JPH0426972Y2 - - Google Patents
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- JPH0426972Y2 JPH0426972Y2 JP1984065431U JP6543184U JPH0426972Y2 JP H0426972 Y2 JPH0426972 Y2 JP H0426972Y2 JP 1984065431 U JP1984065431 U JP 1984065431U JP 6543184 U JP6543184 U JP 6543184U JP H0426972 Y2 JPH0426972 Y2 JP H0426972Y2
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 5
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
- G11B5/588—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
- G11B5/592—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、VTR（ビデオテープレコーダ）等の
記録再生装置に関し、特に回転ヘツドに沿つてビ
デオテープ等の記録媒体を移送してビデオ信号を
記録再生する回転ヘツド型記録再生装置に関す
る。
記録再生装置に関し、特に回転ヘツドに沿つてビ
デオテープ等の記録媒体を移送してビデオ信号を
記録再生する回転ヘツド型記録再生装置に関す
る。
背景技術
YTR等の記録再生装置においては、ビデオテ
ープと磁気ヘツドとの相対速度を大きくする為
に、高速で回転し得る回転ドラムに磁気ヘツドを
取り付けたいわゆる回転ヘツドドラム装置が用い
られており、かかる回転ヘツドドラム装置の一例
を第１図に示す。図において、１は固定ドラムで
あり、この固定ドラム１の外周にはテープ２を螺
旋状にガイドするリード面３が形成されている。
固定ドラム１の中心部下方にはハウジング部４が
一体に形成され、上下２個の軸受５，５を介して
回転軸６に嵌合している。軸受５，５により回転
自在に支持された回転軸６は、当該回転軸に固定
されたフランジ７及びストツパー８により軸方向
の移動を規制されている。ストツパー８には回転
位置検出用の２個のマグネツト９，９が固定さ
れ、これらマグネツト９，９と対向し得るように
ホール素子１０が固定ドラム１に取り付けられて
いる。
ープと磁気ヘツドとの相対速度を大きくする為
に、高速で回転し得る回転ドラムに磁気ヘツドを
取り付けたいわゆる回転ヘツドドラム装置が用い
られており、かかる回転ヘツドドラム装置の一例
を第１図に示す。図において、１は固定ドラムで
あり、この固定ドラム１の外周にはテープ２を螺
旋状にガイドするリード面３が形成されている。
固定ドラム１の中心部下方にはハウジング部４が
一体に形成され、上下２個の軸受５，５を介して
回転軸６に嵌合している。軸受５，５により回転
自在に支持された回転軸６は、当該回転軸に固定
されたフランジ７及びストツパー８により軸方向
の移動を規制されている。ストツパー８には回転
位置検出用の２個のマグネツト９，９が固定さ
れ、これらマグネツト９，９と対向し得るように
ホール素子１０が固定ドラム１に取り付けられて
いる。
フランジ７には回転ドラム１１がその中心孔に
て嵌着されており、この回転ドラム１１にはビデ
オ信号の記録再生を行う２個の磁気ヘツド１２
ａ，１２ｂが、支持手段であるバイモルフ圧電セ
ラミツク等の偏倚素子１３ａ，１３ｂにより、回
転軸６の軸方向すなわちビデオトラツク長手方向
と直交する方向に偏倚可能に支持されている。偏
倚素子１３ａ，１３ｂへの駆動電流の供給は、ス
リツプリング等を用いた一般的な手段（図示せ
ず）によつて回転ドラム１３と固定側との間で行
われる。また回転軸６には、図示せぬ駆動モータ
の回転駆動力が直接又はベルト等を介して伝達さ
れる。
て嵌着されており、この回転ドラム１１にはビデ
オ信号の記録再生を行う２個の磁気ヘツド１２
ａ，１２ｂが、支持手段であるバイモルフ圧電セ
ラミツク等の偏倚素子１３ａ，１３ｂにより、回
転軸６の軸方向すなわちビデオトラツク長手方向
と直交する方向に偏倚可能に支持されている。偏
倚素子１３ａ，１３ｂへの駆動電流の供給は、ス
リツプリング等を用いた一般的な手段（図示せ
ず）によつて回転ドラム１３と固定側との間で行
われる。また回転軸６には、図示せぬ駆動モータ
の回転駆動力が直接又はベルト等を介して伝達さ
れる。
かかる構成の回転へツドラム装置を用いた従来
装置を第２図に示す。本図において、記録時に
は、ヘツド高さ検出部１４により磁気ヘツド１２
ａ，１２ｂの高さ位置がある一定の走査位置にて
検出され、この検出出力はホール素子１０（第１
図示）の出力から得られる磁気ヘツド１２ａ，１
２ｂの回転に同期したドラムパルスにより、スイ
ツチ回路１５で２個の磁気ヘツド１２ａ，１２ｂ
に対応した高さ信号に切り換えられてサンプルホ
ールド回路１６，１７にそれぞれ供給される。サ
ンプルホールド回路１６，１７の各出力は比較器
１８でレベル差が検出され、比較器１８より取り
出された位置誤差信号である誤差電圧は増幅器１
９で増幅され、偏倚素子１３ａ，１３ｂに印加さ
れる。これにより磁気ヘツド１２ａ，１２ｂの高
さ位置が一定に保持されるのである。
装置を第２図に示す。本図において、記録時に
は、ヘツド高さ検出部１４により磁気ヘツド１２
ａ，１２ｂの高さ位置がある一定の走査位置にて
検出され、この検出出力はホール素子１０（第１
図示）の出力から得られる磁気ヘツド１２ａ，１
２ｂの回転に同期したドラムパルスにより、スイ
ツチ回路１５で２個の磁気ヘツド１２ａ，１２ｂ
に対応した高さ信号に切り換えられてサンプルホ
ールド回路１６，１７にそれぞれ供給される。サ
ンプルホールド回路１６，１７の各出力は比較器
１８でレベル差が検出され、比較器１８より取り
出された位置誤差信号である誤差電圧は増幅器１
９で増幅され、偏倚素子１３ａ，１３ｂに印加さ
れる。これにより磁気ヘツド１２ａ，１２ｂの高
さ位置が一定に保持されるのである。
ここで、テープ互換性の基準となる記録トラツ
クパターンの直線性は固定ドラム１のリード面３
の加工精度により、第３図に示す様に、規格値に
対して傾斜する傾向がある。また、固定ドラム
１、軸受５，５、回転軸６等の軸受機構の精度に
よつては、磁気ヘツド１２ａ，１２ｂの回転軌跡
が例えば第４図に示す様に１回転周期の正弦波と
なり、この半周期分が各磁気ヘツド１２ａ，１２
ｂによるパターンの直線性に悪影響を及ぼすこと
になる。
クパターンの直線性は固定ドラム１のリード面３
の加工精度により、第３図に示す様に、規格値に
対して傾斜する傾向がある。また、固定ドラム
１、軸受５，５、回転軸６等の軸受機構の精度に
よつては、磁気ヘツド１２ａ，１２ｂの回転軌跡
が例えば第４図に示す様に１回転周期の正弦波と
なり、この半周期分が各磁気ヘツド１２ａ，１２
ｂによるパターンの直線性に悪影響を及ぼすこと
になる。
このように、従来装置では、テープに記録され
たトラツクパターンの直線性が、ドラムのリード
面の加工誤差や磁気ヘツドの回転軌跡の悪さなど
によつて悪くなるので、テープの互換性を保つ為
には、各部品の加工、組立精度を高める必要があ
り、コスト高となる欠点があつた。また、高密度
化の為に、トラツク幅を狭くしてゆくと、直線性
が向上されない限り、互換性が保てなく、現状の
技術では高密度化にも限界があつた。
たトラツクパターンの直線性が、ドラムのリード
面の加工誤差や磁気ヘツドの回転軌跡の悪さなど
によつて悪くなるので、テープの互換性を保つ為
には、各部品の加工、組立精度を高める必要があ
り、コスト高となる欠点があつた。また、高密度
化の為に、トラツク幅を狭くしてゆくと、直線性
が向上されない限り、互換性が保てなく、現状の
技術では高密度化にも限界があつた。
考案の概要
本考案は、上記のような従来のものの欠点を除
去すべくなされたもので、機械精度誤差による記
録トラツクの曲がりを補正するように磁気ヘツド
を偏倚させることにより、記録トラツクの直線性
を向上せしめた回転ヘツド型記録再生装置を提供
することを目的とする。
去すべくなされたもので、機械精度誤差による記
録トラツクの曲がりを補正するように磁気ヘツド
を偏倚させることにより、記録トラツクの直線性
を向上せしめた回転ヘツド型記録再生装置を提供
することを目的とする。
本考案による回転ヘツド型記録再生装置は、テ
ープをガイドするリード面を外周に有する固定ド
ラムと、前記固定ドラムにより回転自在に支持さ
れた回転ドラムと、２つの磁気ヘツドを前記回転
ドラムに対してその回転軸方向において夫々偏倚
すべく変形可能に支持した支持手段と、前記２つ
の磁気ヘツドの高さ位置を検出して夫々の位置信
号を生成する検出手段と、前記位置信号を互いに
比較して位置誤差信号を発生する比較手段と、前
記位置誤差信号に応じて前記支持手段を変形せし
める制御信号を発生する制御手段とを備えた回転
ヘツド型記録再生装置であつて、 前記制御手段は、前記位置誤差信号を中継する
中継手段と、前記固定ドラムのリード面の精度に
よるリード誤差量及び前記回転ドラムの軸受機構
の精度による回転軌跡誤差量に応じた補正信号を
発生する補正信号発生手段と、前記中継手段から
の前記位置誤差信号と前記補正信号とを合成して
前記制御信号を発生する合成手段とを有し、一方
の磁気ヘツドの支持手段に前記制御信号を供給す
る時には前記中継手段が前記位置誤差信号の中継
を停止する構成となつている。
ープをガイドするリード面を外周に有する固定ド
ラムと、前記固定ドラムにより回転自在に支持さ
れた回転ドラムと、２つの磁気ヘツドを前記回転
ドラムに対してその回転軸方向において夫々偏倚
すべく変形可能に支持した支持手段と、前記２つ
の磁気ヘツドの高さ位置を検出して夫々の位置信
号を生成する検出手段と、前記位置信号を互いに
比較して位置誤差信号を発生する比較手段と、前
記位置誤差信号に応じて前記支持手段を変形せし
める制御信号を発生する制御手段とを備えた回転
ヘツド型記録再生装置であつて、 前記制御手段は、前記位置誤差信号を中継する
中継手段と、前記固定ドラムのリード面の精度に
よるリード誤差量及び前記回転ドラムの軸受機構
の精度による回転軌跡誤差量に応じた補正信号を
発生する補正信号発生手段と、前記中継手段から
の前記位置誤差信号と前記補正信号とを合成して
前記制御信号を発生する合成手段とを有し、一方
の磁気ヘツドの支持手段に前記制御信号を供給す
る時には前記中継手段が前記位置誤差信号の中継
を停止する構成となつている。
実施例
以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第５図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
あり、図中第２図と同等部分は同一符号により示
されている。図において、比較器１８の出力側に
はドラムパルスにより位置誤差信号の中継又は停
止をなす中継手段としてのスイツチ回路２０及び
このスイツチ回路２０の出力とパターン発生器２
１の出力を加算する加算器２４が設けられてい
る。パターン発生器２１には、固定ドラム１のリ
ード面３（第１図示）の精度を例えば測定器で予
め測定しておいた回転ドラムの軸受機構の精度に
よるリード精度検出部２２からのリード誤差量
（第３図参照）及び高さ位置情報と、例えばリー
ド基準面と回転軸６（第１図示）との間の振れ量
を予め測定しておいた回転軌跡検出部２３からの
回転軌跡誤差量（第４図参照）及び高さ位置情報
とが入力され、パターン発生器２１はこれら入力
情報を打ち消すような補正信号を発生する。この
補正信号はその後ドラムパルスと位相を合わせ
て、ヘツド位置を一定に保つべくスイツチ回路２
０からの位置誤差信号と加算器２４にて合成さ
れ、制御信号が生成される。
あり、図中第２図と同等部分は同一符号により示
されている。図において、比較器１８の出力側に
はドラムパルスにより位置誤差信号の中継又は停
止をなす中継手段としてのスイツチ回路２０及び
このスイツチ回路２０の出力とパターン発生器２
１の出力を加算する加算器２４が設けられてい
る。パターン発生器２１には、固定ドラム１のリ
ード面３（第１図示）の精度を例えば測定器で予
め測定しておいた回転ドラムの軸受機構の精度に
よるリード精度検出部２２からのリード誤差量
（第３図参照）及び高さ位置情報と、例えばリー
ド基準面と回転軸６（第１図示）との間の振れ量
を予め測定しておいた回転軌跡検出部２３からの
回転軌跡誤差量（第４図参照）及び高さ位置情報
とが入力され、パターン発生器２１はこれら入力
情報を打ち消すような補正信号を発生する。この
補正信号はその後ドラムパルスと位相を合わせ
て、ヘツド位置を一定に保つべくスイツチ回路２
０からの位置誤差信号と加算器２４にて合成さ
れ、制御信号が生成される。
次に、本考案装置の動作について説明する。
記録時において、磁気ヘツド１２ａ，１２ｂ
（第１図示）の高さ位置は、ある一定の走査位置
でヘツド高さ検出部１４で検出される。ここで、
ヘツド高さ検出部１４としては、例えば第６図に
示す様に、磁気ヘツド１２ａ又は１２ｂの高さ方
向Ｙに対してある角度をもつ発光素子１４ａと、
この発光素子１４ａから発せられかつ磁気ヘツド
１２ａ又は１２ｂで反射された光を受ける受光素
子１４ｂとからなるものが用いられる。受光素子
１４ｂは例えばイメージセンサの如く受光点を検
知できるものである。これにより、磁気ヘツド１
２ａ又は１２ｂの高さ位置Ｙはその反射位置によ
り回転軸６と直角方向の移動Ｘによつて検出され
る。なお、ヘツド高さ検出部１４はテープ２が回
転ドラム１１に接触しない位置の固定ヘツド１側
に固定される。
（第１図示）の高さ位置は、ある一定の走査位置
でヘツド高さ検出部１４で検出される。ここで、
ヘツド高さ検出部１４としては、例えば第６図に
示す様に、磁気ヘツド１２ａ又は１２ｂの高さ方
向Ｙに対してある角度をもつ発光素子１４ａと、
この発光素子１４ａから発せられかつ磁気ヘツド
１２ａ又は１２ｂで反射された光を受ける受光素
子１４ｂとからなるものが用いられる。受光素子
１４ｂは例えばイメージセンサの如く受光点を検
知できるものである。これにより、磁気ヘツド１
２ａ又は１２ｂの高さ位置Ｙはその反射位置によ
り回転軸６と直角方向の移動Ｘによつて検出され
る。なお、ヘツド高さ検出部１４はテープ２が回
転ドラム１１に接触しない位置の固定ヘツド１側
に固定される。
ヘツド高さ検出部１４の出力は、ヘツドの回転
に同期したドラムパルスによりスイツチ回路１５
でヘツド毎に切り換えられて高さ信号としてサン
プルホールド回路１６，１７に入力され、それぞ
れ比較器１８に供給されてレベル差が検出され
る。比較器１８で得られた誤差信号はドラムパル
スにより切換え動作をなすスイツチ回路２０によ
つて選択的に加算器２４へ供給される。すなわ
ち、スイツチ回路２０の切換え動作により、一方
の磁気ヘツド１２ａ又は１２ｂ（基準とするヘツ
ド）ではパターン発生器２１からの補正信号だけ
が、又他方の磁気ヘツド１２ｂ又は１２ａ（較正
されるヘツド）では上記位置誤差信号とパターン
発生器２１からの補正信号とを合成した制御信号
が増幅器１９で増幅され、偏倚素子１３ｂ又は１
３ａに印加される。
に同期したドラムパルスによりスイツチ回路１５
でヘツド毎に切り換えられて高さ信号としてサン
プルホールド回路１６，１７に入力され、それぞ
れ比較器１８に供給されてレベル差が検出され
る。比較器１８で得られた誤差信号はドラムパル
スにより切換え動作をなすスイツチ回路２０によ
つて選択的に加算器２４へ供給される。すなわ
ち、スイツチ回路２０の切換え動作により、一方
の磁気ヘツド１２ａ又は１２ｂ（基準とするヘツ
ド）ではパターン発生器２１からの補正信号だけ
が、又他方の磁気ヘツド１２ｂ又は１２ａ（較正
されるヘツド）では上記位置誤差信号とパターン
発生器２１からの補正信号とを合成した制御信号
が増幅器１９で増幅され、偏倚素子１３ｂ又は１
３ａに印加される。
このように、第３図に示す様な加工誤差によつ
て生ずる規格に対するパターンのずれを逆補正し
て磁気ヘツド１２ｂ又は１２ａを駆動するため
に、パターンが直線となり、規格値を満足するト
ラツクパターンが記録される。また、第４図に示
す様な回転軌跡によるトラツクパターン曲がりを
逆補正し磁気ヘツド１２ｂ又は１２ａを駆動する
ために、パターンの曲がりのない状態で記録され
ることになる。
て生ずる規格に対するパターンのずれを逆補正し
て磁気ヘツド１２ｂ又は１２ａを駆動するため
に、パターンが直線となり、規格値を満足するト
ラツクパターンが記録される。また、第４図に示
す様な回転軌跡によるトラツクパターン曲がりを
逆補正し磁気ヘツド１２ｂ又は１２ａを駆動する
ために、パターンの曲がりのない状態で記録され
ることになる。
なお、上記実施例では、記録時について説明し
たが、再生時においても同様の効果が得られる。
また、ヘツドの高さ合わせを一方のヘツドを基準
ヘツドとして他方のヘツドのみ合わせる様に構成
したが、２個のヘツドを各々基準高さすなわちヘ
ツド高さ基準信号に合わせる様に構成しても良
い。更には、リード精度と回転軌跡との両方によ
る曲がりを補正する様に構成したが、互換性を損
わない精度であれば、どちらか一方の精度を補正
する様に構成しても良い。また更に、リード精度
及び回転軌跡精度共、２個のヘツドに対して補正
する様に構成したが、一方のヘツドは補正しなく
ても、特に回転軌跡の補正を一方のヘツドのみ行
つても同等の効果は得られる。更にはまた、ヘツ
ド高さ検出器１４は８mmビデオテープレコーダに
おいては、5システムで良い。
たが、再生時においても同様の効果が得られる。
また、ヘツドの高さ合わせを一方のヘツドを基準
ヘツドとして他方のヘツドのみ合わせる様に構成
したが、２個のヘツドを各々基準高さすなわちヘ
ツド高さ基準信号に合わせる様に構成しても良
い。更には、リード精度と回転軌跡との両方によ
る曲がりを補正する様に構成したが、互換性を損
わない精度であれば、どちらか一方の精度を補正
する様に構成しても良い。また更に、リード精度
及び回転軌跡精度共、２個のヘツドに対して補正
する様に構成したが、一方のヘツドは補正しなく
ても、特に回転軌跡の補正を一方のヘツドのみ行
つても同等の効果は得られる。更にはまた、ヘツ
ド高さ検出器１４は８mmビデオテープレコーダに
おいては、5システムで良い。
また、上記実施例においては、リード精度検出
部２２及び回転軌跡検出部２３はドラムを組立た
状態で予め測定する構成としたが、基準テープを
走行させ、この誤差電圧等を検出することによつ
て補正量を検出しても良い。パターン発生器２１
としては、マイクロコンピユータによりプログラ
ムを行う構成が考えられる。リード精度検出部２
２においては、回転方向の位置の基準となる孔を
固定ドラム１に加工しても良く、通常リード加工
を行うときの基準孔を穿設するが、これを利用す
るとより良い。この基準となる孔はドラムパルス
を発生するホール素子１０（第１図示）の位置と
位相を合わせておくと、補正制御に都合が良い。
また、上記実施例におけるドラムは上方のドラム
が回転するタイプであるが、上方のドラムが固定
のタイプであつても良い。なお、ドラムパルスは
ホール素子１０にて検出しているが、他の検出方
法であつても良い。
部２２及び回転軌跡検出部２３はドラムを組立た
状態で予め測定する構成としたが、基準テープを
走行させ、この誤差電圧等を検出することによつ
て補正量を検出しても良い。パターン発生器２１
としては、マイクロコンピユータによりプログラ
ムを行う構成が考えられる。リード精度検出部２
２においては、回転方向の位置の基準となる孔を
固定ドラム１に加工しても良く、通常リード加工
を行うときの基準孔を穿設するが、これを利用す
るとより良い。この基準となる孔はドラムパルス
を発生するホール素子１０（第１図示）の位置と
位相を合わせておくと、補正制御に都合が良い。
また、上記実施例におけるドラムは上方のドラム
が回転するタイプであるが、上方のドラムが固定
のタイプであつても良い。なお、ドラムパルスは
ホール素子１０にて検出しているが、他の検出方
法であつても良い。
効 果
以上説明したように、本考案による回転ヘツド
型記録再生装置によれば、中継手段から得られる
２つの磁気ヘツドの高さ位置の差である位置誤差
信号のみならず、固定ドラムのリード面の精度に
よるリード誤差量及び回転ドラムの軸受機構の精
度による回転軌跡誤差量に応じた補正信号をも生
成して、これらの信号を合成して、一方の磁気ヘ
ツドの支持手段にはこの合成した制御信号を供給
し、他方の磁気ヘツドの支持手段には補正信号の
みを供給するように構成したので、テープの互換
を行つても曲がりが少なく、鮮明な映像を得るこ
とができる。また、トラツク幅が狭くなつた際に
もエラーの少ない再生が可能となる。更には、加
工精度、組立精度を向上させなくても、互換性が
得られるために、低コスト化が可能となる。また
更に、８mmビデオテープレコーダにおいて、5シ
ステムを用いて記録を行う際に、トラツク長手全
位置において高さを同一にできる。
型記録再生装置によれば、中継手段から得られる
２つの磁気ヘツドの高さ位置の差である位置誤差
信号のみならず、固定ドラムのリード面の精度に
よるリード誤差量及び回転ドラムの軸受機構の精
度による回転軌跡誤差量に応じた補正信号をも生
成して、これらの信号を合成して、一方の磁気ヘ
ツドの支持手段にはこの合成した制御信号を供給
し、他方の磁気ヘツドの支持手段には補正信号の
みを供給するように構成したので、テープの互換
を行つても曲がりが少なく、鮮明な映像を得るこ
とができる。また、トラツク幅が狭くなつた際に
もエラーの少ない再生が可能となる。更には、加
工精度、組立精度を向上させなくても、互換性が
得られるために、低コスト化が可能となる。また
更に、８mmビデオテープレコーダにおいて、5シ
ステムを用いて記録を行う際に、トラツク長手全
位置において高さを同一にできる。
第１図は回転ヘツドドラム装置の一例を示す断
面図、第２図は従来例を示すブロツク図、第３図
はリード精度によるトラツクパターン誤差を示す
図、第４図は回転軌跡精度によるトラツクパター
ン誤差を示す図、第５図は本考案の一実施例を示
すブロツク図、第６図は第５図におけるヘツド高
さ検出部の具体的な構成図である。 主要部分の符号の説明、１……固定ドラム、２
……テープ、３……リード面、６……回転軸、１
０……ホール素子、１２ａ，１２ｂ……磁気ヘツ
ド、１３ａ，１３ｂ……偏倚素子、１４……ヘツ
ド高さ検出部、１５，２０……スイツチ回路、１
８……比較器、２１……パターン発生器。
面図、第２図は従来例を示すブロツク図、第３図
はリード精度によるトラツクパターン誤差を示す
図、第４図は回転軌跡精度によるトラツクパター
ン誤差を示す図、第５図は本考案の一実施例を示
すブロツク図、第６図は第５図におけるヘツド高
さ検出部の具体的な構成図である。 主要部分の符号の説明、１……固定ドラム、２
……テープ、３……リード面、６……回転軸、１
０……ホール素子、１２ａ，１２ｂ……磁気ヘツ
ド、１３ａ，１３ｂ……偏倚素子、１４……ヘツ
ド高さ検出部、１５，２０……スイツチ回路、１
８……比較器、２１……パターン発生器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 テープをガイドするリード面を外周に有する固
定ドラムと、前記固定ドラムにより回転自在に支
持された回転ドラムと、２つの磁気ヘツドを前記
回転ドラムに対してその回転軸方向において夫々
偏倚すべく変形可能に支持した支持手段と、前記
２つの磁気ヘツドの高さ位置を検出して夫々の位
置信号を生成する検出手段と、前記位置信号を互
いに比較して位置誤差信号を発生する比較手段
と、前記位置誤差信号に応じて前記支持手段を変
形せしめる制御信号を発生する制御手段とを備え
た回転ヘツド型記録再生装置であつて、 前記制御手段は、前記位置誤差信号を中継する
中継手段と、前記固定ドラムのリード面の精度に
よるリード誤差量及び前記回転ドラムの軸受機構
の精度による回転軌跡誤差量に応じた補正信号を
発生する補正信号発生手段と、前記中継手段から
の前記位置誤差信号と前記補正信号とを合成して
前記制御信号を発生する合成手段とを有し、一方
の磁気ヘツドの支持手段に前記制御信号を供給す
る時には前記中継手段が前記位置誤差信号の中継
を停止することを特徴とする回転ヘツド型記録再
生装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6543184U JPS60180321U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 回転ヘツド型記録再生装置 |
| GB08511182A GB2160348A (en) | 1984-05-02 | 1985-05-02 | Recording/reproducing apparatus of the rotary head type |
| DE19853515806 DE3515806A1 (de) | 1984-05-02 | 1985-05-02 | Signalaufzeichnungs- und wiedergabegeraet mit umlaufendem kopf |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6543184U JPS60180321U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 回転ヘツド型記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60180321U JPS60180321U (ja) | 1985-11-30 |
| JPH0426972Y2 true JPH0426972Y2 (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=13286902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6543184U Granted JPS60180321U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 回転ヘツド型記録再生装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60180321U (ja) |
| DE (1) | DE3515806A1 (ja) |
| GB (1) | GB2160348A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2580341B2 (ja) * | 1989-09-29 | 1997-02-12 | 三菱電機株式会社 | 磁気記録再生装置 |
| US5313347A (en) * | 1990-01-12 | 1994-05-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotating magnetic head for a magnetic recording reproduction system |
| JP2595752B2 (ja) * | 1990-03-27 | 1997-04-02 | 三菱電機株式会社 | 磁気記録再生装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5478104A (en) * | 1977-12-05 | 1979-06-22 | Sony Corp | Tracking correction apparatus of rotary magnetic head |
| JPS5850625A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-25 | Akai Electric Co Ltd | 回転ヘッド型磁気録画再生装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6032258B2 (ja) * | 1976-09-13 | 1985-07-26 | ソニー株式会社 | 自動トラツキング制御装置 |
| JPS5492308A (en) * | 1977-12-29 | 1979-07-21 | Sony Corp | Head tracking device in recorder-reproducer |
| US4285017A (en) * | 1979-02-05 | 1981-08-18 | International Business Machines Corporation | Stripe following in a helical scan device |
| US4337492A (en) * | 1980-04-08 | 1982-06-29 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Head positioning transducer for helical scan video reproducer |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP6543184U patent/JPS60180321U/ja active Granted
-
1985
- 1985-05-02 DE DE19853515806 patent/DE3515806A1/de not_active Ceased
- 1985-05-02 GB GB08511182A patent/GB2160348A/en not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5478104A (en) * | 1977-12-05 | 1979-06-22 | Sony Corp | Tracking correction apparatus of rotary magnetic head |
| JPS5850625A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-25 | Akai Electric Co Ltd | 回転ヘッド型磁気録画再生装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB8511182D0 (en) | 1985-06-12 |
| GB2160348A (en) | 1985-12-18 |
| JPS60180321U (ja) | 1985-11-30 |
| DE3515806A1 (de) | 1985-11-07 |
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