JP2000128402A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2000128402A
JP2000128402A JP10299879A JP29987998A JP2000128402A JP 2000128402 A JP2000128402 A JP 2000128402A JP 10299879 A JP10299879 A JP 10299879A JP 29987998 A JP29987998 A JP 29987998A JP 2000128402 A JP2000128402 A JP 2000128402A
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JP
Japan
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roll paper
printer
platen
guide plate
mounting
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Pending
Application number
JP10299879A
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English (en)
Inventor
Masahide Ishida
政英 石田
Hiroki Takahara
弘樹 高原
Yashiro Seki
彌四郎 関
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙を容易に装着できること。 【解決手段】 ロール紙Rを保持する装着部1は、プリ
ンタ3の背面3bに設けられる。装着部の下半部を構成
する半円筒状の基部2内部にはガイド板14が回動自在
に設けられる。プリンタ3に対しロール紙Rの保持中心
軸と反対位置にある基部2の上端部2baとガイド板1
4の一端部14aaとの間には所定間隔の挿入部Sが設
けられる。他端部14dはプリンタ3内部のプラテン部
分まで延出形成される。ガイド板14の上面にはロール
紙Rを保持する円弧状の受け面14aが形成される。ガ
イド板14の裏面14bには基部2との間で挿入部Sか
らプラテン8部分まで連続する導入部Jが設けられる。
ロール紙Rの先端R1を挿入部Sに挿入し送り出すと導
入部Jを介してこの先端がプラテン8部分まで案内され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CAT端末やキャ
ッシュレジ等に適用され伝票発行する等のプリンタに係
り、特にロール紙の装着を容易化できるプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】CAT端末やキャッシュレジ等で売上伝
票などを印字発行するためにはプリンタが設けられる。
このようなプリンタは、ロール紙に感熱紙を用いサーマ
ルヘッドで感熱印字する構成のものがある。
【0003】図5は、このプリンタを示す側面図であ
る。プリンタ50の背面50bには、ロール紙Rを回転
保持するホルダ51が設けられる。このロール紙Rは、
先端R1がプリンタ51の挿入口52から挿入され、サ
ーマルヘッド53及びプラテン54間を経由して排出口
55から排出されるようになっている。ロール紙Rはプ
ラテン54で移動されながらサーマルヘッド52で印字
される。この移動に伴いホルダ51部分のロール紙Rは
繰り出しのために回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のようなプリ
ンタは、ロール紙Rの装着を簡単に行えなかった。ロー
ル紙Rは、ロール状に巻回されており、その癖がついて
いるため、先端R1を挿入口52に容易に差し込むこと
ができない。上記のようなレジ等のプリンタ50の場
合、操作性から挿入口52が背面50b側に設けられる
ことが多く、装置手前50a側から手を延ばして背面の
ロール紙Rを繰り出しつつ、この背面50bから挿入さ
せねばならず安定した姿勢で行えない。
【0005】さらに、ロール紙Rは、表面側が印字面の
場合が多く、図示のように挿入口52がロール紙Rの下
方に設けられることとなり、挿入口52を見ながらの挿
入がしにくい。例えば感熱ロール紙Rは、感熱面がロー
ル紙Rの表面にある。このため、ホルダ51にロール紙
Rを軸支させず片手で保持した状態で、このロール紙R
の先端R1を他方の手で持ち挿入口52に挿入させてお
り、両手とも使うため装着がしづらかった。
【0006】また、例えロール紙Rの先端R1を挿入口
52に装着できたとしても、斜めに挿入されたり折れ曲
がって挿入されることが多く、用紙が詰まりやすかっ
た。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、ロール紙を容易に装着できるプリンタ
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプリンタは、請求項1記載のように、印字
ヘッドとプラテンを有し、ロール紙を繰り出して所定の
印字を行うプリンタにおいて、ロール紙の径に対応した
円弧状の受け面を有し、載置された該ロール紙を回転自
在に保持する装着部と、前記ロール紙の周面位置側部に
設けられ、ロール紙の先端の挿入用として開口された挿
入部と、前記挿入部を起点として前記受け面上のロール
紙と分離された区間を連続形成する溝からなり、前記挿
入されたロール紙を前記印字ヘッド及びプラテン部分ま
で案内する導入部と、を備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載のように、前記装着部
はプリンタの背面側に設けられ、印字後のロール紙が出
てくる排出口が装着部の前方位置に配置されており、前
記挿入部は前記ロール紙を保持する中心軸に対してプリ
ンタと反対位置で上方に向き開口された構成にできる。
【0010】本発明のプリンタは、請求項3記載のよう
に、印字ヘッドとプラテンを有し、ロール紙を繰り出し
て所定の印字を行うプリンタにおいて、ロール紙を収容
すべく該ロール紙の外形に対応して略半円筒形状に形成
された収容部(2)と、前記装着部の内面に沿って一定
な隙間を有して配置され、一端が前記ロール紙の周面の
略側部位置に位置し装着部の内面と所定の間隔を有して
位置し前記ロール紙の先端挿入用の隙間が上方に向き開
口形成されるとともに、他端が前記プラテン部分近傍に
延出された板体であり、前記ロール紙の径に対応した円
弧状に形成され、載置されたロール紙を回転自在に保持
する上面(14a)と、前記装着部の内面との間で一定
な間隔を有し前記隙間を連続形成して、前記挿入された
ロール紙を前記印字ヘッド及びプラテン部分まで案内す
る裏面(14b)を備えたガイド板(14)と、を具備
したことを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載のように、前記ガイド
板(14)は、前記装着部の内面に対し離間自在に構成
してもよい。
【0012】また、請求項5記載のように、前記収容部
(2)には、収容されたロール紙の上部を覆う蓋部
(4)を開閉自在に設けてもよい。
【0013】また、請求項6記載のように、前記ロール
紙の搬送経路上において前記プラテンの配置位置手前に
設けられ前記ロール紙を検出する検出器(20)と、前
記検出器で前記ロール紙の先端が検出された際に、前記
プラテンを回転制御してロール紙を印字後の排出口まで
搬送させる制御部と、を備えた構成としてもよい。
【0014】上記構成によれば、装着部1には、収容部
2の上端縁2baとガイド板14の一端部14aaとの
隙間で挿入部Sが設けられる。また、収容部2の内面2
dとガイド板14の裏面14bとの間の隙間で挿入部S
からプリンタ内部のプラテン8まで連続する導入部Jが
設けられる。ロール紙Rの装着は、装着部1のガイド板
14上面14aに載置し、先端R1を挿入部Sから挿入
させれば、この先端R1が導入部Jを介してプラテン8
部分まで繰り出される。挿入部Sは、ロール紙Rの周面
位置側部に上方に向いて設けられており、簡単に挿入で
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明のプリンタの要部で
ある装着部を示す斜視図、図2は同側断面図である。図
1は、プリンタ3を背面3b側から見た図であり、ロー
ル紙Rの装着部1が示されている。また、便宜上、図2
において蓋部4は記載していない。このプリンタ3は、
CAT端末や、キャッシュレジ等に適用され、ロール紙
Rに売上伝票等の所定の印字を施し発行する。
【0016】装着部1は、ロール紙Rを収容するもの
で、ロール紙Rの外形に適合する幅及び径を有する円筒
状に形成されている。この装着部1は、円筒状の下半部
の収容部2がプリンタ3の背面3bに固定されている。
収容部2は、両側板2aと、円弧面2bを有する。上半
部の蓋部4は、図3に示す如く軸4aが収容部2に軸支
され、ロール紙R全体を覆う如く開閉自在である。
【0017】プリンタ3の背面3bには、ロール紙Rを
プリンタ3の筐体内に挿入するための開口部6が設けら
れている。この開口部6は、収容部2の下端に位置して
いる。収容部2に装着後のロール紙Rの先端R1は、こ
の開口部6から筐体内部に挿入されて印字部に通され
る。また、この開口部6には、後述するガイド板14の
他端部が嵌め込まれる。
【0018】図2に示すように、プリンタ3の筐体内部
には、印字部を構成するサーマルヘッド7と、このサー
マルヘッド7に対向密接するプラテン8が設けられる。
サーマルヘッド7で印字後のロール紙Rは、カッタ9を
通過してプリンタ3の上面3cの排出口10に搬送され
る。プリンタ3内部には、ロール紙Rを上記搬送経路に
沿って案内する案内片11が設けられている。カッタ9
は、ロール紙Rへの印字後、ロール紙Rを切断する。サ
ーマルヘッド7は、図示せぬレバーの操作によりプラテ
ン8から離間する。プラテン8は、開口部6近傍に設け
られ、図示せぬモータの回転によりロール紙Rの先端R
1をローラ12との間で挟持し上記経路で搬送する。
【0019】図2に示すように、装着部1の収容部2の
底部には、所定長さの平坦部2cが形成されており、ロ
ール紙Rを略水平状態で開口部6に導く。収容部2の円
弧面2bの内面2dには、この円弧に沿った形状のガイ
ド板14が設けられている。このガイド板14上面に
は、装着により載置されたロール紙Rの周面に接し保持
する円弧状の受け面14aが形成されている。
【0020】このガイド板14の一端部14aaは、収
容部2の上端縁2baより若干下方位置に設けられてい
る。そして、このガイド板14の一端部14aaと収容
部2の上端縁2baにより、ロール紙Rの挿入部Sが形
成されている。挿入部Sの近傍には、ロール紙Rの先端
R1の挿入箇所である旨を表示する矢印シール等の指標
(不図示)が設けられている。また、ガイド板14の他
端部は、平坦部2cに平行な平坦部14dを有し、ま
た、この平坦部14dの端部14daは、開口部6から
プリンタの内部に入り込んでおり、プラテン8の側部ま
で突出形成されている。
【0021】ガイド板14の裏面14bは、収容部2の
内面2dとの間で一定な所定隙間を隔てて配置されてい
る。即ち、収容部2の内面2dには、この隙間を形成す
るための突起2eが突設され、ガイド板14には突起2
eの対向位置に係合溝14cが形成されており、上記挿
入部Sの隙間の開口径がそのまま開口部6部分まで連続
して形成されている。なお、突起2eは、ロール紙Rの
幅に対応した位置に設けられ、ロール紙Rの両側部を位
置決め案内するようになっている。
【0022】このガイド板14の両側には、略扇形状の
側板14gが設けられ、それぞれ収容部2の両側板2a
に軸14jで軸支されており、図4の側断面図に示す如
く軸14jを中心として上方に開放自在である。図4の
断面位置は、突起2e、及び係合溝14c部分である。
なお、このガイド板14は、全体が透明の材質で形成さ
れており、収容部2とガイド板14間のロール紙Rの状
態を透視できるようになっている。この他、ガイド板1
4の一部に切欠きを形成すれば、導入部Jの内部を直接
見ることができ、また、ガイド板14開放時の操作用係
り部とすることができる。この場合の切欠きは、ロール
紙Rの搬送に支障がない搬送方向に沿った形状にするこ
とが望ましい。
【0023】また、収容部2の両側板2aの上部中央位
置には、それぞれ係止溝2kが設けられている。この係
止溝2kは、中心に支軸を貫通させて保持するタイプの
ロール紙を用いる場合に使用され、支軸両端を保持す
る。なお、装着部1は、支軸用のロール紙及び紙管なし
(軸無し)のロール紙のいずれも支軸を用いずに装着す
るようになっている。
【0024】また、図1及び図3に示すように、蓋部4
には、導出案内片4gが形成されている。この導出案内
片4gは、蓋部4を閉じた状態で排出口10に近接する
箇所に設けられ、ロール紙Rの幅位置にそれぞれ突出さ
れた側部突起4gaと、側部突起4ga間に設けられロ
ール紙Rをプリンタ3の前方に導く傾斜突起4gbを有
する。
【0025】プリンタ3内部には、開口部6近傍にロー
ル紙Rの先端R1の挿入を検知する検出器20が設けら
れる。検出器20は、投受光一体型の光センサが用いら
れ、ロール紙Rへの光の反射状態を検出し、先端R1の
検出時に検出信号を制御部(不図示)に出力する。制御
部は、検出信号の入力により、プラテン8のモータを回
転駆動し、ロール紙Rを搬送経路に沿って所定量搬送さ
せる。この搬送によりロール紙Rの先端R1が自動的に
排出口10上に表出する。
【0026】次に、上記構成によるロール紙Rの装着動
作を説明する。図1に示すように、装着部1の蓋部4を
開けてロール紙Rの端部Rがプリンタ3の背面側で下方
に向いた状態にして収容部2上に載置する。ロール紙R
を載置した状態でこのロール紙Rは略上半部が収容部2
上に表出する。また、ロール紙Rの中心位置の側部位置
に挿入部Sが位置する。このように、ロール紙Rに支軸
を通さずとも、載せるだけで良い。そして、ロール紙R
の先端R1を挿入部Sから挿入させ所定長さ送り出して
いく。
【0027】これにより、挿入部Sから挿入されたロー
ル紙Rは、先端R1の両側がそれぞれ突起2eで位置決
めされた状態で、収容部2の内面2dとガイド板14の
裏面14bとの間で形成された導入部Jに沿って開口部
6まで案内される。ロール紙Rの先端R1が開口14内
部に入ると、この先端R1が検出器20で検出される。
これにより、制御部は、プラテン8を回転駆動して、こ
の先端R1を取り込み、排出口10から表出するまで所
定量搬送させる。
【0028】このように、挿入部Sは、装着時のロール
紙Rの軸を中心として開口14、及び排出口10の反対
位置に上向き状態で設けられている。また、プリンタの
開口部6部分から離れた位置でもある。これにより、プ
リンタ3の前面に立ち、プリンタ3背面3b側に設けら
れた装着部1にロール紙Rを装着する際に、挿入部Sが
見える位置となり、ロール紙Rの先端R1の挿入を容易
に行える。また、挿入部Sからロール紙Rの先端R1を
下方に繰り出し操作するだけで、この先端R1が挿入部
Sから導入部Jを介し開口部6部分からプリンタ内部に
安定して繰り出すことができる。
【0029】そして、収容部2上に載置されたロール紙
Rは、ガイド板14の上面にある円弧状の受け面14a
上に常時載置されることとなる。このガイド板14は、
受け面14a側でロール紙Rを保持し、裏面側の導入部
Jで収容部2との間に繰り出されたロール紙Rの搬送経
路を構成している。また、ロール紙Rは、このロール紙
Rの側部位置で挿入部Sに通される。これにより、ロー
ル紙Rの分離箇所(挿入部S部分)にはロール紙Rの重
量が加わらない。また、導入部J部分のロール紙Rに対
してもロール紙Rの重量が加わらない。したがって、例
えロール紙Rの径が歪んでいてもロール紙Rの搬送を安
定して行える。
【0030】上記ロール紙Rの装着後は、蓋部4を閉じ
ることにより、感熱紙が不要に感熱することが防止でき
る。また、ロール紙Rに対するごみの付着や湿度変化を
抑えることができ、装着部1内でのロール紙Rの保管を
安定化して印字品質を維持できるようになっている。
【0031】ロール紙R装着後の印字動作により、プラ
テン8がロール紙Rを搬送させながら、サーマルヘッド
7が売上伝票等の所定の印字を施す。印字後のロール紙
Rは、排出口10から出てくるが、ロール紙Rの巻回の
くせが付いた状態で出てくる。しかしながら、ロール紙
Rは、図3中一点鎖線で示すように、蓋部4に設けられ
た導出案内片4gの傾斜突起4gbによりプリンタ3の
前方に導かれるため、ロール紙Rが蓋部4に密接せず、
容易に摘み取り出せるようになっている。
【0032】ところで、挿入部S、導入部J、開口部
6、印字部(サーマルヘッド7,プラテン9)、カッタ
9、排出口10の各部を結ぶ搬送経路上でロール紙Rが
詰まった場合においても、この詰まりを簡単に解消でき
る。この場合には、図4に示すように、ガイド板14を
軸14aを中心として上方に開放させる。これにより、
挿入部Sから開口部6に至る導入部J部分の上部が開放
され表出する。また、ガイド板14の他端部14cがプ
ラテン8部分から離れるため、プラテン8部分が開口部
6部分に表出する。これにより、詰まったロール紙Rを
簡単に取り出すことができる。
【0033】プリンタ3内部の印字部での詰まりは、図
示せぬレバーを操作してサーマルヘッド7をプラテン8
から離して間隔を開けた状態で、ロール紙Rを搬送方向
と逆方向に取り出す。この際においても、開口部6部分
が大きく開口するため、取り出しを容易に行える。
【0034】ところで、ロール紙Rを全て使用し終わっ
た際に、印字途中であるときには、制御部は印字の異常
終了と判断する。また、再印字のためにこのときの印字
データを保存しておく。そして、新たなロール紙Rを装
着しプリンタの再印字ボタンが押下されると、この保存
しておいた印字データを用いて新たなロール紙Rに印字
を施すようになっている。
【0035】上記実施形態では、ロール紙Rの装着時に
おいて、検出器20が先端R1を検出するとプラテン8
が回転しロール紙Rを自動装着する構成であったが、こ
れに限らず手動装着させることもできる。この場合に
は、上記装着時にレバーを操作してサーマルヘッド7を
プラテン8から離して間隔を開けた状態でロール紙Rを
挿入部Sに繰り出し挿入すればよい。導入部Jから開口
部6に入ってきた先端R1は、これらサーマルヘッド7
とプラテン8の間を通過して排出口10から出てくる。
この後、レバーを戻してサーマルヘッド7をプラテン8
に接触させればよい。
【0036】また、上記ガイド板14は軸14aを中心
として回転し収容部2の内面2dから離れる構成とした
が、これに限らずガイド板14全体が収容部2から着脱
自在に構成してもよい。
【0037】また、上記実施形態では、ロール紙Rをガ
イド板14上面14aに載置保持する構成を説明した
が、これに限らず、紙管を備えたロール紙に支軸を通
し、支軸の両端を収容部2の係止溝2kで軸支させても
支承なく印字でき、上記同様にロール紙Rの先端R1を
容易に挿着させることができる。
【0038】また、装着部1は、内面がロール紙Rの外
形に沿った円筒状に形成されていればよく、装着部1の
外形は、ロール紙Rの外形に沿った円筒状に形成されて
いる必要はなく、各種形状が考えられる。
【0039】また、本発明のプリンタで用いるロール紙
は感熱紙に限らず、印字部の印字方式に応じて例えば普
通紙を用いることもできる。また、CAT端末やキャッ
シュレジに適用するに限らず、ロール紙を用いる装置に
適用して同様の作用効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明のプリンタによれば、装着部に
は、ロール紙の周面に近設して先端を挿入するための挿
入部が設けられており、この挿入部に先端を挿入し送り
出すだけで導入部が先端をプリンタ内部まで案内する構
成であり、ロール紙の装着を容易に行えるようになる。
また、挿入部がロール紙を保持する中心軸に対してプリ
ンタと反対位置で上方に向き開口する構成とすることに
より、プリンタの前面側からの装着操作であってもこの
装着を容易に行える。特に、装着部がプリンタの背面に
設けられ、印字後のロール紙が装着部の前方位置の排出
口から前面を印字面として出てくる配置のプリンタに適
用すれば、挿入部がプリンタの前面側から見える位置に
位置するため、容易に先端を挿入できるようになる。ま
た、収容部に対しガイド板を離間自在に構成することに
より、導入部及びプリンタ内部での紙詰まりが生じても
搬送経路を大きく開放でき、除去作業を容易に行えるよ
うになる。さらに、ロール紙の先端を挿入部から送り込
むことで、先端を検出器が検出しプラテンが回転駆動さ
れる構成とすれば、途中からロール紙が自動的に搬送さ
れてロール紙の装着をより簡単に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの実施の形態を示す斜視図。
【図2】同側断面図。
【図3】装着部の蓋部を閉じた状態を示す側面図。
【図4】装着部のガイド板の開放状態を示す側断面図。
【図5】従来のプリンタを示す側面図。
【符号の説明】
1…装着部、2…収容部、2b…円弧面、2ba…上端
縁、2d…内面、3…プリンタ、4…蓋部、6…開口
部、7…サーマルヘッド、8…プラテン、9…カッタ、
10…排出口、14…ガイド板、14a…受け面、14
aa…一端部、14b…裏面、14da…他端部、S…
挿入部、J…導入部、R…ロール紙、R1…先端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 彌四郎 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB12 AC06 AE04 AE10 AF06 AF09 AF11 AF35 2C060 BA03 BA12 3F052 AA01 AB05 BA02 3F104 AA02 FA08 FA09 FA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドとプラテンを有し、ロール紙
    を繰り出して所定の印字を行うプリンタにおいて、 ロール紙の径に対応した円弧状の受け面を有し、載置さ
    れた該ロール紙を回転自在に保持する装着部と、 前記ロール紙の周面位置側部に設けられ、ロール紙の先
    端の挿入用として開口された挿入部と、 前記挿入部を起点として前記受け面上のロール紙と分離
    された区間を連続形成する溝からなり、前記挿入された
    ロール紙を前記印字ヘッド及びプラテン部分まで案内す
    る導入部と、を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記装着部はプリンタの背面側に設けら
    れ、印字後のロール紙が出てくる排出口が装着部の前方
    位置に配置されており、 前記挿入部は前記ロール紙を保持する中心軸に対してプ
    リンタと反対位置で上方に向き開口されている請求項1
    記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 印字ヘッドとプラテンを有し、ロール紙
    を繰り出して所定の印字を行うプリンタにおいて、 ロール紙を収容すべく該ロール紙の外形に対応して略半
    円筒形状に形成された収容部(2)と、 前記装着部の内面に沿って一定な隙間を有して配置さ
    れ、一端が前記ロール紙の周面の略側部位置に位置し装
    着部の内面と所定の間隔を有して位置し前記ロール紙の
    先端挿入用の隙間が上方に向き開口形成されるととも
    に、他端が前記プラテン部分近傍に延出された板体であ
    り、前記ロール紙の径に対応した円弧状に形成され、載
    置されたロール紙を回転自在に保持する上面(14a)
    と、前記装着部の内面との間で一定な間隔を有し前記隙
    間を連続形成して、前記挿入されたロール紙を前記印字
    ヘッド及びプラテン部分まで案内する裏面(14b)を
    備えたガイド板(14)と、 を具備したことを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記ガイド板(14)は、前記装着部の
    内面に対し離間自在に構成された請求項3記載のプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 前記収容部(2)には、収容されたロー
    ル紙の上部を覆う蓋部(4)が開閉自在に設けられた請
    求項3記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記ロール紙の搬送経路上において前記
    プラテンの配置位置手前に設けられ前記ロール紙を検出
    する検出器(20)と、 前記検出器で前記ロール紙の先端が検出された際に、前
    記プラテンを回転制御してロール紙を印字後の排出口ま
    で搬送させる制御部と、を備えた請求項3記載のプリン
    タ。
JP10299879A 1998-10-21 1998-10-21 プリンタ Pending JP2000128402A (ja)

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