JP2000223531A - テープキャリアパッケージおよびそれを用いた液晶モジュール - Google Patents

テープキャリアパッケージおよびそれを用いた液晶モジュール

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JP2000223531A
JP2000223531A JP11025005A JP2500599A JP2000223531A JP 2000223531 A JP2000223531 A JP 2000223531A JP 11025005 A JP11025005 A JP 11025005A JP 2500599 A JP2500599 A JP 2500599A JP 2000223531 A JP2000223531 A JP 2000223531A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層配線構造のテープキャリアパッケージお
よびそれを用いた液晶モジュールを安価に提供する。 【解決手段】 このテープキャリアパッケージは、基材
2と、基材2上に形成された配線6,7,15と、配線
6,7,15上に形成されて配線6,7,15を絶縁保護す
る絶縁保護膜とを備える。配線7と15は、絶縁保護膜
から露出している複数の配線露出部7-1A,7-3B…
および配線露出部15-1a,15-2b…を有する。基
材2に形成された折曲部11に沿って基材2を折り曲げ
ることによって、対向させられる配線露出部7-1Aと
15-1a,7-3Bと15-2bが電気的に接続されてい
る。基材2を折り曲げることによって、立体配線構造を
実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置用の
テープキャリアパッケージおよびそれを用いた液晶モジ
ュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネルを駆動するためのIC
等から構成された液晶ドライバは、半導体装置のパッケ
ージの一形態であるTCP(テープ・キャリア・パッケ
ージ)の形態で液晶パネルに実装されることが多い。図
9に、この様な半導体装置が実装された液晶パネルモジ
ュールの一例を示す。
【0003】図9に示すように、液晶パネル101は、
複数のTPC102,102…によって、フレキシブル
基板103,104に接続されており、各TPC102
は液晶ドライバチップ105を備えている。TCP10
2は、ドライバチップ105を駆動する電源や各種制御
信号をフレキシブル基板103,104から得て、液晶
パネル101に液晶パネル101を駆動する電圧を供給
している。
【0004】次に、図10に、従来のTCPの一例を示
す。図10に示すように、TPCは、出力側配線201
と入力側配線202を備えている。この出力側配線20
1と入力側配線202は、基材203上に形成されてい
る。この基材203は、略中央にデバイスホール205
が形成されている。このデバイスホール205は、出力
側配線201の内端部201Aおよび入力側配線202
の内端部202Aを露出させる。そして、このデバイス
ホール205に、半導体チップ(図示せず)が搭載され、
この半導体チップのバンプ電極が、出力側配線201の
内端部201Aおよび入力側配線202の内端部202
Aに接続されるようになっている。また、上記出力側配
線201の外端部201Bは、液晶パネルに接続され
る。一方、上記入力側配線202の外端部202Bは、
基材203に形成された入力接続用スリット207によ
って露出しており、この外端部202Bがフレキシブル
基板上の配線に接続されるようになっている。このフレ
キシブル基板上の配線を通じて、上記TPCは、液晶パ
ネル駆動用電源や半導体を駆動する電源、および各種制
御信号のやりとりを行う。
【0005】ところで近年、市場からの軽薄短小化の要
請のため、液晶パネルに実装される半導体装置も小型化
が不可欠となっており、その様な要請に応えるものとし
て、TCPの多層配線に関する技術が提案されている。
これに関しては、例えば、「特開昭64−19737」や
「特開平6−29352」等があげられる。
【0006】すなわち、現在では、液晶パネル駆動用電
源や半導体素子駆動用電源並びに半導体素子への各種制
御信号線を備えたフレキシブル基板は、例えば5層のよ
うに多層基板となっている。したがって、フレキシブル
基板に接続するTCPを多層配線構造にすることで、フ
レキシブル基板側の配線負担を低減でき、小型化でき
る。
【0007】さらに、TCPを多層配線構造にすると、
配線の自由度が増加し、液晶駆動用半導体素子を入力端
子形態が異なる新たな液晶駆動用半導体素子と交換する
場合でも、TCP内で配線を変えることによって、フレ
キシブル基板を共通化できコストダウンを図れる。
【0008】さらにまた、液晶駆動用半導体素子に入力
される液晶パネル駆動用電源は、一般に複数のバンプ
(パッド)を介して半導体素子に入力されるが、この電源
の供給線をTCP上の多層配線で実現することによっ
て、抵抗を下げ、電圧降下を防止できると共に雑音にも
強くできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単層配
線TCPに比べて、多層配線TCPは、製造工程の工数
の増加や複雑さの増加に伴いスループットが低下すると
共に、材料自体も増加することからTCPの面積当たり
のコストは、少なくとも2倍以上となり、これらの事か
ら積極的な採用は控えられているのが現状である。
【0010】しかし、近年の軽薄短小およびコストダウ
ンの流れは、半導体素子を搭載したTCPだけを単独で
考えていたのでは、この要請に応えられなくなってい
る。すなわち、TCPに接続されるフレキシブル基板等
も含めて総合的に考慮する必要があり、TCPの多層配
線の要望も強い。
【0011】そこで、この発明の目的は、多層配線構造
のテープキャリアパッケージおよびそれを用いた液晶モ
ジュールを安価に提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明のテープキャリアパッケージは、半
導体素子が搭載されるテープキャリアパッケージであっ
て、基材と、この基材上に形成された配線と、この配線
上に形成され、上記配線を絶縁保護する絶縁保護膜とを
備え、上記配線は、上記絶縁保護膜から露出している複
数の配線露出部を有し、上記基材に形成された折曲部に
沿って上記基材を折り曲げることによって対向させられ
る少なくとも1対の配線露出部が、電気的に接続されて
いることを特徴としている。
【0013】この請求項1の発明では、基材が折曲部に
沿って折り曲げられて、対向する配線露出部同士が電気
的に接続されている。これにより、立体的に結線された
2層配線構造を実現できる。この立体配線構造は、基材
を折り曲げることによって、実現できるから、低コスト
である。
【0014】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
のテープキャリアパッケージにおいて、上記1対の配線
露出部が、異方性導電膜で電気的に接続されていること
を特徴としている。
【0015】この請求項2の発明では、上層配線の配線
露出部と下層配線の配線露出部とを、異方性導電膜で電
気的に接続できる。
【0016】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載のテープキャリアパッケージにおいて、上記基
材を折り曲げるときの折曲位置合わせ用マークが、上記
基材に形成されていることを特徴としている。
【0017】この請求項3の発明では、上記折曲位置合
わせ用マークを使用して、電気的に接続すべき1対の配
線露出部が正確に対向するように、基材を折り曲げるこ
とができる。
【0018】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1つに記載のテープキャリアパッケージにお
いて、上記折曲部は、上記半導体素子に直接接続されて
いる主配線に対して、この主配線が並んでいる方向に隣
接して、上記主配線が延在している方向に延在している
ことを特徴としている。
【0019】この請求項4の発明では、上記折曲部が、
主配線が並んでいる方向に隣接しているから、折曲部が
主配線が延在している方向に隣接している場合に比べ
て、折曲部を折り曲げる前における主配線延在方向の寸
法を小さくすることができる。
【0020】また、請求項5の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1つに記載のテープキャリアパッケージにお
いて、上記半導体素子に直接接続されている主配線を露
出させる入力接続用スリットが、上記基材に形成されて
おり、上記折曲部に沿って、上記基材を180°折り曲
げたときに、上記入力接続用スリットに重なり合う入力
接続用ホールが、上記基材に形成されていることを特徴
とするテープキャリアパッケージ。
【0021】この請求項5の発明では、テープキャリア
パッケージを折り曲げた後でも、主配線は、入力接続用
ホールと入力接続用スリットとで、上下方向に露出して
いる。したがって、折り曲げ後であっても、主配線の露
出部を、上下両方向からフレキシブル基板に接続でき
る。
【0022】また、請求項6の発明は、請求項1乃至5
のいずれか1つに記載のテープキャリアパッケージを使
用したことを特微とする液晶モジュール。
【0023】この請求項6の発明の液晶モジュールは、
立体配線構造を備えた低コストなテープキャリアパッケ
ージを使用しているから、小型化とコストダウンを図れ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の図示の実施の形
態に基づいて詳細に説明する。
【0025】〔第1の実施の形態〕図1に、この発明の
第1実施形態としての液晶駆動半導体装置用TCP(テ
ープキャリアパッケージ)を示す。図1に示すように、
この第1実施形態のTCPは、基部1と、この基部1よ
りも横方向に広がっている幅広部2とからなる基材3を
有している。この基材3の幅広部2の略中央には、横長
長方形状のデバイスホール5が形成されている。
【0026】上記デバイスホール5上に半導体素子(図
示せず)が搭載されるようになっている。このデバイス
ホール5から幅広部2の端2Aに至る複数本の出力側配
線6,6,6…が、幅広部2上に配置されている。この複
数本の出力側配線6,6,6…は、所定間隔を隔てて横方
向に配列されており、一端6A,6A,6A…が、デバイ
スホール5に突き出している。この出力側配線6,6,6
…の他端6B,6B,6B…は、液晶パネルのソースバス
ラインまたはゲートバスラインのITOと接続される。
【0027】一方、このデバイスホール5から上記基部
1の端1Aに向かって延びている入力側主配線7,7,7
…が、幅広部2から基部1に亘って、基材3上に配置さ
れている。また、基部1は、入力接続用スリット10
と、折曲げ用スリット11と、入力接続用ホール12と
を有している。この入力接続用スリット10,折曲げ用
スリット11,入力接続用ホール12は、デバイスホー
ル5から基部1の端1Aに向かって、順に並んでいる。
そして、上記入力側主配線7は、一端7αが、上記デバ
イスホール5に突き出しており、他端7βが上記折り曲
げ用スリット11の手前まで達している。
【0028】この入力側主配線7は、入力接続用スリッ
ト10で、フレキシブル基板に接続されるようになって
いて、このフレキシブル基板から電源や各種制御信号が
入力されるようになっている。
【0029】上記入力側主配線7は、横方向に19本だ
け配列されており、この19本の入力側主配線7は、図
1には示さないが、絶縁保護膜としてのソルダーレジス
トで被覆されている。
【0030】そして、図中、1番左の配線7-1は、入
力接続用スリット10の手前に位置するソルダーレジス
ト未塗布部Aでソルダーレジストから露出している配線
露出部7-1Aを有する。また、3番目の配線7-3は、
デバイスホール5と入力接続用スリット10との間で途
切れており、この途切れの両端7-3Bと7-3Cが、ソ
ルダーレジスト未塗布部BとCで露出して、配線露出部
7-3Bと7-3Cになっている。また、7番目の配線7
-7も、デバイスホール5と入力接続用スリット10と
の間で途切れており、この途切れの両端7-7Dと7-7
Eが、ソルダーレジスト未塗布部DとEで露出して、配
線露出部7-7Dと7-7Eになっている。また、12番
目の配線7-12も、デバイスホール5と入力接続用ス
リット10との間で途切れており、この途切れの両端7
-12Fと7-12Gが、ソルダーレジスト未塗布部Fと
Gで露出して、配線露出部7-12Fと7-12Gになっ
ている。また、14番目の配線7-14は、入力接続用
スリット10の手前のソルダーレジスト未塗布部Hでソ
ルダーレジストから露出している配線露出部7-14H
を有する。また、16番目の配線7-16は、デバイス
ホール5と入力接続用スリット10との間で途切れてお
り、この途切れの両端7-16Iと7-16Jが、ソルダ
ーレジスト未塗布部IとJで露出して、配線露出部7-
16Iと7-16Jになっている。その他の配線7-2,
7-4,7-5,7-6,7-8,7-9,7-10,7-11,7-
13,7-15,7-17,7-18,7-19は、一端7αか
ら他端7βまで途切れることなく、また、露出すること
なく、延在している。
【0031】また、上記基材3の基部1の入力接続用ホ
ール12と基部1の端1Aとの間の領域に、入力側副配
線15が配置されている。この入力側副配線15も、上
記入力側主配線7と同様に、絶縁保護膜としてのソルダ
ーレジストで被覆されている。
【0032】そして、この入力側副配線15は、副配線
15-1から副配線15-5までの5本の副配線で構成さ
れている。そして、副配線15-1は、折り曲げ用スリ
ット11に対して略平行に延在していて、両端の露出部
15-1aと露出部15-1hを有している。この露出部
15-1a,15-1hは、ソルダーレジスト未塗布部a,
hで露出していて、主配線露出部7-1A,7-14Hに
対応している。また、副配線15-2は、両端の露出部
15-2bと露出部15-2eを備え、露出部15-2b
は主配線露出部7-3Bに対応しており、露出部15-2
eは主配線露出部7-7Eに対応している。また、副配
線15-3は、両端の露出部15-3cと露出部15-3
dを備え、露出部15-3cは主配線露出部7-3Cに対
応しており、露出部15-3dは主配線露出部7-7Dに
対応している。また、副配線15-4は、両端の露出部
15-4fと露出部15-4jを備え、露出部15-4f
は主配線露出部7-12Fに対応しており、露出部15-
4jは主配線露出部7-16Jに対応している。また、
副配線15-5は、両端の露出部15-5gと露出部15
-5iを備え、露出部15-5gは主配線露出部7-12
Gに対応しており、露出部15-5iは主配線露出部7-
16Iに対応している。
【0033】そして、上記ソルダーレジスト未塗布部
A,B,C,D,E,F,G,H,I,Jおよびソルダーレジス
ト未塗布部a,b,c,d,e,f,g,h,i,jには、異方
性導電膜(図示せず)が塗布されている。
【0034】また、上記基部1と上記デバイスホール5
との間の幅広部2にかぎかっこ形状の位置合わせマーク
17,18が形成されている。この位置合わせマーク1
7,18は、基部1を折り曲げ用スリット11で折り曲
げたときに、基部1の角20,21を合わせるためのマ
ークである。この位置合わせマーク17,18は、例え
ば、銅(Cu)からなる主,副配線をパターン形成すると
きに、同時にパターン形成すればよい。
【0035】そして、上記基部1を、折り曲げ用スリッ
ト11に沿って略180°折り曲げることによって、上
記主配線7の露出部7-1A,7-3B,7-3C,7-7D,
7−7Eに副配線15の露出部15-1a,15-2b,1
5-3c,15-3d,15-2eが重ね合わされ、熱圧着す
ることで、上記異方性導電膜によって、電気的に接続さ
れる。同時に、上記主配線の露出部7-12F,7-12
G,7-14H,7-16I,7-16Jに副配線15の露出
部15-4f,15-5g,15-1h,15-5i,15-4j
が重ね合わされ、熱圧着することで、上記異方性導電膜
によって、電気的に接続される。
【0036】これにより、立体的に結線された2層配線
構造を実現できる。この立体配線構造は、基材3を折り
曲げることによって、実現できるから、低コストであ
る。
【0037】また、上記位置合わせマーク17,18を
使用して、基部1を折り曲げ用スリット11で折り曲げ
たときに、主配線7の露出部7-1A,7-3B,…と副配
線の露出部15-1a,15-2b,…とを正確に対向させ
て接続することができる。
【0038】〔第2の実施の形態〕次に、図2に、この
発明のテープキャリアパッケージの第2実施形態として
の液晶駆動半導体装置用TCPを示す。この第2実施形
態は、位置合わせマーク17,18に替えて、位置合わ
せ穴30,31および32,33を設置した点だけが、前
述の第1実施形態と異なる。
【0039】図2に示すように、主配線7-1の傍らに
位置合わせ穴30が形成されており、基部1の角20に
位置合わせ穴32が形成されている。また、主配線7-
19の傍らに位置合わせ穴31が形成されており、基部
1の入力接続用ホール12の傍らに位置合わせ穴33が
形成されている。折り曲げ用スリット11に沿って基部
1を折り曲げたときに、位置合わせ穴30と32とを重
ね合わせ、位置合わせ穴31と33とを重ね合わせるこ
とによって、主配線7の露出部7-1A,7-3B,…と副
配線の露出部15-1a,15-2b,…とを正確に対向さ
せて接続することができる。
【0040】この第2実施形態によれば、折曲げ用スリ
ット11に対する対称位置に設けた2組の位置合わせ穴
30,32と31,33を設け、この2組の位置合わせ穴
による位置合わせを行うから、第1実施形態に比べてよ
り正確な位置合わせが可能となる。
【0041】ここで、図7に、上記折り曲げ用スリット
11で180゜折り曲げた状態での第2実施形態の断面
を示す。出力側配線6の他端6Bは、図示していない
が、異方性導電膜を介して液晶パネルのITOに熱圧着
されて電気的に接続されている。そして、デバイスホー
ル5には、図示していないが、半導体チップが搭載され
ており、この半導体チップのバンプ電極(パッド)は、入
力側主配線7の一端7αおよび出力側配線6の一端6A
に電気的に接続されている。
【0042】また、図7に示すように、ソルダーレジス
ト35は、出力側配線6の一端6A,他端6B,入力側主
配線7の一端7α上には塗布されていない。また、基材
3が開口している入力接続用スリット10において、入
力側主配線7上には、ソルダーレジスト35は塗布され
ていない。
【0043】入力接続用スリット10は、入カ側主配線
7を先述のフレキシブル基板に接続するための開口部で
ある。この入力側主配線7とフレキシブル基板とは、例
えば、ハンダ等を用いて電気的に接続される。また、入
力接続用ホール12は、入力接続用スリット10と同
様、入力側主配線7を先述のフレキシブル基板に接続す
るための開口部である。この入力接続用ホール12の存
在によって、ホール12側とスリット10側の両方か
ら、入力側主配線7をフレキシブル基板に接続できるよ
うになる。これにより、接続の自由度が増し、例えば、
液晶パネル並びにフレキシブル基板と接続した状態で、
液晶パネルの額縁等のスベースにコンパクトに収めるこ
とができるようになる。
【0044】図7に示すように、折り曲げ用スリット1
1で180゜折り曲げた状態で、位置合わせ穴30と3
2とを重ね合わせ、位置合わせ穴31と33とを重ね合
わせる。これにより、例えば、ソルダーレジスト未塗布
部Aとaが対向し、熱圧着することで、この未塗布部A
とaの間の異方性導電膜37内の導電粒子によって、主
配線7の露出部7-1Aと副配線の露出部15-1aとの
間の良好な電気的接続がなさる。なお、上記熱圧着条件
としては、加熱温度は100〜250゜Cが好ましく、
加圧圧力は10〜60Kgf/cm2が好ましい。
【0045】なお、上記異方性導電膜は、例えばフェノ
ール樹脂またはポリスルホン樹脂等の接着材の中にニッ
ケルまたは金等の導電性粒子が分散された異方性導電材
料からなるフィルム状のものである。
【0046】また、図8に、この第2実施形態のテープ
キャリアパッケージ77を備えた液晶モジュールを示
す。この液晶モジュールは、液晶パネル71とテープキ
ャリアパッケージ77と液晶駆動用半導体チップ74と
フレキシブル基板72を備えている。テープキャリアパ
ッケージ77の出力側配線6の一端6Bに異方性導電膜
75で液晶パネル71の透明電極73が接続されてい
る。また、出力側配線6の他端6Aに上記半導体チップ
74のバンプ電極74Aが接続され、入力側主配線7の
一端7αに、半導体チップ74のバンプ電極74Bが接
続されている。さらに、この入力側主配線7は、入力接
続用スリット10でソルダーレジスト35から露出し
て、フレキシブル基板72にハンダ等で電気的に接続さ
れている。この図10に示した構造の液晶モジュールに
よれば、立体配線構造を備えた低コストなテープキャリ
アパッケージ77を使用しているから、小型化とコスト
ダウンを図れる。
【0047】〔第3の実施の形態〕次に、図3に、この
発明の第3実施形態として液晶駆動半導体装置用テープ
キャリアパッケージを示す。
【0048】この第3実施形態は、入力側主配線7が並
んでいる方向の両側に隣接して、四角形状の基部張り出
し部40,41を有する一方、折り曲げ用スリット11
から基部1の端1Aまでの部分が削除されている点が、
前述の第1実施形態と異なる。この基部張り出し部4
0,41は、基部1との境に、主配線7の延在方向に延
在している折り曲げ用スリット42,43を備えてい
る。また、上記張り出し部40,41は、入力接続用ス
リット10が延在する方向に延在している入力接続用ホ
ール45,46を備えている。
【0049】さらに、この第3実施形態は、入力側主配
線7の構造が、前述の第1実施形態と異なっている。す
なわち、この第3実施形態では、主配線7-5が途切れ
ていて主配線7-7は途切れていない。そして、この途
切れの両端7-5D,7-5Eが、ソルダーレジスト未塗
布部D,Eで露出して、配線露出部7-5D,7-5Eにな
っている。また、この第3実施形態では、主配線7-1
5と主配線7-17が途切れており、この途切れの両端
7-15F,7-15Gと7-17H,7-17Iが、ソルダ
ーレジスト未塗布部F,GとH,Iで露出していて、配線
露出部7-15F,7-15Gと7-17H,7-17Iにな
っている。また、主配線7-19がソルダーレジスト未
塗布部Jで露出していて、配線露出部7-19Jになっ
ている。上記ソルダーレジスト未塗布部A〜E,F〜J
には、異方性導電膜が塗布されている。また、上記主配
線7-6と7-7との間に、かぎかっこ形状の位置合わせ
マーク44が形成されており、主配線7-13と7-14
との間に、かぎかっこ形状の位置合わせマーク49が形
成されている。
【0050】そして、この第3実施形態は、上記基部張
り出し部40に、副配線48-1,48-2,48-3が形
成され、基部張り出し部41に、副配線48-4,48-
5,48-6が形成されている。上記副配線48-1は、
両端のソルダーレジスト未塗布部a,dで露出して、配
線露出部48-1a,48-1dになっている。さらに、
配線露出部48−1aから上記副配線48−3が形成さ
れ、もう一端はソルダーレジスト未塗布部cで露出し
て、配線露出部48−3cになっている。また、副配線
48-2は、両端のソルダーレジスト未塗布部b,eで露
出して、配線露出部48-2b,48-2eになっている。
また、副配線48-4は、両端のソルダーレジスト未塗
布部f,jで露出して、配線露出部48-4f,48-4j
になっている。さらに、配線露出部48−4jから上記
副配線48−6が形成され、もう一端はソルダーレジス
ト未塗布部iで露出して配線露出部48−6iになって
いる。また、副配線48-5は、両端のソルダーレジス
ト未塗布部g,hで露出して、配線露出部48-5g,4
8-5hになっている。上記ソルダーレジスト未塗布部
a〜e,f〜jには、異方性導電膜(図示せず)が塗布さ
れている。
【0051】そして、上記折り曲げ用スリット42で、
基部張り出し部40を基部1に向かって180°折り曲
げ、基部張り出し部40の角40A,40Bを、基部1
の位置合わせマーク44,44に重ね合わせる。これに
より、配線露出部7−1A,7-3B,7-3C,7-5D,
7-5Eに、配線露出部48-1a,48-2b,48-3
c,48-1d,48-2eを正確に重ね合わせて、熱圧着
できる。これにより、上記配線露出部7−1A〜7-5
Eと配線露出部48-1a〜48-2eとが上記異方性導
電膜によって電気的に接続できる。
【0052】また、上記折り曲げ用スリット43で、基
部張り出し部41を基部1に向かって180°折り曲
げ、基部張り出し部41の角41A,41Bを、基部1
の位置合わせマーク49,49に重ね合わせる。これに
より、配線露出部7-15F,7-15G,7-17H,7-
17I,7-19Jに、配線露出部48-4f,48-5g,
48-5h,48-6i,48-4jを正確に重ね合わせ
て、熱圧着できる。これにより、上記配線露出部7-1
5F〜7-19Jと配線露出部48-4f〜48-4jと
を上記異方性導電膜によって電気的に接続できる。
【0053】このように、この第3実施形態によれば、
2層配線構造を形成するための基部張り出し部40,4
1を主配線7の配列方向に隣接して配置させたから、第
1,第2実施形態に比べて、折り曲げる前における主配
線延在方向の寸法を小さくすることができ、コンパクト
化を図れる。
【0054】なお、図1〜3にも示すように、通常、液
晶駆動半導体装置用テープキャリアパッケージの出力側
配線6,6,6…は、液晶パネルと接続する目的で、ピッ
チを広げる必要がある。一方、入力側配線7,7,7…
は、一般に、出力側配線数と比較して数が少ないことも
あり、ほぼストレートに引き出されている。したがっ
て、液晶駆動半導体装置用テープキャリアパッケージの
基材3を打抜く際、入力側配線7が形成される基部1
は、出力側に比べて幅狭となる。この第3実施形態は、
幅狭の基部1の側方にあって、不要な部分として打ち抜
かれていた部分(図10におけるスペースS)を有効に利
用するものである。
【0055】したがって、この第3実施形態によれば、
第1,第2実施形態に比べて、テープキャリアパッケー
ジのテープ長さを削減でき、コスト削減を図ることがで
きる。
【0056】〔第4の実施の形態〕次に、図4に、この
発明の第4実施形態である液晶駆動半導体装置用テープ
キャリアパッケージを示す。
【0057】この第4実施形態は、位置合わせマーク4
4,49に替えて、4組の位置合わせ穴50,51,52,
53,54,55,56,57が基材3に形成されている点
だけが、前述の第3実施形態と異なる。
【0058】上記位置合わせ穴50,51は、折り曲げ
用スリット42を挟んで、張り出し部40と基部1に近
接して配置されている。また、上記位置合わせ穴52,
53は、折り曲げ用スリット42を挟んで、張り出し部
40の角40Bと基部1に離隔して配置されている。ま
た、位置合わせ穴54,55は、折り曲げ用スリット4
3を挟んで、張り出し部41と基部1に近接して配置さ
れている。また、位置合わせ穴56,57は、折り曲げ
用スリット43を挟んで、張り出し部41の角41Bと
基部1に離隔して配置されている。
【0059】この第4実施形態によれば、張り出し部4
0を、折り曲げ用スリット42で折り曲げて、2組の位
置合わせ穴50,51と52,53とで、正確に折り曲げ
位置を合わせることができる。また、張り出し部41
を、折り曲げ用スリット43で折り曲げて、2組の位置
合わせ穴54,55,56,57とで、正確に折り曲げ位
置を合わせることができる。したがって、この第4実施
形態によれば、第3実施形態に比べて、より一層正確な
折り曲げ時の位置合わせを行うことができる。
【0060】〔第5の実施の形態〕次に、図5に、この
発明の第5実施形態である液晶駆動半導体装置用テープ
キャリアパッケージを示す。
【0061】この第5実施形態は、第3実施形態におい
て、入力側配線7の両側に設けていた張り出し部40,
41の内、片側の張り出し部41を削除し、この張り出
し部41に対向させていた入力側主配線7の途切れとソ
ルダーレジスト未塗布部F,G,H,I,Jを無くしたもの
である。
【0062】この第5実施形態によれば、片側の張り出
し部40だけによる2層配線構造を形成できる。
【0063】〔第6の実施の形態〕次に、図6に、この
発明の第6実施形態である液晶駆動半導体装置用テープ
キャリアパッケージを示す。
【0064】この第6実施形態は、前記第4実施形態に
おいて、入力側配線7,7,7…の両サイドに設けていた
張り出し部40,41の内、片側の張り出し部41を削
除し、この張り出し部41に対向させていた入力側主配
線7の途切れとソルダーレジスト未塗布部F,G,H,I,
Jを無くしたものである。この第6実施形態によれば、
片側の張り出し部40だけによる2層配線構造を形成で
きる。
【0065】尚、上記第1〜第6実施形態では、折曲げ
部を折曲げ用スリットとしたが、折り曲げ用スリットに
替えて、例えば、基材3に形成したミシン目や、肉薄部
等の折り曲げ易くなる形態で折り曲げ部を構成すればよ
い。
【0066】また、上記第1〜第6実施形態では、2層
配線構造の電気的接続に異方性導電膜を使用したが、異
方性導電膜は出力側配線と液晶パネルの透明電極との接
続にも使用されているので、熱圧着用ツールも共用で
き、大きなコストアップ要因にはならない。
【0067】なお、TCPと液晶パネルとの接続のほう
が、配線ピッチが狭くかつ配線本数も多いが、フレキシ
ブル基板は伸縮が大きいため精度が出にくい。したがっ
て、図には示さないが、入力側配線7の他端7β側でそ
のピッチを広げることによって、フレキシブル基板への
接続が容易になり、今後のさらなる小型化に対応でき
る。したがって、液晶パネルモジュールにおいて、なお
一層の軽薄短小化並びにコストダウンが可能となり、ユ
ーザニーズを的確に捉えた液晶パネルモジュールを提供
できる。
【0068】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
の発明のテープキャリアパッケージは、基材と、この基
材上に形成された配線と、この配線上に形成され、上記
配線を絶縁保護する絶縁保護膜とを備え、この配線は、
絶縁保護膜から露出している複数の配線露出部を有し、
基材に形成された折曲部に沿って基材を折り曲げること
によって対向させられる少なくとも1対の配線露出部
が、電気的に接続されている。
【0069】この請求項1の発明では、基材が折曲部に
沿って折り曲げられて、対向する配線露出部同士が電気
的に接続されている。これにより、立体的に結線された
2層配線構造を実現できる。この立体配線構造は、基材
を折り曲げることによって、実現できるから、低コスト
である。
【0070】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
のテープキャリアパッケージにおいて、上記少なくとも
1対の配線露出部が、異方性導電膜で電気的に接続され
ている。したがって、製造が容易になる。
【0071】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載のテープキャリアパッケージにおいて、上記基
材を折り曲げるときの折曲位置合わせ用マークが、上記
基材に形成されている。したがって、上記折曲位置合わ
せ用マークを使用して、電気的に接続すべき1対の配線
露出部が正確に対向するように、基材を折り曲げること
ができる。したがって、微細な配線構造にも対応できる
ようになる。
【0072】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1つに記載のテープキャリアパッケージにお
いて、上記折曲部は、上記半導体素子に直接接続されて
いる主配線に対して、この主配線が並んでいる方向に隣
接して、上記主配線が延在している方向に延在してい
る。この請求項4の発明では、上記折曲部が、主配線が
並んでいる方向に隣接しているから、折曲部が主配線が
延在している方向に隣接している場合に比べて、折曲部
を折り曲げる前における主配線延在方向の寸法を小さく
することができる。すなわち、テープキャリアパッケー
ジに使用するテープ長さを増大させることなく、2層配
線構造を実現できる。
【0073】また、請求項5の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1つに記載のテープキャリアパッケージにお
いて、半導体素子に直接接続されている主配線を露出さ
せる入力接続用スリットが基材に形成されており、折曲
部に沿って基材を180°折り曲げたときに、入力接続
用スリットに重なり合う入力接続用ホールが基材に形成
されている。この請求項5の発明では、テープキャリア
パッケージを折り曲げた後でも、主配線は、入力接続用
ホールと入力接続用スリットとで、上下方向に露出して
いる。したがって、折り曲げ後であっても、主配線の露
出部を上下両方向からフレキシブル基板に接続できる。
したがって、請求項5の発明によれば、フレキシブル基
板も含めて、液晶パネルの額縁部や液晶パネルの後部の
スペースにコンパクトにまとめて設置する際の自由度を
向上させることができる。
【0074】また、請求項6の発明の液晶モジュール
は、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の立体配線構
造を備えた低コストなテープキャリアパッケージを使用
しているから、小型化とコストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のテープキャリアパッケージの第1
実施形態である。
【図2】 この発明のテープキャリアパッケージの第2
実施形態である。
【図3】 この発明のテープキャリアパッケージの第3
実施形態である。
【図4】 この発明のテープキャリアパッケージの第4
実施形態である。
【図5】 この発明のテープキャリアパッケージの第5
実施形態である。
【図6】 この発明のテープキャリアパッケージの第6
実施形態である。
【図7】 上記第2実施形態の180度折曲げ後の断面
図である。
【図8】 上記第2実施形態のテープキャリアパッケー
ジを備えた液晶モジュールの断面図である。
【図9】 従来のテープキャリアパッケージを備えた液
晶パネルの平面図である。
【図10】 従来のテープキャリアパッケージの平面図
である。
【符号の説明】
1…基部、2…基材、2A…端、3…幅広部、5…デバ
イスホール、6…出力側配線、6A…一端、6B…他
端、7…入力側主配線、7α…一端、7β…他端、10
…入力接続用スリット、11…折り曲げ用スリット、1
2…入力接続用ホール、A〜J,a〜j…ソルダーレジ
スト未塗布部、15…入力側副配線、17,18…位置
合わせマーク、20,21…角、30,31,32,33…
位置合わせ穴、35…ソルダーレジスト、37…異方性
導電膜、40,41…基部張り出し部、42,43…折り
曲げ用スリット、44,49…位置合わせマーク、48
…副配線、50〜57…位置合わせ穴、71…液晶パネ
ル、72…フレキシブル基板、74…半導体チップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子が搭載されるテープキャリア
    パッケージであって、 基材と、この基材上に形成された配線と、この配線上に
    形成され、上記配線を絶縁保護する絶縁保護膜とを備
    え、 上記配線は、上記絶縁保護膜から露出している複数の配
    線露出部を有し、 上記基材に形成された折曲部に沿って上記基材を折り曲
    げることによって対向させられる少なくとも1対の配線
    露出部が、電気的に接続されていることを特徴とするテ
    ープキャリアパッケージ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテープキャリアパッケ
    ージにおいて、 上記1対の配線露出部が、異方性導電膜で電気的に接続
    されていることを特徴とするテープキャリアパッケー
    ジ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のテープキャリ
    アパッケージにおいて、 上記基材を折り曲げるときの折曲位置合わせ用マーク
    が、上記基材に形成されていることを特徴とするテープ
    キャリアパッケージ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    テープキャリアパッケージにおいて、 上記折曲部は、上記半導体素子に直接接続されている主
    配線に対して、この主配線が並んでいる方向に隣接し
    て、上記主配線が延在している方向に延在していること
    を特徴とするテープキャリアパッケージ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    テープキャリアパッケージにおいて、 上記半導体素子に直接接続されている主配線を露出させ
    る入力接続用スリットが、上記基材に形成されており、 上記折曲部に沿って、上記基材を180°折り曲げたと
    きに、上記入力接続用スリットに重なり合う入力接続用
    ホールが、上記基材に形成されていることを特徴とする
    テープキャリアパッケージ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の
    テープキャリアパッケージを使用したことを特微とする
    液晶モジュール。
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