JP2000207887A - ラッチ型センス増幅器 - Google Patents

ラッチ型センス増幅器

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JP2000207887A
JP2000207887A JP11249244A JP24924499A JP2000207887A JP 2000207887 A JP2000207887 A JP 2000207887A JP 11249244 A JP11249244 A JP 11249244A JP 24924499 A JP24924499 A JP 24924499A JP 2000207887 A JP2000207887 A JP 2000207887A
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input
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Seiko Hayakawa
川 誠 幸 早
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356113Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit
    • H03K3/356147Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit using pass gates
    • H03K3/356156Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit using pass gates with synchronous operation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • H03K17/693Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】低レベルの差動入力信号を増幅するラッチ型セ
ンス増幅器。 【解決手段】増幅器は第1導電型の対のMOSFETスイッチ
を含み、第1のソース/ドレイン端子は入力信号ライン
の一つに接続され、ラッチ(増幅器)は第1導電型の第
2の対のMOSFETを含み、第1のソース/ドレイン端子
は、第1の対の各MOSFETの第2のソース/ドレインに接
続される。第2の対の各MOSFETの第2のソース/ドレイ
ン端子は第2導電型の第3の対のMOSFETの第1のソース
/ドレイン端子に接続され、第2導電型の第3の対の各
MOSFETの第2のソース/ドレイン端子は第1の電源に接
続される。第1の対のMOSFETのゲート端子は互いに接続
され制御信号を受信する。第3の対の各MOSFETのゲート
端子は交差結合され第2の対のMOSFETの第2のソース/
ドレイン端子に接続される。2つの出力のおのおのが第
3の対の各MOSFETの第2のソース/ドレイン端子の所に
定義される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラッチ型センス増幅
器、より詳細には、低レベルの差動小振幅入力信号を検
出できるラッチ型高速センス増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図1
に示す従来の技術による第1のセンス増幅器は、高レベ
ル、つまり、電源電圧近傍の入力対信号を受信する。こ
の増幅器の出力信号は、高入力信号レベルにまでプリチ
ャージされる。各入力信号ラインは、p-チャネルMOSFET
(PMOS)のソース/ドレインに接続される。重大な制約
は、この増幅器は、低レベルの微小な差動信号を増幅す
ることができず、従って、低レベルの微小な差動増幅を
必要とする用途には用いることができないことである。
さらに、この従来の技術によるセンス増幅器は同一のラ
ッチへの複数の入力を共有することはできない。
【0003】図2に示す従来の技術による第2のセンス
増幅器は、低レベル、つまり、接地レベル近傍の入力対
信号を受信し、出力信号は入力信号レベルまでプリチャ
ージされる。この増幅器の一つの問題は、この増幅器が
低速であり、図1のセンス増幅器と比べても遅いことで
ある。この従来の技術による第2のセンス増幅器が低速
である理由は、この増幅器の出力対の各出力が、PMOSト
ランジスタのソース/ドレイン端子に接続されるためで
ある。PMOSトランジスタはn-チャネルMOSFET(NMOS)よ
りも小さな駆動能力を持つためにこのような大きな速度
の差が生じる。この従来の技術による第2のセンス増幅
器は、さらに、第1のセンス増幅器と、上述のPMOSトラ
ンジスタの一方のソース/ドレイン端子がNMOSトランジ
スタのソース/ドレイン端子に接続され、他方のソース
/ドレイン端子がこの増幅器の入力対の一つの入力に接
続される点が異なる。
【0004】この従来の技術による第2のセンス増幅器
が低速であるもう一つの理由は、増幅器の検出遅延が2
つのインバータのために増加することである。これら2
つのインバータは高いプリチャージされた出力信号を得
るために追加され、おのおのが出力と2つのNMOSトラン
ジスタの一方との間に接続される。そして、これらトラ
ンジスタのソース/ドレインは入力に接続される。この
従来の技術による第2の増幅器のさらにもう一つの問題
はこれが同一のラッチへの複数の共有の入力を受信でき
ないことである。
【0005】図3は、Hirakiらに付与された合衆国特許
第5,534,800号に開示される従来の技術による第3のセ
ンス増幅器を示す。Hirakiの増幅器は、図1に示す従来
の技術による第1の増幅器と類似する機能を持ち、この
増幅器は、低レベルの信号ではなく、高レベルの微小な
差動入力信号を検出および増幅する機能を持つ。Hiraki
のセンス増幅器は、第1の対のPMOSトランジスタを持つ
が、これらの第1のソース端子は入力に接続される。こ
れら対のPMOSトランジスタは、プリチャージの際はター
ンオフされ、このため、プリチャージの際はセンス増幅
器のラッチ内にデータは流れこまない。このセンス増幅
器はさらに第2の対のPMOSトランジスタを持つが、これ
らはセンス増幅器がイネーブル(活性化)されたとき、
ターンオフする。この増幅器は、さらに、2つのNMOSト
ランジスタを持つが、おのおの前記第1の対のPMOSの片
方のドレイン端子に接続される。これらの端子は、セン
ス増幅器がイネーブル(活性化)され、前記第2の対の
PMOSがターンオフした後に、プルダウンされ、ある遅延
時間の後に電源電圧からPMOSの閾値電圧を引いた電圧に
低下する。この後に、このラッチの前記第1の対の各PM
OSトランジスタがオンすることによってデータが初めて
受信される。このために、Hirakiのセンス増幅器の動作
の際には、望ましくない時間遅延が発生する。
【0006】図4は、従来の技術による第4のセンス増
幅器を示す。このセンス増幅器は、上述の他の従来の技
術によるセンス増幅器とは、各入力がNMOSトランジスタ
のソース/ドレイン端子ではなく、ゲート端子に接続さ
れる点が異なる。この従来の技術による第4のセンス増
幅器は、高レベルの差動小振幅入力対を増幅するために
用いることはできるが、ただし、この増幅器は、低レベ
ルの入力対に対しては使用できない。これは、各NMOSの
ゲートに低レベルの入力が加えられた場合、NMOSは高レ
ベルの入力がこれに加えられた場合のようにオンとはな
らずオフ状態にとどまるためである。
【0007】そこで、本発明は、従来実現されていなか
った、低レベルの差動小振幅入力信号を高速で増幅する
ことができるセンス増幅器を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるセンス増
幅器は、第1の態様では、差動入力信号対を形成する第
1および第2の入力信号をそれぞれ受信する第1の入力
信号ラインおよび第2の入力ラインと、第1と第3の隔
置された端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の
流れを制御する第2の端子を含む第1導電型の第1のト
ランジスタであって、その第1の端子が前記第1の入力
信号を受信するために前記第1の入力信号ラインに電気
的に接続された第1のトランジスタと、第1と第3の隔
置された端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の
流れを制御する第2の端子を含む第1導電型の第1のト
ランジスタであって、その第1の端子が前記第2の入力
信号を受信するために電気的に前記第2の入力信号ライ
ンに接続された第2のトランジスタと、前記第1と第2
のトランジスタの各第3の端子を選択的に第1の電圧源
に接続するための第1のスイッチング回路と、前記第1
と第2のトランジスタの各第3の端子を選択的に前記第
1の電圧源に接続するための第2のスイッチング回路と
を備え、前記第2のトランジスタの第3の端子を前記第
1のトランジスタの第2の端子に接続することにより第
1の出力が形成され、前記第1のトランジスタの第3の
端子を前記第2のトランジスタの第2の端子に接続する
ことにより第2の出力が形成され、前記第1と第2の出
力が出力信号とその反転信号を供給し、前記入力信号対
が差動閾値に達したとき、前記第1の出力が高レベルか
ら低レベルにスイッチし、前記第2の出力は前記高レベ
ルにとどまることを特徴とする。
【0009】第2の態様では、前記第1のスイッチング
回路は、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1
と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含
む第2導電型の第3のトランジスタであって、その第1
の端子が前記第1のトランジスタの第3の端子に接続さ
れ、その第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、そ
の第2の端子が制御信号を受信する第3のトランジスタ
と、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第
3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第
2導電型の第4のトランジスタであって、その第1の端
子が前記第2のトランジスタの第3の端子に接続され、
その第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第
2の端子が前記制御信号を受信する第4のトランジスタ
とを備え、前記第2のスイッチング回路は、第1と第3
の隔置された端子およびこれら第1と第3の端子間の電
流の流れを制御する第2の端子を含む第2導電型の第5
のトランジスタであって、その第1の端子が前記第1の
トランジスタの第3の端子に接続され、その第3の端子
が前記第1の電圧源に接続され、その第2の端子が前記
第2のトランジスタの第3の端子に接続された第5のト
ランジスタと、第1と第3の隔置された端子およびこれ
ら第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端
子を含む第2導電型の第6のトランジスタであって、そ
の第1の端子が前記第2のトランジスタの第3の端子に
接続され、その第3の端子が前記第1の電圧源に接続さ
れ、その第2の端子が前記第1のトランジスタの前記第
3の端子に接続された第6のトランジスタとを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】第3の態様では、第1の態様において、前
記第1のトランジスタの第1の端子を前記第1の入力信
号ラインに接続し、前記第2のトランジスタの第1の端
子を前記第2の入力ラインに接続する第3のスイッチン
グ回路をさらに備えたことを特徴とする。
【0011】第4の態様では、第3の態様において、前
記第3のスイッチング回路は、第1と第3の隔置された
端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流れを制
御する第2の端子を含む第1導電型の第3のトランジス
タであって、その第1の端子が前記第1の入力信号ライ
ンに接続され、その第3の端子が前記第1のトランジス
タの第1の端子に接続され、その第2の端子が制御信号
を受信する第3のトランジスタと、第1と第3の隔置さ
れた端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流れ
を制御する第2の端子を含む第1導電型の第4のトラン
ジスタであって、その第1の端子が前記第2の入力信号
ラインに接続され、その第3の端子が前記第2のトラン
ジスタの第1の端子に接続され、その第2の端子に接続
された第4のトランジスタと、を備えたことを特徴とす
る。
【0012】第5の態様では、第4の態様において、前
記増幅器は、第1と第3の隔置された端子およびこれら
第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子
を含む第1導電型の第5のトランジスタであって、その
第1の端子が第2の電圧源に接続され、その第3の端子
が前記第1のトランジスタの第3の端子に接続され、そ
の第2の端子が前記第3と第4のトランジスタの第2の
端子に接続された第5のトランジスタと、第1と第3の
隔置された端子およびこれら第1と第3の端子間の電流
の流れを制御する第2の端子を含む第1導電型の第6の
トランジスタであって、その第1の端子が前記第2の電
圧源に接続され、その第3の端子が前記第2のトランジ
スタの第1の端子に接続され、その第2の端子が前記第
5のトランジスタの第2の端子に接続された第6のトラ
ンジスタとをさらに備えたことを特徴とする。
【0013】第6の態様では、第4の態様において、前
記増幅器は、第1と第3の隔置された端子およびこれら
第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子
を含む第1導電型の第5のトランジスタであって、その
第3の端子が前記第1のトランジスタの前記第1の端子
に接続され、その第2の端子が前記第2のトランジスタ
の前記第1の端子に接続された第5のトランジスタと、
第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
電型の第6のトランジスタであって、その第3の端子が
前記第2のトランジスタの第1の端子に接続され、その
第2の端子が前記第1のトランジスタの第1の端子に接
続された第6のトランジスタと、第1と第3の隔置され
た端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流れを
制御する第2の端子を含む第1導電型の第7のトランジ
スタであって、その第1の端子が第2の電圧源に接続さ
れ、その第3の端子が前記第5のトランジスタの第1の
端子と前記第6のトランジスタの第1の端子の両方に接
続され、その第2の端子が前記第3と第4のトランジス
タの第2の端子に接続された第7のトランジスタとをさ
らに備えたことを特徴とする。
【0014】第7の態様では、第4の態様において、前
記増幅器は、第1と第3の隔置された端子、および前記
第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子
を含む第1導電型の第5のトランジスタであって、この
第5のトランジスタの前記第3の端子が前記第3のトラ
ンジスタの前記第1の端子に接続され、この第5のトラ
ンジスタの前記第2の端子が前記第4のトランジスタの
前記第1の端子に接続された第5のトランジスタと、第
1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の端
子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導電
型の第6のトランジスタであって、その第3の端子が前
記第4のトランジスタの第1の端子に接続され、その第
2の端子が前記第3のトランジスタの第1の端子に接続
された第6のトランジスタと、第1と第3の隔置された
端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流れを制
御する第2の端子を含む第1導電型の第7のトランジス
タであって、その第1の端子が第2の電圧源に接続さ
れ、その第3の端子が前記第5のトランジスタの第1の
端子と前記第6のトランジスタの第1の端子の両方に接
続され、その第2の端子が前記第3と第4のトランジス
タの第2の端子に接続された第7のトランジスタとをさ
らに備えたことを特徴とする。
【0015】第8の態様では、第1の態様において、前
記増幅器は、第3の入力信号ラインおよび第4の入力信
号ラインをさらに備え、これらがそれぞれ第3および第
4の入力信号を受信し、これら第3と第4の入力信号が
もう一つの差動入力対を形成し、前記第1のトランジス
タの第1の端子が前記第3の入力信号を受信するように
前記第3の入力信号ラインに電気的に結合され、前記第
2のトランジスタの第1の端子が前記第4の入力信号を
受信するように前記第4の入力信号ラインに電気的に結
合されたことを特徴とする。
【0016】第9の態様では、第8の態様において、第
1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の端
子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導電
型の第3のトランジスタであって、その第1の端子が前
記第3の入力信号ラインに接続され、その第3の端子が
前記第1のトランジスタの第1の端子に接続され、その
第2の端子が第1の制御信号を受信する第3のトランジ
スタと、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1
と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含
む第1導電型の第4のトランジスタであって、その第1
の端子が記第4の入力信号ラインに接続され、その第3
の端子が前記第2のトランジスタの第1の端子に接続さ
れ、その第2の端子が前記第3のトランジスタの第2の
端子に接続された第4のトランジスタとをさらに備えた
ことを特徴とする。
【0017】第10の態様では、第9の態様において、
前記増幅器は、第1と第3の隔置された端子およびこれ
ら第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端
子を含む第1導電型の第5のトランジスタであって、そ
の第1の端子が前記第1の入力信号ラインに接続され、
その第3の端子が前記第1のトランジスタの第1の端子
に接続され、その第2の端子が第2の制御信号を受信す
る第5のトランジスタと、第1と第3の隔置された端子
およびこれら第1と第3の端子間の電流の流れを制御す
る第2の端子を含む第1導電型の第6のトランジスタで
あって、その第1の端子が前記第2の入力信号ラインに
接続され、その第3の端子が前記第2のトランジスタの
第1の端子に接続され、その第2の端子が前記第5のト
ランジスタの第2の端子に接続された第6のトランジス
タとをさらに備えたことを特徴とする。
【0018】第11の態様では、第10の態様におい
て、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第
3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第
1導電型の第7のトランジスタであって、その第1の端
子が第2の電圧源に接続され、その第3の端子が前記第
1のトランジスタの第1の端子に接続され、その第2の
端子が前記第3と第4のトランジスタの第2の端子に接
続された第7のトランジスタと、第1と第3の隔置され
た端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流れを
制御する第2の端子を含む第1導電型の第8のトランジ
スタであって、その第1の端子が前記第2の電圧に接続
され、その第3の端子が前記第2のトランジスタの第1
の端子に接続され、その第2の端子が前記第7のトラン
ジスタの第2の端子に接続された第8のトランジスタと
をさらに備えたことを特徴とする。
【0019】第12の態様では、第10の態様におい
て、前記増幅器は、第1と第3の隔置された端子および
これら第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2
の端子を含む第1導電型の第7のトランジスタであっ
て、その第3の端子が前記第1のトランジスタの第1の
端子に接続され、その第2の端子が前記第2のトランジ
スタの第1の端に接続された第7のトランジスタと、第
1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の端
子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導電
型の第8のトランジスタであって、その第3の端子が前
記第2のトランジスタの第1の端子に接続され、その第
2の端子が前記第1のトランジスタの第1の端に接続さ
れた第8のトランジスタと、第1と第3の隔置された端
子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流れを制御
する第2の端子を含む第1導電型の第9のトランジスタ
であって、その第1の端子が第2の電圧源に接続され、
その第3の端子が前記第7と第8のトランジスタの第1
の端子に接続され、その第2の端子が前記第3と第4の
トランジスタの第2の端子に接続された第9のトランジ
スタとをさらに備えたことを特徴とする。
【0020】第13の態様では、第10の態様におい
て、前記増幅器は、第1と第3の隔置された端子および
これら第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2
の端子を含む第1導電型の第7のトランジスタであっ
て、その第3の端子が前記第3のトランジスタの第1の
端子に接続され、その第2の端子が前記第4のトランジ
スタの前記第1の端に接続された第7のトランジスタ
と、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第
3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第
1導電型の第8のトランジスタであって、その第3の端
子が前記第4のトランジスタの第1の端子に接続され、
その第2の端子が前記第3のトランジスタの第1の端に
接続された第8のトランジスタと、第1と第3の隔置さ
れた端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流れ
を制御する第2の端子を含む第1導電型の第9のトラン
ジスタであって、その第1の端子が第2の電圧源に接続
され、その第3の端子が前記第7と第8のトランジスタ
の第1の端子に接続され、その第2の端子が前記第3と
第4のトランジスタの第2の端子に接続された第9のト
ランジスタとをさらに備えたことを特徴とする。
【0021】第14の態様にかかるセンス増幅器では、
差動入力信号対を形成する第1と第2の入力信号をそれ
ぞれ受信する第1の入力信号ラインと第2の入力ライン
と、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第
3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第
1導電型の第1のトランジスタであって、その第1の端
子が前記第1の入力信号を受信するために電気的に前記
第1の入力信号ラインに接続された第1のトランジスタ
と、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第
3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第
1導電型の第2のトランジスタであって、その第1の端
子が前記第2の入力信号を受信するために電気的に前記
第2の入力信号ラインに接続された第2のトランジスタ
と、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第
3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第
1導電型の第3のトランジスタであって、その第1の端
子が前記第1のトランジスタの第3の端子に接続され、
その第2の端子が第1の制御信号に接続された第3のト
ランジスタと、第1と第3の隔置された端子およびこれ
ら第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端
子を含み第1導電型の第4のトランジスタであって、そ
の第1の端子が前記第2のトランジスタの第3の端子に
接続され、その第2の端子が第2の制御信号に接続され
た第4のトランジスタと、前記第3と第4のトランジス
タの第3の端子を第1の電圧源に接続するための第1の
スイッチング回路と、前記第3と第4のトランジスタの
第3の端子を前記第1の電圧源に接続するための第2の
スイッチング回路とを備え、前記第4のトランジスタの
第3の端子が前記第1のトランジスタの第2の端子に電
気的に接続されて第1の出力を形成し、前記第3のトラ
ンジスタの第3の端子が前記第2のトランジスタの第2
の端子に電気的に接続されて第2の出力を形成し、前記
第1と第2の出力が出力信号とその反転信号を供給し、
前記入力信号対が差動閾値に達したとき、前記第1の出
力が高レベルから低レベルにスイッチし、前記第2の出
力は前記高レベルにとどまることを特徴。
【0022】第15の態様では、第14の態様におい
て、前記第1のスイッチング回路は、第1と第3の隔置
された端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流
れを制御する第2の端子を含む第2導電型の第5のトラ
ンジスタであって、その第1の端子が前記第3のトラン
ジスタの第3の端子に接続され、その第3の端子が前記
第1の電圧源に接続され、その第2の端子が第2の制御
信号に接続された第5のトランジスタと、第1と第3の
隔置された端子およびこれら第1と第3の端子間の電流
の流れを制御する第2の端子を含む第2導電型の第6の
トランジスタであって、その第1の端子が前記第4のト
ランジスタの第3の端子に接続され、その第3の端子が
前記第1の電圧源に接続され、その第2の端子が前記第
2の制御信号に接続された第6のトランジスタとを備
え、前記第2のスイッチング回路は、第1と第3の隔置
された端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流
れを制御する第2の端子を含む第2導電型の第7のトラ
ンジスタであって、その第1の端子が前記第3のトラン
ジスタの第3の端子に接続され、その第3の端子が前記
第1の電圧源に接続され、その第2の端子が前記第4の
トランジスタの前記第3の端子に接続された第7のトラ
ンジスタと、第1と第3の隔置された端子およびこれら
第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子
を含む第2導電型の第8のトランジスタであって、その
第1の端子が前記第4のトランジスタの前記第3の端子
に接続され、その第3の端子が前記第1の電圧源に接続
され、その第2の端子が前記第3のトランジスタの第3
の端子に接続された第8のトランジスタとを備えたこと
を特徴とする。
【0023】第16の態様では、第14の態様におい
て、前記増幅器は、第1と第3の隔置された端子および
これら第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2
の端子を含む第1導電型の第5のトランジスタであっ
て、その第1の端子が第2の電圧源に接続され、その第
3の端子が前記第3のトランジスタの第1の端子に接続
され、その第2の端子が前記第4のトランジスタの第1
の端子に接続された第5のトランジスタと、第1と第3
の隔置された端子およびこれら第1と第3の端子間の電
流の流れを制御する第2の端子を含む第1導電型の第6
のトランジスタであって、その第1の端子が前記第2の
電圧源に接続され、その第3の端子が前記第4のトラン
ジスタの第1の端子に接続され、その第2の端子が前記
第3のトランジスタの第1の端子に接続された第6のト
ランジスタとをさらに備えたことを特徴とする。
【0024】第17の態様では、第14の態様におい
て、前記増幅器は、第1と第3の隔置された端子および
これら第1と第3の端子間の電流の流れを制御する第2
の端子を含む第1導電型の第5のトランジスタであっ
て、その第3の端子が前記第3のトランジスタの前記第
1の端子に接続され、その第2の端子が前記第4のトラ
ンジスタの第1の端子に接続された第5のトランジスタ
と、第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第
3の端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第
1導電型の第6のトランジスタであって、その第3の端
子が前記第4のトランジスタの第1の端子に接続され、
その第2の端子が前記第3のトランジスタの第1の端子
に接続された第6のトランジスタと、第1と第3の隔置
された端子およびこれら第1と第3の端子間の電流の流
れを制御する第2の端子を含む第1導電型の第7のトラ
ンジスタであって、その第3の端子が前記第5と第6の
トランジスタの第1の端子に接続され、その第1の端子
が第2の電圧源に接続され、その第2の端子が前記第3
と第4のトランジスタの第2の端子に接続された第7の
トランジスタとをさらに備えたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】図5に示すように、本発明の第1
の実施の形態によるラッチ型センス増幅器2は、第1の
入力信号ライン4と第2の入力信号ライン6を含む。第
1の入力信号ライン4と第2の入力信号ライン6は、低
レベルの差動小振幅入力信号対を受信する。入力信号ラ
イン4、6のおのおのに異なる入力電位が加えられる。
図6から分かるように、この2つの異なる入力電位はお
のおの全時間を通じて電源電圧より低い。この2つの入
力電位の間の差も全時間を通じて電源電圧よりも低い。
この2つの入力電位およびこれらの間の電位差は、両方
とも、時間0の後、0から次第に増加する。
【0026】再び図5に戻り、複数のMOSFETがこの好ま
しい実施の形態の回路に接続される。ただし、これらMO
SFETの少なくとも幾つかは、本発明の精神から逸脱する
ことなく、バイポーラ接合トランジスタ等の他のデバイ
スと置換することもできる。例えば、この回路のトラン
ジスタの機能がオン・オフにスイッチすることにある場
合は、これらの代わりに複数の従来のスイッチングデバ
イスを用いることもできる。
【0027】この好ましい実施の形態の各MOSFETのチャ
ネルは、n型かp型のいずれかから成る。この第1の好
ましい実施の形態の各MOSFETの導電型の属性を逆転した
場合、あるいはイネーブル信号の電圧の時間依存がこれ
とは異なる場合でも、この第1の実施の形態と同一では
ないが、類似する回路を実現することができ、これら幾
分異なる回路も本発明の範囲に入るものである。
【0028】この好ましい実施の形態の各MOSFETの各チ
ャネルは、MOSFETの第1のソース/ドレイン端子を第2
のソース/ドレイン端子から分離する。各MOSFETのゲー
ト端子は、自身のソース/ドレイン端子間の電流の流れ
を制御する。
【0029】増幅器2はさらに第1のn−チャネルMOSF
ET(NMOS)トランジスタQ1と第2のNMOSトランジスタQ
2を含む。第1のNMOSQ1の第1のソース/ドレイン端
子は第1の入力4に接続され、第2のNMOSQ2の第1の
ソース/ドレイン端子は第2の入力6に接続される。第
1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2のゲート端子は、それぞ
れ、第1のイネーブル信号ライン8に接続され、制御信
号を受信する。図6に示すように、このイネーブル信号
は、時間0においては、接地電位にある。従って、時間
0においては、第1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2はスイ
ッチオフされ、これらの端子間には対応する電位の電流
は流れない。
【0030】再び5Aに戻り、増幅器2はさらに第3の
NMOSトランジスタQ3と第4のNMOSトランジスタQ4を
含む。第3のNMOSQ3の第1のソース/ドレイン端子は
第1のNMOSQ1の第2のソース/ドレイン端子に接続さ
れ、第4のNMOSQ4の第1のソース/ドレイン端子は第
2のNMOSQ2の第2のソース/ドレイン端子に接続され
る。第1の出力10が第3のNMOSQ3の第2のソース/
ドレイン端子と第4のNMOSQ4のゲート端子の両方に接
続され、第2の出力12が第4のNMOSQ4の第2のソー
ス/ドレイン端子と第3のNMOSQ3のゲート端子の両方
に接続される。
【0031】第1のPMOSトランジスタQ5の第1のソー
ス/ドレイン端子は第1の出力10に接続され、ゲート
端子は第2の出力12に接続され、第2のソース/ドレ
イン端子は第1の電源14に接続される。第2のPMOSト
ランジスタQ6の第1のソース/ドレイン端子は第2の
出力12に接続され、ゲート端子は第1の出力10に接
続され、第2のソース/ドレイン端子は第2の電源16
に接続される。一つの好ましい実施の形態においては、
これら第1の電源14と第2の電源16は同一とされ
る。第2のイネーブル信号ライン22は、第1のイネー
ブル信号ライン8に供給されるのと同一の制御信号を受
信する。
【0032】第3のPMOSトランジスタQ7の第1のソー
ス/ドレイン端子は、第1のPMOSQ5と同様に、第1の
出力10に接続される。ただし、第3のPMOSQ7のゲー
ト端子は第2のイネーブル信号ライン22に接続され、
第2のソース/ドレイン端子は第3の電源18に接続さ
れる。第4のPMOSトランジスタQ8の第1のソース/ド
レイン端子は、第2のPMOSQ6と同様に、第2の出力1
2に接続される。ただし、第4のPMOSQ8のゲート端子
は第2のイネーブル信号ライン22に接続され、第2の
ソース/ドレイン端子は第4の電源20に接続される。
この好ましい実施の形態においては、第3の電源18と
第4の電源20は、第1の電源14あるいは第2の電源
16と同一とされる。
【0033】制御信号は、時間0においては低値である
ために、第3のPMOSQ7と第4のPMOSQ8は、この時点
においてはオン状態にある。従って、第1の出力10と
第2の出力12は、両方とも、図6に示すように、電源
電圧にプリチャージされる。出力10と出力12が高値
となるために、第3のNMOSQ3と第4のNMOSQ4は、両
方とも、時間0において、オンとなる。従って、第1の
NMOSQ1の第2のソース/ドレイン端子と第3のNMOSQ
3の第1のソース/ドレイン端子の間に位置する第1の
ノードN1の所の電位は、電源電圧からNMOSの閾値電圧
VTHnを差し引いた値となる。同様に、第2のNMOSQ2の
第2のソース/ドレイン端子と第4のNMOSQ4の第1の
ソース/ドレイン端子の間に位置する第2のノードN2
の所の電位は、電源電圧から閾値電圧VTHnを差し引いた
値となる。第1のPMOSQ5と第2のPMOSQ6のゲート端
子は、両方とも、時間0においては、高値の出力電圧に
接続されるため、これらトランジスタは、この時点にお
いては、両方ともオフ状態にある。
【0034】時間0の後に、第1の入力4と第2の入力
6の所の電位は、両方とも、次第に接地レベルから増加
するが、これら2つの入力の一方は、時間0後の全ての
時間において、他方よりも少し高い電位を持ち、第2の
入力6の電位と第1の入力4の電位の間の差は、時間0
の後に、次第に増加する。
【0035】第1の入力4と第2の入力6の間の電圧の
差が十分に生じた後に、第1のイネーブル信号ライン8
と第2のイネーブル信号ライン22の所の電位は、両方
とも、接地電位から電源電位にスイッチする。すると、
第3のPMOSQ7と第4のPMOSQ8は、両方とも、スイッ
チングオフされる。同時に、第1のNMOSQ1と第2のNM
OSQ2は、両方とも、スイッチオンされる。こうして、
第1の出力10が第3の電源18から切断され、第2の
出力12が第4の電源20から切断される。PMOSQ7と
Q8は、両方ともターンオフされ、出力10と出力12
は高値にとどまる。このために、NMOSQ3とQ4は、タ
ーンオンされた状態に保たれる。こうして、第1の出力
10が第1の入力4に接続され、第2の出力12が第2
の入力6に接続される。
【0036】イネーブル信号ライン8、22を低レベル
から高値にスイッチすると、第1のNMOSQ1、第2のNM
OSQ2、第3のPMOSQ7および第4のPMOSQ8のスイッ
チング動作により、第1の出力10と第2の出力12が
放電される。このため、第1のノードN1と第2のノー
ドN2の近傍に蓄電された電荷も、両方とも、放電され
る。ただし、入力ライン4の所の入力信号の電位の方が
入力ライン6の所の入力信号の電位より低いと想定した
場合、第1の出力10は第2の出力12より速く放電す
る。
【0037】第1の出力10の電位が一部はVTHpに基づ
いて決定される所定の電位以下に立ち下がると、第2の
PMOSQ6がスイッチオンする。第2のPMOSQ6がスイッ
チオンすると、第2の出力12が第2の電源16に接続
され、第2の出力12は電源電位に戻る。
【0038】第1の出力10の電位は、下降を続け、概
ねこれが接続される第1の入力4の電位に達するまで立
ち下がる。この時点で、第1の出力10と第2の出力1
2は、定常状態に達するが、この定常状態においては、
第1の出力10と第2の出力12の間の電位差は、第1
の入力4と第2の入力6の間の電位差より大きくなる。
さらに、第2の出力12の電位は、第1の入力4、第2
の入力6、あるいは第1の出力10のいずれよりも大き
くなる。
【0039】図6に示す本発明の第2の実施の形態によ
るラッチ型センス増幅器24は、第1の実施の形態の増
幅器2の全ての要素に加えて、第1のプルダウンNMOSト
ランジスタQ9と第2のプルダウンNMOSトランジスタQ
10を含む。第1のプルダウンNMOSトランジスタQ9の
第2のソース/ドレイン端子は第3のNMOSQ3の第1の
ソース/ドレイン端子に接続され、第2のプルダウンNM
OSトランジスタQ10の第2のソース/ドレイン端子は
第4のNMOSQ4の第1のソース/ドレイン端子に接続さ
れる。第1のプルダウンNMOSトランジスタQ9と第2の
プルダウンNMOSトランジスタQ10のゲート端子は、お
のおの、第1のイネーブル信号ライン8に接続され、第
1のソース/ドレイン端子は、おのおの、接地される。
時間0においては、これら2つのプルダウンNMOSQ9、
Q10は、イネーブルライン8に供給される制御信号が
低レベルであるためにオフ状態にある。制御信号が高値
の電位になると、これら2つのプルダウンNMOSQ9、Q
10は、スイッチオンされ、おのおののサイド(側)を
プルダウンする(低電位に落とす)。こうして第1のプ
ルダウンNMOSQ9と第2のNMOSトランジスタQ10がタ
ーンオンすると、より低い入力信号4が供給されるサイ
ド(側)がより速くプルダウンされ、入力信号対間の差
動を検出する速度が増加する。
【0040】図7に示す本発明の第3の実施の形態によ
るラッチ型センス増幅器26は、第2の実施の形態24
の全ての要素に加えて、カップリングNMOSトランジスタ
Q11を含む。さらに、図6に示す第2の実施の形態2
4とは対照的に、第1のプルダウンNMOSトランジスタQ
9の第1のソース/ドレイン端子も、第2のプルダウン
NMOSトランジスタQ10の第1のソース/ドレイン端子
も、第2の実施の形態の場合のようにアースには接続さ
れず、この第3の実施の形態では、これら第1のソース
/ドレイン端子は、カップリングNMOSQ11の第1のソ
ース/ドレイン端子に接続される。カップリングNMOSQ
11のゲート端子は第1のイネーブル信号ライン8に接
続され、第2のソース/ドレイン端子は接地される。加
えて、NMOSQ9のゲートは、NMOSQ10の第2のソース
/ドレイン端子に接続され、NMOSQ10のゲートは、NM
OSQ9の第2のソース/ドレイン端子に接続される。こ
うして、第1のプルダウンNMOSトランジスタQ9、第2
のプルダウンNMOSトランジスタQ10およびカップリン
グNMOSトランジスタQ11を含むこのシステム(系)
は、ラッチに対するトランジスタ結合タプルダウン機構
を構成する。動作においては、制御信号が高値になると
カップリングトランジスタQ11がターンオンし、Q9
とQ10の第1のソース/ドレイン端子を接地する。た
だし、トランジスタNMOSQ9とNMOSQ10は交差結合さ
れているために、片方のサイドが他方のサイドより強く
ターンオンされ、このため一定の電位がQ9とQ10の
ゲートに供給される第2の実施の形態24の場合より速
く差動が生成される。
【0041】図8に示す本発明の第4の実施の形態によ
るラッチ型センス増幅器28は、第3の実施の形態26
の全ての要素を含む。ただし、これら要素の接続が幾分
異なる。つまり、異なる点として、第1のプルダウンNM
OSトランジスタQ9の第2のソース/ドレイン端子は、
第3のNMOSQ3のそれではなく、第1のNMOSQ1の第1
のソース/ドレイン端子に接続され、第2のプルダウン
NMOSトランジスタQ10の第2のソース/ドレイン端子
は、第4のNMOSQ4のそれではなく、第2のNMOSQ2の
第1のソース/ドレイン端子に接続される。動作におい
ては、この第4の実施の形態28は第3の実施の形態2
6と類似する。
【0042】図10、11、12、13に示す4つの実
施の形態は、それぞれ、図5、7、8、9に示す最初の
4つの実施の形態の一つと概ね類似するが、さらに、並
列に接続された複数の入力ライン対を含む点が異なる。
より詳細には、図10に示す本発明の第5の実施の形態
102は、第1の実施の形態の全ての要素に加えて、さ
らにN個の入力ライン対を含む。入力ライン対(例え
ば、4、6と30、32)のおのおのは、入力信号対を
受信し、これら入力信号対は、対のNMOSトランジスタ
(例えば、Q1、Q2とQ1’、Q2’)に流れるが、
これらトランジスタ対は、イネーブルライン(例えば、
8と34)上に供給される制御信号によって制御され
る。これら入力ライン対は、Q3とQ4の第1のソース
/ドレイン端子に接続される。
【0043】一例として一つの入力ライン対が追加され
る場合は、第5のNMOSトランジスタQ1’と第6のNMOS
トランジスタQ2’も追加される。第5のNMOSQ1’の
第1のソース/ドレイン端子は、第3の入力信号ライン
30に接続され、ゲート端子は、第3のイネーブル信号
ライン34に接続され、第2のソース/ドレイン端子
は、第3のNMOSQ3の第1のソース/ドレイン端子に接
続される。第6のNMOSQ2’の第1のソース/ドレイン
端子は、第4の入力信号ライン32に接続され、ゲート
端子は、第3のイネーブル信号ライン34に接続され、
第2のソース/ドレイン端子は、第4のNMOSQ4の第1
のソース/ドレイン端子に接続される。こうして、本発
明の第5の実施の形態は、一つの共有のラッチへの複数
の入力を持つラッチ型センス増幅器を構成する。動作に
おいては、このセンス増幅器102は、入力ライン4と
6に供給される第1の対の低レベルの差動入力信号をイ
ネーブルライン8上に供給される第1の制御信号の制御
下で検出およびラッチし、あるいは入力ライン30と3
2上に供給される第2の対の低レベルの差動入力信号を
イネーブルライン34上に供給される第2の制御信号の
制御下で検出およびラッチする。
【0044】図11に示す第6の実施の形態124は、
第2の実施の形態の全ての要素に加えて、さらに並列に
接続された一つあるいは複数の追加の入力ライン対を含
む。一例として一つの入力ライン対が追加される場合
は、第3のプルダウンNMOSトランジスタQ9’と第4の
プルダウンNMOSトランジスタQ10’も追加される。第
3のプルダウンNMOSトランジスタQ9’の第2のソース
/ドレイン端子は、第3のNMOSQ3の第1のソース/ド
レイン端子に接続され、ゲート端子は、第3のイネーブ
ル信号ライン34に接続され、第1のソース/ドレイン
端子は、接地される。第4のプルダウンNMOSトランジス
タQ10’の第2のソース/ドレイン端子は、第4のNM
OSQ4の第1のソース/ドレイン端子に接続され、ゲー
ト端子は、第3のイネーブル信号ライン34に接続さ
れ、第1のソース/ドレイン端子は、接地される。こう
して、本発明の第6の実施の形態は、一つの共有のラッ
チへの複数の入力を持ち、かつ、プルダウン機構を備え
るラッチ型のセンス増幅器を構成する。
【0045】図12に示す第7の実施の形態126は、
第3の実施の形態26の全ての要素に加えて、さらに並
列に接続された一つあるいは複数の追加の入力ライン対
を含む。一例として一つの入力ライン対が追加される場
合は、第6の実施の形態124の要素と、第2のカップ
リングNMOSQ11’が追加される。さらに、図11に示
す第6の実施の形態124とは対照的に、第3のプルダ
ウンNMOSQ9’の第1のソース/ドレイン端子と、第4
のプルダウンNMOS10’の第1のソース/ドレイン端子
のいずれも、アースには接続されず、この第7の実施の
形態126においては、第3のプルダウンNMOSQ9’の
第1のソース/ドレイン端子と、第4のプルダウンNMOS
10’の第1のソース/ドレイン端子は、両方とも、第
2のカップリングNMOSQ11’の第2のソース/ドレイ
ン端子に接続される。第2のカップリングNMOSQ11’
のゲート端子は、第3のイネーブル信号ライン34に接
続され、第2のカップリングNMOSQ11’の第1のソー
ス/ドレイン端子は、接地される。こうして、本発明の
第7の実施の形態126は、一つの共有のラッチへの複
数の入力を持ち、かつ、トランジスタ結合プルダウン機
構を備えるラッチ型のセンス増幅器を構成する。
【0046】図13に示す第8の実施の形態128は、
第4の実施の形態28の全ての要素に加えて、さらに並
列に接続された一つあるいは複数の追加の入力ライン対
を含む。一つの入力ライン対が追加された一例としての
システムは、第7の実施の形態126の要素を含む。第
8の実施の形態128は、第7の実施の形態126と
は、第1と第3のプルダウンNMOSQ9、Q9’のおのお
のの第2のソース/ドレイン端子が、第3のNMOSQ3の
それではなく、それぞれ、第1と第5のNMOSQ1、Q
1’の第1のソース/ドレイン端子に接続され、第2と
第4のプルダウンNMOSQ10、Q10’のおのおの第2
のソース/ドレイン端子が、第4のNMOSQ4のそれでは
なく、それぞれ、第2と第6のNMOSQ2、Q2’の第1
のソース/ドレイン端子に接続される点が異なる。
【0047】図14に示す本発明の第9の実施の形態3
6は第1の実施の形態2の全ての要素を含む。ただし、
異なる点として、第1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2の第
2のソース/ドレイン端子が、それぞれ、第3のNMOSQ
3と第4のNMOSQ4の第1のソース/ドレイン端子に接
続される代わりに、第1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2の
第1のソース/ドレイン端子は、それぞれ、第3のNMOS
Q3と第4のNMOSQ4の第2のソース/ドレイン端子に
接続される。こうして、第3のNMOSQ3の第1のソース
/ドレイン端子は第1の入力4に接続され、第4のNMOS
Q4の第1のソース/ドレイン端子は第2の入力6に接
続される。さらに、第3と第4のNMOSQ3、Q4の第2
のソース/ドレイン端子が、それぞれ、出力10、12
と接続される代わりに、第1のNMOSQ1の第2のソース
/ドレイン端子は第1の出力10に接続され、第2のNM
OSQ2の第2のソース/ドレイン端子は第2の出力12
に接続される。第1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2のゲー
ト端子は、図5の第1の実施の形態と同様に、第1のイ
ネーブル信号8に接続され、第3のNMOSQ3と第4のNM
OSQ4のゲート端子は、これも第1の実施の形態と同様
に、それぞれ、第2の出力12と第1の出力10に接続
される。さらに、4つのPMOSQ5、Q6、Q7、Q8
も、図5の第1の実施の形態と同様に接続される。動作
においては、イネーブルライン8上に供給される制御信
号が高値の電位に達する前は、入力ライン4、6上の入
力信号は、NMOSQ3、Q4(これらはオン状態にある)
を通過し、ノードN1、N2の所に出現する。Q1とQ
2が制御信号によってスイッチオンされると、より低い
電位を持つサイド(側)が出力10あるいは12をプル
ダウンする。
【0048】図15に示す本発明の第10の実施の形態
38は第2の実施の形態の全ての要素を含む。第9の実
施の形態と同様に、異なる点として、第1のNMOSQ1と
第2のNMOSQ2の第2のソース/ドレイン端子が、それ
ぞれ、第3のNMOSQ3と第4のNMOSQ4の第1のソース
/ドレイン端子に接続される代わりに、第3のNMOSQ3
と第4のNMOSQ4の第2のソース/ドレイン端子は、そ
れぞれ、第1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2の第1のソー
ス/ドレイン端子に接続される。こうして、第3のNMOS
Q3の第1のソース/ドレイン端子は第1の入力4に接
続され、第4のNMOSQ4の第1のソース/ドレイン端子
は第2の入力6に接続される。さらに、第1のNMOSQ1
の第2のソース/ドレイン端子は第1の出力10に接続
され、第2のNMOSQ2の第2のソース/ドレイン端子
は、第2の出力12に接続される。第1のNMOSQ1と第
2のNMOSQ2のゲート端子は、図7の第2の実施の形態
と同様に、第1のイネーブル信号8に接続され、第3の
NMOSQ3と第4のNMOSQ4のゲート端子も、第6の実施
の形態と同様に、それぞれ、第2の出力12と第1の出
力10に接続される。さらに、4つのPMOSQ5、Q6、
Q7、Q8は、図7の第2の実施の形態と同様に接続さ
れる。動作においては、図14の実施の形態と同様に、
入力ライン4と6上の入力信号は、イネーブルライン8
上の制御信号が高値に到達するまでは、NMOSQ3とQ4
を通過する。さらに、トランジスタQ9、Q10がQ3
とQ4の第2のソース/ドレイン端子に結合されている
ために、入力信号の電圧がQ9とQ10の閾値電圧VTHN
を超えると、トランジスタQ9とQ10の交差結合プル
ダウン効果が制御信号が高値に達する前であっても開始
される。
【0049】図16に示す本発明の第11の実施の形態
40は第3の実施の形態26の全ての要素を含む。第1
1の実施の形態40は、第3の実施の形態26と、第1
のNMOSQ1と第2のNMOSQ2の第2のソース/ドレイン
端子が、それぞれ、第3のNMOSQ3と第4のNMOSQ4の
第1のソース/ドレイン端子に接続される代わりに、第
3のNMOSQ3と第4のNMOSQ4の第2のソース/ドレイ
ン端子は、それぞれ、第1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2
の第1のソース/ドレイン端子に接続される点が異な
る。こうして、第3のNMOSQ3の第1のソース/ドレイ
ン端子は第1の入力4に接続され、第4のNMOSQ4の第
1のソース/ドレイン端子は、第2の入力6に接続され
る。さらに、第1のNMOSQ1の第2のソース/ドレイン
端子は第1の出力10に接続され、第2のNMOSQ2の第
2のソース/ドレイン端子は第2の出力12に接続され
る。第1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2のゲート端子は、
図8の第3の実施の形態と同様に、第1のイネーブル信
号8に接続され、第3のNMOSQ3と第4のNMOSQ4も、
同様に、それぞれ、第2の出力12と第1の出力10に
接続される。さらに、4つのPMOSQ5、Q6、Q7、Q
8トランジスタも、図8の第3の実施の形態と同様に接
続される。
【0050】上述の本発明のラッチ型センス増幅器の1
1個の実施の形態のおのおのは、低レベルの差動小振幅
入力信号を検出および増幅する機能を持つ。各実施の形
態において、第1の入力4と第2の入力6との間に電位
差が出現すると、イネーブル信号が低レベルから高レベ
ルにスイッチする。イネーブル信号が低レベルの間は、
第1のNMOSQ1と第2のNMOSQ2はオフ状態にあり、こ
れら2つのソース/ドレイン端子間のこれらチャネルに
電流は殆ど流れない。他方、第3のPMOSQ7と第4のPM
OSQ8はオン状態にあり、第1の出力と第2出力10、
12が、それぞれ、電源18、20に接続される。第1
の入力4と第2の入力6の間の電位差が閾値に達し、イ
ネーブル信号が高レベルになると、第1のNMOSQ1と第
2のNMOSQ2がターンオンし、第1の入力4と第2の入
力6が、このラッチ回路に、より詳細には、それぞれ、
第3のNMOSQ3と第4のNMOSQ4に、接続される。同時
に、第3のPMOSQ7と第4のPMOSQ8がターンオフし、
第1の出力と第2の出力10、12が、それぞれ、電源
18、20から切断される。
【0051】すると、第1の出力10と第2の出力12
は、放電を開始する。ただし、ここで、第1の出力10
の方が第2の出力12より、第1の出力4の電位の方が
第2の入力6の電位より低いために速く放電する。この
ため、第1の出力が、第4のNMOSQ4はターンオフする
が、第2のPMOS16はオン状態にとどまるのに十分に短
期間低レベルになり、結果として、第2の出力12が第
2の入力6から切断され、第2の入力12が第2の電源
16に接続される。このため、第1の出力10は、低レ
ベルに放電するが、第2の出力は高レベルにとどまる。
結果として、低レベルの差動小振幅入力信号が増幅さ
れ、ほぼ電源と接地電位との間の電位差に相当する差動
出力が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、差動入
力信号対を形成する入力信号対を受信する入力信号対ラ
イン、この入力信号対の一つに接続された第1およびこ
れと隔置された第3の端子とこれら第1の第2の端子間
の電流の流れを制御するとともに出力対を構成する第2
の端子を持つ第1導電型のトランジスタ対、各トランジ
スタ対の第3の端子と電圧源との間の接続/切断を制御
するスイッチング回路を有しており、低レベルの微小な
差動入力信号対の電位差に応じて、第1の出力は高レベ
ルから低レベルにスイッチするが、第2の出力は高レベ
ルにとどまるため、低レベルの微小なスイング入力信号
を高速に検出および増幅する事が可能となる。
【0053】また、センス増幅器が複数の入力を持つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による第1のセンス増幅器の回路図
である。
【図2】従来の技術による第2のセンス増幅器の回路図
である。
【図3】従来の技術による第3のセンス増幅器の回路図
である。
【図4】従来の技術による第4のセンス増幅器の回路図
である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるセンス増幅器
の回路図である。
【図6】図5の回路の様々なポイントにおける様々な信
号の電位を示すグラフである。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるラッチ型セン
ス増幅器の回路図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態によるラッチ型セン
ス増幅器の回路図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態によるラッチ型セン
ス増幅器の回路図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態によるラッチ型セ
ンス増幅器の回路図である。
【図11】本発明の第6の実施の形態によるラッチ型セ
ンス増幅器の回路図である。
【図12】本発明の第7の実施の形態によるラッチ型セ
ンス増幅器の回路図である。
【図13】本発明の第8の実施の形態によるラッチ型セ
ンス増幅器の回路図である。
【図14】本発明の第9の実施の形態によるラッチ型セ
ンス増幅器の回路図である。
【図15】本発明の第10の実施の形態によるラッチ型
センス増幅器の回路図である。
【図16】本発明の第11の実施の形態によるラッチ型
センス増幅器の回路図である。
【符号の説明】
Q1 第1のNMOSトランジスタ Q2 第2のNMOSトランジスタ Q3 第3のNMOSトランジスタ Q4 第4のNMOSトランジスタ Q5 第1のPMOSトランジスタ Q6 第2のPMOSトランジスタ Q7 第3のPMOSトランジスタ Q8 第4のPMOSトランジスタ 4 第1の入力信号ライン 6 第2の入力信号ライン 8 第1のイネーブル信号ライン 10 第1の出力 12 第2の出力 N1 第1のノード N2 第2のノード 14 第1の電源 16 第2の電源 18 第3の電源 20 第4の電源 22 第2のイネーブル信号ライン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差動入力信号対を形成する第1および第2
    の入力信号をそれぞれ受信する第1の入力信号ラインお
    よび第2の入力ラインと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第1のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第1の入力信号を受信するために前記第1の入力信
    号ラインに電気的に接続された第1のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第2のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第2の入力信号を受信するために電気的に前記第2
    の入力信号ラインに接続された第2のトランジスタと、 前記第1と第2のトランジスタの各第3の端子を選択的
    に第1の電圧源に接続するための第1のスイッチング回
    路と、 前記第1と第2のトランジスタの各第3の端子を選択的
    に前記第1の電圧源に接続するための第2のスイッチン
    グ回路とを備え、 前記第2のトランジスタの第3の端子を前記第1のトラ
    ンジスタの第2の端子に接続することにより第1の出力
    が形成され、 前記第1のトランジスタの第3の端子を前記第2のトラ
    ンジスタの第2の端子に接続することにより第2の出力
    が形成され、 前記第1と第2の出力が出力信号とその反転信号を供給
    し、 前記入力信号対が差動閾値に達したとき、前記第1の出
    力が高レベルから低レベルにスイッチし、前記第2の出
    力は前記高レベルにとどまることを特徴とするセンス増
    幅器。
  2. 【請求項2】前記第1のスイッチング回路は、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第2導
    電型の第3のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第1のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第2の
    端子が制御信号を受信する第3のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第2導
    電型の第4のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第2のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第2の
    端子が前記制御信号を受信する第4のトランジスタとを
    備え、 前記第2のスイッチング回路は、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第2導
    電型の第5のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第1のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第2の
    端子が前記第2のトランジスタの第3の端子に接続され
    た第5のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第2導
    電型の第6のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第2のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第2の
    端子が前記第1のトランジスタの前記第3の端子に接続
    された第6のトランジスタと、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のセンス増幅
    器。
  3. 【請求項3】前記第1のトランジスタの第1の端子を前
    記第1の入力信号ラインに接続し、前記第2のトランジ
    スタの第1の端子を前記第2の入力ラインに接続する第
    3のスイッチング回路をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のセンス増幅器。
  4. 【請求項4】前記増幅器は、第3の入力信号ラインおよ
    び第4の入力信号ラインをさらに備え、これらがそれぞ
    れ第3および第4の入力信号を受信し、これら第3と第
    4の入力信号がもう一つの差動入力対を形成し、前記第
    1のトランジスタの第1の端子が前記第3の入力信号を
    受信するように前記第3の入力信号ラインに電気的に結
    合され、前記第2のトランジスタの第1の端子が前記第
    4の入力信号を受信するように前記第4の入力信号ライ
    ンに電気的に結合されたことを特徴とする請求項1に記
    載のセンス増幅器。
  5. 【請求項5】差動入力信号対を形成する第1と第2の入
    力信号をそれぞれ受信する第1の入力信号ラインと第2
    の入力ラインと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第1のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第1の入力信号を受信するために電気的に前記第1
    の入力信号ラインに接続された第1のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第2のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第2の入力信号を受信するために電気的に前記第2
    の入力信号ラインに接続された第2のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第3のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第1のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第2の端子が第1の制御信号に接続された第3のトラン
    ジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含み第1導
    電型の第4のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第2のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第2の端子が第2の制御信号に接続された第4のトラン
    ジスタと 前記第3と第4のトランジスタの第3の端子を第1の電
    圧源に接続するための第1のスイッチング回路と、 前記第3と第4のトランジスタの第3の端子を前記第1
    の電圧源に接続するための第2のスイッチング回路とを
    備え、 前記第4のトランジスタの第3の端子が前記第1のトラ
    ンジスタの第2の端子に電気的に接続されて第1の出力
    を形成し、 前記第3のトランジスタの第3の端子が前記第2のトラ
    ンジスタの第2の端子に電気的に接続されて第2の出力
    を形成し、 前記第1と第2の出力が出力信号とその反転信号を供給
    し、 前記入力信号対が差動閾値に達したとき、前記第1の出
    力が高レベルから低レベルにスイッチし、前記第2の出
    力は前記高レベルにとどまることを特徴とするセンス増
    幅器。
  6. 【請求項6】前記第1のスイッチング回路は、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第2導
    電型の第5のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第3のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第2の
    端子が第2の制御信号に接続された第5のトランジスタ
    と、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第2導
    電型の第6のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第4のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第2の
    端子が前記第2の制御信号に接続された第6のトランジ
    スタとを備え、 前記第2のスイッチング回路は、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第2導
    電型の第7のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第3のトランジスタの第3の端子に接続され、その
    第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第2の
    端子が前記第4のトランジスタの前記第3の端子に接続
    された第7のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第2導
    電型の第8のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第4のトランジスタの前記第3の端子に接続され、
    その第3の端子が前記第1の電圧源に接続され、その第
    2の端子が前記第3のトランジスタの第3の端子に接続
    された第8のトランジスタとを備えたことを特徴とする
    請求項5に記載のセンス増幅器。
  7. 【請求項7】前記増幅器は、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第5のトランジスタであって、その第1の端子が
    第2の電圧源に接続され、その第3の端子が前記第3の
    トランジスタの第1の端子に接続され、その第2の端子
    が前記第4のトランジスタの第1の端子に接続された第
    5のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第6のトランジスタであって、その第1の端子が
    前記第2の電圧源に接続され、その第3の端子が前記第
    4のトランジスタの第1の端子に接続され、その第2の
    端子が前記第3のトランジスタの第1の端子に接続され
    た第6のトランジスタとをさらに備えたことを特徴とす
    る請求項5に記載のセンス増幅器。
  8. 【請求項8】前記増幅器は、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第5のトランジスタであって、その第3の端子が
    前記第3のトランジスタの前記第1の端子に接続され、
    その第2の端子が前記第4のトランジスタの第1の端子
    に接続された第5のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第6のトランジスタであって、その第3の端子が
    前記第4のトランジスタの第1の端子に接続され、その
    第2の端子が前記第3のトランジスタの第1の端子に接
    続された第6のトランジスタと、 第1と第3の隔置された端子およびこれら第1と第3の
    端子間の電流の流れを制御する第2の端子を含む第1導
    電型の第7のトランジスタであって、その第3の端子が
    前記第5と第6のトランジスタの第1の端子に接続さ
    れ、その第1の端子が第2の電圧源に接続され、その第
    2の端子が前記第3と第4のトランジスタの第2の端子
    に接続された第7のトランジスタとをさらに備えたこと
    を特徴とする請求項5に記載のセンス増幅器。
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