JP2000335791A - ポータブルプリンタ - Google Patents

ポータブルプリンタ

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JP2000335791A
JP2000335791A JP11149166A JP14916699A JP2000335791A JP 2000335791 A JP2000335791 A JP 2000335791A JP 11149166 A JP11149166 A JP 11149166A JP 14916699 A JP14916699 A JP 14916699A JP 2000335791 A JP2000335791 A JP 2000335791A
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Japan
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paper
roll
holder
linerless label
storage unit
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JP11149166A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tsuchimoto
宏志 土本
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙ロールがライナレスラベルロールである
場合に、印字面の裏面の糊面が用紙搬送経路に貼り付く
ことを防止し、また、そのための構造を設けても投げ込
み式での用紙セットを選択可能とする。 【解決手段】 用紙収納部4に用紙ロールを収納し、用
紙ロールから引き出された用紙を印字ヘッド6にプラテ
ン7で圧接させるポータブルプリンタ1において、用紙
ロールをその両側端から挟持する一対の用紙保持具10
を、保持具ホルダ11で回転自在に支持する。用紙ロー
ルがライナレスラベルロールである場合には、用紙保持
具10でライナレスラベルロールを挟んで保持すること
により、ライナレスラベルと用紙保持具10とを一体的
に回転させる。なお、用紙保持具10を保持具ホルダ1
1に対して着脱自在とし、用紙ロールがライナレスラベ
ルロールでなく且つ用紙セットを投げ込み式にする場合
に、保持具ホルダ11から用紙保持具10を取り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺状のラベル用
紙が台紙無しでロール状に巻かれたライナレスラベルロ
ールを使用可能なポータブルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字面の裏面が糊面であるラベル
用紙は、長尺状の台紙に貼り付けられており、プリンタ
には、この台紙ごと巻かれたラベルロールがセットされ
て用いられる。ラベル用紙は、印字後に台紙から剥離さ
れて発行され、台紙は廃棄される。
【0003】台紙の表面には、ラベル用紙の糊面を剥が
れやすくするための特殊加工がなされている。このた
め、台紙は通常の可燃ゴミとして廃棄することができ
ず、廃棄時の取り扱いが面倒になっている。また、台紙
を廃棄することによって、台紙自体を無駄にしていると
も言える。
【0004】これらの不具合を無くすため、近年、長尺
状のラベル用紙が台紙無しで巻かれたライナレスラベル
ロールが使用されるようになってきている。ライナレス
ラベルロールは、印字面と糊面とが直接接しており、印
字面には、糊面から剥がれやすくするための特殊加工が
なされている。
【0005】一方、図9に示すような小型のプリンタ1
00では、用紙収納部101への用紙セット形式は、半
円筒状の窪み102に用紙ロールRを載せてカバー10
3を被せるだけのいわゆる投げ込み式が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】用紙ロールRがライナ
レスラベルロールである場合には、用紙搬送路を形成す
る部材に糊面が貼り付いてしまうことがあり、その場合
はラベル用紙が搬送されなくなる。このため、モータが
脱調してしまうこともある。
【0007】また、投げ込み式の用紙収納部101で
は、用紙ロールRの側端が側板104に擦り付けられる
が、用紙ロールRがライナレスラベルロールである場
合、ライナレスラベルロールの側端も糊でべたついてい
るため、側板104に対して摺動しにくい。さらに、ラ
イナレスラベルロールの側端から側板104に糊が転移
し、側板104が汚れるという不都合があり、これによ
って、ライナレスラベルロール側端と側板104とがよ
り摺動しにくくなる。
【0008】ライナレスラベルロールの側端と側板10
4とが摺動しにくいという問題に対しては、現段階では
ラベル用紙の搬送に要する力を大きくする等の対応をし
ているが、モータ等の駆動源が大きくなると、小型軽量
化を阻害するとともに、消費電力も大きくなる。消費電
力が高くなると、バッテリーの持ちが悪くなる等の問題
が発生してしまう。
【0009】また、投げ込み式では、用紙ロールRが引
き出される際、用紙ロールRが載せられた窪み102の
表面や被せられたカバー103の内面に用紙ロールRの
外周面が擦り付けられるため、印字面に擦れ傷がつき、
さらに、用紙ロールRがライナレスラベルロールであれ
ば、ロール状に巻かれているときに糊面から印字面へ転
移した糊が、ライナレスラベルロールが載せられた窪み
102の表面やカバー103の内面に再転移するという
不都合がある。
【0010】一方、ライナレスラベルロールの使い勝手
を良くすることにより、他の用紙ロールの使い勝手の良
さ(例えば用紙セット形式が投げ込み式であること等)
を損うのは好ましくない。
【0011】本発明は、用紙ロールがライナレスラベル
ロールである場合に、印字面の裏面の糊面が用紙搬送経
路に貼り付くことを防止することを第一の目的とする。
【0012】また本発明は、用紙ロールがライナレスラ
ベルロールである場合に、ライナレスラベルロールの側
端からこの側端を位置決めする部材への糊の転移を抑え
ることを第二の目的とする。
【0013】さらに本発明は、用紙ロールがライナレス
ラベルロールである場合に、ラベル用紙を引き出すのに
要する搬送力を抑えることを第三の目的とする。
【0014】またさらに本発明は、用紙ロールの外周面
に傷が付くのを防止するとともに、用紙ロールがライナ
レスラベルロールである場合に、糊面から印字面へ転移
した糊が用紙収納部の内面に再転移することを無くすこ
とを第四の目的とする。
【0015】そして本発明は、ライナレスラベルロール
ではない用紙ロールを投げ込み式でセットしたい場合
に、上述の各問題点を解決するために設けた構造がその
妨げにならないようにすることを第五の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のポ
ータブルプリンタは、長尺状の用紙がロール状に巻かれ
た用紙ロールを収納する用紙収納部と、前記用紙収納部
内の前記用紙ロールから引き出された前記用紙を印字ヘ
ッドとプラテンとの間に挟持し前記用紙に前記印字ヘッ
ドで所定内容を印字する印字部とを備えるポータブルプ
リンタにおいて、前記用紙収納部は、前記用紙ロールを
その両側端から挟持する一対の用紙保持具と、この用紙
保持具を回転自在に支持する保持具ホルダとを備え、前
記用紙保持具は前記保持具ホルダに対して着脱自在であ
る。
【0017】したがって、用紙ロールがライナレスラベ
ルロールである場合でも、用紙保持具はライナレスラベ
ルロールと一体的に回転するため、ライナレスラベルロ
ールの側端が用紙保持具に擦り付けられることがない。
このため、ライナレスラベルロールの糊が用紙保持具に
転移しにくく、また、ラベル用紙を引き出すのに要する
力を小さくできる。さらに、ライナレスラベルロール以
外の用紙ロールを使用する場合には、保持具ホルダから
用紙保持具を取り外すことにより、投げ込み式の用紙収
納部とすることができる。
【0018】請求項2記載の発明のポータブルプリンタ
は、長尺状の用紙がロール状に巻かれた用紙ロールを収
納する用紙収納部と、前記用紙収納部内の前記用紙ロー
ルから引き出された前記用紙を印字ヘッドとプラテンと
の間に挟持し前記用紙に前記印字ヘッドで所定内容を印
字する印字部とを備えるポータブルプリンタにおいて、
前記用紙収納部は、前記用紙ロールをその両側端から挟
持する一対の用紙保持具と、この用紙保持具を収納する
収納部を有し前記用紙保持具を回転自在に支持する保持
具ホルダとを備え、前記用紙保持具は前記収納部に収納
される位置と前記収納部から突出する位置とに選択的に
位置固定される。
【0019】したがって、用紙ロールがライナレスラベ
ルロールである場合でも、用紙保持具はライナレスラベ
ルロールと一体的に回転するため、ライナレスラベルロ
ールの側端が用紙保持具に擦り付けられることがない。
このため、ライナレスラベルロールの糊が用紙保持具に
転移しにくく、また、ラベル用紙を引き出すのに要する
力を小さくできる。さらに、ライナレスラベルロール以
外の用紙ロールを使用する場合には、保持具ホルダの収
納部に用紙保持具を収納することにより、投げ込み式の
用紙収納部とすることができる。
【0020】請求項3記載の発明のポータブルプリンタ
は、長尺状の用紙がロール状に巻かれた用紙ロールを収
納する用紙収納部と、前記用紙収納部内の前記用紙ロー
ルから引き出された前記用紙を印字ヘッドとプラテンと
の間に挟持し前記用紙に前記印字ヘッドで所定内容を印
字する印字部とを備えるポータブルプリンタにおいて、
前記用紙収納部は、前記用紙ロールをその両側端から挟
持する一対の用紙保持具と、この用紙保持具を回転自在
で軸方向に移動自在に支持する保持具ホルダと、前記用
紙収納部に着脱自在であって前記用紙保持具を前記用紙
ロール側から覆う一対の投げ込み式用側板とを備える。
【0021】したがって、用紙ロールがライナレスラベ
ルロールである場合でも、用紙保持具はライナレスラベ
ルロールと一体的に回転するため、ライナレスラベルロ
ールの側端が用紙保持具に擦り付けられることがない。
このため、ライナレスラベルロールの糊が用紙保持具に
転移しにくく、また、ラベル用紙を引き出すのに要する
力を小さくできる。さらに、ライナレスラベルロール以
外の用紙ロールを使用する場合には、投げ込み式用側板
で各用紙保持具を用紙ロール側から覆うことにより、投
げ込み式の用紙収納部とすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のポータブルプリンタの第
一の実施の形態について、図1〜図4に基づいて説明す
る。まず、図1は本実施の形態のポータブルプリンタ1
を開放した状態を示す斜視図であり、図2はポータブル
プリンタ1の内部構造を概略的に示す縦断右側面図であ
る。
【0023】ポータブルプリンタ1は、本体ケース2
と、本体ケース2の一端に回動自在に取り付けられて回
動に従って本体ケース2を開閉する開閉カバー3とを有
している。本体ケース2内には、用紙ロールRが収納さ
れる用紙収納部4が設けられている。開閉カバー3が閉
じられた状態では、本体ケース2と開閉カバー3との間
に用紙搬送路5が形成され、この用紙搬送路を用紙収納
部4に収納された用紙ロールから引き出された用紙Yが
搬送される。
【0024】開閉カバー3の内側の面には、印字ヘッド
であるサーマルヘッド6が取り付けられている。本体ケ
ース2内には、プラテン7が回転自在に支持されてお
り、このプラテン7とサーマルヘッド6とは、開閉カバ
ー3が閉じられた状態で用紙搬送路を挟んで圧接する。
これらのサーマルヘッド6とプラテン7とにより、印字
部8が構成される。開閉カバー3のサーマルヘッド6が
取り付けられている位置の近傍には、印字済みの用紙が
排出される排紙口9が形成されている。
【0025】用紙収納部4は、用紙ロールRを両端から
挟む一対の用紙保持具10を有し、これらの用紙保持具
10は、図3に示すように、用紙収納部4の用紙ロール
Rの側端面に対向する保持具ホルダである側板11に形
成された取付穴12に対して回転自在且つスライド自在
に取り付けられる。ここで、図3は、用紙保持具10の
取付穴12に対する取り付け構造を示す縦断正面図であ
り、図4は、取付穴12から用紙保持具10を取り外し
た状態を示す縦断正面図である。
【0026】用紙保持具10は、用紙ロールRの側端に
圧接する押さえ面13を有する押さえ板14と、押さえ
面13の中央から突出し用紙ロールRの紙管rに嵌合す
る突出部15と、押さえ板14の押さえ面13の裏面中
央から突出した軸部16とを有している。軸部16に
は、取付穴12に嵌合し軸部16を回転自在に支持する
嵌合軸受17が取り付けられており、軸部16の先端に
は嵌合軸受17の抜け止めとしてEリング18が取り付
けられている。
【0027】嵌合軸受17は、断面が略U字型の回転体
であって、内周側17aは軸部16に嵌合し、外周側1
7bは取付穴12に嵌合する。内周側17aと外周側1
7bとはEリング18側の端部の連結面17cで連結さ
れていて、内周側17aと外周側17bとの間には弦巻
バネ19が差し込まれている。弦巻バネ19の一端は押
さえ板14に圧接し、他端は連結面17cに圧接してい
る。
【0028】このような構成において、用紙収納部4に
収納された用紙ロールRは、サーマルヘッド6とプラテ
ン7とによって挟まれて、プラテン7の回転により引き
出されて用紙搬送路5を搬送され、サーマルヘッド6で
印字される。
【0029】用紙ロールRは、両側端を用紙保持具10
で挟まれ、用紙保持具10ごと取付穴12で回転自在に
支持される。用紙保持具10の突出部15は紙管rに嵌
合し、押さえ面13は、用紙ロールRの各側端に、弦巻
バネ19の付勢により圧接しており、これにより、用紙
保持具10は、用紙Yが引き出されることによって回転
する用紙ロールRと一体的に回転する。
【0030】ここで、押さえ面13の外周は面取りされ
ており、また、突出部15も面取りされて更に中高に形
成されているので、用紙ロールRをセットする際、回転
軸に直交する方向に沿って対向する用紙保持具10間に
押し込むことによって、対向する用紙保持具10が弦巻
バネ19の付勢に逆らって間隔を空け、用紙ロールRが
セットされ易くなっている。
【0031】本実施の形態によれば、用紙ロールRが台
紙無しのラベル用紙が巻かれたライナレスラベルである
場合でも、用紙保持具10がライナレスラベルロールと
一体的に回転するので、ライナレスラベルロールの側端
と押さえ面13とが擦れ合わないので、ライナレスラベ
ルロールの側端から押さえ面13へ糊が転移しにくい。
【0032】また、本実施の形態によれば、用紙ロール
Rの外周面が用紙収納部4や開閉カバー3の内面に擦り
付けられないので、用紙ロールRの外周面に擦れ傷がつ
くことがなく、また、用紙ロールRを引き出すのに要す
る力が小さくてすむ。
【0033】なお、用紙ロールRがライナレスラベルロ
ールでなく、本実施の形態のポータブルプリンタ1を投
げ込み式で使用したい場合には、図4に示すように用紙
保持具10を取付穴12から取り外すことによって、投
げ込み式の用紙セット形式とすることができる。
【0034】次に、本発明のポータブルプリンタの第二
の実施の形態について、図5及び図6に基づいて説明す
る。なお、以下の実施の形態の説明にあたって、前実施
の形態で説明した部分と同一の部分については同一の符
号を用い、詳細な説明を省略する。
【0035】図5は、本実施の形態の用紙保持具10の
使用状態を示す縦断正面図であり、図6は、用紙保持具
10の不使用状態を示す縦断正面図である。本実施の形
態では、取付穴12は、側板11に形成された収納部で
ある収納凹部20に形成されており、収納凹部20と押
さえ板14との互いに対向する面には、それぞれ、互い
に係合する係合爪21,22が設けられている。係合爪
21と係合爪22とが係合すると、押さえ板14及び突
出部15が収納凹部20内に収納された状態で固定され
る。
【0036】このような構成において、用紙ロールRが
ライナレスラベルロールでなく、本実施の形態のポータ
ブルプリンタ1を投げ込み式で使用したい場合には、図
6に示すように押さえ板14及び突出部15を収納凹部
20に収納することによって、投げ込み式の用紙セット
形式とすることができる。
【0037】次に、本発明のポータブルプリンタの第三
の実施の形態について、図7及び図8に基づいて説明す
る。図7(a)は用紙保持具10の使用状態を示す縦断
正面図であり、図7(b)はその右側面図であり、図8
(a)は用紙保持具10の不使用状態を示す縦断正面図
であり、図8(b)はその右側面図である。
【0038】本実施の形態では、用紙収納部4に着脱自
在な投げ込み式用側板である可動側板23を設けてい
る。可動側板23は、断面が略L字型であって、側板1
1に平行な側板部23aとこの側板部23a及び側板1
1に直交し先端に引掛け爪24を有する引掛け板23b
とからなる。側板部23aには、先端に開口を有する切
欠き25が形成されている。側板11の上端には、引掛
け爪24が引っ掛かる引掛け凹部26が、用紙ロールR
の幅方向にずらした三ヶ所形成されており、用紙収納部
4の底面には側板部23aの先端が差し込まれる差込み
凹部27が引掛け凹部26に対応する三ヶ所に形成され
ている。
【0039】このような構成において、用紙保持具10
を使用状態にする場合には、図7に示すように、軸部1
6を可動側板23の側板部23aに形成された切欠き2
5に差し込み、側板部23aの先端を最も用紙ロールR
から遠い差込み凹部27に差し込むとともに、対応する
引掛け凹部26に引掛け爪24を引っ掛ける。
【0040】また、用紙保持具10を不使用状態にする
場合には、図8に示すように、可動側板23の側板部2
3aで押さえ板14を弦巻バネ19の付勢に逆らって押
さえ込み、側板部23aの先端を真中の差込み凹部27
か、最も用紙ロールRに近い差込み凹部27に差し込む
とともに、対応する引掛け凹部26に引掛け爪24を引
っ掛ける。差込み凹部27及び引掛け凹部26の真中か
最も用紙ロールRよりのどちらを選択するかは、用紙ロ
ールRの幅に適する方を選択する。
【0041】本実施の形態によれば、投げ込み式にした
場合に、用紙収納部4の幅を用紙ロールRの幅にある程
度合わせることができる。
【0042】なお、本実施の形態では、引掛け凹部26
及び差込み凹部27を三ヶ所としたが、実施にあたって
は、三ヶ所でなくても、用紙保持具10を使用状態及び
不使用状態にできればよい。
【0043】また、第二及び第三の実施の形態では、用
紙保持具10を使用しない場合でも本体ケース2内に収
納しておけるので、用紙保持具10を紛失するという不
都合がない。
【0044】
【発明の効果】請求項1〜3記載の発明では、用紙収納
部は、用紙ロールをその両側端から挟持する一対の用紙
保持具と、この用紙保持具を回転自在に支持する保持具
ホルダとを備えるので、用紙ロールがライナレスラベル
ロールである場合でも、用紙保持具はライナレスラベル
ロールと一体的に回転するため、ライナレスラベルロー
ルの側端が用紙保持具に擦り付けられることがなく、こ
れにより、ライナレスラベルロールの糊が用紙保持具に
転移しにくくすることができ、ラベル用紙を引き出すの
に要する力を小さくすることができる。また、用紙ロー
ルの外周面に擦れ傷ができることを防止できる。
【0045】さらに、用紙ロールがライナレスラベルロ
ールでない場合には、請求項1記載の発明では、用紙保
持具が保持具ホルダに対して着脱自在であるので、保持
具ホルダから用紙保持具を取り外すことによって、請求
項2記載の発明では、用紙保持具が保持具ホルダに形成
された収納部に収納される位置と収納部から突出する位
置とに選択的に位置固定されるので、用紙保持具を収納
部に収納することによって、請求項3記載の発明では、
用紙収納部に着脱自在であって用紙保持具を用紙ロール
側から覆う一対の投げ込み式用側板を備えるので、投げ
込み式用側板で用紙保持具を用紙ロール側から覆うこと
によって、それぞれ用紙セット形式を投げ込み式にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポータブルプリンタの第一の実施の形
態を示す斜視図である。
【図2】ポータブルプリンタの内部構造を概略的に示す
縦断右側面図である。
【図3】用紙保持具の取付穴に対する取り付け構造を示
す縦断正面図である。
【図4】取付穴から用紙保持具を取り外した状態を示す
縦断正面図である。
【図5】本発明のポータブルプリンタの第二の実施の形
態において用紙保持具の使用状態を示す縦断正面図であ
る。
【図6】用紙保持具の不使用状態を示す縦断正面図であ
る。
【図7】(a)は用紙保持具の使用状態を示す縦断正面
図であり、(b)はその右側面図である。
【図8】(a)は用紙保持具の不使用状態を示す縦断正
面図であり、(b)はその右側面図である。
【図9】従来のプリンタの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ポータブルプリンタ 4 用紙収納部 6 印字ヘッド 7 プラテン 8 印字部 10 用紙保持具 11 保持具ホルダ 20 収納部 23 投げ込み式用側板 R 用紙ロール Y 用紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の用紙がロール状に巻かれた用紙
    ロールを収納する用紙収納部と、前記用紙収納部内の前
    記用紙ロールから引き出された前記用紙を印字ヘッドと
    プラテンとの間に挟持し前記用紙に前記印字ヘッドで所
    定内容を印字する印字部とを備えるポータブルプリンタ
    において、 前記用紙収納部は、前記用紙ロールをその両側端から挟
    持する一対の用紙保持具と、この用紙保持具を回転自在
    に支持する保持具ホルダとを備え、前記用紙保持具は前
    記保持具ホルダに対して着脱自在であることを特徴とす
    るポータブルプリンタ。
  2. 【請求項2】 長尺状の用紙がロール状に巻かれた用紙
    ロールを収納する用紙収納部と、前記用紙収納部内の前
    記用紙ロールから引き出された前記用紙を印字ヘッドと
    プラテンとの間に挟持し前記用紙に前記印字ヘッドで所
    定内容を印字する印字部とを備えるポータブルプリンタ
    において、 前記用紙収納部は、前記用紙ロールをその両側端から挟
    持する一対の用紙保持具と、この用紙保持具を収納する
    収納部を有し前記用紙保持具を回転自在に支持する保持
    具ホルダとを備え、前記用紙保持具は前記収納部に収納
    される位置と前記収納部から突出する位置とに選択的に
    位置固定されることを特徴とするポータブルプリンタ。
  3. 【請求項3】 長尺状の用紙がロール状に巻かれた用紙
    ロールを収納する用紙収納部と、前記用紙収納部内の前
    記用紙ロールから引き出された前記用紙を印字ヘッドと
    プラテンとの間に挟持し前記用紙に前記印字ヘッドで所
    定内容を印字する印字部とを備えるポータブルプリンタ
    において、 前記用紙収納部は、前記用紙ロールをその両側端から挟
    持する一対の用紙保持具と、この用紙保持具を回転自在
    で軸方向に移動自在に支持する保持具ホルダと、前記用
    紙収納部に着脱自在であって前記用紙保持具を前記用紙
    ロール側から覆う一対の投げ込み式用側板とを備えるこ
    とを特徴とするポータブルプリンタ。
JP11149166A 1999-05-28 1999-05-28 ポータブルプリンタ Pending JP2000335791A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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