JP2836874B2 - 熱転写記録材料収納カセット - Google Patents
熱転写記録材料収納カセットInfo
- Publication number
- JP2836874B2 JP2836874B2 JP32520189A JP32520189A JP2836874B2 JP 2836874 B2 JP2836874 B2 JP 2836874B2 JP 32520189 A JP32520189 A JP 32520189A JP 32520189 A JP32520189 A JP 32520189A JP 2836874 B2 JP2836874 B2 JP 2836874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- thermal transfer
- recording
- ink sheet
- reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、熱転写記録装置に使用する熱転写用インク
シートおよび記録紙などの熱転写記録材料を収納する熱
転写記録材料収納カセットに関するものである。
シートおよび記録紙などの熱転写記録材料を収納する熱
転写記録材料収納カセットに関するものである。
従来の技術 従来、熱転写記録装置に使用する熱転写用インクシー
トおよび記録紙などの熱転写記録材料を収納する方法と
して、記録材料をカセットに収納したり、装置内に設け
た収納部に収納することにより、取扱性や保存性を向上
させる方法が各種提案されている。
トおよび記録紙などの熱転写記録材料を収納する方法と
して、記録材料をカセットに収納したり、装置内に設け
た収納部に収納することにより、取扱性や保存性を向上
させる方法が各種提案されている。
たとえば、熱転写用インクシートを収納するためのイ
ンクカセットとしては、U.S.Patent第4,160,605号公報
に開示されるようなインクシートカセットが有った。第
4図にその構成を示す。
ンクカセットとしては、U.S.Patent第4,160,605号公報
に開示されるようなインクシートカセットが有った。第
4図にその構成を示す。
また、記録紙を収納する方法としては、第5図および
第6図に示すような、熱転写記録装置に着脱自在に取付
けられる記録紙給紙カセットが有った。
第6図に示すような、熱転写記録装置に着脱自在に取付
けられる記録紙給紙カセットが有った。
第4図は従来のインクシートカセットを示す分解斜視
図である。第4図において、熱転写用インクシート50
(以下インクシーと呼ぶ)は供給リール51に回巻されて
おり、その一端は巻取りリール52に張架され、矢印F方
向に巻取られる。インクシートカセット筐体53は、上下
に分割される上ケース54aおよび下ケース54bからなり、
供給リール51及び巻取りリール52はそれそれ上ケース54
aおよび下ケース54bに設けた供給リール収納部56および
巻取りリール収納部57に収納されるとともに、リール端
部を挟持した状態でインクシートカセット筐体53内に収
納される。また、インクシートカセット筐体53の中央部
には、インクシート50のインク塗布面をカセット外に露
出させる開口部55が設けられている。
図である。第4図において、熱転写用インクシート50
(以下インクシーと呼ぶ)は供給リール51に回巻されて
おり、その一端は巻取りリール52に張架され、矢印F方
向に巻取られる。インクシートカセット筐体53は、上下
に分割される上ケース54aおよび下ケース54bからなり、
供給リール51及び巻取りリール52はそれそれ上ケース54
aおよび下ケース54bに設けた供給リール収納部56および
巻取りリール収納部57に収納されるとともに、リール端
部を挟持した状態でインクシートカセット筐体53内に収
納される。また、インクシートカセット筐体53の中央部
には、インクシート50のインク塗布面をカセット外に露
出させる開口部55が設けられている。
上述したようなインクシートカセットを使用する熱転
写記録装置としては、たとえば、第5図および第6図に
示すものがあった。第5図および第6図において、イン
クシートカセット60は装置本体61に設けた記録部62へ装
填された状態(矢印G方向に装填)で記録に使用され
る。
写記録装置としては、たとえば、第5図および第6図に
示すものがあった。第5図および第6図において、イン
クシートカセット60は装置本体61に設けた記録部62へ装
填された状態(矢印G方向に装填)で記録に使用され
る。
また、第6図において、記録紙70は装置本体61に対し
着脱自在に構成した記録紙給紙カセット71内に収納され
るようになっていて、この記録紙給紙カセット71は装置
本体61の給紙部63に装填(矢印H方向に装填)され、装
置本体61の給紙部63に装填された記録紙給紙カセット71
内の記録紙70は装置本体61に設けた給紙手段(図示せ
ず)により記録部62に給紙される。なお、記録部62で記
録の完了した記録紙70は排紙トレイ部64へ排紙される。
着脱自在に構成した記録紙給紙カセット71内に収納され
るようになっていて、この記録紙給紙カセット71は装置
本体61の給紙部63に装填(矢印H方向に装填)され、装
置本体61の給紙部63に装填された記録紙給紙カセット71
内の記録紙70は装置本体61に設けた給紙手段(図示せ
ず)により記録部62に給紙される。なお、記録部62で記
録の完了した記録紙70は排紙トレイ部64へ排紙される。
発明が解決しようとする課題 しかし、上述したような従来のインクシートカセット
60および、記録紙給紙カセット71を用いる熱転写記録装
置においては、インクシートカセット60と記録紙給紙カ
セット71はそれぞれ別々に装填される必要があり、この
ため、誰でも簡単に取り扱うことができ、かつ信頼性の
高いホームユースなどの熱転写記録装置を構成する上
で、取扱操作が複雑で煩わしいという欠点があった。
60および、記録紙給紙カセット71を用いる熱転写記録装
置においては、インクシートカセット60と記録紙給紙カ
セット71はそれぞれ別々に装填される必要があり、この
ため、誰でも簡単に取り扱うことができ、かつ信頼性の
高いホームユースなどの熱転写記録装置を構成する上
で、取扱操作が複雑で煩わしいという欠点があった。
また、記録画像の画質を低下させる原因となる記録紙
70の記録面の汚れ(埃、指紋の付着)や傷(変形や折
れ)などが、記録紙70を記録紙給紙カセット71に装填す
る際に発生しやすく、同様にインクイートのインク塗布
面にも埃や指紋などが付着しやすいという、それぞれカ
セットの構造に起因した取扱性の悪さが解消されないで
残るという問題があった。
70の記録面の汚れ(埃、指紋の付着)や傷(変形や折
れ)などが、記録紙70を記録紙給紙カセット71に装填す
る際に発生しやすく、同様にインクイートのインク塗布
面にも埃や指紋などが付着しやすいという、それぞれカ
セットの構造に起因した取扱性の悪さが解消されないで
残るという問題があった。
さらに、インクシートと記録紙を長期にわたって保存
するときに、装置本体内に装填したインクシート面と記
録紙の記録面に埃がたまったり、また装置外部で保存す
るときに、インクシートカセット若しくは記録紙が別々
なためどちらか片側を紛失しやすくなるなどの保存性が
悪いという欠点があった。
するときに、装置本体内に装填したインクシート面と記
録紙の記録面に埃がたまったり、また装置外部で保存す
るときに、インクシートカセット若しくは記録紙が別々
なためどちらか片側を紛失しやすくなるなどの保存性が
悪いという欠点があった。
本発明は上記課題を解決するもので、熱転写記録装置
に使用するインクシートや記録紙などの熱転写記録材料
の保存性および取扱性を大幅に改善せしめることができ
る熱転写記録材料収納カセットを提供することを目的と
するものである。
に使用するインクシートや記録紙などの熱転写記録材料
の保存性および取扱性を大幅に改善せしめることができ
る熱転写記録材料収納カセットを提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の熱転写記録材料
収納カセットは、記録紙を収納し、前記記録紙を取り出
すための開口部を有した記録紙収納筐体と、前記記録紙
収納筐体に一体的に設けられ内部にインクシートの供給
リールを有した供給リール収納部と、前記供給リール収
納部に対して、蓋部材が取り付けられた接続アームによ
り摺動自在に配され、内部にインクシートの巻き取りリ
ールを有した巻き取りリール収納部とを備え、前記巻き
取りリール収納部の前記供給リール収納部側への摺動に
伴い、前記接続アームとともに移動する蓋部材により前
記開口部を密閉するよう構成したものである。
収納カセットは、記録紙を収納し、前記記録紙を取り出
すための開口部を有した記録紙収納筐体と、前記記録紙
収納筐体に一体的に設けられ内部にインクシートの供給
リールを有した供給リール収納部と、前記供給リール収
納部に対して、蓋部材が取り付けられた接続アームによ
り摺動自在に配され、内部にインクシートの巻き取りリ
ールを有した巻き取りリール収納部とを備え、前記巻き
取りリール収納部の前記供給リール収納部側への摺動に
伴い、前記接続アームとともに移動する蓋部材により前
記開口部を密閉するよう構成したものである。
作用 上記した構成により、熱転写記録装置に使用するイン
クシートや記録紙などの熱転写記録材料を、一体に構成
された同一カセット内に収納するため、熱転写記録材料
を装置内に一度の操作で装填できるなど取扱性および保
存性に優れた熱転写記録材料収納カセットを提供できる
ものである。
クシートや記録紙などの熱転写記録材料を、一体に構成
された同一カセット内に収納するため、熱転写記録材料
を装置内に一度の操作で装填できるなど取扱性および保
存性に優れた熱転写記録材料収納カセットを提供できる
ものである。
実施例 以下本発明の一実施例の熱転写記録材料収納カセット
の構成について図面を用いて詳細に説明する。
の構成について図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の熱転写記録材料収納カセ
ットの分解斜視図である。第1図において、熱転写用イ
ンクシート1(以下インクシートと呼ぶ)は供給リール
2に回巻されており、その一端は巻取りリール3に張架
され、矢印A方向に巻取られる。供給リール2および巻
取りリール3はインクシート収納筐体6を構成する供給
リール収納部4および巻取りリール収納部5にそれぞれ
収納され、巻取りリール収納部5には、供給および巻取
りのそれぞれの収納部4,5を接続する接続アーム7,8が設
けられている。また、インクシート収納筐体6を構成す
る供給リール収納部4は、記録紙11を収納する記録紙収
納筐体12と一体に構成されている。そして巻取りリール
収納部5はそれに設けられた接続アーム7,8により、イ
ンクシート収納筐体6に対して供給リール軸との軸間隔
を可変する方向に摺動自在に取付けられる。なお、イン
クシート収納筐体6には、供給リール2および巻取りリ
ール3の軸間が最短の状態のときに、巻取りリール収納
部5の接続アーム7に設けられた係止手段9が係止する
係止手段10が設けられており、リール軸間の最短時にお
ける位置決めがなされる。
ットの分解斜視図である。第1図において、熱転写用イ
ンクシート1(以下インクシートと呼ぶ)は供給リール
2に回巻されており、その一端は巻取りリール3に張架
され、矢印A方向に巻取られる。供給リール2および巻
取りリール3はインクシート収納筐体6を構成する供給
リール収納部4および巻取りリール収納部5にそれぞれ
収納され、巻取りリール収納部5には、供給および巻取
りのそれぞれの収納部4,5を接続する接続アーム7,8が設
けられている。また、インクシート収納筐体6を構成す
る供給リール収納部4は、記録紙11を収納する記録紙収
納筐体12と一体に構成されている。そして巻取りリール
収納部5はそれに設けられた接続アーム7,8により、イ
ンクシート収納筐体6に対して供給リール軸との軸間隔
を可変する方向に摺動自在に取付けられる。なお、イン
クシート収納筐体6には、供給リール2および巻取りリ
ール3の軸間が最短の状態のときに、巻取りリール収納
部5の接続アーム7に設けられた係止手段9が係止する
係止手段10が設けられており、リール軸間の最短時にお
ける位置決めがなされる。
記録紙11を収納する記録紙収納筐体12には、記録紙11
を記録紙収納筐体12の外へ取り出すための開口部13が設
けられ、さらに、この開口部13を覆う蓋部材14が設けら
れ、この開口部13を覆う蓋部材14は巻取りリール収納部
5を矢印B方向に引き出す動作と連動して、同じ方向に
摺動するように構成されている。また、記録紙収納筐体
12内に収納された記録紙11は回動自在に設けた記録紙載
置板15の上に積載されており、記録紙収納筐体12内での
がたつきを防止するために、ばね部材16により上方より
付勢される押当板17で保持されている。
を記録紙収納筐体12の外へ取り出すための開口部13が設
けられ、さらに、この開口部13を覆う蓋部材14が設けら
れ、この開口部13を覆う蓋部材14は巻取りリール収納部
5を矢印B方向に引き出す動作と連動して、同じ方向に
摺動するように構成されている。また、記録紙収納筐体
12内に収納された記録紙11は回動自在に設けた記録紙載
置板15の上に積載されており、記録紙収納筐体12内での
がたつきを防止するために、ばね部材16により上方より
付勢される押当板17で保持されている。
なお、インクシート1に塗布されるインクとしては、
熱溶融型のワックスと顔料を主体とするものの、熱昇華
型の染料インクを主体とするものがあり、いずれもイン
ク面に埃などが付着すると記録持の画質劣化の原因とな
るため、インク面を正常に保つことが重要となる。また
記録紙においても同様である。
熱溶融型のワックスと顔料を主体とするものの、熱昇華
型の染料インクを主体とするものがあり、いずれもイン
ク面に埃などが付着すると記録持の画質劣化の原因とな
るため、インク面を正常に保つことが重要となる。また
記録紙においても同様である。
このように構成された本実施例の熱転写記録材料収納
カセットの動作を第3図を参照しながら説明する。第3
図は同熱転写記録材料収納カセットを用いる熱転写記録
装置の主要部断面図である。
カセットの動作を第3図を参照しながら説明する。第3
図は同熱転写記録材料収納カセットを用いる熱転写記録
装置の主要部断面図である。
第3図において、インクシート1および記録紙11を収
納した熱転写記録材料収納カセットは熱転写記録装置の
カセット収納部30に装填されるようになっている。熱転
写記録装置(以下装置本体と呼ぶ)に、熱転写記録材料
収納カセット(以下カセットと呼ぶ)ごと、一度の装填
動作で装填されたインクシート1および記録紙11は次の
手順で装置本体内に取り込まれ、熱転写記録に用いられ
る。
納した熱転写記録材料収納カセットは熱転写記録装置の
カセット収納部30に装填されるようになっている。熱転
写記録装置(以下装置本体と呼ぶ)に、熱転写記録材料
収納カセット(以下カセットと呼ぶ)ごと、一度の装填
動作で装填されたインクシート1および記録紙11は次の
手順で装置本体内に取り込まれ、熱転写記録に用いられ
る。
まず、巻取りリール3を収納した巻取りリール収納部
5は装置本体側に設けた引出し手段(図示せず)により
矢印B方向に引き出されるとともに、巻取りリール駆動
手段29に係合される。このとき、供給リール2に回巻さ
れたインクシート1は矢印B方向に引き出されながら巻
取りリール3に巻取られて張架され、熱転写用インクを
塗布したインク面をインクシート収納筐体6の外部に露
出させた状態となる。また、前記巻取りリール収納部5
を矢印B方向に引き出す動作と連動して蓋部材14は摺動
され、記録紙11を収納した記録紙収納筐体12の開口部13
を開放する。開口部13が開放されると、記録紙載置板15
は記録紙押上レバー18によって押上げられ、記録紙載置
板15上の記録紙11は給紙ローラ19に押圧されるととも
に、最上段の1枚は給紙ローラ19の回転(矢印C方向回
転)にともなって、記録紙収納筐体12から装置本体内部
へ給紙される。
5は装置本体側に設けた引出し手段(図示せず)により
矢印B方向に引き出されるとともに、巻取りリール駆動
手段29に係合される。このとき、供給リール2に回巻さ
れたインクシート1は矢印B方向に引き出されながら巻
取りリール3に巻取られて張架され、熱転写用インクを
塗布したインク面をインクシート収納筐体6の外部に露
出させた状態となる。また、前記巻取りリール収納部5
を矢印B方向に引き出す動作と連動して蓋部材14は摺動
され、記録紙11を収納した記録紙収納筐体12の開口部13
を開放する。開口部13が開放されると、記録紙載置板15
は記録紙押上レバー18によって押上げられ、記録紙載置
板15上の記録紙11は給紙ローラ19に押圧されるととも
に、最上段の1枚は給紙ローラ19の回転(矢印C方向回
転)にともなって、記録紙収納筐体12から装置本体内部
へ給紙される。
装置本体内部に給紙された記録紙11は紙ガイド20によ
ってガイドされながら送られるとともに、その先端部は
紙送りドラム21と挟持爪22とによって挟持される。先端
部を挟持された記録紙11は紙送りドラム21の外周に沿っ
て、ガイドローラ23,24,25により回巻されながら矢印D
方向に搬送される。
ってガイドされながら送られるとともに、その先端部は
紙送りドラム21と挟持爪22とによって挟持される。先端
部を挟持された記録紙11は紙送りドラム21の外周に沿っ
て、ガイドローラ23,24,25により回巻されながら矢印D
方向に搬送される。
記録紙11に記録を行うには、インクシート1およびサ
ーマルヘッド28を、記録紙11が所定の位置(記録紙先端
がサーマルヘッド位置を通過した任意の位置)に来たと
きに、記録紙11上に押圧するとともに、記録紙11の動き
にともなって、インクシート1上の熱転写用インクを記
録紙上に熱転写することにより記録される。記録にとも
なって供給リール2に回巻されたインクシート1は矢印
A方向に巻き取られる。
ーマルヘッド28を、記録紙11が所定の位置(記録紙先端
がサーマルヘッド位置を通過した任意の位置)に来たと
きに、記録紙11上に押圧するとともに、記録紙11の動き
にともなって、インクシート1上の熱転写用インクを記
録紙上に熱転写することにより記録される。記録にとも
なって供給リール2に回巻されたインクシート1は矢印
A方向に巻き取られる。
記録が完了するとインクシート1とサーマルヘッド28
の押圧を解除させ、さらに紙送りドラム21を矢印E方向
に回転させかつ挟持爪22による記録紙先端の挟持を解除
する。記録の完了した記録紙11は矢印E方向に搬送さ
れ、剥離爪26によって紙送りドラム21から剥ぎ取られ、
排紙トレイ部27内に排出される。
の押圧を解除させ、さらに紙送りドラム21を矢印E方向
に回転させかつ挟持爪22による記録紙先端の挟持を解除
する。記録の完了した記録紙11は矢印E方向に搬送さ
れ、剥離爪26によって紙送りドラム21から剥ぎ取られ、
排紙トレイ部27内に排出される。
記録紙が排紙トレイ27内に排出されると、巻取りリー
ル3はインクシート1を巻取りながら巻取りリール収納
部5ごと、矢印Bと逆方向に押戻され、所定の位置で巻
取りリール収納部5は係止手段9,10によってインクシー
ト収納筐体6に係止固定される。このとき、巻取りリー
ル収納部5と供給リール収納部4は密着状態となり、イ
ンクシート1はインクシート収納筐体6内に密閉収納さ
れることになる。また、巻取りリール収納部5の矢印B
と逆方向への移動にともなって、開口部13も蓋部材14に
より密閉されるため記録紙11は記録紙収納筐体12内に密
閉収納されることになる。
ル3はインクシート1を巻取りながら巻取りリール収納
部5ごと、矢印Bと逆方向に押戻され、所定の位置で巻
取りリール収納部5は係止手段9,10によってインクシー
ト収納筐体6に係止固定される。このとき、巻取りリー
ル収納部5と供給リール収納部4は密着状態となり、イ
ンクシート1はインクシート収納筐体6内に密閉収納さ
れることになる。また、巻取りリール収納部5の矢印B
と逆方向への移動にともなって、開口部13も蓋部材14に
より密閉されるため記録紙11は記録紙収納筐体12内に密
閉収納されることになる。
上述したように本実施例による熱転写記録材料収納カ
セットにおいては、熱転写用インクシートと記録紙を同
一カセット内に収納する構成のため、誰でも簡単にしか
も確実に、一回の装填動作で熱転写記録装置内にインク
シートと記録紙を装填することができる。したがって、
記録材料の装填が簡単で取扱性に優れた熱転写記録材料
収納カセットを提供でき、ひいては、操作性に優れたか
つホームユースなどに適した熱転写記録装置を提供でき
るものである。
セットにおいては、熱転写用インクシートと記録紙を同
一カセット内に収納する構成のため、誰でも簡単にしか
も確実に、一回の装填動作で熱転写記録装置内にインク
シートと記録紙を装填することができる。したがって、
記録材料の装填が簡単で取扱性に優れた熱転写記録材料
収納カセットを提供でき、ひいては、操作性に優れたか
つホームユースなどに適した熱転写記録装置を提供でき
るものである。
なお、インクシートと記録紙が同一カセット内に収納
されるため、保存時にインクシートと記録紙が別々にな
って、どちらか片方が紛失するといった問題も生じな
い。
されるため、保存時にインクシートと記録紙が別々にな
って、どちらか片方が紛失するといった問題も生じな
い。
また、インクシートと記録紙がそれぞれインクシート
収納部と記録紙収納部に密閉状態に収納されるため、熱
転写記録材料収納カセットを熱転写記録装置内に装填す
る際、インクシートや記録紙に手を触れることがなく、
記録時の画質劣化の原因となる埃や指紋などの異物が、
記録紙に付着することがなく、記録紙に変形や折れなど
による傷がつかない。
収納部と記録紙収納部に密閉状態に収納されるため、熱
転写記録材料収納カセットを熱転写記録装置内に装填す
る際、インクシートや記録紙に手を触れることがなく、
記録時の画質劣化の原因となる埃や指紋などの異物が、
記録紙に付着することがなく、記録紙に変形や折れなど
による傷がつかない。
さらに、熱転写記録装置内に装填された状態において
も、記録時以外はインクシートと記録紙をそれぞれの収
納筐体から露出させないため、長期間熱転写記録装置内
に記録材料を保存しても、記録面に埃などが付着するこ
とがない。
も、記録時以外はインクシートと記録紙をそれぞれの収
納筐体から露出させないため、長期間熱転写記録装置内
に記録材料を保存しても、記録面に埃などが付着するこ
とがない。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、記録紙は記録紙収納
筐体内に密閉収納されることにより、本カセットを熱転
写記録装置内に充填された状態においても、記録時以外
はインクシートと記録紙をそれぞれ収納筐体から露出さ
せないため、長時間熱転写記録装置内に記録材料を保存
しても、記録面に埃などが付着することがなく、また、
熱転写記録装置で使用するインクシートや記録紙などの
熱転写記録材料を、一体に構成した同一カセット内に収
納することにより、ホームユースなどの熱転写記録装置
を構成する上で必要不可欠な、熱転写記録材料を装置内
に一度の操作で装填できるなどの取扱性および保存性に
優れた実用的効果の大きい熱転写記録材料収納カセット
を提供できるものである。
筐体内に密閉収納されることにより、本カセットを熱転
写記録装置内に充填された状態においても、記録時以外
はインクシートと記録紙をそれぞれ収納筐体から露出さ
せないため、長時間熱転写記録装置内に記録材料を保存
しても、記録面に埃などが付着することがなく、また、
熱転写記録装置で使用するインクシートや記録紙などの
熱転写記録材料を、一体に構成した同一カセット内に収
納することにより、ホームユースなどの熱転写記録装置
を構成する上で必要不可欠な、熱転写記録材料を装置内
に一度の操作で装填できるなどの取扱性および保存性に
優れた実用的効果の大きい熱転写記録材料収納カセット
を提供できるものである。
第1図は本発明の一実施例の熱転写記録材料収納カセッ
トの斜視図、第2図は同熱転写記録材料収納カセットの
断面図、第3図は同熱転写記録材料収納カセットに係わ
る熱転写記録装置の主要部断面図、第4図は従来例イン
クシートカセットの分解斜視図、第5図および第6図は
従来例の熱転写記録装置斜視図である。 1……インクシート、2……供給リール、3……巻取り
リール、4……供給リール収納部、5……巻取りリール
収納部、6……インクシート収納筐体、7,8……接続ア
ーム、9,10……係止手段、11……記録紙、12……記録紙
収納筐体、13……開口部、14……蓋部材、15……記録紙
押上レバー。
トの斜視図、第2図は同熱転写記録材料収納カセットの
断面図、第3図は同熱転写記録材料収納カセットに係わ
る熱転写記録装置の主要部断面図、第4図は従来例イン
クシートカセットの分解斜視図、第5図および第6図は
従来例の熱転写記録装置斜視図である。 1……インクシート、2……供給リール、3……巻取り
リール、4……供給リール収納部、5……巻取りリール
収納部、6……インクシート収納筐体、7,8……接続ア
ーム、9,10……係止手段、11……記録紙、12……記録紙
収納筐体、13……開口部、14……蓋部材、15……記録紙
押上レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 17/22- 17/26 B41J 17/32 B41J 32/00 - 32/02
Claims (1)
- 【請求項1】記録紙を収納し、前記記録紙を取り出すた
めの開口部を有した記録紙収納筐体と、前記記録紙収納
筐体に一体的に設けられ内部にインクシートの供給リー
ルを有した供給リール収納部と、前記供給リール収納部
に対して、蓋部材が取り付けられた接続アームにより摺
動自在に配され、内部にインクシートの巻き取りリール
を有した巻き取りリール収納部とを備え、前記巻き取り
リール収納部の前記供給リール収納部側への摺動に伴
い、前記接続アームとともに移動する蓋部材により前記
開口部を密閉するよう構成した熱転写記録材料収納カセ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32520189A JP2836874B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 熱転写記録材料収納カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32520189A JP2836874B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 熱転写記録材料収納カセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03184885A JPH03184885A (ja) | 1991-08-12 |
JP2836874B2 true JP2836874B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=18174150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32520189A Expired - Fee Related JP2836874B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 熱転写記録材料収納カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836874B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015111812A1 (ko) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 프리닉스 주식회사 | 일체형 카트리지 및 이를 이용한 휴대용 프린터 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5428371A (en) * | 1991-08-23 | 1995-06-27 | Eastman Kodak Company | Laser thermal printer using roll material supply |
US5323178A (en) * | 1991-08-23 | 1994-06-21 | Eastman Kodak Company | Material supply carousel |
CN111098603A (zh) * | 2018-10-25 | 2020-05-05 | 陪里你色株式会社 | 一体型墨盒及利用该墨盒的打印装置 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP32520189A patent/JP2836874B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015111812A1 (ko) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 프리닉스 주식회사 | 일체형 카트리지 및 이를 이용한 휴대용 프린터 |
KR20150088402A (ko) * | 2014-01-24 | 2015-08-03 | 프리닉스(주) | 일체형 카트리지 및 이를 이용한 휴대용 프린터 |
KR101581527B1 (ko) | 2014-01-24 | 2015-12-30 | 프리닉스(주) | 일체형 카트리지 및 이를 이용한 휴대용 프린터 |
CN105934350A (zh) * | 2014-01-24 | 2016-09-07 | 陪里你色株式会社 | 一体型墨盒及利用该一体型墨盒的便携式印刷机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03184885A (ja) | 1991-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH061823Y2 (ja) | 印字装置 | |
US5419643A (en) | Attachment for ink ribbon replacement and ink ribbon cassette applicable thereto | |
JP2836874B2 (ja) | 熱転写記録材料収納カセット | |
AU664267B2 (en) | Image transfer apparatus and method of ejecting image substrate | |
JP2963246B2 (ja) | 感熱転写式プリンタ装置 | |
JPS591291A (ja) | マトリツクスプリンタ用カ−トリツジ | |
JP3590989B2 (ja) | テープ印字装置 | |
JPH09216444A (ja) | テープカートリッジ | |
JP2533515B2 (ja) | 熱転写記録装置およびインク紙カセツト | |
JPS6347179A (ja) | 印刷装置 | |
JP3334516B2 (ja) | インクフィルムカセットおよびインクフィルムカセットに用いられるリール | |
JP2591997Y2 (ja) | プリンタ | |
JPH0326662B2 (ja) | ||
JP2583869B2 (ja) | 熱転写用インクシ−トカセツト | |
JP2555160B2 (ja) | インクシートロールの装着方法 | |
JPH0235488Y2 (ja) | ||
JPS63218382A (ja) | 熱転写用記録紙収納ケ−ス | |
JP2574676Y2 (ja) | プリンタ | |
JPS5852931Y2 (ja) | 記録紙収納装置 | |
JPH09141984A (ja) | 感熱転写フィルムおよびカセット | |
JPH01301351A (ja) | 画像プリンタのインクシートカセット収納装置 | |
JPH06312842A (ja) | 用紙カセット | |
JPH077179Y2 (ja) | 記録装置における記録シ−ト保持装置 | |
JPS6313016Y2 (ja) | ||
JPH06115234A (ja) | テープカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |