JPS647464Y2 - - Google Patents

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JPS647464Y2
JPS647464Y2 JP12631682U JP12631682U JPS647464Y2 JP S647464 Y2 JPS647464 Y2 JP S647464Y2 JP 12631682 U JP12631682 U JP 12631682U JP 12631682 U JP12631682 U JP 12631682U JP S647464 Y2 JPS647464 Y2 JP S647464Y2
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magnetic
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JP12631682U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はヘリカルスキヤン方式のデジタル
VTR(ビデオテープレコーダ)等に適用される回
転磁気ヘツドを用いた記録再生装置に関する。
背景技術とその問題点 第1図を参照して従来のデジタルVTRの回転
磁気ヘツド装置について説明する。
DRはテープ案内ドラムであつて、その回転ド
ラムに2組の回転磁気ヘツドH1,H2及びH3
H4が180゜の角度割を以つて配されている。回転
磁気ヘツドH1,H2は互いに近接して配され、そ
の磁気空〓のアジマスを異にしてあり、又、他の
回転磁気ヘツドH3,H4も互いに近接して配さ
れ、その磁気空〓のアジマスは異なる。この場
合、回転磁気ヘツドH1とH3の磁気空〓のアジマ
スは等しく、又、回転磁気ヘツドH2とH4の磁気
空〓のアジマスは等しい。
TPはテープ案内ドラムDRに巻き付け案内さ
れる磁気テープであり、G1,G2はテープ案内ド
ラムDRに対する巻付け角、この場合は180゜を規
制するためのガイドピンである。
かかる回転磁気ヘツド装置を備えたデジタル
VTRにおいては、1フイールドのデジタルビデ
オ信号を5分割又は6分割し、夫々分割されたフ
イールドのデジタルビデオ信号を2チヤンネルの
信号に符号化回路を用いて振分け、回転磁気ヘツ
ドH1,H2及びH3,H4にて記録アジマスが異な
る近接した対をなす傾斜磁気トラツクを交互に形
成する如く、そのデジタルビデオ信号を磁気テー
プ上に記録するようにしている。
ところでかかるデジタルVTRにおいては、回
転磁気ヘツドH1,H2にて磁気テープTP上に記
録形成された一対の傾斜磁気トラツク及び回転磁
気ヘツドH3,H4にて磁気テープTP上に記録形
成された1対の傾斜磁気トラツクを、再生時にお
いては同じ回転磁気ヘツドH1,H2及びH3,H4
が走査して再生することが必要である。又、回転
磁気ヘツドH1〜H4が記録再生兼用ではなく、
夫々記録用及び再生用の別個の回転磁気ヘツドが
90゜の角度割を持つて配されている場合には、記
録時の回転磁気ヘツドと対応する再生時の回転磁
気ヘツドが対応する傾斜磁気トラツクを走査して
信号を再生する必要がある。
そこで従来、再生時に複数対の回転磁気ヘツド
が磁気テープ上の対応する複数対の相隣る傾斜磁
気トラツクを正しく走査して再生することができ
るように各種の制御方式が提案され、又、実施さ
れているが、何れの場合も構成が複雑でコスト高
になる不都合がある。
考案の目的 かかる点に鑑み本考案は、一対又は複数対の回
転磁気ヘツドにて、磁気テープ上に記録アジマス
を異にする一対又は複数対の相隣る傾斜磁気トラ
ツクを形成する如く情報信号を記録再生するよう
にした磁気記録再生装置において、再生時に一対
又は複数対の回転磁気ヘツドが磁気テープ上の対
応する一対又は複数対の相隣る記録傾斜磁気トラ
ツクを正しく走査して再生することのできる回転
磁気ヘツドを用いた記録再生装置を提供せんとす
るものである。
考案の概要 本考案は一対又は複数対の回転磁気ヘツドにて
磁気テープ上に記録アジマスを異にする一対又は
複数対の相隣る傾斜磁気トラツクを形成する如く
情報信号を記録し、再生する磁気記録再生装置に
おいて、回転磁気ヘツドを異なるアジマス磁気空
〓を有する一対のヘツドチツプを電気−機械変換
素子板に中央長手方向に切欠溝により分割形成さ
れる分割片部に分離して固定すると共に各分割片
部を別個の検出駆動回路によりたわみ変位させる
ように構成し、再生時にヘツドチツプが対応する
記録磁気トラツクをを正しく走査して再生するこ
とができるようにしたものである。
実施例 以下第2図〜第6図について本考案の一実施例
を説明する。
1は回転ドラムであつて、異なるアジマス(+
θ、−θ)を有する一対のヘツドチツプh1,h2
平行に電気−機械変換素子板例えばバイモルフ素
子板(以下バイモルフ素子板という)2で支持し
て成るダブル磁気ヘツド3と、異なるアジマスを
有する一対のヘツドチツプh3,h4をバイモルフ素
子板4で支持して成るダブル磁気ヘツド5とを
180゜の角度割を以つて配設してあり、この回転ド
ラム1は3600r.p.mで回転される。そして磁気テ
ープTPがガイドピン6,7により所定の巻付け
角、この場合ほぼ120゜で規制された状態で巻付け
られる。
ヘツドチツプh1,h2及びh3,h4を支持するバイ
モルフ素子板2及び4は圧電磁器等の2枚の板状
圧電素子2A,2B及び4A,4Bを貼り合わせ
たもので、中央部前縁から長手方向に切欠溝部2
a及び4aを設けて分割片部2b,2c及び4
b,4cを形成してあり、この夫々の分割片部2
b,2c及び4b,4cの先端部にヘツドチツプ
h1,h2及びh3,h4をその先端部が突出するように
支持固着してある。バイモルフ素子板2及び4の
分割片部の一方の面、即ち圧電素子2A及び4A
側の面には両側縁部に沿い状に駆動電極11
a,11b及び12a,12bを被着すると共に
この駆動電極の空間部に検出電極11c,11d
及び12c,12dを被着し、又、分割片の他方
の面、即ち圧電素子2B及び4B側の面には共通
電極11e,11f及び12e,12fを被着し
てある。
このように構成されるダブル磁気ヘツド3及び
5は回転ドラム1の下面、即ち固定案内ドラム8
と相対する面に、ヘツドチツプh1,h2及びh3,h4
の先端部がドラム周面より所定量突出するように
バイモルフ素子板2及び4の基端部をホルダー9
及び10を介して取付ける。
なお、ホルダー9及び10にはヘツドチツプの
コイル及び各電極のリード端子が配設されるが図
示は省略する。
そしてこのように回転ドラム1に取付けたダブ
ル磁気ヘツド3及び5の駆動電極11a,11b
及び12a,12bと共通電極11e,11f及
び12e,12fとの間に所定の電圧を印加する
ことによつて、圧電素子2A及び4Aと2B及び
4Bとのうち一方が伸び、その他方が縮み、これ
によつてヘツドチツプh1,h2及びh3,h4がその走
査方向と略直交する方向に変位する。又、検出電
極11c,11d及び12c,12dは圧電素子
2A及び4Aと2B及び4Bの変位に応じた検出
電圧を発生し、この検出電圧は駆動電圧を形成す
る回路に負帰還される。
この再生時の変位検出部を含む駆動回路は第5
図に示す如く構成される。なお、記録時に駆動回
路は図示及び説明を省略する。即ちこの駆動回路
はバイモルフ素子板2及び4の分割片部2b及び
4bと2c及び4cに各別に設けられるもので、
一方の分割片部2b及び4b側に駆動回路aは共
通電極11e及び12eが接地され、検出電極1
1c及び12cよりの分割片部2b及び4bの変
位に応じた検出電圧が比較増幅器21に供給され
て基準電源22の記録時の基準電圧と比較され、
その比較出力がローパスフイルタ23を通じて駆
動増幅器24に供給され、それよりの駆動電圧が
駆動電極11a,12aに供給されてサーボルー
プが形成され、一方の分割片部2b,4bが負帰
還ループにより駆動される。
又、他方の分割片部2c及び4c側の駆動回路
bも上述の駆動回路aと同様に検出電極11d及
び12d、比較増幅器21、基準電源22、ロー
パスフイルタ23、駆動増幅器24、駆動電極1
1b及び12bからサーボループが形成され、他
の分割片2c及び4cも負帰還ループにより駆動
される。
そしてこの駆動回路aとbはスイツチヤーcに
より切換作動される。
このように構成される駆動回路によりバイモル
フ素子板2及び4の各分割片部2b,2c及び4
b,4cに支持されたヘツドチツプh1〜h4の位置
を検出して、再生時には各ヘツドチツプh1〜h4
記録された磁気テープTPの夫々傾斜磁気トラツ
クを確実に走査して再生するようにトラツキング
制御が行われる。なお、記録時にはバイモルフ素
子板2及び4の電極に所定の基準電圧を印加して
ヘツドチツプh1〜h4を夫々所定の基準位置に設定
する。
考案の効果 以上のように本考案によれば一対又は複数対の
回転磁気ヘツドにて磁気テープ上に記録アジマス
を異にする一対又は複数対の相隣る傾斜磁気トラ
ツクを形成する如く情報信号を記録し、それを再
生する磁気記録再生装置において、回転磁気ヘツ
ドを、異なるアジマス磁気空〓を有する一対のヘ
ツドチツプを、電気−機械変換素子板に中央長手
方向の切欠溝により分割形成される分割片部に分
離して固定すると共に再生時には各分割片部を別
個の検出駆動回路によりたわみ変位させ、ヘツド
チツプを個個にトラツキング補正を行うことがで
きるように構成したので、再生時にはヘツドチツ
プが対応する記録された磁気テープの磁気トラツ
クを正しく走査して再生することができ、しかも
構造が簡単で小型に構成でき、又、一対のヘツド
チツプを個々に支持する電気−機械変換素子板の
分割片部の基部は一体化されているので回転ドラ
ムへの位置決め取付けが簡単に行える等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデジタルVTRの回転磁気ヘツ
ド装置の要部を示す略線図、第2図は本考案を適
用する回転磁気ヘツド装置の回転ドラム側の下面
図、第3図は本考案を適用する回転磁気ヘツド装
置に用いる磁気ヘツドを示し、Aは表面図、Bは
裏面図、Cは正面図、第4図は同磁気ヘツドを回
転ドラムに取付けた状態の側面図、第5図は本考
案を適用する回転磁気ヘツド装置の回路系の一部
を示すブロツク線図である。 図中1は回転ドラム、h1〜h4はヘツドチツプ、
2及び4は電気−機械変換素子板(バイモルフ素
子板)、2a及び4aは切欠溝部、2b,2c及
び4b,4cは分割片部、3及び5は磁気ヘツ
ド、11a,11b及び12a,12bは駆動電
極、11c,11d及び12c,12dは検出電
極、11e,11f及び12e,12fは共通電
極、a及びbは駆動回路、cはスイツチヤー、2
1は比較増幅器、22は基準電源、23はローパ
スフイルタ、24は駆動増幅器である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対又は複数対の回転磁気ヘツドにて磁気テー
    プ上に記録アジマスを異にする一対又は複数対の
    相隣る傾斜磁気トラツクを形成する如く情報信号
    を記録し、再生する磁気記録再生装置において、 異なるアジマス磁気空〓を有する一対のヘツド
    チツプと、 回転ドラムに一端が固定され、中央長手方向の
    切欠溝部により先端が分割形成される分割片部に
    上記一対のヘツドチツプを分離して取付けた電気
    −機械変換素子板と、 上記各分割片部に夫々設けられ、上記トラツク
    と直交する方向の変位を検出する変位検出部と、 再生時に上記各変位検出部の検出に応じて、検
    出電圧と記録時の基準電圧とを比較して上記一対
    のヘツドチツプが夫々上記相隣る傾斜トラツクに
    対してのトラツク補正を行なうように上記電気−
    機械変換素子板の各分割片部に電圧を印加して上
    記ヘツドチツプを夫々変位駆動させる駆動回路
    と、 を備えて成る磁気記録再生装置。
JP12631682U 1982-08-20 1982-08-20 磁気記録再生装置 Granted JPS5933122U (ja)

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JP12631682U JPS5933122U (ja) 1982-08-20 1982-08-20 磁気記録再生装置

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JP12631682U JPS5933122U (ja) 1982-08-20 1982-08-20 磁気記録再生装置

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JPS5933122U JPS5933122U (ja) 1984-03-01
JPS647464Y2 true JPS647464Y2 (ja) 1989-02-28

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JPS5936025U (ja) * 1982-08-27 1984-03-06 ソニー株式会社 磁気記録再生装置

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JPS5933122U (ja) 1984-03-01

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