JP3941280B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は配線接続部材及びこれを用いた液晶表示装置に係り、特に、液晶表示パネルに可撓性配線基板を導電接続した構成を有する液晶表示装置に用いる場合に好適な、可撓性配線基板その他の配線接続部材の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、液晶表示装置は各種機器の表示部を構成するものとして広く用いられている。液晶表示装置には、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルに設けられたパネル端子に導電接続された可撓性配線基板(フレキシブル配線基板)とからなるものが多く用いられている。可撓性配線基板は液晶表示パネルと、液晶表示パネルが搭載される各種機器側本体の回路部とを接続するためのものである。
【0003】
可撓性配線基板はそのままその可撓性を利用して適宜に曲折され、各種機器側本体の回路基板等に設けられた内部コネクタに接続される。この場合、特に携帯機器などにおいては筐体の内部容量を削減する必要性から可撓性配線基板の収容空間をも低減する要請があり、その要請に応えるため、可撓性配線基板を液晶表示パネルのパネル面の背後に重なるように設置することがある。
【0004】
図6は上記のように可撓性配線基板を液晶表示パネルのパネル面に重なるように配置した構成例を示すものである。ここで、ガラスなどからなる2枚のパネル基板11,12の間にシール材によって封入された図示しない液晶層を有する液晶表示パネル10が設けられている。液晶表示パネル10の端部には、対向するパネル基板12よりもパネル基板11が張り出してなる張出部11aが形成されている。この張出部11aの表面上には、液晶表示パネル10の液晶表示部に形成された図示しない内面電極からそれぞれ引き出された配線パターンに導電接続された多数のパネル端子が端部に配列して形成されている。これらのパネル端子は張出部11aの表面上に相互に並列してパネル端子部13を構成している。
【0005】
パネル端子部13には、可撓性を有するTCP(テープキャリアパッケージ)基板20の端部に形成された外部端子部21が導電接続されている。外部端子部21にはパネル端子部13のパネル端子と同様に配列された多数の外部端子が形成されている。パネル端子部13と外部端子部21とは、通常、異方性導電膜を介したヒートシール構造によって加熱加圧処理によって一体的に導電接続が行われる。TCP基板20においては外部端子部21から伸びる多数の配線を含む配線パターン22が形成されている。 TCP基板20の配線パターン22には集積回路チップ24の出力に対応する端子が導電接続された状態で実装されている。この集積回路チップ24の入力に対応する端子は接続端子部23に導電接続されている。従って、これらの配線パターン22は外部端子部21の反対側の端部に形成された接続端子部23において露出された多数の接続端子に直接若しくは集積回路チップ24の出力として間接的に導電接続されている。
【0006】
接続端子部23の各端子の接続はFPC(フレキシブル印刷回路)基板30の一端部に形成された接続端子部31に各々対応して半田25などによって導電接続されている。接続端子部31の各接続端子はFPC基板30内に形成された延長配線パターン32に導電接続されている。この延長配線パターン32はFPC基板30の延長方向に伸び、FPC基板30における接続端子部31とは反対側の端部に突出するように形成された突出部33まで延長されている。この突出部33の先端には上記延長配線パターン32に導電接続されている多数の外部端子部34が形成されている。外部端子部34の導通接続される端子面の裏面側は補強板35によって補強され、各種機器側本体の回路基板等に設けられた内部コネクタに接続されるように構成されている。なお、FPC基板30には、上記延長配線パターン32に対して適宜に接続された回路素子などが実装される場合もある。
【0007】
TCP基板20は液晶表示パネル10のパネル端子部13から曲折して液晶表示パネル10の背面側へ折り曲げられ、そこでFPC基板30に接続されている。FPC基板30は液晶表示パネル10のパネル面に対して平面的にほぼ重なるように配置される。なお、この例ではTCP基板20を介してFPC基板30が接続されているが、液晶表示パネル10に直接FPC基板が導電接続される場合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の液晶表示装置においては、液晶表示パネル10に接続されたTCP基板20及びFPC基板30からなる配線接続部材は、液晶表示パネル10のパネル端子部13に接続後曲折してパネル面の背後に回り込むように配置されているため、FPC基板30に設けられる外部端子部34は、図示のようにパネル端子部13から曲折した後にパネル面の背後に回り込み、伸びる方向(図示下方向)の端部に設けるか、或いは、FPC基板30の側端部に設けるしか方法がなく、折り曲げられて延びる方向とは反対側に外部端子部を設けることは物理的に困難であった。しかしながら、各種機器の小型化に伴って液晶表示装置の配線接続部材に設けられた外部端子部に接続されるべき機器側の内部コネクタの設置位置が制限される傾向にあり、各種機器、特に携帯型電子機器の内部構造によっては、折り曲げられて延びる方向とは反対側に外部端子部を形成したいという要請も多くなってきている。
【0009】
このような要請に対して、例えば基板自体を小型化してパネル端子部13側に外部端子部を配置する方法も考えられるが、この方法では充分な基板面積を確保することができず、特に、液晶駆動ドライバ回路などを含む集積回路チップなどを基板上に実装することは不可能になる。逆に、基板自体を大きくして2重に折り畳むようにしてパネル端子部側に基板先端を持ってくることも考えられるが、基板が大型化し、基板の折り返しによって折り返し部が厚くなることから液晶表示装置の占有体積が増加してしまい、機器の小型化に反する結果となる。
【0010】
そこで本発明は上記問題的を解決するものであり、その課題は、液晶表示装置の占有体積の増加を抑制しつつ、可撓性基板若しくはその接続部材などの種々の配線接続部材に設けられた外部端子部を任意の位置に配置することの可能な構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、外部と導電接続を行なうための第1外部端子部及び第1接続端子部を有する第1基板と、前記第1接続端子部に導電接続された第2接続端子部及び外部導電接続を行なうための第2外部端子部を有する第2基板と、前記第1外部端子部に導電接続されたパネル端子部を備えた液晶表示パネルと、を備えた液晶表示装置において、前記液晶パネルを構成する2枚のパネル基板のうち、一方のパネル基板において他方のパネル基板より張り出してなる張出部が形成されるとともに、当該張出部において前記他方のパネル基板と対向する面上に前記パネル端子部が形成され、前記第1基板は、前記パネル端子部において前記第1基板の一方の端部である前記第1外部端子部が導電接続され、前記一方の端部から前記第1基板の他方の端部に向かって、前記他方のパネル基板における前記一方の基板と対向する面とは反対の面を覆うように配置されるとともに、前記第1基板の他方の端部に前記第1接続端子部が形成され、前記第2基板は、前記第1接続端子部と導電接続された前記第2接続端子部から前記第1外部端子部側に伸びる延長領域部を有し、当該延長領域部に前記第2外部端子部が形成されることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、第1基板の第1接続端子部に導電接続された第2接続端子部を有する第2基板を設け、この第2基板には、第2接続端子部から第1外部端子部側に伸びる延長領域部を設け、この延長領域部に第2外部端子部を形成したので、第1外部端子部を接続すべき外部のコネクタ部の近傍に別のコネクタ部が設けられていても、第2外部端子部をコネクタ部に接続可能に配置することができる。また、第1基板と第2基板の延長領域部とは相互に重なるように配置されるものの、両基板を一部重ねて導電接続させれば足りるため、基板自体を折り返す必要がないからコンパクトに構成できるとともに、重なり領域において基板面積を十分に確保することができるので、十分な配線面積、回路面積、或いは素子やチップなどの実装面積を得ることができる。
【0013】
なお、上記の発明においては、特に延長領域部の先端近傍に第2外部端子部が設けられていることが好ましい。
【0014】
本発明において、前記第1基板における前記第1外部端子部と前記第1接続端子部との間に基板面が曲折された曲折部が設けられ、前記第2基板は、前記曲折部の外側に配置された前記第1基板の表面に対して接するようにして前記第2接続端子部を前記第1接続端子部に導電接続させるように構成されていることが好ましい。本発明によれば、曲折した第1基板の外側に配置される表面に対して第2基板が接するように構成されているので、第2基板を第1基板の曲折部の外側に配置させることができ、第1基板の曲折部に妨げられることなく第2外部端子部を自由に配置できる。
【0015】
本発明において、前記第2基板は、前記第2端子部から前記第1外部端子部とは反対側に伸びる反対側延長領域部を有し、当該反対側延長領域部に前記延長配線パターンに導電接続された第3外部端子部が形成されていることが好ましい。本発明によれば、延長領域部とは反対側に伸びる反対側延長領域部に第3外部端子が形成されているので、配線接続部材に接続される外部のコネクタの配置をさらに自由に設計することができる。
【0016】
本発明において、前記第1基板と前記第2基板の平面的に重なる領域の少なくとも一部において前記第1基板と前記第2基板とが相互に接着されていることが望ましい。
【0017】
本発明によれば、第1基板と第2基板の重なり領域の少なくとも一部が相互に接着されているため、基板間の姿勢を安定させることができるとともに、第1外部端子部及び第2外部端子部の位置精度を高めることができ、さらに、第1接続端子部と第2接続端子部の導電接続部分に応力が加わることを抑制することができ、その導電接続部分の信頼性を高めることができる。
【0018】
次に、本発明よる液晶表示装置は、上記の配線接続部材と、前記第1外部端子部に導電接続された前記第1コネクタ部に相当するパネル端子部を端部に備えた液晶表示パネルとを備えたことを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、液晶表示装置の小型化を妨げずに、また、配線接続部材の配線面積、回路面積、実装面積を縮小することなく、外部端子部の配置をより自由に設定することが可能になる。
【0020】
本発明において、前記第1基板は、前記第1外部端子部と前記第1接続端子部との間が曲折され、前記第1接続端子部が前記液晶表示パネルのパネル面の背後に回り込むように配置されていることが好ましい。この手段によれば、第1基板及び第2基板がパネル面の背後に回り込むように配置されるので、液晶表示装置をコンパクトに構成できる。
【0021】
上記各発明においては、少なくとも曲折部を可撓性に構成することが製造上好ましい。また、第1基板の全体を可撓性基板として構成してもよく、さらに、第2基板をも可撓性基板として構成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。以下に説明する各実施形態はいずれも携帯型電子機器に設けられる表示部を構成するための液晶表示装置の構造に関するものであるが、本発明はこのようなものに限定されることはなく、種々の用途や構造を備えた液晶表示装置に広く適用することができるものであり、さらに、液晶表示装置以外の各種電子機器の配線接続部材としても用いることができるものである。
【0023】
[第1実施形態]
図1は本発明に係る液晶表示装置の第1実施形態の構造を示す概略一部断面図である。液晶表示パネル10は上述の従来例と全く同じものであるため、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。本実施形態では、液晶パネル10のパネル端子部13にTCP基板40の外部端子部41が導電接続されている。樹脂モールド14はパネル端子部13と外部端子部41との導電接続部を補強するとともにパネル端子部13での電食を防止するためのものである。上記従来例とは異なり樹脂基材40bの表面に形成された外部端子部41、配線パターン42、及び接続端子部43は曲折部40に対して外側となり、 TCP基板40の配線パターン42が形成され延長上の一方の端部に外部端子部41が形成されている。また、TCP基板40の配線パターン42の表面には、図示しない絶縁コート、ソルダーレジスト等が形成されている。
【0024】
TCP基板40は、外部端子部41に導電接続された配線を含む配線パターン42を備えており、この配線パターン42は、主として略中央部に実装された集積回路チップ44の出力に対応する図示しないバンプ電極と金属共晶による導電接続が図られ、また外部端子部41の反対側の端部に設けられた接続端子部43と導電接続されているものもある。また、TCP基板40の集積回路チップ44の搭載位置は、液晶表示パネル10の平面方向の領域、及び厚み方向の領域の拡大を極力避ける為、曲折された後の位置に搭載されている。接続端子部43は、外部端子部41と同様に集積回路チップ44の入力に対応する図示しないバンプ電極と金属共晶による導電接続が図られている。接続端子部43は、TCP基板40の他方の端部において、TCP基板40の樹脂基材40bが開口された開口部(スリット)43aが形成され、これによって接続端子部43が露出され、FPC基板50の端部に形成された接続端子部51に対して半田45などを介して導電接続されている。
【0025】
FPC基板50は、接続端子部51からTCP基板40の板面に沿って遡るように、すなわちTCP基板40の外部端子部41側に向けて、TCP基板40の折り曲げ方向とは反対の方向に延長領域部に相当する部分50Eが図示上方へと伸びている。接続端子部51には延長配線パターン52が導電接続されており、FPC基板50の樹脂基材50bのTCP基板40が配置される側の表面に形成されている。この延長配線パターン52もまたFPC基板50の延長領域部の方向へ伸びる。FPC基板50の延長領域部の方向にある端部には突出部53が設けられ、この突出部53の先端に、延長配線パターン52に導電接続された外部端子部54が形成されている。外部端子部54の樹脂基材50bを介して背面側には補強板55が貼着されている。すなわち、FPC基板50において、TCP基板40に実装された集積回路チップ44を基準に入力端子43が配置されている側とは反対の方向に延長された延長配線パターン52の先に外部端子部54が形成されている。
【0026】
TCP基板40における外部端子部41から少し接続端子部43側へ向かった部分は液晶表示パネル10の背後にTCP基板40及びFPC基板50を回り込ませるために曲折された曲折部40Aとなっている。このTCP基板40は板面全体に亘って可撓性を有しているが、曲折部40Aはさらに可撓性を高めるために開口部(スリット)の形成や樹脂基材の薄肉化等を図って形成されていることが好ましい。なお、TCP基板40において曲折部40Aのみが可撓性を有する上述の可撓性領域として構成されていてもよい。
【0027】
図2は、本実施形態の配線接続部材を構成するTCP基板40とFPC基板50の構造を示す概略斜視図である。図示のようにTCP基板40とFPC基板50とは、開口部(スリット)43aにおいて入力端子部43と接続端子部51との導電接続によって相互に固着されており、開口部43aでの導電接続部分から集積回路チップ44が実装される側に広がる延長領域においてTCP基板40とFPC基板50とが相互に重なっている。従って、TCP基板40の集積回路チップ44が配置される裏側にはTCP基板50が重なるように沿って配置されている。TCP基板40とFPC基板50との重なり領域においては、両面粘着テープなどの固着手段46によってTCP基板40とFPC基板50とが相互に接着されている。また、TCP基板40、FPC基板50の相方に接着用のランドが個別に設けられて半田付けによる接着固定がなされていても良い。
【0028】
本実施形態では、FPC基板50において、TCP基板40とFPC基板50との開口部43aにおける導電接続部分からTCP基板の外部端子部41側に伸びる延長領域部を有し、この延長領域部に外部端子部54を形成しているので、液晶表示パネル10のパネル端子部13側に外部端子部54を突出させることができる。また、このようにしても、TCP基板40とFPC基板50とは互いに密着するように重なっている重なり領域を部分的に有するだけであるので、折り返し構造も必要なく、液晶表示装置としての占有体積をほとんど増加させることもない。さらに、液晶表示パネル10の背面側においてTCP基板40とFPC基板50とが重なるように配置することができるので、両基板の合計面積を従来の2倍近くまで広げることが可能であり、より多くの回路構造又は実装部品を基板上に形成、配置することが可能である。
【0029】
上記実施形態ではTCP基板40とFPC基板50の重なり領域を相互に固着手段46によって接着しているため、両基板の姿勢をより確実に保持して外部端子部の位置も精度よく保持できるとともに、接続端子部43と51の導電接続部分に応力が加わることを防止できるので、導電接続部分の信頼性を向上させることができる。
【0030】
本実施形態ではTCP基板40に曲折部40Aが設けられているが、必ずしも曲折された状態で使用されなくてもよい。例えば、外部のコネクタに接続される外部端子部41の近傍に、外部端子部54が接続されるべきもう一つ別のコネクタを備えている場合に対応することができる。すなわち、図2に示す配線接続部材の曲折部40Aを引き延ばし、TCP基板40とFPC基板50とを重なり合った状態で設置して配線面積や回路面積を確保しつつ、外部端子部54を外部端子部41の近傍に配置することができるから、2つの外部のコネクタが上下に並んでいる場合に対応することができる。
【0031】
なお、本実施形態における集積回路チップ44が搭載されたTCP基板40の代わりに、集積回路チップがACFや半田図付けによって導電接続されたFPC基板であってもよい。
【0032】
また、TCP基板40とFPC基板50とが入れ替わって逆に接続されていても良い。この場合、FPC基板50には TCP基板40の集積回路チップ44がFPC基板50の厚みを貫通するような開口部が空けられていれば、液晶表示装置としての全体の厚みを薄く形成することができるので更に好ましい。
【0033】
[第2実施形態]
次に、図3を参照して本発明に係る液晶表示装置の第2実施形態について説明する。この実施形態は、上記第1実施形態と同様の液晶表示パネル10と、TCP基板60と、FPC基板70とから構成される。この実施形態では、上記第1実施形態とは異なり樹脂基材60bの表面に形成された外部端子部61、配線パターン62、及び接続端子部63は液晶表示パネル10側に形成され、TCP基板60は第1実施形態とは逆にパネル端子部13から液晶表示パネル10の液晶表示領域へ向けて、後述する曲折部60Aを経て液晶表示パネル10の背面側へと伸びている。
【0034】
また、TCP基板60の配線パターン62の表面には、図示しない絶縁コート、ソルダーレジスト等が形成されている。外部端子部61は配線パターン62に導電接続され、この配線パターン62は途中に実装された集積回路チップ64に出力に対応する図示しないバンプ電極と金属共晶による導電接続が図られ、また外部端子部61の反対側の端部に設けられた接続端子部63と直接導電接続されているものも有る。また、TCP基板40の集積回路チップ64の搭載位置は、液晶表示パネル10の平面方向の領域、及び厚み方向の領域の拡大を極力避ける為、曲折された後の位置に搭載されている。接続端子部63は、外部端子部61と同様に集積回路チップ64の入力に対応する図示しないバンプ電極と金属共晶による導電接続が図られている。外部端子部63は、TCP基板60の他方の端部において、TCP基板60の樹脂基材60bが開口された開口部(スリット)63aが形成され、この開口部63aの縁部において接続端子部63が露出され、開口部63aを通してFPC基板70の端部に形成された接続端子部71と半田65などを介して導電接続されている。
【0035】
FPC基板70は、接続端子部71からTCP基板60の板面に沿って遡るように、すなわちTCP基板60の外部端子部61側に向けて、TCP基板60の延長方向とは反対方向に延長領域部に相当する部分70Eが図示上方へと伸びている。接続端子部51には延長配線パターン72が導電接続されており、FPC基板70の樹脂基材70bのTCP基板60が配置される側の表面に形成されている。この延長配線パターン72もまたFPC基板70の延長領域部の方向へ伸びる。FPC基板70の延長領域部の方向にある端部には突出部73が設けられ、この突出部73の先端に、延長配線パターン72に導電接続された外部端子部74が形成されている。外部端子部74の樹脂基材70bを介して背面側には補強板75が貼着されている。すなわち、FPC基板70において、TCP基板60に実装された集積回路チップ64を基準に入力端子63が配置されている側とは反対の方向に延長された延長配線パターン72の先に外部端子部74が形成されている。
【0036】
TCP基板60における外部端子部61から少し接続端子部63側へ向かった部分は液晶表示パネル10の背後にTCP基板60及びFPC基板70を配置させるためにやや撓んだ曲折部60Aとなっている。このTCP基板60は板面全体に亘って可撓性を有しているが、曲折部60Aはさらに可撓性を高めるために開口部(スリット)の形成や樹脂基材の薄肉化等を図って形成されていることが好ましい。なお、TCP基板60において曲折部60Aのみが可撓性を有する上述の可撓性領域として構成されていてもよい。
【0037】
図示のようにTCP基板60とFPC基板70とは、開口部(スリット)63aにおいて入力端子部63と接続端子部71との導電接続によって相互に固着されており、開口部63aでの導電接続部分から集積回路チップ64が実装される側に広がる延長領域においてTCP基板60とFPC基板70とが相互に重なっている。従って、TCP基板60の集積回路チップ64が配置される裏側にはTCP基板70が重なるように沿って配置されている。TCP基板60とFPC基板70との重なり領域においては、両面粘着テープなどの固着手段66によってTCP基板60とFPC基板70とが相互に接着されている。また、TCP基板60、FPC基板70の相方に接着用のランドが個別に設けられて半田付けによる接着固定がなされていても良い。
【0038】
本実施形態では、FPC基板70において、TCP基板60とFPC基板70との開口部63aにおける導電接続部分からTCP基板の外部端子部61側に伸びる延長領域部を有し、この延長領域部に外部端子部74を形成しているので、液晶表示パネル10のパネル端子部13側に外部端子部74を突出させることができる。また、このようにしても、TCP基板60とFPC基板70とは互いに密着するように重なっている重なり領域を部分的に有するだけであるので、折り返し構造も必要なく、液晶表示装置としての占有体積をほとんど増加させることもない。さらに、液晶表示パネル10の背面側においてTCP基板60とFPC基板70とが重なるように配置することができるので、両基板の合計面積を従来の2倍近くまで広げることが可能であり、より多くの回路構造又は実装部品を基板上に形成、配置することが可能である。
【0039】
上記実施形態ではTCP基板60とFPC基板70の重なり領域を相互に固着手段66によって接着しているため、両基板の姿勢をより確実に保持して外部端子部の位置も精度よく保持できるとともに、接続端子部63と71の導電接続部分に応力が加わることを防止できるので、導電接続部分の信頼性を向上させることができる。
【0040】
なお、本実施形態における集積回路チップ64が搭載されたTCP基板60の代わりに、集積回路チップがACFや半田図付けによって導電接続されたFPC基板であってもよい。
【0041】
また、TCP基板60とFPC基板70とが入れ替わって逆に接続されていても良い。この場合、FPC基板50には、 TCP基板60の集積回路チップ64がFPC基板70の厚みを貫通するような開口部が空けられていれば、液晶表示装置としての全体の厚みを薄く形成することができるので更に好ましい。
【0042】
[第3実施形態]
次に、図4を参照して本発明に係る液晶表示装置の第2実施形態について説明する。この実施形態においても上記と同様の液晶表示パネル10を備えているので、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。この実施形態においては、第1実施形態とは逆に、TCP基板80の樹脂基材80bの表面に形成された外部端子部81、配線パターン82、及び接続端子部83は曲折部80Aに対して内側となり、TCP基板80の配線パターン82が形成され延長上の一方の端部に外部端子部81が形成されている。また、TCP基板80の配線パターン82の表面には、図示しない絶縁コート、ソルダーレジスト等が形成されている。外部端子部81は配線パターン82に導電接続され、この配線パターン82は途中に実装された集積回路チップ84に出力に対応する図示しないバンプ電極と金属共晶による導電接続が図られ、また外部端子部81の反対側の端部に設けられた接続端子部83と直接導電接続されているものも有る。また、TCP基板80の集積回路チップ84の搭載位置は、液晶表示パネル10の平面方向の領域、及び厚み方向の領域の拡大を極力避ける為、曲折された後の位置に搭載されている。接続端子部83は、外部端子部81と同様に集積回路チップ84の入力に対応する図示しないバンプ電極と金属共晶による導電接続が図られている。外部端子部83は、TCP基板80の他方の端部において、TCP基板80の樹脂基材80bが開口された開口部(スリット)83aが形成され、この開口部83aの縁部に接続端子部83が露出され、FPC基板90の端部に形成された接続端子部91と半田85などを介して導電接続されている。
【0043】
FPC基板90は、その板面に沿って形成された延長配線パターン92を有している。FPC基板90の接続端子部91、延長配線パターン92は、FPC基板90の樹脂基材のTCP基板80が配置される側、すなわち、延長領域部に相当する図示の部分90Eに形成されている。FPC基板90はまた、接続端子部91からTCP基板80の外部端子部81側に伸びる延長領域部の端部に突出部93を有し、この突出部93の先端には、延長配線パターン92に導電接続されたコネクタ端子部94を備えたコネクタ95が取り付けられている。このコネクタ95は機器内部に設けられた内部コネクタに装着可能に構成されている。すなわち、FPC基板90において、TCP基板80に実装された集積回路チップ84を基準に接続端子部83が配置されている側の方向とは反対側の方向に突出部83を有している。
【0044】
FPC基板90はさらに、上記接続端子部91から外部端子部81とは反対側に伸びる反対側延長領域部(反対側延長領域部に相当する部分は90AEとして図示されている。)をも有し、この反対側延長領域部の端部に突出部96が形成され、この突出部96の先端に外部端子部97が設けられている。外部端子部97は背面に接着された補強板98によって補強されている。すなわち、FPC基板90において、TCP基板80に実装された集積回路チップ84を基準に接続端子部83が配置されている方向に更に延長された基板端部に突出部96が在り、この突出部96の先端に外部端子部97が形成されている。
【0045】
この実施形態においても上記第1実施形態と同様の効果を有し、コネクタ95をパネル端子部13の近傍に配置することができる。また、本実施形態ではコネクタ95の反対側の端部に外部端子部97が形成されている。このような構成は機器側の配線や回路構造に応じて必要とされる。例えば、コネクタ95内の外部端子部であるコネクタ端子部94には液晶表示パネル10の表示制御に関する制御信号が外部の制御駆動回路から供給され、外部端子部97には外部の電源回路から表示のための電力が供給されるように構成できる。このようにすれば、機器内部の構造配置を液晶表示装置のために特に設計上考慮する必要が少なくなるため、機器設計をより容易に行うことが可能になる。このように複数の異なる方向に機器本体との接続が必要とされる場合にも対応でき、各種信号との接続における自由度が向上する。
【0046】
上記の2つの実施形態では、いずれも曲折部の外側に配置されるTCP基板の表面に向けて、FPC基板がTCP基板に対して導電接続部分において接合されているため、必然的にTCP基板の曲折部の外側にFPC基板の外部端子部が配置されることとなり、TCP基板の曲折部などに妨げられることなく外部端子部を形成することができる。しかし、その逆にFPC基板がTCP基板の曲折部の内側の表面に接合されていても、TCP基板の曲折部の側端開口から側方へFPC基板を突出させることにより、その突出部分に外部端子を設けることは可能である。
【0047】
上記各実施形態では、いずれも液晶表示パネルと配線接続部材のみからなる液晶表示装置を示し、説明したが、実際には液晶表示パネルと配線接続部材を取り付けるように構成された各種の支持体、バックライト、取付枠などが適宜に装着される。
【0048】
また、上記の各構成においては、外部端子部やコネクタを液晶表示パネルのパネル端子側、或いはそれと反対側にそのまままっすぐに突出するように形成しているが、例えば、上記と同様にパネル端子側に外部端子部を設けるにしても、まっすぐに突出するように形成するのではなく、パネル端子部側において外部端子部が側方へ突出するように形成してもよい。
【0049】
なお、本実施形態における集積回路チップ84が搭載されたTCP基板80の代わりに、集積回路チップがACFや半田図付けによって導電接続されたFPC基板であってもよい。
【0050】
また、TCP基板80とFPC基板90とが入れ替わって逆に接続されていても良い。この場合、FPC基板90には、 TCP基板80の集積回路チップ84がFPC基板90の厚みを貫通するような開口部が空けられていれば、液晶表示装置としての全体の厚みを薄く形成することができるので更に好ましい。
【0051】
[第4実施形態]
次に、図5を参照して本発明に係る第4実施形態について説明する。この実施形態は、上記第3実施形態と同様の液晶表示パネル10と、TCP基板100と、FPC基板110とから構成される。この実施形態では、上記第3実施形態とは異なり樹脂基材100bの表面に形成された外部端子部101、配線パターン102、及び接続端子部103は液晶表示パネル10側に形成され、TCP基板100は第3実施形態とは逆にパネル端子部13から液晶表示パネル10の液晶表示領域へ向けて、後述する曲折部100Aを経て液晶表示パネル10の背面側へと伸びている。
【0052】
また、TCP基板100の配線パターン102の表面には、図示しない絶縁コート、ソルダーレジスト等が形成されている。外部端子部101は配線パターン102に導電接続され、この配線パターン102は途中に実装された集積回路チップ104に出力に対応する図示しないバンプ電極と金属共晶による導電接続が図られ、また外部端子部101の反対側の端部に設けられた接続端子部103と直接導電接続されているものも有る。また、TCP基板100の集積回路チップ104の搭載位置は、液晶表示パネル10の平面方向の領域、及び厚み方向の領域の拡大を極力避ける為、曲折された後の位置に搭載されている。接続端子部103は、外部端子部101と同様に集積回路チップ104の入力に対応する図示しないバンプ電極と金属共晶による導電接続が図られている。外部端子部103は、TCP基板100の他方の端部において、TCP基板100の樹脂基材100bが開口された開口部(スリット)103aが形成され、この開口部103aの縁部に接続端子部103が露出され、FPC基板110の端部に形成された接続端子部111と半田105などを介して導電接続されている。
【0053】
FPC基板110は、その板面に沿って形成された延長配線パターン112を有している。FPC基板110の接続端子部111、延長配線パターン112は、FPC基板110の樹脂基材のTCP基板100が配置される側に形成されている。FPC基板110はまた、接続端子部111からTCP基板100の外部端子部101側に伸びる延長領域部の端部に突出部113を有し、この突出部113の先端には、延長配線パターン112に導電接続されたコネクタ端子部114を備えたコネクタ115が取り付けられている。このコネクタ115は機器内部に設けられた内部コネクタに装着可能に構成されている。すなわち、FPC基板110において、TCP基板100に実装された集積回路チップ104を基準に接続端子部103が配置されている側の方向とは反対側の方向に突出部103を有している。
【0054】
FPC基板110はさらに、上記接続端子部111から外部端子部101とは反対側に伸びる反対側延長領域部をも有し、この反対側延長領域部の端部に突出部116が形成され、この突出部116の先端に外部端子部117が設けられている。外部端子部117は背面に接着された補強板118によって補強されている。すなわち、FPC基板110において、TCP基板100に実装された集積回路チップ104を基準に接続端子部103が配置されている方向に更に延長された基板端部に突出部116が在り、この突出部116の先端に外部端子部117が形成されている。
【0055】
この実施形態においても上記第1実施形態と同様の効果を有し、コネクタ115をパネル端子部13の近傍に配置することができる。また、本実施形態ではコネクタ115の反対側の端部に外部端子部117が形成されている。このような構成は機器側の配線や回路構造に応じて必要とされる。例えば、コネクタ115内の外部端子部であるコネクタ端子部114には液晶表示パネル10の表示制御に関する制御信号が外部の制御駆動回路から供給され、外部端子部117には外部の電源回路から表示のための電力が供給されるように構成できる。このようにすれば、機器内部の構造配置を液晶表示装置のために特に設計上考慮する必要が少なくなるため、機器設計をより容易に行うことが可能になる。このように複数の異なる方向に機器本体との接続が必要とされる場合にも対応でき、各種信号との接続における自由度が向上する。
【0056】
上記の2つの実施形態では、いずれも曲折部の外側に配置されるTCP基板の表面に向けて、FPC基板がTCP基板に対して導電接続部分において接合されているため、必然的にTCP基板の曲折部の外側にFPC基板の外部端子部が配置されることとなり、TCP基板の曲折部などに妨げられることなく外部端子部を形成することができる。しかし、その逆にFPC基板がTCP基板の曲折部の内側の表面に接合されていても、TCP基板の曲折部の側端開口から側方へFPC基板を突出させることにより、その突出部分に外部端子を設けることは可能である。
【0057】
上記各実施形態では、いずれも液晶表示パネルと配線接続部材のみからなる液晶表示装置を示し、説明したが、実際には液晶表示パネルと配線接続部材を取り付けるように構成された各種の支持体、バックライト、取付枠などが適宜に装着される。
【0058】
また、上記の各構成においては、外部端子部やコネクタを液晶表示パネルのパネル端子側、或いはそれと反対側にそのまままっすぐに突出するように形成しているが、例えば、上記と同様にパネル端子側に外部端子部を設けるにしても、まっすぐに突出するように形成するのではなく、パネル端子部側において外部端子部が側方へ突出するように形成してもよい。
【0059】
なお、本実施形態における集積回路チップ104が搭載されたTCP基板100の代わりに、集積回路チップがACFや半田図付けによって導電接続されたFPC基板であってもよい。
【0060】
また、TCP基板100とFPC基板110とが入れ替わって逆に接続されていても良い。この場合、FPC基板110には、 TCP基板100の集積回路チップ104がFPC基板110の厚みを貫通するような開口部が空けられていれば、液晶表示装置としての全体の厚みを薄く形成することができるので更に好ましい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1基板の第1接続端子部に導電接続された第2接続端子部を有する第2基板を設け、この第2基板には、第2接続端子部から第1外部端子部側に伸びる延長領域部を設け、この延長領域部に第2外部端子部を形成したので、第1外部端子部を接続すべき外部の第1コネクタ部の近傍に外部の第2コネクタ部が設けられていても、第2外部端子部を第2コネクタ部に接続可能に配置できる。また、第1基板と第2基板の延長領域部とは相互に重なるように配置されるものの、両基板を一部重ねて導電接続させれば足りるため、基板自体を折り返す必要がないからコンパクトに構成できるとともに、重なり領域において基板面積を十分に確保することができるので、十分な配線面積、回路面積、或いは素子やチップなどの実装面積を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の第1実施形態の概略構造を示す概略一部断面図である。
【図2】第1実施形態の配線接続部材の外観を示す概略斜視図である。
【図3】本発明に係る液晶表示装置の第2実施形態の概略構造を示す概略一部断面図である。
【図4】本発明に係る液晶表示装置の第3実施形態の概略構造を示す概略一部断面図である。
【図5】本発明に係る液晶表示装置の第4実施形態の概略構造を示す概略一部断面図である。
【図6】従来の液晶表示装置の概略構造を示す概略一部断面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示パネル
11,12 パネル基板
13 パネル端子部(第1コネクタ部)
20,40,60,80,100 TCP基板(第1基板)
21,41,61,81,101 外部端子部(第1外部端子部)
22,42,62,82,102 配線パターン
23,43,63,83,103 接続端子部(第1接続端子部)
24,44,64,84,104 集積回路チップ
30,50,70,90,110 FPC基板(第2基板)
31,51,71,90,111 接続端子部(第2接続端子部)
32,52,72,92,112 延長配線パターン
33,53,73,93,96,113,116 突出部
34,54,74 外部端子部(第2外部端子部)
35,55,75,98,108 補強板
40A,60A 曲折部
94,114 コネクタ端子部(第2外部端子部)
95,115 コネクタ
97,117 外部端子部(第3外部端子部)

Claims (4)

  1. 外部と導電接続を行なうための第1外部端子部及び第1接続端子部を有する第1基板と、前記第1接続端子部に導電接続された第2接続端子部及び外部導電接続を行なうための第2外部端子部を有する第2基板と、前記第1外部端子部に導電接続されたパネル端子部を備えた液晶表示パネルと、を備えた液晶表示装置において、
    前記液晶パネルを構成する2枚のパネル基板のうち、一方のパネル基板において他方のパネル基板より張り出してなる張出部が形成されるとともに、当該張出部において前記他方のパネル基板と対向する面上に前記パネル端子部が形成され、
    前記第1基板は、前記パネル端子部において前記第1基板の一方の端部である前記第1外部端子部が導電接続され、前記一方の端部から前記第1基板の他方の端部に向かって、前記他方のパネル基板における前記一方の基板と対向する面とは反対の面を覆うように配置されるとともに、前記第1基板の他方の端部に前記第1接続端子部が形成され、
    前記第2基板は、前記第1接続端子部と導電接続された前記第2接続端子部から前記第1外部端子部側に伸びる延長領域部を有し、当該延長領域部に前記第2外部端子部が形成されることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1において、前記第1基板における前記第1外部端子部と前記第1接続端子部との間に基板面が曲折された曲折部が設けられ、前記第2基板は、前記曲折部の外側に配置された前記第1基板の表面に対して接するようにして前記第2接続端子部を前記第1接続端子部に導電接続させるように構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記第2基板は、前記第2接続端子部から前記第1外部端子部とは反対側に伸びる反対側延長領域部を有し、当該反対側延長領域部に第3外部端子部が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項において、前記第1基板と前記第2基板の平面的に重なる領域の少なくとも一部において前記第1基板と前記第2基板とが相互に接着されていることを特徴とする液晶表示装置。
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