JP2000232773A - チャージポンプ回路、チャージポンプ回路の駆動方法及び電圧変換回路 - Google Patents

チャージポンプ回路、チャージポンプ回路の駆動方法及び電圧変換回路

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JP2000232773A
JP2000232773A JP11034128A JP3412899A JP2000232773A JP 2000232773 A JP2000232773 A JP 2000232773A JP 11034128 A JP11034128 A JP 11034128A JP 3412899 A JP3412899 A JP 3412899A JP 2000232773 A JP2000232773 A JP 2000232773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧効率の向上を図ることができるチャージ
ポンプ回路を提供することにある。 【解決手段】第1昇圧ステージ1は第1ゲートトランジ
スタT11を介して外部電源電圧Vccが供給される。第1昇
圧ステージ11と第2昇圧ステージ12は第2ゲートト
ランジスタT12を介して接続されている。又、第2昇圧
ステージ12は第3ゲートトランジスタT13を介して内
部電源電圧Voutを出力する。第1及び第2昇圧ステージ
11,12の各他端はそれぞれ駆動回路21に接続され
ている。バイパストランジスタTBは第2ゲートトランジ
スタT12と第3ゲートトランジスタT12との間に接続され
ている。バイパストランジスタTBは第3ゲートトランジ
スタT13とともに駆動回路21によってオン・オフ制御
されることによって、第1昇圧ステージ1を使って1段
昇圧ポンピング動作が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャージポンプ回
路、チャージポンプ回路の駆動方法及び電圧変換回路に
係り、詳しくはその時々で電圧値が変動する入力電圧を
昇圧するのに好適なチャージポンプ回路、チャージポン
プ回路の駆動方法及び電圧変換回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置、例えば例えばD
RAM等の半導体記憶装置においては、同半導体記憶装
置が一時的に利用されていない場合、通常時(通常電圧
モード)より低い電圧の外部電源電圧が外部から供給さ
れるようになっている。これにより、通常電圧モードか
ら低電圧モードに変わる。つまり、低電圧モードでは、
記憶情報の保持のみを目的としてリフレッシュ動作だけ
が可能な低い電圧の外部電源電圧が外部から供給され消
費電力の低減を図っている。
【0003】ところで、半導体記憶装置においては、外
部から供給される外部電源電圧を昇圧して各内部回路に
供給するための電圧変換回路が設けられている。電圧変
換回路は、例えば、通常電圧モード時に供給される3.
3ボルトの外部電源電圧を4.5〜4.8ボルトに昇圧
し、低電圧モード時に供給される2.0ボルトの外部電
源電圧を3.5〜3.8ボルトに昇圧する。
【0004】電圧変換回路は、一般によく知られたチャ
ージポンプ回路が広く採用されている。図10は、その
チャージポンプ回路の一例を示す。チャージポンプ回路
は、第1及び第2昇圧ステージ1,2を有している。第
1昇圧ステージ1は、NMOSトランジスタよりなる第
1ゲートトランジスタT1を介して外部電源電圧Vccが供
給される電源線に接続されている。第1昇圧ステージ1
と第2昇圧ステージ2の間にはPMOSトランジスタよ
りなる第2ゲートトランジスタT2を介して接続されてい
る。又、第2昇圧ステージ2はPMOSトランジスタよ
りなる第3ゲートトランジスタT3を介して各回路部に内
部電源電圧Voutを供給する内部電源線に接続されてい
る。
【0005】第1昇圧ステージ1は、第1昇圧用容量素
子C1を有している。第1昇圧用容量素子C1の一端は、第
1及び第2ゲートトランジスタT1,T2のソース端子に接
続されている。第1昇圧用容量素子C1の他端は、CMO
Sトランジスタよりなる第1インバータ回路3が接続さ
れている。一方、第2昇圧ステージ2は、第2昇圧用容
量素子C2を有している。第2昇圧用容量素子C2の一端
は、第2ゲートトランジスタT2のドレイン端子と第3ゲ
ートトランジスタT3のソース端子とに接続されている。
第2昇圧用容量素子C2の他端は、CMOSトランジスタ
よりなる第2インバータ回路4が接続されている。
【0006】そして、第1インバータ回路3の出力をL
レベル(0ボルト)するとともに第2ゲートトランジス
タT2をオフした状態で、第1ゲートトランジスタT1をオ
ンさせると、第1昇圧用容量素子C1は充電され、その容
量素子C1のゲート側端子の電位は外部電源電圧Vccとな
る。
【0007】次に、第1ゲートトランジスタT1をオフさ
せた状態で第1インバータ回路3の出力をHレベル(プ
ラスのαボルト)すると、第1昇圧用容量素子C1のゲー
ト側端子の電位は外部電源電圧Vccにαボルトを加算し
た値、即ち一次昇圧電圧V1(=Vcc+α)となる。尚、
αボルトはここでは外部電源電圧Vccとしている。つま
り、第1インバータ回路3は、外部電源電圧Vccで動作
されるようになって、その外部電源電圧VccがHレベル
の出力信号となっている。
【0008】次に、第2インバータ回路4の出力をLレ
ベルにするとともに第3ゲートトランジスタT3をオフさ
せた状態で第2ゲートトランジスタT2をオンさせると、
第2昇圧用容量素子C2は充電され、その容量素子C2のゲ
ート側端子の電位は一次昇圧電圧V1(=Vcc+α)とな
る。
【0009】次に、第2ゲートトランジスタT2をオフさ
せた状態で第2インバータ回路4の出力をHレベル(プ
ラスのαボルト)すると、第2昇圧用容量素子C2のゲー
ト側端子の電位は一次昇圧電圧V1にαボルトを加算した
値、即ち二次昇圧電圧V2(=V1+α=Vcc+2α)とな
る。尚、αボルトは外部電源電圧Vccとしている。つま
り、第2インバータ回路4は、外部電源電圧Vccで動作
されるようになって、その外部電源電圧VccがHレベル
の出力信号となっている。
【0010】次に、第3ゲートトランジスタT3をオンさ
せると、第2昇圧用容量素子C2に充電されて得られた二
次昇圧電圧V2(=Vcc+2α)は、内部電源電圧Voutと
して各内部回路に供給される。つまり、チャージポンプ
回路は、外部電源電圧Vccを2αボルト昇圧した内部電
源電圧Voutを生成する。そして、上記のような動作を繰
り返すことによって、一端が内部電源電圧Vout源に接続
され、他端が外部電源電圧Vcc源又は接地(図では接
地)に接続された安定化容量C0に電荷が充電さ内部電源
電圧源の電位が上昇する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うにチャージポンプ回路に供給される外部電源電圧Vcc
は、通常電圧モードと低電圧モードとでは相違する。チ
ャージポンプ回路の昇圧効率は、外部電源電圧Vccの変
動に対して大きく変動し、外部電源電圧Vccが低電圧に
なるほど効率が急激に低下する。従って、低電圧モード
を備える半導体記憶装置においては、低電圧モード時に
供給能力が不足しないように、チャージポンプ回路の定
数、即ち第1及び第2昇圧用容量素子C1,C2の容量は低
電圧モードを基準に設定している。
【0012】ところが、低電圧モードを基準にチャージ
ポンプ回路の定数を設定すると、リード動作やライト動
作等の通常電圧モード時には、外部電源電圧Vccが高く
なることから逆に昇圧能力が過剰になり無駄な消費電力
の上昇を招くといった問題が生じる。
【0013】そこで、通常電圧モード時には消費電力を
低減させるために、第1昇圧ステージ51(第1昇圧用
容量素子C1)で一次昇圧電圧V1を生成した後、第2及び
第3ゲートトランジスタT2,T3を同時にオンさせる。そ
して、第2インバータ回路4の出力をLレベルに同定し
て一次昇圧電圧V1を第2昇圧ステージ2(第2昇圧用容
量素子C2)で昇圧動作させることなく内部電源電圧Vout
として出力せる1段昇圧ポンピングの方法が考えられ
る。尚、1段昇圧ポンピングに対して第1及び第2昇圧
ステージ1,2を昇圧動作させて二次昇圧電圧V2を内部
電源電圧Voutとして出力せる方法を2段昇圧ポンピング
という。
【0014】しかしながら、第1昇圧ステージ1(第1
昇圧用容量素子C1)で生成した一次昇圧電圧V1は、第2
及び第3ゲートトランジスタT2,T3を介して内部電源電
圧Voutとして出力される。従って、第2及び第3ゲート
トランジスタT2,T3を介して電荷が流れることから、そ
の分の電圧ドロップや電流ドロップは避けられず、昇圧
効率の低下を招く。詳述すると、第2及び第3ゲートト
ランジスタT2,T3はPMOSトランジスタであるので、
直流動作的にはそのソース・ドレイン間で電圧ドロップ
は生じないが、これら両トランジスタT2,T3を直列に接
続するので、実行的なチャネル長は長くなり、交流動作
的には第1の昇圧用容量素子C1から放電された電荷の全
てが第3トランジスタT3から出力できずに電圧ドロップ
や昇圧効率の低下をきたす。又、第2の昇圧用容量素子
C2に対する電荷の充電もチャージポンプ回路の昇圧効率
を低下させる要因となっている。
【0015】この問題は、第1昇圧ステージ2を休止さ
せて第2昇圧ステージ2をチャージポンプ動作させる1
段昇圧ポンピング動作の場合でも同様であった。又、前
記したように供給能力を上げるために回路定数を大きく
することが必須であるが、第1及び第2昇圧用容量素子
C1,C2の容量を大きくすることチップ面積を増大しなけ
ればならず半導体装置の大型化及びコストアップを招
く。
【0016】尚、この種のチャージポンプ回路を設計す
る場合、最良の回路定数を決定する必要がある。これ
は、低電圧モードから通常電圧モードに、反対に通常電
圧モードから低電圧モードに移行する時、1段昇圧ポン
ピングと2段昇圧ポンピングの制御を切り替える際、そ
の各制御における昇圧電位の諸特性を予め正常に測定す
ることによりその切り替えタイミングと最良の回路定数
とが得られる。そのために、2段昇圧ポンピング動作に
おける外部電源電圧Vccに対する内部電源電圧Voutの特
性と、1段昇圧ポンピング動作における外部電源電圧Vc
cに対する内部電源電圧Voutの特性を予め知るための試
験が必要となる。
【0017】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その第1の目的は、外部電源電圧に
対して昇圧効率を低下させることなく昇圧することがで
きるチャージポンプ回路、チャージポンプ回路の駆動方
法及び電圧変換回路を提供することにある。
【0018】第2の目的は、最良の回路定数を決定する
際の諸特性を求めるための試験が簡単な回路構成で容易
に行うことができる電圧変換回路を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1及び2の発明に
よれば、チャージポンプ回路において、特定の電圧変換
ステージ(昇圧ステージ)と入力電源線との間、又は、
特定の電圧変換ステージ(昇圧ステージ)と出力電源線
との間にバイパストランジスタを備えた。従って、特定
の電圧変換ステージ(昇圧ステージ)と入力電源線との
間にある電圧変換ステージ(昇圧ステージ)及びゲート
トランジスタ以外の電圧変換ステージ(昇圧ステージ)
及びゲートトランジスタと、又は、特定の電圧変換ステ
ージ(昇圧ステージ)と出力電源線との間にある電圧変
換ステージ(昇圧ステージ)及びゲートトランジスタ以
外の電圧変換ステージ(昇圧ステージ)及びゲートトラ
ンジスタと、バイパストランジスタと協働して動作させ
るとき、充電又は放電の電荷はバイパストランジスタを
介して流れる。その結果、電圧ドロップは小さくなり昇
圧効率の向上が図れる。
【0020】請求項3及び4に記載の発明によれば、特
定の電圧変換ステージ(昇圧ステージ)と入力電源線と
の間にある電圧変換ステージ(昇圧ステージ)を除く電
圧変換ステージ(昇圧ステージ)を、又は、該特定の電
圧変換ステージ(昇圧ステージ)と出力電源線との間に
ある電圧変換ステージ(昇圧ステージ)を除く電圧変換
ステージ(昇圧ステージ)を使って入力電源線に供給さ
れる入力電圧を電圧変換(昇圧)させその変換電圧(昇
圧電圧)を出力電源線に出力する時には、前記特定の電
圧変換ステージ(昇圧ステージ)と入力電源線との間に
ある電圧変換ステージ(昇圧ステージ)及びゲートトラ
ンジスタ以外の電圧変換ステージ(昇圧ステージ)及び
ゲートトランジスタを、又は、前記特定の電圧変換ステ
ージ(昇圧ステージ)と出力電源線との間にある電圧変
換ステージ(昇圧ステージ)及びゲートトランジスタ以
外の電圧変換ステージ(昇圧ステージ)及びゲートトラ
ンジスタを、前記バイパストランジスタとで協働して予
め定めた順序で動作させるようにした。従って、充電又
は放電の電荷がバイパストランジスタを介して流れるこ
とから、電圧ドロップを小さくでき昇圧効率の向上を図
ることができる。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、入力電圧
が高い時の動作においては、充電又は放電の電荷がバイ
パストランジスタを介して流れることから、電圧ドロッ
プを小さくでき昇圧効率の向上を図ることができるとと
もに容量の小さな容量素子で実現できる。
【0022】請求項6及び7に記載の発明によれば、モ
ード切替回路が第2のモード信号を生成した時、駆動回
路は、チャージポンプ回路の特定の電圧変換ステージ
(昇圧ステージ)と入力電源線との間にある電圧変換ス
テージ(昇圧ステージ)及びゲートトランジスタ以外の
電圧変換ステージ(昇圧ステージ)及びゲートトランジ
スタを、又は、前記特定の電圧変換ステージ(昇圧ステ
ージ)と出力電源線との間にある電圧変換ステージ(昇
圧ステージ)及びゲートトランジスタ以外の電圧変換ス
テージ(昇圧ステージ)及びゲートトランジスタを、バ
イパストランジスタとで協働して予め定めた順序で動作
させるように駆動制御する。従って、充電又は放電の電
荷がバイパストランジスタを介して流れることから、電
圧ドロップを小さくでき昇圧効率の向上を図ることがで
きる。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、モード切
替回路が第2のモード信号を出力する入力電圧が高い時
の動作においては、充電又は放電の電荷がバイパストラ
ンジスタを介して流れることから、電圧ドロップを小さ
くでき昇圧効率の向上を図ることができる。
【0024】請求項9に記載の発明によれば、モード切
替回路が半導体装置の動作モードによって第2のモード
信号を出力する時の動作においては、充電又は放電の電
荷がバイパストランジスタを介して流れることから、電
圧ドロップを小さくでき昇圧効率の向上を図ることがで
きるとともに容量の小さな容量素子で実現できる。
【0025】請求項10に記載の発明によれば、モード
切替回路はテストモード選択回路によって、入力電圧に
基づく第1及び第2のモード信号に無関係にテストモー
ド信号に従って第1及び第2のモード信号のいずれか一
方を出力するようにした。従って、チャージポンプ回路
の各モードにおける入力電圧に対する変換電圧(昇圧電
圧)の測定を容易に行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を半導体装置として
のSDRAM(Synchronous Dynamic RandomAccess Mem
ory)に具体化した一実施形態を図1に従って説明す
る。
【0027】図1は、SDRAM内に設けられた電圧変
換回路を説明するための回路である。電圧変換回路はチ
ャージポンプ回路10、駆動回路21及びモード切替回
路60を有する。
【0028】チャージポンプ回路10は、電圧変換ステ
ージとしての第1及び第2昇圧ステージ11,12を有
している。第1昇圧ステージ11は、NMOSトランジ
スタよりなる第1ゲートトランジスタT11を介して外部
電源電圧Vccが供給される電源線に接続されている。外
部電源電圧Vccは、SDRAMが利用されている時(通
常電圧モード)とSDRAMが利用されていいない時
(低電圧モード)とでは外部装置から電源線を介して供
給される電圧値が相違するようになっている。つまり、
外部装置から供給される外部電源電圧Vccは通常電圧モ
ード時のほうが低電圧モードより電圧値が高くなるよう
になっている。
【0029】第1昇圧ステージ11と第2昇圧ステージ
12はPMOSトランジスタよりなる第2ゲートトラン
ジスタT12を介して接続されている。又、第2昇圧ステ
ージ12はPMOSトランジスタよりなる第3ゲートト
ランジスタT13を介して各回路部に内部電源電圧Voutを
供給する内部電源線に接続されている。この内部電源線
には、安定化容量C0が接続され、チャージポンプ回路1
0から電荷を充電する。尚、本実施形態では、外部電源
電圧Vccを入力電圧とし、内部電源電圧Voutを変換電圧
及び昇圧電圧としている。
【0030】第1昇圧ステージ11は、第1昇圧用容量
素子C11を有している。第1昇圧用容量素子C11の一端
は、第1及び第2ゲートトランジスタT11,T12のソース
端子に接続されている。第1昇圧用容量素子C11の他端
は、駆動回路21に接続されいる。
【0031】一方、第2昇圧ステージ12は、第2昇圧
用容量素子C12を有している。第2昇圧用容量素子C12の
一端は、第2ゲートトランジスタT12のドレイン端子と
第3ゲートトランジスタT13のソース端子とに接続され
ている。第2昇圧用容量素子C12の他端は、駆動回路2
1に接続されている。
【0032】PMOSトランジスタよりなるバイパスト
ランジスタTBは、そのソース端子が前記第2ゲートトラ
ンジスタT12のソース端子に接続され、そのドレイン端
子が前記第3ゲートトランジスタT12のドレイン端子に
接続されている。そして、バイパストランジスタTBは前
記した第1〜第3ゲートトランジスタT11〜T13とともに
駆動回路21によってオン・オフ制御される。
【0033】次に、駆動回路21を説明する前に、同駆
動回路21によって駆動されるチャージポンプ回路10
の動作を図4及び図5に従って説明する。チャージポン
プ回路10の動作は、外部電源電圧Vccが高い通常電圧
モードと、外部電源電圧Vccが低い低電圧モードとで動
作が相違する。
【0034】[低電圧モード]まず、低電圧モードから
説明する。低電圧モードにおいては、チャージポンプ回
路10は、従来と同様に第1及び第2昇圧ステージ1
1,12を動作させるいわゆる2段昇圧ポンピング動作
を行う。従って、2段昇圧ポンピング動作では、バイパ
ストランジスタTBを常時オフ状態になっている。
【0035】そして、第1ゲートトランジスタT11のゲ
ートには、図4に示すような第1制御信号S1が入力され
る。又、第2ゲートトランジスタT12のゲートは第2制
御信号S2が入力される。第2制御信号S2は、図4に示す
ように、第1制御信号S1がLレベルに立ち下がっている
間の一定期間だけLレベルとなる信号である。第3ゲー
トトランジスタT13のゲートには、第3制御信号S3が入
力される。第3制御信号S3は、図4に示すように、第1
及び第2制御信号S1,S2が共にHレベルに立ち上がって
い間の一定期間だけLレベルとなる信号である。バイパ
ストランジスタTBのゲートには、バイパス制御信号SBが
入力される。バイパス制御信号SBは、図4に示すよう
に、低電圧モード時(2段昇圧ポンピング動作時)には
常時Hレベルに保持されている。
【0036】尚、本実施形態では、第1制御信号S1がH
レベルの電位は、第1ゲートトランジスタT11のしきい
ち電圧Vthを考慮して、容量素子C11のゲート側端子の電
位V1が外部電源電圧Vccとなるように、外部電源電圧Vcc
としきいち電圧Vthを加算した電圧又はそれ以上の電位
に設定されている。これは、通常電圧モードでも同様で
ある。
【0037】一方、第2、第3及びバイパス制御信号S
2,S3、SBのHレベルの電位は、それぞれ各トランジスタ
T12,T13,TBを確実にオフ状態にする必要から外部電源
電圧Vccと同じ電位ではなく、同チャージポンプ回路1
0にて昇圧して得られた内部電源電電圧Voutと同電位の
電圧Vppの電位である。これは、通常電圧モードでも同
様である。
【0038】一方、第1昇圧ステージ11の第1昇圧用
容量素子C11には、第1昇圧信号SX1が入力される。第1
昇圧信号SX1は、図4に示すように、第1制御信号S1が
LレベルのときHレベルに、反対に第1制御信号S1がH
レベルのときLレベルとなる信号である。第2昇圧ステ
ージ12の第2昇圧用容量素子C12には、第2昇圧信号S
X2が入力される。第2昇圧信号SX2は、図4に示すよう
に、第1昇圧信号SX1がLレベルのときHレベルに、反
対に第1昇圧信号SX1がHレベルのときLレベルとなる
信号である。
【0039】そして、第1制御信号S1がHレベルに立ち
上がって第1ゲートトランジスタT11がオンすると、低
い電圧の外部電源電圧Vccに基づいて第1昇圧用容量素
子C11は充電され、その容量素子C11のゲート側端子の電
位V1は外部電源電圧Vccとなる。
【0040】容量素子C11のゲート側端子の電位V1が外
部電源電圧Vccとなると、第1制御信号S1がLレベルに
立ち下がり、第1昇圧信号SX1がHレベル(プラスのα
ボルト)に立ち上がる。Hレベルに立ち上がった第1昇
圧信号SX1に基づいて、第1昇圧用容量素子C11のゲート
側端子の電位V1は外部電源電圧Vccにαボルトを加算し
た値(=Vcc+α)となる。尚、αボルトは、本実施形
態では外部電源電圧Vccとしている。つまり、第1昇圧
信号SX1を出力する後記するインバータ回路54は、外
部電源電圧Vccで動作されるようになって、その外部電
源電圧VccがHレベルの第1昇圧信号SX1として出力され
るようになっている。
【0041】やがて、第2制御信号S2がLレベルに一定
期間立ち下がると、第2ゲートトランジスタT12がオン
して第2昇圧用容量素子C12は充電され、その容量素子C
12のゲート側端子の電位V2は前記第1昇圧用容量素子C1
1のゲート側端子の電位V1(=Vcc+α)となる。
【0042】そして、第2ゲートトランジスタT12がオ
フした後に、第2昇圧信号SX2がHレベル(プラスのα
ボルト)に立ち上がると、第2昇圧用容量素子C12のゲ
ート側端子の電位V2はαボルトを加算した値(=V1+α
=Vcc+2α)となる。尚、αボルトは、前記と同様に
外部電源電圧Vccとしている。つまり、第2昇圧信号SX2
を出力する後記するインバータ回路59は、外部電源電
圧Vccで動作されるようになって、その外部電源電圧Vcc
がHレベルの第2昇圧信号SX2として出力されるように
なっている。
【0043】やがて、第3制御信号S3がLレベルに一定
期間立ち下がると第3ゲートトランジスタT13がオンし
て第2昇圧用容量素子C12に充電されて得られた電圧V2
(Vcc+2α)は、内部電源電圧Voutとして各内部回路
に供給される。
【0044】つまり、低電圧モードにおいて、チャージ
ポンプ回路10は外部電源電圧Vccを2αボルト昇圧し
た内部電源電圧Voutを生成する。そして、上記の動作を
繰り返すことによって、昇圧された内部電源電圧Voutが
出力され続けることになる。
【0045】[通常電圧モード]次に、通常電圧モード
について説明する。通常電圧モードにおいては、このチ
ャージポンプ回路10は、従来と同様に第1昇圧ステー
ジ11のみを動作させるいわゆる1段昇圧ポンピング動
作を行う。そして、従来と相違する点は、1段昇圧ポン
ピング動作では、第2及び第3ゲートトランジスタT1
2,T13を常時オフ状態にし、バイパストランジスタTBを
オン・オフ制御する点である。
【0046】そして、第1ゲートトランジスタT11のゲ
ートには、図5に示すように、2段昇圧ポンピングの時
と同様な第1制御信号S1が入力される。又、第2及び第
3ゲートトランジスタT12,T13のゲートにそれぞれ入力
される第2及び第3制御信号S2,S3は、図5に示すよう
に、常時Hレベルに保持されている。さらに、バイパス
制御信号SBは、図5に示すように、第1制御信号S1がL
レベルに立ち下がっている間の一定期間だけLレベルと
なる信号である。
【0047】一方、第1昇圧ステージ11の第1昇圧用
容量素子C11に入力される第1昇圧信号SX1は、図5に示
すように、2段昇圧ポンピング動作の時と同様な第1制
御信号S1がLレベルのときにHレベル、反対に第1制御
信号S1がHレベルのときにLレベルとなる信号である。
又、第2昇圧ステージ12の第2昇圧用容量素子C12に
入力される第2昇圧信号SX2は、図5に示すように、常
にLレベル(0ボルト)に保持された信号となる。
【0048】そして、第1制御信号S1がHレベルに立ち
上がって第1ゲートトランジスタT11がオンすると、高
い電圧の外部電源電圧Vccに基づいて第1昇圧用容量素
子C11は充電され、その容量素子C11のゲート側端子の電
位V1は外部電源電圧Vccとなる。
【0049】容量素子C11のゲート側端子の電位V1が外
部電源電圧Vccとなると、第1制御信号S1がLレベルに
立ち下がり、第1昇圧信号SX1がHレベル(プラスのα
ボルト)に立ち上がる。Hレベルに立ち上がった第1昇
圧信号SX1に基づいて、第1昇圧用容量素子C11のゲート
側端子の電位V1は外部電源電圧Vccにαボルトを加算し
た値(=Vcc+α)となる。
【0050】やがて、バイパス制御信号SBがLレベルに
一定期間立ち下がると、バイパストランジスタTBがオン
して第1昇圧用容量素子C11に充電されて得られた電圧V
1(Vcc+α)は、内部電源電圧Voutとして各内部回路に
供給される。
【0051】つまり、通常電圧モードにおいて、チャー
ジポンプ回路10は高い電圧の外部電源電圧Vccをαボ
ルト昇圧した内部電源電圧Voutを生成する。そして、上
記の動作を繰り返すことによって、バイパストランジス
タTBを介して昇圧された内部電源電圧Voutが出力され続
けることになる。
【0052】この時、第1昇圧ステージ11(第1昇圧
用容量素子C11)で生成した一次昇圧電圧V1は、1つの
バイパストランジスタTBを介して内部電源電圧Voutとし
て出力される。その結果、従来のように複数のゲートト
ランジスタ(第2及び第3ゲートトランジスタT2,T3)
を介して電荷が流れるのと相違して、その分の電圧ドロ
ップや電流ドロップは小さくなり、昇圧効率を上げるこ
とができる。
【0053】次に、前記各信号S1〜S3,SB,SX1,SX2を
生成してチャージポンプ回路10を駆動制御する駆動回
路21について説明する。図1において、駆動回路21
は発振回路22を備えている。発振回路22は、予め定
めた周期の矩形波の発振パルス信号SG1を出力する。発
振回路22は、図示しない電圧検出回路がその時々の内
部電源電圧Voutの値を検出し、同内部電源電圧Voutが各
モードにおける予め定められた基準電圧値を超えたこと
を検出した時、発振パルス信号SG1の発振を停止するよ
うになっている。
【0054】第1ナンド回路23は、2入力端子のナン
ド回路であって、一方の入力端子には5個のインバータ
回路24〜28を介して発振パルス信号SG1を入力し、
他方の入力端子にはインバータ回路24を介して発振パ
ルス信号SG1を入力する。従って、第1ナンド回路23
の出力は、発振パルス信号SG1がLレベルからHレベル
に立ち上がると、直ちにLレベルからHレベルに立ち上
がる。又、第1ナンド回路23の出力は、発振パルス信
号SG1がHレベルからLレベルに立ち下がるとインバー
タ回路25〜28で決まる遅延時間後にHレベルからL
レベルに立ち下がる。そして、第1ナンド回路23の出
力はインバータ回路29にて反転され、その反転した信
号は前記第1制御信号S1として第1ゲートトランジスタ
T11のゲート端子に出力される。従って、第1制御信号S
1は、発振パルス信号SG1とほぼ同期した信号となる。
【0055】尚、インバータ回路29と第1ゲートトラ
ンジスタT11のゲート端子との間には、昇圧用のコンデ
ンサCaが設けられている。つまり、インバータ回路29
が外部電源電圧Vccで動作するインバータ回路であっ
て、同インバータ回路29の出力がHレベルになった
時、第1制御信号S1のHレベルの電位が外部電圧Vccと
第1ゲートトランジスタT11のしきい値電圧Vthを加算し
た値以上になるように、昇圧用のコンデンサCaにて昇圧
している。
【0056】第2ナンド回路30は、2入力端子のナン
ド回路であって、一方の入力端子には6個のインバータ
回路31〜36を介して発振パルス信号SG1を入力し、
他方の入力端子にはインバータ回路31,32を介して
発振パルス信号SG1を入力する。従って、第2ナンド回
路30の出力信号SG2は、発振パルス信号SG1がLレベル
からHレベルに立ち上がるとインバータ回路25〜28
で決まる遅延時間後にHレベルからLレベルに立ち下が
る。又、第2ナンド回路30の出力信号SG2は、発振パ
ルス信号SG1がHレベルからLレベルに立ち下がると直
ちにLレベルからHレベルに立ち上がる。
【0057】第1ノア回路37は2入力端子のノア回路
であって、一方の入力端子には前記第2ナンド回路30
の出力信号SG2を入力し、他方の入力端子には3個のイ
ンバータ回路38〜40を介してモード切替回路60か
らのモード設定信号SGMを入力する。そして、2段昇圧
ポンピング動作(低電圧モード)の時には、第1ノア回
路37の他方の入力端子にはLレベルの信号が入力さ
れ、前記出力信号SG2に基づく出力信号、即ち出力信号S
G2が反転した信号がインバータ回路42に出力される。
一方、1段昇圧ポンピング動作(通常電圧モード)の時
には、第1ノア回路37の他方の入力端子にはHレベル
の信号が入力され、前記出力信号SG2に関係なく常にL
レベルの出力信号がインバータ回路41に出力される。
【0058】インバータ回路41の出力端子はレベルシ
フタ70を介して前記第2ゲートトランジスタT12のゲ
ートに接続され、インバータ回路41の出力信号は、レ
ベルシフタ70にてそのHレベルの電位がレベル変換さ
れて同出力信号と同相の第2制御信号S2として第2ゲー
トトランジスタT12のゲートに出力される。レベルシフ
タ70は、インバータ回路41の出力信号がHレベルの
ときに、同相の第2制御信号S2のHレベルの電位を、内
部電源電圧Voutと同じ電位の電圧Vppの電位にする回路
である。
【0059】従って、2段昇圧ポンピング動作の時に
は、第2ナンド回路30の出力信号SG2と同相の第2制
御信号S2が第2ゲートトランジスタT12のゲートに出力
される。つまり、第1制御信号S1がLレベルに立ち下が
った後に一定時間遅れて第2制御信号S2はLレベルに立
ち下がる。そして、第1制御信号S1がHレベルに立ち上
がる一定時間前に第2制御信号S2はHレベルに立ち上が
る。一方、1段昇圧ポンピング動作の時には、第2制御
信号S2が常にHレベルとなり、第2ゲートトランジスタ
T12はオフ状態となる。
【0060】第2ノア回路42は2入力端子のノア回路
であって、一方の入力端子には前記第2ナンド回路30
の出力信号SG2を入力し、他方の入力端子には4個のイ
ンバータ回路38〜40,43を介してモード切替回路
60からのモード設定信号SGMを入力する。そして、1
段昇圧ポンピング動作(通常電圧モード)の時には、第
2ノア回路42の他方の入力端子にはLレベルの信号が
入力され、前記出力信号SG2に基づく出力信号、即ち出
力信号SG2が反転した信号がインバータ回路44に出力
される。一方、2段昇圧ポンピング動作(低電圧モー
ド)の時には、第2ノア回路42の他方の入力端子には
Hレベルの信号が入力され、前記出力信号SG2に関係な
く常にLレベルの出力信号がインバータ回路44に出力
される。
【0061】インバータ回路44の出力端子はレベルシ
フタ71を介して前記バイパストランジスタTBのゲート
に接続され、インバータ回路44の出力信号は、レベル
シフタ71にてそのHレベルの電位がレベル変換されて
同出力信号と同相のバイパス制御信号SBとしてバイパス
トランジスタTBのゲートに出力される。レベルシフタ7
1は、インバータ回路44の出力信号がHレベルのとき
に、同相のバイパス制御信号SBのHレベルの電位を、内
部電源電圧Voutと同じ電位の電圧Vppの電位にする回路
である。
【0062】従って、1段昇圧ポンピング動作の時に
は、第2ナンド回路30の出力信号SG2と同相のバイパ
ス制御信号SBがバイパストランジスタTBのゲートに出力
される。つまり、第1制御信号S1がLレベルに立ち下が
った後に一定時間遅れてバイパス制御信号SBはLレベル
に立ち下がる。そして、第1制御信号S1がHレベルに立
ち上がる一定時間前にバイパス制御信号SBはHレベルに
立ち上がる。一方、2段昇圧ポンピング動作の時には、
バイパス制御信号SBが常にHレベルとなり、バイパスト
ランジスタTBはオフ状態となる。
【0063】第3ナンド回路45は2入力端子のナンド
回路であって、一方の入力端子には7個のインバータ回
路31〜36,46を介して発振パルス信号SG1を入力
し、他方の入力端子には3個のインバータ回路31〜3
3を介して発振パルス信号SG1を入力する。従って、第
2ナンド回路30の出力は、発振パルス信号SG1がLレ
ベルからHレベルに立ち上がると直ちにLレベルからH
レベルに立ち上がる。又、第2ナンド回路30の出力
は、発振パルス信号SG1がHレベルからLレベルに立ち
下がるとインバータ回路34〜36,46で決まる遅延
時間後にHレベルからLレベルに立ち下がる。
【0064】第4ナンド回路47は2入力端子のナンド
回路であって、一方の入力端子には前記第3ナンド回路
30の出力信号SG3を入力し、他方の入力端子には4個
のインバータ回路38〜40,43を介してモード切替
回路60からのモード設定信号SGMを入力する。
【0065】そして、2段昇圧ポンピング動作(低電圧
モード)の時には、第4ナンド回路47の他方の入力端
子にはHレベルの信号が入力され、前記出力信号SG3に
基づく出力信号、即ち出力信号SG3が反転した信号がレ
ベルシフタ72を介して第3制御信号S3として第3ゲー
トトランジスタT13のゲートに出力される。一方、1段
昇圧ポンピング動作(通常電圧モード)の時には、第4
ナンド回路47の他方の入力端子にはLレベルの信号が
入力され、前記出力信号SG3に関係なく常にHレベルの
出力信号がレベルシフタ72を介して第3制御信号S3と
して第3ゲートトランジスタT13のゲートに出力され
る。
【0066】レベルシフタ72は、ナンド回路47の出
力信号がHレベルのときに、同相の第3制御信号S3のH
レベルの電位を、内部電源電圧Voutと同じ電位の電圧Vp
pの電位にする回路である。
【0067】従って、2段昇圧ポンピング動作の時に
は、第2制御信号S2より遅れて立ち上がる第1制御信号
S1がHレベルに立ち上がった後の一定期間後に第3制御
信号S3はLレベルに立ち下がり、第2制御信号S2より早
く立ち下がる第1制御信号S1がLレベルに立ち下がる一
定時間前に第3制御信号S3はHレベルに立ち上がる。一
方、1段昇圧ポンピング動作の時には、第3制御信号S3
が常にHレベルとなり、第3ゲートトランジスタT13は
オフ状態となる。
【0068】前記発振パルス信号SG1は、6個のインバ
ータ回路24,50〜54を介して第1昇圧ステージ1
1の第1昇圧用容量素子C11に供給される。そして、第
1昇圧用容量素子C11はその最終段のインバータ回路5
4の出力信号を第1昇圧信号SX1として入力する。従っ
て、インバータ回路54からの第1昇圧信号SX1は発振
パルス信号SG1と同相の信号となる。その結果、第1昇
圧信号SX1は、第1制御信号S1がLレベルからHレベル
に立ち上がるとHレベルからLレベルに立ち下がるとと
もに、第1制御信号S1がHレベルからLレベルに立ち下
がるとLレベルからHレベルに立ち上がる。
【0069】第5ナンド回路55は2入力端子のナンド
回路であって、一方の入力端子にはインバータ回路2
4,50,56を介して発振パルス信号SG1を入力し、
他方の入力端子にはモード切替回路60からのモード設
定信号SGMを入力する。そして、本実施形態では、モー
ド設定信号SGMは、2段昇圧ポンピング動作(低電圧モ
ード)の時にはHレベルとなり、1段昇圧ポンピング動
作(通常電圧モード)の時にはLレベルとなっている。
【0070】従って、2段昇圧ポンピング動作の時に
は、第5ナンド回路55は、発振パルス信号SG1と同相
の出力信号を出力する。一方、1段昇圧ポンピング動作
の時には、第5ナンド回路55は、常にHレベルの出力
信号を出力する。
【0071】第5ナンド回路55の出力信号は、3個の
インバータ回路57〜59を介して第2昇圧ステージ1
2の第2昇圧用容量素子C12に供給される。そして、第
2昇圧用容量素子C12はその最終段のインバータ回路5
9の出力信号を第2昇圧信号SX2として入力する。
【0072】従って、インバータ回路59からの第2昇
圧信号SX2は、2段昇圧ポンピング動作の時には、発振
パルス信号SG1と逆相、即ち、前記第1制御信号S1と同
相の信号となる。つまり、第2昇圧信号SX2は、第1昇
圧信号SX1がLレベルからHレベルに立ち上がるとHレ
ベルからLレベルに立ち下がるとともに、第1昇圧信号
SX1がHレベルからLレベルに立ち下がるとLレベルか
らHレベルに立ち上がる。一方、1段昇圧ポンピング動
作の時には、インバータ回路59からの第2昇圧信号SX
2は、常にLレベルとなる。
【0073】次に、前記したレベルシフタ70、71、
73を図3に従って説明する。尚、レベルシフタ70、
71、73は共に同一の回路構成であるので、レベルシ
フタ70について説明する。
【0074】図3において、レベルシフタ70は、2個
のPMOSトランジスタT21,T22、2個のNMOSトラ
ンジスタT23,T24及び3個のインバータ回路75〜77
を有している。
【0075】PMOSトランジスタT21は、ソース端子
が電圧Vppが供給される電源線に接続されている。PM
OSトランジスタT21のドレイン端子がNMOSトラン
ジスタT23のドレイン端子に接続されているいるととも
に、第2ゲートトランジスタT12のゲート端子に接続さ
れて第2制御信号S2を出力する。NMOSトランジスタ
T23のソース端子は接地されている。PMOSトランジ
スタT22は、ソース端子が電圧Vppが供給される電源線に
接続され、ドレイン端子がNMOSトランジスタT24の
ドレイン端子に接続されている。NMOSトランジスタ
T24のソース端子が接地されている。
【0076】そして、PMOSトランジスタT21のゲー
ト端子はPMOSトランジスタT22のドレイン端子に接
続され、PMOSトランジスタT22のゲート端子はPM
OSトランジスタT21のドレイン端子に接続されてい
る。又、NMOSトランジスタT23のゲート端子にはイ
ンバータ回路75を介して前記インバータ回路41の出
力信号が入力されるとともに、NMOSトランジスタT2
4のゲート端子にはインバータ回路76,77を介して
前記インバータ回路41の出力信号が入力される。
【0077】電圧Vppは、前記内部電源電圧Voutと同電
位であって、前記チャージポンプ回路10が生成した内
部電源電圧Voutに基づいて生成された電圧である。そし
て、外部電源電圧Vccで動作される前記インバータ回路
41から外部電源電圧Vccと同じ電位のHレベルの出力
信号が出力されると、NMOSトランジスタT23がオフ
し,NMOSトランジスタT24がオンされる。NMOS
トランジスタT23がオフし,NMOSトランジスタT24が
オンされるることにより、PMOSトランジスタT21が
オンし、PMOSトランジスタT22がオフされる。
【0078】従って、PMOSトランジスタT21がオン
しNMOSトランジスタT23がオフすることにより、P
MOSトランジスタT21のドレイン端子の電位は、電圧V
ppの電位となる。つまり、第2制御信号S2のHレベルの
電位は、電圧Vppの電位となる。
【0079】因みに、前記インバータ回路41からLレ
ベルの出力信号が出力されると、NMOSトランジスタ
T23がオンし,NMOSトランジスタT24がオフされる。
NMOSトランジスタT23がオンし,NMOSトランジ
スタT24がオフされるることにより、PMOSトランジ
スタT21がオフし、PMOSトランジスタT22がオンされ
る。従って、NMOSトランジスタT23がオンしPMO
SトランジスタT21がオフすることにより、PMOSト
ランジスタT21のドレイン端子の電位はほぼ0電位な
る。
【0080】次に、モード切替回路60について図2に
従って説明する。図2において、モード切替回路60
は、イクスクルーシブオア(排他的論理和回路)61、
第1及び第2トランスファーゲート62,63及び5個
のインバータ回路64〜68を備えている。テストモー
ド選択回路としてのエックスオア61は、第1テストモ
ード信号TES1と、第2テストモード信号TES2を図示しな
い内部回路から入力する。第1及び第2テストモード信
号TES1,TES2は、外部装置から各種のテストモード信号
のうちチャージポンプ回路10をテストをするテストモ
ード信号がSDRAMに入力された時、SDRAM内に
設けた内部回路がそのテストモード信号を判定した時に
同内部回路から出力される。
【0081】そして、本実施形態では、外部電源電圧Vc
cに関係なく(即ち、通常電圧モード及び低電圧モード
に関係なく)、チャージポンプ回路10を1段昇圧ポン
ピング動作させる場合(以下、固定1段昇圧ポンピング
動作という)には、第1テストモード信号TES1はHレベ
ル、第2テストモード信号TES2はLレベルとなる。又、
外部電源電圧Vccに関係なく(即ち、通常電圧モード及
び低電圧モードに関係なく)、チャージポンプ回路10
を2段昇圧ポンピング動作させる場合(以下、固定2段
昇圧ポンピング動作という)には、第1テストモード信
号TES1はLレベル、第2テストモード信号TES2はHレベ
ルとなる。
【0082】さらに、外部電源電圧Vccに基づく通常電
圧モード又は低電圧モードで動作をさせる場合、第1及
び第2テストモード信号TES1,TES2は、共に同じレベル
(H又はLレベル)となる信号となる。
【0083】従って、第1及び第2テストモード信号TE
S1,TES2が固定1段昇圧ポンピング動作及び固定2段昇
圧ポンピング動作の場合、エックスオア回路61の出力
信号SGXはHレベルとなる。又、外部電源電圧Vccに基づ
く通常電圧モード又は低電圧モードで動作をさせる場
合、エックスオア回路61の出力信号SGXはLレベルと
なる。
【0084】第1トランスファーゲート62は、PMO
SトランジスタとNMOSトランジスタよりなり、その
PMOSトランジスタのゲートはインバータ回路64,
65を介して出力信号SGXを入力し、NMOSトランジ
スタのゲートはインバータ回路64を介して出力信号SG
Xを入力する。
【0085】そして、出力信号SGXがLレベルの時、第
1トランスファーゲート62はオンして入力端子から入
力されるモード切替信号STTGをインバータ回路66〜6
8を介してモード設定信号SGMとして出力する。このモ
ード切替信号STTGは図示しない内部回路によって生成さ
れる。その内部回路は、外部電源の電圧レベルを検知し
外部電源電圧Vccが高い電圧の時には(通常電圧モード
で1段昇圧ポンピングで動作させる場合には)Hレベル
のモード切替信号STTGを、外部電源電圧Vccが低い電圧
の時には(低電圧モードで2段昇圧ポンピングで動作さ
せる場合には)Lレベルのモード切替信号STTGを生成し
出力するようになっている。
【0086】従って、モード設定信号SGMは、モード切
替信号STTGがLレベルの時にHレベル、モード切替信号
STTGがHレベルの時にLレベルとなる。又、第1トラン
スファーゲート62は、出力信号SGXがHレベルの時、
オフしてモード切替信号STTGをモード設定信号SGMとし
て出力させないようになっている。
【0087】第2トランスファーゲート63は、PMO
SトランジスタとNMOSトランジスタよりなり、その
PMOSトランジスタのゲートはインバータ回路64を
介して出力信号SGXを入力し、NMOSトランジスタの
ゲートはインバータ回路64,65を介して出力信号SG
Xを入力する。
【0088】そして、出力信号SGXがHレベルの時、第
2トランスファーゲート63はオンして入力端子から入
力される前記第1テストモード信号TES1をインバータ回
路66〜68を介してモード設定信号SGMとして出力す
る。
【0089】従って、モード設定信号SGMは、第1テス
トモード信号TES1がHレベルの時にLレベル、第1テス
トモード信号TES1がLレベルの時にHレベルとなる。つ
まり、第1テストモード信号TES1がHレベルであって、
モード設定信号SGMがLレベルの時には、チャージポン
プ回路10は固定1段昇圧ポンピングの動作を行う。そ
して、第1テストモード信号TES1がLレベルであって、
モード設定信号SGMがHレベルの時には、チャージポン
プ回路10は固定2段昇圧ポンピングの動作を行う。
【0090】又、第2トランスファーゲート63は、出
力信号SGXがLレベルの時、オフして第1テストモード
信号TES1をモード設定信号SGMとして出力させないよう
になっている。
【0091】従って、モード切替回路60は、テスト以
外の時には、モード切替信号STTGに基づいてモード設定
信号SGMのレベルを設定する。そして、テストの時に
は、モード切替信号STTGを無効にして第1テストモード
信号TES1に基づいてモード設定信号SGMのレベルを設定
する。
【0092】次に、上記のように構成した電圧変換回路
の作用について説明する。 [低電圧モード]低電圧モードにおいては、モード切替回
路60に入力される第1及び第2テストモード信号TES
1,TES2は共に同じレベル(Hレベル又はLレベル)と
なるとともに、モード切替信号STTGはLレベルとなる。
モード切替回路60はHレベルのモード設定信号SGXを
出力する。そして、第4、第5ナンド回路47,55に
Hレベルの信号が入力され、ノア回路37にLレベルの
信号が入力される。又、ノア回路42にHレベルの信号
が入力される。
【0093】従って、駆動回路21は、第1〜第3制御
信号S1〜S3及び第1、第2昇圧信号SX1〜SX3を発振パル
ス信号SG1に基づいてタイミングで生成される。一方、
駆動回路21は、第4制御信号S4を生成しない。そし
て、第1〜第3制御信号S1〜S3及び第1、第2昇圧信号
SX1〜SX3は図4に示すタイミングで第1〜第3ゲートト
ランジスタT11〜T13及び第1、第2昇圧ステージ11,
12に入力される。この時、バイパストランジスタTBは
オフ状態に保持される。
【0094】従って、チャージポンプ回路10は、第1
〜第3制御信号S1〜S3及び第1、第2昇圧信号SX1,SX2
に基づいて2段昇圧ポンピング動作を行なう。つまり、
チャージポンプ回路10は、低い電源電圧Vccを2段昇
圧ポンピング動作で昇圧し内部電源電圧Voutを生成し内
部回路に出力する。
【0095】[通常電圧モード]通常電圧モードにおいて
は、モード切替回路60に入力される第1及び第2テス
トモード信号TES1,TES2は共に同じレベル(Hレベル又
はLレベル)となるとともに、モード切替信号STTGはH
レベルとなる。モード切替回路60はLレベルのモード
設定信号SGXを出力する。そして、第4、第5ナンド回
路47,55にLレベルの信号が入力され、ノア回路3
7にHレベルの信号が入力される。又、ノア回路42に
Lレベルの信号が入力される。
【0096】従って、駆動回路21は、第1制御信号S
1、バイパス制御信号SB及び第1昇圧信号SX1を発振パル
ス信号SG1に基づいて生成する。一方、駆動回路21
は、第2、3制御信号S2,S3及び第2昇圧信号SX2を生
成しない。そして、第1制御信号S1,バイパス制御信号
SB及び第1昇圧信号SX1は、図5に示すタイミングで第
1トランジスタT11、バイパストランジスタTB及び第1
昇圧ステージ11に入力される。この時、第2、第3ゲ
ートトランジスタT12,T13はオフ状態に保持されるとと
もに、第2昇圧ステージ12はポンピング動作が停止さ
れる。
【0097】従って、チャージポンプ回路10は、第1
制御信号S1、バイパス制御信号SB及び第1昇圧信号SX1
に基づいて1段昇圧ポンピング動作を行なう。つまり、
チャージポンプ回路10は、高い電源電圧Vccを1段昇
圧ポンピング動作で昇圧し内部電源電圧Voutを生成し内
部回路に出力する。
【0098】[テストモード:2段ポンピング動作テス
トモード]2段ポンピング動作テストモードにおいて、
モード切替回路60に入力される第1テストモード信号
TES1はLレベルとなるとともに、第2テストモード信号
TES2はHレベルとなる。モード切替回路60はHレベル
のモード設定信号SGXを出力する。尚、モード切替信号S
TTGはLレベル又はHレベルのいずれのレベルであっも
モード切替回路60はHレベルのモード設定信号SGXを
出力する。
【0099】従って、モード切替信号STTGのレベルに関
係なく、第4、第5ナンド回路47,55にHレベルの
信号が入力され、ノア回路37にLレベルの信号が入力
される。又、ノア回路42にHレベルの信号が入力され
る。その結果、駆動回路21は、低電圧モードと同様
に、第1〜第3制御信号S1〜S3及び第1、第2昇圧信号
SX1,SX2を図4に示すタイミングで第1〜第3ゲートト
ランジスタT11〜T13及び第1、第2昇圧ステージ11,
12に入力する。又、バイパストランジスタTBはオフ状
態に保持される。従って、チャージポンプ回路10は、
第1〜第3制御信号S1〜S3及び第1、第2昇圧信号SX
1,SXBに基づいて2段昇圧ポンピング動作を行なう。
【0100】そして、外部電源電圧Vccを0ボルトから
高電圧に変更させて、図6に示すように、2段昇圧ポン
ピング動作における、その時々の外部電源電圧Vccに対
する内部電源電圧Voutを測定する。つまり、2段昇圧ポ
ンピング動作における、外部電源電圧Vccに対する内部
電源電圧Voutの特性を示す特性曲線PL2を求めることが
できる。
【0101】[テストモード:1段ポンピング動作テス
トモード]1段ポンピング動作テストモードにおいて、
モード切替回路60に入力される第1テストモード信号
TES1はHレベルとなるとともに、第2テストモード信号T
ES2はLレベルとなる。モード切替回路60はLレベルの
モード設定信号SGXを出力する。尚、モード切替信号STT
GはLレベル又はHレベルのいずれのレベルであっもモ
ード切替回路60はLレベルのモード設定信号SGXを出
力する。
【0102】従って、モード切替信号STTGのレベルに関
係なく、駆動回路21は、通常電圧モードと同様に、第
1制御信号S1、バイパス制御信号SB及び第1昇圧信号SX
1を図5に示すタイミングで第1ゲートトランジスタT1
1、バイパストランジスタTB及び第1昇圧ステージ11
に入力する。又、第2、第3ゲートトランジスタT12,T
13はオフ状態に保持されるととともに第2昇圧ステージ
12はその動作を停止する。
【0103】従って、チャージポンプ回路10は、第1
制御信号S1、バイパス制御信号SB及び第1昇圧信号SX1
に基づいて1段昇圧ポンピング動作を行なう。そして、
外部電源電圧Vccを0ボルトから高電圧に変更させて、
図6に示すように、1段昇圧ポンピング動作における、
その時々の外部電源電圧Vccに対する内部電源電圧Vout
を測定する。つまり、1段昇圧ポンピング動作におけ
る、外部電源電圧Vccに対する内部電源電圧Voutの特性
を示す特性曲線PL1を求めることができる。
【0104】次に、上記のよう構成した電圧変換回路の
特徴を以下に記載する。 (1)本実施形態によれば、1段昇圧ポンピング動作を
行う時、第2及び第3ゲートトランジスタT12,T13をオ
フ状態にして、第1昇圧ステージ11を昇圧動作させる
とともに、第1ゲートトランジスタT11及びバイパスト
ランジスタTBをオン・オフ制御するようにした。そし
て、第1昇圧ステージ11の第1昇圧用容量素子C11に
充電され昇圧された電圧V1をバイパストランジスタTBを
介して出力するようにした。つまり、第1昇圧用容量素
子C11の充電された電荷は、バイパストランジスタTBを
介して内部電源線に流れる。
【0105】従って、従来のように直列に接続された第
2及び第3ゲートトランジスタT2,T3を介して第1昇圧
用容量素子C11から放電された電荷を放電するのに比べ
てチャージ量を増大するとともに、第2昇圧用容量素子
C12に対する電荷の充電もないので昇圧効率の向上が図
れる。
【0106】(2)本実施形態では、外部電源電圧Vcc
が低い時、2段昇圧ポンピング動作を行い、外部電源電
圧Vccが高い時、1段昇圧ポンピング動作を行うように
した。
【0107】従って、一般に外部電源電圧Vccが低いほ
ど昇圧効率が低いチャージポンプ回路10は、外部電源
電圧Vccが低い時に2段昇圧ポンピング動作が行われる
ことから、各昇圧用容量素子C11,C12の容量を大きくす
ることなくその低い外部電源電圧Vccに対する目的の昇
圧電圧(内部電源電圧Vout)を容易に生成することがで
きる。
【0108】しかも、各昇圧用容量素子C11,C12の容量
を大きくする必要がないことから、容量素子C11,C12が
占めるチップ面積の割合を抑えることができ半導体装置
(SDRAM)のチップサイズを小型化することができ
る。
【0109】(3)本実施形態では、低電圧モード及び
通常電圧モードの他に、モード切替回路60はテストモ
ード信号TES1,TES2に基づいてテストモードとなる。そ
して、外部電源電圧Vccの値に関係なく、チャージポン
プ回路10に対して常時2段昇圧ポンピング動作(固定
2段昇圧ポンピング動作)及び常時1段昇圧ポンピング
動作(固定1段昇圧ポンピング動作)を行うことができ
るようにした。
【0110】従って、チャージポンプ回路10の回路設
計を行う際に必要な、1段及び2段昇圧ポンピング動作
毎のチャージポンプ回路10の入力電圧(外部電源電圧
Vcc)に対する昇圧電圧(内部電源電圧Vout)の測定を
容易に行うことができる。
【0111】しかも、モード切替回路60にエックスオ
ア(排他的論理和回路)61、第1及び第2トランスフ
ァーゲート62,63及びインバータ回路64,65を
加えるだけの簡単な回路構成なので回路規模の増大を抑
制することができる。
【0112】発明の実施の形態は上記実施形態に限定さ
れるものではなく以下のように実施してもよい。 ○前記実施形態では、第1及び第2昇圧ステージ11,
12を設け2段昇圧ポンピング動作と1段昇圧ポンピン
グ動作を可能にしたチャージポンプ回路10であった
が、図7に示すように、第3昇圧用容量素子C13を備え
た第3昇圧ステージ71及びPMOSトランジスタより
なる第4ゲートトランジスタT14を設けた3段昇圧ポン
ピング動作が可能なチャージポンプ回路10に応用して
もよい。この場合、PMOSトランジスタよりなる2個
のバイパスゲートトランジスタTB1,TB2を設けて、3段
昇圧ポンピング動作、2段昇圧ポンピング動作及び1段
昇圧ポンピング動作の3種類の昇圧ポンピング動作を可
能にしてもよい。
【0113】又、2個のバイパスゲートトランジスタTB
11,TB12のいずれか一方を省略したチャージポンプ回路
10に具体化してもよい。勿論、昇圧ステージを4個以
上設け、4段以上の昇圧ポンピング動作が可能なチャー
ジポンプ回路に具体化してもよい。、 ○図8に示すように、上記実施形態のチャージポンプ回
路10を2個並列に接続し、交互に内部電源電圧Voutを
出力するようにしたチャージポンプ回路80に具体化し
てもよい。この場合、各チャージポンプ回路10に対し
て設けられる駆動回路21及びモード切替回路60もそ
れぞれ設ける。尚、駆動回路21の発振回路2及びモー
ド切替回路60は共用してもよい。そして、2個のチャ
ージポンプ回路10が交互に内部電源電圧Voutを出力す
ることによって、リップルの小さな内部電源Voutが生成
される。
【0114】勿論、3個以上の昇圧ステージを備えたチ
ャージポンプ回路に応用してもよい。 ○前記実施形態では、バイパストランジスタTBを第1ス
テージ12の第1昇圧用容量素子C11と内部電源電圧Vou
tの電源線との間に接続した。これを、図9に示すよう
に、バイパストランジスタTBを第2ステージ12の第2
昇圧用容量素子C12と外部電源電圧Vccの電源線との間に
接続して実施してもよい。
【0115】この場合、1段昇圧ポンピング動作を行な
うとき、第1及び第2ゲートトランジスタT11,T12をオ
フ状態にするとともに、第1昇圧用容量素子C11の昇圧
動作を停止させる。そして、バイパス制御信号SB、第3
制御信号S3及び第2昇圧信号SX2を出力して、第3ゲー
トトランジスタT13、バイパストランジスタTB及び第2
昇圧用容量素子T13を動作制御することになる。この場
合にも電圧ドロップを小さくでき昇圧効率の向上を図る
ことができる。 ○前記実施形態では、外部電源電圧Vccに基づいて通常
電圧モードと低電圧モードとに切り替わり、1段昇圧ポ
ンピング動作と2段昇圧ポンピング動作のいずれかの動
作を行うようにした。これを例えば、外部電源電圧Vcc
が一定の状態で、内部電源電圧Voutを低くしたい動作モ
ード信号で1段昇圧ポンピング動作に、内部電源電圧Vo
utを高くしたい動作モード信号で2段昇圧ポンピング動
作に切り替わるようにしたチャージポンプ回路及び電圧
変換回路に応用してもよい。
【0116】○前記実施形態では、電圧変換ステージが
昇圧ステージであって、外部電源電圧Vccより高い内部
電源電圧Voutを生成するものであったが、例えば基板電
圧を基準に入力電圧を降圧してその基板電圧よりさらに
低い電圧(マイナス電圧)を生成する電圧変換ステージ
を備えたチャージポンプ回路及び電圧変換回路に応用し
てもよい。
【0117】○上記実施形態では、半導体記憶装置とし
てのSDRAM内に電圧変換回路を設けたが、それ以外
の半導体装置内に設けて実施してもよい。勿論、電圧変
換回路のみの半導体装置として実施してもよい。
【0118】○上記実施形態では、半導体装置としての
SDRAM内に電圧変換回路を設けたが、チャージポン
プ回路10のみを半導体装置内に設け、それ以外を他の
半導体装置に設けて実施してもよい。勿論、チャージポ
ンプ回路10と駆動回路21を半導体装置内に設け、モ
ード切替回路60を他の半導体装置に設けて実施しても
よい。
【0119】○前記モード切替回路60を低電圧モード
と通常電圧モードの2つのモードができテストモードが
できないようにした回路にして実施してもよい。例え
ば、図2において、エックスオア(排他的論理和回路)
61、第1及び第2トランスファーゲート62,63及
びインバータ回路64,65を省略したモード切替回路
60となる。
【0120】
【発明の効果】請求項1〜10に記載の発明によれば、
充電又は放電の電荷をバイパストランジスタを介して流
して電圧ドロップを小さくするようにしたので、昇圧効
率の向上を図ることができる。
【0121】又、請求項4及び8に記載の発明によれ
ば、昇圧ステージに備えた容量素子の容量を小さくでき
る。さらに、請求項10の発明によれば、チャージポン
プ回路の各モードにおける入力電圧に対する昇圧電圧の
測定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チャージポンプ回路を説明するための回路図
【図2】モード切替回路を説明するための回路図
【図3】レベルシフタを説明するための回路図
【図4】2段昇圧ポンピング動作時の動作波形図
【図5】1段昇圧ポンピング動作時の動作波形図
【図6】2段及び1段昇圧ポンピング動作の特性を示す
特性図
【図7】チャージポンプ回路の別例を示す回路図
【図8】チャージポンプ回路の別例を示す回路図
【図9】チャージポンプ回路の別例を示す回路図
【図10】従来のチャージポンプ回路を説明するための
回路図
【符号の説明】
10 チャージポンプ回路 11,12 第1及び第2昇圧ステージ 21 駆動回路 22 発振回路 60 モード切替回路 61 エックスオア(排他的論理和回路) 62,63 第1及び第2トランスファーゲート T11〜T13 第1〜第3ゲートトランジスタ TB バイパストランジスタ Vcc 外部電源電圧 Vout 内部電源電圧 C11,C12 第1及び第2昇圧用容量素子 S1〜S3 第1〜第3制御信号 SB バイパス制御信号 SX1,SX2 第1及び第2昇圧信号 TES1,TES2 第1及び第2テストモード信号 STTG モード切替信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 好治 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA14 BB02 BB57 DD04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電源線と出力電源線の間に複数個の
    電圧変換ステージがそれぞれゲートトランジスタを介し
    て縦続接続されたチャージポンプ回路において、 特定の電圧変換ステージと入力電源線との間、又は、特
    定の電圧変換ステージと出力電源線との間にバイパスト
    ランジスタを備えたことを特徴とするチャージポンプ回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチャージポンプ回路に
    おいて、 前記電圧変換ステージは、容量素子を備えた昇圧ステー
    ジであることを特徴とするチャージポンプ回路。
  3. 【請求項3】 入力電源線と出力電源線の間に複数の電
    圧変換ステージがそれぞれゲートトランジスタを介して
    縦続接続され、その複数の電圧変換ステージのうちの特
    定の電圧変換ステージと入力電源線との間、又は、該特
    定の電圧変換ステージと出力電源線との間にバイパスト
    ランジスタを備えたチャージポンプ回路の駆動方法にお
    いて、 前記全ての電圧変換ステージを使って入力電源線に供給
    される入力電圧を電圧変換させその変換電圧を出力電源
    線に出力する時には、 前記バイパストランジスタをオフ状態にして、前記全て
    の電圧変換ステージ及びゲートトランジスタを予め定め
    た順序で動作させ、 前記特定の電圧変換ステージと入力電源線との間にある
    電圧変換ステージを除く電圧変換ステージを、又は、該
    特定の電圧変換ステージと出力電源線との間にある電圧
    変換ステージを除く電圧変換ステージを使って入力電源
    線に供給される入力電圧を電圧変換させその変換電圧を
    出力電源線に出力する時には、 前記特定の電圧変換ステージと入力電源線との間にある
    電圧変換ステージ及びゲートトランジスタ以外の電圧変
    換ステージ及びゲートトランジスタを、又は、前記特定
    の電圧変換ステージと出力電源線との間にある電圧変換
    ステージ及びゲートトランジスタ以外の電圧変換ステー
    ジ及びゲートトランジスタを、前記バイパストランジス
    タとで協働して予め定めた順序で動作させるようにした
    チャージポンプ回路の駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のチャージポンプ回路の
    駆動方法において、 電圧変換ステージは容量素子を備えた昇圧ステージであ
    り、その容量素子を充電放電動作させることを特徴とす
    るチャージポンプ回路の駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のチャージポンプ回路の
    駆動方法において、 前記電圧変換ステージは、容量素子を備えた昇圧ステー
    ジであり、 前記全ての昇圧ステージを使って入力電源線に供給され
    る入力電圧を昇圧させその昇圧電圧を出力電源線に出力
    する時とは、前記入力電源線に供給される入力電圧が低
    い時であり、 前記特定の昇圧ステージと入力電源線との間にある昇圧
    ステージを除くステージを、又は、該特定の昇圧ステー
    ジと出力電源線との間にある昇圧ステージを除く昇圧ス
    テージを使って入力電源線に供給される入力電圧を昇圧
    させその昇圧電圧を出力電源線に出力する時とは、前記
    入力電源線に供給される入力電圧が高い時であることを
    特徴とするチャージポンプ回路の駆動方法。
  6. 【請求項6】 入力電源線と出力電源線の間に複数の電
    圧変換ステージがそれぞれゲートトランジスタを介して
    縦続接続され、その複数の電圧変換ステージのうちの特
    定の電圧変換ステージと入力電源線との間、又は、該特
    定の電圧変換ステージと出力電源線との間にバイパスト
    ランジスタを備えたチャージポンプ回路と、 前記全ての電圧変換ステージを使い入力電源線に供給さ
    れる入力電圧を電圧変換させその変換電圧を出力電源線
    に出力するための第1のモード信号と、前記特定の電圧
    変換ステージと入力電源線との間にある電圧変換ステー
    ジ以外の電圧変換ステージ、又は、前記特定の電圧変換
    ステージと出力電源線との間にある電圧変換ステージ以
    外の電圧変換ステージを使い入力電源線に供給される入
    力電圧を電圧変換させその変換電圧を出力電源線に出力
    するための第2のモード信号を生成するモード切替回路
    と、 前記第1のモード信号に基づいて、前記バイパストラン
    ジスタをオフ状態にし、前記全ての電圧変換ステージ及
    びゲートトランジスタを動作させるとともに、第2のモ
    ード信号に基づいて、前記特定の電圧変換ステージと入
    力電源線との間にある電圧変換ステージ及びゲートトラ
    ンジスタ以外の電圧変換ステージ及びゲートトランジス
    タを、又は、前記特定の電圧変換ステージと出力電源線
    との間にある電圧変換ステージ及びゲートトランジスタ
    以外の電圧変換ステージ及びゲートトランジスタを、前
    記バイパストランジスタとで協働して動作させる駆動回
    路とを備えた電圧変換回路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電圧変換回路におい
    て、 前記電圧変換ステージは、容量素子を備えた昇圧ステー
    ジであり、 前記モード切替回路は、前記全ての昇圧ステージを使い
    入力電源線に供給される入力電圧を昇圧させその昇圧電
    圧を出力電源線に出力するための第1のモード信号と、
    前記特定の昇圧ステージと入力電源線との間にある昇圧
    ステージ以外の昇圧ステージ、又は、前記特定の昇圧ス
    テージと出力電源線との間にある昇圧ステージ以外の昇
    圧ステージを使い入力電源線に供給される入力電圧を昇
    圧させその昇圧を出力電源線に出力するための第2のモ
    ード信号を生成することを特徴とする電圧変換回路。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の電圧変換回路に
    おいて、 前記モード切替回路は、入力電圧が低い時には第1のモ
    ード信号を出力し、入力電圧が高い時には第2のモード
    信号を出力するようにしたことを特徴とする電圧変換回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項6又は7に記載の電圧変換回路に
    おいて、 前記モード切替回路は、前記出力電源線を介して昇圧電
    圧が供給される半導体装置の動作モードによって第1の
    モード信号及び第2のモード信号のいずれか一方を供給
    をするようにしたことを特徴とする電圧変換回路。
  10. 【請求項10】 請求項6又は7に記載の電圧変換回路
    において、 前記モード切替回路は、前記入力電圧に基づく第1及び
    第2のモード信号の切り替えを無効化し、テストモード
    信号に従って第1及び第2のモード信号のいずれか一方
    を出力するようにしたテストモード選択回路を備えたこ
    とを特徴とする特徴とする電圧変換回路。
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