JP2000222813A - 情報記録及び／又は再生装置 - Google Patents
情報記録及び／又は再生装置Info
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
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- G11B5/59616—Synchronisation; Clocking
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報を高精度で記録再生する。
【解決手段】 空気軸受２２とディスク２４の間の回転
部３７に、この回転部３７の真円度又は偏心量を検出す
るギャップセンサ３８を近設し、ギャップセンサ３８の
出力を第２の制御回路３４に入力する。ギャップセンサ
３８は半導体レーザー光源による照射光と反射光の干渉
を利用し、軸受２２の回転体２２ａの振れ量とクランプ
ユニット２３のフランジ部２３ａの真円度とを同時に検
出し、回転部３７が１回転する毎に１個のインデックス
パルス信号を出力する。第２の制御回路３４はギャップ
センサ３８が検出した回転部３７の真円度又は偏心量か
ら非同期振れ量を算出し、この非同期振れ量を第２のス
ピンドルモータ２６のシャフト２６ａの回転角度に変換
して第２の駆動回路３２に出力する。第２の駆動回路３
２は第２のスピンドルモータ２６のシャフト２６ａを非
同期振れ量だけ回転駆動し、ヘッド２９の実際位置を補
正する。
部３７に、この回転部３７の真円度又は偏心量を検出す
るギャップセンサ３８を近設し、ギャップセンサ３８の
出力を第２の制御回路３４に入力する。ギャップセンサ
３８は半導体レーザー光源による照射光と反射光の干渉
を利用し、軸受２２の回転体２２ａの振れ量とクランプ
ユニット２３のフランジ部２３ａの真円度とを同時に検
出し、回転部３７が１回転する毎に１個のインデックス
パルス信号を出力する。第２の制御回路３４はギャップ
センサ３８が検出した回転部３７の真円度又は偏心量か
ら非同期振れ量を算出し、この非同期振れ量を第２のス
ピンドルモータ２６のシャフト２６ａの回転角度に変換
して第２の駆動回路３２に出力する。第２の駆動回路３
２は第２のスピンドルモータ２６のシャフト２６ａを非
同期振れ量だけ回転駆動し、ヘッド２９の実際位置を補
正する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブのサーボトラックライタ、又はヘッド、ヘッドジ
ンバルアセンブリ、ヘッドスタックアセンブリ等の磁気
電気特性検査装置、又はハードディスク自体の磁気電気
特性検査装置に利用可能であると共に、光又は光磁気記
録ヘッド、光又は光磁気記録ディスク等の検査製造装置
に利用可能な情報記録及び／又は再生装置に関するもの
である。
ライブのサーボトラックライタ、又はヘッド、ヘッドジ
ンバルアセンブリ、ヘッドスタックアセンブリ等の磁気
電気特性検査装置、又はハードディスク自体の磁気電気
特性検査装置に利用可能であると共に、光又は光磁気記
録ヘッド、光又は光磁気記録ディスク等の検査製造装置
に利用可能な情報記録及び／又は再生装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の情録記録再生装置は、情
報記録媒体であるディスクを回転駆動するディスク駆動
機構、ディスクに対して情報を記録再生するヘッドを位
置決めするヘッド位置決め機構、これらのディスク駆動
機構とヘッド位置決め機構を制御する制御回路等から構
成されている。
報記録媒体であるディスクを回転駆動するディスク駆動
機構、ディスクに対して情報を記録再生するヘッドを位
置決めするヘッド位置決め機構、これらのディスク駆動
機構とヘッド位置決め機構を制御する制御回路等から構
成されている。
【０００３】例えば、図７に示すようにディスク駆動機
構は第１のスピンドルモータ１、空気軸受２、ディスク
３、クランパ４、第１のエンコーダ５等から構成され、
ヘッド位置決め機構は第２のスピンドルモータ６、ヘッ
ド７、ジンバルアセンブリ８、ローダ９、第２のエンコ
ーダ１０等から構成されている。そして、制御回路とし
て第１、第２の駆動回路１１、１２が第１、第２のスピ
ンドルモータ１、６にそれぞれ接続され、第１、第２の
駆動回路１１、１２には第１、第２の制御回路１３、１
４がそれぞれ接続されている。また、第１の制御回路１
３にクロック回路１５が接続され、第２の制御回路１４
とクロック回路１５はコンピュータ１６に接続されてい
る。
構は第１のスピンドルモータ１、空気軸受２、ディスク
３、クランパ４、第１のエンコーダ５等から構成され、
ヘッド位置決め機構は第２のスピンドルモータ６、ヘッ
ド７、ジンバルアセンブリ８、ローダ９、第２のエンコ
ーダ１０等から構成されている。そして、制御回路とし
て第１、第２の駆動回路１１、１２が第１、第２のスピ
ンドルモータ１、６にそれぞれ接続され、第１、第２の
駆動回路１１、１２には第１、第２の制御回路１３、１
４がそれぞれ接続されている。また、第１の制御回路１
３にクロック回路１５が接続され、第２の制御回路１４
とクロック回路１５はコンピュータ１６に接続されてい
る。
【０００４】コンピュータ１６はディスク３の目標速度
をクロック回路１５を介して第１の制御回路１３に出力
し、第１のエンコーダ５はディスク３の実際速度を第１
の制御回路１３に出力する。第１の制御回路１３は目標
速度と実際速度を比較し、これらの速度の差分を第１の
駆動回路１１に出力する。そして、第１の駆動回路１１
は目標速度と実際速度を一致させるように第１のスピン
ドルモータ１を駆動し、これらの処理を繰り返すことに
よりディスク３を目標速度で回転する。
をクロック回路１５を介して第１の制御回路１３に出力
し、第１のエンコーダ５はディスク３の実際速度を第１
の制御回路１３に出力する。第１の制御回路１３は目標
速度と実際速度を比較し、これらの速度の差分を第１の
駆動回路１１に出力する。そして、第１の駆動回路１１
は目標速度と実際速度を一致させるように第１のスピン
ドルモータ１を駆動し、これらの処理を繰り返すことに
よりディスク３を目標速度で回転する。
【０００５】また、コンピュータ１６はヘッド７の目標
位置を第２の制御回路１４に出力し、第２のエンコーダ
１０はヘッド７の実際位置を第２の制御回路１４に出力
する。第２の制御回路１４は目標位置と現在位置を比較
し、これらの位置の差分を第２の駆動回路１２に出力す
る。そして、第２の駆動回路１２は目標位置と実際位置
を一致させるように第２のスピンドルモータ６を駆動
し、これらの処理を繰り返すことによりヘッド７を目標
位置に整定する。
位置を第２の制御回路１４に出力し、第２のエンコーダ
１０はヘッド７の実際位置を第２の制御回路１４に出力
する。第２の制御回路１４は目標位置と現在位置を比較
し、これらの位置の差分を第２の駆動回路１２に出力す
る。そして、第２の駆動回路１２は目標位置と実際位置
を一致させるように第２のスピンドルモータ６を駆動
し、これらの処理を繰り返すことによりヘッド７を目標
位置に整定する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、ヘッド７を例えば±１０ｎｍの精度で整定し
ても、第１のスピンドルモータ１の非同期振れ量（ＮＲ
ＲＯ）が３０ｎｍである場合には、ディスク３とヘッド
７の相対位置は最大で５０ｎｍもずれることになる。こ
のため、ディスク３のトラックピッチの許容誤差が２％
である場合には、トラックの本数が１インチ当り１０１
６０本に制限され、情報を高精度に記録再生することが
困難になる。
来例では、ヘッド７を例えば±１０ｎｍの精度で整定し
ても、第１のスピンドルモータ１の非同期振れ量（ＮＲ
ＲＯ）が３０ｎｍである場合には、ディスク３とヘッド
７の相対位置は最大で５０ｎｍもずれることになる。こ
のため、ディスク３のトラックピッチの許容誤差が２％
である場合には、トラックの本数が１インチ当り１０１
６０本に制限され、情報を高精度に記録再生することが
困難になる。
【０００７】本発明の目的は、上述に鑑みて、情報をよ
り高精度で記録及び／又は再生し得る情報記録及び／又
は再生装置を提供することにある。
り高精度で記録及び／又は再生し得る情報記録及び／又
は再生装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る情報記録及び／又は再生装置は、情報記
録媒体であるディスクを支持して回転駆動する第１の駆
動モータと、前記ディスクに対して情報を記録再生する
ヘッドと、該ヘッドを支持して回転駆動する第２の駆動
モータとを備える情報記録再生装置において、前記第１
の駆動モータの回転部の非同期振れ成分を求めるための
センサを設けると共に、該センサの出力を基に前記第２
のモータを制御して前記ヘッドを前記非同期振れ成分に
追従させることを特徴とする。
の本発明に係る情報記録及び／又は再生装置は、情報記
録媒体であるディスクを支持して回転駆動する第１の駆
動モータと、前記ディスクに対して情報を記録再生する
ヘッドと、該ヘッドを支持して回転駆動する第２の駆動
モータとを備える情報記録再生装置において、前記第１
の駆動モータの回転部の非同期振れ成分を求めるための
センサを設けると共に、該センサの出力を基に前記第２
のモータを制御して前記ヘッドを前記非同期振れ成分に
追従させることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明を図１〜図６に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図１は第１の実施例のブ
ロック構成図であり、第１のスピンドルモータ２１は図
示しないシャフトを可逆回転自在に有し、図示しない筐
体に支持されている。第１のスピンドルモータ２１のシ
ャフトの下部には空気軸受２２の回転体２２ａが連結さ
れ、空気軸受２２の固定部２２ｂは第１のスピンドルモ
ータ２１の固定部２１ａに連結されている。空気軸受２
２の回転体２２ａにはクランプユニット２３が連結さ
れ、クランプユニット２３には情報を磁気的に記録する
媒体である１枚のディスク２４が着脱自在に取り付けら
れている。そして、第１のスピンドルモータ２１の上部
には、第１のスピンドルモータ２１のシャフト、空気軸
受２２の回転体２２ａ、クランプユニット２３等の回転
角度を検出する第１のエンコーダ２５が取り付けられて
いる。この際に、第１のエンコーダ２５のディスク状ス
ケールが、第１のスピンドルモータ２１のシャフトに固
定されたシャフト状回転部に連結されている。
例に基づいて詳細に説明する。図１は第１の実施例のブ
ロック構成図であり、第１のスピンドルモータ２１は図
示しないシャフトを可逆回転自在に有し、図示しない筐
体に支持されている。第１のスピンドルモータ２１のシ
ャフトの下部には空気軸受２２の回転体２２ａが連結さ
れ、空気軸受２２の固定部２２ｂは第１のスピンドルモ
ータ２１の固定部２１ａに連結されている。空気軸受２
２の回転体２２ａにはクランプユニット２３が連結さ
れ、クランプユニット２３には情報を磁気的に記録する
媒体である１枚のディスク２４が着脱自在に取り付けら
れている。そして、第１のスピンドルモータ２１の上部
には、第１のスピンドルモータ２１のシャフト、空気軸
受２２の回転体２２ａ、クランプユニット２３等の回転
角度を検出する第１のエンコーダ２５が取り付けられて
いる。この際に、第１のエンコーダ２５のディスク状ス
ケールが、第１のスピンドルモータ２１のシャフトに固
定されたシャフト状回転部に連結されている。
【００１０】一方、筐体に支持された第２のスピンドル
モータ２６もシャフト２６ａを可逆回転自在に有し、シ
ャフト２６ａの上部にはマウント２７が固定され、この
マウント２７には１対のジンバルアセンブリ２８が着脱
自在に取り付けられている。ジンバルアセンブリ２８の
先端には、情報をディスク２４に対して磁気的に記録再
生する１対のヘッド２９が、ディスク２４の両面側を移
動できるようにそれぞれ支持されている。そして、第２
のスピンドルモータ２６の下部には、シャフト２６ａ、
マウント２７、ジンバルアセンブリ２８等の回転角度を
検出する第２のエンコーダ３０が、第１のエンコーダ２
５と同様に取り付けられている。
モータ２６もシャフト２６ａを可逆回転自在に有し、シ
ャフト２６ａの上部にはマウント２７が固定され、この
マウント２７には１対のジンバルアセンブリ２８が着脱
自在に取り付けられている。ジンバルアセンブリ２８の
先端には、情報をディスク２４に対して磁気的に記録再
生する１対のヘッド２９が、ディスク２４の両面側を移
動できるようにそれぞれ支持されている。そして、第２
のスピンドルモータ２６の下部には、シャフト２６ａ、
マウント２７、ジンバルアセンブリ２８等の回転角度を
検出する第２のエンコーダ３０が、第１のエンコーダ２
５と同様に取り付けられている。
【００１１】第１、第２のスピンドルモータ２１、２６
には第１、第２の駆動回路３１、３２がそれぞれ接続さ
れ、これらの第１、第２の駆動回路３１、３２には第
１、第２の制御回路３３、３４がそれぞれ接続されてい
る。第１、第２の制御回路３３、３４同士は接続され、
第１の制御回路３３にはクロック回路３５が接続されて
いる。そして、第１、第２の制御回路３３、３４とクロ
ック回路３５はホストコンピュータ３６に接続されてい
る。
には第１、第２の駆動回路３１、３２がそれぞれ接続さ
れ、これらの第１、第２の駆動回路３１、３２には第
１、第２の制御回路３３、３４がそれぞれ接続されてい
る。第１、第２の制御回路３３、３４同士は接続され、
第１の制御回路３３にはクロック回路３５が接続されて
いる。そして、第１、第２の制御回路３３、３４とクロ
ック回路３５はホストコンピュータ３６に接続されてい
る。
【００１２】ここで、空気軸受２２とディスク２４の間
の回転部３７には、この回転部３７の真円度又は偏心量
を検出するギャップセンサ３８が近設され、このギャッ
プセンサ３８の出力は第２の制御回路３４に接続されて
いる。例えば、ギャップセンサ３８は回転体２２ａの偏
心量とフランジ部２３ａの真円度とを同時に検出するよ
うに構成されている。そして、ギャップセンサ３８は半
導体レーザー光源による照射光と反射光の干渉を利用
し、回転部３７が１回転する毎に１個のインデックスパ
ルス信号を出力するようになっている。
の回転部３７には、この回転部３７の真円度又は偏心量
を検出するギャップセンサ３８が近設され、このギャッ
プセンサ３８の出力は第２の制御回路３４に接続されて
いる。例えば、ギャップセンサ３８は回転体２２ａの偏
心量とフランジ部２３ａの真円度とを同時に検出するよ
うに構成されている。そして、ギャップセンサ３８は半
導体レーザー光源による照射光と反射光の干渉を利用
し、回転部３７が１回転する毎に１個のインデックスパ
ルス信号を出力するようになっている。
【００１３】このような構成の情報記録再生装置におい
て、ホストコンピュータ３６は第１、第２のスピンドル
モータ２１、２６の回転方向と回転速度を含む始動と停
止を指令し、クロック回路３５はディスク２４の目標速
度に対応する基準クロック信号を生成する。第１の制御
回路３３にはクロック回路３５から目標速度が入力し、
第１のエンコーダ２５から実際速度が入力する。第１の
制御回路３３は目標速度と実際速度を比較し、これらの
速度の差分を第１の駆動回路３１に出力する。そして、
第１の駆動回路３１は速度の差分に応じて回転部３７の
始動、加速、減速、停止等を短時間で行い、これらの処
理を繰り返すことによりディスク２４を目標速度で回転
駆動する。
て、ホストコンピュータ３６は第１、第２のスピンドル
モータ２１、２６の回転方向と回転速度を含む始動と停
止を指令し、クロック回路３５はディスク２４の目標速
度に対応する基準クロック信号を生成する。第１の制御
回路３３にはクロック回路３５から目標速度が入力し、
第１のエンコーダ２５から実際速度が入力する。第１の
制御回路３３は目標速度と実際速度を比較し、これらの
速度の差分を第１の駆動回路３１に出力する。そして、
第１の駆動回路３１は速度の差分に応じて回転部３７の
始動、加速、減速、停止等を短時間で行い、これらの処
理を繰り返すことによりディスク２４を目標速度で回転
駆動する。
【００１４】また、ホストコンピュータ３６はヘッド２
９の目標角度を第２の制御回路３４に出力し、第２の制
御回路３４には第２のエンコーダ３０から実際角度が入
力する。第２の制御回路３４は目標角度と実際角度を比
較し、これらの角度の差分を第２の駆動回路３２に出力
する。そして、第２の駆動回路３２は第２のスピンドル
モータ２６のシャフト２６ａを回転駆動する。
９の目標角度を第２の制御回路３４に出力し、第２の制
御回路３４には第２のエンコーダ３０から実際角度が入
力する。第２の制御回路３４は目標角度と実際角度を比
較し、これらの角度の差分を第２の駆動回路３２に出力
する。そして、第２の駆動回路３２は第２のスピンドル
モータ２６のシャフト２６ａを回転駆動する。
【００１５】このとき、図２に示すように回転部３７の
真円度が低いか振れ量が存在する場合には、トラックＴ
を有するディスク２４が、実線で示す位置と破線で示す
位置との間で振れ量ｄを有して振れる。そして、ギャッ
プセンサ３８は図３のグラフ図に示すように振れ量ｄと
インデックスパルス信号Ｓを出力する。ただし、横軸は
回転部３７の回転角度θとし、縦軸は振れ量ｄとインデ
ックスパルス信号Ｓとし、振れ量ｄは回転部３７の真円
度と半径方向の振れを示している。また、図３は回転部
３７が複数回転した際の平均の振れ量ｄを示し、図４は
回転部３７が１回転した際の振れ量ｄを示している。
真円度が低いか振れ量が存在する場合には、トラックＴ
を有するディスク２４が、実線で示す位置と破線で示す
位置との間で振れ量ｄを有して振れる。そして、ギャッ
プセンサ３８は図３のグラフ図に示すように振れ量ｄと
インデックスパルス信号Ｓを出力する。ただし、横軸は
回転部３７の回転角度θとし、縦軸は振れ量ｄとインデ
ックスパルス信号Ｓとし、振れ量ｄは回転部３７の真円
度と半径方向の振れを示している。また、図３は回転部
３７が複数回転した際の平均の振れ量ｄを示し、図４は
回転部３７が１回転した際の振れ量ｄを示している。
【００１６】次に、第２の制御回路３４はギャップセン
サ３８から入力した振れ量ｄに基づき、回転部３７の振
れの非繰返し成分つまり非同期振れ量（ＮＲＲＯ）を算
出する。このときに、第２の制御回路３４は図４に示す
振れ量ｄから図３に示す振れ量ｄを差し引くことによ
り、図５に示すような非同期振れ量ｄ’を算出し、この
非同期振れ量を回転部３７の回転角度θに変換して第２
の駆動回路３２に出力する。そして、第２の駆動回路３
２は第２のスピンドルモータ２６を非同期振れ量ｄ’だ
け回転駆動し、ヘッド２９の実際位置を補正してヘッド
２９を所望の位置又はトラックＴに整定する。
サ３８から入力した振れ量ｄに基づき、回転部３７の振
れの非繰返し成分つまり非同期振れ量（ＮＲＲＯ）を算
出する。このときに、第２の制御回路３４は図４に示す
振れ量ｄから図３に示す振れ量ｄを差し引くことによ
り、図５に示すような非同期振れ量ｄ’を算出し、この
非同期振れ量を回転部３７の回転角度θに変換して第２
の駆動回路３２に出力する。そして、第２の駆動回路３
２は第２のスピンドルモータ２６を非同期振れ量ｄ’だ
け回転駆動し、ヘッド２９の実際位置を補正してヘッド
２９を所望の位置又はトラックＴに整定する。
【００１７】このように、第１の実施例では第２のスピ
ンドルモータ２６、第２のエンコーダ３０、第２の駆動
回路３２及び第２の制御回路３４によりヘッド２９を目
標位置に整定する上に、回転部３７の振れ量ｄをギャッ
プセンサ３８により検出して第２の制御回路３４にフィ
ードバックするので、ヘッド２９の位置を回転部３７の
非同期振れ量ｄ’に基づいて補正でき、ヘッド２９の高
精度な位置決めが可能となり、情報を高精度で記録再生
できる。
ンドルモータ２６、第２のエンコーダ３０、第２の駆動
回路３２及び第２の制御回路３４によりヘッド２９を目
標位置に整定する上に、回転部３７の振れ量ｄをギャッ
プセンサ３８により検出して第２の制御回路３４にフィ
ードバックするので、ヘッド２９の位置を回転部３７の
非同期振れ量ｄ’に基づいて補正でき、ヘッド２９の高
精度な位置決めが可能となり、情報を高精度で記録再生
できる。
【００１８】図６は第２の実施例のブロック構成図であ
り、第１の実施例と同一の符号は同一の部材を表してい
る。クランプユニット２３’には例えば３枚のディスク
２４がディスクスタックとして保持されている。また、
マウント２７’には３対のヘッド２９をヘッドスタック
として有する３対のジンバルアセンブリ２８が取り付け
られている。そして、クランプユニット２３’の下部の
回転部３７’には、第１の実施例のギャップセンサ３８
と同様の第２のギャップセンサ３９が近設され、このギ
ャップセンサ３９も第２の制御回路３４に接続されてい
る。
り、第１の実施例と同一の符号は同一の部材を表してい
る。クランプユニット２３’には例えば３枚のディスク
２４がディスクスタックとして保持されている。また、
マウント２７’には３対のヘッド２９をヘッドスタック
として有する３対のジンバルアセンブリ２８が取り付け
られている。そして、クランプユニット２３’の下部の
回転部３７’には、第１の実施例のギャップセンサ３８
と同様の第２のギャップセンサ３９が近設され、このギ
ャップセンサ３９も第２の制御回路３４に接続されてい
る。
【００１９】この第２の実施例では、上部の回転部３７
と下部の回転部３７’の真円度又は偏心量をギャップセ
ンサ３８、３９によりそれぞれ検出するので、クランプ
ユニット２３’の全体の真円度又は振れ量を検出するこ
とになり、第１の実施例と同様な効果を達成できる。
と下部の回転部３７’の真円度又は偏心量をギャップセ
ンサ３８、３９によりそれぞれ検出するので、クランプ
ユニット２３’の全体の真円度又は振れ量を検出するこ
とになり、第１の実施例と同様な効果を達成できる。
【００２０】なお、上述の第１、第２の実施例では、ギ
ャップセンサ３８、３９をヘッド２９から最も離れた位
置に設けたが、この位置から１８０度離れたヘッド２９
に最も近い位置にも設け得る。また、本実施例を記録の
み又は再生のみ又はその双方を有する機能の装置として
もよい。
ャップセンサ３８、３９をヘッド２９から最も離れた位
置に設けたが、この位置から１８０度離れたヘッド２９
に最も近い位置にも設け得る。また、本実施例を記録の
み又は再生のみ又はその双方を有する機能の装置として
もよい。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る情報記
録及び／又は再生装置は、第１の駆動モータの回転部の
非同期振れ量を求めるためのセンサを設けると共に、こ
のセンサの出力を第２の駆動モータを制御してヘッドを
非同期振れ量に追従させるので、回転部の非同期振れ量
によるヘッドの位置ずれを補正でき、情報を高精度で記
録再生できる。
録及び／又は再生装置は、第１の駆動モータの回転部の
非同期振れ量を求めるためのセンサを設けると共に、こ
のセンサの出力を第２の駆動モータを制御してヘッドを
非同期振れ量に追従させるので、回転部の非同期振れ量
によるヘッドの位置ずれを補正でき、情報を高精度で記
録再生できる。
【図１】第１の実施例のブロック構成図である。
【図２】作用説明図である。
【図３】回転部が複数回転したときの平均振れ量を示す
グラフ図である。
グラフ図である。
【図４】回転部が１回転したときの振れ量を示すグラフ
図である。
図である。
【図５】非同期振れ量を示すグラフ図である。
【図６】第２の実施例のブロック構成図である。
【図７】従来例のブロック構成図である。
２１、２６ スピンドルモータ ２２ 空気軸受 ２３、２３’ クランプユニット ２４ ディスク ２５、３０ エンコーダ ２９ ヘッド ３１、３２ 駆動回路 ３３、３４ 制御回路 ３７、３７’ 回転部 ３８、３９ ギャップセンサ
Claims (7)
- 【請求項１】 情報記録媒体であるディスクを支持して
回転駆動する第１の駆動モータと、前記ディスクに対し
て情報を記録再生するヘッドと、該ヘッドを支持して回
転駆動する第２の駆動モータとを備える情報記録再生装
置において、前記第１の駆動モータの回転部の非同期振
れ成分を求めるためのセンサを設けると共に、該センサ
の出力を基に前記第２のモータを制御して前記ヘッドを
前記非同期振れ成分に追従させることを特徴とする情報
記録及び／又は再生装置。 - 【請求項２】 前記センサは前記回転部の真円度又は振
れ量を検出する請求項１に記載の情報記録及び／又は再
生装置。 - 【請求項３】 前記センサは半導体レーザー光源の照射
光と反射光の干渉を利用したギャップセンサとした請求
項１に記載の情報記録及び／又は再生装置。 - 【請求項４】 前記センサは前記ヘッドに最も近い位置
又は該位置から略１８０度離れた位置を検出する請求項
２に記載の情報記録及び／又は再生装置。 - 【請求項５】 前記回転部は前記第１の駆動モータの軸
受の回転体と、該回転体に連結し前記ディスクを支持す
るクランプユニットとした請求項１に記載の情報記録及
び／又は再生装置。 - 【請求項６】 前記センサは前記軸受の振れ量と前記ク
ランプユニットの真円度とを同時に検出する請求項５に
記載の情報記録及び／又は再生装置。 - 【請求項７】 前記センサは複数枚の前記ディスクのう
ちの最外側の前記ディスクに近い位置をそれぞれ検出す
る請求項１に記載の情報記録及び／又は再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11023581A JP2000222813A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 情報記録及び／又は再生装置 |
| US09/493,227 US6552867B1 (en) | 1999-02-01 | 2000-01-28 | Head positioning controller for information recording and/or reproducing apparatus with head tracking of nonsynchronous radial runout (NRRO) of the disk |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11023581A JP2000222813A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 情報記録及び／又は再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000222813A true JP2000222813A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12114549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11023581A Pending JP2000222813A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 情報記録及び／又は再生装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6552867B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000222813A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US7288935B2 (en) * | 2005-04-15 | 2007-10-30 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | System, method, and apparatus for dynamic electrical testing of workpieces by multiplexing test sites with shared electronics |
| CN108629864B (zh) * | 2018-04-27 | 2020-08-21 | 北京科技大学 | 一种基于振动的电主轴径向精度表征方法及其系统 |
Family Cites Families (9)
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| JPH0855447A (ja) * | 1994-08-11 | 1996-02-27 | Hitachi Electron Eng Co Ltd | サーボ信号の書込み方法 |
| US5825730A (en) * | 1995-03-10 | 1998-10-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Mastering machine having non-repetitive runout compensation |
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| JPH1079180A (ja) | 1996-08-30 | 1998-03-24 | Canon Inc | 情報記録装置 |
| US5856624A (en) * | 1997-06-03 | 1999-01-05 | Seagate Technology, Inc. | Method and apparatus for testing a spindle in a disc drive |
| JPH1125624A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Nippon Seiko Kk | 記録担体への位置情報記録方法 |
-
1999
- 1999-02-01 JP JP11023581A patent/JP2000222813A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-28 US US09/493,227 patent/US6552867B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6552867B1 (en) | 2003-04-22 |
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