JP3261002B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP3261002B2 JP3261002B2 JP10129595A JP10129595A JP3261002B2 JP 3261002 B2 JP3261002 B2 JP 3261002B2 JP 10129595 A JP10129595 A JP 10129595A JP 10129595 A JP10129595 A JP 10129595A JP 3261002 B2 JP3261002 B2 JP 3261002B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は配線基板を有する液晶表
示装置の改良に関するものである。
示装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の液晶表示装置１を図５〜図７に示
すと、図５はその平面図、図６はその要部断面図であ
り、図７は液晶表示装置１の要部拡大平面図である。液
晶表示装置１においては、コモン側のガラス基板である
上ガラス基板２とセグメント側のガラス基板である下ガ
ラス基板３との間にシール材４によって液晶５を封入
し、上下ガラス基板２、３のそれぞれの内面には透明電
極（図中、６は下ガラス基板３上の透明電極である）と
配向膜（図示せず）とを形成し、両者の透明電極は相互
に直交するように配列して表示領域７を成している。下
ガラス基板３には、端面が対向するようにプリント基板
等の配線基板８を並設するとともに、ステンレス（ＳＵ
Ｓ）等から成る金属プレート９の上に下ガラス基板３と
配線基板８とを接着樹脂層（たとえば両面テープを使用
する）介在させて固定する。そして、駆動用ＩＣ１０を
下ガラス基板３の上に配列し、また、下ガラス基板３の
非表示領域上の透明電極６の端子および配線基板８上の
端子とを駆動用ＩＣ１０の端子との間でワイヤーボンデ
イング１１により接続する。
すと、図５はその平面図、図６はその要部断面図であ
り、図７は液晶表示装置１の要部拡大平面図である。液
晶表示装置１においては、コモン側のガラス基板である
上ガラス基板２とセグメント側のガラス基板である下ガ
ラス基板３との間にシール材４によって液晶５を封入
し、上下ガラス基板２、３のそれぞれの内面には透明電
極（図中、６は下ガラス基板３上の透明電極である）と
配向膜（図示せず）とを形成し、両者の透明電極は相互
に直交するように配列して表示領域７を成している。下
ガラス基板３には、端面が対向するようにプリント基板
等の配線基板８を並設するとともに、ステンレス（ＳＵ
Ｓ）等から成る金属プレート９の上に下ガラス基板３と
配線基板８とを接着樹脂層（たとえば両面テープを使用
する）介在させて固定する。そして、駆動用ＩＣ１０を
下ガラス基板３の上に配列し、また、下ガラス基板３の
非表示領域上の透明電極６の端子および配線基板８上の
端子とを駆動用ＩＣ１０の端子との間でワイヤーボンデ
イング１１により接続する。
【０００３】また、上記構成の液晶表示装置１によれ
ば、表示領域７のコーナー部７ａ近傍では、図７に示す
とおり、長尺状の配線基板８が直交するように配してい
るので、各々の配線基板８の端子１２、１３との間を下
ガラス基板３上に設けたＡｌなどの金属配線１４を通し
て、さらにワイヤーボンデイング１５によって導電接続
している。かくして上記の液晶表示装置１においては、
非表示領域に設ける配線を配線基板８に集約しているの
で、これによって小型となる。
ば、表示領域７のコーナー部７ａ近傍では、図７に示す
とおり、長尺状の配線基板８が直交するように配してい
るので、各々の配線基板８の端子１２、１３との間を下
ガラス基板３上に設けたＡｌなどの金属配線１４を通し
て、さらにワイヤーボンデイング１５によって導電接続
している。かくして上記の液晶表示装置１においては、
非表示領域に設ける配線を配線基板８に集約しているの
で、これによって小型となる。
【０００４】
【従来技術の問題点】近年の市場ニーズにおいては、ノ
ートパソコンなどのように、一段と小型化が要求されて
いるのに対して、上記構成の液晶表示装置１によって、
小型化が相当に達成できた。しかしながら、この液晶表
示装置１においても市場ニーズからして未だ十分に満足
できるような程度にまで小型化になっていないというの
が現状である。したがって、本発明の目的は一段と小型
化した液晶表示装置を提供することにある。
ートパソコンなどのように、一段と小型化が要求されて
いるのに対して、上記構成の液晶表示装置１によって、
小型化が相当に達成できた。しかしながら、この液晶表
示装置１においても市場ニーズからして未だ十分に満足
できるような程度にまで小型化になっていないというの
が現状である。したがって、本発明の目的は一段と小型
化した液晶表示装置を提供することにある。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、一対のガラス基板を液晶層を介して貼り合わせると
ともに該液晶層の周囲をシール材で封止して、その内側
に矩形状もしくは正方形状の表示領域を、外側に非表示
領域を形成し、この非表示領域に、前記ガラス基板の一
方に並設された配線基板上の配線と電気的に接続される
金属配線を被着させてなる液晶表示装置において、前記
表示領域のコーナー部に位置するシール材のパターンを
傾斜状に配し、該傾斜状部の外側近傍に前記金属配線を
配設せしめたことを特徴とするものである。
は、一対のガラス基板を液晶層を介して貼り合わせると
ともに該液晶層の周囲をシール材で封止して、その内側
に矩形状もしくは正方形状の表示領域を、外側に非表示
領域を形成し、この非表示領域に、前記ガラス基板の一
方に並設された配線基板上の配線と電気的に接続される
金属配線を被着させてなる液晶表示装置において、前記
表示領域のコーナー部に位置するシール材のパターンを
傾斜状に配し、該傾斜状部の外側近傍に前記金属配線を
配設せしめたことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】上記構成の液晶表示装置においては、表示領域
のコーナー部に配したシール材を傾斜状にしたことによ
って、このコーナー部近傍に配線用の余地ができ、これ
によって配線基板から一方のガラス基板に引き回す配線
を、この余地にまで延ばすことができて、非表示領域上
の配線領域が縮小でき、その結果、一段と小型となった
液晶表示装置が提供できる。
のコーナー部に配したシール材を傾斜状にしたことによ
って、このコーナー部近傍に配線用の余地ができ、これ
によって配線基板から一方のガラス基板に引き回す配線
を、この余地にまで延ばすことができて、非表示領域上
の配線領域が縮小でき、その結果、一段と小型となった
液晶表示装置が提供できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳述する。 （例１）本例の液晶表示装置１６を図１と図２に示す
と、図１はその平面図、図２はその要部拡大平面図であ
る。なお、図５〜図７に示す液晶表示装置１と同一箇所
には同一符号を付す。液晶表示装置１６においては、上
ガラス基板２と下ガラス基板３との間にシール材４によ
って液晶を封入し、上下ガラス基板２、３のそれぞれの
内面には透明電極と配向膜とを形成し、両者の透明電極
は相互に直交するように配列して表示領域を成してい
る。下ガラス基板３には、端面が対向するようにプリン
ト基板等の配線基板８を並設するとともに、金属プレー
トの上に下ガラス基板３と配線基板８とを接着樹脂層を
介在させて固定する。そして、駆動用ＩＣ１０を下ガラ
ス基板３の上に配列し、また、下ガラス基板３の非表示
領域上の透明電極６の端子および配線基板８上の端子と
を駆動用ＩＣ１０の端子との間でワイヤーボンデイング
により接続する。
と、図１はその平面図、図２はその要部拡大平面図であ
る。なお、図５〜図７に示す液晶表示装置１と同一箇所
には同一符号を付す。液晶表示装置１６においては、上
ガラス基板２と下ガラス基板３との間にシール材４によ
って液晶を封入し、上下ガラス基板２、３のそれぞれの
内面には透明電極と配向膜とを形成し、両者の透明電極
は相互に直交するように配列して表示領域を成してい
る。下ガラス基板３には、端面が対向するようにプリン
ト基板等の配線基板８を並設するとともに、金属プレー
トの上に下ガラス基板３と配線基板８とを接着樹脂層を
介在させて固定する。そして、駆動用ＩＣ１０を下ガラ
ス基板３の上に配列し、また、下ガラス基板３の非表示
領域上の透明電極６の端子および配線基板８上の端子と
を駆動用ＩＣ１０の端子との間でワイヤーボンデイング
により接続する。
【０００８】上記配線基板８は、たとえば基板内部に１
種もしくは２種以上の配線層が形成できる多層配線構造
および／または両主面上に配線層を形成した構造であっ
て、駆動用ＩＣ１０の駆動に必要な電源や信号線を擁し
たバスライン群を配線している。必要に応じて電源、ロ
ジック等の各系を層別に配線したり、あるいは外部から
供給される各種電源や信号の処理回路を搭載してもよ
い。
種もしくは２種以上の配線層が形成できる多層配線構造
および／または両主面上に配線層を形成した構造であっ
て、駆動用ＩＣ１０の駆動に必要な電源や信号線を擁し
たバスライン群を配線している。必要に応じて電源、ロ
ジック等の各系を層別に配線したり、あるいは外部から
供給される各種電源や信号の処理回路を搭載してもよ
い。
【０００９】また、図２に示す通り、表示領域のコーナ
ー部に配したシール材４を傾斜状にして、さらに長尺状
の配線基板８が直交するように配しているので、各々の
配線基板８の端子１２、１３との間を下ガラス基板３上
に設けたＡｌなどの金属配線１４を通して、さらにワイ
ヤーボンデイング１５によって導電接続している。
ー部に配したシール材４を傾斜状にして、さらに長尺状
の配線基板８が直交するように配しているので、各々の
配線基板８の端子１２、１３との間を下ガラス基板３上
に設けたＡｌなどの金属配線１４を通して、さらにワイ
ヤーボンデイング１５によって導電接続している。
【００１０】かくして上記構成の液晶表示装置１６にお
いては、表示領域のコーナー部に配したシール材１４を
傾斜状にしたことによって、このコーナー部近傍に配線
用の余地ができ、これによって配線基板８から下ガラス
基板３に引き回す金属配線１４を、この余地にまで延ば
すことができて、非表示領域上の配線領域（間隔ｘ、
ｙ）が縮小でき、その結果、小型にできる。
いては、表示領域のコーナー部に配したシール材１４を
傾斜状にしたことによって、このコーナー部近傍に配線
用の余地ができ、これによって配線基板８から下ガラス
基板３に引き回す金属配線１４を、この余地にまで延ば
すことができて、非表示領域上の配線領域（間隔ｘ、
ｙ）が縮小でき、その結果、小型にできる。
【００１１】（例２）本例においては、（例１）の液晶
表示装置１６のうち一部の駆動用ＩＣ１０を配線基板８
の上に配列し、そのほかの構成は液晶表示装置１６と同
じにした液晶表示装置１７を示す。本例の液晶表示装置
１７を図３と図４に示すと、図３はその平面図、図４は
その要部断面図である。なお、図５〜図７に示す液晶表
示装置１と同一箇所には同一符号を付す。
表示装置１６のうち一部の駆動用ＩＣ１０を配線基板８
の上に配列し、そのほかの構成は液晶表示装置１６と同
じにした液晶表示装置１７を示す。本例の液晶表示装置
１７を図３と図４に示すと、図３はその平面図、図４は
その要部断面図である。なお、図５〜図７に示す液晶表
示装置１と同一箇所には同一符号を付す。
【００１２】この液晶表示装置１７においても、図２に
示す通り表示領域のコーナー部に配したシール材４を傾
斜状にして、さらに長尺状の配線基板８が直交するよう
に配しているので、各々の配線基板８の端子１２、１３
との間を下ガラス基板３上に設けたＡｌなどの金属配線
１４を通して、さらにワイヤーボンデイング１５によっ
て導電接続している。
示す通り表示領域のコーナー部に配したシール材４を傾
斜状にして、さらに長尺状の配線基板８が直交するよう
に配しているので、各々の配線基板８の端子１２、１３
との間を下ガラス基板３上に設けたＡｌなどの金属配線
１４を通して、さらにワイヤーボンデイング１５によっ
て導電接続している。
【００１３】したがって、液晶表示装置１７においても
表示領域のコーナー部に配したシール材１４を傾斜状に
したことによって、非表示領域上の配線領域（間隔ｘ、
ｙ）が縮小でき、その結果、小型にできる。
表示領域のコーナー部に配したシール材１４を傾斜状に
したことによって、非表示領域上の配線領域（間隔ｘ、
ｙ）が縮小でき、その結果、小型にできる。
【００１４】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
変更や改良等は何ら差し支えない。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
変更や改良等は何ら差し支えない。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明の液晶表示装置に
よれば、表示領域のコーナー部に配したシール材を傾斜
状にしたことによって、このコーナー部近傍に配線用の
余地ができ、これによって配線基板から一方のガラス基
板に引き回す配線を、この余地にまで延ばすことができ
て、非表示領域上の配線領域が縮小でき、その結果、一
段と小型となった液晶表示装置が提供できた。
よれば、表示領域のコーナー部に配したシール材を傾斜
状にしたことによって、このコーナー部近傍に配線用の
余地ができ、これによって配線基板から一方のガラス基
板に引き回す配線を、この余地にまで延ばすことができ
て、非表示領域上の配線領域が縮小でき、その結果、一
段と小型となった液晶表示装置が提供できた。
【図１】実施例の液晶表示装置の平面図である。
【図２】実施例の液晶表示装置の要部拡大図である。
【図３】実施例の液晶表示装置の平面図である。
【図４】実施例の液晶表示装置の要部断面図である。
【図５】従来の液晶表示装置の平面図である。
【図６】従来の液晶表示装置の要部断面図である。
【図７】従来の液晶表示装置の要部拡大図である。
２ 上ガラス基板 ３ 下ガラス基板 ４ シール材 ５ 液晶 ８ 配線基板 １０ 駆動用ＩＣ ７ 表示領域 ７ａ コーナー部 １４ 金属配線
Claims (1)
- 【請求項１】一対のガラス基板を液晶層を介して貼り合
わせるとともに該液晶層の周囲をシール材で封止して、
その内側に矩形状もしくは正方形状の表示領域を、外側
に非表示領域を形成し、この非表示領域に、前記ガラス
基板の一方に並設された配線基板上の配線と電気的に接
続される金属配線を被着させてなる液晶表示装置におい
て、前記表示領域のコーナー部に位置するシール材のパ
ターンを傾斜状に配し、該傾斜状部の外側近傍に前記金
属配線を配設せしめたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10129595A JP3261002B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10129595A JP3261002B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08297294A JPH08297294A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3261002B2 true JP3261002B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=14296852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10129595A Expired - Fee Related JP3261002B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3261002B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP10129595A patent/JP3261002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08297294A (ja) | 1996-11-12 |
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Legal Events
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