JP6645933B2 - データラッチ回路および半導体装置 - Google Patents

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Description

実施形態は、データラッチ回路に関する。
データラッチは、種々の装置において使用される。
特開2014−149889号公報
より小さい面積を有するデータラッチ回路を提供しようとするものである。
一実施形態によるデータラッチ回路は、第1入力および第1出力を有し、第1ノードおよび第2ノードを有する第1インバータ回路を含む。第2インバータ回路は、第1電位を有する第1電位ノードと前記第1電位より低い第2電位を有する第2電位ノードとの間に接続され、前記第1出力と接続された第2入力と、前記第1入力と接続された第2出力と、を有する。第1トランジスタは、前記第1ノードと、前記第1電位ノードとの間に接続されている。第2トランジスタは、前記第2ノードと、前記第2電位ノードとの間に接続さ、ゲート電極を含む。第1スイッチ回路は、前記第1出力と第3ノードとの間に接続され、第3トランジスタおよび第4トランジスタを含む。前記第3トランジスタは、前記第1出力と接続された第1端子、前記第3ノードと接続された第2端子、およびゲート電極を含む。前記第4トランジスタは、前記第1出力と接続された第3端子、前記第3ノードと接続された第4端子、およびゲート電極を含む。前記第2トランジスタの前記ゲート電極および前記第4トランジスタのゲート電極は共通の制御信号を受け取る
より小さい面積を有するデータラッチ回路を提供できる。
第1実施形態の半導体記憶装置の機能ブロックを示す。 第1実施形態のセルアレイの一部の要素および接続を示す。 第1実施形態のデータラッチの要素および関連する要素ならびにこれらの接続を示す。 第1実施形態のデータラッチ回路の要素および接続を示す。 第1実施形態のデータラッチ回路のレイアウトおよびその制御のための信号を伝送する配線の配置を示す。 第1実施形態のデータラッチ回路の第1動作の間のトランジスタおよび信号の状態を示す。 第1実施形態のデータラッチ回路の第2動作の間のトランジスタおよび信号の状態を示す。 第1実施形態のデータラッチ回路の第3動作の間のトランジスタおよび信号の状態を示す。 第1実施形態のデータラッチ回路の第4動作の間のトランジスタおよび信号の状態を示す。 第1実施形態のデータラッチ回路の第5動作の間のトランジスタおよび信号の状態を示す。 第1実施形態のデータラッチ回路のあるノードの電位を時間に沿って示す。 比較用データラッチ回路の要素および接続を示す。 比較用データラッチ回路のレイアウトおよびその制御のための信号を伝送する配線の配置を示す。 第2実施形態のデータラッチの要素および関連する要素ならびにこれらの接続を示す。 第2実施形態のデータラッチ回路の要素および接続を示す。 第2実施形態のデータラッチ回路のレイアウトおよびその制御のための信号を伝送する配線の配置を示す。 第2実施形態のデータラッチ回路の第1動作の間のトランジスタおよび信号の状態を示す。 第2実施形態のデータラッチ回路の第2動作の間のトランジスタおよび信号の状態を示す。
以下に実施形態が図面を参照して記述される。以下の記述において、略同一の機能および構成を有する構成要素は同一符号を付され、繰り返しの説明は省略される場合がある。ある実施形態についての記述はすべて、明示的にまたは自明的に排除されない限り、別の実施形態の記述としても当てはまる。各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定しない。
明細書および特許請求の範囲において、「接続」とは、直接的な接続および導電性の要素を介した接続を含む。
(第1実施形態)
<1.1.構成(構造)>
図1は、第1実施形態の半導体記憶装置1の機能ブロックを示す。図1に示されるように、記憶装置1は、メモリコントローラ2と通信し、メモリコントローラ2の制御に従って動作する。
記憶装置1は、メモリセルアレイ11、入出力回路12、入出力制御回路13、制御回路(シーケンサ)14、電位生成回路15、ドライバ16、センスアンプ17、カラムデコーダ18、データラッチ(データキャッシュ)19、およびロウデコーダ20等の要素を含む。
セルアレイ11は複数のメモリブロックBLK(BLK0、BLK1、…)を含む。ブロックBLKは、例えばデータの消去単位であり、各ブロックBLK中のデータは一括して消去される。ただし、1つのブロックBLKより小さい単位(例えばブロックBLKの半分)でデータが消去されてもよい。
各ブロックBLKは複数のストリングユニットSU(SU0、SU1、…)を含む。各ストリングユニットSUは複数のNANDストリングSTR(STR0、STR1、…)を含む。ストリングSTRは、セルトランジスタMTを含む。セルアレイ11にはさらにワード線WL、ビット線BL、セルソース線CELSRC、および選択ゲート線SGDLならびにSGSL等の配線が設けられている。
入出力回路12は、メモリコントローラ2との間で、あるビット幅(例えば8ビット)を有する信号I/O(I/O0〜I/O7)を送信および受信する。信号I/Oは、コマンド、プログラムデータまたは読み出しデータ、およびアドレス信号等を含む。プログラムデータは、メモリコントローラ2から送信され、セルトランジスタMTにプログラムされるデータである。読み出しデータは、セルトランジスタMTから読み出され、メモリコントローラ2に送信されるデータである。入出力回路12は、信号I/O0〜I/O7のそれぞれのための計8つのパッド(図示せず)を含む。信号I/O0〜I/O7の各々は、1つのパッドにおいて送信または受信される。
入出力制御回路13は、メモリコントローラ2から種々の制御信号を受け取り、制御信号に基づいて、入出力回路12を制御する。制御信号は、例えば信号CEn、CLE、ALE、WEn、REn、およびWPnを含む。信号の名称の末尾のnは、信号がローレベルの場合にアサートされていることを意味する。
アサートされている信号CEnは、記憶装置1をイネーブルにする。アサートされている信号CLEは、アサートされている信号CLEと並行して記憶装置1に流れる信号I/Oがコマンドであることを記憶装置1に通知する。アサートされている信号ALEは、アサートされている信号ALEと並行して記憶装置1に流れる信号I/Oがアドレス信号であることを記憶装置1に通知する。アドレス信号は、アドレスを含んだ信号である。アサートされている信号WEnは、アサートされている信号WEnと並行して記憶装置1に流れる信号I/Oを取り込むことを記憶装置1に指示する。アサートされている信号REnは、記憶装置1に信号I/Oを出力することを指示する。アサートされている信号WPnは、データのプログラムおよび消去の禁止を記憶装置1に指示する。
制御回路14は、入出力回路12からコマンドおよびアドレス信号を受け取り、コマンドおよびアドレス信号に基づいて、電位生成回路15、ドライバ16、センスアンプ17、ロウデコーダ20を制御する。制御回路14は、信号RY/BYnを出力する。信号RY/BYnは、記憶装置1がレディー状態であるか、ビジー状態であるかを示し、ローレベルによってビジー状態を示す。レディー状態の記憶装置1は、外部から命令を受け付ける。ビジー状態の記憶装置1は、外部からの命令を受け付けない。
電位生成回路15は、記憶装置1の外部から電源(図示せぬ電源電位)を受け取り、電源電位から種々の電位(電圧)を生成する。生成された電位は、ドライバ16およびセンスアンプ17等の要素に供給される。電位生成回路15によって生成される電位は、例えば、ワード線WL、選択ゲート線SGDLおよびSGSL、ならびにソース線CELSRCに印加される電位を含む。ドライバ16は、電位生成回路15によって生成された電位を受け取り、制御回路14の制御に従って、受け取られた電位のうちの選択されたものをロウデコーダ20に供給する。
ロウデコーダ20は、ドライバ16から種々の電位を受け取り、入出力回路12からアドレス信号を受け取り、受け取られたアドレス信号に基づいて1つのブロックBLKを選択し、選択されたブロックBLKにドライバ16からの電位を転送する。
センスアンプ17は、セルトランジスタMTからの読み出しデータをセンスし、また、プログラムデータをセルトランジスタMTに転送する。
データラッチ19は、入出力回路12からのプログラムデータを保持し、プログラムデータをセンスアンプ17に供給する。また、データラッチ19は、センスアンプ17から読み出しデータを受け取り、カラムデコーダ18の制御に従って、読み出しデータを入出力回路12に供給する。カラムデコーダ18は、アドレス信号に基づいて、データラッチ19を制御する。
<1.1.1.セルアレイ>
次に、セルアレイ11の詳細の例が図2を参照して記述される。図2は、一実施形態のセルアレイ11の一部の要素および接続の例を示す。図2は、特に1つのブロックBLK0の詳細、および関連する要素を示す。複数の(例えば全ての)ブロックBLKは、みな同様に接続された同様の要素を含む。
各ブロックBLKは、ストリングユニットSU0〜SU3を含む。m(mは自然数で例えば4096)本のビット線BL0〜BLm−1の各々は、各ブロックBLKにおいて、4つのストリングユニットSU0〜SU3の各々からの1つのストリングSTRと接続されている。
各ストリングSTRは、1つの選択ゲートトランジスタST(ST0〜ST3、)複数(例えば8つ)のメモリセルトランジスタMT0〜MT7、および1つの選択ゲートトランジスタDT(DT0〜DT3)を含む。トランジスタST、MT、DTは、この順で、ソース線CELSRCと1つのビット線BLとの間に直列に接続されている。セルトランジスタMTは、制御ゲート電極(ワード線WL)、および周囲から絶縁された電荷蓄積層を含み、電荷蓄積層中の電荷の量に基づいてデータを不揮発に保持することができる。
相違する複数のビット線BLと一対一で接続されたストリングSTRの組は1つのストリングユニットSUを構成する。各ストリングユニットSUにおいて、各α(αは0および7以下の自然数のいずれか)について、セルトランジスタMTαのゲートは、ワード線WLαに接続されている。さらに、各ブロックBLKにおいて、相違するストリングユニットSU中のワード線WLαも相互に接続されている。1つのストリングユニットSU中でワード線WLを共有するセルトランジスタMTの組は、セルユニットCUと称される。
各β(βは0および3以下の自然数のいずれか)について、トランジスタDTβおよびSTβはストリングユニットSUβに属する。
各βについて、ストリングユニットSUβの複数のストリングSTRの各々のトランジスタDTβのゲートは選択ゲート線SGDLβに接続されている。各βについて、ストリングユニットSUβの複数のストリングSTRの各々のトランジスタSTβのゲートは選択ゲート線SGSLβに接続されている。1つのブロックBLK中の複数のストリングユニットSUの選択ゲート線SGSLは相互に接続されていてもよい。
<1.1.2.データラッチ>
データラッチ19は、図3に示される要素および接続を有する。図3は、第1実施形態のデータラッチ19の要素および関連する要素ならびにこれらの接続を示す。図3に示されるように、データラッチ19は、例えばk(kは自然数)個のデータラッチ回路カラムLCを含む。各データラッチ回路カラムLCは、複数のデータラッチ回路DLCを含む。各データラッチ回路カラムLCは、例えば2カラム分の計16個のラッチ回路DLC0〜DLC15を含む。以下の記述は、この例に基づく。各γ(γはk以下の自然数のいずれか)について、データラッチ回路DLC0<γ>〜DLC15<γ>は、カラム2γおよびカラム2γ+1のために設けられている。
データラッチ19は、ビット線BLの数(例えば4096本)と同じ数のデータラッチ回路DLCを含んでいる。データラッチ回路DLCは、みな同じ要素および接続を有する。
データラッチ回路DLC0は、第1カラムのための配線I/O0(I/O0<0>)上で伝送されるデータを保持する。同様に、データラッチ回路DLC1〜DLC7は、それぞれ、第1カラムのための、配線I/O1〜I/O7(I/O1<0>〜I/O7<0>)上で伝送されるデータを保持する。データラッチ回路DLC8〜DLC15は、それぞれ、第2カラムのための、配線I/O0〜I/O7(I/O0<1>〜I/O7<1>)上で伝送されるデータを保持する。各ε(εは0〜15の自然数のいずれか)について、データラッチ回路DLCεの組は1ページの大きさのデータを保持する。
データラッチ回路カラムLCにおいて、その全てのデータラッチ回路DLCは、1つのデータバスDBUSにより相互に接続されている。データバスDBUSは、さらに、センスアンプ17に接続されている。センスアンプ17は、図示せぬセンスアンプ回路およびデータラッチ回路を含む。
各データバスDBUSは、さらに、充電回路31および放電回路32と接続されている。充電回路31は、データバスDBUSと、電源電位VDDを供給されるノード(電源電位ノードVDD)と、の間のpチャネルMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)TP10を含む。電源電位VDDは、例えば1.8Vである。トランジスタTP10は、ゲートにおいて、制御回路14から、信号DPCを受け取る。放電回路32は、データバスDBUSと、接地電位VSSを供給されるノード(接地電位ノードVSS)と、の間のnチャネルMOSFET TN10を含む。トランジスタTN10は、ゲートにおいて、制御回路14から、信号DDSを受け取る。
データラッチ19中の複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLC0(DLC0<0>、DLC0<2>、…、DLC0<k>)は、1つのデータバスXBUSに接続されている。同様に、各ε(εは上記のように0〜15の自然数のいずれか)について、データラッチ19中の複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCεは、1つのデータバスXBUSに接続されている。データバスXBUSは、入出力回路12(図1を参照)に接続されている。すなわち、データラッチ回路DLCは、記憶装置1中で最も入出力回路12に近いデータラッチ回路であり、記憶装置1に入力される信号にとって最初のデータラッチ回路である。
<1.1.2.1.データラッチ回路>
各データラッチ回路DLCは、図4に示される要素および接続を有する。図4は、第1実施形態のデータラッチ回路DLCの要素および接続を示す。
図4に示されるように、データラッチ回路DLCは、pチャネルMOSFET TP1〜TP4、およびnチャネルMOSFET TN1〜TN5を含んでいる。
トランジスタTP1およびTN1は、データバスXBUSとノードLATとの間に並列に接続されており、スイッチ回路を構成する。トランジスタTP1は、ゲートにおいて制御回路14から信号XNLを受け取る。トランジスタTN1は、ゲートにおいて制御回路14から信号XPLを受け取る。
データバスXBUSは、さらに、充電回路33と接続されている。充電回路33は、データバスXBUSと電源電位ノードVDDとの間のpチャネルMOSFET TP11を含む。トランジスタTP11は、ゲートにおいて、制御回路14から、信号XPCを受け取る。
トランジスタTP2、TP3、TN2、およびTN3は、クロス接続されたインバータ回路XIVを構成する。すなわち、トランジスタTP2およびTN2は第1インバータ回路を構成し、ノードLATにおいて直列接続され、ゲートをノードINVと接続されている。ノードLATおよびINVは、それぞれ、第1インバータ回路の出力および入力として機能する。トランジスタTP3およびTN3は、第2インバータ回路を構成し、ノードINVにおいて直列接続され、ゲートをノードLATと接続されている。ノードLATおよびINVは、それぞれ、第2インバータ回路の入力および出力として機能する。
トランジスタTP2の電流経路の2つの端のうち、ノードLATと反対側の端は、トランジスタTP4を介して電源電位ノードVDDと接続されている。トランジスタTP4は、ゲートにおいて、制御回路14から信号XLLを受け取り、スイッチ回路として機能し、スイッチ回路として機能する。
トランジスタTP3の電流経路の2つの端のうち、ノードINVと反対側の端は、電源電位ノードVDDと接続されている。
トランジスタTN2の電流経路の2つの端のうち、ノードLATと反対側の端は、トランジスタTN4を介して接地電位ノードVSSと接続されている。トランジスタTN4は、ゲートにおいて、制御回路14から信号XNLを受け取り、スイッチ回路として機能する。
トランジスタTN3の電流経路の2つの端のうち、ノードINVと反対側の端は、接地電位ノードVSSと接続されている。
ノードLATは、さらに、トランジスタTN5を介して、対応する1つのデータバスDBUSと接続されている。トランジスタTN5は、ゲートにおいて、制御回路14から信号XTIを受け取り、スイッチ回路として機能する。
信号XTIおよびXNLはデータラッチ回路DLCのある組によって共用されており、信号XLLおよびXPLはデータラッチ回路DLCの別の組によって共用されている。このことが、次に、図5を参照して記述される。
<1.1.2.2.データラッチ回路および制御配線の配置>
図5は、第1実施形態のデータラッチ回路DLCのレイアウトおよびデータラッチ回路DLCを制御するための信号を伝送する配線の配置を示す。図5において、x軸およびy軸は、互いに直交する。x軸およびy軸はxy面を構成し、xy面は記憶装置1が形成される半導体基板の表面に沿う。すなわち、記憶装置1は半導体基板の表面上に形成され、図5は半導体基板の表面に沿った様子を示す。z軸は、xy面と直交する。図5では、図3に描かれているデータバスXBUSおよびDBUSは省略されている。
図5に示されるように、データラッチ回路DLCは、xy面に沿って行列状に配置されている。すなわち、複数のデータラッチ回路カラムLCがx軸に沿って並んでおり、各データラッチ回路カラムLCはy軸に沿って延びる。より具体的には、以下の通りである。データラッチ回路DLCの行列の第1列上に、データラッチ回路DLC0<0>〜DLC15<0>が、DLCε<0>のεの昇順にy軸に沿って並ぶ。同様に、各γについて、データラッチ回路DLCε<γ>はεの昇順にy軸に沿って並ぶ。データラッチ回路カラムLCは、γの昇順に、x軸に沿って並ぶ。
また、各γについてデータラッチ回路DLC0<γ>、すなわち、DLC0<0>、DLC0<2>、DLC0<4>、…、DLC0<k>は、γの昇順にデータラッチ回路DLCの行列の第1行上で並ぶ。同様に、各εについて、データラッチ回路DLCε<0>、DLCε<2>、DLCε<4>、…、DLCε<k>は、記述された順にx軸に沿って並ぶ。εは、上記のように0または15以下の自然数である。また、同じ行に属する(すなわち、ある同じ値のεの)データラッチ回路DLCεの組は、データラッチ回路ロウLRと称され、εの昇順にy軸に沿って並びる。
各データラッチ回路カラムLCのz軸に沿って上方に、1つの配線LXPLおよび1つの配線LXNLが設けられる。配線LXPLおよびLXNLは、y軸に沿って延びる。各配線LXPLは、当該配線LXPLのz軸に沿って下方の対応するデータラッチ回路カラムLCのための信号XPLを伝送し、対応するデータラッチ回路カラムLCのデータラッチ回路DLCのそれぞれのトランジスタTP1のそれぞれのゲートに接続されている。各配線LXNLは、当該配線LXNLのz軸に沿って下方の対応するデータラッチ回路カラムLCのための信号XNLを伝送し、対応するデータラッチ回路カラムLCのデータラッチ回路DLCのそれぞれのトランジスタTN1のそれぞれのゲートに接続されている。各配線LXNLは、対応するデータラッチ回路カラムLCのデータラッチ回路DLCのそれぞれのトランジスタTN4のそれぞれのゲートに接続されている。配線LXNLおよびLXPLは、制御回路14と接続されている。
各データラッチ回路ロウLRのz軸に沿って上方に、1つの配線LXTIおよび1つの配線LXLLが設けられる。配線LXTIおよびLXLLは、x軸に沿って延びる。各配線LXTIは、当該配線LXTIのz軸に沿って下方の対応するデータラッチ回路ロウLRのデータラッチ回路DLCのそれぞれのトランジスタTN5のそれぞれのゲートに接続されている。各配線LXLLは、当該配線LXLLのz軸に沿って下方の対応するデータラッチ回路ロウLRのデータラッチ回路DLCのための信号XLLを伝送し、対応するデータラッチ回路ロウLRのデータラッチ回路DLCのそれぞれのトランジスタTP4のそれぞれのゲートに接続されている。配線LXTIはおよびLXLLは、制御回路14と接続されている。
<1.2.動作>
データラッチ回路DLCは、上記のように、みな、同じ要素および接続を有し、よって、供給される信号XNL、XPL、XTI、およびXLLの論理(レベル)の同じ組み合わせに基づいて、同じ動作を行う。以下、1つのデータラッチ回路DLCの動作が記述される。
図6〜図10は、1つのデータラッチ回路DLCの各種の動作の間のトランジスタおよび信号の状態を示し、当該データラッチ回路DLCと関連するデータバスXBUSおよびDBUSを示す。図6は、データラッチ回路DLCがデータをラッチしている間の状態を示す。図7は、データバスXBUSからデータラッチ回路DLCへのデータの入力の間の状態を示す。図8は、データラッチ回路DLCからデータバスXBUSへのデータの出力の間の状態を示す。図9は、データバスDBUSからデータラッチ回路DLCへのデータの入力の間の状態を示す。図10は、データラッチ回路DLCからデータバスDBUSへのデータの出力の間の状態を示す。図7〜図10は、動作のために選択されたデータラッチ回路DLCを示し、以下、このようなデータラッチ回路DLCは選択データラッチ回路DLCと称される場合がある。一方、選択されていないデータラッチ回路DLCは、非選択データラッチ回路DLCと称される場合がある。さらに、選択データラッチ回路DLCを含んだデータラッチ回路ロウLRおよびデータラッチ回路カラムLCは、それぞれ、選択データラッチ回路ロウLRおよび選択データラッチ回路カラムLCと称される場合がある。残りのデータラッチ回路ロウLRおよびデータラッチ回路カラムLCは、それぞれ、非選択データラッチ回路ロウLRおよび非選択データラッチ回路カラムLCと称される場合がある。
<1.2.1.データのラッチ>
図6に示されるように、選択データラッチ回路DLCによるデータのラッチのために、データのラッチの間、制御回路14は、信号XPL、XTI、およびXLLをローレベルに維持し、信号XNLをハイレベルに維持する。ハイレベルは、pチャネルMOSFETをオフし、nチャネルMOSFETをオンする大きさを有し、例えば電源電位VDDを有する。ローレベルは、pチャネルMOSFETをオンし、nチャネルMOSFETをオフする大きさを有し、例えば接地電位VSSを有する。
ローレベルの信号XPL、XTI、およびXLL、およびハイレベルの信号XNLによって、トランジスタTP4およびTN4はオンしており、トランジスタTP1、TN1、およびTN5はオフしている。図6および後続の図において、オンしているトランジスタは破線により囲まれている。このようなトランジスタの状態により、ノードLATは、データバスDBUSおよびデータバスXBUSの両方から切断されている。他方、クロス接続されたインバータ回路XIVは、電源電位ノードVDDおよび接地電位ノードVSSに接続されており、ノードLATおよびINVの電位を保持できる。すなわち、ノードLATは、データラッチ回路DLCによって保持されるディジタルデータに応じて、ハイレベルまたはローレベルの電位を維持する。ノードINVは、データラッチ回路DLCによって保持されるディジタルデータのレベルの反対のレベルの電位を維持する。
非選択データラッチ回路ロウLRおよび非選択データラッチ回路カラムLCの非選択データラッチ回路DLCは、選択データラッチ回路DLCの動作の間、図6に示される状態を維持する。
<1.2.2.データバスXBUSからのデータ入力>
データバスDBUSからのデータの入力の開始の時点では、データラッチ回路DLCは、図6の状態にある。
図7に示されるように、データバスXBUSからのデータの入力の間、制御回路14は、信号XTIをローレベルに維持して、トランジスタTN5をオフに維持する。このため、ノードLATはDBUSから切断されている。
制御回路14は、信号XNLをローレベルに維持し、信号XPLをハイレベルに維持する。これにより、トランジスタTP1およびTN1はともにオンを維持し、よって、ノードLATはデータバスXBUSと接続されている。なお、選択データラッチ回路カラムLCの非選択データラッチ回路DLCにおいてもトランジスタTP1およびTN1はオンし、すなわち、1つのデータラッチ回路カラムLCが選択される。こうして、1つのデータラッチ回路カラムLCのための信号XNLおよびXPLの対の選択を通じて、1つのデータラッチ回路カラムLCが選択され、すなわちそれぞれのノードLATがそれぞれの対応するデータバスXBUSと接続される。一方、非選択データラッチ回路カラムLCは、それぞれハイレベルおよびローレベルの信号XNLおよびXPLを供給されており、よって、それぞれのトランジスタTP1およびTN1はオフしている。
また、選択データラッチ回路DLCでは、ローレベルの信号XNLにより、トランジスタTN4はオフしている。
さらに、制御回路14は、信号XLLの電位を電位Vweakにする。電位Vweakは、ローレベル(電位VSS)とハイレベル(電位VDD)との間の大きさを有し、pチャネルMOSFETを線形領域で動作させる大きさを有し、よって、トランジスタTP4は完全にはオンせず、弱くオンしている。このような制御は、以下の理由に基づく。
選択データラッチ回路ロウLRは、非選択データラッチ回路DLCも含んでいる。このうち、選択データラッチ回路DLCのみがデータを入力され、かつ非選択データラッチ回路DLCは保持されているデータを維持できる必要がある。データの入力のためには、クロス接続されたインバータ回路XIVは、データを保持する能力を抑制されている必要、すなわちノードLAT(およびノードINV)の電位を維持する能力を抑制されている必要がある。そのためには、回路XIVは、電源電位ノードVDDおよび接地電位ノードVSSの両方から切断されていることが好ましい。または、電源電位ノードVDDおよび接地電位ノードVSSからの電位が、少なくとも入力されるデータに応じた電位がノードLATに設定されることを妨げない必要がある。そのためには、信号XLLがハイレベルで、トランジスタTP4がオフしていることが好ましい。他方、非選択データラッチ回路DLCのクロス接続されたインバータ回路IVCは、データの維持のために、電位VDDを供給されていることが望まれる。そのためには、トランジスタTP4がオンしていることが望まれ、よって信号XLLがローレベルであることが望まれる。
ところが、各信号XLLは、データラッチ回路ロウLRによって共有されており、このため、1つのデータラッチ回路ロウLRにおいて、あるトランジスタTP4のゲートにハイレベルの信号XLLを供給し、かつ別のトランジスタTP4のゲートにローレベルの信号XLLを供給することができない。そこで、信号XLLは、上記のように、トランジスタTP4を弱くしかオンさせない大きさを有する。具体的には、電位Vweakは、非選択データラッチ回路DLCにおいては、クロス接続されたインバータ回路XIVに電源電位VDDからの電位を供給して回路XIVがデータを保持し続けることを可能にし、かつ選択データラッチ回路DLCにおいては、トランジスタTP4およびTN4を介したノードLATへの電位の供給が、入力されるデータに応じたノードLATの電位の設定を妨げない大きさを有する。より具体的には、電位Vweakは、例えば0.4Vである。このような大きさの電位Vweakの信号XLLにより、選択データラッチ回路ロウLRにおいて、選択データラッチ回路DLCはデータバスXBUSからのデータを正しく取り込み、非選択データラッチ回路DLCは保持されているデータを維持する。
非選択データラッチ回路ロウLRにおいては、選択データラッチ回路カラムLCは、オンしているトランジスタTP1およびTN1により、そのノードLATはデータバスXBUSと接続される。しかしながら、非選択データラッチ回路ロウLRの選択データラッチ回路DLCは、オンしているトランジスタTP4を介する電源電位ノードVDDの電位の供給により、ノードLATの電位を維持する。
制御回路14は、図7の動作を、選択データラッチ回路カラムLCの複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCに行うことにより、当該データラッチ回路DLCにデータを並行して入力することができる。
データバスXBUSからのデータの入力後、制御回路14は、選択データラッチ回路DLCを図6の状態にする。
<1.2.3.データバスXBUSへのデータ出力>
データバスXBUSへのデータの出力の開始の時点では、選択データラッチ回路DLCは、図6の状態にある。
データバスXBUSへのデータの出力の開始の際、制御回路14は、トランジスタTP11の信号XPCをローレベルにしてデータバスXBUSをハイレベルにプリチャージし、その後、信号XPCをハイレベルに戻す。
データ出力の間、図8に示されるように、制御回路14は、信号XNLをハイレベルに維持し、信号XLLをローレベルに維持する。このため、トランジスタTP4およびTN4はオンを維持し、よって、図6の状態と同様にノードLATは保持されるべきデータに応じた電位を維持する。また、制御回路14は、信号XTIをローレベルに維持して、トランジスタTN5をオフに維持する。このため、ノードLATはデータバスDBUSから切断されている。
次いで、制御回路14は、信号XPLをローレベルからハイレベルにする。この信号の遷移は、トランジスタTN1をオンし、ノードLATとデータバスXBUSとを接続する。この結果、ノードLATの電位がハイレベルであれば、データバスXBUSの電位はハイレベルを維持し、こうして、データバスXBUSにデータラッチ回路DLCからハイレベルのデータが転送される。一方、ノードLATの電位がローレベルであれば、データバスXBUSの電位はローレベルへと低下し、こうして、データバスXBUSにデータラッチ回路DLCからローレベルのデータが転送される。
一方、非選択データラッチ回路カラムLCは、それぞれハイレベルおよびローレベルの信号XNLおよびXPLにより、それぞれのノードLATをそれぞれのデータバスXBUSに接続されず、よって、データを出力しない。
制御回路14は、図8の動作を、選択データラッチ回路カラムLCの複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCに行うことにより、当該データラッチ回路DLCからデータを並行して出力することができる。
データバスXBUSへのデータの出力後、制御回路14は、データラッチ回路DLCを図6の状態にする。
<1.2.4.データバスDBUSからのデータ入力>
データバスDBUSからのデータの入力の開始の時点では、データラッチ回路DLCは、図6の状態にある。また、データバスDBUSからのデータの入力の開始の時点で、データバスDBUSは、データラッチ回路DLCに転送されるべきデータに基づく電位を既に有している。すなわち、制御回路14は、信号DPCをローレベルにしてデータバスDBUSをハイレベルにプリチャージし、その後、信号DPCをハイレベルに戻す。次いで、転送されるべきデータを保持しているラッチ回路(例えばデータバスDBUSと接続された、センスアンプ17中のラッチ回路)がデータバスDBUSと接続される。この結果、転送されるべきデータがハイレベルであれば、データバスDBUSの電位はハイレベルに維持され、他方、転送されるべきデータがローレベルであれば、データバスDBUSの電位はローレベルに変化する。
図9に示されるように、データバスDBUSからのデータの入力の間、制御回路14は、信号XPLをローレベルに維持して、トランジスタTN1をオフに維持する。また、上記のように、トランジスタTP1はオフしている。このため、ノードLATはデータバスXBUSから切断され続ける。
また、制御回路14は、信号XNLをハイレベルに維持し、信号XLLをハイレベルに維持する。このため、トランジスタTN4はオンを維持し、トランジスタTP4はオフを維持する。これにより、クロス接続されたインバータ回路XIVは、電源電位ノードVDDから切断されており、ノードLATの電位を維持する能力を抑制されている。このため、ノードLATの電位を、データバスDBUSの電位によって変えることが可能である。
制御回路14は、信号XTIをハイレベルにする。この結果、トランジスタTN5はオンし、よって、ノードLATはデータバスDBUSと接続される。なお、選択データラッチ回路ロウLRの他の非選択データラッチ回路DLCにおいてもトランジスタTN5はオンし、すなわち、1つのデータラッチ回路ロウLRが選択される。こうして、1つのデータラッチ回路ロウLRのための信号XTIの選択を通じて、1つのデータラッチ回路ロウLRが選択され、すなわちそれぞれのノードLATがそれぞれの対応するデータバスDBUSと接続される。一方、非データラッチ回路ロウLRはローレベルの信号XTIを供給されており、よって、それぞれのトランジスタTN5はオフしている。
選択データラッチ回路DLCにおいてノードLATがデータバスDBUSと接続されることにより、ノードLATのレベルは、データバスDBUSのレベルと同じになる。すなわち、データバスDBUSの電位がハイレベルであれば、ノードLATの電位はハイレベルとなる。こうして、データバスDBUSのハイレベルのデータがデータラッチ回路DLCに転送される。一方、データバスDBUSの電位がローレベルであれば、ノードLATの電位はローレベルとなる。こうして、データバスDBUSのローレベルの電位がデータラッチ回路DLCに転送される。
一方、非選択データラッチ回路ロウLRは、ローレベルの信号XTIにより、それぞれのノードLATをそれぞれのデータバスDUSに接続されず、よって、データを受け取らない。
制御回路14は、図9の動作を、選択データラッチ回路ロウLRの複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCに行うことにより、当該データラッチ回路DLC中にデータを並行して入力することができる。
データバスDBUSからのデータの入力後、制御回路14は、データラッチ回路DLCを図6の状態にする。
<1.2.5.データバスDBUSへのデータ出力>
データバスDBUSへのデータの出力の開始の時点では、選択データラッチ回路DLCは、図6の状態にある。
データバスDBUSへのデータの出力の開始の際、制御回路14は、トランジスタTP10の信号DPCをローレベルにしてデータバスDBUSをハイレベルにプリチャージし、その後、信号DPCをハイレベルに戻す。
データ出力の間、図10に示されるように、制御回路14は、信号XNLをハイレベルに維持し、信号XLLをローレベルに維持する。このため、トランジスタTP4およびTN4はオンを維持し、よって、図6の状態と同様にノードLATは保持されるべきデータに応じた電位を維持する。ハイレベルの信号XNLによりトランジスタTP1はオフを維持し、また、制御回路14は、信号XPLをローレベルに維持して、トランジスタTN1をオフに維持する。このため、ノードLATはデータバスXBUSから切断されている。
次いで、制御回路14は、信号XTIをローレベルからハイレベルにする。この信号の遷移は、トランジスタTN5をオンし、ノードLATとデータバスDBUSとを接続する。この結果、ノードLATの電位がハイレベルであれば、データバスDBUSの電位はハイレベルを維持し、こうして、データバスDBUSにデータラッチ回路DLCからハイレベルのデータが転送される。一方、ノードLATの電位がローレベルであれば、データバスDBUSの電位はローレベルへと低下し、こうして、データバスDBUSにデータラッチ回路DLCからローレベルのデータが転送される。
一方、非選択データラッチ回路ロウLRでは、それぞれローレベルの信号XTIによりノードLATはデータバスDBUSに接続されず、よって、データを出力しない。
制御回路14は、図10の動作を、選択データラッチ回路ロウLRの複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCに行うことにより、当該データラッチ回路DLCからデータを並行して出力することができる。
データバスDBUSへのデータの出力後、制御回路14は、データラッチ回路DLCを図6の状態にする。
<1.2.6.信号XLLの波形>
図11は、選択データラッチ回路DLCの種々の動作の間の信号XLLの電位の波形を時間に沿って示す。図11は、例として、データバスXBUSからのデータの入力、データバスXBUSへのデータの出力、データバスDBUSからのデータの入力、およびデータバスDBUSへのデータの出力の間の順に、波形を示す。すなわち、図11の波形は、図11において、データバスXBUSからデータを受け取り、データバスXBUSへデータを出力し、データバスDBUSからデータを受け取り、データバスDBUSへデータを出力するデータラッチ回路DLCに関して示す。
時刻t1から時刻t2にわたって、制御回路14は、選択データラッチ回路DLCに、選択データラッチ回路DLCと接続されたデータバスXBUSからデータを入力する。そのために、制御回路14は、時刻t1から時刻t2にわたって、信号XLLの電位を電位Vweakに維持する。
時刻t2から時刻t3にわたって、制御回路14は、選択データラッチ回路DLCからデータバスXBUSへデータを出力する。そのために、制御回路14は、時刻t2から時刻t3にわたって、信号XLLの電位を電位VSSに維持する。時刻t2から時刻t3の間の波形は、単にデータラッチ回路DLCがデータをラッチしている間の波形と同じである。
時刻t3から時刻t4にわたって、制御回路14は、選択データラッチ回路DLCに、選択データラッチ回路DLCと接続されたデータバスDBUSからデータを入力する。そのために、制御回路14は、時刻t3から時刻t4にわたって、信号XLLの電位をハイレベル(電位VDD)に維持する。
時刻t4から、制御回路14は、選択データラッチ回路DLCから、選択データラッチ回路DLCと接続されたデータバスDBUSへデータを出力する。そのために、制御回路14は、時刻t4から、信号XLLの電位を電位VSSに維持する。時刻t4からの波形は、単にデータラッチ回路DLCがデータをラッチしている間の波形と同じである。
<1.3.利点(効果)>
図12は、実施形態のデータラッチ回路DLCとの比較のためのデータラッチ回路DLCAの要素および接続を示す。図12に示されるように、データラッチ回路DLCAは、図10を参照して記述されているように接続されているトランジスタTP1、TP2、TP3、TP4、TN1、TN2、TN3、およびTN4を含む。データラッチ回路DLCAは、また、トランジスタTP3と電源電位ノードVDDとの間のpチャネルMOSFET TP21、およびトランジスタTN3と接地電位ノードVSSとの間のnチャネルMOSFET TN21を含む。データラッチ回路DLCAは、さらに、ノードINVと1つのデータバスDBUSとの間に並列接続されたpチャネルMOSFET TP22およびnチャネルMOSFET TN22を含む。
このように比較用のデータラッチ回路DLCAは、12個のトランジスタを含む。一方、第1実施形態のデータラッチ回路DLCは、9個のトランジスタを含む。このため、第1実施形態によれば、データラッチ回路DLCの面積は、データラッチ回路DLCAより小さい。データラッチ回路DLCのようなデータバスXBUSとデータバスDBUSとの間に接続されるデータラッチ回路は、記憶装置1中で非常に多く、例に基づくと4096個のデータラッチ回路DLCが必要である。このため、1つのデータラッチ回路DLC当たり3個のトランジスタの減少であっても、データラッチ19の全体で削減されるトランジスタは非常に多い。結果、データラッチ19の面積は、データラッチ回路DLCと同数のデータラッチ回路DLCAを含むデータラッチの面積より大幅に小さい。
データラッチ回路DLCは、比較用のデータラッチ回路DLCAより少ない数のトランジスタしか含まなくても、データラッチ回路DLCAと同様にデータの保持、入力、および出力を行える。具体的には、<1.2.動作>の章で記述されているように、データラッチ回路DLCは、データの保持、データバスXBUSからのデータの入力、データバスXBUSへのデータの出力、データバスDBUSからのデータの入力、およびデータバスDBUSへのデータの出力を行える。特に、選択データラッチ回路DLCへのデータバスXBUSからのデータの入力の間、選択データラッチ回路ロウLRの信号XLLは、電位Vweakを印加される。これにより、データラッチ回路ロウLR中の非選択データラッチ回路DLCはデータを保持し続けることができる。具体的には、選択データラッチ回路ロウLRの非選択データラッチ回路DLCのクロス接続されたインバータ回路XIVは、電源電位ノードVDDと弱いながらも接続され、データを維持できる。一方で、選択データラッチ回路ロウLRの選択データラッチ回路DLCのクロス接続されたインバータ回路XIVは、接地電位VSSを受け取らず、かつトランジスタTP4を完全にはオンされておらず、よってデータ保持能力を抑制され、このため、ノードLATをデータバスXBUSの電位に設定されることが可能である。すなわち、小面積のデータラッチ回路DLCであっても、必要な動作を行うことができる。
また、データラッチ回路DLC中のトランジスタの数が比較用のデータラッチ回路DLCA中のトランジスタより少ない結果、データラッチ回路DLCを制御するための信号を伝送する配線の数もデータラッチ回路DLCの制御のための信号を伝送する配線の数より少ない。図13に示されるように、データラッチ回路DLCAの使用により、各データラッチ回路DLCの制御のために、x軸に沿って3本の配線LDNL、LDDL、およびLDPL、ならびにy軸に沿って3本の配線LXPL、LXNL、およびLXLLが必要である。配線LDNL、LDLL、LDPL、LXPL、LXNL、およびLXLLは、それぞれ、信号DNL、DDL、DPL、XPL、NLL、およびXLLを伝送する。これらの配線を限られた領域に配置するのは、データラッチ回路DLCAを含んだ記憶装置の微細化に伴い、非常に難しくなっている。
第1実施形態によれば、各データラッチ回路DLCの制御のために、x軸に沿って2本の配線LXPLおよびLXNL、ならびにy軸に沿って2本の配線LXTIおよびLXLLが必要なだけである。このため、比較用のデータラッチ回路DLCAの使用の場合より、配線の配置が容易であり、記憶装置1がより微細化されても、データラッチ19において、データラッチ回路DLCの制御のための配線が配置されることが可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態は、データラッチ回路DLCの詳細の点で、第1実施形態と異なる。
<2.1.構成(構造)>
図14は、第2実施形態のデータラッチ19の要素および関連する要素ならびにこれらの接続を示す。図14に示されるように第2実施形態では、各データバスXBUSは、スイッチ回路として機能するnチャネルMOSFET TN31を介して1つのデータバスDBUSと接続されている。よって、各データラッチ回路ロウLRは、トランジスタTN31を介して1つのデータバスDBUSと接続されている。相違するトランジスタTN31は、それぞれのゲート電極において、相違する信号XTIを受け取る。このような第2実施形態での要素の接続に基づいて、第2実施形態のデータラッチ回路DLCは、第1実施形態でのものと相違する要素および接続を有する。
図15は、第2実施形態のデータラッチ回路DLCの要素および接続を示す。データラッチ回路DLCは、みな、同じ要素および接続を有する。図15に示されるように、データラッチ回路DLCは、第1実施形態(図4を参照)でのトランジスタTN5を含んでいない。
さらに、図15に示されるデータラッチ回路DLCの要素及び接続に基づいて、データラッチ回路DLCを制御するための信号を伝送する配線の配置は、図16に示されるようになっている。図16は、第2実施形態のデータラッチ回路DLCのレイアウトおよびデータラッチ回路DLCを制御するための信号を伝送する配線の配置を示す。図16に示されるように、各データラッチ回路ロウLRにおいて、第1実施形態の配線LXTIは設けられておらず、配線LXLLのみ設けられている。
<2.2.動作>
データの保持、データバスXBUSからのデータの入力、およびデータバスXBUSへのデータの出力については、トランジスタTN5と同じ動作をトランジスタTN31が行うことを除いて、第1実施形態と同じである。すなわち、データの保持の間、制御回路14は、トランジスタTP1、TN1、およびTN31をオフに維持し、トランジスタTP4およびTN4をオンに維持する。これにより、クロス接続されたインバータ回路XIVは、電源電位ノードVDDおよび接地電位ノードVSSに接続されて、ノードLATの電位を保持し、また、ノードLATにおいてデータバスXBUSおよびDBUSの両方とも接続されない。
データバスXBUSからのデータの入力の間、制御回路14は、トランジスタTP1およびTN1をオンに維持し、トランジスタTN4およびTN31をオフに維持し、トランジスタTP4を弱くオンさせる(信号XLLの電位を電位Vweakにする)。これにより、選択データラッチ回路ロウLRにおいて、選択データラッチ回路DLCのノードLATは、トランジスタTP1およびTN1を介してデータバスXBUSと接続されて、ノードLATは保持すべきデータに応じた電位に設定される。一方、選択データラッチ回路ロウLRにおいて、非選択データラッチ回路DLCは、弱くオンしているトランジスタTP4を介した電源電位ノードVDDからの電位の供給を通じて、ノードLATの電位を維持する。非選択データラッチ回路ロウLRの選択データラッチ回路DLCは、オンしているトランジスタTP4を介する電源電位ノードVDDの電位の供給により、ノードLATの電位を維持する。制御回路14は、第1実施形態と同じく、選択データラッチ回路カラムLCの複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCにデータを並行して入力することができる。
データバスXBUSへのデータの出力の間、制御回路14は、トランジスタTP1およびTN31をオフに維持し、トランジスタTN1、TN4、およびTP4をオンに維持する。これにより、選択データラッチ回路DLCはノードLATの電位を維持し、かつノードLATの電位がハイレベルであれば、データバスXBUSの電位はハイレベルを維持し、ノードLATの電位がローレベルであれば、データバスXBUSの電位はローレベルへと低下する。非選択データラッチ回路カラムLCは、オフしているトランジスタTP1およびTN1により、それぞれのノードLATをそれぞれのデータバスXBUSと接続されず、よって、それぞれのデータを出力しない。制御回路14は、第1実施形態と同じく、選択データラッチ回路カラムLCの複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCからデータを並行して出力することができる。
図17は、データバスDBUSから選択データラッチ回路DLCへのデータの入力の間の状態を示す。データバスDBUSは、第1実施形態において記述された動作を経て、データラッチ回路DLCに転送されるデータに応じた電位を既に有している。
制御回路14は、信号XTIをハイレベルにして、選択データラッチ回路ロウLRのデータバスXBUSと接続されたトランジスタTN31をオンする。また、制御回路14は、信号XLLをハイレベルにしてトランジスタTP4をオフして、クロス接続されたインバータ回路XIVによるノードLATの電位を保持する能力を抑制する。トランジスタTN4はオンに維持される。
制御回路14は、信号XPLをハイレベルにする。これにより、ノードLATは、トランジスタTN1およびTN31を介してデータバスDBUSと接続されて、保持すべきデータに応じた電位に設定される。
非選択データラッチ回路ロウLRは、接続されたオフしているトランジスタTN31によりそれぞれのデータバスDBUSと接続されず、それぞれのノードLATの電位を維持する。選択データラッチ回路ロウLRの非選択データラッチ回路DLCは、オフしているそれぞれのトランジスタTP1およびTN1によりそれぞれのノードLATをそれぞれのデータバスDBUSと接続されず、それぞれのノードLATの電位を維持する。
制御回路14は、第1実施形態と同じく、図17の動作を、選択データラッチ回路ロウLRの複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCに行うことにより、当該データラッチ回路DLC中にデータを並行して入力することができる。
図18は、選択データラッチ回路DLCからのデータバスDBUSへのデータの出力の間の状態を示す。データバスDBUSは、第1実施形態において記述された動作を経て、ハイレベルにプリチャージされている。
制御回路14は、信号XLLおよびXNLをそれぞれローレベルおよびハイレベルに維持して、トランジスタTP4およびTN4をオンに維持する。制御回路14は、信号XTIをハイレベルにして、選択データラッチ回路ロウLRと接続されたトランジスタTN31をオンする。制御回路14は、信号XPLをハイレベルにしてトランジスタTN1をオンして、ノードLATをデータバスDBUSに接続する。これにより、ノードLATの電位がハイレベルであれば、データバスDBUSの電位はハイレベルを維持し、ノードLATの電位がローレベルであれば、データバスDBUSの電位はローレベルへと低下する。
選択データラッチ回路ロウLRの非選択データラッチ回路カラムLCは、オフしているトランジスタTP1およびTN1により、それぞれのノードLATをそれぞれのデータバスXBUSと接続されず、よって、データを出力しない。非選択データラッチ回路ロウLRの選択データラッチ回路カラムLCは、それぞれのトランジスタTN1をオンされるが、それぞれのトランジスタTN31をオフに維持され、よって、それぞれのデータを出力しない。
制御回路14は、第1実施形態と同じく、図18の動作を、選択データラッチ回路ロウLRの複数の(例えば全ての)データラッチ回路DLCに行うことにより、当該データラッチ回路DLCからデータを並行して出力することができる。
<2.3.利点(効果)>
第2実施形態のデータラッチ回路DLCは、8個のトランジスタを含む。このため、第2実施形態によれば、データラッチ回路DLCの面積は、第1実施形態でのものよりもさらに小さい。また、第2実施形態のデータラッチ回路DLCが第1実施形態のトランジスタTN5を含まないことによって、各データラッチ回路ロウLRにおいて、第1実施形態の配線LXTIは設けられておらず、配線LXLLのみ設けられている。よって、データラッチ19でのデータラッチ回路DLCの制御のための配線の配置は第1実施形態よりさらに容易であり、さらに微細な記憶装置1においても、データラッチ回路DLCの制御のための配線の配置が可能である。
第2実施形態の各データラッチ回路DLCは、第1実施形態でのものよりもさらに少ないトランジスタしか含まなくても、データラッチ回路DLCAと同様に、データの保持、入力、および出力を行える。具体的には、<2.2.動作>の章で記述されかつ第1実施形態でのトランジスタTN5についての動作がトランジスタTN31の動作によって置き換えられることにより、データラッチ回路DLCは、データの保持、データバスXBUSからのデータの入力、データバスXBUSへのデータの出力を行える。
データバスDBUSからのデータの入力においては、制御回路14は、選択データラッチ回路DLCのトランジスタTP4をオフして選択データラッチ回路DLCAのノードLATの電位を保持する能力を抑制し、かつ、ノードLATをトランジスタTN1およびTN31を介してデータバスDBUSに接続する。これにより、ノードLATは、その電位を保持すべきデータに応じた電位に設定される。一方、非選択データラッチ回路ロウLRはそれぞれのデータバスDBUSと接続されず、選択データラッチ回路ロウLRの非選択データラッチ回路DLCは、それぞれのノードLATをそれぞれのデータバスDBUSと接続されない。こうして、選択データラッチ回路DLCにデータを入力され、非選択データラッチ回路DLCはデータを入力されない。
データバスDBUSへのデータの出力においては、制御回路14は、選択データラッチ回路DLCのノードLATをトランジスタTN1およびTN31を介してデータバスDBUSに接続する。これにより、ノードLATの電位が、データバスDBUSに転送される。一方、選択データラッチ回路ロウLRの非選択データラッチ回路カラムLCは、ノードLATをそれぞれのデータバスDBUSと接続されず、非選択データラッチ回路ロウLRの選択データラッチ回路カラムLCは、それぞれのデータバスDBUSと接続されない。こうして、選択データラッチ回路DLCはデータを出力し、非選択データラッチ回路DLCはデータを出力しない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…記憶装置、2…メモリコントローラ、11…メモリセルアレイ、12…入出力回路、13…入出力制御回路、14…制御回路、15…電位生成回路、16…ドライバ、17…センスアンプ、18…カラムデコーダ、19…データラッチ、20…ロウデコーダ、TP1〜TP4、TN1〜TN5…トランジスタ、33…充電回路。

Claims (8)

  1. 第1入力および第1出力を有し、第1ノードおよび第2ノードを有する第1インバータ回路と、
    第1電位を有する第1電位ノードと前記第1電位より低い第2電位を有する第2電位ノードとの間に接続され、前記第1出力と接続された第2入力と、前記第1入力と接続された第2出力と、を有する、第2インバータ回路と、
    前記第1ノードと、前記第1電位ノードとの間に接続された第1トランジスタと、
    前記第2ノードと、前記第2電位ノードとの間に接続され、ゲート電極を含む第2トランジスタと、
    前記第1出力と第3ノードとの間に接続され、第3トランジスタおよび第4トランジスタを含む第1スイッチ回路と、
    を備え
    前記第3トランジスタは、前記第1出力と接続された第1端子、前記第3ノードと接続された第2端子、およびゲート電極を含み、
    前記第4トランジスタは、前記第1出力と接続された第3端子、前記第3ノードと接続された第4端子、およびゲート電極を含み、
    前記第2トランジスタの前記ゲート電極および前記第4トランジスタの前記ゲート電極は共通の制御信号を受け取ることを特徴とするデータラッチ回路。
  2. 前記第1出力と第4ノードとの間に接続された第2スイッチ回路をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータラッチ回路。
  3. 記第3ノードと第4ノードとの間に接続された第2スイッチ回路をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータラッチ回路。
  4. 前記第2スイッチ回路は、第1導電型の第トランジスタを備える、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のデータラッチ回路。
  5. 前記第1トランジスタは、前記第1導電型と異なる第2導電型であり、
    前記第2トランジスタは、前記第1導電型である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータラッチ回路。
  6. 前記第3トランジスタは前記第1導電型であり
    前記第4トランジスタは前記第2導電型である、
    とを特徴とする請求項5に記載のデータラッチ回路。
  7. 前記第1トランジスタのゲート電極は、前記第1電位、前記第2電位、および前記第トランジスタの閾値電圧より低い第3電位を選択的に受け取る、
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータラッチ回路。
  8. 第1軸および第2軸に沿って行列状に配置された複数の請求項1に記載の前記データラッチ回路と、
    前記第1軸に沿って延び、前記複数のデータラッチ回路のうちの前記第1軸に沿って並ぶ複数の第1データラッチ回路の各々の前記第1トランジスタのゲート電極と接続された第1配線と、
    前記第2軸に沿って延び、前記複数のデータラッチ回路のうちの前記第2軸に沿って並ぶ複数の第2データラッチ回路の各々の前記第2トランジスタの前記ゲート電極および前記第4トランジスタの前記ゲート電極と接続された第2配線と、
    前記第2軸に沿って延び、前記複数の第2データラッチ回路の各々の前記第3トランジスタの前記ゲート電極と接続された第3配線と、
    を備える半導体装置。
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