JP2000168180A - ラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙 - Google Patents

ラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙

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JP2000168180A
JP2000168180A JP10349116A JP34911698A JP2000168180A JP 2000168180 A JP2000168180 A JP 2000168180A JP 10349116 A JP10349116 A JP 10349116A JP 34911698 A JP34911698 A JP 34911698A JP 2000168180 A JP2000168180 A JP 2000168180A
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mark
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magnetic
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Shinsuke Murata
新助 村田
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Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適正ラベルの自動判別を行い、しかもラベル
プリンタの誤作動を防止する。 【解決手段】 帯状台紙8の背面側にラベル11に対応
させて付された磁気兼検出マーク9aを、検出マークセ
ンサ7及び磁気センサ6によって検出するとともに、不
適正ラベルと判定された場合には、帯状台紙8の搬送を
停止させるか、あるいはエラー表示を行わせるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルを仮着する
帯状台紙の背面に付したたとえば磁気兼検出マークを検
出するラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台
紙に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラベルプリンタに使用される
ラベルは、帯状台紙の表面に一定の間隔で仮着されてい
る。また、帯状台紙の背面には、検出マークが付されて
いる。検出マークは、ラベルプリンタのサーマルヘッド
側に移送される途中、検出マークセンサによって検出さ
れる。検出マークセンサによる検出マークの検出によ
り、ラベルに対する印字位置が把握され、それぞれのラ
ベルにバーコードや文字等の情報の印字が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したラ
ベルは、通常、ラベルプリンタの仕様に合ったものが使
用されている。これは、ラベルプリンタの誤作動等を防
止するためである。ところが、帯状台紙の表面に仮着さ
れるラベルには、貼着対象となる商品に応じて長さや幅
寸法の異なるものが種々用意されている。
【0004】このため、単に、帯状台紙の背面に付され
ている検出マークを検出マークセンサによって検出する
方式をとると、貼着対象となる商品に応じたラベルがラ
ベルプリンタにセットされているか否かの自動判別を行
うことができない。この場合、作業者の目視確認が必要
となる。また、ラベルプリンタに適さないラベルがセッ
トされた場合、ラベルプリンタに誤作動が生じるおそれ
もある。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、適正ラベルの自動判別を行うことがで
き、しかもラベルプリンタの誤作動を防止することがで
きるラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙
を提供することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のラベル
識別装置は、帯状台紙の表面側に仮着されている複数の
ラベルを識別するラベル識別装置であって、帯状台紙の
背面側に付された磁気鉄粉を含有するマークを検出する
検出手段と、検出手段の検出結果から、適正ラベルか否
かを判定するラベル適正判定手段とを備えることを特徴
とする。また、マークは、ラベルの印字位置を検出する
ための検出マークと、検出マークに対して所定のピッチ
で付された磁気マークとからなるようにすることができ
る。また、検出手段は、検出マークを検出する検出マー
クセンサと、磁気マークを検出する磁気センサとからな
るようにすることができる。また、検出マーク及び磁気
マークは、帯状台紙の搬送方向に対し同一位置に付され
ているようにすることができる。請求項5に記載のラベ
ル識別方法は、ラベル搬送系によって搬送されるラベル
を識別するラベル識別方法であって、帯状台紙の背面側
にラベルに対応させて付された磁気鉄粉を含有するマー
クを検出する第1の工程と、検出結果から、適正ラベル
か否かを判定する第2の工程とを備えることを特徴とす
る。また、第2の工程には、磁気鉄粉を含有するマーク
が検出されなかったとき、不適正ラベルと判定する工程
が含まれるようにすることができる。また、第1の工程
には、ラベルの印字位置を検出するための検出マーク
と、検出マークに対して所定のピッチで付された磁気マ
ークとを検出する第3の工程が含まれるようにすること
ができる。また、第3の工程には、ラベル搬送系のステ
ッピングモータのステップ数を換算して検出マークと磁
気マークとのピッチを判定する工程が含まれるようにす
ることができる。また、第2の工程には、検出マークと
磁気マークとのピッチの判定の結果、不適正ラベルと判
定された場合には、帯状台紙の搬送を停止させる工程が
含まれるようにすることができる。また、第2の工程に
は、検出マークと磁気マークとのピッチの判定の結果、
不適正ラベルと判定された場合には、エラー表示を行わ
せる工程が含まれるようにすることができる。また、第
2の工程には、磁気マークの検出カウント値に基づい
て、磁気マークが適切に検出されたか否かの判定を行う
工程が含まれるようにすることができる。請求項12に
記載の帯状台紙は、ラベルプリンタにより印刷される複
数のラベルが表面側に仮着された帯状台紙であって、背
面側に所定間隔をおいて磁気鉄粉が含有されたマークが
付されていることを特徴とする。本発明に係るラベル識
別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙においては、
帯状台紙の背面側にラベルに対応させて付されたマーク
を、検出手段によって検出するとともに、ラベル適正判
定手段によって不適正ラベルと判定された場合には、帯
状台紙の搬送を停止させるか、あるいはエラー表示を行
わせる。また、マークの検出カウント値に基づいて、マ
ークが適切に検出されたか否かの判定を行うことで、ノ
イズによる誤検出を防止する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0008】(第1の実施の形態)図1は、本発明のラ
ベル識別装置に係るラベルプリンタの要部を示す斜視
図、図2は、図1のラベルプリンタにセットされる帯状
台紙の背面側を示す図、図3は、図1のラベル識別装置
を示す模式図、図4は、図1のラベルプリンタの制御系
を示すブロック図、図5は、図4のラベル適正判定回路
の内部構成を示す図、図6は、図1のラベル識別装置の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0009】図1において、ラベルプリンタ1のプリン
タ本体2には、支持機構3によってプラテン4に対し接
離自在に支持されたサーマルヘッド5が設けられてい
る。プラテン4の手前側には、磁気センサ6及び検出マ
ークセンサ7が配設されている。検出マークセンサ7と
しては、反射型センサを用いることができる。
【0010】なお、本実施の形態では、検出マークセン
サ7に対して磁気センサ6をプラテン4側に寄せた位置
に配設した場合を示しているが、検出マークセンサ7を
プラテン4側に寄せた位置に配設することもできる。サ
ーマルヘッド5とプラテン4との間には、複数のラベル
を仮着している帯状台紙8が挿通されている。
【0011】帯状台紙8の背面側には、図2に示すよう
に、磁気鉄粉を含有した磁気兼検出マーク9aが付され
ている。帯状台紙8の表面側には、複数のラベル11が
仮着されている。本実施の形態では、それぞれのラベル
11の一端が磁気兼検出マーク9aに一致させて仮着さ
れている。これにより、各ラベル11間のピッチが等間
隔となっている。なお、図3中、符号12は帯状台紙8
を巻回したロールを示している。
【0012】ラベルプリンタの制御系は、図4に示す通
りである。
【0013】図4に示すように、制御系は、CPU1
3、RAM14、ROM15、モータ制御回路16、サ
ーマルヘッド制御回路17、検出マーク検出回路18、
磁気センサ検出回路19、ラベル/リボン切れ検出回路
20、液晶表示回路21、キー入力回路22、ラベル適
正判定回路23を備えている。これら各構成要素は、I
/Oバス24を介して接続されている。
【0014】モータ制御回路16、サーマルヘッド制御
回路17、検出マーク検出回路18、磁気センサ検出回
路19、ラベル/リボン切れ検出回路20、液晶表示回
路21、キー入力回路22及びラベル適正判定回路23
のそれぞれの動作は、CPU13によって制御される。
【0015】なお、これらの構成要素のうち、本実施の
形態のラベル識別装置は、磁気センサ6、検出マークセ
ンサ7、ラベル適正判定回路23によって構成されてい
る。
【0016】RAM14には、磁気検出カウンタ、モー
タ制御データ、印字データ、検出マーク検出データ、磁
気検出データ、ラベル/リボン検出データ、液晶メッセ
ージバッファ、キー入力データバッファが格納される。
ROM15には、制御プログラム、各種データ、表示系
データ、定数、ラベル判定プログラムが格納されてい
る。
【0017】モータ制御回路16は、RAM14のモー
タ制御データに基づいて、ステッピングモータを有する
ラベル搬送系25の搬送速度を制御する。サーマルヘッ
ド制御回路17は、RAM14の印字データに基づい
て、サーマルヘッド5の印字動作を制御する。検出マー
ク検出回路18は、検出マークセンサ7による磁気兼検
出マーク9aの検出結果を電気信号に変換して出力す
る。磁気センサ検出回路19は、磁気センサ6による磁
気兼検出マーク9aの検出結果を電気信号に変換して出
力する。
【0018】ラベル/リボン切れ検出回路20は、検出
センサ26による帯状台紙8の切れの検出した結果を電
気信号に変換して出力する。液晶表示回路21は、液晶
表示器27に対して、たとえばラベル11が不適切であ
る等のメッセージを表示させる。キー入力回路22は、
キーパネル28からのキー入力を受付ける。ラベル適正
判定回路23は、磁気センサ6及び検出マークセンサ7
による検出結果に基づき、適正ラベルか否かを判定す
る。
【0019】また、ラベル適正判定回路23には、図5
に示すように、検出マークメモリ23a、AND回路2
3c及び磁気検出カウンタ23dが設けられている。検
出マークメモリ23aは、たとえばフリップフロップを
用いることができる。検出マークメモリ23aは、検出
マークセンサ7の検出結果を保持する。AND回路23
cは、検出マークメモリ23aに検出マークセンサ7の
検出結果が保持されている間、磁気センサ6の検出結果
を出力する。磁気検出カウンタ23dは、カウント値が
所定数以上のとき、CPU13に対して磁気兼検出マー
ク9aを正常に読みとれたことを示す信号を出力する。
【0020】次に、本実施の形態のラベル識別装置によ
るラベル識別方法を、図6を用いて説明する。
【0021】まず、帯状台紙8がラベル搬送系25によ
り、サーマルヘッド5とプラテン4との間に向けて搬送
される。このとき、図5のラベル適正判定回路23の磁
気検出カウンタ23dのカウント値がクリアされた後
(ステップ601)、ヘッド制御処理が行われる(ステ
ップ602)。ここでの処理は、図4のサーマルヘッド
5へラベル11に印字すべき印字データを1行分転送す
ることである。またここでは、ストローブをONするこ
とにより、そのストローブ時間だけサーマルヘッド5に
熱が発生し、ラベル11への印字が行われる。
【0022】次いで、用紙ピッチセンサ処理が行われる
(ステップ603)。ここでは、磁気センサ6及び検出
マークセンサ7が図3のようにL1 の間隔をもって配設
されているため、検出マークセンサ7により磁気兼検出
マーク9aが検出されると、磁気を検出すべくラベル搬
送系25により、距離L1 離れた磁気センサ6側へと帯
状台紙8を搬送する。
【0023】そして、磁気センサ6によって磁気兼検出
マーク9aが検出されると、磁気センサ処理が行われる
(ステップ604)。ここでは、図示しないA/Dコン
バータの起動により、磁気センサ6による磁気兼検出マ
ーク9aの検出信号がデジタルに変換されて図5のラベ
ル適正判定回路23の検出マークメモリ23aに取込ま
れる(ステップ605,606)。
【0024】また、磁気兼検出マーク9aの検出信号が
取込まれると、図5のAND回路23cから磁気検出カ
ウンタ23dへ磁気センサ6の検出結果が出力される。
そして、磁気検出カウンタ23dがカウント動作を行う
(ステップ607,608)。ここでのカウント値は、
磁気兼検出マーク9aの幅を図4のラベル搬送系25の
ステッピングモータによる1ステップの移動量で割った
ステップ数に相当する。
【0025】磁気検出カウンタ23dによるカウント動
作が終了すると、ラベル11の1枚分に対して印字が完
了するまでステッピングーモータの駆動により、搬送動
作が行われる(ステップ609,610)。
【0026】ラベル11の搬送が終了すると、適正なカ
ウント値が得られたか否かが判定される(ステップ61
1)。なお、ここでのカウント値は、ステッピングモー
タのステップ数に相当する値以下の適正な値であっても
よい。適正なカウント値が得られなければ、ノイズによ
る誤検出であると判定される。ここで、カウント値が所
定値nに達しないことにより適正でないと判定された場
合、図4のラベル適正判定回路23からエラー信号がI
/Oバス24に出力され、エラー処理に移行する。
【0027】エラー処理においては、図4の液晶表示回
路21により液晶表示器27にラベルが不適切である等
のエラーが表示される(ステップ612)。この場合、
サーマルヘッド制御回路17による制御により、サーマ
ルヘッド5によってラベル11にエラー内容を印字する
こともできる。エラー表示が行われた後、図4のCPU
13によって、モータ制御回路16、サーマルヘッド制
御回路17、検出マーク検出回路18、磁気センサ検出
回路19、ラベル/リボン切れ検出回路20、液晶表示
回路21、キー入力回路22及びラベル適正判定回路2
3の動作が停止される(ステップ613)。
【0028】なお、(ステップ613)にて、停止され
たモータ制御回路16、サーマルヘッド制御回路17、
検出マーク検出回路18、磁気センサ検出回路19、ラ
ベル/リボン切れ検出回路20、液晶表示回路21、キ
ー入力回路22及びラベル適正判定回路23の動作は、
電源を再度投入するか、リセットボタンを操作してCP
U13を再起動させることにより、再動作可能となる。
【0029】このように、第1の実施の形態では、帯状
台紙8の背面側にラベル11に対応させて付された磁気
兼検出マーク9aを、検出マークセンサ7及び磁気セン
サ6によって検出するとともに、ラベル適正判定回路2
3の磁気検出カウンタ23dのカウンタ値が所定値に達
しない場合には、誤検出であるとしてエラー処理を行わ
せるようにした。
【0030】これらの処理によって、不適正ラベルと判
定された場合には、帯状台紙8の搬送を停止させるか、
あるいはエラー表示を行わせるようにしたので、適正ラ
ベルの自動判別を行うことができ、しかもラベルプリン
タの誤作動を防止することができる。また、磁気マーク
の検出カウント値に基づいて、磁気マークが適切に検出
されたか否かの判定を行うことで、ノイズによる誤検出
を防止することができる。
【0031】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、図7に示すように、帯状台紙8の背面側に磁気マー
ク9と検出マーク10とが付されている。磁気マーク9
と検出マーク10とは、ラベル搬送方向(図中矢印方
向)において、互いに重ならないように付されている。
これは、検出マークセンサ7による磁気マーク9の誤検
出を防止するためである。磁気マーク9と検出マーク1
0とのピッチは、Lとされている。ここでのピッチL
は、後述のラベル11のサイズ等によって設定されたも
のである。
【0032】次に、第2の実施の形態によるラベル識別
方法を、図8を用いて説明する。なお、図8に示すフロ
ーにおいて、図6のフローと共通するステップには、同
一ステップ番号を付し重複する説明を省略する。
【0033】図8に示すフローにおいては、(ステップ
611)のピッチ判定処理が追加されている。これは、
磁気マーク9と検出マーク10を別個に設けたことによ
るものである。また、磁気マーク9及び検出マーク10
のピッチLは、ラベル11のサイズに対応させて設定す
ることも可能である。
【0034】すなわち、(ステップ602)においてラ
ベル11への印字が行われた後、用紙ピッチセンサ処理
が行われる(ステップ603)。ここでは、図3の磁気
センサ6及び検出マークセンサ7の間隔L1が、図2の
磁気マーク9及び検出マーク10のピッチLより広くな
っている。このため、磁気マーク9及び検出マーク10
のうち、検出マーク10が検出マークセンサ7によって
先に検出されることになる。検出マーク10が検出され
た後、上述した磁気センサ処理が行われる(ステップ6
04)。
【0035】磁気センサ処理が終了すると、ラベル11
の1枚分に対して印字が完了するまでステッピングーモ
ータの駆動により、搬送動作が行われる(ステップ60
9,610)。ラベル11の搬送が終了すると、磁気マ
ーク9と検出マーク10のピッチ判定が行われる(ステ
ップ611)。この判定は、図4のラベル適正判定回路
23が行う。磁気マーク9と検出マーク10のピッチ判
定に際しては、上述したように、図4のラベル搬送系2
5に設けられているステッピングモータのステップ数を
換算することで、ピッチLの検出を行うことができる。
【0036】ここで、検出マークセンサ7により検出マ
ーク10が検出されなかった場合やピッチLが適正でな
かった場合、また(ステップ612)にてカウント値が
所定値nに達しないことにより適正でないと判定された
場合、図4のラベル適正判定回路23からエラー信号が
I/Oバス24に出力される。
【0037】以降、上述したように、(ステップ60
9,610)での通常処理、又は(ステップ613,6
14)でのエラー処理が行われる。
【0038】このように、第2の実施の形態では、帯状
台紙8の背面側にラベル11に対応させて付された磁気
マーク9と検出マーク10とを、検出マークセンサ7及
び磁気センサ6によって検出するとともに、ステッピン
グモータのステップ数を換算して検出マーク10と磁気
マーク9とのピッチLを判定した。不適正ラベルと判定
された場合には、帯状台紙8の搬送を停止させるか、あ
るいはエラー表示を行わせるようにしたので、適正ラベ
ルの自動判別を行うことができる。
【0039】(第3の実施の形態)図9は、本発明のラ
ベル識別装置の第3の実施の形態に係る帯状台紙8の背
面側を示す図である。第3の実施の形態では、磁気マー
ク9と検出マーク10とが搬送方向において、同一位置
に付されている。磁気マーク9と検出マーク10との位
置は、逆であってもよい。何れにしても、磁気マーク9
及び検出マーク10に対応する位置に、磁気センサ6及
び検出マークセンサ7を設ければよい。
【0040】このように、磁気マーク9と検出マーク1
0とを搬送方向において同一位置に付すことにより、磁
気センサ6及び検出マークセンサ7による検出が同時に
行われるため、図8の(ステップ611)におけるピッ
チ判定処理が不要となり、処理手順の簡素化が図れると
ともに、小さなサイズ(搬送方向に対する長さが短い)
ラベルにも適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るラベル識別装置
及びラベル識別方法並びに帯状台紙によれば、帯状台紙
の背面側にラベルに対応させて付されたマークを、検出
手段によって検出するとともに、ラベル適正判定手段に
よって不適正ラベルと判定された場合には、帯状台紙の
搬送を停止させるか、あるいはエラー表示を行わせるよ
うにしたので、適正ラベルの自動判別を行うことがで
き、しかもラベルプリンタの誤作動を防止することがで
きる。また、マークの検出カウント値に基づいて、マー
クが適切に検出されたか否かの判定を行うことで、ノイ
ズによる誤検出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル識別装置に係るラベルプリンタ
の要部を示す斜視図である。
【図2】図1のラベルプリンタにセットされる帯状台紙
の背面側を示す図である。
【図3】図1のラベル識別装置を示す模式図である。
【図4】図1のラベルプリンタの制御系を示すブロック
図である。
【図5】図4のラベル適正判定回路の内部構成を示す図
である。
【図6】図1のラベル識別装置の動作を説明するための
フローチャートである。
【図7】本発明のラベル識別装置の第2の実施の形態に
係る帯状台紙の背面側を示す図である。
【図8】図7のラベル識別装置の動作を説明するための
フローチャートである。
【図9】本発明のラベル識別装置の第3の実施の形態に
係る帯状台紙の背面側を示す図である。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ 2 プリンタ本体 4 プラテン 5 サーマルヘッド 6 磁気センサ 7 検出マークセンサ 8 帯状台紙 9 磁気マーク 9a 磁気兼検出マーク 10 検出マーク 11 ラベル 12 ロール 23 ラベル適正判定回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状台紙の表面側に仮着されている複数
    のラベルを識別するラベル識別装置であって、 前記帯状台紙の背面側に付された磁気鉄粉を含有するマ
    ークを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果から、適正ラベルか否かを判定
    するラベル適正判定手段とを備えることを特徴とするラ
    ベル識別装置。
  2. 【請求項2】 前記マークは、前記ラベルの印字位置を
    検出するための検出マークと、前記検出マークに対して
    所定のピッチで付された磁気マークとからなることを特
    徴とする請求項1に記載のラベル識別装置及。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記検出マークを検出
    する検出マークセンサと、前記磁気マークを検出する磁
    気センサとからなることを特徴とする請求項1に記載の
    ラベル識別装置。
  4. 【請求項4】 前記検出マーク及び磁気マークは、前記
    帯状台紙の搬送方向に対し同一位置に付されていること
    を特徴とする請求項1に記載のラベル識別装置。
  5. 【請求項5】 ラベル搬送系によって搬送されるラベル
    を識別するラベル識別方法であって、 前記帯状台紙の背面側に前記ラベルに対応させて付され
    た磁気鉄粉を含有するマークを検出する第1の工程と、 前記検出結果から、適正ラベルか否かを判定する第2の
    工程とを備えることを特徴とするラベル識別方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の工程には、前記磁気鉄粉を含
    有するマークが検出されなかったとき、不適正ラベルと
    判定する工程が含まれることを特徴とする請求項5に記
    載のラベル識別方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の工程には、前記ラベルの印字
    位置を検出するための検出マークと、前記検出マークに
    対して所定のピッチで付された磁気マークとを検出する
    第3の工程が含まれることを特徴とする請求項5に記載
    のラベル識別方法。
  8. 【請求項8】 前記第3の工程には、前記ラベル搬送系
    のステッピングモータのステップ数を換算して前記検出
    マークと磁気マークとのピッチを判定する工程が含まれ
    ることを特徴とする請求項7に記載のラベル識別方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の工程には、前記検出マークと
    磁気マークとのピッチの判定の結果、不適正ラベルと判
    定された場合には、前記帯状台紙の搬送を停止させる工
    程が含まれることを特徴とする請求項5に記載のラベル
    識別方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の工程には、前記検出マーク
    と磁気マークとのピッチの判定の結果、不適正ラベルと
    判定された場合には、エラー表示を行わせる工程が含ま
    れることを特徴とする請求項5に記載のラベル識別方
    法。
  11. 【請求項11】 前記第2の工程には、前記磁気マーク
    の検出カウント値に基づいて、磁気マークが適切に検出
    されたか否かの判定を行う工程が含まれることを特徴と
    する請求項5に記載のラベル識別方法。
  12. 【請求項12】 ラベルプリンタにより印刷される複数
    のラベルが表面側に仮着された帯状台紙であって、背面
    側に所定間隔をおいて磁気鉄粉が含有されたマークが付
    されていることを特徴とする帯状台紙。
JP10349116A 1998-12-08 1998-12-08 ラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙 Pending JP2000168180A (ja)

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