JP2653914B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JP2653914B2 JP2653914B2 JP2328380A JP32838090A JP2653914B2 JP 2653914 B2 JP2653914 B2 JP 2653914B2 JP 2328380 A JP2328380 A JP 2328380A JP 32838090 A JP32838090 A JP 32838090A JP 2653914 B2 JP2653914 B2 JP 2653914B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置(以下VTRという)に関
するものであり、特に、再生時のトラッキングを可動ヘ
ッドにおいて制御する装置に関するものである。
するものであり、特に、再生時のトラッキングを可動ヘ
ッドにおいて制御する装置に関するものである。
従来の技術 近年、VTRにおいては、長時間記録を実現するため
に、テープ速度を遅くしてかつ1フィールドを複数トラ
ックにまたがって記録することにより記録密度を高める
方法がとられ、その結果、記録トラックの幅が狭くなっ
てきている。たとえば、8mmビデオの長時間モードにお
けるトラック幅は10μmである。このような狭い記録ト
ラックを再生磁気ヘッドが正確に走査するために、可動
ヘッドを用いて記録トラックに対する再生磁気ヘッドの
位置制御を行うためのトラッキング制御が必要となる。
に、テープ速度を遅くしてかつ1フィールドを複数トラ
ックにまたがって記録することにより記録密度を高める
方法がとられ、その結果、記録トラックの幅が狭くなっ
てきている。たとえば、8mmビデオの長時間モードにお
けるトラック幅は10μmである。このような狭い記録ト
ラックを再生磁気ヘッドが正確に走査するために、可動
ヘッドを用いて記録トラックに対する再生磁気ヘッドの
位置制御を行うためのトラッキング制御が必要となる。
以下、記録トラックと同じヘッド幅をもつ可動ヘッド
を用いた従来のトラッキング制御について説明する。
を用いた従来のトラッキング制御について説明する。
従来は、可動ヘッドの位置を変化させたときに再生磁
気ヘッドから再生されるレベルを検波し、この検波レベ
ルを可動ヘッドの位置変化の前後において比較して、最
大値を得るように可動ヘッドを駆動させる方法であっ
た。すなわち、第7図のフローチャートに示すように、
ステップA1において再生検波出力値EVをメモリMAに取り
込み、さらに、ステップA2においてステップA1で取り込
んだ再生検波出力MAと前回の再生検波出力MBとの比較を
行う。(MA−MB)>0であれば、ステップA3においてヘ
ッド駆動電圧データDAを1増やし、また、(MA−MB)>
0でなければ、ステップA4においてヘッド駆動電圧デー
タDAを1減らす。さらに、ステップA5において再生検波
出力MAと前回の再生検波出力MBを比較し、等しければ再
生検波出力が最大値であると判別し、等しくなければス
テップA6において再生検波出力MAを前回の再生検波出力
MBに格納しておきステップA1に戻る。以降、上記動作が
くり返される。
気ヘッドから再生されるレベルを検波し、この検波レベ
ルを可動ヘッドの位置変化の前後において比較して、最
大値を得るように可動ヘッドを駆動させる方法であっ
た。すなわち、第7図のフローチャートに示すように、
ステップA1において再生検波出力値EVをメモリMAに取り
込み、さらに、ステップA2においてステップA1で取り込
んだ再生検波出力MAと前回の再生検波出力MBとの比較を
行う。(MA−MB)>0であれば、ステップA3においてヘ
ッド駆動電圧データDAを1増やし、また、(MA−MB)>
0でなければ、ステップA4においてヘッド駆動電圧デー
タDAを1減らす。さらに、ステップA5において再生検波
出力MAと前回の再生検波出力MBを比較し、等しければ再
生検波出力が最大値であると判別し、等しくなければス
テップA6において再生検波出力MAを前回の再生検波出力
MBに格納しておきステップA1に戻る。以降、上記動作が
くり返される。
従って、可動ヘッドを変化させて、再生検波出力が山
型状で最大点が1点であれば、再生検波出力が最大点で
集束するように制御されることになる。
型状で最大点が1点であれば、再生検波出力が最大点で
集束するように制御されることになる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、再生ヘッドが幅広ヘッドの場合には、
再生検波出力の変化のしかたが下記で説明するように異
なるため、再生ヘッドが最適の位置に制御されない。
再生検波出力の変化のしかたが下記で説明するように異
なるため、再生ヘッドが最適の位置に制御されない。
以下、記録トラックより幅広い再生ヘッドで再生する
場合について説明する。第8図は記録トラックと幅広ヘ
ッドの相対位置関係を示した図であり、101、102は各々
アジマス角が異なる幅広ヘッド、103はテープ、104は記
録トラックを示す。また、第9図は、幅広ヘッド101と
記録トラック104との位置関係を示した図である。第10
図は第9図の各ヘッド位置と再生検波出力との関係を示
した図であり、横軸がヘッド位置、縦軸が再生検波出力
を示す。第11図はヘッド位置と電気−機械変換素子を駆
動させるヘッド駆動電圧との関係を示した図であり、横
軸がヘッド位置、縦軸がヘッド駆動電圧を示す。また、
ヘッド位置については、第9図における各ヘッド位置
(A)、(B)、(C)が第10図のヘッド位置(A)、
(B)、(C)及び第11図のヘッド位置(A)、
(B)、(C)にそれぞれ対応している。
場合について説明する。第8図は記録トラックと幅広ヘ
ッドの相対位置関係を示した図であり、101、102は各々
アジマス角が異なる幅広ヘッド、103はテープ、104は記
録トラックを示す。また、第9図は、幅広ヘッド101と
記録トラック104との位置関係を示した図である。第10
図は第9図の各ヘッド位置と再生検波出力との関係を示
した図であり、横軸がヘッド位置、縦軸が再生検波出力
を示す。第11図はヘッド位置と電気−機械変換素子を駆
動させるヘッド駆動電圧との関係を示した図であり、横
軸がヘッド位置、縦軸がヘッド駆動電圧を示す。また、
ヘッド位置については、第9図における各ヘッド位置
(A)、(B)、(C)が第10図のヘッド位置(A)、
(B)、(C)及び第11図のヘッド位置(A)、
(B)、(C)にそれぞれ対応している。
幅広ヘッド101を記録トラック104の幅方向へ第9図に
示すように変化させた場合、再生検波出力は、第10図に
示すようになる。ヘッド位置が第9図の(A)、即ち幅
広ヘッド101の右端が記録トラック104の右端にかかる位
置にくるまでは、幅広ヘッド101の動きに応じて再生検
波出力が増加する。ヘッド位置が第9図の(A)から第
9図の(C)、即ち幅広ヘッド101の左端が記録トラッ
ク104の左端にかかる位置にくるまでは、幅広ヘッド1
の位置に関係なく再生検波出力は一定値Eとなる。さら
に、ヘッド位置が第9図の(C)から以降は幅広ヘッド
101の動きに応じて再生検波出力が減少する。
示すように変化させた場合、再生検波出力は、第10図に
示すようになる。ヘッド位置が第9図の(A)、即ち幅
広ヘッド101の右端が記録トラック104の右端にかかる位
置にくるまでは、幅広ヘッド101の動きに応じて再生検
波出力が増加する。ヘッド位置が第9図の(A)から第
9図の(C)、即ち幅広ヘッド101の左端が記録トラッ
ク104の左端にかかる位置にくるまでは、幅広ヘッド1
の位置に関係なく再生検波出力は一定値Eとなる。さら
に、ヘッド位置が第9図の(C)から以降は幅広ヘッド
101の動きに応じて再生検波出力が減少する。
従って、このような従来の方法、即ち検波レベルを可
動ヘッドの変化位置の前後において比較して最大値を得
るように可動ヘッドを駆動させる方法では、ヘッド位置
が第9図の(A)または(C)で収束することになり、
再生ヘッドが記録トラックの中央位置に制御されなくな
り、幅広ヘッドとしての効果である記録トラックの直線
性に対する余裕が十分にとれなくなってしまうという問
題があった。
動ヘッドの変化位置の前後において比較して最大値を得
るように可動ヘッドを駆動させる方法では、ヘッド位置
が第9図の(A)または(C)で収束することになり、
再生ヘッドが記録トラックの中央位置に制御されなくな
り、幅広ヘッドとしての効果である記録トラックの直線
性に対する余裕が十分にとれなくなってしまうという問
題があった。
また、ヘッド配置が第12図に示すように、幅広磁気ヘ
ッド101の左端と記録トラック104の左端、及び幅広磁気
ヘッド102の右端と記録トラック104の右端がともに揃う
ときが最適ヘッド位置となる場合には、幅広磁気ヘッド
101の再生検波出力だけでは幅広磁気ヘッド101、102と
もに最適点に制御できないという問題があった。
ッド101の左端と記録トラック104の左端、及び幅広磁気
ヘッド102の右端と記録トラック104の右端がともに揃う
ときが最適ヘッド位置となる場合には、幅広磁気ヘッド
101の再生検波出力だけでは幅広磁気ヘッド101、102と
もに最適点に制御できないという問題があった。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、幅広磁気
ヘッドとしての効果が充分発揮できる最適位置に幅広ヘ
ッドを制御することができ、また、一方の幅広磁気ヘッ
ドの左端と記録トラックの左端、および他方の幅広磁気
ヘッドの右端と記録トラックの右端ともに揃うときが最
適ヘッド位置となる場合にも最適点に制御することがで
き、オートトラッキングを可能にするVTRを提供するこ
とを目的とするものである。
ヘッドとしての効果が充分発揮できる最適位置に幅広ヘ
ッドを制御することができ、また、一方の幅広磁気ヘッ
ドの左端と記録トラックの左端、および他方の幅広磁気
ヘッドの右端と記録トラックの右端ともに揃うときが最
適ヘッド位置となる場合にも最適点に制御することがで
き、オートトラッキングを可能にするVTRを提供するこ
とを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、アジマス角が異なり記録トラックより幅広い2個の
磁気ヘッドを単一の電気−機械変換素子に前記記録トラ
ックをほぼ同時にスキャンするように取り付け、前記2
個の磁気ヘッドにより再生した映像信号のエンベロープ
をそれぞれ検波する検波手段と、前記検波手段からの各
検波出力を加算した加算検波出力が最大となるように前
記電気−機械変換素子の位置を変化させ、前記最大加算
検波出力が範囲を持つ場合、前記電気−機械変換素子の
位置変化の前後における前記加算検波出力を比較して前
記加算検波出力の変化が零になる範囲の両端を検出し前
記両端の中央位置に前記電気−機械変換素子を変化させ
るように制御する駆動制御手段とを備えたものである。
は、アジマス角が異なり記録トラックより幅広い2個の
磁気ヘッドを単一の電気−機械変換素子に前記記録トラ
ックをほぼ同時にスキャンするように取り付け、前記2
個の磁気ヘッドにより再生した映像信号のエンベロープ
をそれぞれ検波する検波手段と、前記検波手段からの各
検波出力を加算した加算検波出力が最大となるように前
記電気−機械変換素子の位置を変化させ、前記最大加算
検波出力が範囲を持つ場合、前記電気−機械変換素子の
位置変化の前後における前記加算検波出力を比較して前
記加算検波出力の変化が零になる範囲の両端を検出し前
記両端の中央位置に前記電気−機械変換素子を変化させ
るように制御する駆動制御手段とを備えたものである。
作用 上記構成により、2個の磁気ヘッドからの再生検波出
力の加算した値が最大となる範囲を検出し、再生検波出
力が最大で再生検波出力の変化が零となる範囲の両端を
検出し、この両端の中央に再生ヘッドを制御することに
よりトラッキングをかけるものである。従って、単一の
電気−機械変換素子上の2個の磁気ヘッドが幅広磁気ヘ
ッドであったり、またそれぞれの磁気ヘッドの最適ヘッ
ド位置が異なる場合でも、再生検波出力が最大となる範
囲の中央位置に電気−機械変換素子を制御するため、記
録トラックの直線性に対して余裕を保ちつつ良好な再生
が可能となる。
力の加算した値が最大となる範囲を検出し、再生検波出
力が最大で再生検波出力の変化が零となる範囲の両端を
検出し、この両端の中央に再生ヘッドを制御することに
よりトラッキングをかけるものである。従って、単一の
電気−機械変換素子上の2個の磁気ヘッドが幅広磁気ヘ
ッドであったり、またそれぞれの磁気ヘッドの最適ヘッ
ド位置が異なる場合でも、再生検波出力が最大となる範
囲の中央位置に電気−機械変換素子を制御するため、記
録トラックの直線性に対して余裕を保ちつつ良好な再生
が可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すVTRのブロック図で
ある。第1図において、1、2は異なるアジマス角をも
つ幅広磁気ヘッドであり、電気−機械変換素子5上に取
り付けられている。3、4も幅広磁気ヘッド1、2と同
じく異なるアジマス角をもつ幅広磁気ヘッドであり、電
気−機械変換素子6上に取り付けられている。7、8、
9及び10は幅広磁気ヘッド1、2、3、及び4のそれぞ
れに対応するベッドアンプ、11、12、13及び14は幅広磁
気ヘッド1、2、3及び4からヘッドアンプ7、8、9
及び10を通過してきた再生信号を検波する検波回路であ
る。15、16、17及び18はA/D変換器で検波された信号を
ディジタル化しマイクロコンピュータ19に供給する。2
0、21はD/A変換器であり、マイクロコンピュータ19で処
理されたデータをそれぞれアナログ化して電気−機械変
換素子駆動回路22、23にそれぞれ供給する。電気−機械
変換素子駆動回路22、23はマイクロコンピュータ19で処
理されたデータに従って電気−機械変換素子5、6を駆
動させる回路である。
ある。第1図において、1、2は異なるアジマス角をも
つ幅広磁気ヘッドであり、電気−機械変換素子5上に取
り付けられている。3、4も幅広磁気ヘッド1、2と同
じく異なるアジマス角をもつ幅広磁気ヘッドであり、電
気−機械変換素子6上に取り付けられている。7、8、
9及び10は幅広磁気ヘッド1、2、3、及び4のそれぞ
れに対応するベッドアンプ、11、12、13及び14は幅広磁
気ヘッド1、2、3及び4からヘッドアンプ7、8、9
及び10を通過してきた再生信号を検波する検波回路であ
る。15、16、17及び18はA/D変換器で検波された信号を
ディジタル化しマイクロコンピュータ19に供給する。2
0、21はD/A変換器であり、マイクロコンピュータ19で処
理されたデータをそれぞれアナログ化して電気−機械変
換素子駆動回路22、23にそれぞれ供給する。電気−機械
変換素子駆動回路22、23はマイクロコンピュータ19で処
理されたデータに従って電気−機械変換素子5、6を駆
動させる回路である。
上記構成により、以下その動作を説明する。まず、幅
広磁気ヘッド1、2で再生された再生信号はそれぞれの
ヘッドアンプ7、8を通過してそれぞれの検波回路11、
12に供給される。検波回路11、12で検波された信号はそ
れぞれのA/D変換器15、16によりA/D変換され、マイクロ
コンピュータ19に供給される。次に、マイクロコンピュ
ータ19では各種演算を行い、D/A変換器20にデータを供
給する。D/A変換器20によりD/A変換された信号は電気−
機械変換素子駆動回路22に供給され、電気−機械変換素
子駆動回路22により電気−機械変換素子5を駆動するこ
とになる。また、幅広磁気ヘッド1、2に対して、略18
0度対向位置に取り付けてある幅広磁気ヘッド3、4も
幅広磁気ヘッド1、2の場合と全く同様の動作をする。
広磁気ヘッド1、2で再生された再生信号はそれぞれの
ヘッドアンプ7、8を通過してそれぞれの検波回路11、
12に供給される。検波回路11、12で検波された信号はそ
れぞれのA/D変換器15、16によりA/D変換され、マイクロ
コンピュータ19に供給される。次に、マイクロコンピュ
ータ19では各種演算を行い、D/A変換器20にデータを供
給する。D/A変換器20によりD/A変換された信号は電気−
機械変換素子駆動回路22に供給され、電気−機械変換素
子駆動回路22により電気−機械変換素子5を駆動するこ
とになる。また、幅広磁気ヘッド1、2に対して、略18
0度対向位置に取り付けてある幅広磁気ヘッド3、4も
幅広磁気ヘッド1、2の場合と全く同様の動作をする。
ここで、マイクロコンピュータ19で行われている演算
処理について詳しく説明する。
処理について詳しく説明する。
第2図は再生検波出力を用いて幅広磁気ヘッドを最適
点にトラッキングさせる処理を示すフローチャートであ
る。まず、ステップB1において再生検波出力値EVをメモ
リMAに取り込み、ステップB2において前回の再生検波出
力が格納されているメモリMBとメモリMAとを比較する。
(MA−MB)>0であればステップB10に移り、まだエッ
ジ検出フラグEFがたっていないのでステップB3によりヘ
ッド駆動電圧データDAを1増やし、ステップB4により今
回取り込んだ再生検波出力値EVが格納されているメモリ
MAの値をメモリMBに移しておき、ステップB1に戻る。ま
た、ステップB2において、(MA−MB)=0であればステ
ップB5に移り、(MA−MB)=0の場合をカウントするカ
ウンタGが0、即ちはじめて(MA−MB)=0となった場
合はステップB6へ、それ以降はステップB7へ以降する。
ステップB6ではヘッド駆動電圧データDAをメモリMCに格
納する。ステップB8により再生検波出力の変化が0にな
る範囲の一端を示すエッジ検出フラグをたて、さらに、
ステップB7ではカウンタGがインクリメントされる。ス
テップB9で前回、ヘッド駆動データDAが増えたかどうか
調べて、この場合、ヘッド駆動データDAが増えているの
で次のステップB3に移り、さらに次のステップB4を経て
ステップB1に戻る。さらに、ステップB2において、(MA
−MB)<0であればステップB11に移り、この場合、エ
ッジフラグEFがたっているので次のステップ12へ移る。
ステップ12でヘッド駆動電圧データDAがメモリMDに格納
される。さらに、ステップB13ではメモリMCとメモリMD
との平均を演算し、メモリMEに格納する。メモリMEのデ
ータをD/A変換器20または21に供給することによりマイ
クロコンピュータ19の処理が終了する。
点にトラッキングさせる処理を示すフローチャートであ
る。まず、ステップB1において再生検波出力値EVをメモ
リMAに取り込み、ステップB2において前回の再生検波出
力が格納されているメモリMBとメモリMAとを比較する。
(MA−MB)>0であればステップB10に移り、まだエッ
ジ検出フラグEFがたっていないのでステップB3によりヘ
ッド駆動電圧データDAを1増やし、ステップB4により今
回取り込んだ再生検波出力値EVが格納されているメモリ
MAの値をメモリMBに移しておき、ステップB1に戻る。ま
た、ステップB2において、(MA−MB)=0であればステ
ップB5に移り、(MA−MB)=0の場合をカウントするカ
ウンタGが0、即ちはじめて(MA−MB)=0となった場
合はステップB6へ、それ以降はステップB7へ以降する。
ステップB6ではヘッド駆動電圧データDAをメモリMCに格
納する。ステップB8により再生検波出力の変化が0にな
る範囲の一端を示すエッジ検出フラグをたて、さらに、
ステップB7ではカウンタGがインクリメントされる。ス
テップB9で前回、ヘッド駆動データDAが増えたかどうか
調べて、この場合、ヘッド駆動データDAが増えているの
で次のステップB3に移り、さらに次のステップB4を経て
ステップB1に戻る。さらに、ステップB2において、(MA
−MB)<0であればステップB11に移り、この場合、エ
ッジフラグEFがたっているので次のステップ12へ移る。
ステップ12でヘッド駆動電圧データDAがメモリMDに格納
される。さらに、ステップB13ではメモリMCとメモリMD
との平均を演算し、メモリMEに格納する。メモリMEのデ
ータをD/A変換器20または21に供給することによりマイ
クロコンピュータ19の処理が終了する。
従って、ヘッド位置が第9図の(A)まではステップ
B1、ステップB2、ステップB10、ステップB3さらに、ス
テップB4の処理を繰り返し行い、ヘッド位置が第9図の
(A)にきた時にステップB6を処理し、ヘッド駆動電圧
VAに相当するヘッド駆動電圧データDAが記憶され、ステ
ップB8が処理される。そして、ヘッド位置が第9図の
(A)から(C)まではステップB1、ステップB2、ステ
ップB5、ステップB7、ステップB9、ステップB3およびス
テップB4の処理を繰り返し行い、ヘッド位置が第9図の
(C)にきたときにステップB11でエッジ検出フラグEF
がたっていれば、ステップ12を処理し、ステップ12で第
11図のヘッド駆動電圧VCに相当するヘッド駆動電圧デー
タDAが記憶される。さらに、第11図のヘッド駆動電圧VB
に相当するヘッド駆動電圧データがステップB13で演算
されることになる。この結果、幅広磁気ヘッド1は第9
図の(B)のヘッド位置に制御されることになる。
B1、ステップB2、ステップB10、ステップB3さらに、ス
テップB4の処理を繰り返し行い、ヘッド位置が第9図の
(A)にきた時にステップB6を処理し、ヘッド駆動電圧
VAに相当するヘッド駆動電圧データDAが記憶され、ステ
ップB8が処理される。そして、ヘッド位置が第9図の
(A)から(C)まではステップB1、ステップB2、ステ
ップB5、ステップB7、ステップB9、ステップB3およびス
テップB4の処理を繰り返し行い、ヘッド位置が第9図の
(C)にきたときにステップB11でエッジ検出フラグEF
がたっていれば、ステップ12を処理し、ステップ12で第
11図のヘッド駆動電圧VCに相当するヘッド駆動電圧デー
タDAが記憶される。さらに、第11図のヘッド駆動電圧VB
に相当するヘッド駆動電圧データがステップB13で演算
されることになる。この結果、幅広磁気ヘッド1は第9
図の(B)のヘッド位置に制御されることになる。
以上は、第9図に示すように、最適ヘッド位置(B)
を得るために、ヘッド位置が(A)であるときに、幅広
ヘッド1を右側に移動させた場合について説明したが、
ヘッド位置が(C)であるときに、幅広ヘッドを左側に
移動させた場合にも同様の動作で最適ヘッド位置(B)
を得ることができる。すなわち、ヘッド位置が第9図の
(C)までは、ステップB1、ステップB2、ステップB1
1、ステップB14およびステップB15の処理をくり返し行
い、ヘッド位置が第9図の(C)にきた時にステップB6
を処理し、ヘッド駆動電圧VAに相当するヘッド駆動電圧
データDAが記憶され、ステップB8が処理される。そし
て、ヘッド位置が第9図の(C)から(A)までは、ス
テップB1、ステップB2、ステップB5、ステップB7、ステ
ップB9、ステップB14さらにステップB15の処理を繰り返
し行い、ヘッド位置が第9図の(A)にきたときにステ
ップB10でエッジ検出フラグEFがたっていれば、ステッ
プB12を処理し、ステップB12でヘッド駆動電圧VAに相当
するヘッド駆動電圧データDAが記憶される。さらに、第
11図のヘッド駆動電圧VBに相当するヘッド駆動電圧デー
タがステップB13で演算されることになる。この結果、
幅広磁気ヘッド1は第9図の(B)の最適ヘッド位置に
制御されることになる。
を得るために、ヘッド位置が(A)であるときに、幅広
ヘッド1を右側に移動させた場合について説明したが、
ヘッド位置が(C)であるときに、幅広ヘッドを左側に
移動させた場合にも同様の動作で最適ヘッド位置(B)
を得ることができる。すなわち、ヘッド位置が第9図の
(C)までは、ステップB1、ステップB2、ステップB1
1、ステップB14およびステップB15の処理をくり返し行
い、ヘッド位置が第9図の(C)にきた時にステップB6
を処理し、ヘッド駆動電圧VAに相当するヘッド駆動電圧
データDAが記憶され、ステップB8が処理される。そし
て、ヘッド位置が第9図の(C)から(A)までは、ス
テップB1、ステップB2、ステップB5、ステップB7、ステ
ップB9、ステップB14さらにステップB15の処理を繰り返
し行い、ヘッド位置が第9図の(A)にきたときにステ
ップB10でエッジ検出フラグEFがたっていれば、ステッ
プB12を処理し、ステップB12でヘッド駆動電圧VAに相当
するヘッド駆動電圧データDAが記憶される。さらに、第
11図のヘッド駆動電圧VBに相当するヘッド駆動電圧デー
タがステップB13で演算されることになる。この結果、
幅広磁気ヘッド1は第9図の(B)の最適ヘッド位置に
制御されることになる。
また、ヘッド位置が第3図の(E)に示すように、幅
広磁気ヘッド1の左端と記録トラック24の左端、及び幅
広磁気ヘッド2の右端と記録トラック25の右端が揃うと
きが最適ヘッド位置となる場合について説明する。第4
図は第3図における各ヘッド位置と再生検波出力との関
係を示した図であり、横軸がヘッド位置、縦軸が再生検
波出力、実線が幅広磁気ヘッド1の再生検波出力、一点
破線が幅広磁気ヘッド2の再生検波出力を示す。第5図
は第3図における各ヘッド位置に対する幅広磁気ヘッド
1の再生検波出力(第4図の実線)と幅広磁気ヘッド2
の再生検波出力(第4図の一点破線)との平均値との関
係を示した図であり、横軸がヘッド位置、縦軸が再生検
波出力の平均を示す。第6図は第3図における各ヘッド
位置と電気−機械変換素子を駆動させるヘッド駆動電圧
との関係を示した図であり、横軸がヘッド位置、縦軸が
ヘッド駆動電圧を示している。
広磁気ヘッド1の左端と記録トラック24の左端、及び幅
広磁気ヘッド2の右端と記録トラック25の右端が揃うと
きが最適ヘッド位置となる場合について説明する。第4
図は第3図における各ヘッド位置と再生検波出力との関
係を示した図であり、横軸がヘッド位置、縦軸が再生検
波出力、実線が幅広磁気ヘッド1の再生検波出力、一点
破線が幅広磁気ヘッド2の再生検波出力を示す。第5図
は第3図における各ヘッド位置に対する幅広磁気ヘッド
1の再生検波出力(第4図の実線)と幅広磁気ヘッド2
の再生検波出力(第4図の一点破線)との平均値との関
係を示した図であり、横軸がヘッド位置、縦軸が再生検
波出力の平均を示す。第6図は第3図における各ヘッド
位置と電気−機械変換素子を駆動させるヘッド駆動電圧
との関係を示した図であり、横軸がヘッド位置、縦軸が
ヘッド駆動電圧を示している。
幅広磁気ヘッド1、2を電気−機械変換素子5により
記録トラック24、25の幅方向へ第3図に示すように変化
させた場合、再生検波出力は第4図に示すようになる。
まず、幅広磁気ヘッド1の再生検波出力(第4図の実
線)について、ヘッド位置が第3図の(D)、即ち幅広
ヘッド1の右端が記録トラック24の右端にかかる位置に
くるまでは、幅広磁気ヘッド1の動きに応じて再生検波
出力が増加する。ヘッド位置が第3図の(D)から第3
図の(E)、即ち幅広ヘッド1の左端が記録トラック24
の左端にかかる位置にくるまでは、幅広ヘッド1の位置
に関係なく再生検波出力は一定値Eとなる。さらに、ヘ
ッド位置が第3図の(E)から以降は幅広ヘッド1の動
きに応じて再生検波出力が減少する。次に、幅広磁気ヘ
ッド2の再生検波出力(第4図の1点破線)について、
ヘッド位置が第3図の(E)、即ち幅広ヘッド2の右端
が記録トラック25の右端にかかる位置にくるまでは、幅
広磁気ヘッド2の動きに応じて再生検波出力が増加す
る。ヘッド位置が第3図の(E)から第3図(F)、即
ち幅広ヘッド2の左端が記録トラック25の左端にかかる
位置にくるまでは、幅広ヘッド2の位置に関係なく再生
検波出力は一定値Eとなる。さらに、ヘッド位置が第3
図の(F)から以降は幅広ヘッド2の動きに応じて再生
検波出力が減少する。
記録トラック24、25の幅方向へ第3図に示すように変化
させた場合、再生検波出力は第4図に示すようになる。
まず、幅広磁気ヘッド1の再生検波出力(第4図の実
線)について、ヘッド位置が第3図の(D)、即ち幅広
ヘッド1の右端が記録トラック24の右端にかかる位置に
くるまでは、幅広磁気ヘッド1の動きに応じて再生検波
出力が増加する。ヘッド位置が第3図の(D)から第3
図の(E)、即ち幅広ヘッド1の左端が記録トラック24
の左端にかかる位置にくるまでは、幅広ヘッド1の位置
に関係なく再生検波出力は一定値Eとなる。さらに、ヘ
ッド位置が第3図の(E)から以降は幅広ヘッド1の動
きに応じて再生検波出力が減少する。次に、幅広磁気ヘ
ッド2の再生検波出力(第4図の1点破線)について、
ヘッド位置が第3図の(E)、即ち幅広ヘッド2の右端
が記録トラック25の右端にかかる位置にくるまでは、幅
広磁気ヘッド2の動きに応じて再生検波出力が増加す
る。ヘッド位置が第3図の(E)から第3図(F)、即
ち幅広ヘッド2の左端が記録トラック25の左端にかかる
位置にくるまでは、幅広ヘッド2の位置に関係なく再生
検波出力は一定値Eとなる。さらに、ヘッド位置が第3
図の(F)から以降は幅広ヘッド2の動きに応じて再生
検波出力が減少する。
従って、前記したトラッキング制御の方法により、幅
広磁気ヘッド1だけを最適点に制御しても幅広磁気ヘッ
ド2は最適点ではなくなってしまう。そこで、第3図の
(E)に示す最適ヘッド配置に制御する場合には、幅広
磁気ヘッド1の再生検波出力と幅広磁気ヘッド2の再生
検波出力とを加算し、その平均をとって、前記した再生
検波出力として処理すると有効である。即ち幅広磁気ヘ
ッド1の再生検波出力と幅広磁気ヘッド2の再生検波出
力との平均をとるとヘッド位置と再生検波出力との関係
は第5図に示すようになり、前記したトラッキング制御
方法により第3図(E)の最適なヘッド位置に制御する
ことができる。
広磁気ヘッド1だけを最適点に制御しても幅広磁気ヘッ
ド2は最適点ではなくなってしまう。そこで、第3図の
(E)に示す最適ヘッド配置に制御する場合には、幅広
磁気ヘッド1の再生検波出力と幅広磁気ヘッド2の再生
検波出力とを加算し、その平均をとって、前記した再生
検波出力として処理すると有効である。即ち幅広磁気ヘ
ッド1の再生検波出力と幅広磁気ヘッド2の再生検波出
力との平均をとるとヘッド位置と再生検波出力との関係
は第5図に示すようになり、前記したトラッキング制御
方法により第3図(E)の最適なヘッド位置に制御する
ことができる。
このように、平均再生検波出力が最大となるように電
気−機械変換素子の位置を変化させ、また最大平均再生
検波出力が範囲を持つ場合は、第2図のフローチャート
の動作と同様、最大平均再生検波出力の変化が0になる
範囲の両端を検出してその中央位置に電気−機械変換素
子を変化させるように制御する。
気−機械変換素子の位置を変化させ、また最大平均再生
検波出力が範囲を持つ場合は、第2図のフローチャート
の動作と同様、最大平均再生検波出力の変化が0になる
範囲の両端を検出してその中央位置に電気−機械変換素
子を変化させるように制御する。
また、第5図からも明らかなように、最大平均再生検
波出力が範囲を持っていない場合には、第7図のフロー
チャートの動作と同様にしても最適なヘッド位置に制御
することができる。すなわち、ヘッド位置が第3図の
(E)までは第7図のステップA1、ステップA2、ステッ
プA3、ステップA5さらにステップA6を繰り返し、ヘッド
位置が第3図の(E)から第3図の(F)にきたとき、
第7図のステップA1、ステップA2、ステップA4、ステッ
プA5さらにステップA6を繰り返し、ヘッド位置は第3図
の(E)に収束することになる。従って、第6図に示す
ヘッド駆動電圧VEに相当するデータをマイクロコンピュ
ータ19からD/A変換器20に供給し、電気−機械変換素子
駆動回路22を介して電気−機械変換素子5を駆動制御す
ることにより、幅広磁気ヘッド1、2のヘッド位置を最
適点である第3図の(E)に示すヘッド位置に制御する
ことができる。
波出力が範囲を持っていない場合には、第7図のフロー
チャートの動作と同様にしても最適なヘッド位置に制御
することができる。すなわち、ヘッド位置が第3図の
(E)までは第7図のステップA1、ステップA2、ステッ
プA3、ステップA5さらにステップA6を繰り返し、ヘッド
位置が第3図の(E)から第3図の(F)にきたとき、
第7図のステップA1、ステップA2、ステップA4、ステッ
プA5さらにステップA6を繰り返し、ヘッド位置は第3図
の(E)に収束することになる。従って、第6図に示す
ヘッド駆動電圧VEに相当するデータをマイクロコンピュ
ータ19からD/A変換器20に供給し、電気−機械変換素子
駆動回路22を介して電気−機械変換素子5を駆動制御す
ることにより、幅広磁気ヘッド1、2のヘッド位置を最
適点である第3図の(E)に示すヘッド位置に制御する
ことができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、アジマス角が異なる2
個の磁気ヘッドのヘッド配置が一方の幅広磁気ヘッドの
左端と記録トラックの左端、および他方の幅広磁気ヘッ
ドの右端と記録トラックの右端がともに揃うときが最適
ヘッド位置となる場合でも、幅広の磁気ヘッドが搭載さ
れている単一の電気−機械変換素子を最適点に制御でき
る。
個の磁気ヘッドのヘッド配置が一方の幅広磁気ヘッドの
左端と記録トラックの左端、および他方の幅広磁気ヘッ
ドの右端と記録トラックの右端がともに揃うときが最適
ヘッド位置となる場合でも、幅広の磁気ヘッドが搭載さ
れている単一の電気−機械変換素子を最適点に制御でき
る。
また、アジマス角が異なる2個の幅広磁気ヘッドが電
気−機械変換素子に搭載されトラッキング制御されるた
め、キャプスタンモータによるトラッキング制御に比べ
て速いトラッキング制御を実現できる。
気−機械変換素子に搭載されトラッキング制御されるた
め、キャプスタンモータによるトラッキング制御に比べ
て速いトラッキング制御を実現できる。
第1図は本発明の一実施例を示すVTRのブロック図、第
2図は同VTRにおける再生検波出力を用いて幅広磁気ヘ
ッドを最適点にトラッキングさせる処理を示すフローチ
ャート、第3図は2個の幅広磁気ヘッドと記録トラック
との位置関係を示す図、第4図は第3図における各ヘッ
ド位置と2個の幅広磁気ヘッドの再生検波出力との関係
を示す図、第5図は第3図における各ヘッド位置と2個
の幅広磁気ヘッドの再生検波出力の平均値との関係を示
す図、第6図は第3図における各ヘッド位置と電気−機
械変換素子を駆動させるヘッド駆動電圧との関係を示す
図、第7図は従来のVTRにおける再生検波出力を用いて
磁気ヘッドを最適点にトラッキングさせる処理を示すフ
ローチャート、第8図は記録トラックと2個の幅広磁気
ヘッドの相対位置を示す図、第9図は幅広磁気ヘッドと
記録トラックとの各位置関係を示す図、第10図は第9図
における各ヘッド位置と再生検波出力との関係を示す
図、第11図は第9図における各ヘッド位置と電気−機械
変換素子を駆動させるヘッド駆動電圧との関係を示す
図、第12図は一方の幅広磁気ヘッドの左端と記録トラッ
クの左端、および他方の幅広磁気ヘッドの右端と記録ト
ラックの右端がともに揃うときが最適ヘッド位置となる
場合の記録トラックと2個の幅広磁気ヘッドの相対位置
を示す図である。 1、2、3、4、101……幅広磁気ヘッド、5、6……
電気−機械変換素子、11、12、13、14……検波回路、1
5、16、17、18……A/D変換器、19……マイクロコンピュ
ータ、20、21……D/A変換器、22、23……電気−機械変
換素子駆動回路、24、25、104……記録トラック。
2図は同VTRにおける再生検波出力を用いて幅広磁気ヘ
ッドを最適点にトラッキングさせる処理を示すフローチ
ャート、第3図は2個の幅広磁気ヘッドと記録トラック
との位置関係を示す図、第4図は第3図における各ヘッ
ド位置と2個の幅広磁気ヘッドの再生検波出力との関係
を示す図、第5図は第3図における各ヘッド位置と2個
の幅広磁気ヘッドの再生検波出力の平均値との関係を示
す図、第6図は第3図における各ヘッド位置と電気−機
械変換素子を駆動させるヘッド駆動電圧との関係を示す
図、第7図は従来のVTRにおける再生検波出力を用いて
磁気ヘッドを最適点にトラッキングさせる処理を示すフ
ローチャート、第8図は記録トラックと2個の幅広磁気
ヘッドの相対位置を示す図、第9図は幅広磁気ヘッドと
記録トラックとの各位置関係を示す図、第10図は第9図
における各ヘッド位置と再生検波出力との関係を示す
図、第11図は第9図における各ヘッド位置と電気−機械
変換素子を駆動させるヘッド駆動電圧との関係を示す
図、第12図は一方の幅広磁気ヘッドの左端と記録トラッ
クの左端、および他方の幅広磁気ヘッドの右端と記録ト
ラックの右端がともに揃うときが最適ヘッド位置となる
場合の記録トラックと2個の幅広磁気ヘッドの相対位置
を示す図である。 1、2、3、4、101……幅広磁気ヘッド、5、6……
電気−機械変換素子、11、12、13、14……検波回路、1
5、16、17、18……A/D変換器、19……マイクロコンピュ
ータ、20、21……D/A変換器、22、23……電気−機械変
換素子駆動回路、24、25、104……記録トラック。
Claims (1)
- 【請求項1】アジマスが異なり記録トラックより幅が広
い2個の磁気ヘッドを単一の電気−機械変換素子に前記
記録トラックをほぼ同時にスキャンするように取り付
け、 前記2個の磁気ヘッドにより再生した映像信号のエンベ
ロープをそれぞれ検波する検波手段と、 前記検波手段からの各検波出力を加算した加算検波出力
が最大となるように前記電気−機械変換素子の位置を変
化させ、前記最大加算検波出力が範囲を持つ場合、前記
電気−機械変換素子の位置変化の前後における前記加算
検波出力を比較して前記加算検波出力の変化が零になる
範囲の両端を検出し、前記両端の中央位置に前記電気−
機械変換素子を変化させるように制御する駆動制御手段
と を備えた磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2328380A JP2653914B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2328380A JP2653914B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04195814A JPH04195814A (ja) | 1992-07-15 |
JP2653914B2 true JP2653914B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=18209603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2328380A Expired - Fee Related JP2653914B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2653914B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03122856A (ja) * | 1989-10-05 | 1991-05-24 | Canon Inc | トラッキング装置 |
JPH04167254A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-15 | Aiwa Co Ltd | トラッキング調整方法 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2328380A patent/JP2653914B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04195814A (ja) | 1992-07-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523 Year of fee payment: 12 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |