JP3010656B2 - 回転ヘツド型記録再生装置 - Google Patents

回転ヘツド型記録再生装置

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JP3010656B2 JP1318352A JP31835289A JP3010656B2 JP 3010656 B2 JP3010656 B2 JP 3010656B2 JP 1318352 A JP1318352 A JP 1318352A JP 31835289 A JP31835289 A JP 31835289A JP 3010656 B2 JP3010656 B2 JP 3010656B2
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【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明は回転ヘツド型記録再生装置に関し、特にトラ
ツキング制御をしない方式(ノントラツキング方式と呼
ぶ)のものに適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、回転ヘツド型記録再生装置において、1組
の回転ヘツドに対して1つの対向ヘツドを設けるように
したことにより、記録再生回路の構成を一段と簡易化し
得る回転ヘツド型記録再生装置を得ることができる。
C従来の技術 従来ノントラツキング方式の回転ヘツド型記録再生装
置においては、回転ヘツド装置として第3図に示す180
゜対向2ヘツド型の回転ヘツド装置1を用いた構成のも
のと、第4図に示す非対向2ヘツド型の回転ヘツド装置
2を用いたものが提案されている(特開昭59−2205号公
報)。
第3図において、回転ヘツド装置1は回転ドラム5に
おいて互いに180゜の回転角間隔を保つて搭載された互
いにアジマス角が異なる一対の回転磁気ヘツド6A及び6B
を有し、回転ドラム5の半周部分に斜めに巻き付けられ
たテープ状記録媒体としての磁気テープ7に対して記録
再生回路8から得られる記録信号S1を磁気ヘツド6A及び
6Bに供給することにより、第5図に示すように、磁気テ
ープ7上にそのテープ走行方向aを斜めに横切るヘツド
走査方向bの方向に記録トラツクTA及びTBを順次連接す
るように形成し、再生モード時この記録トラツクTA及び
TBからピツクアツプされたピツクアツプ信号S2が記録再
生回路8に供給される。
これに対して非対向2ヘツド型の回転ヘツド装置2
は、第3図との対応部分に同一符号を付して第4図に示
すように、回転ドラム5上のほぼ同じ回転角位置に一対
の回転磁気ヘツド6A及び6Bを所定の段差をもつように配
設し、かくして第5図に示す記録トラツクTA及びTBを互
いに連接するように順次記録して行く。
D発明が解決しようとする問題点 ところが第3図の180゜対向2ヘツド型の回転ヘツド
装置1には、第1に、磁気ヘツド6A及び6Bの高さの位置
合せ(いわゆるベアリング)が困難な欠点がある。
特に回転ドラム5として流体ベアリングを適用してい
る場合には、回転ドラム5が停止状態にあるとき回転ド
ラム5が流体ベアリングに対してがたがたに首を振る状
態になることにより高い精度でペアリング調整をするこ
とが実際上困難である。
また第2に、実際上Aヘツド及びBヘツドの走査軌跡
が固有の湾曲形状をもつので、その湾曲形状の影響を受
けて記録トラツクTA及びTBが途中で途切れるようなおそ
れがあるため高密度で狭いトラツク幅の記録トラツクTA
及びTBを記録することができない欠点がある。
さらに第3に、ノントラツキング方式で倍密度再生を
する場合には、記録トラツクTA及びTBを順次記録して行
く際のタイミングが不揃いになるために、磁気テープ7
の走行速度のむらや記録角度ずれ等の原因によつて生ず
るトラツクピツチ変動の影響の受け方が不均一になる欠
点がある。
因に倍密度再生は、再生モードにおける再生動作走査
密度を記録モードにおける記録動作走査密度の2倍にす
るように構成するもので、このようにすることによりノ
ントラツキング方式で走査したとき磁気テープ上の全て
のブロツクの情報をピツクアツプできる状態で回転磁気
ヘツドを走査することができる。
このようにして倍密度再生をする場合、記録モード時
回転磁気ヘツド6A及び6Bに対して記録信号S1A及びS1Bを
供給するタイミングは、第6図(A)及び(B)に示す
うように、記録信号S1Aから記録信号S1Bまでの間におい
て180゜の回転角間隔に相当する期間をもつのに対し
て、記憶信号S1Bから記録信号S1Aまでの間において540
゜の回転角間隔に相当する期間をもつ。従つて磁気テー
プ7のテープ走行方向aの方向についてピツチ変動が生
じた場合には、記録トラツクTAの記録位置から記録トラ
ツクTBの記録位置までのピツチ間隔は、ピツチ変動のう
ち、50〔%〕の影響を受けているのに対して、記録トラ
ツクTBの記録位置から記録トラツクTAの記録位置までの
ピツチ間隔は150〔%〕(従つて3倍)の影響を受けて
いる。
かくして順次続く記録トラツクTA及びTB相互間のピツ
チ間隔が実際上変動することになるが、このように不均
一な変動が生ずると、ノントラツキング方式で走査軌跡
HED(第5図)に沿つて記録トラツクTA及びTBを横切り
ながら記録データをピツクアツプする場合、当該ピツク
アツプするタイミングが不均一にずれることになり、こ
れが再生精度の劣化の原因になるおそれがある。
このような問題を解決する1つの手法として、第4図
の非対向2ヘツド型の回転ヘツド装置2が提案され(特
開昭59−2205号公報)、この場合記録モード時回転磁気
ヘツド6A及び6Bは磁気テープ7を順次走査する際に第7
図(A)及び(B)に示すように、1回置きにかつ交互
に記録信号S1A及びS1Bを磁気テープ7上に記録する。
このようにすれば記録トラツクTAに記録信号S1Aを記
録したタイミングから記録トラツクTBに記録信号S1Bを
記録したタイミングまでの期間は、360゜の回転角範囲
に相当する長さになるのに対して、当該記録トラツクTB
に記録信号S1Bを記録したタイミングから記録トラツクT
Aに記録信号S1Aを記録するタイミングまでの期間も360
゜の回転角範囲に相当する長さになる。
かくして記録トラツクTA及びTB間、TB及びTA間の記録
ピツチは一様になるので、たとえ磁気テープ7にテープ
速度むらや、記録角ずれ等に基づいてピツチ変動が生じ
たとしても、当該変動の影響が均一になるので狭いトラ
ツクピツチによる高密度記録をなし得る状態になる。
これに加えて一対の回転磁気ヘツド6A及び6Bをほぼ同
一角位置に段差を付けて配設するにつき、その位置決め
精度を高めることができることにより、第4図の場合の
方が第3図の場合と比較してペアリング調整を一段と容
易にし得る。
ところが第4図のように構成すると、再生モード時第
7図(C)及び(D)に示すように、回転磁気ヘツド6A
及び6Bを同時に動作させるので、回転磁気ヘツド6A及び
6B専用の再生回路を別個に設ける必要があり、この分全
体としての構成が第3図の場合と比較して複雑になる問
題がある。
すなわち第3図の構成の場合、再生モード時回転磁気
ヘツド6A及び6Bを同時に動作させる必要がないので(第
6図(C)及び(D))、回転磁気ヘツド6Aを動作させ
るタイミングにおいて回転磁気ヘツド6Aから得られるピ
ツクアツプ信号S2Aを切換回路10の再生側入力端PB、再
生増幅回路11A、切換回路12のAヘツド側切換入力端を
介して再生回路13に取り込む。
これに対して回転ヘツド6Bを動作させるタイミングに
おいては、回転磁気ヘツド6Bから得られるピツクアツプ
信号S2Bを切換回路13の再生側入力端PB、再生増幅回路1
1B、切換回路12のBヘツド側入力端を順次介して再生回
路13に取り込む。
再生回路13はピツクアツプ信号S2A及びS2Bを後段増幅
回路14、イコライザ回路15、PLL回路16、復調回路17、
データ分離回路18、TBCメモリ回路19、デコーダ20、デ
イジタル/アナログ変換回路21において順次信号処理を
することにより再生出力信号S11を送出する。
これに対して記録回路25は記録入力信号S12をエンコ
ーダ26、変調回路27、前段増幅回路28において順次信号
処理された後、回転磁気ヘツド6Aを動作させるタイミン
グにおいて記録増幅回路29A、切換回路10の記録側入力
端RECを順次通じて記録信号SIAとして回転磁気ヘツド6A
に供給する。
これに対して回転磁気ヘツド6Bが動作するタイミング
において記録回路25の前段増幅回路28から得られる増幅
出力は記録増幅回路29B、切換回路13の記録側入力端REC
を介して回転磁気ヘツド6Bに供給される。
かくして第6図(A)〜(D)について上述したよう
なタイミングで倍密度再生をなし得るような記録信号S1
A及びS1B、再生信号S2A及びS2Bが得られ、かかるタイミ
ングの制御はタイミング制御回路31において発生される
タイミング制御信号S13によつて切換回路10、12、13を
必要に応じて切換動作させると共に、記録増幅回路29A
及び29Bを必要に応じて動作又は非動作状態に制御する
ことにより実行される。
これに対して第4図の場合の記録再生回路8は第3図
との対応部分に同一符号を付して示すように、再生モー
ド時回転磁気ヘツド6Aから得られるピツクアツプ信号S2
Aを切換回路10の再生側入力端PB、再生増幅回路11Aを介
して第1再生回路13Aに取り込んだとき、これと同時に
回転磁気ヘツド6Bにおいて得られるピツクアツプ信号S2
Bを切換回路13の再生側入力端PB、再生増幅回路11Bを介
して第2再生回路13Bに取り込むようにし、その結果再
生回路13A及び13Bにおいて同時に信号処理されることに
より得られる出力信号S11A及びS11Bが再生出力信号S11
として送出される。
このように第4図の場合の記録再生回路8は、同じ構
成の2つの再生回路、すなわち第1及び第2再生回路13
A及び13Bを必要とし、第3図の記録再生回路8の場合は
1系列分の再生回路13で済むことと比較して構成が一段
と複雑になることを避け得ない。しかも2系列分の再生
回路を同時に動作させる必要があるため、その分電源の
負担が過大になることを避け得ない。
本発明は以上の点考慮してなされたもので、第4図の
構成において得ることができる改善効果をそのまま得る
ことができるようにしながら、再生回路の構成を1系列
分で済むようにした回転ヘツド型記録再生装置を提案し
ようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、テー
プ状記録媒体7に対して傾斜した第1及び第2の記録ト
ラツクTA、TBをテープ状記録媒体7上にテープ状記録媒
体7の走行方向に順次交互に配列するように形成してな
る回転ヘツド型記録再生装置において、テープ状記録媒
体7を走査して出力信号を得る第1の回転ヘツド6AX
と、第1の回転ヘツド6AXと所定の回転角間隔だけ離れ
た位置に対向するように配列され、テープ状記録媒体7
を走査して記録信号を記録、又は出力信号を得る第2の
回転ヘツド6Aと、第2の回転ヘツド6Aとほぼ同じ回転角
位置に配設され、テープ状記録媒体7を走査して記録信
号を記録する第3の回転ヘツド6Bと、第1の回転ヘツド
6AX又は第2の回転ヘツド6Aから得られる出力信号を取
り込む再生手段13と、記録モード時、第2の回転ヘツド
6A及び第3の回転ヘツド6Bがテープ状記録媒体7を走査
するタイミングにおいて1回おきにかつ交互に第2の回
転ヘツド6A及び第3の回転ヘツド6Bに記録信号を供給す
る記録手段25と、再生モード時、第1の回転ヘツド6AX
及び第2の回転ヘツド6Aがテープ状記録媒体7を走査す
るタイミングにおいて交互に第1の回転ヘツド6AX及第
2の回転ヘツド6Aから得られる出力信号を再生手段13に
選択的に供給する切換手段12とを設けるようにする。
F作用 互いに対向する第1及び第2の回転ヘツド6B及び6AX
に加えて第1の回転ヘツド6Bとほぼ同じ回転角位置に第
3の回転ヘツド6Aを配設すると共に、再生モード時第1
及び第3の回転ヘツド6AX及び6Aから順次交互にピツク
アツプ信号S2B及びS2Aを得るようにしたことにより、記
録再生回路8における再生信号処理系を1系列だけ設け
れば良いことにより、この分全体としての構成が一段と
簡易な回転ヘツド型記録再生装置を実現できる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)実施例の構成 第4図との対応部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、回転ヘツド装置41は回転ドラム5上において18
0゜離間した回転角位置に180゜対向するように1つの回
転磁気ヘツド6AXと、2つの回転磁気ヘツド6A及び6Bの
組とが配設されている。
2つの回転磁気ヘツド6A及び6Bの組は、ほぼ同じ回転
角位置に段差をもつように位置決めされ、これにより回
転磁気ヘツド6A及び6Bが同時に磁気テープ7上を走査す
ることにより、記録トラツクTA及びTBをテープ走行方向
aの方向に順次連接するように形成できるようになされ
ている。
180゜対向する回転角位置に配設された回転ヘツド6A
及び6AXは同じアジマス角を有し、これにより回転磁気
ヘツド6Aによつて形成された記録トラツクTAに記録され
た情報データを回転磁気ヘツド6AXによつて再生できる
ようになされている。
以上の構成において記録モード時記録回路25に入力さ
れた記録入力信号S12は第2図(A)に示すように、回
転磁気ヘツド6Aが磁気テープ7を走査しているタイミン
グになると、その1つ置きのタイミングで記録増幅回路
29Aを通じて回転磁気ヘツド6Aに与えられ、これにより
磁気テープ7上に記録トラツクTAを形成する。
このタイミングにおいては回転磁気ヘツド6Bには記録
信号S1Bを供給しないように(第2図(B))、記録増
幅回路29Bがオフ制御される。
この状態から回転ドラム5が1回転することにより回
転磁気ヘツド6A及び6Bが再度磁気テープ7を走査するタ
イミングになると、記録入力信号S12が記録増幅回路29B
を通じて回転磁気ヘツド6Bに記録信号S1Bとして供給さ
れ、これにより磁気テープ7上に記録トラツクTBが形成
される。
このタイミングにおいては記録トラツクTAには記録信
号1Aを供給しないように(第2図(A))、記録増幅回
路29Aがオフ制御される。
以下同様にして回転磁気ヘツド6A及び6Bが磁気テープ
7を走査するタイミングにおいて当該回転磁気ヘツド6A
及び6Bに交互に記録信号S1A及びS1Bが供給され、これに
より順次連接する記録トラツクTA及びTBを磁気テープ7
上に形成して行く。
これに対して再生モードになると、180゜対向してい
る回転磁気ヘツド6AX、回転磁気ヘツド6A及び6Bのう
ち、回転磁気ヘツド6AXが磁気テープ7を走査するタイ
ミングにおいて、当該回転磁気ヘツド6AXからピツクア
ツプ信号S2Aが得られたとき、これが再生増幅回路11A、
切換回路12のAヘツド側入力端を介して再生回路13に供
給される(第2図(C))。
これに続いて回転磁気ヘツド6Bが磁気テープ7を走査
するタイミングになると、当該回転磁気ヘツド6Bから得
られるピツクアツプ信号S2Bが再生増幅回路11B、切換回
路12のBヘツド側入力端を順次介して再生回路13に取り
込まれる。
このようにしてピツクアツプ信号S2A及びS2Bが再生回
路13に取り込まれるタイミングは、回転磁気ヘツド6AX
及び6Bの回転角間隔、すなわち180゜に相当する分だけ
ずれていることにより、再生回路13は当該タイミングが
ずれて到来するピツクアツプ信号S2A及びS2Bを共通の1
系列分の信号処理回路を用いて時分割的に信号処理する
ことができる。
以上の構成によれば、記録モード時ほぼ同じ回転角位
置に配設された1組の回転磁気ヘツド6A及び6Bを交互に
動作させることによりほぼ360゜の回転角間隔に相当す
る揃つたタイミングで記録信号S1A及びS1Bを順次記録で
きることにより、第6図について上述した従来の問題点
を生じさせることなく、記録トラツクTA及びTBをほぼ一
様なピツチで順次形成させることができる。
かくするにつき、再生モード時においては180゜対向
するように配設された回転磁気ヘツド6AX及び6Bを用い
て交互に記録トラツクTA及びTBからピツクアツプ信号S2
A及びS2Bを得ることができることにより、1系列分の再
生回路13によつて各ピツクアツプ信号S2A及びS2Bを信号
処理することができる。
従つて第7図について上述した従来の場合と比較して
再生回路の構成を半減させることができると共に、当該
再生回路を駆動するための電源の負担を1系列分に軽減
することができる。
(G2)他の実施例 (1) 上述の実施例においては、回転磁気ヘツドを回
転ドラム上に搭載した場合について述べたが、回転ヘツ
ド装置の構成としてはこれに限らず、回転デイスク、回
転アーム等にヘツドを搭載する等種々の構成のものを適
用し得る。
(2) 上述の実施例においては、1組の回転磁気ヘツ
ド6A及び6Bに対向する回転磁気ヘツド6AXとして、Aヘ
ツドを構成する回転磁気ヘツド6Aのアジマス角と同じア
ジマス角をもつように構成したが、これに代え、Bヘツ
ドを構成する回転磁気ヘツド6Bと同じアジマス角をもつ
ようにしても良い。
(3) 上述の実施例においては、1組の回転ヘツドを
構成する回転磁気ヘツド6A及び6Bに対する対向ヘツドす
なわち回転磁気ヘツド6AXを、180゜の回転角間隔だけ離
れた回転角位置に配設するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、要は所定回転角間隔だけ
離れた位置に対向ヘツドを設けるようにすれば良い。
(4) 上述の実施例においては、本発明を磁気記録再
生方式の回転ヘツド型記録再生装置に本発明を適用した
場合について述べたが、記録再生方式としてはこれに限
らず、例えば光記録再生方式のもの等のように他の記録
再生方式の回転ヘツド型記録再生装置にも広く適用し得
る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、ほぼ同じ回転角位置に
配設した第2及び第3の回転ヘツドによつて順次交互に
第1及び第2の記録トラツクを形成すると共に、第2の
回転ヘツド及びこれと対向する位置に配列された第1の
回転ヘツドによつて順次第1及び第2の記録トラツクか
らの出力を切換手段によつて選択して共通の再生手段に
供給するようにしたことにより、回路構成が簡易かつ電
源回路に対する負担が一段と低減できる回転ヘツド型記
録再生装置を容易に実現し得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による回転ヘツド型記録再生装置の一実
施例を示すブロツク図、第2図はその動作の説明に供す
る信号波形図、第3図は従来の180゜対向2ヘツド型の
回転ヘツド装置を示すブロツク図、第4図は従来の非対
向2ヘツド型の回転ヘツド装置を示すブロツク図、第5
図は磁気テープ上の走査軌跡を示す略線的平面図、第6
図及び第7図は第3図及び第4図の動作の説明に供する
信号波形図である。 1、2、41……回転ヘツド装置、5……回転ドラム、6
A、6B、6AX……回転磁気ヘツド、7……磁気テープ、8
……記録再生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/008 G11B 5/53 G11B 5/09

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ状記録媒体に対して傾斜した第1及
    び第2の記録トラツクを上記テープ状記録媒体上に上記
    テープ状記録媒体の走行方向に順次交互に配列するよう
    に形成してなる回転ヘツド型記録再生装置において、 上記テープ状記録媒体を走査して出力信号を得る第1の
    回転ヘツドと、 上記第1の回転ヘツドと所定の回転角間隔だけ離れた位
    置に対向するように配列され、上記テープ状記録媒体を
    走査して記録信号を記録、又は出力信号を得る第2の回
    転ヘツドと、 上記第2の回転ヘツドとほぼ同じ回転角位置に配設さ
    れ、上記テープ状記録媒体を走査して上記記録信号を記
    録する第3の回転ヘツドと、 上記第1の回転ヘツド又は上記第2の回転ヘツドから得
    られる出力信号を取り込む再生手段と、 記録モード時、上記第2の回転ヘツド及び上記第3の回
    転ヘツドが上記テープ状記録媒体を走査するタイミング
    において1回おきにかつ交互に上記第2の回転ヘツド及
    び上記第3の回転ヘツドに上記記録信号を供給する記録
    手段と、 再生モード時、上記第1の回転ヘツド及び上記第2の回
    転ヘツドが上記テープ状記録媒体を走査するタイミング
    において交互に上記第1の回転ヘツド及び上記第2の回
    転ヘツドから得られる上記出力信号を上記再生手段に選
    択的に供給する切換手段と を具えることを特徴とする回転ヘツド型記録再生装置。
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