JP2024057401A - 印刷装置 - Google Patents

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友裕 北山
知彦 瀬野
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Abstract

【課題】フィルムの搬送速度の変化の影響による印字品質の低下を回避すること。【解決手段】一実施形態に係る表示装置1は、レジマークRが付与されたフィルム100を搬送する搬送部11と、レジマークRの有無を検出して出力する第1センサ12と、フィルム100に対して印字する印刷部13と、搬送部11により搬送されるフィルム100の搬送距離に関する情報を出力する第2センサ14と、レジマークRの検出時点からのフィルム100の搬送距離に基づき、印刷部13にフィルム100に対して印字させる制御部15とを備え、制御部15は、レジマークRの検出時点を、第1センサ12の出力と第2センサ14の出力とを利用して決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来から、フィルムに付されたレジマークをセンサで検出し、その検出時点からのフィルムの搬送距離に基づいて、フィルムに印字していく印刷装置が知られている。
かかる印刷装置では、センサ出力のチャタリング対策として、レジマーク有りのセンサ出力が所定時間継続した時点を、レジマークの検出時点として処理していた。
特許第6353592号 特開2020-29027号公報
しかしながら、こうした処理では、フィルムの搬送速度が変化すると、センサ出力が所定時間継続する間に、レジマークの移動距離が変化するため、レジマーク検出時点からのフィルムの搬送距離に基づいてフィルムに印字していく場合には、印字開始位置がずれるという問題があった。
特に、フィルムに印字する印刷装置の制御系が、フィルムを搬送する包装装置の制御系と独立している場合には、包装装置の運転速度が変えられただけで、印字開始位置がずれる結果となるので、包装装置に搭載する印刷装置においても、こうしたズレを生じさせない印刷装置が要望されていた。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、フィルムの搬送速度が変化しても、印字開始位置がずれない印刷装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係る印刷装置は、レジマークが付与されたフィルムを搬送する搬送部と、前記レジマークの有無を検出して出力する第1センサと、前記フィルムに対して印字する印刷部と、前記搬送部により搬送される前記フィルムの搬送距離に関する情報を出力する第2センサと、前記レジマークの検出時点からの前記フィルムの搬送距離に基づき、前記印刷部に対し前記フィルムに印字させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記レジマークの検出時点を、前記第1センサの出力と前記第2センサの出力とを利用して決定することを要旨とする。
本発明によれば、フィルムに付されたレジマークの検出時点をフィルムの搬送距離に基づいて定めるから、フィルムの搬送速度が変化しても、フィルムに対する印字開始位置をずれさせない印刷装置とすることができる。
図1は、一実施形態に係る印刷装置1の全体構成の一例を説明する図である。 図2は、一実施形態に係る印刷装置1で用いられるフィルム100の一例を示す図である。 図3は、一実施形態に係る印刷装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
以下、図1~図3を参照して、本発明の第1実施形態に係る印刷装置1について説明する。
本実施形態に係る印刷装置1は、搬送中のフィルム100に対して印字を行うように構成されている。
図1に示すように、本実施形態に係る印刷装置1は、搬送部11と、第1センサ12と、印刷部13と、第2センサ14と、制御部15とを備えている。また、本実施形態に係る印刷装置1は、フィルム巻取部21を備えている。
さらに、本実施形態に係る印刷装置1は、包装部2を備えていてもよい。なお、包装部2は、印刷装置1と連動するが、フィルムの搬送速度は、包装部2の動作速度に依存している。
搬送部11は、フィルム100を搬送するように構成されている。図1に示すように、搬送部11は、駆動ローラ及び非駆動ローラを含む複数のローラによって構成されている。
ここで、フィルム100は、フィルムロール20から繰り出される帯状のフィルムである。例えば、フィルム100は、ヒートシールが可能な透明フィルムであってもよい。
また、フィルム100には、図2に示すように、レジマークRが付与されている。例えば、図2に示すように、レジマークRは、フィルム100の搬送方向において一定間隔で、フィルム100に印刷されている。図2の例では、レジマークRは、フィルム100の搬送方向と直交する方向の端部に印刷されているが、他の場所に印刷されていてもよい。
図1の第1センサ12は、搬送中のフィルム100に付加されたレジマークRを検出する位置に配置されて、レジマークRの有無を検出して出力するように構成されている。
印刷部13は、フィルム100に対し、文字や図形を印字するように構成されている。例えば、印刷部13は、熱転写式のサーマルプリンタによって構成されていてもよい。かかる場合、印刷部13の印字ヘッド13Aは、発熱素子に通電してインクリボンのインクをフィルム100に転写するサーマル式の印字ヘッドである。
また、フィルムに感熱剤が塗布されている場合は、サーマル式の印字ヘッド13Aをフィルム100に直接押し当てて印字するように構成されている。この場合において、印字ヘッド13Aと感熱剤層との接触によって、印字ヘッド13Aが摩耗するため、印字領域で印字ヘッドをフィルム100に押し当てて印字し、それ以外の領域では、印字ヘッドをフィルム100から浮かせて搬送するように構成してもよい。
第2センサ14は、搬送部11により搬送されるフィルム100の搬送距離に関する情報を出力するように構成されている。
具体的には、第2センサ14は、例えば、フィルム100の搬送に伴って回転するロータリエンコーダで構成されていてもよい。かかる場合、制御部15は、ロータリエンコーダの出力パルスをカウントすることにより、フィルム100の搬送距離に関する情報を取得することができる。
制御部15は、このロータリエンコーダで構成された第2センサ14の出力と、レジマークの有無を出力する第1センサ12の出力とを利用して、レジマークRを検出する。
具体的には、制御部15は、第2センサ14のロータリエンコーダからパルス信号が出力される度に、第1センサ12の出力を入力し、入力した第1センサ12の出力がレジマークR無しの状態からレジマークR有りの状態に変化し、その状態が、フィルムが所定距離搬送される間、持続していれば、レジマークRを検出したと判断するように構成されている。これにより、フィルムの搬送速度が変化する場合でも、レジマークRの検出時点を、レジマークRが所定距離搬送された時点とすることができる。
次に、制御部15は、レジマークRの検出時点から、ロータリエンコーダの出力パルスをカウントすることにより、フィルム100が、レジマークRの検出時点から何ミリメートルだけ搬送されたかを計測する。そして、その計測値が、印字開始位置に相当する値になれば、制御部15は、印刷部13に対し、フィルム100への印字開始を指示するように構成されている。
なお、制御部15がマイクロコンピュータで構成されている場合は、所定のプログラムを実行することにより、以上の動作が実行される。
包装部2は、搬送部11によって搬送されるフィルム100を、商品が収納された複数の容器上に被せた上から、ヒータを押し当てて、それらの容器周縁のフランジ部にフィルム100を熱溶着するように構成されている。したがって、レジマークRは、搬送方向に並ぶ各容器の境目に付与され、フィルムへの印字は、そのレジマークRの位置から所定距離搬送された時点から開始されるように構成されている。
フィルム巻取部21は、包装部2の熱溶着によって刳り貫かれたフィルム100を巻き取るように構成されている。
以下、図3を参照して、本実施形態に係る印刷装置1の制御部15の動作の一例について説明する。
図3に示すように、制御部15は、ステップS101において、カウンタの値をリセットする。このカウンタは、第2センサ14の出力パルス数をカウントするもので、このカウント値がフィルムの搬送距離に相当する。
続いて、制御部15は、ステップS102において、第2センサ14のロータリエンコーダからパルス信号が出力される度に、ステップS103において、第1センサ12がレジマークR有りの信号を出力しているか否かをチェックする。
制御部15は、レジマークR有りの信号が出力されていなければ、ステップS101に戻るが、レジマークR有りの信号が出力されていれば、次のステップS104において、カウンタのカウント値を1つ、インクリメントする。このカウント値は、レジマークR有りの信号が出力された時点からのフィルムの搬送距離に相当する。
したがって、制御部15は、ステップS105において、カウンタのカウント値が所定数に達していれば、レジマークRが検出されたとして、次のステップS106において、カウンタのカウント値をリセットする。
しかし、制御部15は、カウント値が所定数に達していなければ、ステップS102に戻り、以上の処理を繰り返す。この場合の所定数は、例えば、フィルムの搬送方向において、レジマーク幅の略20~30%程度の搬送距離に相当するパルス数である。
第1センサ12からは、フィルムの傷や汚れ等によっても、レジマーク有りの信号が出力されるから、この信号を排除するため、この所定パルス数の間、第1センサ12からレジマークR有りの信号が出力され続けていれば、レジマークRに違いないと判断するようにしたものである。
したがって、フィルムの傷や汚れ等によって、レジマークR有りの信号が連続しない場合は、制御部15は、ステップS103からステップS101に戻って、カウンタのカウント値がリセットされるようになっている。
こうしてレジマークRが検出されると、その検出時点からのフィルムの搬送距離を計測するため、制御部15は、ステップS107及びステップS108の処理において、フィルムの搬送距離を計測する。
すなわち、制御部15は、第2センサ14からパルス信号が出力される度に、ステップS108において、パルス数をカウントする。
そして、制御部15は、ステップS109において、カウントしたカウント値が印字開始位置に相当するパルス数に達したか否かをチェックし、印字開始位置に相当するパルス数に達していなければ、ステップS107に戻り、達していれば、ステップS110に移行して、印刷部13に対し、印字開始を指示した後、ステップS101の処理に戻る。
一方、印刷部13は、制御部15から印字開始の指示を受けると、予め設定された印字情報を所定のフォーマットでもってフィルム100に印字していく。
かかる構成によれば、レジマークR有りの信号が、フィルムが所定距離搬送されるまでの間、出力され続けていれば、フィルムが所定距離搬送された時点をレジマークRの検出時点とし、その検出時点からのフィルムの搬送距離に基づいて印字していくから、フィルムの搬送速度が変化しても、印字開始位置がずれない効果がある。
上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…印刷装置
2…包装部
11…搬送部
12…第1センサ
13…印刷部
14…第2センサ
15…制御部
20…フィルムロール
21…フィルム巻取部
100…フィルム
R…レジマーク

Claims (2)

  1. レジマークが付与されたフィルムを搬送する搬送部と、
    前記レジマークの有無を検出して出力する第1センサと、
    前記フィルムに対して印字する印刷部と、
    前記搬送部により搬送される前記フィルムの搬送距離に関する情報を出力する第2センサと、
    前記レジマークの検出時点からの前記フィルムの搬送距離に基づき、前記印刷部に対し前記フィルムに印字させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記レジマークの検出時点を、前記第1センサの出力と前記第2センサの出力とを利用して決定する、印刷装置。
  2. 前記第2センサは、ロータリエンコーダによって構成されており、
    前記制御部は、前記フィルムの搬送距離に関する情報として、前記ロータリエンコーダから出力されるパルスを用いる、請求項1に記載の印刷装置。
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