JP2819153B2 - 磁気ディスク装置のサーボトラック書き込み方法 - Google Patents

磁気ディスク装置のサーボトラック書き込み方法

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JP2819153B2
JP2819153B2 JP1153051A JP15305189A JP2819153B2 JP 2819153 B2 JP2819153 B2 JP 2819153B2 JP 1153051 A JP1153051 A JP 1153051A JP 15305189 A JP15305189 A JP 15305189A JP 2819153 B2 JP2819153 B2 JP 2819153B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 コンピュータシステムのファイル装置として使用する
磁気ディスク装置に、サーボトラックを書き込む方法に
関し、 サーボトラック書き込み時の回転軸の振動を抑制する
ことによって、安定したサーボ信号が得られ、真円度の
高いサーボトラックの書き込みを可能とし、高密度記録
における信頼性が高い磁気ディスク装置を実現すること
を目的とし、 磁気ディスク装置にサーボトラックを書き込む場合
に、 磁気ディスク媒体を回転させる回転軸が、水平方向と
なる角度に磁気ディスク装置を固定し、 その後、サーボトラックを書き込むように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コンピュータシステムのファイル装置とし
て使用する磁気ディスク装置に、サーボトラックを書き
込む方法に関する。
〔従来の技術〕
(1)磁気ディスク装置とサーボトラック 磁気ディスク装置は、磁気ヘッドを介して磁気ディス
ク媒体に磁気的にデータを記録するもので、通常、複数
の磁気ディスク媒体を回転軸に取り付けて使用し、必要
とする記憶容量を得るようにしている。
他方、磁気ディスク媒体のある1つの媒体をサーボデ
ィスクとして使用し、該サーボディスクのサーボトラッ
クの位置を基準位置として、各磁気ディスク媒体に対向
する磁気ヘッドの位置を、一斉に位置決め制御する仕組
みとなっている。
したがって、サーボディスクのサーボトラックは、高
い精度で位置決めされている必要がある。
(2)従来のサーボトラック書き込み方法 そのため、サーボトラックを書き込む場合に、様々な
工夫を凝らしている。
第4図は、書き込み装置の全容を説明する正面図であ
る。
該装置は、磁気ディスク装置11を装置搭載面13に横向
き(磁気ディスク媒体が水平で、磁気ディスク媒体の回
転軸が垂直となる向き)に載せ、磁気ヘッド駆動用の、
アクチュエータの回転角度を検出する回転角度検出器17
を取り付け、また、レファレンスヘッド駆動装置16か
ら、レファレンスヘッドを挿入するようになっている。
第5図は、従来のサーボトラック書き込み方法を説明
する図で、磁気ディスク装置のケーシングを、磁気ディ
スク媒体の回転軸に沿って切断した断面図である。
磁気ディスク装置とサーボトラック書き込み装置 従来は、磁気ディスク媒体(サーボディスク2a、デー
タディスク2b)が水平となるように磁気ディスク装置を
装置搭載面13に固定していた。
そして、ケーシング3に設けた開口部15からレファレ
ンスヘッド14を挿入して、サーボ信号の元信号であるレ
ファレンス信号を書き込んでいた。
他方、レファレンスヘッド14は、レファレンスヘッド
駆動装置16によって位置決めし、該レファレンスヘッド
駆動装置16はサーボトラック書き込み装置18によって制
御する。
また、サーボトラック書き込み装置18は、スピンドル
用モータ6、アクチュエータ用モータ12、を回転制御す
ると共に、アクチュエータの回転軸9に取り付けた回転
角検出器17から、角度信号を得、磁気ヘッド(サーボヘ
ッド7a、データヘッド7b)の位置を検出する。
回転角度検出器17は、たとえばレーザ光の干渉縞によ
って角度を測定する、高精度のものである。
さらに、サーボトラック書き込み装置18は、レファレ
ンスヘッド14、サーボヘッド7a、データヘッド7bを介し
て、データの書き込み/読み出しを行こない、サーボト
ラックを書き込む。
サーボトラック書き込み手順 次に、サーボトラックの書き込み手順を説明する。
1)レファレンスヘッド14を、開口部15から挿入し、サ
ーボ信号の元信号となるレファレンス信号を、データデ
ィスク2bに書き込む。
2)前記1)のレファレンス信号をレファレンスヘッド
14で読み出し、レファレンス信号が正しく書き込まれた
ことを確認する。
3)データディスク2bのレファレンス信号を、データヘ
ッド7bで読み出し、波形整形した後に、サーボヘッド7a
でサーボディスク2aに書き込む(サーボ信号の書き込
み)。
4)サーボディスク2aのサーボ信号をサーボヘッド7aで
読み出し、サーボ信号が正しく書き込まれたことを確認
する。
このように、レファレンス信号を一旦データディスク
に書き込んでから、サーボディスクに転写している。
これは、サーボトラックに書き込むサーボ信号の、各
トラック間における位相誤差を発生させないようにする
ためと、サーボ信号の書き込み開始点と終了点とを、同
位相で接続するためである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、記録密度の高密度化にともなってトラック密
度も高密度化しており、磁気ディスク媒体の回転軸4の
振動が問題となってきた。
すなわち、サーボトラックを書き込む際に、回転軸4
が振動していると、サーボトラックの真円度が低下し、
磁気ディスク装置の使用時に、サーボ信号レベルの変動
を生じ、磁気ヘッド(サーボヘッド7a、データヘッド7
b)の位置決め制御が不安定となるのである。
また、隣接サーボトラック間のトラックピッチも不安
定となり、トラック密度の高密度化を妨げることになっ
ている。
第6図は、回転軸の振動を説明する図で、磁気ディス
ク媒体の回転軸をその軸方向に沿って切断した断面図で
ある。
回転軸4には、スピンドル1を介して磁気ディスク媒
体2を取り付けてあり、該回転軸4をベアリング5a,5b
で保持する構造である。そして、回転軸4をスピンドル
モータで回転させるのである。
そのため、磁気ディスク媒体2、スピンドル1、回転
軸4、等の回転部の荷重は、回転軸4の軸芯方向に加わ
り、安定した回転が得られる。
しかし、ベアリング5a,5bにはクリアランスがあり、
回転軸4と磁気ディスク媒体2のダイナミックバランス
の誤差、スピンドルモータのトルクムラ、等によって、
回転軸4が軸芯と直角方向に振動するのである。
この振動を拡大して示したものが、図上に破線で示し
た回転軸の振動19である。
したがって、レファレンスヘッド14、データヘッド7
b、サーボヘッド7a、の位置は不動であるから、サーボ
トラックの位置には回転軸4の振動がそのまま重畳され
てしまうことになる。
本発明の技術的課題は、従来のサーボトラック書き込
み方法における以上のような問題を解消し、サーボトラ
ック書き込み時の回転軸の振動を抑制することによっ
て、真円度の高いサーボトラックの書き込みを可能と
し、安定したサーボ信号が得られ、高密度記録における
信頼性が高い磁気ディスク装置を実現することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の基本原理を説明する図で、(a)
は磁気ディスク装置のケーシングを、磁気ディスク媒体
の回転軸に沿って切断した断面図、(b)は(a)のA
−A断面図、である。
本発明は、磁気ディスク媒体の回転軸を水平にした状
態で、サーボトラックを書き込むところに特徴がある。
すなわち、磁気ディスク装置にサーボトラックを書き
込む場合に、磁気ディスク媒体2を回転させる回転軸4
が、水平方向となる角度に磁気ディスク装置を固定し、
その後、サーボトラックを書き込む方法である。
〔作用〕
第2図は、本発明の作用を説明する断面図である。
本発明の方法は、磁気ディスク媒体2の回転軸4が水
平となるように、磁気ディスク装置を装置搭載面13に固
定するものである。
したがって、磁気ディスク媒体2、スピンドル1、回
転軸4、等の回転部の荷重が、回転軸4の軸芯と直角方
向すなわち、ベアリング5a,5bに自重として矢印20方向
に加わる。
そのため、回転軸4と磁気ディスク媒体2のダイナミ
ックバランスの誤差、スピンドルモータのトルクムラ、
等によって生じようとする振動が、前記の自重20によっ
て抑制され、回転軸4の振動が少なくなる。
すなわち、図上の破線で示した従来の回転軸の振動19
に対し、回転軸4を水平にしたことによる回転軸の振動
は、図上の実線で示す抑制された回転軸の振動20とな
る。
尚、図上で示した回転軸の振動19,20は、回転軸4の
振動を拡大して示したものである。
〔実施例〕
本発明による磁気ディスク装置のサーボトラック書き
込み方法が、実際上どのように具体化するかを、実施例
で説明する。
第3図は、実施例を説明する図で、書き込み装置全容
の正面図である。
本実施例の書き込み装置は、磁気ディスク装置11を装
置搭載面13に縦向き(磁気ディスク媒体が垂直で、磁気
ディスク媒体の回転軸が水平となる向き)に載せるよう
にしたものである。
それにともない、磁気ヘッド駆動用のアクチュエータ
の、回転角度を検出する回転角検出器17と、レファレン
スヘッド駆動装置16の位置とを、磁気ディスク装置11の
位置に合わせてある。
このとき、回転角検出器17の取り付け位置が、書き込
み装置の正面位置となるので、該回転角検出器17の取り
付けを容易に行うことができる。
この装置を使用して、サーボトラックの書き込みを実
施した結果、磁気ディスク媒体を回転させる回転軸の振
動は、約0.2〜0.3μm程度抑制された。
また、所定のサーボ信号品質を基準とするサーボトラ
ックの書き込み歩留りは、従来約80%程度であったもの
が、約95%程度に向上した。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によるサーボトラックの書き込み
方法によれば、磁気ディスク装置にサーボトラックを書
き込む時に、磁気ディスク媒体を回転させる回転軸を水
平にすることによって、該回転軸の振動を大幅に抑制す
ることができる。
したがって、真円度が高く、サーボ信号品質の良好な
サーボトラックの書き込みが可能となる。
その結果、高密度記録において高い信頼性を有する磁
気ディスク装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本原理を説明する図で、(a)は
磁気ディスク装置のケーシングを、磁気ディスク媒体の
回転軸に沿って切断した断面図、(b)は(a)のA−
A断面図、 第2図は、本発明の作用を説明する断面図、 第3図は、実施例を説明する図で、書き込み装置全容の
正面図、 第4図は、従来の書き込み装置の全容を説明する正面
図、 第5図は、従来のサーボトラック書き込み方法を説明す
る図、 第6図は、回転軸の振動を説明する図で、磁気ディスク
媒体の回転軸をその軸方向に沿って切断した断面図、で
ある。 図において、1はスピンドル、2は磁気ディスク媒体、
2aはサーボディスク(磁気ディスク媒体)、2bはデータ
ディスク(磁気ディスク媒体)、3はケーシング、4は
回転軸、5a,5bはベアリング、6はスピンドル用モー
タ、7は磁気ヘッド、7aはサーボヘッド(磁気ヘッ
ド)、7bはデータヘッド(磁気ヘッド)、8は駆動アー
ム、9はアクチュエータ用回転軸、10はキャリッジ、11
は磁気ディスク装置、12はアクチュエータ用モータ、13
は装置搭載面、14はレファレンスヘッド、15は開口部、
16はレファレンスヘッド駆動装置、17は回転角検出器、
18,18aはサーボトラック書き込み装置、19は回転軸の振
動、20は抑制された回転軸の振動、をそれぞれ示してい
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスク装置にサーボトラックを書き
    込む場合に、 磁気ディスク媒体(2)を回転させる回転軸(4)が、
    水平方向となる角度に磁気ディスク装置を固定し、 その後、サーボトラックを書き込むことを特徴とする磁
    気ディスク装置のサーボトラック書き込み方法。
JP1153051A 1989-06-15 1989-06-15 磁気ディスク装置のサーボトラック書き込み方法 Expired - Lifetime JP2819153B2 (ja)

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