JP2000211777A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2000211777A
JP2000211777A JP11016665A JP1666599A JP2000211777A JP 2000211777 A JP2000211777 A JP 2000211777A JP 11016665 A JP11016665 A JP 11016665A JP 1666599 A JP1666599 A JP 1666599A JP 2000211777 A JP2000211777 A JP 2000211777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll paper
roll
paper
holding
holding plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11016665A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Yugawa
知明 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP11016665A priority Critical patent/JP2000211777A/ja
Publication of JP2000211777A publication Critical patent/JP2000211777A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙がライナレスラベルロールである場
合に、ライナレスラベルロールの側端からこの側端を位
置決めする部材への糊の転移を抑える。 【解決手段】 ロール紙収納部4では、ロール紙保持部
14が、ロール紙Rを両側端から挟持し、保持部ホルダ
15,16が、ロール紙Rを挟持したロール紙保持部1
4を回転自在に支持する。ロール紙保持部14は、用紙
が引き出されるのに従って回転するロール紙Rと一体的
に回転する。これにより、ロール紙Rがライナレスラベ
ルロールであっても、ライナレスラベルロールの側端か
らロール紙保持部14へ糊が転移しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺状のラベル用
紙が台紙無しで巻かれたライナレスラベルロールを印字
できるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字面の裏面が糊面であるラベル
用紙は、長尺状の台紙に貼り付けられており、プリンタ
には、この台紙ごと巻かれたラベルロールがセットされ
て用いられる。印字後、ラベル用紙は台紙から剥離され
て発行され、台紙は廃棄される。
【0003】台紙の表面には、ラベル用紙の糊面を剥が
れやすくするための特殊加工がなされている。このた
め、台紙は通常の可燃ゴミとして廃棄することができ
ず、廃棄時の取り扱いが面倒になっている。また、台紙
を廃棄することによって、台紙自体を無駄にしていると
も言える。
【0004】これらの不具合を無くすため、近年、長尺
状のラベル用紙が台紙無しで巻かれたライナレスラベル
ロールが使用されるようになってきている。ライナレス
ラベルロールは、印字面と糊面とが直接接しており、印
字面には、糊面を剥がれやすくするための特殊加工がな
されている。
【0005】一方、小型のプリンタでは、ロール紙収納
部は、半円筒状の窪みにロール紙を載せてカバーを被せ
るだけのいわゆる投げ込み式が多い。このような投げ込
み式のロール紙収納部を有するプリンタで異なる幅のロ
ール紙を印字できるようにする場合は、ロール紙の幅方
向を規制する部材として、ロール紙の側端を押さえる押
さえ板を半円筒状の窪み内の数箇所に着脱自在に設け、
押さえ板の取付位置をロール紙の幅に合わせて選択する
ものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】投げ込み式のセット形
式では、ロール紙が引き出される際、ロール紙が載せら
れた窪みの表面や被せられたカバーの内面にロール紙の
外周面が擦り付けられるため、印字面に擦れ傷がつく不
都合がある。
【0007】ロール紙がライナレスラベルロールである
場合には、糊面が用紙搬送路を形成する部材に貼り付い
てしまうことがあり、ラベル用紙が搬送されなくなる。
このため、モータが脱調してしまうこともある。
【0008】さらに、投げ込み式のセット形式では、ロ
ール紙の側端が押さえ板に擦り付けられるため、ライナ
レスラベルロールの側端も糊でべたついているため、押
さえ板に対して摺動しにくく、ラベル用紙の搬送に要す
る力を大きくする必要がある。
【0009】またさらに、ライナレスラベルロールの側
端から押さえ板に糊が転移し、押さえ板が汚れるという
不都合があり、これによって、ライナレスラベルロール
側端と押さえ板とがより摺動しにくくなる。
【0010】モータ等の駆動源が大きくなり、小型軽量
化を阻害するとともに、消費電力も大きくなる。
【0011】本発明は、ロール紙の外周面に傷が付くこ
とを防止することを目的とする。
【0012】また本発明は、ロール紙がライナレスラベ
ルロールである場合に、印字面の裏面の糊面が用紙搬送
経路に貼り付くことを防止することを目的とする。
【0013】さらに本発明は、ロール紙がライナレスラ
ベルロールである場合に、ライナレスラベルロールの側
端からこの側端を位置決めする部材への糊の転移を抑え
ることを目的とする。
【0014】またさらに本発明は、ロール紙がライナレ
スラベルロールである場合に、ラベル用紙を引き出すの
に要する搬送力を抑えることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のプ
リンタは、長尺状の用紙が巻かれたロール紙を収納する
ロール紙収納部と、前記ロール紙から引き出された前記
用紙に印字する印字ヘッド及びプラテンを有する印字部
とを備えるプリンタにおいて、前記ロール紙収納部は、
前記ロール紙をその両側端から挟持する一対のロール紙
保持部と、前記ロール紙保持部を回転自在に支持する保
持部ホルダとを備える。
【0016】したがって、ロール紙がライナレスラベル
ロールである場合でも、ロール紙保持部はライナレスラ
ベルロールと一体的に回転するため、ライナレスラベル
ロールの側端がロール紙保持部に擦り付けられることが
ない。このため、ライナレスラベルロールの糊がロール
紙保持部に転移しにくく、また、ラベル用紙を引き出す
のに要する力を小さくできる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のプリンタの実施の一形態
について、図1〜図3に基づいて説明する。まず、図1
は本実施の形態のプリンタ1を開放した状態を示す斜視
図であり、図2はプリンタ1の内部構造を示す横断平面
図である。
【0018】プリンタ1は、本体ケース2と、本体ケー
ス2の一端に回動自在に取り付けられて回動に従って本
体ケース2を開閉する開閉カバー3とを有している。
【0019】本体ケース2内には、ロール紙収納部4が
設けられている。ロール紙収納部4は、本体ケース2に
形成された収納凹部5を有しており、ロール紙Rは、収
納凹5部と開閉カバー3とで囲まれる空間に収納され
る。
【0020】開閉カバー3が閉じられた状態では、本体
ケース2と開閉カバー3との間に用紙搬送路6が形成さ
れ、この用紙搬送路6をロール紙Rから引き出された用
紙が搬送される。
【0021】開閉カバー3の内側の面には、印字ヘッド
であるサーマルヘッド7が取り付けられている。本体ケ
ース2内には、プラテン8が回転自在に支持されてお
り、このプラテン8とサーマルヘッド7とは、開閉カバ
ー3が閉じられた状態で用紙搬送路6を挟んで圧接す
る。これらのサーマルヘッド7とプラテン8とにより、
印字部9が構成される。
【0022】開閉カバー3のサーマルヘッド7が取り付
けられている位置の近傍には、印字済みの用紙が排出さ
れる排紙口10が形成されている。
【0023】排紙口10とプラテン8との間には、本体
ケース2に剥離板11が設けられている。また、開閉カ
バー3のサーマルヘッド7と排紙口10を挟んで対向す
る位置に、開閉カバー3が本体ケース2を閉じた状態で
プラテン8に圧接する圧接ローラ12が取り付けられて
いる。そして、開閉カバー3が本体ケース2を閉じた状
態では、開閉カバー3の先端と本体ケース2との間に、
台紙排出口13が形成される。ロール紙Rが台紙付きの
ラベルロールである場合には、台紙は、用紙搬送路6か
ら剥離板11に掛け廻されて圧接ローラ12とプラテン
8とで挟まれ、プラテン8が回転することによって搬送
されて、ラベル用紙が剥離板により台紙から剥離されて
排紙口10から排出されるとともに、台紙排出口13か
ら台紙が排出される。
【0024】図3は、ロール紙収納部4のA−A断面図
である。ロール紙収納部4には、ロール紙Rを両端から
挟む一対のロール紙保持部であるロール紙保持板14を
回転自在に支持する一対の保持部ホルダである保持板ホ
ルダ15,16が設けられている。
【0025】一方の保持板ホルダ15は、収納凹部5内
に固定的に設けられている。他方の保持板ホルダ16
は、略L字型に形成されており、屈曲部17から一端部
までのスライダ部18が、収納凹部5にロール紙Rの幅
方向に平行に形成されたスライド溝19に入り込んでい
てこのスライド溝19に沿ってスライド自在である。そ
して、スライダ部18にはロール紙Rの幅方向に平行な
長孔20が形成されており、この長孔20を貫通するネ
ジ21がスライド溝19内の所定位置に形成されたネジ
穴22に螺合することによって、保持板ホルダ16が収
納凹部5内に位置固定される。
【0026】略L字型に形成された保持板ホルダ16の
スライダ部18と略直交する屈曲部17から他端部まで
の支持部23は、保持板ホルダ15に対向している。
【0027】ロール紙保持板14は、ロール紙Rの側端
に圧接する押さえ面24を有する押さえ板25と、押さ
え面24の中央から突出しロール紙Rの紙管rに嵌合す
る嵌合部26と、押さえ板25の押さえ面24の裏面中
央から突出した軸部27とを有している。
【0028】保持板ホルダ15と保持板ホルダ16の支
持部23とには、ロール紙保持板14を回転自在に支持
する支持構造28が設けられている。支持構造28は、
保持板ホルダ15,16に形成された孔29に、軸部2
7の径よりも内径が大きく形成されたカラー30と、軸
部27の径に等しい内径の穴を有しカラー30の一端を
塞ぐ軸受部31と、軸受部31を貫通した軸部27の外
周面とカラー30の内周面との間に設けられて軸受部3
1と押さえ板25とで挟まれる弦巻バネ32と、軸部2
7の端部を軸受部31に対して抜け止めするEリング3
3とからなる。
【0029】このような構成において、ロール紙収納部
4に収納されたロール紙Rは、サーマルヘッド7とプラ
テン8とによって挟まれて、プラテン8の回転により引
き出されて用紙搬送路6を搬送され、サーマルヘッド7
で印字される。
【0030】ロール紙Rは、両側端をロール紙保持板1
4で挟まれ、ロール紙保持板14毎、保持板ホルダ1
5,16で回転自在に支持される。ロール紙保持板14
の嵌合部26は紙管rに嵌合し、押さえ面24は、ロー
ル紙Rの各側端に、弦巻バネ32の付勢により圧接して
おり、これにより、ロール紙保持板14は、引き出され
ることによって回転するロール紙Rと一体的に回転す
る。回転するロール紙保持板14の軸部27は、軸受部
31で回転自在に支持されている。
【0031】ここで、押さえ面24は面取りされてお
り、また、嵌合部26も面取りされて更に中高に形成さ
れているので、ロール紙Rをセットする際、回転軸に直
交する方向に沿って対向するロール紙保持板14間に押
し込むことによって、対向するロール紙保持板14が弦
巻バネ32の付勢に逆らって間隔を空け、ロール紙Rが
セットされ易くなっている。
【0032】本実施の形態によれば、ロール紙Rの外周
面が収納凹部5や開閉カバー3の内面に擦り付けられな
いので、ロール紙Rの外周面に擦れ傷がつくことがな
く、また、ロール紙Rを引き出すのに要する力が小さく
てすむ。
【0033】また、本実施の形態によれば、ロール紙R
が台紙無しのラベル用紙が巻かれたライナレスラベルで
ある場合でも、ロール紙保持板14がライナレスラベル
ロールと一体的に回転するので、ライナレスラベルロー
ルの側端と押さえ面14とが擦れ合わないので、ライナ
レスラベルロールの側端から押さえ面24へ糊が転移し
にくく、さらに、ラベル用紙を引き出すのに要する搬送
力が小さくてすむ。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ロール紙を両
側端から挟持したロール紙保持部を保持部ホルダで回転
自在に支持するので、ロール紙がライナレスラベルロー
ルである場合でも、ロール紙保持部はライナレスラベル
ロールと一体的に回転するため、ライナレスラベルロー
ルの側端がロール紙保持部に擦り付けられることがな
く、これにより、ライナレスラベルロールの糊がロール
紙保持部に転移しにくくすることができ、また、ラベル
用紙を引き出すのに要する力を小さくすることができ
る。また、ロール紙の外周面に擦れ傷ができることを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの実施の一形態を示す斜視図
である。
【図2】プリンタの内部構造を示す縦断平面図である。
【図3】ロール紙収納部のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 4 ロール紙収納部 7 印字ヘッド 8 プラテン 9 印字部 14 ロール紙保持部 15,16 保持部ホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の用紙が巻かれたロール紙を収納
    するロール紙収納部と、前記ロール紙から引き出された
    前記用紙に印字する印字ヘッド及びプラテンを有する印
    字部とを備えるプリンタにおいて、 前記ロール紙収納部は、前記ロール紙をその両側端から
    挟持する一対のロール紙保持部と、前記ロール紙保持部
    を回転自在に支持する保持部ホルダとを備えることを特
    徴とするプリンタ。
JP11016665A 1999-01-26 1999-01-26 プリンタ Pending JP2000211777A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11016665A JP2000211777A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 プリンタ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101181191B1 (ko) 2007-01-24 2012-09-18 세이코 인스트루 가부시키가이샤 연속지 처리 장치 및 그 연속지 처리 장치에 롤체를세팅하는 방법
JP2014076560A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Ricoh Co Ltd 給紙装置、画像形成装置
JP2014076544A (ja) * 2012-10-06 2014-05-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP6975868B1 (ja) * 2021-03-17 2021-12-01 シチズン時計株式会社 プリンタ

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