しており、PEセンサー110
の出力をトリガとして、カウンター102gのカウント
値を保持するようになっている。
【0044】また、これらのカウンター102g等はバ
ス102aに接続されており、MPU101が必要に応
じてこれらのカウント値を読み出すようになっている。
【0045】次に、本実施の形態の作用を、図8に沿っ
て説明する。
【0046】いま、ユーザーが操作パネル109によっ
て給紙操作を行うか(ステップS1)、或は記録データ
が制御回路100に送られてくると、LFモータ115
が駆動されて搬送ローラ系が回転駆動される(ステップ
S2)。これにより、給紙動作が開始される。
【0047】次に、PEセンサー110からの入力の有
無を判断し、該入力があってシート材の搬送を確認した
場合には、さらに、それまでの搬送において光学式セン
サー5aのパルス出力があったかどうかを確認する(ス
テップS4)。
【0048】そして、光学式センサー5aのパルス出力
が確認された場合には、搬送されているシート材が連続
紙であると判断し、記録動作における搬送管理を後述の
連続紙モードにセットして各種制御を行う(ステップS
5)。また、光学式センサー5aのパルス出力が確認さ
れなかった場合には、搬送されているシート材がカット
シートであると判断し、記録動作における搬送管理を後
述のカットシートモードにセットして各種制御を行う
(ステップS11)。
【0049】そして、連続紙モード或はカットシートモ
ードのいずれのモードにおいても、記録部Iにおいて記
録動作を行う(ステップS7)。なお、キャリッジ21
の動作タイミングは、PEセンサー110がシート材の
先端を検知したタイミングとLFモータ115の駆動信
号数とを考慮して定められ、シート材における搬送方向
印字開始位置が適正となるように制御される。また、カ
ットシートに印字を行なう場合であって、規定量以上の
搬送を行ってもPEセンサー110の出力に変化がない
場合には、紙ジャム等何らかの障害が発生し正しい搬送
が行われていないものと判断し、印字動作を中止すると
共にエラー表示を行う。
【0050】一方、上述のステップS3において、PE
センサー110の入力が確認できなかった場合には、A
Pモータ26を規定量駆動してASF(単票紙供給手
段)2からのカットシート供給を行い(ステップS
8)、その後再度LFモータ115を駆動して給紙動作
を行う(ステップS9)。
【0051】そして、再度PEセンサー110からの入
力の有無を判断し(ステップS10)、PEセンサー1
10からの入力によって給紙が確認されるとカットシー
トモードにセットし(ステップS11)、上述と同様に
記録部Iにおいて記録動作を行う(ステップS7)。ま
た、上述のステップS10においてPEセンサー110
からの入力が確認されない場合には(ステップS1
0)、ビン30a,30bにカットシートが残っていな
いと判断してその旨のエラー表示を行う(ステップS1
2)。
【0052】ここで、連続紙モードにおける搬送管理に
ついて説明する。
【0053】この連続紙モードにおいては、光学式セン
サー5aからのパルス信号P1を検知すると、光学式セ
ンサー5a,…が出力するパルス信号P1を、カウンタ
ー102g,…によってカウントする。また、カウンタ
ー102hは、駆動信号P3(LFモータ115に入力
される駆動信号P3)のカウントを開始し、連続紙の搬
送量は、カウンター102gとカウンター102hのカ
ウント値によって管理されることとなる。なお、このカ
ウンター102hのカウント値は光学式センサー5aか
らの出力信号に基づきリセットされる(ステップS1
3)。例えば、連続紙の搬送ガイド穴は通常1/2in
chピッチで設けられており、連続紙の1頁の長さは1
1inchであるが、その場合には、22個のガイド穴
をカウントすれば丁度1ページ分の搬送が行われたこと
になり、この関係を利用して種々の制御が行われる。
【0054】また、連続紙の搬送が終了し、新しいシー
ト材が供給されてPEセンサー110からの信号が入力
されると、(ステップS14)、上述したカウンター1
02hのカウント値はレジスタ102bに保持される。
そして、レジスタ102bの値はMPU101に読み込
まれ、光学式センサー5aの出力と併せて、印字開始位
置を制御する目的で、次に新しいシート材がセットし直
されるまで保存される。
【0055】なお、ステップS13〜S15までは、ゲ
ートアレイ102内に構成された論理回路によって制御
される。
【0056】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0057】本実施の形態によれば、カットシート及び
連続紙の記録部Iへの搬送を共通の搬送ローラ10等に
よって行うようにしたため、従来のようにカットシート
及び連続紙の搬送を別々の手段(搬送ローラ10及びピ
ントラクター3)にて行う場合に比べて装置の構造が簡
単となり、コストも低減される。
【0058】ところで、搬送ローラ10等による搬送
は、シート材との間に発生させた押圧力によって行なう
ものであることから、ローラ10とシート材との間に滑
りが生じやすい。したがって、シート材の搬送管理をL
Fモータ115の駆動信号数をカウントすることのみで
行ったのでは、該カウントによって求めた搬送量と実際
の搬送量との間にズレが生じ易い。このようなズレは、
搬送ローラ10が適正な径でない場合にも生ずる。この
ズレは、搬送方向長さの短いカットシートに印字を行う
場合にはほとんど問題にならないが、連続紙に印字を行
う場合には、ズレが累積されて適正位置への印字ができ
なくなってしまうという問題が生ずる。そして、適正位
置への印字を行うには、印字を一旦停止して連続紙の位
置を調整したり、印字位置の補正を行う必要があった。
【0059】また、連続紙のガイド穴ピッチは通常1/
2inchピッチであり、このガイド穴を光学式センサ
ー5aにて検知することのみでは搬送量管理は不十分で
あった。
【0060】しかし、本実施の形態によれば、LFモー
タ115の駆動信号数をカウントすることによって連続
紙の搬送量管理を行うものの、該カウント値は、光学式
センサー5aの出力毎にリセットされるようになってい
る。したがって、上述のようなズレは累積されず、適正
位置への印字が可能となる。
【0061】一方、連続紙の両端縁を搬送ガイド5,6
によってガイドするようにしているため、連続紙の斜行
を低減することができる。
【0062】また、一方の搬送ガイド6を移動自在に支
持しているため、種々のサイズの連続紙のガイドが可能
となる。
【0063】さらに、各搬送ガイド5,6に光学式セン
サー5a,6aを組み込んでいるため、搬送ガイド6の
位置調整を行うだけでセンサー6aの位置調整も完了
し、その操作が簡単となる。
【0064】ついで、本発明の第2の実施の形態につい
て、図9に沿って説明する。なお、図5に示すものと同
一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0065】上述のように走査されるキャリッジ21は
基準位置(以下、“ホームポジション”とする)を有す
るが、装置本体側(キャリッジ21の走査範囲)には突
起部(第1突起部)7を設けると共にキャリッジ21側
にはホームポジションセンサー107(突起部検知手
段。以下、“HPセンサー107”とする)を設けて、
HPセンサー107が突起部7を検出することによりそ
のホームポジションを決定するようになっている。そし
て、電源がオンされた場合に、キャリッジ21の予備ス
キヤンを行なうと共に、該予備スキャンにてホームポジ
ションを決定し、以降、そのホームポジションを基準と
して走査するように構成されている。
【0066】また、搬送ガイド6は、上述のように連続
紙幅方向に移動自在であるが、このガイド6と連動して
移動するように構成された突起部(第2突起部)7aが
HPセンサー107の検知領域(キャリッジ21の走査
範囲)に設けられている。そして、HPセンサー107
がこの突起部7aの位置を検知することに基づき、搬送
ガイド6の位置(すなわち、連続紙の幅)を検出するよ
うに構成されている。なお、突起部7aは、搬送ガイド
6と一体的に(搬送ガイド6を延長して)形成してもよ
いが、搬送ガイド6とは別体に形成して該ガイド6とベ
ルト等によって連結するようにしてもよい。
【0067】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0068】本実施の形態によれば、キャリッジ21の
走査範囲に突起部7を形成し、キャリッジ21に、突起
部7を検知するHPセンサー107を搭載し、かつ、キ
ャリッジ21がホームポジションにある場合に、HPセ
ンサー107が突起部7を検知して信号を出力するよう
にしているため、ホームポジションを確認できる。キャ
リッジ21の走査方向に対する制御はホームポジション
を基準にして行われる。
【0069】また、キャリッジ21の走査範囲に、搬送
ガイド6と連動して移動する突起部7aを形成し、か
つ、HPセンサー107が突起部7aを検知することに
より搬送ガイド6の位置を検知するようにしているた
め、シート材の走査方向の幅が検出可能となり、連続紙
やカットシート以外の部分(すなわち、装置本体)に印
字を行なってそれを汚してしまうことを防止できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単票紙及び連続紙の画像記録部への搬送を共通の搬送手
段によって行うようにしたため、単票紙及び連続紙の搬
送を別々の手段にて行う場合に比べて装置の構造が簡単
となり、コストも低減される。
【0071】ところで、このような搬送手段としてロー
ラを用いた場合には、該ローラとシート材との間に滑り
が生じやすい。したがって、シート材の搬送量管理を、
該搬送手段の駆動信号数をカウントすることのみによっ
て行ったのでは、該カウントによって求めた搬送量と実
際の搬送量との間にズレが生じ易い。このようなズレ
は、搬送方向長さの短い単票紙に印字を行う場合にはほ
とんど問題にならないが、連続紙に印字を行う場合に
は、ズレが累積されて適正位置への印字ができなくなっ
てしまうという問題が生ずる。そして、適正位置への印
字を行うには、印字を一旦停止して連続紙の位置を調整
したり、印字位置の補正を行う必要があった。
【0072】しかし、本発明によれば、搬送手段の駆動
信号数と連続紙の孔部をカウントすることによって連続
紙の搬送量管理を行うものの、該カウント値は、孔部検
知手段からの信号に基づきリセットされるようになって
いる。したがって、上述のようなズレは累積されず、適
正位置への印字が可能となる。
【0073】またさらに、連続紙の両端縁をガイド手段
によってガイドするようにした場合には、連続紙の斜行
を低減することができる。
【0074】また、一対のガイド手段のうちの少なくと
も一方を移動自在に支持した場合には、種々のサイズの
連続紙のガイドが可能となる。
【0075】さらに、前記光学式センサーをそれぞれの
ガイド手段に取り付けた場合には、搬送ガイドの位置調
整を行うだけでセンサーの位置調整も完了し、その操作
が簡単となる。
【0076】また、前記キャリッジの走査範囲に、前記
ガイド手段と連動して移動する第2突起部を形成し、か
つ、前記センサーが前記第2突起部を検知することによ
り前記ガイド手段の位置を検知するようにした場合に
は、より確実に印字位置を制御でき、連続紙や単票紙以
外の部分(すなわち、装置本体)に印字を行なってそれ
を汚してしまうことを防止できる。
【0077】さらに、前記孔部検知手段が前記孔部を検
知した場合には、搬送するシート材が連続紙であると判
断して各種制御を行い、かつ、前記孔部を検知しない場
合には、搬送するシート材が単票紙であると判断して各
種制御を行うことで、連続紙・単票紙のいずれについて
も適正な搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット画像記録装置の構造を示す図。
【図2】従来の画像記録装置の構造を説明するための断
面図。
【図3】第1の実施の形態に係る画像記録装置の構造を
説明するための断面図。
【図4】搬送ガイド等の詳細構造を説明するための図。
【図5】制御回路の構成を示すブロック図。
【図6】光学式センサーの出力信号等を説明するための
図。
【図7】ゲートアレイの詳細構成を説明するためのブロ
ック図。
【図8】第1の実施の形態に係る画像記録装置の作用を
説明するためのフローチャート図。
【図9】第2の実施の形態における制御回路の構成を説
明するための図。
【符号の説明】
2 自動給紙ユニット(単票紙供給手段) 5,6 搬送ガイド(ガイド手段) 5a,6a 光学式センサー(孔部検知手段) 7 突起部(第1突起部) 7a 突起部(第2突起部) 10 搬送ローラ(搬送手段) 11 レジストローラ(搬送手段) 21 キャリッジ 35 給紙口(連続紙供給口) 102h カウンター(駆動信号カウント手段) 107 ホームポジションセンサー(突起部検知手
段) I インクジェット記録部(画像記録部) K1 インクジェット画像記録装置 K2 インクジェット画像記録装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65H 23/188 B65H 23/188 Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の単票紙を装置内部に順次供給す
    る単票紙供給手段と、端縁に沿って一定のピッチで形成
    された多数の孔部を有する連続紙を装置内部に供給する
    ための連続紙供給口と、単票紙又は連続紙に種々の画像
    を記録する画像記録部と、を備えた画像記録装置におい
    て、 単票紙及び連続紙を前記画像記録部に搬送する搬送手段
    と、 前記孔部を検知する孔部検知手段と、 前記搬送手段の駆動信号数をカウントする駆動信号カウ
    ント手段と、 該駆動信号カウント手段がカウントしたカウント値を前
    記孔部検知手段からの信号に基づきリセットすると共
    に、該カウント値に基づき連続紙の搬送量を判断する、 ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記孔部検知手段が、連続紙の端縁に対
    向するように配置された光学式センサーである、 ことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記連続紙の両端縁をガイドする一対の
    ガイド手段を備え、かつ、 これらのガイド手段によって連続紙の斜行を防止する、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記一対のガイド手段のうちの少なくと
    も一方が移動自在に支持されて、種々のサイズの連続紙
    のガイドを可能とした、 ことを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記孔部が連続紙の両端縁に沿って配置
    され、 前記孔部検知手段が、前記ガイド手段にそれぞれ取り付
    けた一対の光学式センサーである、 ことを特徴とする請求項3又は4記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記孔部検知手段が前記孔部を検知した
    場合には、搬送するシート材が連続紙であると判断して
    各種制御を行い、かつ、 前記孔部を検知しない場合には、搬送するシート材が単
    票紙であると判断して各種制御を行う、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の
    画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記画像記録部が、インクを吐出すると
    共に連続紙並びに単票紙の幅方向に走査されるキャリッ
    ジを有する、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の
    画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記キャリッジの走査範囲に第1突起部
    を形成し、 前記キャリッジに、前記第1突起部を検知する突起部検
    知手段を搭載し、かつ、 前記キャリッジが基準位置にある場合に、前記突起部検
    知手段が前記第1突起部を検知して信号を出力する、 ことを特徴とする請求項7記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記キャリッジの走査範囲に、前記ガイ
    ド手段と連動して移動する第2突起部を形成し、かつ、 前記突起部検知手段が前記第2突起部を検知することに
    より前記ガイド手段の位置を検知する、 ことを特徴とする請求項8記載の画像記録装置。
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