JPH11306781A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH11306781A
JPH11306781A JP11345798A JP11345798A JPH11306781A JP H11306781 A JPH11306781 A JP H11306781A JP 11345798 A JP11345798 A JP 11345798A JP 11345798 A JP11345798 A JP 11345798A JP H11306781 A JPH11306781 A JP H11306781A
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boosting
circuit
voltage
clock
pump block
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Application number
JP11345798A
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English (en)
Inventor
Tomoo Kimura
智生 木村
Yoichi Nishida
要一 西田
Ikuo Fuchigami
郁雄 渕上
Satoshi Kamitaka
智 神鷹
Tomonori Kataoka
知典 片岡
Jiyunji Michiyama
淳児 道山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 求められる昇圧電圧値や、昇圧回路が駆動す
る素子の電流消費量によって、昇圧動作を任意に変更で
きる昇圧回路制御手段を持った、低消費および高集積化
された半導体集積回路装置を得る。 【構成】 クロック制御信号に応じて昇圧用クロックを
可変的に発生できるクロック発生回路20と、クロック
発生回路20が出力する昇圧用クロックを用いて昇圧し
た電圧を発生する昇圧回路22と、昇圧回路22が出力
する昇圧した電圧の電圧値を判定し所定の電圧レベル信
号を上記クロック制御信号として出力する電圧レベル検
知回路21とを備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇圧回路を含む半
導体集積回路装置に関し、特に、低消費電力,低コスト
の、昇圧回路を含む半導体集積回路装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路装置では、例えば
図11に示すフラッシュEEPROMのように、読み出
しや、消去や、書き込みの際にフラッシュメモリセルの
コントロールゲート端子G、ドレイン端子D、ソース端
子S、基板SUBに正の高電圧や負の高電圧など様々な
電圧を与える必要がある素子を含むものが多くなってき
ている。しかし、一方で低消費電力化、単一電源化が望
まれており、単一電源化を図るために外部の電源電圧を
内部に設けた回路によって昇圧するようにしたものが提
供されている。このような外部の電源電圧を内部で昇圧
させる昇圧回路として、図10に示すようなチャージポ
ンプ型昇圧回路が知られている。なお、図10のチャー
ジポンプ型昇圧回路は正の高電圧を生成できる正昇圧回
路である。
【0003】図10に示すチャージポンプ型昇圧回路
は、基本的には昇圧用のCLK1、CLK2を入力し
て、チャージポンプ手段を構成するポンプブロック10
0〜104の段数nに応じて電源電圧VDDから昇圧さ
れた所定の電圧VPPを出力端子106から得るもので
あって、ダイオードD1〜Dnが直列接続され、各々の
ダイオードD1〜Dnのカソードに、昇圧用の容量素子
C1〜Cnを介してクロック生成発生回路装置107か
ら生成される昇圧用の2つのクロックCLK1、CLK
2が供給されるようになっている。図10において、容
量素子C1〜Cnのうち、奇数番目に相当する容量素子
C1,C3,・・・に対しては一方のクロックCLK1
が、偶数番目に相当する容量素子C2,C4,・・・に
対しては他方のCLK2がそれぞれ供給される。両クロ
ックCLK1,CLK2は、同じ周波数でかつ位相が互
いに逆であって、両クロックCLK1,CLK2はいず
れも、LレベルのときはGNDに、Hレベルのときは電
源電圧のVDDとなるように設定されている。また、最
終段のダイオードDOおよび容量素子COは整流用の素
子であって、出力電圧VPPを整流する出力整流部10
5を構成する。
【0004】以下、図10に示すチャージポンプ回路の
動作について説明する。まず、一方のクロックCLK1
がLレベル、他方のクロックCLK2がHレベルのと
き、ダイオードD1は順バイアスが加わって容量素子C
1が充電されるので、初段のポンプブロック100のノ
ードN1はVDDからダイオードD1の電圧降下分Vd
を引いた電位VDD−Vdとなる。次に、CLK1がH
レベルに、CLK2がLレベルになると、ノードN1の
電位は(VDD−Vd)からVDD昇圧され、(2VD
D−Vd)の電位となる。また、このとき、次段のポン
プブロック101のダイオードD2に順バイアスが加わ
って容量素子C2が充電されるので、そのノードN2の
電位は、前段のポンプブロック100のノードN1の電
位からダイオードD2による電圧降下分Vdを差し引い
た(2VDD−Vd)−Vd=2(VDD−Vd)の値
となる。続いて、CLK1がLレベル、CLK2がHレ
ベルになると、ノードN2の電位は2(VDD−Vd)
からVDD昇圧した(3VDD−2Vd)となる。ま
た、このとき、次段のポンプブロック102のダイオー
ドD3には順バイアスが加わって容量素子C3が充電さ
れるので、そのノードN3の電位は、その前段のノード
N2の電位からダイオードD3による電圧降下分Vdを
引いた(3VDD−2Vd)−Vd=3(VDD−V
d)の値となる。以下、同様の動作を繰り返すことによ
り、初段のポンプブロック100からn段数分だけ昇圧
され、n段目のポンプブロックの電位は、N・(VDD
−Vd)となる。そして、出力端子106で得られる最
終的な電圧VPPは、出力整流手段106でノードNn
の電位をピークホールドするので、VPP=(n+1)
・(VDD−Vd)となる。
【0005】図12は、例えば特開平8- 125133
号公報に開示された、MOSトランジスタおよび容量素
子で構成されたしきい値相殺型チャージポンプ回路と呼
ばれる昇圧回路を示す図である。この昇圧回路は、図1
3にその波形を示す4つの昇圧用クロック(CLK1,
CLK2,CLK3,CLK4)を与えることによっ
て、図10に示す昇圧回路と同様に電圧を昇圧すること
ができる。図14は、図12のしきい値相殺型チャージ
ポンプ回路に入力される4つの昇圧用クロックを発生す
る昇圧用クロック発生回路の一例を示す図である。図1
4の昇圧用クロック発生回路は、システムクロックCL
Kを入力し、カウンタ部140と波形形成部141で図
13のCLK1,CLK2,CLK3,CLK4の昇圧
用クロックを発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10,12に示した
チャージポンプ型昇圧回路を含む昇圧回路装置では、昇
圧回路の容量素子の充放電に使用するドライバ回路装置
は一般的に高出力なものが使用されており、昇圧回路装
置で消費される電力のほとんどは容量素子を充放電する
ドライバ回路装置で消費される。一方、クロック発生回
路装置は常に昇圧用クロックを供給しており、昇圧回路
装置が所望の電圧を供給しているにも関わらず昇圧動作
を行い無駄な電力を消費しているという問題があった。
【0007】また、従来の半導体集積回路装置では、同
じチャージポンプ型昇圧回路装置の出力端子からそれぞ
れの所望の電圧を得ていたが、所望の電圧に対してポン
プブロックの段数が過剰な場合があり、余計な昇圧動作
を行っていることがある。このようなポンプブロックの
過剰な段数による余分な消費電力を抑えるために、ポン
プブロックの段数を減らして最適化した昇圧回路装置を
用意すると、図11のようなフラッシュEEPROMに
おいては複数の電圧が要求されるため、複数の昇圧回路
装置が必要となり、実装面積が拡大し、高コスト化につ
ながるという問題があった。
【0008】本発明では、上記の問題を解決するために
なされたもので、低消費電力,低コストの、昇圧回路を
含む半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)による半導体集積回路装置は、
クロック制御信号に応じて昇圧用クロックを可変的に発
生できるクロック発生回路と、前記クロック発生回路が
出力する昇圧用クロックを用いて昇圧した電圧を発生す
る昇圧回路と、前記昇圧回路が出力する昇圧した電圧の
電圧値を判定し所定の電圧レベル信号を上記クロック制
御信号として出力する電圧レベル検知回路とを備えたも
のである。
【0010】また、本発明(請求項2)による半導体集
積回路装置は、クロック制御信号に応じてソフトウェア
制御により昇圧用クロックを可変的に発生するソフトウ
ェア制御回路と、前記ソフトウェア制御回路が出力する
昇圧用クロックを用いて昇圧した電圧を発生する昇圧回
路と、前記昇圧回路が出力する昇圧した電圧の電圧値を
判定し所定の電圧レベル信号を上記クロック制御信号と
して出力する電圧レベル検知回路とを備えたものであ
る。
【0011】また、本発明(請求項3)による半導体集
積回路装置は、それぞれ昇圧用クロックにより容量素子
の充放電を行うことで昇圧動作を行うポンプブロックを
有するn個(nは2以上の整数)のポンプブロック回路
を直列に接続してなるポンプブロック回路接続体と、上
記n個のポンプブロック回路のうちのいずれかm個(m
は2以上n以下の整数)のポンプブロック回路の出力を
それぞれ出力するm個の出力端子とを備えた昇圧回路
と、上記m個の出力端子から出力される電圧を入力と
し、これらm個の出力端子から出力される電圧のうち最
も高い電圧を選択して出力する電圧切替回路とを備えた
ものである。
【0012】また、本発明(請求項4)による半導体集
積回路装置は、昇圧ノードに接続された複数の容量素子
を備え該複数の容量素子の充放電を行うことで昇圧動作
を行なうポンプブロックを有するポンプブロック回路
と、上記複数の容量素子のそれぞれを充放電するために
用いられる複数のドライバ回路とを備え、上記ポンプブ
ロックが昇圧動作に使用する容量の値を可変にできるよ
うにしたものである。
【0013】また、本発明(請求項5)による半導体集
積回路装置は、請求項4記載の半導体集積回路装置にお
いて、上記ポンプブロック回路が、直列に接続された複
数の上記ポンプブロックを備えた構成としたものであ
る。
【0014】また、本発明(請求項6)による半導体集
積回路装置は、昇圧ノードに接続された複数の容量素子
を備え該複数の容量素子の充放電を行うことで昇圧動作
を行なうポンプブロックと、上記複数の容量素子を充放
電するために用いられるドライバ回路と、上記複数の容
量素子と上記ドライバ回路の出力との間に設けられたス
イッチとを備え、上記スイッチを制御することにより上
記ポンプブロックが昇圧動作に使用する容量の値を可変
にできるようにしたものである。
【0015】また、本発明(請求項7)による半導体集
積回路装置は、請求項6記載の半導体集積回路装置にお
いて、上記ポンプブロック回路が、直列に接続された複
数の上記ポンプブロックを備えた構成としたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。 実施の形態1.図2は本発明の実施の形態1による半導
体集積回路装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、20は入力信号VLによって昇圧用クロックの波
形を可変にすることができる機能を有するクロック発生
回路である。また、22は図12に示すものと同様の構
成を有するしきい値相殺型の昇圧回路である。また、2
1はある特定の電圧値の入力が与えられた場合にHレベ
ルを出力する電圧レベル検知回路である。
【0017】図5はクロック発生回路20の一例の構成
を示す図である。図5に示すクロック発生回路は、入力
信号VLによって昇圧用クロックの波形を可変にするこ
とができるように、図14に示す従来例のクロック発生
回路を変更したものである。以下、図5の昇圧用クロッ
ク発生回路の動作について説明する。システムクロック
CLKに対してCLK同期でカウント・アップするカウ
ンタ部50があり、このカウンタ部50がカウンタ波形
N50,N51,N52,及びN53を生成する。ここ
でカウンタ部50はシステムクロックの立ち上がりエッ
ジをカウントする回路になっている。カウンタ波形N5
0は、システムクロックCLKの立ち上がりエッジが2
つ毎に、N50の値がLからHレベル、またはHからL
レベルに推移する。同様に、カウンタ波形N51は4エ
ッジで、カウンタ波形N52は8エッジで、カウンタ波
形N53は16エッジで値がLからHレベル、またはH
からLレベルに推移する。
【0018】そのカウンタ波形N50,N51,N5
2,N53を入力として波形選択部51でモード信号V
Lによって選択後の波形N54,N55,N56を生成
する。波形N54,N55,N56から波形形成部52
を通して、しきい値相殺型昇圧回路22に対して出力さ
れる昇圧用クロック(CLK1,CLK2,CLK3,
CLK4)が生成される。VLがHレベルのときは、N
51,N52,N53のカウンタ波形が選択され、その
結果、図4に示すような16クロック周期で昇圧用クロ
ックCLK1,CLK2,CLK3,CLK4が形成さ
れる。VLがLレベルのときは、N50,N51,N5
2のカウンタ波形が選択され、その結果、図13のよう
に8クロック周期の昇圧用クロックCLK1,CLK
2,CLK3,CLK4が得られる。
【0019】本実施の形態1による半導体集積回路装置
は、図2に示すように、昇圧回路22が、クロック発生
回路20が出力する昇圧用クロック(CLK1,CLK
2,CLK3,CLK4)を入力として昇圧動作を行な
い、昇圧回路22が出力する昇圧電圧VPPが電圧レベ
ル検知回路21に入力され、この昇圧電圧VPPの電圧
に応じて電圧レベル検知回路21が出力する出力信号V
Lがクロック発生回路20に入力される構成となってい
る。
【0020】次に本実施の形態1による半導体集積回路
装置の動作について説明する。電源投入時は、昇圧電圧
VPPは0Vであるため、電圧レベル検知回路装置21
の出力信号VLはLレベルである。よって、システムク
ロックCLKが入力されれば、クロック発生回路装置2
0は8クロック周期の昇圧用クロックCLK1,CLK
2,CLK3,CLK4を生成する。昇圧用クロックC
LK1,CLK2,CLK3,CLK4から昇圧回路装
置22が昇圧動作を行い昇圧電圧VPPを出力する。昇
圧電圧VPPが電圧レベル検知回路装置21の所定の電
圧以上になった場合には電圧検知信号VLがHレベルと
なり、昇圧用クロックCLK1,CLK2,CLK3,
CLK4が16クロック周期に変更する。よって、電源
投入時にはクロック周期の小さい高速な昇圧用クロック
装置で昇圧回路装置を高速で立ち上げ、電圧レベル検知
回路で設定した電圧レベル以上に昇圧電圧VPPがなっ
た場合は、昇圧用クロックの周期を広げ、昇圧回路装置
の昇圧動作を抑える。また、駆動負荷などの関係で昇圧
電圧VPPが電圧レベル検知回路装置の電圧レベルより
下がってきた場合、VL信号がLレベルになりクロック
発生回路装置がクロック周波数の小さい昇圧用クロック
波形に自動的に切り替わり、再度高速な昇圧動作を行
う。
【0021】このように本実施の形態1による半導体集
積回路装置は、昇圧回路が出力する昇圧電圧に応じて昇
圧回路に供給する昇圧用クロックの波形を可変にするこ
とができる機能を有するクロック発生回路を備えたか
ら、過剰な昇圧動作や、スタンバイ時の余計な昇圧動作
を抑えることができ、低消費電力の半導体集積回路装置
を実現できる。
【0022】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2による半導体集積回路装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、図2と同一符号は同一または相当部
分である。本実施の形態2による半導体集積回路装置が
上記実施の形態1による半導体集積回路装置と異なる点
は、上記実施の形態1による半導体集積回路装置におい
て昇圧用のクロックを発生していたクロック発生回路2
0が、ソフトウェアによる制御が可能なCPUなどの制
御回路装置30となっている点である。
【0023】本実施の形態2による半導体集積回路装置
では上記実施の形態1による半導体集積回路装置と同
様、昇圧電圧VPPを電圧レベル検知回路装置31によ
って電圧レベル判定を行い電圧レベル信号VLを出力す
る。そしてこの電圧レベル信号VLに応じて、制御回路
装置30によって昇圧用クロックの周期などをソフトウ
ェアによって制御する。ソフトウェア制御であるため、
請求項1より容易に昇圧用クロックの制御が可能である
ため、電源投入時の起動時、スタンバイ時、通常時など
システムの状態に応じて昇圧用クロックの細かい制御が
できる。
【0024】よって、電圧レベル検知回路装置の電圧検
知レベルを最適化することにより、昇圧用クロックの周
波数を操作して昇圧動作の間隔を制御することにより、
過剰な昇圧動作や、スタンバイ時の余計な昇圧動作を抑
えることができ、低消費電力の半導体集積回路装置を実
現できる。
【0025】なお、実施の形態1,実施の形態2では昇
圧回路22が、そのポンプブロックがMOSトランジス
タで構成された正昇圧回路であるものについて示した
が、ポンプブロックがMOSトランジスタ以外のダイオ
ード素子などで構成されるその他の方式の昇圧回路装置
や、負電圧を発生する昇圧回路装置についても同様の手
段を用いて対応できる。
【0026】また、実施の形態1,実施の形態2では、
昇圧用クロックの制御のしかたとして、昇圧用クロック
の周期を制御するものについて説明したが、昇圧用クロ
ックの電圧を制御する構成としても良い。
【0027】実施の形態3.図6は本発明の実施の形態
3による半導体集積回路装置の昇圧回路の一例を示す図
である。図において、60はダイオードと容量素子で構
成され電源電圧VDDを昇圧する第1のポンプブロッ
ク、62は第1ポンプブロック60に直列接続され第1
のポンプブロック60の出力を整流して出力端子VPP
Lに出力する第1の整流用素子、61はダイオードと容
量素子で構成され第1の整流用素子62の出力電圧(昇
圧電圧VPPL)を昇圧する第2のポンプブロック、6
3は第2のポンプブロック61に直列接続され第2のポ
ンプブロック61の出力を整流して出力端子VPPHに
出力する第2の整流用素子である。ここで、出力端子V
PPLに出力される昇圧電を得るためのポンプブロック
回路,及び出力端子VPPHに出力される昇圧電力を得
るためのポンプブロック回路は、それぞれ1段のポンプ
ブロック(60,61)で構成されているが、半導体集
積回路装置で必要とされる電圧に応じた数段で構成すれ
ば良いものである。また、図6において、出力端子VP
PLに出力される昇圧電を得るためのポンプブロック回
路は、ドライバ回路(インバータ)64,66により与
えられる昇圧用クロックCLK1,及びCLK2を入力
として昇圧動作を行ない、出力端子VPPHに出力され
る昇圧電を得るためのポンプブロック回路は、ドライバ
回路(アンド回路)65,67により与えられる昇圧用
クロックCLK1,及びCLK2を入力として昇圧動作
を行なう構成となっている。ドライバ回路(アンド回
路)65は昇圧用クロックCLK1と制御信号HVとの
アンドをとっており、ドライバ回路(アンド回路)67
は昇圧用クロックCLK2と制御信号HVとのアンドを
とっている。
【0028】前述したように、出力される昇圧電圧の関
係は(n+1)・(VDD−Vd)であるので、昇圧電
圧VPPLは、n(ポンプブロックの段数)=1となる
ので、2(VDD−Vd)となる。昇圧電圧VPPH
は、昇圧を開始する入力電圧はVPPL=(n+1)
(VDD−Vd)であるので、VPPH=(n+1)
(VDD−Vd)−Vdとなる。図6よりVPPHの昇
圧部はn=2であるので、VPPH=3(VDD−V
d)−Vd=3VDD−4Vdとなる。例えば、VDD
を3V,Vdを0.6Vとすると、VPPLは4.8
V、VPPHは6.6Vとなる。例えば図11のフラッ
シュEEPROMセルに対して、読み出し、消去、書き
込み動作を行うものに本昇圧回路装置を使用する場合、
読み出し動作のときは昇圧電圧VPPLで動作のための
電圧を供給し、消去,書き込み動作のときの4.0−
5.0Vの電圧は、VPPLでは4.8Vしか得られな
いので、段数が1段多いVPPHから供給すればいよ
い。図6の昇圧回路装置では、制御信号HVがLレベル
のときはドライバー回路64,66のみが動作し、Hレ
ベルの時はドライバー回路64,65,66,67が動
作することになる。仮にドライバー回路64〜67が同
じ消費電力であった場合は、制御信号HVがLレベルの
ときはHレベルに比べて、半分の消費電力で済む。
【0029】図6に示すような回路構成とすることによ
り、読み出し動作のみで使用している場合は後段のポン
プブロック61を非使用にすると余計な昇圧動作を行わ
ないので消費電力を抑えることができる。なお、本実施
の形態3では正昇圧回路について述べたが、同様の手法
で負昇圧回路についても対応できる。
【0030】図9はPchMOSトランジスタで構成し
た高電圧切替回路を示す図である。図9の高電圧切替回
路は、2つの入力端子VPPL,及びVPPHに入力さ
れる電圧のうちで高い方の電圧を出力端子VPPに出力
する単純なスイッチ回路である。一方の入力端子が第1
のPchMOSトランジスタM1のソース及び基板端子
と第2のPchMOSトランジスタM2のゲート端子
に、他方の入力端子が第2のPchMOSトランジスタ
M2のソース及び基板端子と第1のPchMOSトラン
ジスタM1のゲート端子に接続されており、PchMO
SトランジスタM1,M2のドレイン端子は出力端子に
接続されている。例えば、入力端子VPPHがVPPL
より電位が昇圧段数1段分=(VDD−Vd)高い場
合、第1のPchMOSトランジスタM1のゲート−ソ
ース間の電位差が−(VDD−Vd)となり、PchM
OSトランジスタM1のしきい値電圧以上であるため第
1のPchMOSトランジスタM1がON状態になりド
レイン端子にソース側の電位が伝わる。一方、第2のP
chMOSトランジスタM2のゲート−ソース間の電位
差は(VDD−Vd)となり、第2のPchMOSトラ
ンジスタM2はON状態にならない。よって、出力端子
VPPには入力端子VPPHの電位が伝わる。
【0031】図1は図6に示すような複数の出力端子
(VPPL,VPPH)を備えた昇圧回路と、図9に示
すような入力される電圧のうちで高い方の電圧を出力端
子に出力する高電圧切替回路を接続した半導体集積回路
装置を示す図である。
【0032】図1において、13は複数の出力端子VP
PL,VPPHを有する昇圧回路、14は昇圧回路13
の出力端子VPPL,VPPHの出力を入力とし、これ
ら入力される電圧のうちで高い方の電圧を出力端子VP
Pに出力する電圧切替回路である。また、11は昇圧回
路13の出力端子VPPLの電圧値がある特定の値とな
ったときに出力VLLにHレベルを出力する第1の電圧
レベル検知回路、12は昇圧回路13の出力端子VPP
Hの電圧値がある特定の値となったときに出力VLHに
Hレベルを出力する第2の電圧レベル検知回路である。
10は昇圧回路13に対し昇圧用クロックを供給する昇
圧用クロック発生回路であり、電圧レベル検知回路1
1,12の出力VLL,VLHに応じて昇圧用クロック
の波形を可変にすることができる機能を有する。
【0033】図1に示す半導体集積回路装置のように、
複数の出力端子VPPL,VPPHを有する昇圧回路の
昇圧電圧端子VPPL,VPPHを切替回路14に接続
した構成とすることにより、複数存在した昇圧電圧ノー
ドをひとつにまとめることができる。また、昇圧電圧端
子VPPLを切替回路14の出力VPPとは別に引き出
すことによって、低昇圧電圧と高昇圧電圧を同時に両方
供給することができる。
【0034】このように、図1に示す半導体集積回路装
置では、低電圧用昇圧回路装置と高電圧用昇圧回路装置
を共通化することができるので、複数の電圧が要求され
る場合に実装面積を少なくすることができる。また、電
圧レベル検知回路11,12の出力VLL,VLHに応
じて昇圧用クロックの波形を可変にすることができる機
能を有する昇圧用クロック発生回路10を備えた構成と
することにより、上記実施の形態1,実施の形態2,と
同様、消費電力の少ない半導体集積回路装置が実現でき
る。
【0035】実施の形態4.図7は本発明の実施の形態
4による半導体集積回路装置の昇圧回路の一例を示す図
である。図7の昇圧回路にはポンプブロック71,72
があり、ポンプブロック70には容量素子C70,C7
1が、ポンプブロック71にはC72,C73が並列に
接続されている。容量素子C70はドライバー回路72
と接続しており、ドライバー回路72は昇圧用クロック
CLK1とモード選択信号MODE1で動作する。同様
に、容量素子C71は昇圧用クロックCLK1とモード
選択信号MODE2で動作するドライバ回路73に、容
量素子C72は昇圧用クロックCLK2とモード選択信
号MODE1で動作するドライバ回路74に、容量素子
C73は昇圧用クロックCLK2とモード選択信号MO
DE2で動作するドライバ回路75に接続している。
【0036】昇圧回路装置は容量素子に電荷を充電する
ことによって高電圧を発生する、つまり電流消費が大き
い素子を昇圧回路装置で駆動する場合は多くの電荷を充
電できる大容量の容量素子が必要であり、電流消費が少
ない場合は小さい容量素子でよい。本発明の例である図
7に示すように、モード選択信号MODE1とMODE
2を使用することによって動作させるドライバー回路装
置とそのドライバー回路装置に接続している容量素子を
選択することができる。図7の場合、最大の電流供給能
力が必要な場合は、モード選択信号MODE1,MOD
E2ともにHレベルにするとすべてのドライバー回路装
置72,73,74,75が動作するのですべての容量
素子C70,C71,C72,C73が昇圧動作に有効
となる。一方、電流供給能力がそれほどいらない場合
は、モード選択信号MODE1か、MODE2のどちら
かをHレベル、一方Lレベルにすることによって、昇圧
動作に使われるドライバー回路装置と容量素子が選択さ
れる。例えば、モード選択信号MODE1がHレベル、
MODE2がLレベルの場合、昇圧動作に使用されるド
ライバー回路装置が72,74、容量素子がC70,C
72である。ドライバー回路装置73,75、容量素子
C71,C73は使用されない。仮に、各ドライバー回
路装置の消費電力が同じであるとすると、前素子を昇圧
動作したときに比べて半分程度になることが予想でき
る。
【0037】実施の形態5.図8は本発明の実施の形態
5による半導体集積回路装置の昇圧回路の一例を示す図
である。図8の昇圧回路にはポンプブロック80,81
があり、ポンプブロック80には容量素子C80,C8
1と、ポンプブロック81にはC82,C83が並列に
接続されている。ドライバ回路86はスイッチ素子82
を介して容量素子C80に、またスイッチ素子83を介
して容量素子C81に接続している。一方、ドライバ回
路87はスイッチ素子84を介して容量素子C82に、
またスイッチ素子85を介して容量素子C83に接続し
ている。スイッチ素子82と84はモード選択信号MO
DE1がHレベルのときはON状態であり、Lレベルの
ときはOFF状態である。一方スイッチ素子83,85
はモード選択信号MODE2がHレベルのときはON状
態であり、LレベルのときはOFF状態である。
【0038】上記実施の形態4でも述べたように、電流
消費が大きい素子を昇圧回路装置で駆動する場合は多く
の電荷を充電できる大容量の容量素子が必要であり、電
流消費が少ない場合は小さい容量素子でよい。本実施の
形態5では、ドライバ回路と容量素子の間にスイッチ素
子を挿入した。そのスイッチ素子をモード選択信号によ
って操作し、ドライバ回路が容量素子を駆動する動作を
伝達、または遮断することにより、ドライバ回路の容量
性負荷を操作し、消費電力を抑える。例えば、電流消費
が少ない素子に対して昇圧回路が昇圧電圧を供給する場
合、モード選択信号MODE1をHレベル、MODE2
をLレベルにする。よって、スイッチ素子82と84は
ON状態、スイッチ素子83,85はOFF状態にな
り、ドライバ回路が駆動する容量素子はそれぞれC80
とC82のみとなる。ドライバ回路の駆動する容量性負
荷が少ないため、ドライバ回路が消費する電力を抑える
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)によ
れば、クロック制御信号に応じて昇圧用クロックを可変
的に発生できるクロック発生回路と、前記クロック発生
回路が出力する昇圧用クロックを用いて昇圧した電圧を
発生する昇圧回路と、前記昇圧回路が出力する昇圧した
電圧の電圧値を判定し所定の電圧レベル信号を上記クロ
ック制御信号として出力する電圧レベル検知回路とを備
えた構成としたから、昇圧電圧をリアルタイムで検知し
て、常時最適な昇圧用クロックを生成して昇圧動作を制
御し、昇圧回路全体の消費電力の軽減を行うことができ
る効果がある。
【0040】また、本発明(請求項2)によれば、クロ
ック制御信号に応じてソフトウェア制御により昇圧用ク
ロックを可変的に発生するソフトウェア制御回路と、前
記ソフトウェア制御回路が出力する昇圧用クロックを用
いて昇圧した電圧を発生する昇圧回路と、前記昇圧回路
が出力する昇圧した電圧の電圧値を判定し所定の電圧レ
ベル信号を上記クロック制御信号として出力する電圧レ
ベル検知回路とを備えた構成としたから、昇圧電圧をリ
アルタイムで検知して、常時最適な昇圧用クロックを生
成して昇圧動作を制御し、昇圧回路全体の消費電力の軽
減を行うことができる効果がある。
【0041】また、本発明(請求項3)によれば、それ
ぞれ昇圧用クロックにより容量素子の充放電を行うこと
で昇圧動作を行うポンプブロックを有するn個(nは2
以上の整数)のポンプブロック回路を直列に接続してな
るポンプブロック回路接続体と、上記n個のポンプブロ
ック回路のうちのいずれかm個(mは2以上n以下の整
数)のポンプブロック回路の出力をそれぞれ出力するm
個の出力端子とを備えた昇圧回路と、上記m個の出力端
子から出力される電圧を入力とし、これらm個の出力端
子から出力される電圧のうち最も高い電圧を選択して出
力する電圧切替回路とを備えた構成としたから、低い昇
圧電圧のみが必要な場合は後段のポンプブロックの昇圧
動作を行わないことにより、消費電力の抑制ができる効
果があり、また、電圧切替回路を備えていることによ
り、低電圧用昇圧回路と高電圧用昇圧回路を一つの昇圧
回路で実現することができ、実装面積の低減により低コ
スト化を実現できる効果がある。
【0042】また、本発明(請求項4)によれば、昇圧
ノードに接続された複数の容量素子を備え該複数の容量
素子の充放電を行うことで昇圧動作を行なうポンプブロ
ックを有するポンプブロック回路と、上記複数の容量素
子のそれぞれを充放電するために用いられる複数のドラ
イバ回路とを備え、上記ポンプブロックが昇圧動作に使
用する容量の値を可変にできる構成としたから、駆動素
子の電流消費量が少ない場合はポンプブロックの容量素
子量を減らし、余分な昇圧動作を減らし、昇圧回路の低
消費電力化を図ることができる効果がある。
【0043】また、本発明(請求項5)によれば、請求
項4記載の半導体集積回路装置において、上記ポンプブ
ロック回路が、直列に接続された複数の上記ポンプブロ
ックを備えた構成としたから、駆動素子の電流消費量が
少ない場合はポンプブロックの容量素子量を減らし、余
分な昇圧動作を減らし、昇圧回路の低消費電力化を図る
ことができる効果がある。
【0044】また、本発明(請求項6)によれば、昇圧
ノードに接続された複数の容量素子を備え該複数の容量
素子の充放電を行うことで昇圧動作を行なうポンプブロ
ックと、上記複数の容量素子を充放電するために用いら
れるドライバ回路と、上記複数の容量素子と上記ドライ
バ回路の出力との間に設けられたスイッチとを備え、上
記スイッチを制御することにより上記ポンプブロックが
昇圧動作に使用する容量の値を可変にできる構成とした
から、駆動素子の電流消費量が少ない場合はポンプブロ
ックの容量素子量を減らし、余分な昇圧動作を減らし、
昇圧回路の低消費電力化を図ることができる効果があ
る。
【0045】また、本発明(請求項7)によれば、請求
項6記載の半導体集積回路装置において、上記ポンプブ
ロック回路が、直列に接続された複数の上記ポンプブロ
ックを備えた構成としたから、駆動素子の電流消費量が
少ない場合はポンプブロックの容量素子量を減らし、余
分な昇圧動作を減らし、昇圧回路の低消費電力化を図る
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1,実施の形態2,及び実
施の形態3を組み合わせて構成した半導体集積回路装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による半導体集積回路装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2による半導体集積回路装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1による半導体集積回路装
置における昇圧用クロック波形の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1による半導体集積回路装
置の昇圧用クロック発生回路の一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態3による半導体集積回路装
置の昇圧回路の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態4による半導体集積回路装
置の昇圧回路の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態5による半導体集積回路装
置の昇圧回路の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態3による半導体集積回路装
置の電圧切替回路の一例を示す図である。
【図10】従来のチャージポンプ型の正昇圧回路装置と
昇圧用クロックの波形を示す図である。
【図11】フラッシュEEPROMの構造と電圧関係を
示す図である。
【図12】しきい値相殺型の正昇圧回路装置の構成を示
す図である。
【図13】しきい値相殺型昇圧回路装置用の昇圧用クロ
ックを示す波形図である。
【図14】従来の昇圧用クロック発生回路の構成を示す
図である。
【符号の説明】
10,20,107 クロック発生回路 11,12,21,31 電圧レベル検知回路 13,22,32 昇圧回路 50,140 立ち上がりエッジカウント部 51 カウント波形選択部 52,141 波形形成部 60,61,70,71,80,81,100,10
1,102,103,104 ポンプブロック 62,64,105 整流部 C70,C71,C72,C73,C80,C81,C
82,C83,C1,C2,C3,Cn−1,Cn 容
量素子 D1,D2,D3,Dn−1,Dn ダイオード素子
フロントページの続き (72)発明者 神鷹 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 片岡 知典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 道山 淳児 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック制御信号に応じて昇圧用クロッ
    クを可変的に発生できるクロック発生回路と、 前記クロック発生回路が出力する昇圧用クロックを用い
    て昇圧した電圧を発生する昇圧回路と、 前記昇圧回路が出力する昇圧した電圧の電圧値を判定し
    所定の電圧レベル信号を上記クロック制御信号として出
    力する電圧レベル検知回路とを備えたことを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 クロック制御信号に応じてソフトウェア
    制御により昇圧用クロックを可変的に発生するソフトウ
    ェア制御回路と、 前記ソフトウェア制御回路が出力する昇圧用クロックを
    用いて昇圧した電圧を発生する昇圧回路と、 前記昇圧回路が出力する昇圧した電圧の電圧値を判定し
    所定の電圧レベル信号を上記クロック制御信号として出
    力する電圧レベル検知回路とを備えたことを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ昇圧用クロックにより容量素子
    の充放電を行うことで昇圧動作を行うポンプブロックを
    有するn個(nは2以上の整数)のポンプブロック回路
    を直列に接続してなるポンプブロック回路接続体と、上
    記n個のポンプブロック回路のうちのいずれかm個(m
    は2以上n以下の整数)のポンプブロック回路の出力を
    それぞれ出力するm個の出力端子とを備えた昇圧回路
    と、 上記m個の出力端子から出力される電圧を入力とし、こ
    れらm個の出力端子から出力される電圧のうち最も高い
    電圧を選択して出力する電圧切替回路とを備えたことを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 昇圧ノードに接続された複数の容量素子
    を備え該複数の容量素子の充放電を行うことで昇圧動作
    を行なうポンプブロックを有するポンプブロック回路
    と、 上記複数の容量素子のそれぞれを充放電するために用い
    られる複数のドライバ回路とを備え、 上記ポンプブロックが昇圧動作に使用する容量の値を可
    変にできることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路装置にお
    いて、上記ポンプブロック回路は、直列に接続された複
    数の上記ポンプブロックを備えたものであることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 昇圧ノードに接続された複数の容量素子
    を備え該複数の容量素子の充放電を行うことで昇圧動作
    を行なうポンプブロックを有するポンプブロック回路
    と、 上記複数の容量素子を充放電するために用いられるドラ
    イバ回路と、 上記複数の容量素子と上記ドライバ回路の出力との間に
    設けられたスイッチとを備え、 上記スイッチを制御することにより上記ポンプブロック
    が昇圧動作に使用する容量の値を可変にできることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体集積回路装置にお
    いて、上記ポンプブロック回路は、直列に接続された複
    数の上記ポンプブロックを備えたものであることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100316053B1 (ko) * 1999-12-29 2001-12-12 박종섭 고전위 발생장치의 Vpp 레벨 감지기
JP2002291232A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Seiko Epson Corp 電源回路、表示装置および電子機器
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