JPH10138589A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH10138589A
JPH10138589A JP8296722A JP29672296A JPH10138589A JP H10138589 A JPH10138589 A JP H10138589A JP 8296722 A JP8296722 A JP 8296722A JP 29672296 A JP29672296 A JP 29672296A JP H10138589 A JPH10138589 A JP H10138589A
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JP
Japan
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sheet
recording paper
recording
opening
shaped recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP8296722A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Ono
和康 小野
Hideo Kanbe
秀夫 神戸
Sadashi Nonaka
禎志 野中
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Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Publication date
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Priority to CN97199452A priority patent/CN1083775C/zh
Priority to EP97909683A priority patent/EP0943446A4/en
Priority to US09/297,684 priority patent/US6109805A/en
Publication of JPH10138589A publication Critical patent/JPH10138589A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構成でもってシート状記録紙を
シート検出手段の下方に確実に導くことができる記録装
置を提供すること。 【解決手段】 装置本体2と、装置本体2に規定された
搬送経路70と、搬送経路70を通してシート状記録紙
を挿入方向および挿入方向と反対の排出方向に搬送する
ための搬送手段と、シート状記録紙を検出するためのシ
ート検出手段44と、を備えた記録装置。シート検出手
段は搬送経路70の挿入・排出口58の上方に配設さ
れ、装置本体2には、開閉自在に開閉カバー32が設け
られ、開閉カバーには、シート状記録紙を案内するため
の案内リブ184が設けられている。開閉カバー32を
閉位置に保持すると、案内リブ184は搬送経路70の
一部を規定し、搬送経路70を通して排出方向に搬送さ
れるシート状記録紙をシート検出手段44の下方に導
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状記録紙に
情報を記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発注伝票、領収伝票等の単票紙と称され
るスリップ紙(「シート状記録紙」と総称する)に印字
する装置として、シート状記録紙を手差しで供給して印
字を実行する記録装置が、従来から知られている(たと
えば、実開昭62−150148号公報、実公平2−8
781号公報)。この種の記録装置は、装置本体と、装
置本体に規定された搬送経路と、この搬送経路を通して
シート状記録紙を搬送するための搬送手段と、搬送経路
に配設された記録手段とを備えている。搬送経路の一端
部には挿入・排出口が配設され、シート状記録紙は挿入
・排出口を通して搬送経路に挿入され、挿入されたシー
ト状記録紙は、搬送経路を通して搬送される間に記録手
段によってその表面に印字が施され、印字された後のシ
ート状記録紙は、上述したとは反対方向に搬送されて挿
入・排出口から排出される。また、搬送経路の側方には
スリットが設けられており、このスリットを通してもシ
ート状記録紙を搬送経路に供給することができる。
【0003】また、挿入・排出口の上方には、シート状
記録紙を検出するためのシート検出手段が配設され、こ
のシート検出手段は、挿入・排出口を通して挿入および
/または排出されるシート状記録紙を検出し、かかるシ
ート検出手段からの検出信号に基づいて搬送手段が所要
のとおり制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録装置には、次のとおりの解決すべき問題が存在す
る。挿入・排出口を通して挿入、排出されるシート状記
録紙は、シート検出手段の下方を通して挿入方向および
挿入方向と反対の排出方向に搬送される。シート状記録
紙を搬送経路に挿入するときには、手差しでもってシー
ト状記録紙の先端部をシート検出手段の下方を通して挿
入・排出口に導くため、このシート状記録紙を搬送経路
に挿入することができる。一方、印字後のシート状記録
紙を挿入・排出口を通して外部に排出するときには、た
とえばこのシート状記録紙が上方に湾曲し、その湾曲の
程度が比較的大きい場合、排出されるシート状記録紙の
先端部がシート検出手段の下方に導かれるのではなく、
シート検出手段の上方に送給される恐れがある。シート
状記録紙がシート検出手段の上方に送給されると、シー
ト検出手段により排出動作が阻害され、この記録紙は挿
入・排出口を通して外部に排出されることなく、装置本
体内で紙詰まりとなる。
【0005】シート検出手段に起因するこのような紙詰
まりを防止するためには、シート状記録紙の後端部(挿
入方向に搬送されるときの後端部)がシート検出手段を
通過しないようにシート状記録紙の搬送を制御すればよ
いが、このように制御する場合には、記録手段とシート
検出手段との間隔が印字不能領域となり、この間隔が大
きい装置では、印字不能領域が大きくなり、記録紙への
記録領域が大きく制限されるという問題がある。
【0006】本発明は、比較的簡単な構成でもってシー
ト状記録紙をシート検出手段の下方に確実に導くことが
でき、また上述したように制御した場合においても記録
不能領域を小さくすることができる記録装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置本体と、
該装置本体に規定された搬送経路と、前記搬送経路の一
端部に設けられた挿入・排出口を通してシート状記録紙
を挿入方向および挿入方向と反対の排出方向に搬送する
ための搬送手段と、前記搬送経路に配設され、前記搬送
経路を通して搬送されるシート状記録紙に記録する記録
手段と、シート状記録紙を検出するためのシート検出手
段と、を備えた記録装置において、前記シート検出手段
は前記挿入・排出口の上方に配設され、シート状記録紙
は前記シート検出手段の下方を通して前記搬送経路に挿
入されるとともに前記搬送経路から排出され、前記装置
本体には、旋回軸線を中心として閉位置と開位置との間
を旋回自在に開閉カバーが設けられ、該開閉カバーに
は、シート状記録紙を案内するための案内リブが設けら
れており、前記開閉カバーを前記閉位置に保持すると、
前記案内リブは前記挿入・排出口近傍にてその上方に位
置して前記搬送経路の一部を規定し、前記搬送経路を通
して排出方向に搬送されるシート状記録紙を前記シート
検出手段の下方に導くことを特徴とする記録装置であ
る。本発明に従えば、装置本体に旋回自在に装着された
開閉カバーに案内リブが設けられ、この開閉カバーを閉
位置に位置付けると、案内リブが搬送経路の挿入・排出
口近傍にてその上方に位置して搬送経路の一部を規定す
る。したがって、挿入・排出口に向けて搬送されるシー
ト状記録紙の排出方向先端部は、案内リブに案内されて
シート検出手段の下方に確実に導かれ、記録紙の紙詰ま
りが防止される。また、案内リブは記録紙の排出方向に
見てシート状部材の上流側に配設されるので、シート状
記録紙の排出方向先端部がこの案内リブの下方に位置す
るように搬送手段を制御すれば記録紙は挿入・排出口を
通して確実に排出されるようになる。それ故に、案内リ
ブの存在によって記録不能領域も小さくなり、シート状
記録紙への記録の制限も少なくなる。
【0008】また本発明は、前記記録手段は前記開閉カ
バーに近接してその内側に配設され、前記シート検出手
段は前記開閉カバーの外側に配設され、前記開閉カバー
を前記開位置に旋回すると、前記装置本体の一部が開放
されて前記記録手段が外部に大きく露呈され、一方前記
開閉カバーを前記閉位置に旋回すると、前記記録手段は
前記開閉カバーによって覆われるとともに、前記開閉カ
バーの前記案内リブが前記記録手段と前記シート検出手
段との間にて前記搬送経路の一部を規定することを特徴
とする。本発明に従えば、記録手段は開閉カバーに近接
してその内側に配設され、開閉カバーを開位置に位置付
けると記録手段が大きく外部に露呈される。したがっ
て、開閉カバーを開位置に位置付けることによって開放
される開口を利用して記録手段の部品、たとえば印字リ
ボンの交換を容易に行うことができる。また、開閉カバ
ーを閉位置に位置付けると、案内リブが記録手段とシー
ト検出手段の間にて搬送経路の一部を規定するので、記
録手段から挿入・排出口に搬送されるシート状記録紙は
案内リブに案内されてシート検出手段の下方に導かれ
る。
【0009】また本発明は、前記案内リブには、前記排
出方向に向けて下方に傾斜する傾斜案内面が設けられ、
前記排出方向に搬送されるシート状記録紙は、前記傾斜
案内面に案内されて前記シート検出手段の下方に導かれ
ることを特徴とする。本発明に従えば、案内リブには排
出方向に向けて下方に傾斜する傾斜案内面が設けられて
いるので、シート状記録紙が排出方向の搬送される際
に、シート状記録紙の排出方向先端部が湾曲していても
この排出方向先端部は上記傾斜案内面に案内されてシー
ト検出手段の下方に確実に導かれる。
【0010】さらに本発明は、前記シート検出手段は、
光を発する発光手段と、該発光手段からの光を受光する
受光手段の組合せから構成されており、前記発光手段お
よび前記受光手段の一方が前記挿入・排出口の上方に配
設され、それらの他方が前記挿入・排出口の下方に配設
されており、前記発光手段および前記受光手段の前記一
方は、センサカバーによって覆われており、このセンサ
カバーの下端部には、挿入方向に移動されるシート状記
録紙をその下方に導くための第1の傾斜面と、排出方向
に移動されるシート状記録紙をその下方に導く第2の傾
斜面が設けられていることを特徴とする。本発明に従え
ば、シート検出手段が発光手段と受光手段の組合わせか
ら構成され、挿入・排出口の上方に配設されたこれらの
一方がセンサカバーによって覆われ、このセンサカバー
の下端部に第1の傾斜面と第2の傾斜面とが設けられて
いる。それ故に、シート状記録紙を挿入・搬送口に向け
て挿入するときには、シート状記録紙の挿入方向先端部
は上記第1の傾斜面に案内されてセンサカバーの下方に
導かれ、その下方を通して搬送経路に挿入される。ま
た、シート状記録紙を排出方向に搬送するときには、シ
ート状記録紙の排出方向先端部は上記第2の傾斜面に案
内されてセンサカバーの下方に導かれ、その下方を通し
て装置本体の外部に排出される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従う記録装置の一実施形態について説明する。
【0012】図1および図2において、図示の記録装置
は装置本体2を備え、装置本体2は、たとえばテーブル
等に載置される下部ハウジング4と下部ハウジング4に
装着された上部ハウジング6から構成されている。下部
ハウジング4にはテーブル8が設けられ、テーブル8は
装置本体2の前端部(図1において右下部)から後端部
(図1において左上部)に向けて実質上水平に延びてい
る。下部ハウジング4と上部ハウジング6との間には、
一側面(図1において左下側面)に開口する細長いスリ
ット10が設けられ、上記テーブル8はこのスリット1
0内を延びている。シート状記録紙としての複数枚の複
写紙等から構成される単票紙12は、このスリット10
を通して、または装置本体2の前面から載置することに
よってテーブル8の上面に位置付けられ、テーブル8に
沿って搬送される間に、その表面に所定の印字等の情報
の記録が行われる。このような単票紙12は、たとえば
クレジットカード用の複写紙であり、店、顧客、店員等
のために必要枚数の控えを同時に作成するときに用いら
れる。
【0013】下部ハウジング4の前右部には、操作パネ
ル16が配設されている。この操作パネル16には、印
字形態を選択するためのスイッチ18,20が設けられ
ているとともに、種々の表示ランプ22,24,26が
設けられている。スイッチ18は、単票紙12への印字
を選択するためのものであり、このスイッチ18を押圧
することにより、第1の印字手段(後述する)によって
単票紙に印字を行うことができる。また、スイッチ20
は、ロール状記録紙(後述する)への印字を選択するた
めのものであり、このスイッチ20を押圧することによ
り、第2の印字手段(後述する)によってロール状記録
紙に印字を行うことができる。ランプ22は、連続点灯
することによって記録装置が通電状態であることを表示
し、点滅することによって、単票紙が搬入状態であるこ
とを表示する。ランプ24は、連続点灯することによっ
て単票紙12が搬出状態であることを表示し、点滅する
ことによって、記録装置にトラブルが発生していること
を示す。また、ランプ26は、連続点灯することによっ
て、単票紙12がリリース状態であることを表示し、点
滅することによって、外部のホスト装置、たとえばホス
トコンピュータとオフライン状態であることを表示す
る。
【0014】上部ハウジング6は、両側に配設された側
壁カバー28,30を有し、これら側壁カバー28,3
0の間には、開閉カバー32が配設されている。開閉カ
バー32は、図1および図2に示す閉位置と、図4に示
す開位置との間を旋回自在に上部ハウジング6に装着さ
れている。上記閉位置にあるときには、開閉カバー32
は上部ハウジング6の前面、天面、後面の上部および両
側面の上部を覆い、それに取付けられたロール状記録紙
(後述する)は、所定位置に位置付けられる。一方、上
記開位置まで旋回すると、上部ハウジング6の前面およ
び天面が開放され、後述する如くしてロール状記録紙お
よびリボンカセット64の交換を容易に行うことができ
る。
【0015】本実施形態では、上部ハウジング6の右後
部には、外部のホストより指示されたデータを表示する
ための表示手段34が設けられている。表示手段34
は、上部ハウジング6から上方に延びる支持ロッド36
を有し、支持ロッド36の上端部に表示部38が設けら
れている。表示部38の表面には矩形状の表示パネル4
0が配設されており、この表示パネル40に上記ホスト
装置からのデータが表示される。
【0016】次に、主として図3を参照して、上述した
記録装置の構成の概略を説明する。下部ハウジング4の
テーブル8の所定部位には、複数個の開口が設けられて
いる。開口42に対応してシート検出手段44が設けら
れている。シート検出手段44は、たとえば透過型のセ
ンサから構成することができ、光を発光する発光手段4
5と発光手段45からの光を受光する受光手段47の組
合わせから構成される。このシート検出手段44につい
ては後に詳述する。開口46に対応して、ローラ対48
と第1の印字手段50が配設されている。ローラ対48
は、一対のローラ52,54から構成され、単票紙12
(図1)を矢印56で示す挿入方向に向けて搬送すると
きには矢印で示す方向に回動され、挿入・排出口58に
向けて搬送するときには矢印で示す方向とは反対方向に
回動される。下方のローラ52は、図7に示すように、
上方のローラ54に圧接される作用位置(図3に示すと
ともに図7に実線で示す位置)と上記作用位置から下方
に移動した非作用位置(図7に二点鎖線で示す位置)と
の間を移動自在である。第1の印字手段50は、この実
施形態では、インパクト式の印字手段から構成され、印
字ヘッドを含む印字ユニット60と印字ユニット60と
対向するプラテン62から構成されている。印字ユニッ
ト60には、図4から理解されるとおり、リボンカセッ
ト64が着脱自在に装着される。テーブル8の上方に
は、また、単票紙12の搬送方向に間隔を置いて案内板
66,68が配設されている。このように構成されてい
るので、テーブル8、ローラ52およびプラテン62
は、下部ハウジング4に設けられて単票紙12を搬送す
るための第1の搬送経路70の下側を規定し、ローラ5
4、印字ユニット60および案内板66,68は、上部
ハウジング6に設けられて上記第1の搬送経路70の上
側を規定し、この第1の搬送経路70は、下部ハウジン
グ4と上部ハウジング6との間のスリット10に対応し
て配設されている。
【0017】本実施形態では、第1の印字手段50の上
方に第2の印字手段72が設けられている。第2の印字
手段72は、感熱記録式の印字手段から構成され、ライ
ン型サーマルヘッドを有する印字ヘッド74と、この印
字ヘッド74と対向するプラテンローラ76を備えた印
字ユニット78から構成されている。印字ヘッド74と
プラテンローラ76との間を通って第2の搬送経路80
が延びている。第2の搬送経路80の上流端には、ロー
ル状記録紙82が配設され、このロール状記録紙82が
開閉カバー32に交換可能に取付けられる。印字ユニッ
ト78には、所定の間隔を置いて一対の案内板84,8
6が装着されている。また、第2の印字手段72の上方
には、カッタユニット88が配設されている。カッタユ
ニット88は、固定刃90と固定刃90に向けて可動す
る可動刃92を備え、ロール状記録紙82を所定長さに
切断する。カッタユニット88には、また、所定の間隔
を置いて一対の案内板94,96が設けられている。こ
の記録装置では、第2の搬送経路80が上方に向けて延
びていることに関連して、開閉カバー32の上面に第2
の排出口98が設けられている。このように構成されて
いるので、案内板84、印字ヘッド74、案内板94お
よび固定刃90が、ロール状記録紙82を搬送するため
の第2の搬送経路80の片側を規定し、案内板86、プ
ラテンローラ76、案内板96および可動刃92が上記
第2の搬送経路80の他側を規定している。
【0018】この記録装置においては、単票紙12(図
1)に印字記録する場合には、単票紙12は第1の搬送
経路70を通して搬送され、第1の搬送経路70を通し
て搬送される間に、第1の印字手段50によってその表
面に所定の印字記録が行われ、印字が終了した単票紙は
挿入・排出口58を通して装置本体2外に排出される。
また、ロール状記録紙82に印字する場合には、ロール
状記録紙82から引出された記録紙は第2の搬送経路8
0を通して搬送され、第2の搬送経路80を通して搬送
される間に、第2の印字手段72によってその表面に所
定の印字記録が行われ、記録された記録紙は、二点鎖線
100で示すとおりに、開閉カバー32の第2の排出口
98から装置本体2の外部に排出される。このようなロ
ール状記録紙82への記録は、たとえば、顧客へ渡すた
めのレシート(領収書)として用いることができる。単
票紙12およびロール状記録紙82の双方に印字記録す
る場合には、第1の搬送経路70を通して単票紙12が
搬送されるとともに、第2の搬送経路80を通してロー
ル状記録紙82が搬送される。なお、この記録装置にお
いては、第1の印字手段50がシート状記録紙に印字記
録するための記録手段として機能し、第1の搬送経路7
0がシート状記録紙を搬送する搬送経路を構成し、搬送
ローラ対48がシート状記録紙を搬送するための搬送手
段を構成する。
【0019】次に、図4および図5を参照して、開閉カ
バー32の開閉構造について説明する。上部ハウジング
6の両側壁カバー28,30(図1、図2)の内側に
は、横方向(図4において左下から右上方向、図5にお
いて左右方向)に間隔を置いて一対の上部支持壁10
2,104が設けられている。これら上部支持壁10
2,104は、側壁カバー28,30と別体に形成され
ているが、側壁カバー28,30と一体的に形成するよ
うにしてもよい。上部支持壁102,104の内面に
は、それぞれ、上端から下方に直線上に延びる案内凹部
106,107が形成され、案内凹部106,107の
下端部には円形凹部108,109が設けられている。
一方、開閉カバー32は、上部ハウジング6の前面を覆
う前壁110、上部ハウジング6の天面を覆う天壁11
2、上部ハウジング6の天面後部および後面を覆う弧状
後壁114(図2、図4)および上部ハウジング6の両
側面上部を覆う両側壁116,118を有している。両
側壁116,118の後部外面には、両側方に突出する
支持突部120,122が一体的に設けられている。各
支持突部120,122は円形凹部108,109に対
応した短円筒状であり、その対向する部分は直線状に切
欠かれている。かく構成しているので、支持突部12
0,122を側壁116,118の案内凹部106,1
07を通して円形凹部108,109内に挿入すること
ができ、かく挿入することによって、開閉カバー32は
上部ハウジング6の側壁116,118間に支持突部1
20,122の中心軸線(装置本体2の横方向に延びる
旋回軸線124を構成する)を中心として上記閉位置
(図6に実線で示す位置)と上記開位置(図6に二点鎖
線で示す位置)との間を回動自在に装着される。
【0020】次いで、図4および図5を参照して、ロー
ル状記録紙82の支持構造について説明する。開閉カバ
ー32の弧状後壁114の内面には、横方向(図5にお
いて左右方向)に間隔を置いて一対の取付突部142,
144が設けられている。側壁116の内側に配設され
た取付突部142には、取付ねじ146によって支持部
材148が取付けられている。支持部材148は、取付
突部142から図5において下方に延びる本体部150
を有し、この本体部150の先端部に記録紙支持部15
2が設けられている。支持部材148にあっては、さら
に、本体部150の先端部から略逆L字状に延びる操作
部154が一体的に設けられている。また、側壁118
の内側に配設された取付突部144には、取付ねじ15
6によって支持部材158が取付けられている。支持部
材158は、取付突部144から図5において下方に延
びる本体部160を有し、この本体部160の先端部に
記録紙支持部162が設けられている。このように構成
されているので、支持部材148の操作部154を矢印
168で示す外方に押すことによって、支持部材148
が図5に二点鎖線で示すように外側に幾分弾性変形し、
支持部材148,158の記録紙支持部152,162
の間の間隔を幾分拡げることができる。ロール状記録紙
82は、図3および図5に示すとおりの構成を有してい
る。すなわち、ロール状記録紙82は、細長い円筒状の
芯部材170を有し、この芯部材170の外周面に記録
紙100が何重にも巻かれている。ロール状記録紙82
は、芯部材170を支持部材148,158の記録紙支
持部152,162に装着することによって開閉カバー
32に着脱自在に取付けられる。
【0021】次に、図1、図3、図4および図7を参照
して、シート検出手段44およびそれに関連する構成に
ついて説明する。図3に示すとおり、シート検出手段4
4は、開閉カバー32の外側に配置されている。本実施
の形態では、シート検出手段44は発光素子から構成さ
れる発光手段45と受光素子から構成される受光手段4
7の組合わせから構成され、発光手段45が第1の搬送
経路70の挿入・排出口58の上方に配設され、受光手
段47が上記挿入・排出口58の下方に配設されてい
る。挿入・排出口58に単票紙8が存在すると、発光手
段45からの光が受光手段47に到達せず、シート検出
手段44は単票紙12を検出する。この実施形態では、
発光手段45が挿入・排出口58の上方に配置され、受
光手段47が挿入・排出口58の下方に配置されている
が、これとは反対に、発光手段45を挿入・排出口58
の下方に、また受光手段47を挿入・排出口58の上方
に配置することもできる。また、この形態では、シート
検出手段44として透過型の検出手段を用いているが、
反射型の検出手段を用いることもできる。この場合に
は、発光手段および受光手段は挿入・排出口58の上方
に配置される。
【0022】発光手段45は下部ハウジング4に装着さ
れたセンサカバー182に取付けられている。センサカ
バー182の下端部には、第1の傾斜面182aおよび
第2の傾斜面182bが設けられている。図7に示すと
おり、第1の傾斜面182aは、矢印56で示す挿入方
向に向けて下方に直線状に傾斜して延びており、テーブ
ル8上を挿入方向56に第1の搬送経路70に向けて移
動される単票紙12をセンサカバー182、したがって
発光手段45の下方に導く。また、第2の傾斜面182
bは矢印57で示す排出方向に向けて下方に直線状に傾
斜して延びており、テーブル8上を排出方向57に装置
本体2外に向けて移動される単票紙12をセンサカバー
182の下方に導く。このようにセンサカバー182に
第1および第2の傾斜面182a,182bが設けられ
ているので、単票紙12は確実にセンサカバー108の
下方を通して搬送される。
【0023】開閉カバー32には、図3および図7に示
すように、単票紙12をセンサカバー108の下方に導
くための案内リブ184が設けられている。本実施形態
では、案内リブ184は開閉カバー32の前壁110の
先端部(閉位置に保持されたときにテーブル8に対向す
る端部)内面にこれと一体に形成されている。案内リブ
184は上記前壁110の先端から幾分下方に突出し、
その下端部には矢印57で示す排出方向に向けて下方に
直線状に延びる傾斜案内面184aが設けられ、この傾
斜案内面184aの先端部は弧状に丸く形成されてい
る。この案内リブ184は、シート検出手段44に対応
して、開閉カバー32の前壁110の右部に設けられ、
開閉カバー32が閉位置にあるときセンサカバー182
と搬送ローラ対48の間にて第1の搬送経路70の上方
に位置してこの搬送経路70の上側の一部を規定し、矢
印57で示す排出方向に移動される単票紙12をセンサ
カバー182の下方に向けて案内する。なお、案内リブ
184は、第1の搬送経路70の幅方向に間隔を置いて
複数個設けることもできる。また、前壁110の先端部
を部分的に延長して案内リブを形成することも可能であ
る。
【0024】開閉カバー32の内側には、これに近接し
て第1の印字手段50が配設されている。したがって、
図3に示すように、閉位置にあるときには、開閉カバー
32は第1の印字手段50等を覆っているが、開位置に
位置付けると、図4に示すとおり、第1の印字手段50
の前面側が大きく外部に露呈される。したがって、この
開放された前面を通してリボンカセット64を印字ユニ
ット60に着脱自在に装着することができ、新しいリボ
ンカセット64への交換を容易に行うことができる。な
お、新しいリボンカセット64を装着するときには、開
閉カバー32を開位置に位置付け、下側の搬送ローラ5
2を図7に二点鎖線で示す非作用位置に位置付け、ニッ
プ状態が解除された搬送ローラ対48の間を通してリボ
ンカセット64のリボン64aを挿入することによって
行うことができる。この記録装置においては、図7から
理解されるとおり、シート検出手段44と第1の印字手
段50との間の間隔は比較的大きく設定されており、こ
のことに関連して、シート検出手段44と搬送ローラ対
48との間隔も大きくなっている。それ故に、シート検
出手段44と搬送ローラ対48との間の大きな間隔を利
用してリボンカセット64を容易に取付け、取外しする
ことができる。なお、ローラ対48は、リボンカセット
64の挿入を妨げないように、図4に示すように印字ユ
ニット60の中心付近に配置されている。
【0025】また、開閉カバー32には、閉位置にロッ
クするためのロック部材186が設けられている。本実
施形態では、ロック部材186は開閉カバー32の前壁
110の右端部にさらに突出して設けられ、その先端部
には係合爪186aが一体的に形成されている。一方、
下部ハウジング4には、操作パネル16の近傍に係合孔
188が設けられている。開閉カバー32を旋回軸線1
24を中心として閉位置に旋回すると、ロック部材18
6の係合爪186aが係合孔188に係合し、開閉カバ
ー32は上記閉位置に保持される。なお、開閉カバー3
2を開放するときには、ロック部材186を押圧して係
合爪186aと係合孔188との係合状態を解除した後
開位置に旋回すればよい。
【0026】上述した記録装置においては、単票紙12
への印字記録は、次のとおりにして行われる。主として
図3および図7を参照して、説明すると、まず、単票紙
12をテーブル8に載置してシート検出手段44が単票
紙12を検出する位置に位置付ける。テーブル8への位
置付けは、上述したとおり、装置本体2の横側からスリ
ット10を通して行うことができるとともに、装置本体
2の前面側から直接行うこともできる。装置本体2の前
面側から行うときには、センサカバー182の第1の傾
斜面182aが案内面として作用するので、単票紙12
の先端部をセンサカバー182の下方を通して第1の搬
送経路70に確実に導くことができる。この単票紙12
は、前面側から挿入するときには搬送ローラ対48に押
当たる位置まで挿入される。
【0027】次いで、操作パネル16のスイッチ18を
押圧する。かくすると、単票紙12への印字操作が開始
され、まず、搬送ローラ対48が矢印で示す所定方向に
回動され、テーブル8上の単票紙12は、搬送ローラ対
48の作用によって矢印56で示す挿入方向に搬送され
る。そして、単票紙12の挿入方向後端部がシート検出
手段44を通過すると、そこから所定時間経過後に、搬
送ローラ対48の回転が逆転される。この所定時間は、
たとえば、単票紙12の挿入方向後端部が搬送ローラ対
48のニップ部位直前まで搬送されるに要する時間に設
定することができる。このような時間に設定した場合に
は、単票紙12への印字記録が不可能となる記録不可能
領域が小さくなり、単票紙12への記録制限が少なくな
る。また、この所定時間は、たとえば、単票紙12の挿
入方向後端部が案内リブ184の頂点を通過する直前ま
で搬送されるに要する時間に設定することもできる。こ
のような時間に設定した場合には、単票紙12の記録不
可能領域が幾分大きくなるが、単票紙12の挿入方向後
端部、換言すると単票紙12の排出方向先端部が案内リ
ブ184の下方に位置しているので、単票紙12を挿入
・排出後58に向けて確実に搬送することができ、案内
リブ184近傍における紙詰まりが防止できる。単票紙
12の記録不可能領域を小さくするためには、案内リブ
184を図7においてローラ対48近傍に配置してやれ
ばよい。さらに案内リブ184の形状を頂点部分が搬送
方向に長くなるように形成すれば、記録不可能領域の減
少で紙詰りの確実な防止が両立できる。なおこのように
した場合は、用紙搬送の負荷を減らすために、頂点部分
は図8に示すように部分的に突起184bを設けるよう
にしたほうがよい。
【0028】搬送ローラ対48が逆転して、単票紙12
が矢印57で示す排出方向に搬送される間に、第1の印
字手段50によって単票紙12への印字が所要のとおり
に施され、印字後の単票紙12が挿入・排出口58を通
して装置本体2の外部に排出される。単票紙12が排出
方向に搬送されるときには、この単票紙12の排出方向
先端部は、案内リブ184の案内傾斜面184aに案内
されてセンサカバー182の下方に導かれ、さらにセン
サカバー182の第2の傾斜面182bに案内されてそ
の下方を通って排出され、かくして単票紙12に印字が
所定のとおりに施される。
【0029】この記録装置においては、開閉カバー32
に案内リブ184が設けられているので、開閉カバー3
2を開位置に位置付けたときには、この案内リブ184
は第1の印字手段50の前方から大きく離れてその上方
に位置し、したがって第1の印字手段50の前面空間お
よびシート検出センサ44と搬送ローラ対48との間の
空間が開放され、これらの空間を通してリボンカセット
64の交換を容易に行うことができる。また、開閉カバ
ー32を閉位置に位置付けると、案内リブ184がシー
ト検出手段44と搬送ローラ対48との間の空間の上方
に位置して第1の搬送経路70の一部を規定するので、
湾曲した単票紙12であっても案内リブ184の作用に
よって排出方向先端部がシート検出手段44の下方に導
かれ、湾曲した状態でシート検出手段44の上方に搬送
されることはなく、シート検出手段44の近傍における
紙詰まりが防止される。
【0030】以上、本発明に従う記録装置の一実施形態
について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、
種々の変形、修正が可能である。
【0031】たとえば、図示の実施形態では、単票紙1
2に印字記録を行う第1の印字手段50とロール状記録
紙82に印字記録を行う第2の印字手段72を備えて記
録装置に適用して説明したが、単票紙12に印字を行う
印字手段のみを備えた記録装置にも当然に適用すること
ができる。また、本実施形態ではシート検出手段44を
開閉カバー32の外側に配設させる例を示したが、案内
リブ184がシート検出手段44と搬送ローラ対48と
の間に位置していれば、シート検出手段44を開閉カバ
ー32の内側に配設しても構わない。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1の記録装置によれば、
装置本体に旋回自在に装着された開閉カバーに案内リブ
が設けられ、この開閉カバーを閉位置に位置付けると、
案内リブが搬送経路の挿入・排出口近傍にてその上方に
位置して搬送経路の一部を規定する。したがって、挿入
・排出口に向けて搬送されるシート状記録紙の搬送方向
先端部は、案内リブに案内されてシート検出手段の下方
に確実に導かれ、記録紙の紙詰まりが防止される。ま
た、案内リブは記録紙の排出方向に見てシート状部材の
上流側に配設されるので、シート状記録紙の排出方向先
端部がこの案内リブの下方に位置するように搬送手段を
制御すれば記録紙は挿入・排出口を通して確実に排出さ
れるようになる。それ故に、案内リブの存在によって記
録不能領域も小さくなり、シート状記録紙への記録の制
限も少なくなる。
【0033】また本発明の請求項2の記録装置によれ
ば、記録手段は開閉カバーに近接してその内側に配設さ
れ、開閉カバーを開位置に位置付けると記録手段が大き
く外部に露呈される。したがって、開閉カバーを開位置
に位置付けることによって開放される開口を利用して記
録手段の部品、たとえば印字リボンの交換を容易に行う
ことができる。また、開閉カバーを閉位置に位置付ける
と、案内リブが記録手段とシート検出手段の間にて搬送
経路の一部を規定するので、記録手段から挿入・排出口
に搬送されるシート状記録紙は案内リブに案内されてシ
ート検出手段の下方に導かれる。
【0034】また本発明の請求項3記載の記録装置によ
れば、案内リブには排出方向に向けて下方に傾斜する傾
斜案内面が設けられているので、シート状記録紙が排出
方向の搬送される際に、シート状記録紙の排出方向先端
部が湾曲していてもこの排出方向先端部は上記傾斜案内
面に案内されてシート検出手段の下方に確実に導かれ
る。
【0035】さらに本発明の請求項4記載の記録装置に
よれば、シート検出手段が発光手段と受光手段の組合わ
せから構成され、挿入・排出口の上方に配設されたこれ
らの一方がセンサカバーによって覆われ、このセンサカ
バーの下端部に第1の傾斜面と第2の傾斜面とが設けら
れている。それ故に、シート状記録紙を挿入・搬送口に
向けて挿入するときには、シート状記録紙の挿入方向先
端部は上記第1の傾斜面に案内されてセンサカバーの下
方に導かれ、その下方を通して搬送経路に挿入される。
また、シート状記録紙を排出方向に搬送するときには、
シート状記録紙の排出方向先端部は上記第2の傾斜面に
案内されてセンサカバーの下方に導かれ、その下方を通
して装置本体の外部に排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う記録装置の一実施形態を正面側か
ら見た斜視図である。
【図2】図1の記録装置を背面側から見た斜視図であ
る。
【図3】図1の記録装置の構成の概要を示す断面図であ
る。
【図4】図1の記録装置における開閉カバーを開位置に
位置付けた状態を正面側から見た斜視図である。
【図5】図1の記録装置における開閉カバーおよびその
近傍を示す断面図である。
【図6】図1の記録装置における開閉カバーの開閉動作
を説明するための簡略説明図である。
【図7】図1の記録装置におけるシート検出手段および
その近傍を拡大して示す部分拡大断面図である。
【図8】変形例の案内リブを備えた記録装置におけるシ
ート検出手段およびその近傍を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
2 装置本体 4 下部ハウジング 6 上部ハウジング 8 テーブル 12 単票紙 32 開閉カバー 44 シート検出手段 45 発光手段 47 受光手段 50 第1の印字手段 58 挿入・排出口 60 印字ユニット 64 リボンカセット 70 第1の搬送経路 72 第2の印字手段 82 ロール状記録紙 124 旋回軸線 182 センサカバー 184 案内リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、該装置本体に規定された搬
    送経路と、前記搬送経路の一端部に設けられた挿入・排
    出口を通してシート状記録紙を挿入方向および挿入方向
    と反対の排出方向に搬送するための搬送手段と、前記搬
    送経路に配設され、前記搬送経路を通して搬送されるシ
    ート状記録紙に記録する記録手段と、シート状記録紙を
    検出するためのシート検出手段と、を備えた記録装置に
    おいて、前記シート検出手段は前記挿入・排出口の上方
    に配設され、シート状記録紙は前記シート検出手段の下
    方を通して前記搬送経路に挿入されるとともに前記搬送
    経路から排出され、 前記装置本体には、旋回軸線を中心として閉位置と開位
    置との間を旋回自在に開閉カバーが設けられ、該開閉カ
    バーには、シート状記録紙を案内するための案内リブが
    設けられており、 前記開閉カバーを前記閉位置に保持すると、前記案内リ
    ブは前記挿入・排出口近傍にてその上方に位置して前記
    搬送経路の一部を規定し、前記搬送経路を通して排出方
    向に搬送されるシート状記録紙を前記シート検出手段の
    下方に導くことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は前記開閉カバーに近接し
    てその内側に配設され、前記シート検出手段は前記開閉
    カバーの外側に配設され、前記開閉カバーを前記開位置
    に旋回すると、前記装置本体の一部が開放されて前記記
    録手段が外部に大きく露呈され、一方前記開閉カバーを
    前記閉位置に旋回すると、前記記録手段は前記開閉カバ
    ーによって覆われるとともに、前記開閉カバーの前記案
    内リブが前記記録手段と前記シート検出手段との間にて
    前記搬送経路の一部を規定することを特徴とする請求項
    1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記案内リブには、前記排出方向に向け
    て下方に傾斜する傾斜案内面が設けられ、前記排出方向
    に搬送されるシート状記録紙は、前記傾斜案内面に案内
    されて前記シート検出手段の下方に導かれることを特徴
    とする請求項1または2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記シート検出手段は、光を発する発光
    手段と、該発光手段からの光を受光する受光手段の組合
    せから構成されており、前記発光手段および前記受光手
    段の一方が前記挿入・排出口の上方に配設され、それら
    の他方が前記挿入・排出口の下方に配設されており、前
    記発光手段および前記受光手段の前記一方は、センサカ
    バーによって覆われており、このセンサカバーの下端部
    には、挿入方向に移動されるシート状記録紙をその下方
    に導くための第1の傾斜面と、排出方向に移動されるシ
    ート状記録紙をその下方に導く第2の傾斜面が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の記録装置。
JP8296722A 1996-11-08 1996-11-08 記録装置 Pending JPH10138589A (ja)

Priority Applications (6)

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JP8296722A JPH10138589A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 記録装置
PCT/JP1997/003939 WO1998021041A1 (fr) 1996-11-08 1997-10-29 Appareil d'enregistrement
CN97199452A CN1083775C (zh) 1996-11-08 1997-10-29 记录装置
EP97909683A EP0943446A4 (en) 1996-11-08 1997-10-29 RECORDING DEVICE
US09/297,684 US6109805A (en) 1996-11-08 1997-10-29 Recording apparatus with a recording paper mounted in an open/close cover
KR1019997004101A KR100294115B1 (ko) 1996-11-08 1999-05-07 기록장치

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004024457A1 (de) * 2002-09-06 2004-03-25 Siemens Aktiengesellschaft Papierausgabe von druckerpapier
JP2019136885A (ja) * 2018-02-07 2019-08-22 矢崎エナジーシステム株式会社 車載プリンタ

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