JPH1079180A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH1079180A
JPH1079180A JP8248802A JP24880296A JPH1079180A JP H1079180 A JPH1079180 A JP H1079180A JP 8248802 A JP8248802 A JP 8248802A JP 24880296 A JP24880296 A JP 24880296A JP H1079180 A JPH1079180 A JP H1079180A
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JP
Japan
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light
magnetic head
slider
hard disk
head arm
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Application number
JP8248802A
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English (en)
Inventor
Akira Ishizuka
公 石塚
Hiroyuki Hagiwara
裕之 萩原
Naoki Kawamata
直樹 川又
Hidejiro Kadowaki
秀次郎 門脇
Jun Ashiba
純 足羽
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
    • G11B5/5526Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
    • G11B5/553Details
    • G11B5/5534Initialisation, calibration, e.g. cylinder "set-up"
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59633Servo formatting

Landscapes

  • Optical Head (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度に位置決めを行って高密度サーボトラ
ック信号の書き込みを安定かつ容易に行う。 【構成】 可干渉性光源45からの発散光は、コリメー
タレンズ46を通ってビームスプリッタ47で透過光と
反射光に分割され、反射光は光プリーブ35の内部を通
って、回折格子50及び光学プリーブ35の出射端の切
り口のテーパ面により屈折され、スライダ33の側面に
照射される。そして、この反射光は光路を戻り、ビーム
スプリッタ47を透過して固定ミラー48に反射されて
きた光束と合成されて干渉光となり受光素子49に受光
される。この干渉信号を用いて非接触でスライダ33の
位置を高分解能に測定し、間欠的に高精度位置決めを繰
り返して、停止する度にサーボトラック信号をハードデ
ィスク上に高密度に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータに使
用されるハードディスクドライブ等の情報記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のハードディスクドライブ
1の平面図を示し、ハードディスクDはその表面に磁気
記録媒体が蒸着され、スピンドル2を中心に常時高速で
回転している。ハードディスクDの表面に近接して略直
方体のスライダ3に組み込まれた図示しない磁気ヘッド
が配置されており、スライダ3はハードディスクDの外
側に回転中心4を有する磁気ヘッド用アーム5の先端に
取り付けられ、磁気ヘッド用アーム5の根元部にはボイ
スコイル6が固定されている。
【0003】この構成において、磁気ヘッドはハードデ
ィスクD上を略半径方向に相対移動し、回転するハード
ディスクDと円弧移動する磁気ヘッドによって、円板状
のハードディスクDの表面上の任意の位置のトラックに
磁気情報を書き込んだり、任意の位置のトラックから磁
気情報を読み取ったりすることができる。
【0004】ハードディスクDはその回転中心4に対し
て同心円となる半径の異なる複数の円状トラックに分割
され、更にそれぞれのトラックも複数個の円弧に分割さ
れ、最終的に分割された複数個の円弧状領域に対して周
方向に沿って時系列で記録再生されることにより、ハー
ドディスクDへの磁気記録が行われる。
【0005】近年、ハードディスクDの記録容量アップ
や記録情報の高密度化が要望されており、このためには
同心円状に分割されたハードディスクDのトラック幅を
狭くして、半径方向への記録密度を向上させることが必
要となっている。この半径方向への記録密度は1インチ
長当りのトラック密度T/I(トラック/インチ)で表
現され、現在は8000T/I程度で、これはトラック
間隔が約3.125μmであることを意味している。
【0006】このような微細なトラックピッチを割り出
すためには、磁気ヘッドであるスライダ3をハードディ
スクDの半径方向に、トラック幅の1/50程度の分解
能である0.06μmで位置決めをして、予めサーボト
ラック信号を書き込んでおく必要があり、このためには
短時間に高分解能な位置決めをしながら順次にサーボト
ラック信号を書き込まなければならない。
【0007】図11はプッシュロッド7を用いてサーボ
トラック信号を書き込むハードディスクドライブ1の斜
視図を示し、磁気ヘッド用アーム5の側面にプッシュロ
ッド7の円筒面が接触しており、プッシュロッド7は回
転中心4と同軸の回転軸8を有するアーム9に取り付け
られている。そして、この回転軸8にはロータリエンコ
ーダ10と駆動モータ11から成るロータリポジショナ
等が固定されており、ロータリエンコーダ10の出力は
信号演算処理部12、モータドライバ13、駆動モータ
11に順次に接続されている。
【0008】磁気ヘッド用アーム5を横方向からプッシ
ュロッド7の円筒面に押し当てて、プッシュロッド7を
順次に微小送りをしながら位置決めを行って、順次にサ
ーボトラック信号を書き込む。プッシュロッド7はロー
タリポジショナによって高分解能高精度の0.01μm
程度以下で位置決め及び微小送りを行うことができる。
【0009】これに対し、最近より高密度な記録に対応
させるために、非接触で微小送りを行うシステムも考え
られている。図12は非接触干渉測長式ハードディスク
ドライブの斜視図を示し、磁気ヘッド用アーム5上にコ
ーナキューブのようなレトロリフレクタ14を載置し、
このレトロリフレクタ14に照射される光束L1の光軸上
には、ビームスプリクタ15、レーザー光源16が配列
され、ビームスプリッタ15の反射方向の一方の側には
光束L2を反射する固定ミラー17が配置され、他方側に
は光束L2を受光する受光素子18が配置されている。そ
して、受光素子18の出力は信号演算部19、ボイスコ
イルモータドライバ20を介してボイスコイル6に接続
されている。
【0010】レーザー光源16からのレーザー光は、ビ
ームスプリッタ15において2光束L1、L2に分離され、
光束L1はレトロリフレクタ14を反射し、光束L2は固定
ミラー17を反射して、共にビームスプリッタ15に至
り、重ね合わされた干渉光が受光素子18に受光され
る。この信号は信号演算処理部19において演算処理さ
れて、磁気ヘッド用アーム5の位置が高精度で測定さ
れ、この情報に基づいてボイスコイルモータドライバ2
0によりボイスコイル6に電流を流して直接磁気ヘッド
用アーム5を移動する。このように、適切な制御を加え
ることにより非接触で高精度の位置決めを行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】機械的に磁気ヘッド用
アーム5を押し当てることをしないで、光学的な手段に
よって磁気ヘッド用アーム5の移動を測定し、レーザー
干渉測長を原理として非接触でかつ高精度に位置決めす
る方式では、光学的な指標であるレトロリフレクタ14
を貼付するコーナキューブを磁気ヘッド用アーム5上に
載せる必要があり、スペースの確保や重量の増加による
スライダ3とハードディスクD間のギャップ変化が問題
になる。
【0012】また、磁気ヘッド用アーム5に何も付加し
ないで、スライダ3の側面までの距離を直接光学的に測
長することも考えられるが、ハードディスクDに平行に
外部から測定用の光束を出し入れする場合には、通常で
はハードディスクドライブ1の側面に光束透過用の窓を
設けたり、電子部品等が光束を遮ぎらないように配置を
工夫する必要がある。従って、小さなミラーやプリズム
を利用して光束を90度曲げることにより、実質的にハ
ードディスクDの上面方向から光束を入射させることも
考えられる。
【0013】しかし、スライダ3は厚さが300μm程
度であり、またハードディスクDの表面とのギャップが
1μm程度あるために、単純な数mm角の45度ミラー
又は45度偏向プリズムでは、ミラーの先端付近におい
て光束を出し入れする必要があり、ミラーのエッジが鋭
角なために余裕を持ってプリズムを製造しなければなら
ず、更にミラーのエッジがハードディスクDの表面に衝
突する危険も生ずる。また、スライダ3の側面は100
0×300μm程度の微小な長方形の面積しかないの
で、効果的に反射光を得るためには、照明光の断面形状
をそれに合わせた小さな長方形又は長楕円形にしなけれ
ばならないという問題がある。
【0014】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
光学式で高精度に位置決めを行って高密度サーボトラッ
ク信号の書き込みを安定かつ容易に行うことができる情
報記録装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る情報記録装置は、ハードディスクドラ
イブ内部の磁気ヘッド用アームへの測定光の出射部及び
参照光形成部を備え、参照光と前記磁気ヘッド用アーム
又はスライダによる測定光の反射光とを干渉させて前記
磁気ヘッド用アームとの相対変位情報を得る干渉系と、
該相対変位情報に基づいて前記磁気ヘッド用アームをハ
ードディスクに対して位置決めする信号を得る制御系
と、前記ハードディスクに情報記録を行う信号を前記磁
気ヘッドに送信する信号系とを有し、前記干渉系に前記
測定光を偏向して前記磁気ヘッド用アームの側面部又は
スライダの側面部に導く光束偏向部材を設けたことを特
徴とする。
【0016】第2発明に係る情報記録装置は、ハードデ
ィスクドライブ内部の磁気ヘッド用アームと略同じ回転
軸を中心にして回動するように配置したアーム部材と、
該アーム部材に少なくとも前記磁気ヘッド用アームへの
測定光の出射部及び参照光形成部を備え、参照光と前記
磁気ヘッド用アーム又はスライダによる測定光の反射光
とを干渉させて前記磁気ヘッド用アームとの相対変位情
報を得る干渉系と、該相対変位情報に基づいて前記磁気
ヘッド用アームと前記干渉系との相対位置関係を一定化
する制御を行う位置制御系と、前記磁気ヘッド用アーム
の位置制御を行うために前記アーム部材の回動位置を制
御する回動制御系と、ハードディスクに情報記録を行う
ための信号を前記磁気ヘッドに送信する信号系とを有
し、前記干渉系に前記測定光を偏向して前記磁気ヘッド
用アームの側面部又はスライダの側面部に導く光束偏向
部材を設けたことを特徴とする。
【0017】第3発明に係る情報記録装置は、ハードデ
ィスクドライブ内部の磁気ヘッド用アームの回転中心と
同軸の回転軸を有する高精度回転位置決め手段の回転体
に取り付けた光学式非接触距離センサユニットを用い
て、前記磁気ヘッド用アームの側面又はスライダの側面
と前記光学式非接触距離センサユニットとの距離を測定
すると共に、該距離の変動を相殺するように前記磁気ヘ
ッド用アームを動かす制御手段により、間接的に前記高
精度回転位置決め手段の動きによる前記光学式非接触距
離センサユニットの位置決めに追従して前記磁気ヘッド
用アーム又は前記スライダを位置決めする位置決め手段
を有し、間欠的に高精度位置決めを繰り返して停止する
度にサーボトラック信号を書き込む情報記録装置におい
て、前記光学式非接触距離センサユニットが、可干渉光
源、ビームスプリッタ、受光素子から成る干渉測長部
と、回折格子、屈折面から成る光学プローブ部とから構
成したことを特徴とする。
【0018】第4発明に係る情報記録装置は、ハードデ
ィスクドライブ内部の磁気ヘッド用アームの回転中心と
同軸の回転軸を有する高精度回転位置決め手段の回転体
に取り付けた光学式非接触距離センサユニットを用い
て、前記磁気ヘッド用アームの側面又はスライダの側面
と前記光学式非接触距離センサユニットとの距離を測定
すると共に、該距離の変動を相殺するように前記磁気ヘ
ッド用アームを動かす制御手段により、間接的に前記高
精度回転位置決め手段の動きによる前記光学式非接触距
離センサユニットの位置決めに追従して前記磁気ヘッド
用アーム又は前記スライダを位置決めする位置決め手段
を有し、間欠的に高精度位置決めを繰り返して停止する
度にサーボトラック信号を書き込む情報記録装置におい
て、前記光学式非接触距離センサユニットが、可干渉光
源、ビームスプリッタ、受光素子から成る干渉測長部と
反射面、屈折面から成る光学プローブ部とから構成した
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図9に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の斜
視図を示し、ハードディスクドライブ30では、ハード
ディスクDの外側に回転中心31を有する磁気ヘッドア
ーム32が取り付けられ、その先端にハードディスクD
の表面に対向して数μm以下の間隔でスライダ33が配
置されている。スライダ33には図示しない磁気ヘッド
が取り付けられており、ハードディスクDに対して情報
を記録できるようにされている。磁気ヘッドアーム32
の根元部にはボイスコイル34が固定され、このボイス
コイル34に電流を流すことにより磁気ヘッドアーム3
2が回転し、これによってスライダ33が円弧状に移動
するようになっている。
【0020】ハードディスクドライブ30の上面の空間
には、光学プローブ35を有する光学式非接触距離セン
サユニット36が配置されており、この光学式非接触距
離センサユニット36はアーム37に取り付けられ、ア
ーム37は磁気ヘッドアーム32の回転中心31と同軸
の回転軸38に支持されている。そして、回転軸38に
は高分解能ロータリエンコーダ39及び駆動モータ40
から成るロータリポジショナが連結されている。光学式
非接触距離センサユニット36は駆動モータ40により
回転軸38を中心に回転駆動し、その回転位置がロータ
リエンコーダ39により測定され、この信号を用いて高
精度回転位置決めを行う制御ができるようになってい
る。
【0021】光学式非接触距離センサユニット36の出
力は、信号演算処理部41、ボイスコイルモータドライ
バ42、ボイスコイル34に順次に接続され、ロータリ
エンコーダ39の出力は、信号演算処理部43、モータ
ドライバ44、駆動モータ40に順次に接続されてい
る。
【0022】図2は光学式非接触距離センサユニット3
6の構成図を示し、光学式非接触距離センサユニット3
6は、レーザーダイオード等の可干渉性光源45、コリ
メータレンズ46、プリズム状のビームスプリッタ4
7、ミラー48、受光素子49から成る干渉測長部と、
図3に示す回折格子50、屈折面から成る光学プローブ
35から構成されている。
【0023】光学式非接触距離センサユニット36から
は、回折格子50を内蔵した光学プローブ35を経て、
光束がハードディスクDに略平行に出射されて、磁気ヘ
ッドアーム32又はスライダ33の側面を照明し、その
反射光は光学式非接触距離センサユニット36に戻って
その内部の受光素子49により検出され、光学式非接触
距離センサユニット36と磁気ヘッドアーム32又はス
ライダ33との距離を0.01μm以下の分解能で測定
できるようになっている。
【0024】これらの装置構成により、非接触で微小位
置決めを行う場合は、先ず光学式非接触距離センサユニ
ット36を外部の駆動モータ40及びロータリエンコー
ダ39を用いて微小角度だけ回転移動させる。駆動モー
タ40及びロータリエンコーダ39には回転軸が連結さ
れており、ロータリエンコーダ39の信号は信号演算処
理部43に入力されてモータドライバ44を介して、駆
動モータ40の高精度の回転位置決めを行う。そして、
光学式非接触距離センサユニット36からは、磁気ヘッ
ドアーム32又はスライダ33までの距離が変化したこ
とを示す信号が出力される。
【0025】次に、ボイスコイル34に電流を流して磁
気ヘッドアーム32を回転させると、光学式非接触距離
センサユニット36からは、距離が再び変化しているこ
とを示す信号が出力され、この信号は信号演算処理部4
1に入力され、ボイスコイルモータドライバ42により
ボイスコイル34を介して磁気ヘッドアーム32を駆動
する。磁気ヘッドアーム32が最初の状態になったこと
が判定されたときが、相互の距離が元の状態に戻ったと
きである。これらの操作を高速で繰り返すことによっ
て、光学式非接触距離センサユニット36の光学プロー
ブ35の微小送り及び高精度位置決めに連動して、非接
触で磁気ヘッドアーム32又はスライダ33の微小送り
及び高精度位置決めを行うことができる。なお、実際の
位置決めの手順は上述のように分断された手順で行う必
要はなく、最適な制御理論により、光学式非接触距離セ
ンサユニット36の移動に対して空間を隔てて磁気ヘッ
ドアーム32が追従するように動かして、位置決めを行
うことができる。
【0026】可干渉性光源45からの発散光はコリメー
タレンズ46により略平行光束とされ、ビームスプリッ
タ47で透過光と反射光とに分割される。ビームスプリ
ッタ47を反射した略平行光束は、光学プローブ35の
内部を通ってハードディスクDの表面に向けて進行し、
可干渉性光源45の材料中の波長λ(μm)よりも稍々
長い格子ピッチの回折格子50に入射し、回折によって
光路を90度近くまで折曲げられて横方向に進行し、光
学プローブ35の出射端の斜めの切り口のテーパ面によ
り屈折されて、完全にハードディスクDの表面と平行で
かつ表面から200μm程度の空間を進行する。この光
束はハードディスクD上の空間にあるスライダ33の側
面に照明され、スライダ33の側面からの反射光は元の
光路を通ってビームスプリッタ47に戻される。
【0027】一方、ビームスプリッタ47を透過した光
束は、固定ミラー48により反射され、ビームスプリッ
タ47まで戻される。そして、ビームスプリッタ47で
は2つの光束が合成されて1本の干渉光束となり、スラ
イダ33の側面との距離が変化している場合は、ビーム
スプリッタ47で分離した2本の光束の往復の光路長差
が可干渉性光源45の波長の整数倍になる毎に干渉光束
の明暗が変化する。即ち、可干渉性光源45に波長0.
78μmの半導体レーザーを用いれば、スライダ33の
側面との距離が0.39μmだけずれると明暗が正弦波
状に1周期分変化し、この明暗変化は受光素子49によ
り電気信号に変換される。
【0028】従って、予め明暗の中間になるような距離
に設定しておけば、スライダ33の側面との距離が変わ
ると最も敏感に電気信号レベルが変化するので、干渉式
距離センサとして最適である。この正弦波状の電気信号
レベルの変化は、1つの正弦波0.39μmを数10の
位相に分割できる分解能を有する公知の電気回路を使っ
て0.01μm程度の分解能で検出でき、スライダ33
の側面との距離変化を求めることができる。
【0029】このように、光の干渉原理を用いて非接触
でスライダ33の位置を高分解能に直接測定して位置決
めすることができるので、間欠的に高精度の位置決めを
繰り返して行い、停止する度にサーボトラック信号を高
密度かつ高安定にハードディスクD上に書き込むことが
できる。
【0030】また、スライダ33の位置の測定のための
光束は、ハードディスクDの上方向から光学プローブ3
5によって導かれてスライダ33の側面に照射した後
に、再び光学プローブ35によって導かれてハードディ
スクDの上方向に進行する構造としたので、従来例のプ
ッシュロッドを利用した場合と同様に、ハードディスク
ドライブ30の上面に円弧状の窓部を設けて、光学プロ
ーブ35を差し込むことによってサーボトラック信号を
書き込むことができ、ハードディスクドライブ30に特
別な構造を付加したり、光線を遮ぎらないようにするた
めの電子基板の配置上の制約を生ずることがない。
【0031】更に、回折格子50によって90度近い光
路の折曲げを行っているので、円形又は正方形の断面形
状の光束を長楕円形又は長方形の断面形状の光束に圧縮
することができ、光密度が上昇すると共に、微小な長方
形のスライダ33の側面へ光束を無駄なく照明して、反
射光を効率良く取り出すことができ、S/N比の良い干
渉測長信号が得られ、サーボトラック信号を高密度かつ
高安定に記録することができる。
【0032】また、回折と屈折を組み合わせた光路の折
曲げを行っていることは、光学プローブ35の内部の光
束の位置が多少横ずれしても、スライダ33の側面への
照明位置が殆どずれることがないので、光学式非接触距
離センサユニット36自体の組み立て調整が容易にな
る。更に、単純な45度プリズムへの入射光束位置が横
ずれすると反射光も横ずれし、シリンドリカルレンズを
別に組み込んだ場合には、その取付位置が微妙にずれる
と線状照明位置が大幅にずれ易く、ハードディスクD上
の非常に限られた空間に光束を導くためには、光路の調
整が極めて微妙かつ困難となるという問題も回避するこ
とができる。
【0033】図4は第2の実施例の構成図を示し、光学
式非接触距離センサユニット36にシリンドリカルレン
ズ作用の光学素子である図5に示すリニア回折レンズ5
1が使用されている。このリニア回折レンズ51は可干
渉性光源45の材料中の波長λ(μm)より僅かに長い
格子ピッチで、かつ連続的にピッチが変化してパターン
化されている。
【0034】リニア回折レンズ51を内蔵した光学プロ
ーブ35を経て、光束が光学式非接触距離センサユニッ
ト36からハードディスクDに略平行に出射されて、磁
気ヘッドアーム32又はスライダ33の側面を線状に照
明し、反射光は光学式非接触距離センサユニット36に
戻って、受光素子49により検出されるようになってい
る。
【0035】ビームスプリッタ47から出射した略平行
光束は、光学プローブ35の内部を通ってハードディス
クDの表面に向けて進行し、リニア回折レンズ51で回
折されて光路が90度近くまで折曲げられ、同時に楔状
に集光されて横方向に進行し、光学プローブ35の出射
端の斜めの切り口のテーパ面によって屈折されて、完全
にハードディスクDの表面と平行でかつ表面から200
μm程度の空間を進行する。そして、この光束はハード
ディスクD上の空間にあるスライダ33の側面を線状に
照明し、反射されて再び元の光路を辿る。
【0036】スライダ33の側面はその外形を加工する
際に円筒面状になり易いが、このように非接触でスライ
ダ33の位置を線状照明光束により照明するので、側面
が完全な平面でなく円筒面となっていても、光の干渉原
理により安定した測定が可能で、ハードディスクD上の
サーボトラック信号をより高安定に記録することができ
る。
【0037】また、回折と屈折を組み合わせた光路の折
曲げと光束の楔状の集光とをリニア回折レンズ51によ
り同時に行っているので、小型化が可能で別個にシリン
ドリカルレンズを配置する必要がない。更に、入射光束
の位置が多少横ずれしてもスライダ33の側面への線状
照明位置が殆どずれないので、光学式非接触距離センサ
ユニット36自体の組み立て調整が容易になる。
【0038】また、45度プリズムミラーにシリンドリ
カルレンズを組み合わせた場合には、光束が45度プリ
ズムミラーの端部を通過することになり、45度プリズ
ムミラーは光束が欠けないように多少余裕を持たせた寸
法で作成する必要が生じ、この結果、45度プリズムミ
ラーの端部がハードディスクDの表面に近接することに
なる。しかし、回折と屈折を組み合わせた光路の折曲げ
を行うことにより、光学プローブ35の下面はハードデ
ィスクDの表面と平行になるように略直方体形状とする
ことができるので、光束の欠け等の心配がなく、光学プ
ローブ35の出射部の屈折面をぎりぎりの大きさに限定
することができる。従って、光学プローブ35の下面と
ハードディスクDの表面との距離を100μm程度は十
分に稼ぐことができ、衝突の危険がないので光学プロー
ブ35の差し込みを安全に行うことができる。
【0039】上述の実施例ではプリズム状のビームスプ
リッタ47を用いてマイケルソン干渉測長装置を構成し
て高分解能に距離測定を行っているが、他の干渉装置例
えばマッハツエンダ干渉装置等を用いてもよい。
【0040】図6は第3の実施例の構成図を示す。光学
式非接触距離センサユニット36から出力される正弦波
状の電気信号レベル変化は、2相の90度位相差明暗信
号があれば公知の電気的な内挿回路により、1つの正弦
波を数10〜100の位相に高精度の分割ができるの
で、0.001μmの分解能で距離変化を検出すること
ができる。この2相の90度位相差明暗信号を発生させ
るために、光学式非接触距離センサユニット36は偏光
ビームスプリッタ61、3枚の1/4波長板62、6
3、64、2枚の偏向板65、66、2個の受光素子6
7、68から構成されている。
【0041】可干渉性光源45からの発散光は、コリメ
ータレンズ46によって略平行光束となり、偏光ビーム
スプリッタ61でS偏光が反射され、更に1/4波長板
62、光学プローブ35を透過して、スライダ33の側
面に向けて出射され、スライダ33の側面からの反射光
は元の光路を戻り、再度1/4波長板62を透過して偏
光ビームスプリッタ61に戻る。一方、偏光ビームスプ
リッタ61を透過したP偏光は、1/4波長板63を透
過して固定ミラー48により反射され、再び1/4波長
板63を透過して偏光ビームスプリッタ61に戻る。
【0042】偏光ビームスプリッタ61に戻された2つ
の光束は、それぞれ1/4波長板62、63を往復で通
過するので、それぞれの光束の偏光面は90度回転して
いる。即ち、最初にS偏光で偏向ビームスプリッタ61
を反射した光束は、次はP偏光になって偏光ビームスプ
リッタ61を通過し、最初にP偏光で偏向ビームスプリ
ッタ61を通過した光束は、次はS偏光になって偏光ビ
ームスプリッタ61を反射し、この2光束は互いに偏光
面が直行して重なり合って偏光ビームスプリッタ61か
ら出射される。そして、1/4波長板64を通過するこ
とにより1本の直線偏光光束に変換される。
【0043】この直線偏光の偏光面の向きは元の2本の
光束の波面の位相差に関係し、位相差が2πずれる毎に
直線偏光の偏光面が180度回転する。従って、偏光ビ
ームスプリッタ61により2本の直線偏光光束に分割さ
れた後に、一方は45度方位の偏光板65を通過し、他
の一方は0度方位の偏光板66を通過することによっ
て、正弦波状の明暗変化のタイミングが90度ずれた2
相信号干渉光束を発生させる。そして、これらの光束は
それぞれ別個の受光素子67、68によって受光され
て、90度位相差のある2相信号が発生される。
【0044】なお、信号コントラストS/N比は、2本
の光束の光量のバランスが取れている程高くなり、S/
N比が良い程、電気的な内挿による分割数を多くでき距
離測定の分解能が向上する。従って、スライダ33の側
面の反射率に応じて、最初に偏光ビームスプリッタ61
に入射させる直線偏光光束の偏光の向きを回転調整する
こと、つまり半導体レーザー光源であれば光軸を中心に
本体を回転調整することにより、偏光ビームスプリッタ
61で分割される2光束の光量バランスを調整すること
ができ、スライダ33の側面の低反射率を補うことがで
きる。
【0045】図7は第4の実施例の構成図を示し、図2
の回析格子50と屈折面から成る光学プローブ35の代
りに、出射部に入射角60度程度の反射面Rと屈折面N
を有する光学プローブ35’が使用されている。
【0046】ビームスプリッタ61から出射した略平行
光束は、光学プローブ35’の内部を通ってハードディ
スクDの表面に向けて進行し、反射面Rで反射され、光
路を120度程度折曲げられて横下方向に進行し、光学
プローブ35’の出射端の斜めの切り口のテーパ面によ
り屈折され、完全にハードディスクDの表面と平行で、
かつ表面から200μm程度の空間を進行する。そし
て、光束はハードディスクD上の空間にあるスライダ3
3の側面を照明し、反射されて再び元の光路を辿る。
【0047】本実施例においては、第1の実施例と同様
に高安定かつ高密度にサーボトラック信号を記録するこ
とができ、更に反射と屈折を組み合わせた光路の折曲げ
を行っているので、光学プローブ35’をガラス丸棒か
ら切り出す加工によって製造することができ、光学式非
接触距離センサユニット36自体の製造が容易になり、
また光学プローブ35’の中央付近に光束を通すことが
できるので、光軸調整が簡単でかつ光学式非接触距離セ
ンサユニット36自体の組み立てが容易になる。
【0048】更に、光学プローブ35’の先端は90度
近い2面の角部になるので、単純な45度プリズムでは
プリズムの端で光束を出し入れする必要があり、光束の
位置が横ずれするとけられが生じ易い。また、単純な4
5度プリズムミラーを使用した場合には、光束が45度
プリズムミラーの端部を通過することになるが、45度
プリズムミラーを光束が欠けないように多少余裕のある
寸法で作成する必要があるために、45度プリズムミラ
ーの端部がハードディスクDの表面に近接してしまう。
しかし、本実施例では光束の欠け等の心配がないので、
光学プローブ35’の出射部の屈折面をぎりぎりの大き
さに限定することができる。従って、光学プローブ3
5’の下面とハードディスクDの表面との距離を100
μm程度まで十分に稼ぐことができるので、衝突の可能
性がなくなり光学プローブ35’の差し込みを安全に行
うことができる。
【0049】図8は第5の実施例の構成図を示し、本実
施例の光学プローブ35’では、第4の実施例の屈折面
Nを変形して、シリンドリカルレンズ作用の円筒面状屈
折レンズ面Cが使用され、スライダ33の側面に線状に
光束を照明するようにされている。
【0050】ビームスプリッタ47から出射した略平行
光束は、光学プローブ35’の内部を通ってハードディ
スクDの表面に向けて進行し、入射角60度程度の反射
面Rで反射され、光路が120度程度折曲げられて横下
方向に進行し、光学プローブ35’の出射端の円筒面状
屈折面Cによって屈折されて楔状に集光しながら、完全
にハードディスクDの表面と平行でかつ表面から200
μm程度の空間を進行する。そして、光束はハードディ
スクD上の空間にあるスライダ33の側面を線状に照明
し、反射されて再び元の光路を辿る。
【0051】本実施例においても、非接触でスライダ3
3の位置を線状照明光束を照明するので、スライダ33
の側面が完全な平面でなく円筒面であっても、光の干渉
原理を使用して安定した測定ができ、ハードディスクD
上のサーボトラック信号をより高安定に記録することが
できる。更に、スライダ33の側面は外形加工時に円筒
面状になってもよいので加工も容易になる。
【0052】また、反射と屈折を組み合わせた光路の折
曲げと光束の楔状の集光とを屈折レンズ面Cにおいて同
時に行うので、小型化が可能で他にシリンドリカルレン
ズを配置する必要がない。更に、光学プローブ35’内
の光束の位置が多少横ずれしてもスライダ33の側面へ
の線状照明位置が殆どずれないので、光学式非接触距離
センサユニット36自体の組み立て調整が容易になる。
【0053】また、光学プローブ35’の先端は90度
近い2面の角部になるので、45度プリズムミラーにシ
リンドリカルレンズを組み合わせて楔状集光光束を照明
する場合には、45度プリズムミラーでの光束の幅が大
きくなり、端部一杯まで光束が通過することになり、光
束がけられないようにすると45度プリズムミラーの端
部がハードディスクDの表面に近接してしまう。しか
し、本実施例では光学プローブ35’の出射部の屈折レ
ンズ面Cをぎりぎりの大きさに限定することができるの
で、光学プローブ35’の下面とハードディスクDの表
面との距離を100μm程度に十分に稼ぐことができ、
衝突の危険が無く光学プローブ35’の差し込みが安全
に行うことができる。なお、反射面Rの代りにシリンド
リカルレンズ作用を有する円筒面状反射面を利用しても
よい。
【0054】図9は第6の実施例の構成図を示し、図6
の光学式非接触距離センサユニット36と、図8の反射
面Rと屈折レンズ面Cを有する光学プローブ35’とを
使用した実施例であり、第3の実施例と同様の作用効果
を有する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る情報
記録装置は、干渉系に測定光を磁気ヘッド用アームの側
面部又はスライダの側面部に導く光束偏向部材を設け、
参照光と磁気ヘッド用アームの相対変位情報に基づいて
ハードディスクに対する磁気ヘッドの位置決めを行うこ
とにより、間接的に非接触で磁気ヘッドアームを微小精
密な位置決めすることができるので、停止の都度繰り返
してハードディスク上にサーボトラック信号を記録する
ことにより、高密度、高安定、小型なサーボトラック信
号書き込み装置とすることができる。
【0056】第2発明に係る情報記録装置は、干渉系に
測定光を磁気ヘッド用アームの側面部又はスライダの側
面部に導く光束偏向部材を設け、磁気ヘッド用アームと
略同じ回転軸を中心に回動するアーム部材に磁気ヘッド
用アームによる測定光の出射部と参照光形成部を設け、
測定光の反射光と参照光とを干渉させて得た相対変位情
報に基づいて磁気ヘッド用アームと干渉系との相対位置
関係を一定化することにより、間接的に非接触で磁気ヘ
ッドアームを微小精密な位置決めすることができるの
で、停止の都度繰り返してハードディスク上にサーボト
ラック信号を記録することにより、高密度、高安定、小
型なサーボトラック信号書き込み装置とすることができ
る。
【0057】第3発明に係る情報記録装置は、可干渉光
源、ビームスプリッタ、受光素子から成る干渉測長部
と、回析格子、屈折面から成る光学プローブとから構成
される光学式非接触距離センサユニットにより微小精密
な位置決めを行い、その距離情報信号に基づいて磁気ヘ
ッドアームとの相互距離が変化しないように磁気ヘッド
アームを追従回転制御することによって、間接的に非接
触で磁気ヘッドアームを微小精密位置決めすることがで
きるので、停止の都度繰り返してハードディスク上にサ
ーボトラック信号を記録することにより、高密度、高安
定、小型なサーボトラック信号書き込み装置とすること
ができる。
【0058】第4発明に係る情報記録装置は、可干渉光
源、ビームスプリッタ、受光素子から成る干渉測長部
と、反射面、屈折面から成る光学プローブとから構成さ
れる光学式非接触距離センサユニットにより微小精密な
位置決めを行い、その距離情報信号に基づいて磁気ヘッ
ドアームとの相互距離が変化しないように磁気ヘッドア
ームを追従回転制御することによって、間接的に非接触
で磁気ヘッドアームを微小精密位置決めすることができ
るので、停止の都度繰り返してハードディスク上にサー
ボトラック信号を記録することにより、高密度、高安
定、小型なサーボトラック信号書き込み装置とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のハードディスクドライブの斜視
図である。
【図2】光学式非接触距離センサユニットの構成図であ
る。
【図3】回折格子の平面図である。
【図4】第2の実施例の光学式非接触距離センサユニッ
トの構成図である。
【図5】リニア回折レンズの平面図である。
【図6】第3の実施例の光学式非接触距離センサユニッ
トの構成図である。
【図7】第4の実施例の光学式非接触距離センサユニッ
トの構成図である。
【図8】第5の実施例の光学式非接触距離センサユニッ
トの構成図である。
【図9】第6の実施例の光学式非接触距離センサユニッ
トの構成図である。
【図10】従来例のハードディスクドライブの平面図で
ある。
【図11】プッシュロッド式ハードディスクドライブの
斜視図である。
【図12】非接触干渉測長方式ハードディスクドライブ
の斜視図である。
【符号の説明】
30 ハードディスクドライブ 32 磁気ヘッドアーム 33 スライダ 34 ボイスコイル 35、35’光学プローブ 36 光学式非接触距離センサユニット 39 ロータリエンコーダ 40 駆動モータ 45 可干渉性光源 47、61 ビームスプリッタ 49、67、68 受光素子 50 回折格子 51 リニア回折格子レンズ D ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門脇 秀次郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 足羽 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスクドライブ内部の磁気ヘッ
    ド用アームへの測定光の出射部及び参照光形成部を備
    え、参照光と前記磁気ヘッド用アーム又はスライダによ
    る測定光の反射光とを干渉させて前記磁気ヘッド用アー
    ムとの相対変位情報を得る干渉系と、該相対変位情報に
    基づいて前記磁気ヘッド用アームをハードディスクに対
    して位置決めする信号を得る制御系と、前記ハードディ
    スクに情報記録を行う信号を前記磁気ヘッドに送信する
    信号系とを有し、前記干渉系に前記測定光を偏向して前
    記磁気ヘッド用アームの側面部又はスライダの側面部に
    導く光束偏向部材を設けたことを特徴とする情報記録装
    置。
  2. 【請求項2】 ハードディスクドライブ内部の磁気ヘッ
    ド用アームと略同じ回転軸を中心にして回動するように
    配置したアーム部材と、該アーム部材に少なくとも前記
    磁気ヘッド用アームへの測定光の出射部及び参照光形成
    部を備え、参照光と前記磁気ヘッド用アーム又はスライ
    ダによる測定光の反射光とを干渉させて前記磁気ヘッド
    用アームとの相対変位情報を得る干渉系と、該相対変位
    情報に基づいて前記磁気ヘッド用アームと前記干渉系と
    の相対位置関係を一定化する制御を行う位置制御系と、
    前記磁気ヘッド用アームの位置制御を行うために前記ア
    ーム部材の回動位置を制御する回動制御系と、ハードデ
    ィスクに情報記録を行うための信号を前記磁気ヘッドに
    送信する信号系とを有し、前記干渉系に前記測定光を偏
    向して前記磁気ヘッド用アームの側面部又はスライダの
    側面部に導く光束偏向部材を設けたことを特徴とする情
    報記録装置。
  3. 【請求項3】 ハードディスクドライブ内部の磁気ヘッ
    ド用アームの回転中心と同軸の回転軸を有する高精度回
    転位置決め手段の回転体に取り付けた光学式非接触距離
    センサユニットを用いて、前記磁気ヘッド用アームの側
    面又はスライダの側面と前記光学式非接触距離センサユ
    ニットとの距離を測定すると共に、該距離の変動を相殺
    するように前記磁気ヘッド用アームを動かす制御手段に
    より、間接的に前記高精度回転位置決め手段の動きによ
    る前記光学式非接触距離センサユニットの位置決めに追
    従して前記磁気ヘッド用アーム又は前記スライダを位置
    決めする位置決め手段を有し、間欠的に高精度位置決め
    を繰り返して停止する度にサーボトラック信号を書き込
    む情報記録装置において、前記光学式非接触距離センサ
    ユニットが、可干渉光源、ビームスプリッタ、受光素子
    から成る干渉測長部と、回折格子、屈折面から成る光学
    プローブ部とから構成したことを特徴とする情報記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光学式非接触距離センサユニットの
    干渉測長部は、光束を前記ビームスプリッタで2分割
    し、一方の光束を前記磁気ヘッド用アームの側面又はス
    ライダの側面に照明し、反射光を前記ビームスプリッタ
    で合成して干渉させ、干渉信号を前記受光素子で受光す
    るようにした請求項3に記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】 前記光学プローブ部は、光束を90度近
    く折曲げる回折格子と微小に光路を折曲げる屈折面とか
    ら成り、両者の組み合わせによってハードディスク面に
    平行になるように光路を折曲げると共に、光束の断面形
    状を長楕円状又は長方形状に変換するようにした請求項
    3に記載の情報記録装置。
  6. 【請求項6】 前記光学プローブ部は、光束を90度近
    く折曲げかつ楔状に光束を集光する回折格子レンズと微
    小に光路を折曲げる屈折面とから成り、両者の組み合わ
    せによってハードディスク面に平行になるように光路を
    折曲げると共に、光束の断面形状を長楕円状又は長方形
    状から線状に変換するようにした請求項3に記載の情報
    記録装置。
  7. 【請求項7】 ハードディスクドライブ内部の磁気ヘッ
    ド用アームの回転中心と同軸の回転軸を有する高精度回
    転位置決め手段の回転体に取り付けた光学式非接触距離
    センサユニットを用いて、前記磁気ヘッド用アームの側
    面又はスライダの側面と前記光学式非接触距離センサユ
    ニットとの距離を測定すると共に、該距離の変動を相殺
    するように前記磁気ヘッド用アームを動かす制御手段に
    より、間接的に前記高精度回転位置決め手段の動きによ
    る前記光学式非接触距離センサユニットの位置決めに追
    従して前記磁気ヘッド用アーム又は前記スライダを位置
    決めする位置決め手段を有し、間欠的に高精度位置決め
    を繰り返して停止する度にサーボトラック信号を書き込
    む情報記録装置において、前記光学式非接触距離センサ
    ユニットが、可干渉光源、ビームスプリッタ、受光素子
    から成る干渉測長部と反射面、屈折面から成る光学プロ
    ーブ部とから構成したことを特徴とする情報記録装置。
  8. 【請求項8】 前記光学式非接触距離センサユニットの
    干渉測長部は、光束を前記ビームスプリッタで2分割
    し、一方の光束を前記磁気ヘッド用アームの側面又はス
    ライダの側面に照明し、反射光をビームスプリッタで合
    成して干渉させ、干渉信号を前記受光素子で受光するよ
    うにした請求項7に記載の情報記録装置。
  9. 【請求項9】 前記光学プローブ部は、光束の光路を大
    きく折曲げる反射面と光路を小さく折曲げる屈折面とか
    ら成り、両者の組み合わせによってハードディスク面に
    平行になるように光路を折曲げると共に、光束の断面形
    状を長楕円状又は長方形状に変換するようにした請求項
    7に記載の情報記録装置。
  10. 【請求項10】 前記光学プローブ部は、ハードディス
    ク面に平行になるように光路を折曲げかつ楔状に光束を
    集光する反射面又は屈折面の少なくとも一方を円筒面と
    した請求項7に記載の情報記録装置。
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