JP2003320724A - ロール紙装着装置及びそれを用いたプリンタ - Google Patents

ロール紙装着装置及びそれを用いたプリンタ

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JP2003320724A
JP2003320724A JP2002130837A JP2002130837A JP2003320724A JP 2003320724 A JP2003320724 A JP 2003320724A JP 2002130837 A JP2002130837 A JP 2002130837A JP 2002130837 A JP2002130837 A JP 2002130837A JP 2003320724 A JP2003320724 A JP 2003320724A
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Naoki Kobayashi
小林  直樹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】投げ込み方式、もしくは軸支方式のいずれでも
ロ−ル紙を装着可能なプリンタにおいて、いずれの方式
で装着されているか自動的に判断が可能なプリンタを提
供し、操作性を向上させる。 【解決手段】ロ−ル紙Rを軸支し、ロ−ル紙ホルダ20
の底部21から離して装着する第1の形態と、ロ−ル紙
Rを軸支することなく、ロ−ル紙ホルダ20の底部21
に接した状態で装着する第2の形態とのいずれかの形態
を選択してロール紙を装着可能プリンタにおいて、ロー
ル紙の支軸26が挿入可能な軸受部25R、25Lと、
ロール紙の支軸26が軸受部25R、25Lに挿入され
たことを検出する検出器27、103とを備えるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙に印字を
行うプリンタに関する。特にロール紙の印字を行うプリ
ンタのロール紙装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のプリンタに用いられるロール紙
には、例えば、レシートの発行等に用いられるロール紙
や、ロール状の台紙上に剥離可能なラベルを貼付したラ
ベル付ロール紙がある。
【0003】通常のロール紙が装着されるロール紙ホル
ダでは、ロール紙をロール紙ホルダの底部に置くことに
より、ロール紙が装着されることが一般的であるが、ラ
ベル付ロール紙が装着されるロール紙ホルダでは、搬送
時にラベルが台紙から剥がれやすくなるため、ロ−ル紙
用支軸を用いて、ロ−ル紙がロール紙ホルダの底部に接
触しないように装着するようにされることが多い。例え
ば、特開2001−341371号公報には、ロール紙
をホルダの底部に載置する形態(以下、投げ込み式)の
ロール紙ホルダと、ラベル付ロール紙を軸支する形態
(以下、軸支方式)のロール紙ホルダとの2種類のロー
ル紙ホルダを準備し、印字ヘッド、用紙送り機構等から
なる印字ヘッドユニットに、いずれかのロール紙ホルダ
を装着できるようにしたプリンタが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、2種類の
ロール紙ホルダを準備しなくても、経済的な理由から、
投げ込み式のロール紙ホルダに、ロール紙の支軸が挿入
可能な軸受を設け、通常のロール紙と、ラベル付ロール
紙を一台のプリンタで併用することも考えられる。
【0005】しかしながら、投げ込み式のロール紙ホル
ダに、例えば特開平9−295745号公報に開示され
ているようなニアエンド検出器が設けられている場合、
単純にラベル付ロール紙を軸支方式で装着すると、ラベ
ルが十分に状態にもかかわらず、プリンタがニアエンド
を検出しまうという不都合が生じる。
【0006】本発明は、このような従来技術の課題を考
慮してなされたもので、その目的とするところは、投げ
込み方式、もしくは軸支方式のいずれでもロ−ル紙を装
着可能なプリンタにおいて、いずれの方式で装着されて
いるか自動的に判断が可能なプリンタを提供し、操作性
を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、ロ
−ル紙を軸支し、ロ−ル紙ホルダの底部から離して装着
する第1の形態(軸支方式)と、ロ−ル紙を軸支するこ
となく、ロ−ル紙ホルダの底部に接した状態で装着する
第2の形態(投げ込み式)とのいずれかの形態を選択し
てロール紙を装着可能なプリンタにおいて、第1の形態
で装着されるロール紙の支軸が挿入可能な軸受部と、ロ
ール紙の支軸が前記軸受部に挿入されたことを検出する
第1の検出器とを備えて構成される。これにより、プリ
ンタは軸支方式でロール紙が装着されていることを自動
的に認識することが可能となる。
【0008】また、第2の形態でロール紙ホルダに装着
されたロール紙のニアエンドを検出する第2の検出器を
備えている場合において、第1の検出器によって、前記
ロール紙の支軸が前記軸受部に挿入されたことが検出さ
れた場合に、前記第2の検出器の検出結果を無効とする
処理部を備えてもよい。これにより、軸支方式でラベル
付ロ−ル紙が装着された場合に、ラベルが十分に状態に
もかかわらず、プリンタがニアエンドを検出するという
不具合を防止できる。
【0009】軸受部に移動可能に支持され、前記ロール
紙の支軸の端を押さえるための押さえ部材を備えるよう
にして、その押さえ部材の移動を検出するように第1の
検出器を構成してもよい。この場合、更に、前ロール紙
の支軸の端を押す方向に、押さえ部材を付勢するバネを
備えるようにしてもよい。
【0010】また、第1の検出器を、プリンタの状態を
示す表示体(LED)を搭載した回路基板に設けてもよ
く、このように第1の検出器をこのような回路基板に集
約することでプリンタの小型化を図ることができる。
【0011】なお、本発明のロール紙装着装置も上述の
プリンタと同様の技術的事項で特定されるものであり、
プリンタに好適に用いられることは勿論、例えばプレプ
リントしたロール紙、ロール状のラベルを用いた種々の
発行装置に適用することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタの好
ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本実施形態のプリンタの外観につ
いてカバーが閉じた状態の概略構成を示す斜視図であ
る。図2は、図1に示すプリンタのロール紙ユニットの
概略構成を示す斜視図である。図3は、図1に示すプリ
ンタの印字機構ユニットの概略構成を示す斜視図であ
る。図4は、図1に示すプリンタのカバーが開いた状態
での内部構成を示す側面図である。
【0014】図1に示すように、プリンタ1の外観は、
主に、ケース2と、ケース2に対し開閉可能なカバー3
0によって構成される。カバー30が閉じたときに、カ
バー30とケース2の間に排出口31が形成され、プリ
ンタ1の内部に収容されたロ−ル紙は印刷された後、こ
の排出口31から排出される。カバー30に設けられた
レバー32を押し上げることにより、ロックレバー35
(図2)が外れ、カバー30が開く。カバー30には、
押しボタン28及び、孔29が複数設けられている。カ
バー30を閉じた状態で押しボタン28を押すことによ
り、スイッチ基板100に設けられたフィードスイッチ
101が押され、これによりプラテンローラ41が駆動
され、ロ−ル紙ホルダ20に収容されているロ−ル紙が
搬送される。スイッチ基板100には、プリンタ1の状
態(例えば、用紙切れ、ON・OFFライン)をユーザ
に報知するためのLEDが設けられており、カバー30
を閉じた状態で、カバー30の孔29がこれらのLED
に対向し、ユーザがLEDから発せられる光が孔29を
通して確認できるようになっている。
【0015】図4に示すように、ケース2には、スイッ
チ基板100、プリンタ1の各機構を制御するCPU、
メモリ等からなる処理部が実装されたメイン基板(不図
示)、ロ−ル紙を収容するロ−ル紙ホルダ20(図
2)、ロ−ル紙の搬送・印刷を行う印刷ユニット50
(図3)、ロ−ル紙を切断するカッタユニット70(図
3)が内蔵されている。
【0016】図2に示すように、ロ−ル紙ホルダ20
は、ロール紙の側面と当接できるように略凹曲面状に形
成された底部21と、その底部21を挟むように設けら
れた平板状の一対の側部22R、22Lとを有し、樹脂
を用いて略箱状に一体的に形成されている。ここで、ロ
ール紙ホルダ20の側部のうち、図2の奥側の側部を、
側部22Rとし、図2の手前側の側部を、側部22Lと
する。
【0017】これらの側部22R及び22Lの後端部分
(図2の左側部分)には、それぞれ、ヒンジ部24R、
24Lが設けられており、ロール紙ホルダ20の開口部
分を塞ぐ大きさで略長方形状に形成されたカバー30が
開閉自在に支持されるようになっている。
【0018】カバー30の先端部分には、プラテンホル
ダ34が取り付けられている。このプラテンホルダ34
には、プラテンローラ41が、プラテン軸42を中心支
軸として回動自在に設けられている。また、プラテン軸
36の端部分のうち、ロール紙ホルダ20の側部23側
の部分には、所定の歯数を有するプラテン歯車43が固
定されている。
【0019】なお、プラテンホルダ34には、プラテン
ローラ34とともに、固定刃74や、カバー30を閉じ
た状態にロックするためのロックレバー35が取り付け
られている。
【0020】ロール紙ホルダ20の前方側には、紙ガイ
ド部44が設けられている。この紙ガイド44部は、プ
ラテンローラ41とほぼ同一の曲率をもって凹曲面状に
形成されており、カバー30が閉じられた場合のプラテ
ンローラ41と近接するように配置されている。
【0021】また、紙ガイド部44の後方側の部位に
は、テンション部材45が、揺動自在に設けられてい
る。このテンション部材45は、紙幅とほぼ同一幅を有
する略棒形状に形成されている。さらに、テンション部
材の上部分には、凸曲面状の紙当接面45aが形成され
ており、この紙当接面45aは、紙ガイド部44の後端
部分より幾分高い位置に配置されている。
【0022】ロ−ル紙ホルダ20の側部22Lには、ロ
−ル紙のニアエンドを検出するためのニアエンド検出器
60が取り付けられる孔61が設けられている。このニ
アエンド検出器の構造は、特開平9−295745号公
報に開示された検出器と同様であるため、詳しい説明は
省略する。
【0023】ロ−ル紙ホルダ20の両側部22R、22
Lには、溝状の軸受部25R、25Lが形成されてお
り、一端にフランジが形成されたロール紙用支軸26が
この軸受部25R、25Lに着脱できるようになってい
る。即ち、本実施の形態のロ−ル紙ホルダ20は、ロ−
ル紙を底部21で支持して収容する(いわゆる投げ込
み)形態と、ロ−ル紙の芯にロール紙用支軸26を通
し、ロ−ル紙が底部21に接触しないように支持する形
態のうち、ユーザがどちらかを選択して、ロール紙を装
着できるようになっている。
【0024】軸受部25R、25Lには、軸押さえ部材
27が、軸27aを中心に回動可能に支持されている。
軸押さえ部材27は、ばね27b(図5、図6)でロ−
ル紙ホルダ20の内側へ付勢されており、ロール紙用支
軸26が軸受部25R、25Lに装着されたとき、ロ−
ル紙用支軸26の両端が、軸押さえ部材27に押さえら
れる。なお、軸受部25R、25Lには、軸押さえ部材
27の回動を所定範囲に留めるためのストッパ(不図
示)が設けられている。
【0025】後述するように、側部22R側に設けられ
た軸押さえ部材27に背面には、ロ−ル紙用支軸26が
装着されたことを検出するための検出器が設けられてい
る。即ち、図5、図6に示すように、スイッチ基板10
0上には、マイクロスイッチ103が設けられており、
ロ−ル紙用支軸26が軸受部25R、25Lに装着され
たときに、軸押さえ部材27がマイクロスイッチ103
を押し、ロ−ル紙用支軸26が装着されたことを検出す
るようになっている。なお、マイクロスイッチ103の
代わりに、光学的なセンサを用いることもできる。例え
ば、軸押さえ部材27の背面に突起を設け、その突起を
スイッチ基板100上に設けたフォトインタラプタで検
出するようにしてもよい。このように、スイッチ基板1
00を、ロ−ル紙ホルダ20の側面22Rの近くに配置
することにより、フィードスイッチ101や、プリンタ
1の状態を示すLED、ロ−ル紙用支軸26が装着され
たことを検出するための検出器の一部を集約することが
できるため、プリンタの小型化には好ましい。
【0026】図3に示すように、印字機構ユニット50
の本体フレーム51の側部52と側部53とは、ロール
紙ホルダ20の幅より若干大きい間隔をおいて互いに平
行に配置されている。また、本体フレーム51の連結部
54は、側部52及び側部53の後方上端部分を覆うよ
うに配置されている。本体フレーム51の所定の部位に
は、サーマルヘッド61が設けられている。このサーマ
ルヘッド61は、図4に示すように、圧縮コイルばね6
2によって所定の方向に押圧されるように構成されてい
る。
【0027】また、本体フレーム51の後方下側部分に
は、駆動モータ65が設けられている。この駆動モータ
65は、この駆動軸66に固定されたモータ歯車67
を、本体フレーム51の側部53の外側にして配置され
ている。
【0028】本体フレーム51の側部53には、駆動モ
ータ65の動力をプラテン歯車43に伝達するための歯
車列68が設けられている。この歯車列68は、所定の
歯数をもつ複数の歯車を有し、最終段には、プラテン歯
車43と噛み合い可能な駆動歯車部68aが配置されて
いる。
【0029】また、本体フレーム51の側部52及び側
部53の前方側の端部分には、それぞれ、位置決め当接
部52a、53aが、本体フレーム51の外側に折れ曲
がるように形成されている。さらに、本体フレーム51
の側部52及び側部53には、それぞれ、位置決め溝部
52b、53bが、位置決め当接部52a、53aと直
交する方向に延びるように形成されている。
【0030】一方、図2に示すように、ロール紙ホルダ
20の側部22R及び側部22Lには、それぞれ、本体
フレーム51の位置決め当接部52a、53aを係止可
能な係止壁部22a、23a(23aのみ図示)が設け
られている。また、ロール紙ホルダ20の側部22及び
側部23には、それぞれ、本体フレーム51の位置決め
係合溝52b、53bと嵌合可能な係合突部22b、2
3b(23bのみ図示)が設けられている。
【0031】そして、本体フレーム51の位置決め当接
部52a、53a及び位置決め溝部52b、53bは、
カバー30が閉じられた状態のロール紙ホルダ20に対
し、サーマルヘッド61を、プラテンローラ41と接触
する位置に位置決めするとともに、歯車列68の駆動歯
車部68aを、プラテン歯車43と噛み合う位置に位置
決めするようになっている。さらに、かかる場合におい
て、本体フレーム51の連結部54は、プラテンローラ
41と近接する位置に配置されるようになっている。
【0032】カッタユニット70は、印字機構ユニット
50の上部に配置される可動刃装置71と、プラテンユ
ニット30に配置される固定刃74とから構成される。
このうち、可動刃装置71は、印字機構ユニット50の
本体フレーム51の連結部54に取り付け可能なカッタ
ケース72を有しており、このカッタケース72には、
可動刃73が固定刃74上を移動できるように設けられ
ている。一方、固定刃74は、上述したプラテンホルダ
34の所定の部位に取り付けられることによって、カバ
ー30が閉じられた場合に可動刃装置71の可動刃73
に対して紙経路を挟んで対向配置されるようになってい
る。
【0033】図5(a)は、ロール紙用支軸26を用い
ずに、ロ−ル紙ホルダ20にロ−ル紙を装填した状態を
示す断面図であり、図5(b)は、図5(a)の状態か
ら、ロ−ル紙が使用され残量が殆どなくなった状態を示
すものである。図6(a)は、ロール紙用支軸26を用
いて、ロ−ル紙ホルダ20にロ−ル紙を装填した状態を
示す断面図であり、図6(b)は、図6(a)の状態か
ら、ロ−ル紙が使用され残量が少なくなった状態を示す
ものである。
【0034】ロ−ル紙Rの残量が十分あるときは、図5
(a)に示すように、ニアエンド検出器60の検出子6
2、突起63が、ロ−ル紙Rの側面に接触しているた
め、検出レバー65が、ロ−ル紙ホルダ20の側部22
Lから離れる方向に回動した状態に保持される。このと
き、検出レバー65が、その傍らに設けられたマイクロ
スイッチ64を押すため、ニアエンド検出器60はON
(紙あり)信号を出力する。一方、ロ−ル紙Rの残量が
わずかでときは、図5(b)に示すように、ロ−ル紙R
の芯Sの位置が、ロ−ル紙ホルダ20の底部21に近い
位置に移動するため、検出子62がロ−ル紙Rの芯Sに
入り込む。これにより、検出レバー65がロ−ル紙ホル
ダ20の側部22Lに近づく方向に回動する。このと
き、検出レバー65が、その傍らに設けられたマイクロ
スイッチ64から離れ、ニアエンド検出器60はOFF
(紙ニアエンド)信号を出力する。
【0035】なお、いずれの場合においても、側部22
R側に設けられた軸押さえ部材27は、バネ27bに付
勢され、ロ−ル紙ホルダ20の内側に回動した状態にあ
るので、マイクロスイッチ103は、押されずOFF状
態にある。
【0036】ロ−ル紙用支軸26を用いて、ロ−ル紙R
を装着した場合、図6(a)に示すように、軸押さえ部
材27は、ロール用支軸26の端に押され、バネ27b
に抗して、ロ−ル紙ホルダ20の外側に回動する。これ
により、マイクロスイッチ103が、軸押さえ部材27
に押され、ON状態になる。このとき、ニアエンドセン
サ60の検出子62、突起63が、ロ−ル紙Rの側面に
接触しているため、ニアエンド検出器60はON(紙あ
り)信号を出力する。
【0037】図6(a)に示す状態から、ロ−ル紙Rが
使用され、ロ−ル紙Rが所定の径以下になると、図6
(b)に示すように、ニアエンドセンサ60の検出子6
2、突起63が、ロ−ル紙Rの外周と、ロ−ル紙ホルダ
20の底部21の間にできた空間に入り込み、ニアエン
ド検出器60はON(紙ニアエンド)信号を出力する。
しかしながら、この状態では、図5(b)の状態とは異
なり、ロ−ル紙Rの残量は十分あり、この状態をもって
ニアエンドとするのは不適当である。本実施の形態で
は、ロ−ル紙用支軸26が装着されたことを検出する検
出器を備えているため、このようにニアエンド信号が出
力されたとしても、マイクロスイッチ103がON状態
のときは、ニアエンド信号を無効とし、ニアエンドとし
て処理しないようにプリンタの処理部を構成することが
できる。
【0038】なお、以上の実施例では、サーマルヘッド
を搭載した例について説明したが、インクジェット、ワ
イヤドット等、他の印刷方式のヘッドを搭載したプリン
タにも本発明は適用可能である。また、プリンタ以外の
装置であっても、例えばプレプリントしたロール紙、ロ
ール状のラベルを用いた種々の発行装置に適用すること
が可能である。
【0039】また、ニアエンド検出器、ロール紙用支軸
が装着されたことを検出する検出器のいずれも、マイク
ロスイッチを用いた検出器を例に説明したが、勿論、光
学的な検出器を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、投
げ込み方式、もしくは軸支方式のいずれでもロ−ル紙を
装着可能なプリンタにおいて、軸支方式で装着されるロ
ール紙の支軸が挿入可能な軸受部と、ロール紙の支軸が
前記軸受部に挿入されたことを検出する検出器とを備え
たことにより、プリンタは、いずれの方式でロール紙が
装着されていることを自動的に認識することが可能とな
る。
【0041】また、投げ込み方式でロール紙ホルダに装
着されたロール紙のニアエンドを検出するニアエンド検
出器を備えている場合において、ロール紙の支軸が軸受
部に挿入されたことが検出された場合に、ニアエンド検
出器の検出結果を無効とすることから、軸支方式でラベ
ル付ロ−ル紙が装着された場合に、ラベルが十分に残っ
ている状態にもかかわらず、プリンタがニアエンドを検
出するという不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプリンタの外観についてカバーが
閉じた状態の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すプリンタのロール紙ユニットの概略
構成を示す斜視図である。
【図3】図1に示すプリンタの印字機構ユニットの概略
構成を示す斜視図である。
【図4】図1に示すプリンタのカバーが開いた状態での
内部構成を示す側面図である。
【図5】(a)は、ロール紙用支軸を用いずに、ロ−ル
紙ホルダにロ−ル紙を装填した状態を示す断面図であ
り、(b)は、(a)の状態から、ロ−ル紙が使用され
残量が殆どなくなった状態を示す断面図である。
【図6】ロール紙用支軸を用いて、ロ−ル紙ホルダにロ
−ル紙を装填した状態を示す断面図であり、(b)は、
(a)の状態から、ロ−ル紙が使用され残量が少なくな
った状態を示す断面図である。
【符号の説明】
20 ロール紙ホルダ 26 ロール紙用支軸 27 軸押さえ部材 30 カバー 41 プラテン 50 印字機構ユニット 60 ニアエンド検出器(第2の検出器) 70 カッタユニット 100 スイッチ基板 103 マイクロスイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C060 BA04 BA06 BA10 BC02 BC12 BC37 BC95 BC96 3F052 AA01 AB05 BA02 BA16 BA17 CA02 3F105 AA02 AB04 BA35 DA44 DA49 DC01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロ−ル紙を軸支し、ロ−ル紙ホルダの底部
    から離して装着する第1の形態と、ロ−ル紙を軸支する
    ことなく、ロ−ル紙ホルダの底部に接した状態で装着す
    る第2の形態とのいずれかの形態を選択してロール紙を
    装着可能なロール紙装着装置において、 前記第1の形態で装着されるロール紙の支軸が挿入可能
    な軸受部と、 前記ロール紙の支軸が前記軸受部に挿入されたことを検
    出する第1の検出器とを備えたロール紙装着装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第2の形態でロー
    ル紙ホルダに装着されたロール紙のニアエンドを検出す
    る第2の検出器を備えたことを特徴とするロール紙装着
    装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記第1の検出器によ
    って、前記ロール紙の支軸が前記軸受部に挿入されたこ
    とが検出された場合に、前記第2の検出器の検出結果を
    無効とする処理部を備えたことを特徴とするロール紙装
    着装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて、更
    に、前記軸受部に移動可能に支持され、前記ロール紙の
    支軸の端を押さえるための押さえ部材を備え、前記検出
    器は、前記押さえ部材の移動を検出する検出器であるこ
    とを特徴とするロール紙装着装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、更に、前記ロール紙の
    支軸の端を押す方向に、前記押さえ部材を付勢するバネ
    を備えていることを特徴とするロール紙装着装置。
  6. 【請求項6】ロ−ル紙を軸支し、ロ−ル紙ホルダの底部
    から離して装着する第1の形態と、ロ−ル紙を軸支する
    ことなく、ロ−ル紙ホルダの底部に接した状態で装着す
    る第2の形態とのいずれかの形態を選択してロール紙を
    装着可能なプリンタにおいて、 前記第1の形態で装着されるロール紙の支軸が挿入可能
    な軸受部と、 前記ロール紙の支軸が前記軸受部に挿入されたことを検
    出する第1の検出器とを備えたロール紙装着装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記第2の形態でロー
    ル紙ホルダに装着されたロール紙のニアエンドを検出す
    る第2の検出器を備えたことを特徴とするプリンタ。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記第1の検出器によ
    って、前記ロール紙の支軸が前記軸受部に挿入されたこ
    とが検出された場合に、前記第2の検出器の検出結果を
    無効とする処理部を備えたことを特徴とするプリンタ。
  9. 【請求項9】請求項6から8のいずれかにおいて、更
    に、前記軸受部に移動可能に支持され、前記ロール紙の
    支軸の端を押さえるための押さえ部材を備え、前記第1
    の検出器は、前記押さえ部材の移動を検出する検出器で
    あることを特徴とするプリンタ。
  10. 【請求項10】請求項9において、更に、前記ロール紙
    の支軸の端を押す方向に、前記押さえ部材を付勢するバ
    ネを備えていることを特徴とするプリンタ。
  11. 【請求項11】請求項9において、更にプリンタの状態
    を示す表示体を搭載した回路基板を備え、前記第1の検
    出器は、前記回路基板に設けられていることを特徴とす
    るプリンタ。
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JP2019038666A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 東芝テック株式会社 プリンタ

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