JP2000216646A - 入力バッファ回路、及び半導体装置の動作試験方法 - Google Patents

入力バッファ回路、及び半導体装置の動作試験方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】差動アンプ回路を備えた入力バッファ回路にお
いて、入力される信号が差動アンプ回路の増幅動作を必
要としない場合には、低消費電力化を図ることができる
半導体集積回路装置の入力バッファ回路を提供する。 【解決手段】入力バッファ回路1は、差動アンプ回路部
2と、伝搬部4と、制御手段としてのNMOSトランジ
スタTn4,Tn5及びPMOSトランジスタTp3〜Tp5と
を備える。差動アンプ回路部2は、外部から入力される
入力信号IN,INバーの電圧差を増幅する。伝搬部4
は、入力信号INを伝搬する。NMOSトランジスタT
n4及びPMOSトランジスタTp3,Tp4は、制御信号S
バーに基づいて、差動アンプ回路部2と伝搬部4を相補
的に活性状態又は非活性状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小振幅の信号が
入力される半導体集積回路装置の入力バッファ回路に関
するものである。
【0002】近年、半導体集積回路の動作速度は、高速
化の一途をたどっている。これに伴ない、実装ボード上
における集積回路間の信号伝達速度も高速化が図られつ
つあり、フル振幅信号を用いたインターフェイスでは、
周波数応答が厳しくなってきている。そのため、集積回
路では、小振幅(高周波数)信号での伝達を可能とする
ために差動アンプ回路を用いた入力バッファ回路を使用
するようになってきている。又、近年の半導体集積回路
では、高集積化及び大容量化が益々進み、低消費電力化
が進んでいる。これに伴なって、入力バッファ回路の消
費電力を低減することが要求されている。
【0003】
【従来の技術】図6は、半導体集積回路に備えられる従
来の入力バッファ回路51を示す。入力バッファ回路5
1は、差動アンプ回路部52、及び駆動回路部53を備
える。
【0004】差動アンプ回路部52は、カレントミラー
型であって、カレントミラー部を構成するPチャネルM
OSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタとい
う)Tp1,Tp2、差動増幅部を構成するNチャネルMO
Sトランジスタ(以下、NMOSトランジスタという)
Tn1,Tn2、定電流部を構成するNMOSトランジスタ
Tn3を有する。
【0005】NMOSトランジスタTn1,Tn2の各ソー
スは互いに接続され、その接続点はNMOSトランジス
タTn3を介して低電位電源VSSに接続されている。NM
OSトランジスタTn3のゲートには、常時バイアス電圧
BIASが印可される。NMOSトランジスタTn1のド
レインはPMOSトランジスタTp1を介して高電位電源
VDDに接続されている。NMOSトランジスタTn2のド
レインはPMOSトランジスタTp2を介して高電位電源
VDDに接続されている。PMOSトランジスタTp1,T
p2の各ゲートは、NMOSトランジスタTn1のドレイン
に接続されている。NMOSトランジスタTn2のドレイ
ンは駆動回路部53に接続されている。
【0006】駆動回路部53は、CMOSトランジスタ
からなるインバータ回路にて構成されている。駆動回路
53は、入力される信号に応じて出力信号OUTを図示
しない集積回路の内部回路に出力する。
【0007】このように構成された入力バッファ回路5
1において、NMOSトランジスタTn1のゲートには、
外部から入力信号INが入力される。又、NMOSトラ
ンジスタTn2のゲートには、入力信号INの相補信号で
ある信号INバーが入力される。従って、差動アンプ回
路部52からは、入力信号INとINバーの電位差を増
幅した信号Zが出力される。そして、その増幅信号Z
は、駆動回路部53を介して出力信号OUTとして半導
体集積回路の内部回路に出力される。
【0008】この入力バッファ回路51は、小振幅の入
力信号IN,INバーに応答してフル振幅の出力信号O
UTを出力する。このように、入力バッファ回路51
は、高周波数での信号入力を可能としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、集積回路
は、その開発費の低減を目的として、多方面(異なる使
用条件)で使用できるように、即ち汎用性を有するよう
に、その設計が行われる。従って、外部から入力される
入力信号IN,INバーが、小振幅で入力される可能性
がある場合には、差動アンプ回路部52を有した入力バ
ッファ回路51を採用する必要がある。言い換えると、
外部から入力される入力信号IN,INバーが、小振幅
で入力される可能性がある場合には、CMOSトランジ
スタ型のインバータ回路から構成される入力バッファ回
路を採用することはできない。
【0010】従って、入力バッファ回路51を採用した
集積回路では、常に差動アンプ回路部52が動作する。
このことから、該集積回路では、フル振幅の入力信号I
N、即ち差動アンプ回路部52の増幅動作が必要でない
場合にも、差動アンプ回路部52で常時定電流が流れる
ため、消費電力が増大するという問題がある。
【0011】この発明の目的は、差動アンプ回路を備え
た入力バッファ回路において、入力される信号が差動ア
ンプ回路の増幅動作を必要としない場合には、低消費電
力化を図ることができる半導体集積回路装置の入力バッ
ファ回路を提供することにある。
【0012】又、他の目的としては、入力バッファ回路
と出力バッファ回路を備えた半導体装置における出力バ
ッファ回路の動作試験を正常に行なうことができる動作
試験方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、外部から入力される入力信号が小振幅のとき、
制御信号にて差動アンプ回路部を活性状態にするととも
に伝搬部を非活性状態にすれば、小振幅の入力信号が差
動アンプ回路部にて増幅される。従って、小振幅の入力
信号が正常に入力される。又、外部から入力される入力
信号が小振幅でない、例えばフル振幅のとき、制御信号
にて差動アンプ回路部を非活性状態にするとともに伝搬
部を活性状態にすれば、フル振幅の入力信号が伝搬部に
て伝搬される。即ち、入力信号が差動アンプ回路部の増
幅動作を必要としない場合には、差動アンプ回路部が非
活性状態とされる。従って、小振幅でない、例えばフル
振幅の入力信号が入力されるときには、差動アンプ回路
部での消費電力が略なくなり、低消費電力となる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、差動アン
プ回路部から出力される信号、又は伝搬部から出力され
る信号は、駆動回路部にて内部回路に出力される。即
ち、1つの駆動回路部にて、差動アンプ回路部から出力
される信号、又は伝搬部から出力される信号が内部回路
に出力される。従って、該入力バッファ回路の回路規模
の増大が抑制される。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、差動アン
プ回路部は、制御手段にて定電流部を構成するトランジ
スタがオフ状態とされることにより、非活性状態とされ
る。即ち、定電流部を構成するトランジスタと、非活性
状態とするためスイッチ回路(トランジスタ)とが1つ
のトランジスタで兼用される。従って、差動アンプ回路
部を非活性状態とするために別のスイッチ回路(トラン
ジスタ)を必要とせず、該入力バッファ回路の回路規模
の増大が抑制される。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、差動アン
プ回路部から出力される信号、又は伝搬部から出力され
る信号は、制御手段の出力選択部にて選択されて後段に
伝搬される。従って、非活性状態の差動アンプ回路部又
は伝搬部は、後段から切り離される。これにより、非活
性状態の差動アンプ回路部又は伝搬部が後段に悪影響を
およぼすことは防止される。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、出力選択
部は、制御信号に基づいて、出力端子がフローティング
状態となるトライステートインバータにて構成される。
従って、非活性状態の差動アンプ回路部又は伝搬部は、
確実に後段から切り離される。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、入力信号
を伝搬する伝搬部は、制御信号に基づいて、出力端子が
フローティング状態となるトライステートインバータと
兼用される。従って、該入力バッファ回路の回路規模の
増大が抑制される。
【0019】請求項7に記載の発明によれば、入力バッ
ファ回路と出力バッファ回路とを備えた半導体装置は、
使用状態で伝搬部が活性状態とされ、フル振幅の入力信
号が低消費電力で正常に入力される。又、動作試験状態
では、差動アンプ回路部が活性状態とされ、入力バッフ
ァ回路に入力される信号が差動アンプ回路部にて増幅さ
れる。従って、入力バッファ回路に入力される信号が、
動作試験状態における終端抵抗の影響等を受け、その振
幅が小さくなっても、入力バッファ回路の出力信号は差
動アンプ回路部にて増幅された信号であるため、その出
力信号により出力バッファ回路の良否が正常に判定され
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1に従って説明する。尚、説明の便宜上、従
来技術で述べた図6と同様の構成については同一の符号
を付してその説明を一部省略する。
【0021】入力バッファ回路1は、差動アンプ回路部
2、駆動回路部3、伝搬部4、及び制御信号出力部5を
備える。差動アンプ回路部2は、カレントミラー型であ
って、カレントミラー部を構成するPMOSトランジス
タTp1,Tp2、差動増幅部を構成するNMOSトランジ
スタTn1,Tn2、定電流部を構成するNMOSトランジ
スタTn3を有する。
【0022】NMOSトランジスタTn1,Tn2の各ソー
スは互いに接続され、その接続点はゲートに常時バイア
ス電圧BIASが印可されるNMOSトランジスタTn3
を介して低電位電源VSSに接続されている。NMOSト
ランジスタTn1,Tn2のドレインはPMOSトランジス
タTp1,Tp2を介して高電位電源VDDに接続されてい
る。PMOSトランジスタTp1,Tp2の各ゲートは、N
MOSトランジスタTn1のドレインに接続されている。
又、NMOSトランジスタTn3と低電位電源の間には、
NMOSトランジスタTn4が挿入接続されている。
【0023】差動アンプ回路部2の出力端子であるNM
OSトランジスタTn2のドレインは、NMOSトランジ
スタTn5を介して駆動回路部3に接続されている。差動
アンプ回路部2の入力端子を構成するNMOSトランジ
スタTn1のゲートには、外部から入力信号INが入力さ
れる。又、差動アンプ回路部2の入力端子を構成するN
MOSトランジスタTn2のゲートには、入力信号INの
相補信号である信号INバーが入力される。
【0024】NMOSトランジスタTn4は、ゲートに供
給される信号に応答してオン/オフし、オンしたNMO
SトランジスタTn4によりNMOSトランジスタTn3に
定電流が流れる。従って、差動アンプ回路部2は、NM
OSトランジスタTn4がオン状態のときに活性化し、入
力信号IN,INバーの電位差を増幅した信号Zをオン
したNMOSトランジスタTn5を介して駆動回路部3に
出力する。
【0025】伝搬部4は、CMOSトランジスタからな
る2つのインバータ回路6,7が直列接続されて構成さ
れている。各インバータ回路6,7の各高電位側電源端
子は、それぞれPMOSトランジスタTp3,Tp4を介し
て高電位電源VDDに接続されている。又、各インバータ
回路6,7の各低電位側電源端子は、それぞれ低電位電
源VSSに接続されている。
【0026】この伝搬部4の入力端子であるインバータ
回路6の入力端子には、前記入力信号INが入力され
る。伝搬部4の出力端子であるインバータ回路7の出力
端子は、PMOSトランジスタTp5を介して前記駆動回
路部3に接続されている。従って、伝搬部4は、PMO
SトランジスタTp3,Tp4がオン状態のときに活性化
し、入力信号INと同じ論理の信号YをオンしたPMO
SトランジスタTp5を介して駆動回路部3に出力する。
【0027】尚、本実施の形態では、NMOSトランジ
スタTn4,Tn5及びPMOSトランジスタTp3〜Tp5が
制御手段を構成する。又、NMOSトランジスタTn5及
びPMOSトランジスタTp5が出力選択部を構成する。
【0028】駆動回路部3は、CMOSトランジスタか
らなるインバータ回路にて構成されている。駆動回路部
3は、入力される信号に応じた出力信号OUTを図示し
ない集積回路の内部回路に出力する。
【0029】制御信号出力部5は、CMOSトランジス
タからなるインバータ回路にて構成されている。制御信
号出力部5には、外部から入力制御信号Sが入力され
る。そして、制御信号出力部5は、入力制御信号Sの反
転信号である制御信号Sバーを前記NMOSトランジス
タTn4,Tn5及びPMOSトランジスタTp3〜Tp5の各
ゲートに出力する。
【0030】次に、このように構成された入力バッファ
回路1の作用について説明する。外部から小振幅の入力
信号IN,INバーが入力されるときは、Lレベルの入
力制御信号Sが入力される。尚、本実施の形態で述べる
小振幅とは、高電位電源VDDと低電位電源VSSが供給さ
れるCMOSトランジスタからなるインバータ回路が所
定の反転動作を行なわない振幅をいう。
【0031】すると、制御信号出力部5からHレベルの
制御信号Sバーが出力され、NMOSトランジスタTn
4,Tn5がオンされるとともに、PMOSトランジスタ
Tp3〜Tp5がオフされる。すると、NMOSトランジス
タTn4がオンすることにより、差動アンプ回路部2が活
性化され、入力信号IN,INバーの電位差を増幅した
信号Zが出力される。又、PMOSトランジスタTp3,
Tp4がオフすることにより、伝搬部4が非活性化され
る。
【0032】このとき、差動アンプ回路部2から出力さ
れる信号Zは、NMOSトランジスタTn5がオンするこ
とにより、選択されて駆動回路部3に伝搬される。又、
伝搬部4の出力端子は、PMOSトランジスタTp5がオ
フすることにより、駆動回路部3に対して切り離され
る。
【0033】従って、駆動回路部3からは、差動アンプ
回路部2からの信号Zに応じた出力信号OUTが内部回
路に出力される。このようにして、入力バッファ回路1
では、小振幅の入力信号IN,INバーの入力動作が行
われる。このことから、入力バッファ回路1では、小振
幅信号の入力が可能となり、高周波数の入力信号に適し
ている。
【0034】外部からフル振幅の入力信号INが入力さ
れるときは、Hレベルの入力制御信号Sが入力される。
尚、入力信号の振幅は、CMOSトランジスタからなる
インバータ回路が動作可能であればよい。
【0035】すると、制御信号出力部5からLレベルの
制御信号Sバーが出力され、NMOSトランジスタTn
4,Tn5がオフされるとともに、PMOSトランジスタ
Tp3〜Tp5がオンされる。すると、PMOSトランジス
タTp3,Tp4がオンすることにより、伝搬部4が活性化
され、入力信号INがインバータ回路6,7を介して信
号Yとして出力される。又、NMOSトランジスタTn4
がオフすることにより、差動アンプ回路部2が非活性化
される。
【0036】このとき、伝搬部4から出力される信号Y
は、PMOSトランジスタTp5がオンすることにより、
選択されて駆動回路部3に伝搬される。又、差動アンプ
回路部2の出力端子は、NMOSトランジスタTn5がオ
フすることにより、駆動回路部3に対して切り離され
る。
【0037】従って、駆動回路部3からは、伝搬部4か
らの信号Yに応じた出力信号OUTが内部回路に出力さ
れる。このようにして、該入力バッファ回路1では、フ
ル振幅の入力信号INの入力動作が行われる。
【0038】上記したように、本実施の形態では、以下
に示す効果を得ることができる。 (1)Hレベルの制御信号Sバーにて差動アンプ回路部
2が活性化され、伝搬部4が非活性化される。従って、
小振幅の入力信号IN,INバーは、その電位差が差動
アンプ回路部にて増幅され、駆動回路部3に入力され
る。このとき、伝搬部4は、非活性化される。即ち、入
力信号IN,INバーが小振幅のとき、入力バッファ回
路1の消費電力は、従来技術と略同様になる。
【0039】Lレベルの制御信号Sバーにて伝搬部4が
活性化され、差動アンプ回路部2が非活性化される。従
って、フル振幅の入力信号INは、伝搬部4のインバー
タ回路6,7を介して駆動回路部3に入力される。この
とき、差動アンプ回路部2は、非活性化されるため、定
電流部であるトランジスタTn3で定電流が流れなくな
り、消費電力が略生じない。これにより、フル振幅の入
力信号INを受けるとき、その消費電力は、従来技術に
比べて大幅に低減される。
【0040】(2)駆動回路部3は1つのみ設けられて
いる。そして、その駆動回路部3を介して、差動アンプ
回路部2から出力される信号Z、又は伝搬部4から出力
される信号Yが内部回路に出力される。従って、該入力
バッファ回路1の回路規模の増大が抑制される。
【0041】(3)活性化された差動アンプ回路部2か
ら出力される信号Zは、選択されて駆動回路部3に伝搬
される。このとき、非活性化された伝搬部4の出力端子
は、駆動回路部3に対して切り離される。逆に、活性化
された伝搬部4から出力される信号Yは、選択されて駆
動回路部3に伝搬される。このとき、非活性化された差
動アンプ回路部2の出力端子は、駆動回路部3に対して
切り離される。これにより、非活性状態の差動アンプ回
路部2又は伝搬部4が駆動回路部3の入力信号に悪影響
をおよぼすことは防止される。
【0042】上記実施の形態は、以下のように変更して
実施してもよい。・上記実施の形態では、差動アンプ回
路部2の定電流部であるNOMSトランジスタTn3と低
電位電源VSSとの間にNMOSトランジスタTn4を介在
させて、そのNMOSトランジスタTn4をオフさせるこ
とにより該差動アンプ回路部2を非活性化させたが、定
電流が流れないようにできれば他の構成に変更してもよ
い。
【0043】例えば、図2に示すように、差動アンプ回
路部11の定電流部を構成するNMOSトランジスタT
n3を、非活性化させるためのNMOSトランジスタTn3
として兼用してもよい。尚、このとき、NMOSトラン
ジスタTn3のゲートには、前記制御信号Sバーを入力さ
せる。このようにすると、上記実施の形態と同様の効果
に加え、差動アンプ回路部11を非活性化させるために
別のスイッチ回路(トランジスタTn4)を必要とせず、
総トランジスタの数を低減することができる。従って、
入力バッファ回路の回路規模を小さくすることができ
る。
【0044】・上記実施の形態及び別例の差動アンプ回
路部2,11は、定電流を停止することが可能な構成で
あれば、どうような差動アンプ回路部に変更してもよ
い。例えば、図3に示す差動アンプ回路部12に変更し
てもよい。差動アンプ回路部12は、カレントミラー型
であって、カレントミラー部を構成するNMOSトラン
ジスタTn6,Tn7、差動増幅部を構成するPMOSトラ
ンジスタTp6,Tp7、定電流部を構成するPMOSトラ
ンジスタTp8を有する。
【0045】PMOSトランジスタTp6,Tp7の各ソー
スは互いに接続され、その接続点はPMOSトランジス
タTp8を介して高電位電源VDDに接続されている。PM
OSトランジスタTp6のドレインはNMOSトランジス
タTn6を介して低電位電源VSSに接続されている。PM
OSトランジスタTp7のドレインはNMOSトランジス
タTn7を介して低電位電源VSSに接続されている。NM
OSトランジスタTn6,Tn7の各ゲートは、PMOSト
ランジスタTp6のドレインに接続されている。
【0046】PMOSトランジスタTp8のゲートには、
前記制御信号Sバーを更に反転した信号である制御信号
Sが入力される。差動アンプ回路部12の入力端子を構
成するPMOSトランジスタTP6のゲートには、外部か
ら入力信号INが入力される。又、差動アンプ回路部1
2の入力端子を構成するPMOSトランジスタTp7のゲ
ートには、入力信号INバーが入力される。この差動ア
ンプ回路部12は、PMOSトランジスタTp8がオン状
態のときに活性化し、入力信号IN,INバーの電位差
を増幅した信号Zを差動アンプ回路部12の出力端子で
あるPMOSトランジスタTp7のドレインから出力す
る。このようにしても、上記実施の形態及び別例と同様
の各効果を得ることができる。
【0047】・上記実施の形態では、差動アンプ回路部
2からの信号Z、又は伝搬部4からの信号Yを選択して
駆動回路部3に伝搬するために、出力選択部としてのN
MOSトランジスタTn5及びPMOSトランジスタTp5
を備えたが、信号Z又は信号Yを選択して駆動回路部3
に伝搬することができれば、出力選択部をどのように構
成してもよい。
【0048】例えば、図4に示すように、出力選択部
を、前記制御信号Sバー,及びその反転信号である制御
信号Sに基づいて、出力端子がフローティング状態とな
るトライステートインバータ回路13,14を用いて構
成してもよい。
【0049】詳述すると、トライステートインバータ回
路13は、CMOSトランジスタからなるインバータ回
路15の高電位側電源端子がPMOSトランジスタTp9
を介して高電位電源VDDに接続されるとともに、低電位
側電源端子がNMOSトランジスタTn8を介して低電位
電源VSSに接続されて構成されている。又、トライステ
ートインバータ回路14は、CMOSトランジスタから
なるインバータ回路16の高電位側電源端子がPMOS
トランジスタTp10を介して高電位電源VDDに接続され
るとともに、低電位側電源端子がNMOSトランジスタ
Tn9を介して低電位電源VSSに接続されて構成されてい
る。
【0050】そして、前記差動アンプ回路部11の出力
端子は、トライステートインバータ回路13を介して駆
動回路部3に接続されている。又、トライステートイン
バータ回路14の入力端子には、前記入力信号INが入
力され、その出力端子は駆動回路部3に接続されてい
る。即ち、トライステートインバータ回路14は、出力
選択部に加えて、入力信号INを伝搬する伝搬部を構成
している。
【0051】制御信号出力部17は、CMOSトランジ
スタからなる2段のインバータ回路にて構成されてい
る。制御信号出力部17には、外部から入力制御信号S
が入力される。そして、制御信号出力部17は、初段の
インバータ回路から入力制御信号Sの反転信号である制
御信号Sバーを前記NMOSトランジスタTn3,Tn8及
びPMOSトランジスタTp10の各ゲートに出力する。
又、制御信号出力部17は、後段のインバータ回路から
制御信号Sバーの反転信号である制御信号Sを前記NM
OSトランジスタTn9及びPMOSトランジスタTp9の
各ゲートに出力する。
【0052】このように構成された入力バッファ回路1
8では、外部から小振幅の入力信号IN,INバーが入
力されるときは、Lレベルの入力制御信号Sが入力され
る。すると、制御信号出力部17からの制御信号S,S
バーに基づいて、NMOSトランジスタTn3,Tn8及び
PMOSトランジスタTp9がオンされるとともに、NM
OSトランジスタTn9及びPMOSトランジスタTp10
がオフされる。すると、NMOSトランジスタTn3がオ
ンすることにより、差動アンプ回路部11が活性化さ
れ、入力信号IN,INバーの電位差を増幅した信号Z
が出力される。又、NMOSトランジスタTn9及びPM
OSトランジスタTp10がオフすることにより、伝搬部
としてのトライステートインバータ回路14は非活性化
される。
【0053】このとき、差動アンプ回路部11から出力
される信号Zは、NMOSトランジスタTn8及びPMO
SトランジスタTp9がオンすることにより、トライステ
ートインバータ回路13を介して駆動回路部3に伝搬さ
れる。又、伝搬部としてのトライステートインバータ回
路14の出力端子は、フローティング状態となる。
【0054】従って、駆動回路部3からは、差動アンプ
回路部11からの信号Zに応じた出力信号OUTが内部
回路に出力される。このようにして、該入力バッファ回
路18では、小振幅の入力信号IN,INバーの入力動
作が行われる。
【0055】外部からフル振幅の入力信号IN,INバ
ーが入力されるときは、Hレベルの入力制御信号Sが入
力される。すると、制御信号出力部17からの制御信号
S,Sバーに基づいて、NMOSトランジスタTn3,T
n8及びPMOSトランジスタTp9がオフされるととも
に、NMOSトランジスタTn9及びPMOSトランジス
タTp10がオンされる。すると、NMOSトランジスタ
Tn9及びPMOSトランジスタTp10がオンすることに
より、伝搬部としてのトライステートインバータ回路1
4は活性化され、入力信号INがインバータ回路16を
介した信号Yとして出力される。又、NMOSトランジ
スタTn3がオフすることにより、差動アンプ回路部11
が非活性化される。
【0056】このとき、差動アンプ回路部11の出力端
子に接続されたトライステートインバータ回路13の出
力端子は、フローティング状態となる。従って、駆動回
路部3からは、トライステートインバータ回路14から
の信号Yに応じた出力信号OUTが内部回路に出力され
る。このようにして、該入力バッファ回路18では、フ
ル振幅の入力信号IN,INバーの入力動作が行われ
る。
【0057】このようにしても、上記実施の形態及び別
例の各効果と同様の効果を得ることができる。又、出力
選択部としてのトライステートインバータ回路14は、
伝搬部と兼用されている。従って、伝搬部4と駆動回路
部3との間に単にトライステートインバータ回路14を
挿入する構成に比べて、入力バッファ回路の総トランジ
スタの数が低減され、その回路規模が小さくなる。
【0058】・上記実施の形態及び別例では、差動アン
プ回路部2,11,12が1段の入力バッファ回路に具
体化したが、差動アンプ回路部を複数段備えた入力バッ
ファ回路に具体化してもよい。このようにすると、入力
信号IN,INバーがフル振幅のとき、その消費電力
は、従来技術に比べてさらに大幅に低減される。
【0059】・上記実施の形態及び別例の差動アンプ回
路部2,11,12は、その2つの入力端子に相補信号
である入力信号IN,INバーが入力されるものとした
が、一方の入力端子に、例えば入力信号INが入力さ
れ、他方の入力端子に一定電位の電圧が入力されるもの
としてもよい。このようにしても、上記実施の形態と同
様の効果を得ることができる。
【0060】・上記実施の形態及び別例の入力バッファ
回路1は、使用状態(該集積回路装置が実装ボード上に
搭載され使用される状態)によって、入力信号IN,I
Nバーの振幅が小振幅となる、又はフル振幅となる場合
に採用すると効果的であるように述べたが、使用状態で
必ず小振幅の入力信号IN,INバーが入力される場合
において用いてもよい。
【0061】・上記実施の形態及び別例では、単なる入
力バッファ回路に具体化したが、勿論、入力バッファ回
路1,18を備えた入出力バッファ回路や、バスバッフ
ァ回路に具体化してもよい。
【0062】又、前記構成の入力バッファ回路1,18
を備えた入出力バッファ回路や、バスバッファ回路は、
以下のように使用してもよい。例えば、図5に示すよう
に、半導体集積回路装置21は、入出力バッファ回路2
2を備えている。入出力バッファ回路22は、出力バッ
ファ回路23と、入力バッファ回路1とを備えている。
尚、この入力バッファ回路1は、別例で述べたように、
差動アンプ回路部2の一方の入力端子に入力信号INが
入力され、他方の入力端子に一定電位の電圧が入力され
るものである。
【0063】この入力バッファ回路1は、使用状態(該
集積回路装置が実装ボード上に搭載され使用される状
態)において、必ずフル振幅の入力信号INが入力され
るものである。
【0064】この入力バッファ回路1は、通常の使用に
おいて伝搬部4が利用される。即ち、入力バッファ回路
1には、制御信号Sに代えてHレベルの入力制御信号S
tがパッドP2を介して入力される。すると、図1のN
MOSトランジスタTn4,Tn5及びPMOSトランジス
タTp3〜Tp5のゲートにLレベルの制御信号Stバーが
入力される。従って、前述したように、該入力バッファ
回路1では、伝搬部4が活性化され、フル振幅の入力信
号INの入力動作が低消費電力で行われる。
【0065】又、出力バッファ回路23は、内部回路か
らの信号をパッドP1を介して外部に出力する。このよ
うな集積回路装置は、出荷前に動作試験が行なわれる。
そして、出力バッファ回路23においても、その動作試
験が行なわれる。
【0066】その際、出力インピーダンスが高い低駆動
能力の入出力バッファ等では、試験装置のインピーダン
スとの不整合によって、反射現象等で出力波形が乱れて
適切な試験ができない現象が発生する。従って、出力イ
ンピーダンスが高い低駆動能力バッファの動作試験に
は、終端を行なうなどの方法を用いて、出力波形の整形
を行なうことが必要となる。
【0067】そこで、この動作試験は、まずパッドP1
に終端抵抗Rを接続し、出力バッファ回路23から出力
される信号を観測してその良否を判定する。ここで、動
作試験状態における終端抵抗Rの値(例えば、50Ω)
は、使用状態の抵抗値、即ちユーザが使用する際の出力
インピーダンスと合っていない場合が多い。従って、入
力バッファ回路1に入力される入力信号INは、インピ
ーダンスのマッチングミスにより立ち上がりが遅延する
と共にそのレベルが不安定になる等の現象が発生する。
又、出力バッファ回路23の駆動能力に応じて終端抵抗
Rの影響を受け、その振幅が小さくなる。このことか
ら、動作試験において、伝搬部4を介して入力信号IN
を入力させると、不安定な出力信号OUTが内部回路に
影響を与え、動作試験が正常に行なえない。
【0068】従って、動作試験状態では、Lレベルの入
力制御信号Stを入力させ、差動アンプ回路部2を活性
化させる。すると、出力バッファ回路23から出力され
る出力信号(入力信号IN)は差動アンプ回路部2を介
してフル振幅の信号として内部回路に伝搬される。これ
により、出力バッファ回路23の動作試験が正常に行わ
れる。
【0069】即ち、動作試験時においては差動アンプ回
路部2を活性化させて、出力バッファ回路23の正常な
動作試験を行なわせることができ、ユーザが使用する状
態においては伝搬部4を活性化させて、入力バッファ回
路1の消費電力を小さくすることができる。尚、バスバ
ッファ回路においても、同様な方法で同様な効果を得る
ことができる。又、この入力バッファ回路1は、勿論、
別例に記載した各入力バッファ回路18に変更してもよ
い。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜6に記
載の発明によれば、入力される信号が差動アンプ回路の
増幅動作を必要としない場合には、低消費電力化を図る
ことができる差動アンプ回路を備えた入力バッファ回路
を提供することができる。
【0071】又、請求項7に記載の発明によれば、入力
バッファ回路と出力バッファ回路を備えた半導体装置に
おける出力バッファ回路の動作試験を正常に行なうこと
ができる動作試験方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態における入力バッファ回路の回
路図である。
【図2】 別例における差動アンプ回路部の回路図であ
る。
【図3】 別例における差動アンプ回路部の回路図であ
る。
【図4】 別例における入力バッファ回路の回路図であ
る。
【図5】 別例における半導体集積回路装置の回路図で
ある。
【図6】 従来技術における入力バッファ回路の回路図
である。
【符号の説明】
1 入力バッファ回路 2,11,12 差動アンプ回路部 3 駆動回路部 4 伝搬部 5,17 制御信号出力部 13,14 トライステートインバータ回路 21 半導体集積回路装置 23 出力バッファ回路 Tn3,Tp8 定電流部を構成するトランジスタ IN,INバー 入力信号 S,Sバー 制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 2G032 AA05 AA10 AE06 AE11 5J056 AA01 BB17 CC02 DD13 DD29 EE03 EE07 FF07 FF09 5J066 AA01 AA45 CA36 CA97 FA18 HA10 HA17 HA25 HA39 KA02 KA04 KA06 KA09 ND01 ND14 ND22 ND23 PD01 TA01 5J069 AA01 AA45 AC01 CA36 CA97 FA18 HA10 HA17 HA25 HA39 KA02 KA04 KA06 KA09 TA01 5J091 AA01 AA45 CA36 CA97 FA18 HA10 HA17 HA25 HA39 KA02 KA04 KA06 KA09 TA01 9A001 BB05 LL05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される入力信号の電圧差を
    増幅する差動アンプ回路部と、前記入力信号を伝搬する
    伝搬部と、 制御信号に基づいて、前記差動アンプ回路部と前記伝搬
    部を相補的に活性状態又は非活性状態にする制御手段
    と、を備えたことを特徴とする入力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の入力バッファ回路にお
    いて、 前記差動アンプ回路部から出力される信号、又は前記伝
    搬部から出力される信号を内部回路に出力する駆動回路
    部を備えたことを特徴とする入力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の入力バッファ回
    路において、 前記制御手段は、前記差動アンプ回路部が備える定電流
    部を構成するトランジスタをオフ状態にすることによ
    り、該差動アンプ回路部を非活性状態にすることを特徴
    とする入力バッファ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    入力バッファ回路において、 前記制御手段は、前記制御信号に基づいて、活性状態の
    前記差動アンプ回路部から出力される信号、又は、活性
    状態の前記伝搬部から出力される信号を選択して後段に
    伝搬する出力選択部を備えることを特徴とする入力バッ
    ファ回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の入力バッファ回路にお
    いて、 前記出力選択部を、前記制御信号に基づいて、出力端子
    がフローティング状態となるトライステートインバータ
    にて構成したことを特徴とする入力バッファ回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の入力バッファ回路にお
    いて、 前記伝搬部は、前記トライステートインバータと兼用し
    たことを特徴とする入力バッファ回路。
  7. 【請求項7】 使用状態で、前記制御手段にて前記差動
    アンプ回路部を非活性状態にするとともに前記伝搬部を
    活性状態にする請求項1乃至6に記載の入力バッファ回
    路と、 前記入力バッファ回路の入力信号が入力されるパッドを
    介して信号を外部に出力する出力バッファ回路と、を備
    えた半導体装置の動作試験方法であって、 前記パッドに終端抵抗を接続する動作試験状態におい
    て、前記制御手段にて前記差動アンプ回路部を活性状態
    にさせるとともに前記伝搬部を非活性状態にさせるよう
    にしたことを特徴とする半導体装置の動作試験方法。
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