JP2004262059A - ロール紙装着装置及びそれを用いたプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】投げ込み方式、もしくは軸支方式のいずれでもロ−ル紙を装着可能なプリンタにおいて、いずれの方式で装着されても、正確にロール紙のニアエンドを検出可能とする。
【解決手段】軸支方式で装着されたロール紙Rの残量が所定量以下になったときに、ロール紙Rの外周に接する方向に移動する突起63と、投げ込み方式で装着されたロール紙Rの残量が所定量以下になったときに、ロール紙Rの芯Sに設けられた孔に入り込む突起62と、2つの突起62、63が所定の間隔で設けられ、ロール紙ホルダ20に移動可能に支持されたレバー65と、レバー65の動きを検出する検出器64とを備えたことにより、ロール紙Rが軸支方式、投げ込み式いずれの方式で装着されていても、正確にロ−ル紙のニアエンドを検出することが可能となる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール紙に印字を行うプリンタに関する。特にロール紙の印字を行うプリンタのロール紙装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のプリンタに用いられるロール紙には、例えば、レシートの発行等に用いられるロール紙や、ロール状の台紙上に剥離可能なラベルを貼付したラベル付ロール紙がある。通常のロール紙が装着されるロール紙ホルダでは、ロール紙をロール紙ホルダの底部に置くことにより、ロール紙が装着されることが一般的であるが、ラベル付ロール紙が装着されるロール紙ホルダでは、搬送時にラベルが台紙から剥がれやすくなるため、ロ−ル紙用支軸を用いて、ロ−ル紙がロール紙ホルダの底部に接触しないように装着するようにされることが多い。従来のプリンタには、ロール紙をホルダの底部に載置する形態(以下、投げ込み式)のロール紙ホルダと、ラベル付ロール紙を軸支する形態(以下、軸支方式)のロール紙ホルダとの2種類のロール紙ホルダを準備し、印字ヘッド、用紙送り機構等からなる印字ヘッドユニットに、いずれかのロール紙ホルダを装着できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このように、2種類のロール紙ホルダを準備しなくても、経済的な理由から、投げ込み式のロール紙ホルダに、ロール紙の支軸が挿入可能な軸受を設け、通常のロール紙と、ラベル付ロール紙を一台のプリンタで併用することも考えられる。しかしながら、投げ込み式のロール紙ホルダに、ニアエンド検出器(例えば、特許文献2参照。)が設けられている場合、単純にラベル付ロール紙を軸支方式で装着すると、ラベルが十分に状態にもかかわらず、プリンタがニアエンドを検出しまうという不都合が生じる。
【0004】
【特許文献1】特開2001−341371号公報
【特許文献2】特開平9−295745号公報
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の課題を考慮してなされたもので、その目的とするところは、投げ込み方式、もしくは軸支方式のいずれでもロ−ル紙を装着可能なプリンタにおいて、いずれの方式で装着されていても、正確にロール紙のニアエンドを検出可能なプリンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のプリンタは、ロ−ル紙を軸支し、ロ−ル紙ホルダの底部から離して装着する第1の形態と、ロ−ル紙を軸支することなく、ロ−ル紙ホルダの底部に接した状態で装着する第2の形態とのいずれかの形態を選択してロール紙を装着可能なロール紙装着装置において、前記第1の形態で装着されたロール紙の残量が所定量以下になったときに、ロールの外周に接する方向に移動する第1の突起と、前記第2の形態で装着されたロール紙の残量が所定量以下になったときに、ロール紙の芯に設けられた孔に入り込む第2の突起と、前記第1、第2の突起が所定の間隔で設けられ、ロール紙ホルダに移動可能に支持されたレバーと、前記レバーの動きを検出する検出器とを有し、ロール紙のニアエンドを検出することを特徴とする。これにより、ロール紙が軸支方式、投げ込み式いずれの方式で装着されていても、正確にロ−ル紙のニアエンドを検出することが可能となる。また、ひとつの検出器で、いずれの方式で装着されたロール紙のニアエンドを検出できる。
【0006】
なお、本発明のロール紙装着装置も上述のプリンタと同様の技術的事項で特定されるものであり、プリンタに好適に用いられることは勿論、例えばプレプリントしたロール紙、ロール状のラベルを用いた種々の発行装置に適用することが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るプリンタの好ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
図1は、本実施形態のプリンタの外観についてカバーが閉じた状態の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1に示すプリンタのロール紙ユニットの概略構成を示す斜視図である。図3は、図1に示すプリンタの印字機構ユニットの概略構成を示す斜視図である。図4は、図1に示すプリンタのカバーが開いた状態での内部構成を示す側面図である。
【0009】
図1に示すように、プリンタ1の外観は、主に、ケース2と、ケース2に対し開閉可能なカバー30によって構成される。カバー30が閉じたときに、カバー30とケース2の間に排出口31が形成され、プリンタ1の内部に収容されたロ−ル紙は印刷された後、この排出口31から排出される。カバー30に設けられたレバー32を押し上げることにより、ロックレバー35(図2)が外れ、カバー30が開く。カバー30には、押しボタン28及び、孔29が複数設けられている。カバー30を閉じた状態で押しボタン28を押すことにより、スイッチ基板100に設けられたフィードスイッチ101が押され、これによりプラテンローラ41が駆動され、ロ−ル紙ホルダ20に収容されているロ−ル紙が搬送される。スイッチ基板100には、プリンタ1の状態(例えば、用紙切れ、ON・OFFライン)をユーザに報知するためのLEDが設けられており、カバー30を閉じた状態で、カバー30の孔29がこれらのLEDに対向し、ユーザがLEDから発せられる光が孔29を通して確認できるようになっている。
【0010】
図4に示すように、ケース2には、スイッチ基板100、プリンタ1の各機構を制御するCPU、メモリ等からなる制御部が実装されたメイン基板(不図示)、ロ−ル紙を収容するロ−ル紙ホルダ20(図2)、ロ−ル紙の搬送・印刷を行う印刷ユニット50(図3)、ロ−ル紙を切断するカッタユニット70(図3)が内蔵されている。
【0011】
図2に示すように、ロ−ル紙ホルダ20は、ロール紙の側面と当接できるように略凹曲面状に形成された底部21と、その底部21を挟むように設けられた平板状の一対の側部22R、22Lとを有し、樹脂を用いて略箱状に一体的に形成されている。ここで、ロール紙ホルダ20の側部のうち、図2の奥側の側部を、側部22Rとし、図2の手前側の側部を、側部22Lとする。
【0012】
これらの側部22R及び22Lの後端部分(図2の左側部分)には、それぞれ、ヒンジ部24R、24Lが設けられており、ロール紙ホルダ20の開口部分を塞ぐ大きさで略長方形状に形成されたカバー30が開閉自在に支持されるようになっている。
【0013】
カバー30の先端部分には、プラテンホルダ34が取り付けられている。このプラテンホルダ34には、プラテンローラ41が、プラテン軸42を中心支軸として回動自在に設けられている。また、プラテン軸42の端部分のうち、ロール紙ホルダ20の側部22L側の部分には、所定の歯数を有するプラテン歯車43が固定されている。
【0014】
なお、プラテンホルダ34には、プラテンローラ34とともに、固定刃74や、カバー30を閉じた状態にロックするためのロックレバー35が取り付けられている。
【0015】
ロール紙ホルダ20の前方側には、紙ガイド部44が設けられている。この紙ガイド44部は、プラテンローラ41とほぼ同一の曲率をもって凹曲面状に形成されており、カバー30が閉じられた場合のプラテンローラ41と近接するように配置されている。
【0016】
また、紙ガイド部44の後方側の部位には、テンション部材45が、揺動自在に設けられている。このテンション部材45は、紙幅とほぼ同一幅を有する略棒形状に形成されている。さらに、テンション部材の上部分には、凸曲面状の紙当接面45aが形成されており、この紙当接面45aは、紙ガイド部44の後端部分より幾分高い位置に配置されている。
【0017】
ロ−ル紙ホルダ20の両側部22R、22Lには、溝状の軸受部25R、25Lが形成されており、一端にフランジが形成されたロール紙用支軸26がこの軸受部25R、25Lに着脱できるようになっている。即ち、本実施の形態のロ−ル紙ホルダ20は、ロ−ル紙を底部21で支持して収容する(いわゆる投げ込み式)形態と、ロ−ル紙の芯にロール紙用支軸26を通し、ロ−ル紙が底部21に接触しないように支持する形態(軸支方式)のうち、ユーザがどちらかを選択して、ロール紙を装着できるようになっている。 軸受部25R、25Lには、軸押さえ部材27が、軸27aを中心に回動可能に支持されている。軸押さえ部材27は、ばね27b(図5、図6)でロ−ル紙ホルダ20の内側へ付勢されており、ロール紙用支軸26が軸受部25R、25Lに装着されたとき、ロ−ル紙用支軸26の両端が、軸押さえ部材27に押さえられる。なお、軸受部25R、25Lには、軸押さえ部材27の回動を所定範囲に留めるためのストッパ(不図示)が設けられている。
【0018】
後述するように、側部22R側に設けられた軸押さえ部材27に背面には、ロ−ル紙用支軸26が装着されたことを検出するための検出器が設けられている。即ち、図5、図6に示すように、スイッチ基板100上には、マイクロスイッチ103(軸検出器)が設けられており、ロ−ル紙用支軸26が軸受部25R、25Lに装着されたときに、軸押さえ部材27がマイクロスイッチ103を押し、ロ−ル紙用支軸26が装着されたことを検出するようになっている。なお、マイクロスイッチ103の代わりに、光学的なセンサを用いることもできる。例えば、軸押さえ部材27の背面に突起を設け、その突起をスイッチ基板100上に設けたフォトインタラプタで検出するようにしてもよい。このように、スイッチ基板100を、ロ−ル紙ホルダ20の側面22Rの近くに配置することにより、フィードスイッチ101や、プリンタ1の状態を示すLED、ロ−ル紙用支軸26が装着されたことを検出するための検出器の一部を集約することができるため、プリンタの小型化には好ましい。
【0019】
ロ−ル紙ホルダ20の側部22Lには、ロ−ル紙のニアエンドを検出するためのニアエンド検出器60が取り付けられる孔61が設けられている。図5、図6に示すようにニアエンド検出器60は、軸65aを支点にして回動可能に支持された検出レバー65と、検出レバー65上に所定の間隔で設けられた2つの突起62、63と、検出レバー65をロール紙ホルダ20の方向に付勢するバネ65bと、検出レバー65がロール紙ホルダ20の方向に回動したことを検出するためのマイクロスイッチ64を備えている。
【0020】
検出レバー65の先端側に設けられた突起62は、投げ込み式で装着されたロール紙が所定の径以下になったときに、ロール紙Rの芯Sの孔に入り込み、これによって検出レバー65がロール紙ホルダ20の方向へ回動する。一方、検出レバー65の支軸65a側に設けられた突起63は、軸支方式で装着されたロール紙Rが所定の径以下になったときに、ロール紙Rの外周に接する方向に移動し、これによって検出レバー65がロール紙ホルダ20の方向へ回動する。突起62と突起63の間隔は、各方式で装着されたロール紙Rの残量が所定量以下になったときに、検出レバー65がスムーズにロール紙ホルダ20の側に回動するように設けられている。即ち、突起62は、ロール紙ホルダ20の底面21を基準にして、突起63を軸受部25を基準にして、所定量(ロール紙の芯の半径よりやや大きい量)離れた位置に設けられている。
【0021】
図3に示すように、印字機構ユニット50の本体フレーム51の側部52と側部53とは、ロール紙ホルダ20の幅より若干大きい間隔をおいて互いに平行に配置されている。また、本体フレーム51の連結部54は、側部52及び側部53の後方上端部分を覆うように配置されている。本体フレーム51の所定の部位には、サーマルヘッド61が設けられている。このサーマルヘッド61は、図4に示すように、圧縮コイルばね62によって所定の方向に押圧されるように構成されている。
【0022】
また、本体フレーム51の後方下側部分には、駆動モータ65が設けられている。この駆動モータ65は、この駆動軸66に固定されたモータ歯車67を、本体フレーム51の側部53の外側にして配置されている。
【0023】
本体フレーム51の側部53には、駆動モータ65の動力をプラテン歯車43に伝達するための歯車列68が設けられている。この歯車列68は、所定の歯数をもつ複数の歯車を有し、最終段には、プラテン歯車43と噛み合い可能な駆動歯車部68aが配置されている。
【0024】
また、本体フレーム51の側部52及び側部53の前方側の端部分には、それぞれ、位置決め当接部52a、53aが、本体フレーム51の外側に折れ曲がるように形成されている。さらに、本体フレーム51の側部52及び側部53には、それぞれ、位置決め溝部52b、53bが、位置決め当接部52a、53aと直交する方向に延びるように形成されている。
【0025】
一方、図2に示すように、ロール紙ホルダ20の側部22R及び側部22Lには、それぞれ、本体フレーム51の位置決め当接部52a、53aを係止可能な係止壁部22a、23a(23aのみ図示)が設けられている。また、ロール紙ホルダ20の側部22及び側部23には、それぞれ、本体フレーム51の位置決め係合溝52b、53bと嵌合可能な係合突部22b、23b(23bのみ図示)が設けられている。
【0026】
そして、本体フレーム51の位置決め当接部52a、53a及び位置決め溝部52b、53bは、カバー30が閉じられた状態のロール紙ホルダ20に対し、サーマルヘッド61を、プラテンローラ41と接触する位置に位置決めするとともに、歯車列68の駆動歯車部68aを、プラテン歯車43と噛み合う位置に位置決めするようになっている。さらに、かかる場合において、本体フレーム51の連結部54は、プラテンローラ41と近接する位置に配置されるようになっている。
【0027】
カッタユニット70は、印字機構ユニット50の上部に配置される可動刃装置71と、プラテンユニット30に配置される固定刃74とから構成される。このうち、可動刃装置71は、印字機構ユニット50の本体フレーム51の連結部54に取り付け可能なカッタケース72を有しており、このカッタケース72には、可動刃73が固定刃74上を移動できるように設けられている。一方、固定刃74は、上述したプラテンホルダ34の所定の部位に取り付けられることによって、カバー30が閉じられた場合に可動刃装置71の可動刃73に対して紙経路を挟んで対向配置されるようになっている。
【0028】
図5(a)は、ロール紙用支軸26を用いずに、ロ−ル紙ホルダ20にロ−ル紙を装填した状態を示す断面図であり、図5(b)は、図5(a)の状態から、ロ−ル紙が使用され残量が殆どなくなった状態を示すものである。図6(a)は、ロール紙用支軸26を用いて、ロ−ル紙ホルダ20にロ−ル紙を装填した状態を示す断面図であり、図6(b)は、図6(a)の状態から、ロ−ル紙が使用され残量が少なくなった状態を示すものである。
【0029】
投げ込み式で装填されたロ−ル紙Rの残量が十分あるときは、図5(a)に示すように、ニアエンド検出器60のいずれの突起62、突起63も、ロ−ル紙Rの側面に接触しているため、検出レバー65が、ロ−ル紙ホルダ20の側部22Lから離れる方向に回動した状態に保持される。このとき、検出レバー65が、その傍らに設けられたマイクロスイッチ64を押すため、ニアエンド検出器60はON(紙あり)信号を出力する。一方、ロ−ル紙Rの残量がわずかでときは、図5(b)に示すように、ロ−ル紙Rの芯Sの位置が、ロ−ル紙ホルダ20の底部21に近い位置に移動するため、突起62がロ−ル紙Rの芯Sに入り込む。これにより、検出レバー65がロ−ル紙ホルダ20の内側へ向かって回動する。このとき、検出レバー65が、その傍らに設けられたマイクロスイッチ64から離れ、ニアエンド検出器60はOFF(紙ニアエンド)信号を出力する。なお、このとき、もう一方の突起63の前面にはロール紙Rがないため、突起63が、投げ込み方式で装填されたロール紙のニアエンド検出の妨げになることはない。
【0030】
一方、ロ−ル紙用支軸26を用いてロール紙Rが装着された場合も、その残量が十分あるときは、図6(a)に示すように、ニアエンド検出器60の突起62、突起63が、ロ−ル紙Rの側面に接触しているため、ニアエンド検出器60はON(紙あり)信号を出力する。図6(a)に示す状態から、ロ−ル紙Rが使用され、ロ−ル紙Rが所定の径以下になると、図6(b)に示すように、ニアエンド検出器60の突起63が、ロ−ル紙Rの外周に沿って移動し、これにより、検出レバー65がロ−ル紙ホルダ20の内側へ向かって回動する。このとき、検出レバー65が、その傍らに設けられたマイクロスイッチ64から離れ、ニアエンド検出器60はOFF(紙ニアエンド)信号を出力する。
【0031】
以上述べたように、検出レバー65に所定の間隔で設けれられた2つの突起62,63によって、軸支方式、投げ込み式いずれの方式で装着されていても、ロールの残量が所定量以下になったことが正確に検出することが可能となる。また、このようにひとつの検出器で、いずれの方式で装着されたロール紙のニアエンドを検出できるため安価で省スペースな検出器を提供できるというメリットもある。。
【0032】
なお、図5に示すように、投げ込み式でロール紙Rが装着された場合は、側部22R側に設けられた軸押さえ部材27は、バネ27bに付勢され、ロ−ル紙ホルダ20の内側に回動した状態にあるので、マイクロスイッチ103は、押されずOFF状態にある。一方、図6に示すように、軸支方式でロ−ル紙Rを装着した場合、軸押さえ部材27は、ロール用支軸26の端に押され、バネ27bに抗して、ロ−ル紙ホルダ20の外側に回動する。これにより、マイクロスイッチ103が、軸押さえ部材27に押され、ON状態になる。本実施例のニアエンド検出器60は、いずれの方式でロール紙が装着されても正確にニアエンドを検出するものではあるが、どちらの方式で装着されているかを把握することはできないので、どのような方式でロール紙がロール紙ホルダに装着されているかを検出するための検出器(マイクロスイッチ103)を併用してもよい。
【0033】
なお、以上の実施例では、サーマルヘッドを搭載した例について説明したが、インクジェット、ワイヤドット等、他の印刷方式のヘッドを搭載したプリンタにも本発明は適用可能である。また、プリンタ以外の装置であっても、例えばプレプリントしたロール紙、ロール状のラベルを用いた種々の発行装置に適用することが可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、軸支方式で装着されたロール紙の残量が所定量以下になったときに、ロールの外周に接する方向に移動する第1の突起と、投げ込み方式で装着されたロール紙の残量が所定量以下になったときに、ロール紙の芯に設けられた孔に入り込む第2の突起と、第1、第2の突起が所定の間隔で設けられ、ロール紙ホルダに移動可能に支持されたレバーと、レバーの動きを検出する検出器とを備えたことにより、ロール紙が軸支方式、投げ込み式いずれの方式で装着されていても、正確にロ−ル紙のニアエンドを検出することが可能となる。また、ひとつの検出器で、いずれの方式で装着されたロール紙のニアエンドを検出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプリンタの外観についてカバーが閉じた状態の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すプリンタのロール紙ユニットの概略構成を示す斜視図である。
【図3】図1に示すプリンタの印字機構ユニットの概略構成を示す斜視図である。
【図4】図1に示すプリンタのカバーが開いた状態での内部構成を示す側面図である。
【図5】(a)は、ロール紙用支軸を用いずに、ロ−ル紙ホルダにロ−ル紙を装填した状態を示す断面図であり、(b)は、(a)の状態から、ロ−ル紙が使用され残量が殆どなくなった状態を示す断面図である。
【図6】ロール紙用支軸を用いて、ロ−ル紙ホルダにロ−ル紙を装填した状態を示す断面図であり、(b)は、(a)の状態から、ロ−ル紙が使用され残量が少なくなった状態を示す断面図である。
【符号の説明】
20 ロール紙ホルダ
26 ロール紙用支軸
27 軸押さえ部材
30 カバー
41 プラテン
50 印字機構ユニット
60 ニアエンド検出器
70 カッタユニット
100 スイッチ基板
103 マイクロスイッチ(軸検出器)

Claims (4)

  1. ロ−ル紙を軸支し、ロ−ル紙ホルダの底部から離して装着する第1の形態と、ロ−ル紙を軸支することなく、ロ−ル紙ホルダの底部に接した状態で装着する第2の形態とのいずれかの形態を選択してロール紙を装着可能なロール紙装着装置において、
    前記第1の形態で装着されたロール紙の残量が所定量以下になったときに、ロールの外周に接する方向に移動する第1の突起と、
    前記第2の形態で装着されたロール紙の残量が所定量以下になったときに、ロール紙の芯に設けられた孔に入り込む第2の突起と、
    前記第1、第2の突起が所定の間隔で設けられ、ロール紙ホルダに移動可能に支持されたレバーと
    前記レバーの動きを検出する検出器とを有し、ロール紙のニアエンドを検出することを特徴とするロール紙装着装置。
  2. 請求項1において、更に、前記第1の形態で装着されるロール紙の支軸が挿入可能な軸受部と、前記ロール紙の支軸が前記軸受部に挿入されたことを検出する軸検出器とを備えたことを特徴とするロール紙装着装置。
  3. ロ−ル紙を軸支し、ロ−ル紙ホルダの底部から離して装着する第1の形態と、ロ−ル紙を軸支することなく、ロ−ル紙ホルダの底部に接した状態で装着する第2の形態とのいずれかの形態を選択してロール紙を装着可能なプリンタにおいて、
    前記第1の形態で装着されたロール紙の残量が所定量以下になったときに、ロールの外周に接する方向に移動する第1の突起と、
    前記第2の形態で装着されたロール紙の残量が所定量以下になったときに、ロール紙の芯に設けられた孔に入り込む第2の突起と、
    前記第1、第2の突起が所定の間隔で設けられ、ロール紙ホルダに移動可能に支持されたレバーと
    前記レバーの動きを検出する検出器とを有し、ロール紙のニアエンドを検出することを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項1において、更に、前記第1の形態で装着されるロール紙の支軸が挿入可能な軸受部と、前記ロール紙の支軸が前記軸受部に挿入されたことを検出する軸検出器とを備えたことを特徴とするプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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