JP2023045647A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】データの入出力のロバスト性を高めることが可能な半導体記憶装置を提供する。【解決手段】半導体記憶装置は、センスアンプ回路と入出力回路との間でのデータの入出力に用いられる複数のデータラッチ回路XDLと、複数のデータラッチ回路XDLに接続されるバスXBUSと、を備える。データラッチ回路XDLは、センスアンプ回路と入出力回路との間で入出力されるデータを一時的に保持するインバータ回路XIVと、インバータ回路XIVとバスXBUSとの間に並列に設けられるNチャネル型MOSトランジスタTN31,TN32及びPチャネル型MOSトランジスタTP31と、を含む。Nチャネル型MOSトランジスタTN31,TN32は多重化されている。【選択図】図6
Description
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
従来の半導体記憶装置は、センスアンプと入出力回路との間でのデータの入出力に用いられる複数のデータラッチ回路を備えている。複数のデータラッチ回路はデータ配線を介して互いに接続されている。センスアンプから出力されるデータはデータラッチ回路において一時的に保持された後、データ配線を介して入出力回路から出力される。
開示された実施形態によれば、データの入出力のロバスト性を高めることが可能な半導体記憶装置が提供される。
実施形態の半導体記憶装置は、センスアンプ回路と入出力回路との間でのデータの入出力に用いられる複数のデータラッチ回路と、複数のデータラッチ回路に接続されるデータ配線と、を備える。データラッチ回路は、センスアンプ回路と入出力回路との間で入出力されるデータを一時的に保持するデータ保持部と、データ保持部とデータ配線との間に設けられるNチャネル型MOSトランジスタ及びPチャネル型MOSトランジスタの少なくとも一方と、を含む。Nチャネル型MOSトランジスタ及びPチャネル型MOSトランジスタの少なくとも一方は多重化されている。
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<実施形態>
(メモリシステムの構成)
図1に示されるように、本実施形態のメモリシステムは、メモリコントローラ1、及び半導体記憶装置2を備えている。半導体記憶装置2は、NAND型のフラッシュメモリとして構成される不揮発性の記憶装置である。メモリシステムはホストと接続可能である。ホストは例えばパーソナルコンピュータや携帯端末等の電子機器である。なお、図1では半導体記憶装置2が一つのみ図示されているが、実際のメモリシステムには半導体記憶装置2が複数設けられている。
<実施形態>
(メモリシステムの構成)
図1に示されるように、本実施形態のメモリシステムは、メモリコントローラ1、及び半導体記憶装置2を備えている。半導体記憶装置2は、NAND型のフラッシュメモリとして構成される不揮発性の記憶装置である。メモリシステムはホストと接続可能である。ホストは例えばパーソナルコンピュータや携帯端末等の電子機器である。なお、図1では半導体記憶装置2が一つのみ図示されているが、実際のメモリシステムには半導体記憶装置2が複数設けられている。
メモリコントローラ1は、ホストからの書き込みリクエストに従って半導体記憶装置2へのデータの書き込みを制御する。また、メモリコントローラ1は、ホストからの読み出しリクエストに従って半導体記憶装置2からのデータの読み出しを制御する。
メモリコントローラ1と半導体記憶装置2との間では、チップイネーブル信号/CE、レディービジー信号/RB、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号RE,/RE、ライトプロテクト信号/WP、データの信号DQ<7:0>、及びデータストローブ信号DQS,/DQSの各信号が送受信される。
メモリコントローラ1と半導体記憶装置2との間では、チップイネーブル信号/CE、レディービジー信号/RB、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号RE,/RE、ライトプロテクト信号/WP、データの信号DQ<7:0>、及びデータストローブ信号DQS,/DQSの各信号が送受信される。
チップイネーブル信号/CEは、半導体記憶装置2をイネーブルにするための信号である。レディービジー信号/RBは、半導体記憶装置2がレディ状態であるか、あるいはビジー状態であるかを示すための信号である。「レディ状態」とは、外部からの命令を受け付ける状態である。「ビジー状態」とは、外部からの命令を受け付けない状態である。コマンドラッチイネーブル信号CLEは、信号DQ<7:0>がコマンドであることを示す信号である。アドレスラッチイネーブル信号ALEは、信号DQ<7:0>がアドレスであることを示す信号である。ライトイネーブル信号/WEは、受信した信号を半導体記憶装置2に取り込むための信号であり、メモリコントローラ1によりコマンド、アドレス、及びデータを受信する都度アサートされる。メモリコントローラ1は、信号/WEが“L(Low)”レベルである間に信号DQ<7:0>を取り込むように半導体記憶装置2に指示する。
リードイネーブル信号RE,/REは、メモリコントローラ1が半導体記憶装置2からデータを読み出すための信号である。リードイネーブル信号RE,/REは、例えば信号DQ<7:0>を出力する際の半導体記憶装置2の動作タイミングを制御するために使用される。ライトプロテクト信号/WPは、データ書き込み及び消去の禁止を半導体記憶装置2に指示するための信号である。信号DQ<7:0>は、半導体記憶装置2とメモリコントローラ1との間で送受信されるデータの実体であり、コマンド、アドレス、及びデータを含む。データストローブ信号DQS,/DQSは、信号DQ<7:0>の入出力のタイミングを制御するための信号である。
メモリコントローラ1は、RAM11、プロセッサ12、ホストインターフェイス13、ECC回路14、及びメモリインターフェイス15を備えている。これらは内部バス16により互いに接続されている。
ホストインターフェイス13は、ホストから受信したリクエスト及びユーザデータ(書き込みデータ)等を内部バス16に出力する。また、ホストインターフェイス13は、半導体記憶装置2から読み出されたユーザデータ、及びプロセッサ12からの応答等をホストへ送信する。
ホストインターフェイス13は、ホストから受信したリクエスト及びユーザデータ(書き込みデータ)等を内部バス16に出力する。また、ホストインターフェイス13は、半導体記憶装置2から読み出されたユーザデータ、及びプロセッサ12からの応答等をホストへ送信する。
メモリインターフェイス15は、プロセッサ12の指示に基づいて、ユーザデータ等を半導体記憶装置2へ書き込む処理、及び半導体記憶装置2から読み出す処理を制御する。
プロセッサ12はメモリコントローラ1を統括的に制御する。プロセッサ12はCPUやMPU等である。プロセッサ12は、ホストからホストインターフェイス13を介してリクエストを受信した場合に、そのリクエストに従った制御を行う。例えば、プロセッサ12は、ホストからのリクエストに従って、半導体記憶装置2へのユーザデータ及びパリティの書き込みをメモリインターフェイス15へ指示する。また、プロセッサ12は、ホストからのリクエストに従って、半導体記憶装置2からのユーザデータ及びパリティの読み出しをメモリインターフェイス15へ指示する。
プロセッサ12はメモリコントローラ1を統括的に制御する。プロセッサ12はCPUやMPU等である。プロセッサ12は、ホストからホストインターフェイス13を介してリクエストを受信した場合に、そのリクエストに従った制御を行う。例えば、プロセッサ12は、ホストからのリクエストに従って、半導体記憶装置2へのユーザデータ及びパリティの書き込みをメモリインターフェイス15へ指示する。また、プロセッサ12は、ホストからのリクエストに従って、半導体記憶装置2からのユーザデータ及びパリティの読み出しをメモリインターフェイス15へ指示する。
プロセッサ12は、RAM11に蓄積されるユーザデータに対して、半導体記憶装置2上の格納領域(メモリ領域)を決定する。ユーザデータは、内部バス16を介してRAM11に格納される。プロセッサ12は、メモリ領域の決定を、書き込み単位であるページ単位のデータ(ページデータ)に対して実施する。半導体記憶装置2の1ページに格納されるユーザデータのことを、以下では「ユニットデータ」とも称する。ユニットデータは、一般的には符号化されて、符号語として半導体記憶装置2に格納される。本実施形態では、符号化は必須ではない。メモリコントローラ1は、符号化せずにユニットデータを半導体記憶装置2に格納してもよいが、図1では一例として符号化を行う構成を示している。メモリコントローラ1が符号化を行わない場合には、ページデータはユニットデータと一致する。また、1つのユニットデータに基づいて1つの符号語が生成されてもよいし、ユニットデータが分割された分割データに基づいて1つの符号語が生成されてもよい。また、複数のユニットデータを用いて1つの符号語が生成されてもよい。
プロセッサ12は、ユニットデータ毎に書き込み先の半導体記憶装置2のメモリ領域を決定する。半導体記憶装置2のメモリ領域には物理アドレスが割当てられている。プロセッサ12は、ユニットデータの書き込み先のメモリ領域を、物理アドレスを用いて管理する。プロセッサ12は、決定したメモリ領域(物理アドレス)を指定してユーザデータを半導体記憶装置2へ書き込むようにメモリインターフェイス15へ指示する。プロセッサ12は、ユーザデータの論理アドレス(ホストが管理する論理アドレス)と物理アドレスとの対応を管理する。プロセッサ12は、ホストからの論理アドレスを含む読み出しリクエストを受信した場合に、論理アドレスに対応する物理アドレスを特定するとともに、物理アドレスを指定してユーザデータの読み出しをメモリインターフェイス15へ指示する。
ECC回路14は、RAM11に格納されたユーザデータを符号化して、符号語を生成する。また、ECC回路14は、半導体記憶装置2から読み出された符号語を復号する。
RAM11は、ホストから受信したユーザデータを半導体記憶装置2へ記憶するまでに一時格納したり、半導体記憶装置2から読み出したデータをホストへ送信するまでに一時的に格納したりする。RAM11は、例えばSRAMやDRAM等の汎用メモリである。
RAM11は、ホストから受信したユーザデータを半導体記憶装置2へ記憶するまでに一時格納したり、半導体記憶装置2から読み出したデータをホストへ送信するまでに一時的に格納したりする。RAM11は、例えばSRAMやDRAM等の汎用メモリである。
図1では、メモリコントローラ1が、ECC回路14及びメモリインターフェイス15を備える構成例が示されている。しかしながら、ECC回路14がメモリインターフェイス15に内蔵されていてもよい。また、ECC回路14が半導体記憶装置2に内蔵されていてもよい。図1に示される各要素の具体的な構成や配置は特に限定されない。
ホストから書き込みリクエストを受信した場合、図1のメモリシステムは次のように動作する。プロセッサ12は、書き込み対象となるデータをRAM11に一時的に記憶させる。プロセッサ12は、RAM11に格納されているデータを読み出してECC回路14に入力する。ECC回路14は、入力されたデータを符号化して、符号語をメモリインターフェイス15に入力する。メモリインターフェイス15は、入力された符号語を半導体記憶装置2に書き込む。
ホストから読み出しリクエストを受信した場合、図1のメモリシステムは次のように動作する。メモリインターフェイス15は、半導体記憶装置2から読み出した符号語をECC回路14に入力する。ECC回路14は、入力された符号語を復号して、復号されたデータをRAM11に格納する。プロセッサ12は、RAM11に格納されているデータを、ホストインターフェイス13を介してホストに送信する。
(半導体記憶装置の概略構成)
図2に示されるように、半導体記憶装置2は、メモリセルアレイ21と、入出力回路22、ロジック制御回路23、レジスタ24、シーケンサ25、電圧生成回路26、ロウデコーダ27、センスアンプ28、入出力用パッド群30、ロジック制御用パッド群31、及び電源入力用端子群32を備えている。
図2に示されるように、半導体記憶装置2は、メモリセルアレイ21と、入出力回路22、ロジック制御回路23、レジスタ24、シーケンサ25、電圧生成回路26、ロウデコーダ27、センスアンプ28、入出力用パッド群30、ロジック制御用パッド群31、及び電源入力用端子群32を備えている。
メモリセルアレイ21は、データを記憶する部分である。メモリセルアレイ21は、複数のビット線及び複数のワード線に関連付けられた複数のメモリセルトランジスタを有して構成されている。
入出力回路22は、信号DQ<7:0>及びデータストローブ信号DQS,/DQSをメモリコントローラ1との間で送受信する。また、入出力回路22は、信号DQ<7:0>内のコマンド及びアドレスをレジスタ24に転送する。さらに、入出力回路22は、書き込みデータ及び読み出しデータをセンスアンプ28との間で送受信する。
入出力回路22は、信号DQ<7:0>及びデータストローブ信号DQS,/DQSをメモリコントローラ1との間で送受信する。また、入出力回路22は、信号DQ<7:0>内のコマンド及びアドレスをレジスタ24に転送する。さらに、入出力回路22は、書き込みデータ及び読み出しデータをセンスアンプ28との間で送受信する。
ロジック制御回路23は、メモリコントローラ1からチップイネーブル信号/CE、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号RE,/RE、及びライトプロテクト信号/WPを受信する。また、ロジック制御回路23は、レディービジー信号/RBをメモリコントローラ1に転送して、半導体記憶装置2の状態を外部に通知する。
レジスタ24は各種データを一時的に保持する。例えば、レジスタ24は、書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作等を指示するコマンドを保持する。このコマンドは、メモリコントローラ1から入出力回路22に入力された後、入出力回路22からレジスタ24に転送されて保持される。また、レジスタ24は、上記のコマンドに対応するアドレスも保持する。このアドレスは、メモリコントローラ1から入出力回路22に入力された後、入出力回路22からレジスタ24に転送されて保持される。さらに、レジスタ24は、半導体記憶装置2の動作状態を示すステータス情報も保持する。ステータス情報は、メモリセルアレイ21等の動作状態に応じて、シーケンサ25によって都度更新される。ステータス情報は、メモリコントローラ1からの要求に応じて、状態信号として入出力回路22からメモリコントローラ1に出力される。
シーケンサ25は、メモリコントローラ1から入出力回路22及びロジック制御回路23に入力された制御信号に基づいて、メモリセルアレイ21を含む各部の動作を制御する。
電圧生成回路26は、メモリセルアレイ21におけるデータの書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作のそれぞれに必要な電圧を生成する部分である。この電圧には、例えばメモリセルアレイ21の複数のワード線及び複数のビット線にそれぞれ印加される電圧等が含まれる。電圧生成回路26の動作はシーケンサ25により制御される。
電圧生成回路26は、メモリセルアレイ21におけるデータの書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作のそれぞれに必要な電圧を生成する部分である。この電圧には、例えばメモリセルアレイ21の複数のワード線及び複数のビット線にそれぞれ印加される電圧等が含まれる。電圧生成回路26の動作はシーケンサ25により制御される。
ロウデコーダ27は、メモリセルアレイ21の複数のワード線に電圧をそれぞれ印加するためのスイッチ群により構成される回路である。ロウデコーダ27は、レジスタ24からブロックアドレス及びロウアドレスを受け取り、ブロックアドレスに基づいてブロックを選択するとともに、ロウアドレスに基づいてワード線を選択する。ロウデコーダ27は、選択されたワード線に対して電圧生成回路26からの電圧が印加されるようにスイッチ群の開閉状態を切り替える。ロウデコーダ27の動作はシーケンサ25により制御される。
センスアンプ28は、メモリセルアレイ21のビット線に印加される電圧を調整したり、ビット線の電圧を読み出してデータに変換したりするための回路である。センスアンプ28は、データの読み出し時には、メモリセルアレイ21のメモリセルトランジスタからビット線に読み出されたデータを取得するとともに、取得した読み出しデータを入出力回路22に転送する。センスアンプ28は、データの書き込み時には、ビット線を介して書き込まれるデータをメモリセルトランジスタに転送する。センスアンプ28の動作はシーケンサ25により制御される。
入出力用パッド群30は、メモリコントローラ1と入出力回路22との間で各信号の送受信を行うための複数の端子(パッド)が設けられた部分である。それぞれの端子は、信号DQ<7:0>、及びデータストローブ信号DQS,/DQSのそれぞれに対応して個別に設けられている。
ロジック制御用パッド群31は、メモリコントローラ1とロジック制御回路23との間で各信号の送受信を行うための複数の端子が設けられた部分である。それぞれの端子は、チップイネーブル信号/CE、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号RE,/RE、ライトプロテクト信号/WP、及びレディービジー信号/RBのそれぞれに対応して個別に設けられている。
電源入力用端子群32は、半導体記憶装置2の動作に必要な各電圧の印加を受けるための複数の端子が設けられた部分である。それぞれの端子に印加される電圧には、電源電圧Vcc,VccQ,Vpp、及び接地電圧Vssが含まれている。電源電圧Vccは、動作電源として外部から与えられる回路電源電圧であり、例えば3.3V程度の電圧である。電源電圧VccQは例えば1.2Vの電圧である。電源電圧VccQは、メモリコントローラ1と半導体記憶装置2との間で信号を送受信する際に用いられる電圧である。電源電圧Vppは、電源電圧Vccよりも高い電源電圧であり、例えば12Vの電圧である。
(メモリセルアレイの回路構成)
次に、メモリセルアレイ21の回路構成について説明する。
図3に示されるように、メモリセルアレイ21は複数のブロックBLKにより構成されている。図3では、複数のブロックBLKのうちの一つのみが示されている。メモリセルアレイ21が有する他のブロックBLKの構成も、図3に示されるものと同様である。
次に、メモリセルアレイ21の回路構成について説明する。
図3に示されるように、メモリセルアレイ21は複数のブロックBLKにより構成されている。図3では、複数のブロックBLKのうちの一つのみが示されている。メモリセルアレイ21が有する他のブロックBLKの構成も、図3に示されるものと同様である。
図3に示されるように、ブロックBLKは、例えば4つのストリングユニットSU(SU0~SU3)を含む。また各々のストリングユニットSUは複数のNANDストリングNSを含む。NANDストリングNSの各々は、例えば8個のメモリセルトランジスタMT(MT0~MT7)と、選択トランジスタST1,ST2とを含む。
なお、メモリセルトランジスタMTの個数は8個に限らず、例えば32個、48個、64個、96個でもよい。例えばカットオフ特性を高めるために、選択トランジスタST1,ST2のそれぞれが、単一ではなく複数のトランジスタにより構成されていてもよい。さらに、メモリセルトランジスタMTと選択トランジスタST1,ST2との間にはダミーセルトランジスタが設けられていてもよい。
メモリセルトランジスタMTは、選択トランジスタST1と選択トランジスタST2との間に直列接続されるように配置されている。一端側のメモリセルトランジスタMT7が選択トランジスタST1のソースに接続され、他端側のメモリセルトランジスタMT0が選択トランジスタST2のドレインに接続されている。
ストリングユニットSU0~SU3のそれぞれの選択トランジスタST1のゲートは、それぞれセレクトゲート線SGD0~SGD3に共通接続されている。選択トランジスタST2のゲートは、同一のブロックBLK内にある複数のストリングユニットSU間で同一のセレクトゲート線SGSに共通接続されている。同一のブロックBLK内にあるメモリセルトランジスタMT0~MT7のゲートは、それぞれワード線WL0~WL7に共通接続される。すなわち、ワード線WL0~WL7及びセレクトゲート線SGSは、同一ブロックBLK内の複数のストリングユニットSU0~SU3間で共通となっているのに対し、セレクトゲート線SGDは、同一ブロックBLK内であってもストリングユニットSU0~SU3毎に個別に設けられている。
メモリセルアレイ21には、n本のビット線BL(BL0、BL1、・・・、BL(n-1))が設けられている。「n」は、1つのストリングユニットSUに含まれるNANDストリングNSの本数に対応する整数である。例えば、半導体記憶装置2が16kByteのデータを1単位としてメモリセルアレイ21への書き込みまたはメモリセルアレイ21からの読み出しをするように構成されている場合、「n」は131072(2の17乗)である。NANDストリングNSのそれぞれの選択トランジスタST1のドレインは、対応するビット線BLに接続されている。NANDストリングNSのそれぞれの選択トランジスタST2のソースはソース線SLに接続されている。ソース線SLは、ブロックBLKが有する複数の選択トランジスタST2のソースに対して共通である。
同一のブロックBLK内にある複数のメモリセルトランジスタMTに記憶されているデータは一括して消去される。一方、データの読み出し及び書き込みは、1つのワード線WLに接続され、且つ1つのストリングユニットSUに属する複数のメモリセルトランジスタMTに対して一括して行われる。
なお、以下の説明では、1つのワード線WLに接続され、且つ1つのストリングユニットSUに属する複数のメモリセルトランジスタMTが記憶する1ビットデータの集合のことを「ページ」と称する。図3では、上記のような複数のメモリセルトランジスタMTからなる集合の一つに、符号「MG」が付してある。
(センスアンプの構成)
センスアンプ28は、n本のビット線BLのそれぞれに関連付けられたn個のセンスアンプ回路を含む。図4は、n個のセンスアンプ回路のうちの1つのセンスアンプ回路SACの回路構成を示したものである。
センスアンプ28は、n本のビット線BLのそれぞれに関連付けられたn個のセンスアンプ回路を含む。図4は、n個のセンスアンプ回路のうちの1つのセンスアンプ回路SACの回路構成を示したものである。
図4に示されるように、センスアンプ回路SACは、センスアンプ部SAと、データラッチ回路SDL,ADL,BDL,CDL,XDLとを含む。センスアンプ部SA、及びデータラッチ回路SDL,ADL,BDL,CDL,XDLは、互いにデータを送受信可能なようにバスLBUSにより接続されている。より詳細には、データラッチ回路SDL,ADL,BDL,CDLはバスLBUSを介して共通に接続されており、データラッチ回路XDLはバスDBUSに接続されている。バスLBUS及びバスDBUSはトランジスタTRXXを介して接続されている。トランジスタTRXXのゲートには制御信号SWが入力される。制御信号SWは例えばシーケンサ25により生成される。
センスアンプ部SAは、例えば読み出し動作において、対応するビット線BLに読み出されたデータをセンスして、読み出したデータが“0”であるか“1”であるかを判定する。センスアンプ部SAは、例えばPチャネル型MOSトランジスタであるトランジスタTR1と、Nチャネル型MOSトランジスタであるトランジスタTR2~TR9と、キャパシタC10とを含む。
トランジスタTR1の一端は電源線に接続されており、トランジスタTR1の他端はトランジスタTR2に接続されている。トランジスタTR1のゲートは、データラッチ回路SDL内のノードINVに接続されている。トランジスタTR2の一端はトランジスタTR1に接続されており、トランジスタTR2の他端はノードCOMに接続されている。トランジスタTR2のゲートには制御信号BLXが入力される。トランジスタTR3の一端はノードCOMに接続されており、トランジスタTR3の他端はトランジスタTR4に接続されている。トランジスタTR3のゲートには制御信号BLCが入力される。トランジスタTR4は、高耐圧のMOSトランジスタである。トランジスタTR4の一端はトランジスタTR3に接続されている。トランジスタTR4の他端は、対応するビット線BLに接続されている。トランジスタTR4のゲートには制御信号BLSが入力される。
トランジスタTR5の一端はノードCOMに接続されており、トランジスタTR5の他端はノードSRCに接続されている。トランジスタTR5のゲートはノードINVに接続されている。トランジスタTR6の一端は、トランジスタTR1とトランジスタTR2との間に接続されており、トランジスタTR6の他端はノードSENに接続されている。トランジスタTR6のゲートには制御信号HLLが入力される。トランジスタTR7の一端はノードSENに接続されており、トランジスタTR7の他端はノードCOMに接続されている。トランジスタTR7のゲートには制御信号XXLが入力される。
トランジスタTR8の一端は接地されており、トランジスタTR8の他端はトランジスタTR9に接続されている。トランジスタTR8のゲートはノードSENに接続されている。トランジスタTR9の一端はトランジスタTR8に接続されており、トランジスタTR9の他端はバスLBUSに接続されている。トランジスタTR9のゲートには制御信号STBが入力される。キャパシタC10の一端はノードSENに接続されている。キャパシタC10の他端にはクロックCLKが入力される。
制御信号BLX,BLC,BLS,HLL,XXL,STBは例えばシーケンサ25により生成される。また、トランジスタTR1の一端に接続された電源線には、例えば半導体記憶装置2の内部電源電圧である電圧Vddが印加され、ノードSRCには、例えば半導体記憶装置2の接地電圧である電圧Vssが印加される。
データラッチ回路SDL,ADL,BDL,CDL,XDLは、読み出しデータを一時的に保持する。データラッチ回路XDLは入出力回路22に接続され、センスアンプ回路SACと入出力回路22との間のデータの入出力に使用される。
データラッチ回路SDLは、例えばインバータIV11,IV12と、Nチャネル型MOSトランジスタであるトランジスタTR13,TR14とを含む。インバータIV11の入力ノードはノードLATに接続されている。インバータIV11の出力ノードはノードINVに接続されている。インバータIV12の入力ノードはノードINVに接続されている。インバータIV12の出力ノードはノードLATに接続されている。トランジスタTR13の一端はノードINVに接続されており、トランジスタTR13の他端はバスLBUSに接続されている。トランジスタTR13のゲートには制御信号STIが入力される。トランジスタTR13の一端はノードLATに接続されており、トランジスタTR14の他端はバスLBUSに接続されている。トランジスタTR14のゲートには制御信号STLが入力される。
データラッチ回路SDLは、例えばインバータIV11,IV12と、Nチャネル型MOSトランジスタであるトランジスタTR13,TR14とを含む。インバータIV11の入力ノードはノードLATに接続されている。インバータIV11の出力ノードはノードINVに接続されている。インバータIV12の入力ノードはノードINVに接続されている。インバータIV12の出力ノードはノードLATに接続されている。トランジスタTR13の一端はノードINVに接続されており、トランジスタTR13の他端はバスLBUSに接続されている。トランジスタTR13のゲートには制御信号STIが入力される。トランジスタTR13の一端はノードLATに接続されており、トランジスタTR14の他端はバスLBUSに接続されている。トランジスタTR14のゲートには制御信号STLが入力される。
例えば、ノードLATにおいて保持されるデータがデータラッチ回路SDLに保持されるデータに相当する。また、ノードINVにおいて保持されるデータは、ノードLATに保持されるデータの反転データに相当する。データラッチ回路ADL,BDL,CDLの回路構成は、例えばデータラッチ回路SDLの回路構成と同様のため、それらの説明は省略する。以下では、データラッチ回路ADL,BDL,CDLをまとめて「データラッチ回路DL」とも称する。データラッチ回路XDLの回路構成は後述する。
図5に示されるように、センスアンプ28はk個のセンスアンプユニットSAU(SAU0~SAU(k-1))を有している。1つのセンスアンプユニットSAUは、m個のセンスアンプ部SA(SA0~SA(m-1))、m個のデータラッチ回路DL(DL0~DL(m-1))、及びm個のデータラッチ回路XDL(XDL0~XDL(m-1))を含む。「m」及び「k」は整数であり、「m×k=n」を満たす。「m」は例えば16(2の4乗)であり、「k」は8192(2の13乗)である。違う言い方をすれば、n個(131072、2の17乗)のセンスアンプ回路SACは、k個(8192、2の13乗)のセンスアンプユニットSAUに分割されており、各センスアンプユニットSAUは、m個(16、2の4乗)のセンスアンプ回路SACを含んでいる。
m個のデータラッチ回路XDL0~XDL(m-1)はm本のバスXBUS(XBUS0~XBUS(m-1))を介して入出力回路22に接続されている。m本のバスXBUS0~XBUS(m-1)は、例えば32~64個の複数のセンスアンプユニットSAUに対して共通に設けられる。違う言い方をすれば、m本のバスXBUS0~XBUS(m-1)には、例えば32~64個の複数のセンスアンプユニットSAUが接続されている。複数のセンスアンプユニットSAUはバスXBUS0~XBUS(m-1)を介して入出力回路22に接続されている。このように複数のセンスアンプユニットSAUが接続されるバスXBUS0~XBUS(m-1)を一組として、複数組のバスXBUS0~XBUS(m-1)が入出力回路22に接続されている。本実施形態では、バスXBUSがデータ配線に相当する。
入出力回路22は、データ変換部220、及び入出力制御部221を含む。データ変換部220及び入出力制御部221は複数の配線XLを介して互いに接続されている。
データ変換部220は、読み出し動作の際にはシリアライザとして機能することにより、データラッチ回路XDL0~XDL(m-1)からバスXBUS0~XBUS(m-1)を介してそれぞれ伝送されるパラレルデータをシリアル信号に変換して複数の配線XLを介して入出力制御部221に送信する。データ変換部220は、書き込み動作の際にはデシリアライザとして機能することにより、入出力制御部221から複数の配線XLを介して送信されるシリアル信号をパラレルデータに変換してバスXBUS0~XBUS(m-1)にそれぞれ伝送する。
データ変換部220は、読み出し動作の際にはシリアライザとして機能することにより、データラッチ回路XDL0~XDL(m-1)からバスXBUS0~XBUS(m-1)を介してそれぞれ伝送されるパラレルデータをシリアル信号に変換して複数の配線XLを介して入出力制御部221に送信する。データ変換部220は、書き込み動作の際にはデシリアライザとして機能することにより、入出力制御部221から複数の配線XLを介して送信されるシリアル信号をパラレルデータに変換してバスXBUS0~XBUS(m-1)にそれぞれ伝送する。
入出力制御部221は、複数の入出力線I/Oと複数の配線XLとの間でのシリアル信号の伝送を制御する部分である。
(データラッチ回路XDLの構成)
次に、データラッチ回路XDLの構成について説明する。
(データラッチ回路XDLの構成)
次に、データラッチ回路XDLの構成について説明する。
図6に示されるように、データラッチ回路XDLは、Pチャネル型MOSトランジスタであるTP11~14,TP21,TP31と、Nチャネル型MOSトランジスタであるTN11~13,TN21,TN31,TN32とを含む。
トランジスタTP11,TP12,TN11,TN12は、クロス接続されたインバータ回路XIVを構成している。すなわち、トランジスタTP11,TN11は第1インバータ回路を構成しており、ノードLATにおいて直列接続されている。トランジスタTP11,TN11のそれぞれのゲートはノードINVに接続されている。ノードLAT及びノードINVは第1インバータ回路の出力及び入力としてそれぞれ機能する。トランジスタTP12,TN12は第2インバータ回路を構成しており、ノードINVにおいて直列接続されている。トランジスタTP12,TN12のそれぞれのゲートはノードLATに接続されている。ノードLAT及びノードINVは第2インバータ回路の入力及び出力としてそれぞれ機能する。
トランジスタTP11,TP12,TN11,TN12は、クロス接続されたインバータ回路XIVを構成している。すなわち、トランジスタTP11,TN11は第1インバータ回路を構成しており、ノードLATにおいて直列接続されている。トランジスタTP11,TN11のそれぞれのゲートはノードINVに接続されている。ノードLAT及びノードINVは第1インバータ回路の出力及び入力としてそれぞれ機能する。トランジスタTP12,TN12は第2インバータ回路を構成しており、ノードINVにおいて直列接続されている。トランジスタTP12,TN12のそれぞれのゲートはノードLATに接続されている。ノードLAT及びノードINVは第2インバータ回路の入力及び出力としてそれぞれ機能する。
トランジスタTP11の電流経路の2つの端部のうち、ノードLATに接続される端部とは反対側の端部はトランジスタTP13を介して電源電位ノードVDDに接続されている。電源電位ノードVDDには電源電位Vddが供給されている。トランジスタTP13のゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XLLが入力される。トランジスタTP13は、制御信号XLLに基づいてオン/オフするスイッチ回路として機能する。
トランジスタTP12の電流経路の2つの端部のうち、ノードINVに接続される端部とは反対側の端部はトランジスタTP14を介して電源電位ノードVDDに接続されている。トランジスタTP14のゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XLIが入力される。トランジスタTP12は、制御信号XLIに基づいてオン/オフするスイッチ回路として機能する。
トランジスタTN11の電流経路の2つの端部のうち、ノードLATに接続される端部とは反対側の端部はトランジスタTN13を介して接地電位ノードVSSに接続されている。接地電位ノードVSSには接地電位Vssが供給されている。トランジスタTN13のゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XNLが入力される。トランジスタTN13は、制御信号XNLに基づいてオン/オフするスイッチ回路として機能する。
トランジスタTN12の電流経路の2つの端部のうち、ノードINVに接続される端部とは反対側の端部は接地電位ノードVSSに接続されている。
トランジスタTP21,TN21は、バスDBUSとノードINVとの間に並列に接続されている。トランジスタTP21のゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XNIが入力される。トランジスタTN21のゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XTIが入力される。トランジスタTP21,TN21は、制御信号XNI,XTIに基づいてオン/オフするスイッチ回路として機能する。
トランジスタTP21,TN21は、バスDBUSとノードINVとの間に並列に接続されている。トランジスタTP21のゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XNIが入力される。トランジスタTN21のゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XTIが入力される。トランジスタTP21,TN21は、制御信号XNI,XTIに基づいてオン/オフするスイッチ回路として機能する。
トランジスタTP31,TN31,TN32はバスXBUSとノードLATとの間に接続されている。トランジスタTN31,TN32は直列接続されている。トランジスタTP31は、直列接続されたトランジスタTN31,TN32に対して並列に接続されている。トランジスタTP31のゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XNLが入力される。トランジスタTN31,TN32のそれぞれのゲートには、シーケンサ25により生成される制御信号XTLが入力される。トランジスタTP31,TN31,TN32は、制御信号XNL,XTLに基づいてオン/オフするスイッチ回路として機能する。本実施形態では、トランジスタTN31,TN32が、多重化されているトランジスタに相当する。
(半導体記憶装置の断面構造)
図7に示されるように、半導体記憶装置2では、半導体基板40上に周辺回路PER及びメモリセルアレイ21が順に配置された構造を有している。
図7に示されるように、半導体記憶装置2では、半導体基板40上に周辺回路PER及びメモリセルアレイ21が順に配置された構造を有している。
メモリセルアレイ21では、導電体層520の上に複数のNANDストリングNSが形成されている。導電体層520は、埋め込みソース線(BSL)とも称されるものであり、図3のソース線SLに該当するものである。
導電体層520の上方には、セレクトゲート線SGSとして機能する配線層533、ワード線WLとして機能する複数の配線層532、及びセレクトゲート線SGDとして機能する配線層531が積層されている。積層された配線層533,532,531のそれぞれの間には、不図示の絶縁層が配置されている。
導電体層520の上方には、セレクトゲート線SGSとして機能する配線層533、ワード線WLとして機能する複数の配線層532、及びセレクトゲート線SGDとして機能する配線層531が積層されている。積層された配線層533,532,531のそれぞれの間には、不図示の絶縁層が配置されている。
メモリセルアレイ21には複数のメモリホール534が形成されている。メモリホール534は、配線層533,532,531、及びそれらの間にある不図示の絶縁層を上下方向に貫通しており、且つ導電体層520に達する穴である。
メモリホール534のうち、積層された配線層533,532,531のそれぞれと交差している各部分はトランジスタとして機能する。これら複数のトランジスタのうち、配線層531と交差している部分にあるものは選択トランジスタST1として機能する。複数のトランジスタのうち、配線層532と交差している部分にあるものはメモリセルトランジスタMT(MT0~MT7)として機能する。複数のトランジスタのうち、配線層533と交差している部分にあるものは選択トランジスタST2として機能する。
メモリホール534のうち、積層された配線層533,532,531のそれぞれと交差している各部分はトランジスタとして機能する。これら複数のトランジスタのうち、配線層531と交差している部分にあるものは選択トランジスタST1として機能する。複数のトランジスタのうち、配線層532と交差している部分にあるものはメモリセルトランジスタMT(MT0~MT7)として機能する。複数のトランジスタのうち、配線層533と交差している部分にあるものは選択トランジスタST2として機能する。
メモリホール534の上方にはビット線BLとして機能する配線層616が形成されている。メモリホール534の上端はコンタクトプラグ539を介して配線層616に接続されている。
図7に示される構造と同様の構造が、図7の紙面の奥行き方向に沿って複数配列されている。図7の紙面の奥行き方向に沿って一列に並ぶ複数のNANDストリングNSの集合によって、1つのストリングユニットSUが形成されている。
図7に示される構造と同様の構造が、図7の紙面の奥行き方向に沿って複数配列されている。図7の紙面の奥行き方向に沿って一列に並ぶ複数のNANDストリングNSの集合によって、1つのストリングユニットSUが形成されている。
半導体基板40と導電体層520(ソース線SL)とは離間して配置されており、両者の間に周辺回路PERの一部が配置されている。周辺回路PERは、メモリセルアレイ21におけるデータの書き込み動作や読み出し動作、及び消去動作等を実現するために設けられる回路である。図2に示されるセンスアンプ28、ロウデコーダ27、及び電圧生成回路26等は周辺回路PERの一部となっている。
周辺回路PERは、半導体基板40の上面に形成されたトランジスタTRと、複数の導電体611~615とを含む。導電体611~615は、例えば金属のような導体により形成された配線層である。導電体611~615は、複数の高さ位置に分布するよう形成されており、コンタクト620~623を介して互いに電気的に接続されている。コンタクト620~623は、不図示の絶縁層を上下方向に貫くようにコンタクトホールを形成した後、当該コンタクトホールの内側に例えばタングステン等の導電体材料を充填することにより形成されたものである。導電体615はコンタクト624を介して配線層616(ビット線BL)に電気的に接続されている。
図8は、半導体記憶装置2の周辺回路PERの構造の一部、特にデータラッチ回路XDLを構成する部分の平面構造を模式的に示したものである。なお、図8では、2つのデータラッチ回路XDL1,XDL2を構成する部分の平面構造が示されている。
図8に示されるように、半導体記憶装置2では、ソース・ドレイン部LW1、ゲート部LT1、ソース・ドレイン部LW2、ゲート部LT2、ソース・ドレイン部LW3、及びゲート部LT3が順に配置されている。
図8に示されるように、半導体記憶装置2では、ソース・ドレイン部LW1、ゲート部LT1、ソース・ドレイン部LW2、ゲート部LT2、ソース・ドレイン部LW3、及びゲート部LT3が順に配置されている。
ソース・ドレイン部LW1は、データラッチ回路XDL1,XDL2のそれぞれのトランジスタTN31のそれぞれのソース又はドレインとして機能するソース・ドレイン部LW1_1,LW1_2が配置されている。ソース・ドレイン部LW1_1,LW1_2はバスXBUSに接続されている。ゲート部LT1には、データラッチ回路XDL1,XDL2のそれぞれのトランジスタTN31のゲートとして機能するゲート部LT1_1,LT1_2が配置されている。ゲート部LT1_1,LT1_2には、トランジスタTN31のゲートに接続されるビアV31がそれぞれ形成されている。ソース・ドレイン部LW2には、データラッチ回路XDL1,XDL2のそれぞれのトランジスタTN31のソース又はドレインとして、またトランジスタTN32のソース又はドレインとして機能するソース・ドレイン部LW2_1,LW2_2が配置されている。
ゲート部LT2には、データラッチ回路XDL1,XDL2のそれぞれのトランジスタTN32のゲートとして機能するゲート部LT2_1,LT2_2が配置されている。ゲート部LT2_1,LT2_2には、トランジスタTN32のゲートに接続されるビアV32がそれぞれ形成されている。ソース・ドレイン部LW3には、データラッチ回路XDL1,XDL2のそれぞれのトランジスタTN32のソース又はドレインとして、またトランジスタTN11のソース又はドレインとして機能するソース・ドレイン部LW3_1,LW3_2が配置されている。ソース・ドレイン部LW3_1,LW3_2はノードLATに接続されている。ゲート部LT3には、データラッチ回路XDL1,XDL2のそれぞれのトランジスタTN11のゲートとして機能するゲート部LT3_1,LT3_2が配置されている。
各部LW1,LT1,LW2,LT2,LW3,LT3が配置されている方向を奥行き方向Yとするとき、ビアV31及びビアV32は、奥行き方向Yに並行な同一直線上に配置されている。ビアV31及びビアV32には、奥行き方向Yに延びる共通の配線LTGが接続されている。ビアV31及びビアV32には、シーケンサ25から配線LTGを介して制御信号XTLが入力される。本実施形態では、配線LTGが共通の信号線に相当する。
本実施形態の半導体記憶装置2は、図8に示されるように、各データラッチ回路XDL1,XDL2のトランジスタTN31のゲート及びトランジスタTN32のゲートが別の部分に設けられる、いわゆるダブルゲート方式を採用している。ダブルゲート方式を採用した場合、図8に示されるように、一方のデータラッチ回路XDL1を構成する各部LW1_1,LT1_1,LW2_1,LT2_1,LW3_1,LT3_1と、他方のデータラッチ回路XDL2を構成する各部LW1_2,LT1_2,LW2_2,LT2_2,LW3_2,LT3_2とを横方向Xに並べて配置することができる。
一方、図9に示されるように半導体記憶装置2を製造した場合でも、二重化されたトランジスタTN31,TN32を設けることが可能である。図9に示される参考例の半導体記憶装置2では、ソース・ドレイン部LW1、ゲート部LT1、ソース・ドレイン部LW2、ゲート部LT2、ソース・ドレイン部LW3、ギャップ部LG、ソース・ドレイン部LW4、及びゲート部LT3が順に配置されている。
ソース・ドレイン部LW1は、他方のデータラッチ回路XDL2のトランジスタTN31,TN32のそれぞれのソース又はドレインとして機能する。ソース・ドレイン部LW1はノードLATに接続されている。ゲート部LT1は、他方のデータラッチ回路XDL2のトランジスタTN31,TN32のそれぞれのゲートとして機能する。ゲート部LT1には、トランジスタTN31,TN32のそれぞれのゲートに接続されるビアV31,V32が設けられている。ソース・ドレイン部LW2は、一方のデータラッチ回路XDL1のトランジスタTN31,TN32のそれぞれのソース又はドレインとして、また他方のデータラッチ回路XDL2のトランジスタTN31,TN32のそれぞれのソース又はドレインとして機能する。ソース・ドレイン部LW2は、バスXBUSに接続されている。
ゲート部LT2は、一方のデータラッチ回路XDL1のトランジスタTN31,TN32のそれぞれのゲートとして機能する。ゲート部LT2には、トランジスタTN31,TN32のそれぞれのゲートに接続されるビアV31,V32が設けられている。ソース・ドレイン部LW3は、一方のデータラッチ回路XDL1のトランジスタTN31,TN32のそれぞれのソース又はドレインとして機能する。ソース・ドレイン部LW3はノードLATに接続されている。ギャップ部LGはソース・ドレイン部LW3とソース・ドレイン部LW4との間に設けられている。
ソース・ドレイン部LW4には、データラッチ回路XDL1,XDL2のそれぞれのトランジスタTN11のそれぞれのソース又はドレインとして機能するソース・ドレイン部LW4_1,LW4_2が配置されている。ソース・ドレイン部LW4_1は配線WW1を介してソース・ドレイン部LW3に接続されている。ソース・ドレイン部LW4_2は配線WW2を介してソース・ドレイン部LW1に接続されている。ソース・ドレイン部LW4_1,LW4_2はノードLATに接続されている。ゲート部LT3には、データラッチ回路XDL1,XDL2のそれぞれのトランジスタTN11のゲートとして機能するゲート部LT3_1,LT3_2が配置されている。
この参考例の半導体記憶装置2は、ゲート部LT1,LT2のそれぞれに2つのビアV31,V32が設けられる、いわゆるダブルビア方式を採用している。このような構成の場合、ソース・ドレイン部LW3の電位に基づいてソース・ドレイン部LW4_2の電位が変化することを防止するために、ソース・ドレイン部LW3とソース・ドレイン部LW4とを分割し、且つそれらの間にギャップ部LGを形成する必要がある。図8に示されるように、本実施形態の半導体記憶装置2では、そのような構成が不要であるため、その分だけ半導体記憶装置2を薄型化することが可能である。これにより、チップ面積を減少させることができるため、コストを低減することが可能である。
(データラッチ回路XDLの動作例)
次に、データラッチ回路XDLの動作例について説明する。
-データのラッチ-
シーケンサ25は、データラッチ回路XDLにおいてデータをラッチする際には、データラッチ回路XDLを図10に示されるように動作させる。図10に示されるように、シーケンサ25は、制御信号XTL,XTI,XLI,XLLをローレベルに維持し、制御信号XNL,XNIをハイレベルに維持する。ハイレベルは、Pチャネル型MOSトランジスタをオフさせ、且つNチャネル型MOSトランジスタをオンさせる大きさの電位、例えば電源電位Vddを有している。ローレベルは、Pチャネル型MOSトランジスタをオンさせ、且つNチャネル型MOSトランジスタをオンさせる大きさの電位、例えば接地電位Vssを有している。
次に、データラッチ回路XDLの動作例について説明する。
-データのラッチ-
シーケンサ25は、データラッチ回路XDLにおいてデータをラッチする際には、データラッチ回路XDLを図10に示されるように動作させる。図10に示されるように、シーケンサ25は、制御信号XTL,XTI,XLI,XLLをローレベルに維持し、制御信号XNL,XNIをハイレベルに維持する。ハイレベルは、Pチャネル型MOSトランジスタをオフさせ、且つNチャネル型MOSトランジスタをオンさせる大きさの電位、例えば電源電位Vddを有している。ローレベルは、Pチャネル型MOSトランジスタをオンさせ、且つNチャネル型MOSトランジスタをオンさせる大きさの電位、例えば接地電位Vssを有している。
制御信号XNL,XTL,XTI,XLI,XLL,XNIのそれぞれの電位が上記のレベルに設定されることにより、トランジスタTP13,TP14,TN13はオン状態になり、トランジスタTP21,TN21,TP31,TN31,TN32はオフ状態になる。図10では、オン状態であるトランジスタが破線により囲まれている。このようなトランジスタのオン/オフ状態により、ノードLAT,INVは共にバスDBUS,XBUSの両方から切断されている。他方、クロス接続されたインバータ回路XIVは、電源電位ノードVDD及び接地電位ノードVSSに接続されているため、ノードLAT,INVのそれぞれの電位が保持される。すなわち、ノードLATは、データラッチ回路XDLにより保持されるデジタルデータに応じて、ハイレベル又はローレベルの電位を維持する。ノードINVは、データラッチ回路XDLにより保持されるデジタルデータのレベルの反対のレベルの電位を維持する。このように、本実施形態では、クロス接続されたインバータ回路XIVが、センスアンプ回路SACと入出力回路22との間で入出力されるデータを一時的に保持するデータ保持部に相当する。
-バスDBUSからのデータ入力-
シーケンサ25は、バスDBUSからデータラッチ回路XDLへデータを転送する際に、図4に示される制御信号SWをハイレベルに設定することによりトランジスタTRXXをオン状態にする。そのため、バスDBUSは、データラッチ回路XDLに転送されるべきデータに基づく電位を既に有している。転送されるべきデータがハイレベルであれば、バスDBUSの電位はハイレベルに維持されている。一方、転送されるべきデータがローレベルであれば、バスDBUSの電位はローレベルに維持されている。
シーケンサ25は、バスDBUSからデータラッチ回路XDLへデータを転送する際に、図4に示される制御信号SWをハイレベルに設定することによりトランジスタTRXXをオン状態にする。そのため、バスDBUSは、データラッチ回路XDLに転送されるべきデータに基づく電位を既に有している。転送されるべきデータがハイレベルであれば、バスDBUSの電位はハイレベルに維持されている。一方、転送されるべきデータがローレベルであれば、バスDBUSの電位はローレベルに維持されている。
バスDBUSからデータラッチ回路XDLへのデータの入力の開始時点では、データラッチ回路XDLは図10に示される状態である。シーケンサ25は、バスDBUSからデータラッチ回路XDLにデータが入力される際にデータラッチ回路XDLを図11に示されるように動作させる。
図11に示されるように、シーケンサ25は、制御信号XNLをハイレベルに維持し、且つ制御信号XTLをローレベルに維持することにより、トランジスタTP31,TN31,TN32を共にオフ状態に維持する。したがって、ノードLATがバスXBUSから切断されている。
また、シーケンサ25は、制御信号XLLをローレベルに維持することによりトランジスタTP13をオン状態に維持する。さらに、シーケンサ25は、制御信号XLIをハイレベルに維持することによりトランジスタTP14をオフ状態に維持する。
この状態で、シーケンサ25は、制御信号XNIをローレベルに維持し、且つ制御信号XTIをハイレベルに維持することによりトランジスタTP21,TN21をオン状態に維持する。これにより、ノードINVがバスDBUSに接続されて、ノードINVのレベルがバスDBUSのレベルになるとともに、ノードLATのレベルがバスDBUSのレベルとは反対のレベルになる。すなわち、バスDBUSの電位がハイレベルであれば、ノードINVの電位はハイレベルになる一方、ノードLATのレベルはローレベルになる。このようにしてバスDBUSのハイレベルのデータがデータラッチ回路XDLに転送される。これに対し、バスDBUSの電位がローレベルであれば、ノードINVの電位はローレベルになる一方、ノードLATのレベルはハイレベルになる。このようにしてバスDBUSのローレベルのデータがデータラッチ回路XDLに転送される。
この状態で、シーケンサ25は、制御信号XNIをローレベルに維持し、且つ制御信号XTIをハイレベルに維持することによりトランジスタTP21,TN21をオン状態に維持する。これにより、ノードINVがバスDBUSに接続されて、ノードINVのレベルがバスDBUSのレベルになるとともに、ノードLATのレベルがバスDBUSのレベルとは反対のレベルになる。すなわち、バスDBUSの電位がハイレベルであれば、ノードINVの電位はハイレベルになる一方、ノードLATのレベルはローレベルになる。このようにしてバスDBUSのハイレベルのデータがデータラッチ回路XDLに転送される。これに対し、バスDBUSの電位がローレベルであれば、ノードINVの電位はローレベルになる一方、ノードLATのレベルはハイレベルになる。このようにしてバスDBUSのローレベルのデータがデータラッチ回路XDLに転送される。
-バスXBUSへのデータ出力-
バスXBUSへのデータの出力の開始時点では、データラッチ回路XDLは図10に示される状態である。シーケンサ25は、データラッチ回路XDLからバスXBUSにデータを出力する際には、データラッチ回路XDLを図12に示されるように動作させる。
バスXBUSへのデータの出力の開始時点では、データラッチ回路XDLは図10に示される状態である。シーケンサ25は、データラッチ回路XDLからバスXBUSにデータを出力する際には、データラッチ回路XDLを図12に示されるように動作させる。
図12に示されるように、シーケンサ25は、制御信号XNIをハイレベルに維持し、且つ制御信号XTIをローレベルに維持することによりトランジスタTP21,TN21をオフ状態に維持する。したがって、ノードINVはバスDBUSから切断されている。
また、シーケンサ25は、制御信号XLL,XLIをローレベルに維持し、且つ制御信号XNLをハイレベルに維持することにより、トランジスタTP13,TP14,TN13をオン状態に維持する。
また、シーケンサ25は、制御信号XLL,XLIをローレベルに維持し、且つ制御信号XNLをハイレベルに維持することにより、トランジスタTP13,TP14,TN13をオン状態に維持する。
この状態で、シーケンサ25は、制御信号XTLをオン状態に設定することによりトランジスタTN31,TN32をオン状態に維持する。なお、トランジスタTP31のゲートに入力される制御信号XNLは上述の通りハイレベルに設定されているため、トランジスタTP31もオン状態に維持されている。これによりノードLATがバスXBUSに接続されて、ノードLATのレベルがバスXBUSに出力される。すなわち、ノードLATの電位がハイレベルであれば、バスXBUSの電位がハイレベルに維持されて、データラッチ回路XDLからバスXBUSにハイレベルのデータが転送される。一方、ノードLATの電位がローレベルであれば、バスXBUSの電位がローレベルに維持されて、データラッチ回路XDLからバスXBUSにローレベルのデータが転送される。
-バスXBUSからのデータ入力-
バスXBUSからのデータの入力の開始時点では、データラッチ回路XDLは図10に示される状態である。シーケンサ25は、バスXBUSからデータラッチ回路XDLにデータが入力される際には、データラッチ回路XDLを図13に示されるように動作させる。なお、この際のデータラッチ回路XDLの動作は、上述のバスDBUSからデータラッチ回路DLにデータが入力される際の動作に対して、入力側がバスXBUSに切り替わっただけであり、基本的な動作は同様であるため、その詳細な説明は割愛する。
バスXBUSからのデータの入力の開始時点では、データラッチ回路XDLは図10に示される状態である。シーケンサ25は、バスXBUSからデータラッチ回路XDLにデータが入力される際には、データラッチ回路XDLを図13に示されるように動作させる。なお、この際のデータラッチ回路XDLの動作は、上述のバスDBUSからデータラッチ回路DLにデータが入力される際の動作に対して、入力側がバスXBUSに切り替わっただけであり、基本的な動作は同様であるため、その詳細な説明は割愛する。
-バスDBUSへのデータ出力-
バスDBUSへのデータの出力の開始時点では、データラッチ回路XDLは図10に示される状態である。シーケンサ25は、データラッチ回路XDLからバスDBUSにデータを出力する際には、データラッチ回路XDLを図14に示されるように動作させる。なお、この際のデータラッチ回路XDLの動作は、上述のデータラッチ回路XDLからバスXBUSにデータが出力される際の動作に対して、出力先がバスDBUSに切り替わっただけであり、基本的な動作は同様であるため、その詳細な説明は割愛する。
バスDBUSへのデータの出力の開始時点では、データラッチ回路XDLは図10に示される状態である。シーケンサ25は、データラッチ回路XDLからバスDBUSにデータを出力する際には、データラッチ回路XDLを図14に示されるように動作させる。なお、この際のデータラッチ回路XDLの動作は、上述のデータラッチ回路XDLからバスXBUSにデータが出力される際の動作に対して、出力先がバスDBUSに切り替わっただけであり、基本的な動作は同様であるため、その詳細な説明は割愛する。
(参考例のデータラッチ回路XDLと本実施形態のデータラッチ回路XDLとの比較)
図15は、参考例のデータラッチ回路XDLの回路図を示したものである。図15に示される参考例のデータラッチ回路XDLと、図6に示される本実施形態のデータラッチ回路XDLとを比較して明らかなように、本実施形態のデータラッチ回路XDLでは2つのトランジスタTN31,TN32が設けられているのに対し、参考例のデータラッチ回路XDLでは一つのトランジスタTN31しか設けられていない。このような参考例のデータラッチ回路XDLの構成の場合、トランジスタTN31のゲートに接続されるビア、あるいはビアに接続される配線にオープン故障が発生すると、データラッチ回路XDLの動作が不安定になるだけでなく、故障したデータラッチ回路XDLを含むセンスアンプユニットSAU、並びにデータラッチ回路XDLとバスXBUSを介して接続される他のセンスアンプユニットSAUが使用できなくなるおそれがある。
図15は、参考例のデータラッチ回路XDLの回路図を示したものである。図15に示される参考例のデータラッチ回路XDLと、図6に示される本実施形態のデータラッチ回路XDLとを比較して明らかなように、本実施形態のデータラッチ回路XDLでは2つのトランジスタTN31,TN32が設けられているのに対し、参考例のデータラッチ回路XDLでは一つのトランジスタTN31しか設けられていない。このような参考例のデータラッチ回路XDLの構成の場合、トランジスタTN31のゲートに接続されるビア、あるいはビアに接続される配線にオープン故障が発生すると、データラッチ回路XDLの動作が不安定になるだけでなく、故障したデータラッチ回路XDLを含むセンスアンプユニットSAU、並びにデータラッチ回路XDLとバスXBUSを介して接続される他のセンスアンプユニットSAUが使用できなくなるおそれがある。
詳しくは、図7に示されるような半導体記憶装置2を製造する際には、そのトランジスタTN31のゲートにビアを接続する工程や、そのビアに配線を接続する工程において、ビアや配線にオープン故障が発生する可能性がある。ゲートに接続されるビアや配線にオープン故障が発生すると、トランジスタTN31のゲートがフローティングしてしまい、そのゲート電圧を制御することができなくなる。この場合、トランジスタTN31のゲート電圧は、トランジスタTN31の付近で伝送される隣接信号からのチャージシェアリングにより定まることになるため、非常に不安定な電圧になる。隣接信号の状況は都度変化するため、結果的にトランジスタTN31のオン/オフを制御することができなくなる。
データラッチ回路XDLがデータをラッチしている状態である場合、本来であれば、トランジスタTN13はオフ状態に維持されていなければならない。しかしながら、上述のようにトランジスタTN13のオン/オフを制御できない場合、データをラッチしている状態であっても、予期せぬタイミングでトランジスタTN13がオン状態になる、いわゆるオン故障が発生する可能性がある。一方、データをラッチしている状態であるとき、トランジスタTP31をオフさせるために制御信号XNLはハイレベルに設定されているため、トランジスタTN13はオン状態に設定されている。そのため、予期せぬタイミングでトランジスタTN13がオン状態になると、バスXBUSが接地電位ノードVSSに接続されるおそれがある。すなわち、オン故障が発生しているトランジスタTN13を有するデータラッチ回路XDLに接続されるバスXBUSが予期せぬタイミングで接地電位に遷移する可能性がある。
図5に示されるように、例えば複数のセンスアンプユニットSAUのそれぞれのデータラッチ回路XDL0は共通のバスXBUSに接続されている。そのため、複数のセンスアンプユニットSAUのうちの一つのセンスアンプユニットSAUのデータラッチ回路XDL0においてトランジスタTN13のオン故障が発生した場合、オン故障が発生していない他のデータラッチ回路XDL0からバスXBUSにデータを転送しようとした際に、強制的にバスXBUSが接地電位に遷移することにより、データを適切に転送できない可能性がある。結果的に、トランジスタTN13にオン故障が発生しているデータラッチ回路XDLだけでなく、それとバスXBUSを共有する全てのデータラッチ回路XDLを使用することができなくなる。
また、あるデータラッチ回路XDLとバスDBUSを共有する全てのセンスアンプ回路SAC0~SAC(m-1)は、1つのまとまりとして制御されるため、トランジスタTN13にオン故障が発生しているデータラッチ回路XDLの動作が不安定になることにより、そのデータラッチ回路XDLとバスDBUSを共有する全てのセンスアンプ回路SAC0~SAC(m-1)も使用することができなくなる可能性がある。
この点、本実施形態のデータラッチ回路XDLは、図6に示されるように、制御信号XTLに対応するトランジスタとして2つのトランジスタTN31,TN32を有している。この構成によれば、仮に一方のトランジスタTN31にオン故障が発生したとしても、他方のトランジスタTN32が正常であれば、予期せぬタイミングでバスXBUSが接地電位に遷移することはない。すなわち、トランジスタTN31,TN32のいずれか一方にオン故障が発生したとしても、正常な他方のトランジスタによりデータラッチ回路XDLの動作を確保することができる。そのため、データの入出力のロバスト性を高めることが可能である。
(第1変形例)
トランジスタTN31のビアV31及びトランジスタTN32のビアV32に配線を接続する方法としては、図8に示される方法とは異なる方法を用いることも可能である。
トランジスタTN31のビアV31及びトランジスタTN32のビアV32に配線を接続する方法としては、図8に示される方法とは異なる方法を用いることも可能である。
例えば図16に示されるように、トランジスタTN31のビアV31及びトランジスタTN32のビアV32に異なる配線LTG1,LTG2をそれぞれ接続してもよい。この構成では、シーケンサ25から配線LTG1,LTG2のそれぞれに制御信号XTLが入力される。
あるいは、図17に示されるように、トランジスタTN31のビアV31とトランジスタTN32のビアV32とが、奥行き方向Yにおいて重ならないように配置されていてもよい。この構成では、トランジスタTN31のビアV31及びトランジスタTN32のビアV32のそれぞれに配線LTG1,LTG2を接続する際に、それらの配線LTG1,LTG2が重なることがない。そのため、図16に示されるように配線LTG1,LTG2のいずれか一方を屈曲させる必要がない。本変形例では、配線LTG1,LTG2が別々の信号線に相当する。
(第2変形例)
本変形例のデータラッチ回路XDLは、図18に示される構成を有している。図18に示されるように、このデータラッチ回路XDLでは、バスXBUSとノードLATとの間に、Pチャネル型MOSトランジスタである2つのトランジスタTP31,TP32と、Nチャネル型MOSトランジスタであるトランジスタTN31とが接続されている。トランジスタTP31,TP32は直列接続されている。トランジスタTN31は、直列接続されたトランジスタTP31,TP32に対して並列に接続されている。この構成によれば、トランジスタTP31,TP32のいずれか一方が故障した場合であっても、正常な他方のトランジスタによりデータラッチ回路XDLの動作を確保することができる。
本変形例のデータラッチ回路XDLは、図18に示される構成を有している。図18に示されるように、このデータラッチ回路XDLでは、バスXBUSとノードLATとの間に、Pチャネル型MOSトランジスタである2つのトランジスタTP31,TP32と、Nチャネル型MOSトランジスタであるトランジスタTN31とが接続されている。トランジスタTP31,TP32は直列接続されている。トランジスタTN31は、直列接続されたトランジスタTP31,TP32に対して並列に接続されている。この構成によれば、トランジスタTP31,TP32のいずれか一方が故障した場合であっても、正常な他方のトランジスタによりデータラッチ回路XDLの動作を確保することができる。
あるいは、データラッチ回路XDLは、図19に示される構成を有していてもよい。図19に示されるように、このデータラッチ回路XDLでは、バスXBUSとノードLATとの間に、CMOSトランジスタである2つのトランジスタTC31,TC32が接続されている。トランジスタTC31は、Nチャネル型MOSトランジスタTN31とPチャネル型MOSトランジスタTP31とを有している。同様に、トランジスタTC32は、Nチャネル型MOSトランジスタTN32とPチャネル型MOSトランジスタTP32とを有している。Nチャネル型MOSトランジスタTN31,TN32は直列接続されている。Pチャネル型MOSトランジスタTP31,TP32も直列接続されている。
この構成によれば、トランジスタTC31,TC32のいずれか一方が故障した場合であっても、正常な他方のトランジスタによりデータラッチ回路XDLの動作を確保することができる。
(第3変形例)
図20に示されるように、本変形例のデータラッチ回路XDLでは、トランジスタTN31,TN32に対して、Nチャネル型トランジスタであるトランジスタTN33が更に直列に接続されている。この構成によれば、3つのトランジスタTN31,TN32,TN33のうち、1つ又は2つのトランジスタが故障した場合であっても、残りのトランジスタによりデータラッチ回路XDLの動作を確保することができる。
(第3変形例)
図20に示されるように、本変形例のデータラッチ回路XDLでは、トランジスタTN31,TN32に対して、Nチャネル型トランジスタであるトランジスタTN33が更に直列に接続されている。この構成によれば、3つのトランジスタTN31,TN32,TN33のうち、1つ又は2つのトランジスタが故障した場合であっても、残りのトランジスタによりデータラッチ回路XDLの動作を確保することができる。
なお、Nチャネル型MOSトランジスタは3つ以上の数で多重化されていてもよい。また、Nチャネル型MOSトランジスタに代えて、Pチャネル型MOSトランジスタが3つ以上の数で多重化されていてもよい。
(第4変形例)
本変形例のデータラッチ回路XDLは、図21に示される構成を有している。図21に示されるように、このデータラッチ回路XDLでは、Nチャネル型トランジスタである3つのトランジスタTN31,TN32,TN33が直列接続されている。トランジスタTN31,TN32のゲートには制御信号XTLが入力される。トランジスタTN32のゲートには、制御信号XTLとは異なる制御信号XTLLが入力される。この変形例では、トランジスタTN31,TN32,TN33が多重化トランジスタに相当し、トランジスタTN31,TN32が第1トランジスタに相当し、トランジスタTN33が第2トランジスタに相当する。また、制御信号XTLが第1信号に相当し、制御信号XTLLが第2信号に相当する。
(第4変形例)
本変形例のデータラッチ回路XDLは、図21に示される構成を有している。図21に示されるように、このデータラッチ回路XDLでは、Nチャネル型トランジスタである3つのトランジスタTN31,TN32,TN33が直列接続されている。トランジスタTN31,TN32のゲートには制御信号XTLが入力される。トランジスタTN32のゲートには、制御信号XTLとは異なる制御信号XTLLが入力される。この変形例では、トランジスタTN31,TN32,TN33が多重化トランジスタに相当し、トランジスタTN31,TN32が第1トランジスタに相当し、トランジスタTN33が第2トランジスタに相当する。また、制御信号XTLが第1信号に相当し、制御信号XTLLが第2信号に相当する。
ところで、半導体記憶装置2が図8に示されるような構造を有している場合、例えば配線LTGの中間部分P1でオープン故障が発生した場合、トランジスタTN31,TN32のそれぞれのゲートがフローティングする可能性がある。この場合、二重化されたトランジスタTN31,TN32を設けたとしても、トランジスタTN31,TN32の両方にオン故障が発生する可能性がある。
この点、図21に示されるような構成であれば、仮にトランジスタTN31,TN32の両方にオン故障が発生したとしても、制御信号XTLLによりトランジスタTN33のオン/オフを制御することによりデータラッチ回路XDLの動作を確保することができる。よって、データの入出力のロバスト性を更に向上させることができる。
なお、データラッチ回路XDLは、図22に示される構成を有していてもよい。図22に示されるように、このデータラッチ回路XDLでは、トランジスタTN31,TN33のゲートに制御信号XTLが入力され、トランジスタTN32のゲートに別の制御信号XTLLが入力される。この変形例では、トランジスタTN31,TN33が第1トランジスタに相当し、トランジスタTN32が第2トランジスタに相当する。
あるいは、データラッチ回路XDLは、図23に示される構成を有していてもよい。図23に示されるように、このデータラッチ回路XDLでは、4つのトランジスタTN31,TN32,TN33,TN34が直列接続されている。トランジスタTN31,TN34のゲートには制御信号XTLが入力され、トランジスタTN32,TN33のゲートには別の制御信号XTLLが入力される。この変形例では、トランジスタTN31,TN34が第1トランジスタに相当し、トランジスタTN32,TN33が第2トランジスタに相当する。
図22及び図23に示されるような構成であっても、図21に示される構成と同一又は類似の作用及び効果を得ることが可能である。
<他の実施形態>
本開示は上記の具体的に限定されるものではない。
<他の実施形態>
本開示は上記の具体的に限定されるものではない。
図6、図18~図23に示されるように、半導体記憶装置2は、バスXBUSとノードLATとの間に配置されるNチャネル型MOSトランジスタ及びPチャネル型MOSトランジスタの少なくとも一方が多重化されていればよい。
上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
2:半導体記憶装置、22:入出力回路、LTG,LTG1,LTG2:信号線、SAC:センスアンプ回路、TN31,TN32,TN33,TN34:Nチャネル型MOSトランジスタ、TP31,TP32:Pチャネル型MOSトランジスタ、XBUS:バス(データ配線)、XDL:データラッチ回路、XIV:インバータ回路(データ保持部)。
Claims (5)
- センスアンプ回路と入出力回路との間でのデータの入出力に用いられる複数のデータラッチ回路と、
複数の前記データラッチ回路に接続されるデータ配線と、を備え、
前記データラッチ回路は、
前記センスアンプ回路と前記入出力回路との間で入出力されるデータを一時的に保持するデータ保持部と、
前記データ保持部と前記データ配線との間に設けられるNチャネル型MOSトランジスタ及びPチャネル型MOSトランジスタの少なくとも一方と、を含み、
前記Nチャネル型MOSトランジスタ及び前記Pチャネル型MOSトランジスタの少なくとも一方は多重化されている
半導体記憶装置。 - 前記Nチャネル型MOSトランジスタ及び前記Pチャネル型MOSトランジスタの少なくとも一方のうち、多重化されているトランジスタを多重化トランジスタとするとき、
前記多重化トランジスタには、
第1信号がゲートに入力される第1トランジスタと、
前記第1信号とは別の第2信号がゲートに入力される第2トランジスタと、が含まれている
請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記Nチャネル型MOSトランジスタ及び前記Pチャネル型MOSトランジスタの少なくとも一方は3つ以上の数で多重化されている
請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。 - 前記Nチャネル型MOSトランジスタ及び前記Pチャネル型MOSトランジスタのうち、多重化されているトランジスタのそれぞれのゲートには、共通の信号線が接続されている
請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。 - 前記Nチャネル型MOSトランジスタ及び前記Pチャネル型MOSトランジスタの少なくとも一方のうち、多重化されているトランジスタのそれぞれのゲートには、別々の信号線が接続されている
請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
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