JPH10327066A - トランジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力型センスアンプ - Google Patents
トランジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力型センスアンプInfo
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- JPH10327066A JPH10327066A JP9136456A JP13645697A JPH10327066A JP H10327066 A JPH10327066 A JP H10327066A JP 9136456 A JP9136456 A JP 9136456A JP 13645697 A JP13645697 A JP 13645697A JP H10327066 A JPH10327066 A JP H10327066A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、パストランジスタ論
理回路における相補信号を増幅し出力するためのラッチ
型センサアンプとして、SAPL(Sense‐Amp
lifying Pass‐Transistor L
ogic)が使用されている。しかしながらデジタル回
路の高速化、省電力化が急速に進んでいるために、従来
のSAPLでは、その消費電力が大きく、動作速度が遅
いという問題が生じている。 【解決手段】 本発明は、トランジスタ論
理回路における相補信号を増幅するnMOSゲート入力
型センスアンプにおいて、一部のノードのプリチャージ
レベルを下げることにより、又は一部のノードのプリチ
ャージレベルを下げると同時に、出力ノードからグラン
ドへのパスを形成し出力ノードのディスチャージを補強
することにより、回路の動作速度を速めるようにして、
相補信号を増幅するために回路で行われるプリチャージ
/ディスチャージにて消費される電力と動作時に流れる
直流電流を低減するようにして、回路の高速動作、低消
費電力化を可能にしたものである。
理回路における相補信号を増幅し出力するためのラッチ
型センサアンプとして、SAPL(Sense‐Amp
lifying Pass‐Transistor L
ogic)が使用されている。しかしながらデジタル回
路の高速化、省電力化が急速に進んでいるために、従来
のSAPLでは、その消費電力が大きく、動作速度が遅
いという問題が生じている。 【解決手段】 本発明は、トランジスタ論
理回路における相補信号を増幅するnMOSゲート入力
型センスアンプにおいて、一部のノードのプリチャージ
レベルを下げることにより、又は一部のノードのプリチ
ャージレベルを下げると同時に、出力ノードからグラン
ドへのパスを形成し出力ノードのディスチャージを補強
することにより、回路の動作速度を速めるようにして、
相補信号を増幅するために回路で行われるプリチャージ
/ディスチャージにて消費される電力と動作時に流れる
直流電流を低減するようにして、回路の高速動作、低消
費電力化を可能にしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランジスタ論理
回路における相補信号を増幅して出力するnMOSゲー
ト入力型センサアンプに関し、消費電力が少なく、動作
速度の早いnMOSゲート入力型センサアンプを実現す
ることにある。
回路における相補信号を増幅して出力するnMOSゲー
ト入力型センサアンプに関し、消費電力が少なく、動作
速度の早いnMOSゲート入力型センサアンプを実現す
ることにある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、パストランジス
タ論理回路における相補信号を増幅し出力するためのラ
ッチ型センサアンプとして、SAPL(Sense‐A
mplifying Pass‐Transistor
Logic)が使用されている。しかしながらデジタ
ル回路の高速化、省電力化が急速に進んでいるために、
従来のSAPLでは、その消費電力が大きく、動作速度
が遅いという問題が生じている。
タ論理回路における相補信号を増幅し出力するためのラ
ッチ型センサアンプとして、SAPL(Sense‐A
mplifying Pass‐Transistor
Logic)が使用されている。しかしながらデジタ
ル回路の高速化、省電力化が急速に進んでいるために、
従来のSAPLでは、その消費電力が大きく、動作速度
が遅いという問題が生じている。
【0003】図4に本発明の、トランジスタ論理回路に
おけるnMOSゲート入力型センサアンプ、が使用され
る論理回路のシステムの概略図を示す。図4において、
VINは論理評価の行われる変数の入力端子、PTLは
パストランジスタ論理回路、OUTは論理評価の結果が
出力される出力端子である。SAPはパストランジスタ
論理回路の相補出力信号を増幅するラッチ型センスアン
プ、DINはラッチ型センスアンプの相補信号の入力端
子、QUTは増幅された相補出力の出力端子、clkは
クロックパルスの入力端子である。
おけるnMOSゲート入力型センサアンプ、が使用され
る論理回路のシステムの概略図を示す。図4において、
VINは論理評価の行われる変数の入力端子、PTLは
パストランジスタ論理回路、OUTは論理評価の結果が
出力される出力端子である。SAPはパストランジスタ
論理回路の相補出力信号を増幅するラッチ型センスアン
プ、DINはラッチ型センスアンプの相補信号の入力端
子、QUTは増幅された相補出力の出力端子、clkは
クロックパルスの入力端子である。
【0004】論理評価の行われる変数の入力端子VIN
に加えられた、システムへの入力変数A、xA、B、x
B、C、xC、・・・はパストランジスタ論理回路PT
Lに入力される。パストランジスタ論理回路PTLは入
力されたシステムへの入力変数にあらかじめ設定された
論理評価の演算を行い、その結果を出力端子OUTに相
補出力信号D、xDとして出力する。このパストランジ
スタ論理回路PTLの構成法は各種考案されているが、
pMOSを用いず、nMOSのみから構成された回路が
面積的に有利であり、広く用いられている。パストラン
ジスタ論理回路PTLから出力された論理評価結果であ
る相補出力信号DおよびxDは、ラッチ型センスアンプ
SAPの入力端子DINに加えられその信号が増幅さ
れ、クロックclkに同期して出力端子QUTより増幅
された相補出力信号QおよびxQとして出力される。
に加えられた、システムへの入力変数A、xA、B、x
B、C、xC、・・・はパストランジスタ論理回路PT
Lに入力される。パストランジスタ論理回路PTLは入
力されたシステムへの入力変数にあらかじめ設定された
論理評価の演算を行い、その結果を出力端子OUTに相
補出力信号D、xDとして出力する。このパストランジ
スタ論理回路PTLの構成法は各種考案されているが、
pMOSを用いず、nMOSのみから構成された回路が
面積的に有利であり、広く用いられている。パストラン
ジスタ論理回路PTLから出力された論理評価結果であ
る相補出力信号DおよびxDは、ラッチ型センスアンプ
SAPの入力端子DINに加えられその信号が増幅さ
れ、クロックclkに同期して出力端子QUTより増幅
された相補出力信号QおよびxQとして出力される。
【0005】
【従来の技術】従来、このようなラッチ型センスアンプ
として、 IEEE Internationl So
lid−State Circuts Confere
nceDigest of Technical Pa
pers,pp.76‐77,February 19
94.の論文“A 200 MHz video co
mpression macrocell using
low−swingdifferential lo
gic”の中に図5に示すような、SAPLのセンスア
ンプが開示されている。
として、 IEEE Internationl So
lid−State Circuts Confere
nceDigest of Technical Pa
pers,pp.76‐77,February 19
94.の論文“A 200 MHz video co
mpression macrocell using
low−swingdifferential lo
gic”の中に図5に示すような、SAPLのセンスア
ンプが開示されている。
【0006】図5にSAPLのセンスアンプの回路図を
示す。図5において、DINはパストランジスタ論理回
路における相補出力信号DおよびxDの入力端子、QU
Tは増幅された相補出力信号QおよびxQの出力端子、
clkはクロックパルスの入力端子である。P1,P2
P3,P4,P5はpMOSトランジスタ、N1,N
2,N3,N4,N5,N6はnMOSトランジスタで
ある。Vは電源、FFはRSフリップフロップ回路であ
る。
示す。図5において、DINはパストランジスタ論理回
路における相補出力信号DおよびxDの入力端子、QU
Tは増幅された相補出力信号QおよびxQの出力端子、
clkはクロックパルスの入力端子である。P1,P2
P3,P4,P5はpMOSトランジスタ、N1,N
2,N3,N4,N5,N6はnMOSトランジスタで
ある。Vは電源、FFはRSフリップフロップ回路であ
る。
【0007】pMOSトランジスタP1,P2,P3,
P4,P5、nMOSトランジスタN1,N2,N3,
N4,N5とのCMOSラッチ回路により、相補信号D
およびxDの増幅を行い、この増幅信号がCMOSラッ
チのノードSおよびxSが出力される。この増幅信号は
フリップフロップ回路FFによりラッチされ安定に保持
されて出力するようにしたラッチ型センスアンプの動作
が行われる。図5の回路では、パストランジスタ論理回
路のにおける相補出力信号DおよびxDは、pMOSト
ランジスタP2,P3のゲートに加えられ、ラッチの動
作を行なうためのクロックパルスがpMOSトランジス
タP1、nMOSトランジスタN1,N2,N3,N6
のゲートに加えられており、増幅出力はフリップフロッ
プ回路FFを介して出力される。
P4,P5、nMOSトランジスタN1,N2,N3,
N4,N5とのCMOSラッチ回路により、相補信号D
およびxDの増幅を行い、この増幅信号がCMOSラッ
チのノードSおよびxSが出力される。この増幅信号は
フリップフロップ回路FFによりラッチされ安定に保持
されて出力するようにしたラッチ型センスアンプの動作
が行われる。図5の回路では、パストランジスタ論理回
路のにおける相補出力信号DおよびxDは、pMOSト
ランジスタP2,P3のゲートに加えられ、ラッチの動
作を行なうためのクロックパルスがpMOSトランジス
タP1、nMOSトランジスタN1,N2,N3,N6
のゲートに加えられており、増幅出力はフリップフロッ
プ回路FFを介して出力される。
【0008】このような構成を有するパストランジスタ
論理回路のにおける相補出力信号を増幅するラッチ型セ
ンスアンプでは、クロックclkがHに立ち上がると
き、pMOSトランジスタP1がオフすることにより、
センスアンプへの電源Vからの電流の供給が止められ
る。同時に、nMOSトランジスタN1、N2、N3、
N6がオンして、ノードSおよびxSを含む、このセン
スアンプの各ノードは電源Vのマイナス電圧のLレベル
にプレディスチャージされる。その結果pMOSトラン
ジスタP4とP5がオンとなる。
論理回路のにおける相補出力信号を増幅するラッチ型セ
ンスアンプでは、クロックclkがHに立ち上がると
き、pMOSトランジスタP1がオフすることにより、
センスアンプへの電源Vからの電流の供給が止められ
る。同時に、nMOSトランジスタN1、N2、N3、
N6がオンして、ノードSおよびxSを含む、このセン
スアンプの各ノードは電源Vのマイナス電圧のLレベル
にプレディスチャージされる。その結果pMOSトラン
ジスタP4とP5がオンとなる。
【0009】次にクロックclkがLに立ち下がると
き、pMOSトランジスタP2とP3のゲート電位の差
がそれぞれのドレイン電流の差になり、pMOSトラン
ジスタP4、P5、nMOSトランジスタN4、N5か
らなるCMOSラッチに供給される。CMOSラッチは
P4またはP5をオフし、N5またはN4をオンする。
これにより、相補信号DおよびxDが増幅された信号が
CMOSラッチのノードSおよびxSに出力される。こ
の信号はNORをクロスカップルしたSRフリップフロ
ップ回路FFによりラッチされてCMOSラッチ回路の
プリチャージの期間にも安定して保持され出力端子QO
UTより出力される。
き、pMOSトランジスタP2とP3のゲート電位の差
がそれぞれのドレイン電流の差になり、pMOSトラン
ジスタP4、P5、nMOSトランジスタN4、N5か
らなるCMOSラッチに供給される。CMOSラッチは
P4またはP5をオフし、N5またはN4をオンする。
これにより、相補信号DおよびxDが増幅された信号が
CMOSラッチのノードSおよびxSに出力される。こ
の信号はNORをクロスカップルしたSRフリップフロ
ップ回路FFによりラッチされてCMOSラッチ回路の
プリチャージの期間にも安定して保持され出力端子QO
UTより出力される。
【0010】通常、パストランジスタ論理回路では、論
理評価を行なう論理部とその評価結果を出力する出力部
に分けられ、通常出力部はpMOSラッチやCMOSラ
ッチが用いられる。このため、論理部と出力部の間で電
流が流れるパスが形成され、データの反転時にある程度
の電力を消費する。図5のSAPLセンスアンプはパス
トランジスタ論理回路の出力をpMOSトランジスタP
2、P3のゲートに入力させてこれを防止するようにし
ている。これにより、図5のSAPLのセンスアンプの
回路では論理部と出力部の間に電流の流れるパスが形成
されないので、パストランジスタ論理回路で消費される
電力を最小限に押えられるようすることが出来る。
理評価を行なう論理部とその評価結果を出力する出力部
に分けられ、通常出力部はpMOSラッチやCMOSラ
ッチが用いられる。このため、論理部と出力部の間で電
流が流れるパスが形成され、データの反転時にある程度
の電力を消費する。図5のSAPLセンスアンプはパス
トランジスタ論理回路の出力をpMOSトランジスタP
2、P3のゲートに入力させてこれを防止するようにし
ている。これにより、図5のSAPLのセンスアンプの
回路では論理部と出力部の間に電流の流れるパスが形成
されないので、パストランジスタ論理回路で消費される
電力を最小限に押えられるようすることが出来る。
【0011】しかしながら、図5のSAPLのセンスア
ンプ回路では、相補信号DおよびxDが増幅された信号
が出力されるノードSおよびxSが、増幅を行なう前の
プレディスチャージ時に電源Vのマイナス電圧のLレベ
ルにプレディスチャージされ、増幅信号の出力時にはそ
の一方が必ず電源Vのプラス電圧のHレベルにチャージ
される。このときの充電はpMOSトランジスタの3段
の直列接続Pl−P2−P4またはP1−P3−P5の
パスにて行なわれる。このため、これらのpMOSトラ
ンジスタの能力により立上り時間に遅れが生じる問題が
ある。
ンプ回路では、相補信号DおよびxDが増幅された信号
が出力されるノードSおよびxSが、増幅を行なう前の
プレディスチャージ時に電源Vのマイナス電圧のLレベ
ルにプレディスチャージされ、増幅信号の出力時にはそ
の一方が必ず電源Vのプラス電圧のHレベルにチャージ
される。このときの充電はpMOSトランジスタの3段
の直列接続Pl−P2−P4またはP1−P3−P5の
パスにて行なわれる。このため、これらのpMOSトラ
ンジスタの能力により立上り時間に遅れが生じる問題が
ある。
【0012】このセンスアンプをnMOSゲート入力型
にした回路が、 IEEE Journal of S
olid−State Circuts,Vol.2
9,No.12,pp.1482‐1490,Dece
mber 1994.の論文“A 200 MHz 1
3 mm2 2−d DCT macrocell u
sing sence−amplifying pip
eline flip−flop scheme”に開
示されている。
にした回路が、 IEEE Journal of S
olid−State Circuts,Vol.2
9,No.12,pp.1482‐1490,Dece
mber 1994.の論文“A 200 MHz 1
3 mm2 2−d DCT macrocell u
sing sence−amplifying pip
eline flip−flop scheme”に開
示されている。
【0013】その回路を図6に示す。図6において、D
INはパストランジスタ論理回路における相補出力信号
DおよびxDの入力端子、QUTは増幅された相補出力
信号QおよびxQの出力端子、clkはクロックパルス
の入力端子である。P1,P2,P3,P4,P5,P
6はpMOSトランジスタ、N1,N2,N3,N4,
N5はnMOSトランジスタである。Vは電源、FFは
RSフリップフロップ回路である。
INはパストランジスタ論理回路における相補出力信号
DおよびxDの入力端子、QUTは増幅された相補出力
信号QおよびxQの出力端子、clkはクロックパルス
の入力端子である。P1,P2,P3,P4,P5,P
6はpMOSトランジスタ、N1,N2,N3,N4,
N5はnMOSトランジスタである。Vは電源、FFは
RSフリップフロップ回路である。
【0014】pMOSトランジスタP1,P2,P3,
P4,P5,P6、nMOSトランジスタN1,N2,
N3,N4,N5とのCMOSラッチ回路により、相補
信号DおよびxDの増幅を行い、この増幅信号がノード
SおよびxSが出力される。この増幅信号はフリップフ
ロップ回路FFによりラッチされCMOSラッチ回路の
プリチャージの期間にも安定に保持して出力するように
して、ラッチ型センスアンプの動作が行われる。図6の
回路では、パストランジスタ論理回路の相補出力信号D
およびxDは、nMOSトランジスタN3,N4のゲー
トに加えられ、ラッチの動作を行なうためのクロックパ
ルスがトランジスタP1,P4,P5,P6,N5のゲ
ートに加えられており、増幅出力信号はフリップフロッ
プ回路FFを介して出力される。
P4,P5,P6、nMOSトランジスタN1,N2,
N3,N4,N5とのCMOSラッチ回路により、相補
信号DおよびxDの増幅を行い、この増幅信号がノード
SおよびxSが出力される。この増幅信号はフリップフ
ロップ回路FFによりラッチされCMOSラッチ回路の
プリチャージの期間にも安定に保持して出力するように
して、ラッチ型センスアンプの動作が行われる。図6の
回路では、パストランジスタ論理回路の相補出力信号D
およびxDは、nMOSトランジスタN3,N4のゲー
トに加えられ、ラッチの動作を行なうためのクロックパ
ルスがトランジスタP1,P4,P5,P6,N5のゲ
ートに加えられており、増幅出力信号はフリップフロッ
プ回路FFを介して出力される。
【0015】図6の回路は図5に示した回路とは逆に出
力ノードSとxSを含む各ノードはHレベルにプリチャ
ージされる。これにより、pMOSトランジスタP2と
P3がオフし、nMOSトランジスタN1とN2がオン
する。さらに、相補信号DおよびxDの電位差に応じて
nMOSトランジスタN3およびN4のドレイン電流に
差が生じ、pMOSトランジスタP2、P3、nMOS
トランジスタN1、N2からなるCMOSラッチにより
増幅された出力が出力ノードSとxSに現れる。
力ノードSとxSを含む各ノードはHレベルにプリチャ
ージされる。これにより、pMOSトランジスタP2と
P3がオフし、nMOSトランジスタN1とN2がオン
する。さらに、相補信号DおよびxDの電位差に応じて
nMOSトランジスタN3およびN4のドレイン電流に
差が生じ、pMOSトランジスタP2、P3、nMOS
トランジスタN1、N2からなるCMOSラッチにより
増幅された出力が出力ノードSとxSに現れる。
【0016】図6の回路ではpMOSトランジスタP5
とP6によって、nMOSトランジスタNlとN3の間
のノードとnMOSトランジスタN2とN4の問のノー
ドも電源Vのプラス電圧のHレベルにプリチャージされ
る。しかしながら、このパスは評価結果により電源Vの
マイナス電圧のLレベルにディスチャージされるノード
であり、電源Vのプラス電圧のHレベルまでプリチャー
ジされる必要はなく、Hレベルまでプリチャージするこ
とは余計な電力を消費することになる。また、nMOS
トランジスタN1およびN2のソース電位が、電源電圧
(VDD)−スレッシュホールド電圧(Vth)まで下
がらないとNlおよびN2には電流が流れないために相
補信号DおよびxDの増幅を行う増幅回路の反応速度も
低下する。
とP6によって、nMOSトランジスタNlとN3の間
のノードとnMOSトランジスタN2とN4の問のノー
ドも電源Vのプラス電圧のHレベルにプリチャージされ
る。しかしながら、このパスは評価結果により電源Vの
マイナス電圧のLレベルにディスチャージされるノード
であり、電源Vのプラス電圧のHレベルまでプリチャー
ジされる必要はなく、Hレベルまでプリチャージするこ
とは余計な電力を消費することになる。また、nMOS
トランジスタN1およびN2のソース電位が、電源電圧
(VDD)−スレッシュホールド電圧(Vth)まで下
がらないとNlおよびN2には電流が流れないために相
補信号DおよびxDの増幅を行う増幅回路の反応速度も
低下する。
【0017】また、図5および図6に示されたSAPL
のセンスアンプは、いずれもCMOSラッチより信号を
増幅するものであり、clkがLレベルまたはHレベル
になった時点から相補信号DおよびxDの増幅信号の出
力ノードS、xSのレベルが確定するまでの期間に直流
電流が流れる。したがって、より高速な動作を行なうこ
とが消費電力を低減させることになるので高速な動作の
行なえる回路が求められている。
のセンスアンプは、いずれもCMOSラッチより信号を
増幅するものであり、clkがLレベルまたはHレベル
になった時点から相補信号DおよびxDの増幅信号の出
力ノードS、xSのレベルが確定するまでの期間に直流
電流が流れる。したがって、より高速な動作を行なうこ
とが消費電力を低減させることになるので高速な動作の
行なえる回路が求められている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、トランジスタ
論理回路における相補信号を増幅するnMOSゲート入
力型センスアンプにおいて、一部のノードのプリチャー
ジレベルを下げることにより、又は一部のノードのプリ
チャージレベルを下げると同時に、出力ノードからグラ
ンドへのパスを形成し出力ノードのディスチャージを補
強することにより、回路の動作速度を速めるようにし
て、相補信号を増幅するために回路で行われるプリチャ
ージ/ディスチャージにて消費される電力と動作時に流
れる直流電流を低減するようにして、回路の高速動作、
低消費電力化を可能にしたものである。
論理回路における相補信号を増幅するnMOSゲート入
力型センスアンプにおいて、一部のノードのプリチャー
ジレベルを下げることにより、又は一部のノードのプリ
チャージレベルを下げると同時に、出力ノードからグラ
ンドへのパスを形成し出力ノードのディスチャージを補
強することにより、回路の動作速度を速めるようにし
て、相補信号を増幅するために回路で行われるプリチャ
ージ/ディスチャージにて消費される電力と動作時に流
れる直流電流を低減するようにして、回路の高速動作、
低消費電力化を可能にしたものである。
【0019】
【実施例】図1は本発明のトランジスタ論理回路におけ
るnMOSゲート入力型センサアンプの一実施例を示す
図である。図1において、DINはパストランジスタ論
理回路における出力の相補信号DおよびxDの入力端
子、OUTは増幅された相補信号QおよびxQの出力端
子、clkはクロックパルスの入力端子である。P1,
P2,P3,P4はpMOSトランジスタ、N1,N
2,N3,N4,N5はnMOSトランジスタである。
Vは電源、FFはRSフリップフロップ回路である。
るnMOSゲート入力型センサアンプの一実施例を示す
図である。図1において、DINはパストランジスタ論
理回路における出力の相補信号DおよびxDの入力端
子、OUTは増幅された相補信号QおよびxQの出力端
子、clkはクロックパルスの入力端子である。P1,
P2,P3,P4はpMOSトランジスタ、N1,N
2,N3,N4,N5はnMOSトランジスタである。
Vは電源、FFはRSフリップフロップ回路である。
【0020】pMOSトランジスタP1,P2は並列に
接続されその一端は電源Vに接続され、その他端はnM
OSトランジスタN1,N3の直列回路の一端に接続さ
れている。nMOSトランジスタN1,N3の直列回路
の他端はnMOSトランジスタN5を介して接地されて
いる。pMOSトランジスタP3,P4は並列に接続さ
れその一端は電源Vに接続され、その他端はnMOSト
ランジスタN2,N4の直列回路の一端に接続されてい
る。nMOSトランジスタN2,N4の直列回路の他端
はnMOSトランジスタN5を介して接地されている。
相補信号Dの入力端子はnMOSトランジスタN3のゲ
ートに接続され、相補信号xDの入力端子はnMOSト
ランジスタN4のゲートに接続されている。クロックパ
ルスの入力端子clkはnMOSトランジスタN5のゲ
ートとpMOSトランジスタP1,P4のゲートに接続
されている。
接続されその一端は電源Vに接続され、その他端はnM
OSトランジスタN1,N3の直列回路の一端に接続さ
れている。nMOSトランジスタN1,N3の直列回路
の他端はnMOSトランジスタN5を介して接地されて
いる。pMOSトランジスタP3,P4は並列に接続さ
れその一端は電源Vに接続され、その他端はnMOSト
ランジスタN2,N4の直列回路の一端に接続されてい
る。nMOSトランジスタN2,N4の直列回路の他端
はnMOSトランジスタN5を介して接地されている。
相補信号Dの入力端子はnMOSトランジスタN3のゲ
ートに接続され、相補信号xDの入力端子はnMOSト
ランジスタN4のゲートに接続されている。クロックパ
ルスの入力端子clkはnMOSトランジスタN5のゲ
ートとpMOSトランジスタP1,P4のゲートに接続
されている。
【0021】pMOSトランジスタP2のゲートとnM
OSトランジスタN1のゲートの接続点である増幅され
た相補信号の出力されるノードxS及びpMOSトラン
ジスタP3とnMOSトランジスタN2の接続点である
増幅された相補信号の出力されるノードSは、フリップ
フロップ回路FFの入力に接続されている。フリップフ
ロップ回路FFの出力端子は相補出力QおよびxQの出
力端子QUTに接続されている。
OSトランジスタN1のゲートの接続点である増幅され
た相補信号の出力されるノードxS及びpMOSトラン
ジスタP3とnMOSトランジスタN2の接続点である
増幅された相補信号の出力されるノードSは、フリップ
フロップ回路FFの入力に接続されている。フリップフ
ロップ回路FFの出力端子は相補出力QおよびxQの出
力端子QUTに接続されている。
【0022】このように構成された本発明の図1のnM
OSゲート入力型センサアンプの動作を説明すると次の
通りである。図6に示した従来のnMOSゲート入力型
センサアンプにおいては、nMOSトランジスタN1と
N3及びnMOSトランジスタN2とN4の間のノード
はそれぞれプリチャージ期間にpMOSトランジスタP
5、P6により電源Vのプラス電圧のHレベルにプリチ
ャージされる。しかしながら、これらのノードは、評価
時において電源Vのマイナス電圧のLレベルにディスチ
ャージされる。また、増幅された相補信号の出力される
ノードSおよびxSにはnMOSトランジスタNl、N
2により分離されている。
OSゲート入力型センサアンプの動作を説明すると次の
通りである。図6に示した従来のnMOSゲート入力型
センサアンプにおいては、nMOSトランジスタN1と
N3及びnMOSトランジスタN2とN4の間のノード
はそれぞれプリチャージ期間にpMOSトランジスタP
5、P6により電源Vのプラス電圧のHレベルにプリチ
ャージされる。しかしながら、これらのノードは、評価
時において電源Vのマイナス電圧のLレベルにディスチ
ャージされる。また、増幅された相補信号の出力される
ノードSおよびxSにはnMOSトランジスタNl、N
2により分離されている。
【0023】したがって、nMOSトランジスタN1と
N3及びnMOSトランジスタN2とN4の間のノード
は必ずしもHレベルにプリチャージされる必要はないの
で、本発明の図1のnMOSゲート入力型センサアンプ
の回路においては、図6の回路のpMOSトランジスタ
P5、P6を除去している。これにより、図1の回路に
おいてはnMOSゲート入力型センスアンプのディスチ
ャージされるノードのプリチャージレベルを下げること
により消費される電力を低減させるようにしている。
N3及びnMOSトランジスタN2とN4の間のノード
は必ずしもHレベルにプリチャージされる必要はないの
で、本発明の図1のnMOSゲート入力型センサアンプ
の回路においては、図6の回路のpMOSトランジスタ
P5、P6を除去している。これにより、図1の回路に
おいてはnMOSゲート入力型センスアンプのディスチ
ャージされるノードのプリチャージレベルを下げること
により消費される電力を低減させるようにしている。
【0024】図1の回路では、クロックパルスの入力端
子clkに加えられるクロックパルスがLレベルに立ち
下がるセンスアンプのプリチャージ時にpMOSトラン
ジスタP1,P4が導通になる。このために、増幅され
た相補信号の出力されるノードS、xSはpMOSトラ
ンジスタP1、P2によりHレベルにプリチャージされ
る。これによりnMOSトランジスタNl、N2がオン
する。この結果、nMOSトランジスタN1とN3の問
のノード、及びnMOSトランジスN2とN4の問のノ
ードは電源Vのプラス電圧のHレベルよりも低い、電源
電圧(VDD)−スレッシュホールド電圧(Vth)の
レベルにプリチャージされる。これにより、nMOSト
ランジスタNlとN3、N2とN4の問のノードにプリ
チャージされる電荷を低減させ消費電力を抑えることが
できる。
子clkに加えられるクロックパルスがLレベルに立ち
下がるセンスアンプのプリチャージ時にpMOSトラン
ジスタP1,P4が導通になる。このために、増幅され
た相補信号の出力されるノードS、xSはpMOSトラ
ンジスタP1、P2によりHレベルにプリチャージされ
る。これによりnMOSトランジスタNl、N2がオン
する。この結果、nMOSトランジスタN1とN3の問
のノード、及びnMOSトランジスN2とN4の問のノ
ードは電源Vのプラス電圧のHレベルよりも低い、電源
電圧(VDD)−スレッシュホールド電圧(Vth)の
レベルにプリチャージされる。これにより、nMOSト
ランジスタNlとN3、N2とN4の問のノードにプリ
チャージされる電荷を低減させ消費電力を抑えることが
できる。
【0025】この状態で、パストランジスタ論理網の評
価結果の出力の相補信号DおよびxDが入力端子DIN
に加えられると、この相補信号によりnMOSトランジ
スタN3またはN4のいずれか一方が導通状態になる。
これにより、nMOSトランジスタN3およびN4とN
5の問のノードは電源電圧(VDD)−スレッシュホー
ルド電圧(Vth)にプリチャージされる。この結果、
クロックclkがHレベルになった瞬間から、nMOS
トランジスタN1−N3−N5またはN2−N4−N5
のパスに電流が流れることになり、センスアンプの応答
時間が短縮される。これにより、相補信号DおよびxD
が増幅された信号がノードSおよびxSに出力される。
この信号はSRフリップフロップ回路FFによりラッチ
されてCMOSラッチ回路のノードS、xSがHレベル
にプリチャージさプリチャージの期間にも安定して保持
され出力端子QUTより出力される。
価結果の出力の相補信号DおよびxDが入力端子DIN
に加えられると、この相補信号によりnMOSトランジ
スタN3またはN4のいずれか一方が導通状態になる。
これにより、nMOSトランジスタN3およびN4とN
5の問のノードは電源電圧(VDD)−スレッシュホー
ルド電圧(Vth)にプリチャージされる。この結果、
クロックclkがHレベルになった瞬間から、nMOS
トランジスタN1−N3−N5またはN2−N4−N5
のパスに電流が流れることになり、センスアンプの応答
時間が短縮される。これにより、相補信号DおよびxD
が増幅された信号がノードSおよびxSに出力される。
この信号はSRフリップフロップ回路FFによりラッチ
されてCMOSラッチ回路のノードS、xSがHレベル
にプリチャージさプリチャージの期間にも安定して保持
され出力端子QUTより出力される。
【0026】図2は本発明のトランジスタ論理回路にお
けるnMOSゲート入力型センサアンプの他の実施例を
示す接続図である。図2において、DINはパストラン
ジスタ論理回路における出力の相補信号DおよびxDの
入力端子、QUTは増幅された相補信号QおよびxQの
出力端子、clkはクロックパルスの入力端子である。
P1,P2P3,P4はpMOSトランジスタ、N1,
N2,N3,N4,N5,N6,N7はnMOSトラン
ジスタである。Vは電源、FFはRSフリップフロップ
回路である。
けるnMOSゲート入力型センサアンプの他の実施例を
示す接続図である。図2において、DINはパストラン
ジスタ論理回路における出力の相補信号DおよびxDの
入力端子、QUTは増幅された相補信号QおよびxQの
出力端子、clkはクロックパルスの入力端子である。
P1,P2P3,P4はpMOSトランジスタ、N1,
N2,N3,N4,N5,N6,N7はnMOSトラン
ジスタである。Vは電源、FFはRSフリップフロップ
回路である。
【0027】pMOSトランジスタP1,P2は並列に
接続されその一端は電源Vに接続され、その他端はnM
OSトランジスタN1,N3の直列回路の一端に接続さ
れていおり、又nMOSトランジスタN6,N5を介し
て接地されている。nMOSトランジスタN1,N3の
直列回路の他端はnMOSトランジスタN5を介して接
地されている。pMOSトランジスタP3,P4は並列
に接続されその一端は電源Vに接続され、その他端はn
MOSトランジスタN2,N4の直列回路の一端に接続
されおり、又nMOSトランジスタN7,N5を介して
接地されている。nMOSトランジスタN2,N4の直
列回路の他端はnMOSトランジスタN5介して接地さ
れている。
接続されその一端は電源Vに接続され、その他端はnM
OSトランジスタN1,N3の直列回路の一端に接続さ
れていおり、又nMOSトランジスタN6,N5を介し
て接地されている。nMOSトランジスタN1,N3の
直列回路の他端はnMOSトランジスタN5を介して接
地されている。pMOSトランジスタP3,P4は並列
に接続されその一端は電源Vに接続され、その他端はn
MOSトランジスタN2,N4の直列回路の一端に接続
されおり、又nMOSトランジスタN7,N5を介して
接地されている。nMOSトランジスタN2,N4の直
列回路の他端はnMOSトランジスタN5介して接地さ
れている。
【0028】相補信号Dの入力端子はnMOSトランジ
スタN7,N4のゲートに接続され、相補信号xDの入
力端子はnMOSトランジスタN3,N6のゲートに接
続されている。クロックパルスの入力端子clkはnM
OSトランジスタN5のゲートとpMOSトランジスタ
P1,P4のゲートに接続されている。pMOSトラン
ジスタP2のゲートとnMOSトランジスタN1のゲー
トの接続点である増幅された相補信号の出力されるノー
ドxS及びpMOSトランジスタP3とnMOSトラン
ジスタN2の接続点である増幅された相補信号の出力さ
れるノードSは、フリップフロップ回路FFの入力のに
接続されている。フリップフロップ回路FFの出力端子
は相補出力QおよびxQの出力端子QUTに接続されて
いる。
スタN7,N4のゲートに接続され、相補信号xDの入
力端子はnMOSトランジスタN3,N6のゲートに接
続されている。クロックパルスの入力端子clkはnM
OSトランジスタN5のゲートとpMOSトランジスタ
P1,P4のゲートに接続されている。pMOSトラン
ジスタP2のゲートとnMOSトランジスタN1のゲー
トの接続点である増幅された相補信号の出力されるノー
ドxS及びpMOSトランジスタP3とnMOSトラン
ジスタN2の接続点である増幅された相補信号の出力さ
れるノードSは、フリップフロップ回路FFの入力のに
接続されている。フリップフロップ回路FFの出力端子
は相補出力QおよびxQの出力端子QUTに接続されて
いる。
【0029】このように構成された図2のトランジスタ
論理回路におけるnMOSゲート入力型センサアンプの
動作を説明すると次の通りである。図1の回路において
は、入力端子DINに加えられているパストランジスタ
論理回路における出力の相補信号DおよびxDがそれぞ
れHレベルおよびLレベルである場合について検討する
と、このときセンスアンプの増幅された相補信号の出力
されるノードSおよびxSはそれぞれLレベル、Hレベ
ルとなる。プリチャージ時には、ノードSおよびxSは
ともにHレベルにプリチャージされている。したがって
一方がLレベルにディスチャージされるまでの時間が、
図1の回路のセンスアンプの動作時間となる。
論理回路におけるnMOSゲート入力型センサアンプの
動作を説明すると次の通りである。図1の回路において
は、入力端子DINに加えられているパストランジスタ
論理回路における出力の相補信号DおよびxDがそれぞ
れHレベルおよびLレベルである場合について検討する
と、このときセンスアンプの増幅された相補信号の出力
されるノードSおよびxSはそれぞれLレベル、Hレベ
ルとなる。プリチャージ時には、ノードSおよびxSは
ともにHレベルにプリチャージされている。したがって
一方がLレベルにディスチャージされるまでの時間が、
図1の回路のセンスアンプの動作時間となる。
【0030】図2の回路では、上記の図1の回路のセン
スアンプの動作時間を短縮するために、トランジスタ論
理回路からの相補出力信号DおよびxDによりその導通
が制御されるnMOSトランジスタN6,N7を用いて
センスアンプのノードS,xSから電源の接地レベルへ
のパスを形成し、ノードSおよびxSの一方のディスチ
ャージを助けるようにしたものである。
スアンプの動作時間を短縮するために、トランジスタ論
理回路からの相補出力信号DおよびxDによりその導通
が制御されるnMOSトランジスタN6,N7を用いて
センスアンプのノードS,xSから電源の接地レベルへ
のパスを形成し、ノードSおよびxSの一方のディスチ
ャージを助けるようにしたものである。
【0031】これにより、上記の、入力端子DINに加
えられているパストランジスタ論理回路における出力の
相補信号DおよびxDがそれぞれHレベルおよびLレベ
ルである場合には、相補出力信号DがHレベルであるか
らnMOSトランジスタN7が導通し、センスアンプの
増幅された相補信号の出力されるノードSのディスチャ
ージが助けられ、センスアンプの動作時間の短縮がなさ
れる。この時には、相補出力信号xDはLレベルであ
り、nMOSトランジスタN6がオフ状態にあり、増幅
された相補信号の出力されるノードxSはディスチャー
ジされない。
えられているパストランジスタ論理回路における出力の
相補信号DおよびxDがそれぞれHレベルおよびLレベ
ルである場合には、相補出力信号DがHレベルであるか
らnMOSトランジスタN7が導通し、センスアンプの
増幅された相補信号の出力されるノードSのディスチャ
ージが助けられ、センスアンプの動作時間の短縮がなさ
れる。この時には、相補出力信号xDはLレベルであ
り、nMOSトランジスタN6がオフ状態にあり、増幅
された相補信号の出力されるノードxSはディスチャー
ジされない。
【0032】ノードSおよびxSに出力される相補信号
DおよびxDが増幅された信号はSRフリップフロップ
回路FFによりラッチされてCMOSラッチ回路のプリ
チャージの期間にも安定して保持され出力端子QOUT
より出力される。図2の回路では、プリチャージ時に
は、ノードSおよびxSはともにHレベルにプリチャー
ジされている時に一方がLレベルにディスチャージされ
るまでの時間が短縮される。
DおよびxDが増幅された信号はSRフリップフロップ
回路FFによりラッチされてCMOSラッチ回路のプリ
チャージの期間にも安定して保持され出力端子QOUT
より出力される。図2の回路では、プリチャージ時に
は、ノードSおよびxSはともにHレベルにプリチャー
ジされている時に一方がLレベルにディスチャージされ
るまでの時間が短縮される。
【0033】図3は本発明のトランジスタ論理回路にお
けるnMOSゲート入力型センサアンプの更に他の実施
例を示す接続図である。図3において、DINはパスト
ランジスタ論理回路における出力の相補信号Dおよびx
Dの入力端子、QUTは増幅された相補信号Qおよびx
Qの出力端子、clkはクロックパルスの入力端子であ
る。P1,P2P3,P4はpMOSトランジスタ、N
1,N2,N3,N4,N5,N6,N7はnMOSト
ランジスタである。Vは電源、FFはRSフリップフロ
ップ回路である。
けるnMOSゲート入力型センサアンプの更に他の実施
例を示す接続図である。図3において、DINはパスト
ランジスタ論理回路における出力の相補信号Dおよびx
Dの入力端子、QUTは増幅された相補信号Qおよびx
Qの出力端子、clkはクロックパルスの入力端子であ
る。P1,P2P3,P4はpMOSトランジスタ、N
1,N2,N3,N4,N5,N6,N7はnMOSト
ランジスタである。Vは電源、FFはRSフリップフロ
ップ回路である。
【0034】pMOSトランジスタP1,P2は並列に
接続されその一端は電源Vに接続され、その他端はnM
OSトランジスタN1,N3の直列回路の一端に接続さ
れていおり、又nMOSトランジスタN6,N5を介し
て接地されている。nMOSトランジスタN1,N3の
直列回路の他端はnMOSトランジスタN5を介して接
地されている。pMOSトランジスタP3,P4は並列
に接続されその一端は電源Vに接続され、その多端はn
MOSトランジスタN2,N4の直列回路の一端に接続
されおり、又nMOSトランジスタN7,N5を介して
接地されている。
接続されその一端は電源Vに接続され、その他端はnM
OSトランジスタN1,N3の直列回路の一端に接続さ
れていおり、又nMOSトランジスタN6,N5を介し
て接地されている。nMOSトランジスタN1,N3の
直列回路の他端はnMOSトランジスタN5を介して接
地されている。pMOSトランジスタP3,P4は並列
に接続されその一端は電源Vに接続され、その多端はn
MOSトランジスタN2,N4の直列回路の一端に接続
されおり、又nMOSトランジスタN7,N5を介して
接地されている。
【0035】nMOSトランジスタN1,N3の直列回
路の他端はnMOSトランジスタN5を介して接地され
ている。nMOSトランジスタN6のゲートはnMOS
トランジスタN4のドレインに接続され、nMOSトラ
ンジスタN7のゲートはnMOSトランジスタN3のド
レインに接続されている。相補信号Dの入力端子はnM
OSトランジスタN4のゲートに接続され、相補信号x
Dの入力端子はnMOSトランジスタN3のゲートに接
続されている。
路の他端はnMOSトランジスタN5を介して接地され
ている。nMOSトランジスタN6のゲートはnMOS
トランジスタN4のドレインに接続され、nMOSトラ
ンジスタN7のゲートはnMOSトランジスタN3のド
レインに接続されている。相補信号Dの入力端子はnM
OSトランジスタN4のゲートに接続され、相補信号x
Dの入力端子はnMOSトランジスタN3のゲートに接
続されている。
【0036】pMOSトランジスタP2のゲートとnM
OSトランジスタN1のゲートの接続点である増幅され
た相補信号の出力されるノードxS及びpMOSトラン
ジスタP3とnMOSトランジスタN2の接続点である
増幅された相補信号の出力されるノードSは、フリップ
フロップ回路FFの入力のに接続されている。フリップ
フロップ回路FFの出力端子は相補出力QおよびxQの
出力端子QUTに接続されている。
OSトランジスタN1のゲートの接続点である増幅され
た相補信号の出力されるノードxS及びpMOSトラン
ジスタP3とnMOSトランジスタN2の接続点である
増幅された相補信号の出力されるノードSは、フリップ
フロップ回路FFの入力のに接続されている。フリップ
フロップ回路FFの出力端子は相補出力QおよびxQの
出力端子QUTに接続されている。
【0037】このように構成された図3のトランジスタ
論理回路におけるnMOSゲート入力型センサアンプの
動作を説明すると次の通りである。図2の回路ではパス
トランジスタ論理回路の出力ノードDおよびxDがそれ
ぞれ2つのnMOSトランジスタのゲートに入力されて
おり、パストランジスタ論理回路の負荷容量の増大とな
るために、信号の遅延時間の増大につながりうる。この
遅延時間を短縮するために、図3の回路では、nMOS
トランジスタN6およびN7のゲートそれぞれnMOS
トランジスタN4とN3のドレインに接続したものであ
る。
論理回路におけるnMOSゲート入力型センサアンプの
動作を説明すると次の通りである。図2の回路ではパス
トランジスタ論理回路の出力ノードDおよびxDがそれ
ぞれ2つのnMOSトランジスタのゲートに入力されて
おり、パストランジスタ論理回路の負荷容量の増大とな
るために、信号の遅延時間の増大につながりうる。この
遅延時間を短縮するために、図3の回路では、nMOS
トランジスタN6およびN7のゲートそれぞれnMOS
トランジスタN4とN3のドレインに接続したものであ
る。
【0038】トランジスタ論理回路における出力の相補
信号DおよびxDがそれぞれHレベルおよびLレベルで
あるとき、nMOSトランジスタN4がオンするためN
4のドレインはLレベルまでディスチャージされnMO
SトランジスタN6がオフする。また、nMOSトラン
ジスタN3がオフのため、N3のドレインは電源電圧
(VDD)−スレッシュホールド電圧(Vth)のまま
であり、nMOSトランジスタN7はオンし、センスア
ンプの出力ノードSのディスチャージを助け、センスア
ンプの動作速度を速を速めるように作用する。
信号DおよびxDがそれぞれHレベルおよびLレベルで
あるとき、nMOSトランジスタN4がオンするためN
4のドレインはLレベルまでディスチャージされnMO
SトランジスタN6がオフする。また、nMOSトラン
ジスタN3がオフのため、N3のドレインは電源電圧
(VDD)−スレッシュホールド電圧(Vth)のまま
であり、nMOSトランジスタN7はオンし、センスア
ンプの出力ノードSのディスチャージを助け、センスア
ンプの動作速度を速を速めるように作用する。
【0039】図3の回路においても、相補信号Dおよび
xDを増幅してノードSおよびxSに出力し、この増幅
された信号をSRフリップフロップ回路FFによりラッ
チしてCMOSラッチ回路のプリチャージの期間にも安
定して出力端子QUTより出力す動作は図2と同様であ
るので、その説明は省略する。図3の回路では、センス
アンプの反応時間を短縮することにより、データ出力時
においてCMOSラッチのデータの衝突において瞬間的
に流れる直流電流を低減し、消費電力の低減が可能とな
る。
xDを増幅してノードSおよびxSに出力し、この増幅
された信号をSRフリップフロップ回路FFによりラッ
チしてCMOSラッチ回路のプリチャージの期間にも安
定して出力端子QUTより出力す動作は図2と同様であ
るので、その説明は省略する。図3の回路では、センス
アンプの反応時間を短縮することにより、データ出力時
においてCMOSラッチのデータの衝突において瞬間的
に流れる直流電流を低減し、消費電力の低減が可能とな
る。
【0040】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のトランジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力型
センサアンプは、トランジスタ論理回路における相補信
号を増幅し出力するnMOSゲート入力型センスアンプ
において、センスアンプのディスチャージされるノード
のプリチャージレベルを下げることによりセンスアンプ
で消費される電力を低減させることが出来る。又増幅さ
れた相補信号の出力されるノードからグランドへのパス
を生成するようにして、相補信号の出力されるノードの
ディスチャージを助けることによりセンスアンプを高速
に動作させることを可能にした。
のトランジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力型
センサアンプは、トランジスタ論理回路における相補信
号を増幅し出力するnMOSゲート入力型センスアンプ
において、センスアンプのディスチャージされるノード
のプリチャージレベルを下げることによりセンスアンプ
で消費される電力を低減させることが出来る。又増幅さ
れた相補信号の出力されるノードからグランドへのパス
を生成するようにして、相補信号の出力されるノードの
ディスチャージを助けることによりセンスアンプを高速
に動作させることを可能にした。
【0041】このため、これらの手段を単独で使用し、
又は組み合わせて使用することによりセンスアンプの一
部のノードのプリチャージレベルを下げると同時に、出
力ノードのディスチャージを補強して、回路の動作速度
を速めるようにして、回路での相補信号を増幅するため
に行われるプリチャージ/ディスチャージにて消費され
る電力と動作時に流れる直流電流を低減することが出来
る。これにより、トランジスタ論理回路におけるnMO
Sゲート入力型センサアンプの高速動作、低消費電力化
が実現出来る。本発明により、デジタル回路の高速化、
省電力化の急速な進化に伴って発生している、SAPL
の消費電力が大きく、動作速度が遅いという問題を解決
することが出来る。
又は組み合わせて使用することによりセンスアンプの一
部のノードのプリチャージレベルを下げると同時に、出
力ノードのディスチャージを補強して、回路の動作速度
を速めるようにして、回路での相補信号を増幅するため
に行われるプリチャージ/ディスチャージにて消費され
る電力と動作時に流れる直流電流を低減することが出来
る。これにより、トランジスタ論理回路におけるnMO
Sゲート入力型センサアンプの高速動作、低消費電力化
が実現出来る。本発明により、デジタル回路の高速化、
省電力化の急速な進化に伴って発生している、SAPL
の消費電力が大きく、動作速度が遅いという問題を解決
することが出来る。
【図1】本発明のトランジスタ論理回路におけるnMO
Sゲート入力型センサアンプの一実施例を示す図であ
る。
Sゲート入力型センサアンプの一実施例を示す図であ
る。
【図2】本発明のトランジスタ論理回路におけるnMO
Sゲート入力型センサアンプの他の実施例を示す接続図
である。
Sゲート入力型センサアンプの他の実施例を示す接続図
である。
【図3】本発明のトランジスタ論理回路におけるnMO
Sゲート入力型センサアンプの更に他の実施例を示す接
続図である。
Sゲート入力型センサアンプの更に他の実施例を示す接
続図である。
【図4】本発明が使用される論理回路のシステムの概略
図を示す。
図を示す。
【図5】従来のラッチ型センスアンプのSAPLの回路
図を示す。
図を示す。
【図6】従来のnMOSゲート入力型のラッチ型センス
アンプの回路図を示す。
アンプの回路図を示す。
DIN・・・トランジスタ論理回路における出力の相補
信号の入力端子,QUT・・・増幅された相補信号の出
力端子, clk・・・クロックパルスの入力端
子, P1,P2P3,P4,P5,P6・・・p
MOSトランジスタ, N1,N2,N3,N4,
N5,N6,N7・・・nMOSトランジスタ,
V・・・電源, FF・・・RSフリップフロップ
回路,S,xS・・・増幅された相補信号の出力される
ノード
信号の入力端子,QUT・・・増幅された相補信号の出
力端子, clk・・・クロックパルスの入力端
子, P1,P2P3,P4,P5,P6・・・p
MOSトランジスタ, N1,N2,N3,N4,
N5,N6,N7・・・nMOSトランジスタ,
V・・・電源, FF・・・RSフリップフロップ
回路,S,xS・・・増幅された相補信号の出力される
ノード
Claims (9)
- 【請求項1】トランジスタ論理回路における相補信号を
増幅し出力するnMOSゲート入力型センスアンプにお
いて、センスアンプの一部のノードのプリチャージレベ
ルを下げることにより、センスアンプの消費電力を少な
くし動作速度を上げるようにしたことを特徴とするトラ
ンジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力型センサ
アンプ。 - 【請求項2】トランジスタ論理回路における相補信号を
増幅し出力するnMOSゲート入力型センスアンプにお
いて、センスアンプの相補信号が増幅された信号の出力
されるノードから電源の接地レベルへのバスを形成し相
補信号が増幅された信号の出力されるノードのディスチ
ャージを補強することにより、センスアンプの動作速度
を上げるようにしたことを特徴とするトランジスタ論理
回路におけるnMOSゲート入力型センサアンプ。 - 【請求項3】トランジスタ論理回路における相補信号を
増幅し出力するnMOSゲート入力型センスアンプにお
いて、センスアンプの一部のノードのプリチャージレベ
ルを下げるとともに、センスアンプの相補信号が増幅さ
れた信号の出力されるノードから電源の接地レベルのバ
スを形成し相補信号が増幅された信号の出力されるノー
ドのディスチャージを補強することにより、センスアン
プの消費電力を少なくし動作速度を上げるようにしたこ
とを特徴とするトランジスタ論理回路におけるnMOS
ゲート入力型センサアンプ。 - 【請求項4】トランジスタ論理回路における相補信号の
入力端子がそのゲートに接続されているnMOSトラン
ジスタを有するCMOSラッチ、該CMOSラッチの相
補信号の増幅された信号の発生されるノードが接続され
た増幅された相補信号を出力するRSフリップフロップ
回路を具備したセンサアンプにおいて、前記のCMOS
ラッチの一部のノードのプリチャージレベルを下げるこ
とにより、消費電力を少なくし動作速度を上げるように
したことを特徴とするトランジスタ論理回路におけるn
MOSゲート入力型センサアンプ。 - 【請求項5】トランジスタ論理回路における相補信号の
入力端子がそのゲートに接続されているnMOSトラン
ジスタを有するCMOSラッチ、該CMOSラッチの相
補信号の増幅された信号の発生されるノードが接続され
た増幅された相補信号を出力するRSフリップフロップ
回路を具備したセンサアンプにおいて、前記のCMOS
ラッチのの相補信号が増幅された信号の出力されるノー
ドから電源の接地レベルへのバスを形成し相補信号が増
幅された信号の出力されるノードのディスチャージを補
強することにより、センスアンプの動作速度を上げるよ
うにしたことを特徴とするトランジスタ論理回路におけ
るnMOSゲート入力型センサアンプ。 - 【請求項6】トランジスタ論理回路における相補信号の
入力端子がそのゲートに接続されているnMOSトラン
ジスタを有するCMOSラッチ、該CMOSラッチの相
補信号の増幅された信号の発生されるノードが接続され
た増幅された相補信号を出力するRSフリップフロップ
回路を具備したセンサアンプにおいて、前記のCMOS
ラッチの一部のノードのプリチャージレベルを下げると
ともに、前記のCMOSラッチの相補信号が増幅された
信号の出力されるノードから電源の接地レベルのバスを
形成し相補信号が増幅された信号の出力されるノードの
ディスチャージを補強することにより、センスアンプの
消費電力を少なくし動作速度を上げるようにしたことを
特徴とするトランジスタ論理回路におけるnMOSゲー
ト入力型センサアンプ。 - 【請求項7】pMOSトランジスタが並列に接続され、
該並列接続の一端が電源に接続されその他端はnMOS
トランジスタの直列回路の一端に接続され、前記nMO
Sトランジスタの直列回路の他端はnMOSトランジス
タを介して接地された第一のCMOS回路,pMOSト
ランジスタが並列に接続され、該並列接続の一端が電源
Vに接続されその他端はnMOSトランジスタの直列回
路の一端に接続され、前記nMOSトランジスタの直列
回路の他端はnMOSトランジスタを介して接地された
第二のCMOS回路,前記第一のCMOS回路と第二の
CMOS回路のnMOSトランジスタの直列回の一方の
nMOSトランジスタのゲートに接続された相補信号の
入力端子,前記第一のCMOS回路と第二のCMOS回
路のpMOSトランジスタの並列回の一方のpMOSト
ランジスタのゲートと接地されたnMOSトランジスタ
のゲートに接続されたクロックパルスの入力端子,前記
第一のCMOS回路と第二のCMOS回路のnMOSト
ランジスタの直列回の他方nMOSトランジスタのゲー
トとpMOSトランジスタの並列回の他方のpMOSト
ランジスタのゲートとがその入力端子に接続され、増幅
された相補信号を出力するRSフリップフロップ回路,
より成るトランジスタ論理回路におけるnMOSゲート
入力型センサアンプ。 - 【請求項8】pMOSトランジスタが並列に接続され、
該並列接続の一端が電源に接続されその他端はnMOS
トランジスタの直列回路の一端に接続され、前記nMO
Sトランジスタの直列回路の他端はnMOSトランジス
タを介して接地された第一のCMOS回路,pMOSト
ランジスタが並列に接続され、該並列接続の一端が電源
Vに接続されその他端はnMOSトランジスタの直列回
路の一端に接続され、前記nMOSトランジスタの直列
回路の他端はnMOSトランジスタを介して接地された
第二のCMOS回路,前記第一のCMOS回路と第二の
CMOS回路のpMOSトランジスタの並列回の他端と
接地されたnMOSトランジスタとの間に接続された第
三、第四のnMOSトランジスタ,前記第一のCMOS
回路と第二のCMOS回路のnMOSトランジスタの直
列回の一方のnMOSトランジスタと第三、第四のnM
OSトランジスタのゲートに接続された相補信号の入力
端子,前記第一のCMOS回路と第二のCMOS回路の
pMOSトランジスタの並列回の一方のpMOSトラン
ジスタのゲートと接地されたnMOSトランジスタのゲ
ートに接続されたクロックパルスの入力端子,前記第一
のCMOS回路と第二のCMOS回路のnMOSトラン
ジスタの直列回の他方nMOSトランジスタのゲートと
pMOSトランジスタの並列回の他方のpMOSトラン
ジスタのゲートとがその入力端子に接続され、増幅され
た相補信号を出力するRSフリップフロップ回路,より
成るトランジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力
型センサアンプ。 - 【請求項9】pMOSトランジスタが並列に接続され、
該並列接続の一端が電源に接続されその他端はnMOS
トランジスタの直列回路の一端に接続され、前記nMO
Sトランジスタの直列回路の他端はnMOSトランジス
タを介して接地された第一のCMOS回路,pMOSト
ランジスタが並列に接続され、該並列接続の一端が電源
Vに接続されその他端はnMOSトランジスタの直列回
路の一端に接続され、前記nMOSトランジスタの直列
回路の他端はnMOSトランジスタを介して接地された
第二のCMOS回路,前記第一のCMOS回路と第二の
CMOS回路のpMOSトランジスタの並列回の他端と
接地されたnMOSトランジスタとの間に接続され、そ
のゲートが前記第一のCMOS回路と第二のCMOS回
路nMOSトランジスタの直列回路に接続された第三、
第四のnMOSトランジスタ,前記第一のCMOS回路
と第二のCMOS回路のnMOSトランジスタの直列回
の一方のnMOSトランジスタのゲートに接続された相
補信号の入力端子,前記第一のCMOS回路と第二のC
MOS回路のpMOSトランジスタの並列回の一方のp
MOSトランジスタのゲートと接地されたnMOSトラ
ンジスタのゲートに接続されたクロックパルスの入力端
子,前記第一のCMOS回路と第二のCMOS回路のn
MOSトランジスタの直列回の他方nMOSトランジス
タのゲートとpMOSトランジスタの並列回の他方のp
MOSトランジスタのゲートとがその入力端子に接続さ
れ、増幅された相補信号を出力するRSフリップフロッ
プ回路,より成るトランジスタ論理回路におけるnMO
Sゲート入力型センサアンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9136456A JPH10327066A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | トランジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力型センスアンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9136456A JPH10327066A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | トランジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力型センスアンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10327066A true JPH10327066A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15175546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9136456A Pending JPH10327066A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | トランジスタ論理回路におけるnMOSゲート入力型センスアンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10327066A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6597229B1 (en) | 1999-08-16 | 2003-07-22 | Nec Electronics Corporation | Interface circuit and, electronic device and communication system provided with same |
JP2004502268A (ja) * | 2000-07-07 | 2004-01-22 | モサイド・テクノロジーズ・インコーポレイテッド | 高速メモリにおける同時差動データ感知および捕捉のための方法ならびに装置 |
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JP2012174318A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Handotai Rikougaku Kenkyu Center:Kk | センスアンプ回路 |
JP2013110690A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Toyota Motor Corp | ラッチト・コンパレータ |
CN117174137A (zh) * | 2023-10-31 | 2023-12-05 | 长鑫存储技术有限公司 | 灵敏放大器及其修补方法、存储器 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP9136456A patent/JPH10327066A/ja active Pending
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CN117174137B (zh) * | 2023-10-31 | 2024-02-06 | 长鑫存储技术有限公司 | 灵敏放大器及其修补方法、存储器 |
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